【15】共に学ぶ先生として
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(2) スをいただいたおかげで不安は少しずつ消えて いきました。そして、生徒とも距離を縮めてい くことができました。. 本語教室の大切さに気付かされます。教師側が、 「生徒から質問がないから理解しているのだ」と 考えるのは間違いで、生徒たちは「どうやって. そんな日々の中で、生徒から行事や時間割変. 質問したらよいかわからない」ために困ってい. 更についての質問が多いことに気が付きました。. たのです。私は、行事があるたびに、時間・場所・. 各行事について、 「いつ」、 「どこで」「何をするか」. 持ち物について生徒と確認し合いました。また、. が理解できずに何度も困ったそうです。何か行. それらの説明を通して、日本語教室で学習して. 事がある、というのは分かっても、教室での全. いる語彙などを、行事と結びつける指導も加え. 体説明だけでは追いつかず質問もできないため. ていきました。. に、日本語教室で確かめることになるようです。. このように、生徒が困ったり悩んだりしてい. 行事などにより時間割が変更になっても、それ. る場面から、何を指導すべきなのかを考え、ど. がわからないために移動教室に行くことができ. のように支援すれば理解しやすいか、試行錯誤. なかったり、時には掃除場所を間違えたりとい. しながら生徒と向かい合っています。日本語教. うこともあったと聞きました。. 室担当教員 1 年目として、これからも生徒とと. そのような話を聞くとき、私はあらためて日. もに学んでいきたいと思っています。. シリーズ;学生ボランティア派遣体験記17. 「知りたい」と「こたえたい」が出会う場所 宇都宮大学国際学部 1 年. 早 川 史 花. 私は、2015 年の 8 月から、小山市立城東小学. いう気持ちと、それにこたえようというボラン. 校の中にある、外国人児童生徒適応指導教室「か. ティアメンバーが醸し出す雰囲気が大好きです。. けはし」で、外国人中学生とともに勉強をする. 私が、このボランティアに参加することになっ. ボランティアに参加しています。現在、宇都宮. た経緯を説明します。大学に入学して数カ月経. 大学からのボランティアメンバーは 9 名で、土. ち、「ボランティアに参加してみたい」と考えて. 曜日の朝 9 時から 11 時半頃まで活動しています。. いた私は、いつも学内の掲示物に目を光らせて. 日課は、40 分間の授業を3回おこなうという構. いました。するとある日、掲示物の中に母校の. 成で、勉強する教科は生徒本人が選択し、内容. 小山城東小学校の文字を見つけたのです。私は. は定期試験、高校入試、宿題、先生(ボランティ. すぐに、「参加してみたい」という気持ちになり. アメンバー)のお任せなど様々です。. ました。ポスターに書いてあった、活動内容の. その日の参加人数にもよりますが、基本的に 一人の生徒に対して先生一人が教えます。また、. 説明の中の、「外国人生徒」という言葉から、私 は思い出したことがありました。. 生徒と先生の組み合わせは固定されていないの. 小山市で育った私の小中学生時代は、同級生. で、生徒は先生全員と関わることができると同. にいつも外国人がいました。かれらの中には、. 時に、ボランティアメンバーもすべての生徒に. 学校での生活は大変だったろうな、と思い出せ. 関わることができます。私は、授業中に生徒か. る人が何人もいました。なぜなら、 「違う」とい. ら伝わってくる、 「わからない」、 「知りたい」と. うことを敏感に意識する時期に、外国人生徒た. 20 HANDSnext.
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