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不登校者の学習支援のためのオンライン教材開発に関する基礎研究

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Academic year: 2021

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Title

不登校者の学習支援のためのオンライン教材開発に関する

基礎研究( はしがき )

Author(s)

加藤, 直樹

Report No.

平成12年度-平成14年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号12680209) 研究成果報告書

Issue Date

2002

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/596

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

は し が き 教育における課題は多様であり,不登校者等に対する支援体制は教育相談や適応指導教室の設置, スクールカウンセラーの配置等に代表されるような心理的な面からの支援環境は整備されつつある。 しかし,学習面における支援環境は充分に整備されておらず,適応指導教室や保健室登校等の児童・ 生徒に対する学習支援は困難な状況である。とくに,個々の児童・生徒に対する個人カリュラムの観 点からの教材等の整備が必要となるが,現状では充分な対応がなされていない。 個人カリキュラム開発のためには,多様な教材整備や個人の学習状況の調査等の基礎資料が重要と なり,データベース・システム,情報通信ネットワークの活用,適用による個人の学習調査等を進め ることが必要である。 そこで,本研究ではインターネッートに代表される情報通伝ネットワークを活用した教育債報データ ベースの整偏と提供を主要課題として,適用による個人の学習状況について検討することで,今後の 不登校者の学習支援を可能とするための基礎資料を得ることを目的とした。 ①教育情報データベースの開発 ②多様な資料を管理するための学習項目の整備 ③算数・数学を主としたプリント教材等の開発とデータベース化 ④Wbb上で利用可能な教材のオンライン提供の開発 ⑤教材の学校教育への適用による個人学習の調査 なお,本研究により,教育関係の多様な資料を管理するに際して重要となる学習項目は,小中学校 の全教科において整備することができ,今後の教育情報データベースの充実と利用による学習支援を 可能とした。また,算数・数学におけるプリント教材は,小学校1年生∼中学校3年生までの全単元 を網羅する1000種類程度の整備が完了した。さらに,教室等の授業,家庭学習,個人学習等におけ る実践と分析により開発教材の適用による学習のモデル開発行い,学習適用の基礎資料を得ることが できた。 本研究による教育情報データベースとWeb上でオンライン利用可能な教材は, http:I/www.crdc.gifu・u.aCjp/sis・temから利用可能となっており,多くの関係者の教育課魔の解決に 寄与できることを期待します。 本研究を実施するにあたり,研究分担者をはじめとして,多くの教師や学校,教育委員会に協力を いただいた。記して感謝の意を表します。

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