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微熱の分析における二,三の基本的問題に就て

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Academic year: 2021

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観 (,e)皮遠野白衣としてスクアレン及びrd+ iJ一ブ油の オゾニツド,ノ、イドロキニン・モノ、ベンチPル●エステ 2レなどの効果を述べる。 . 53.麻疹予防法の比較仁ついて (小児科) 大 屋 昌 子 今年の麻疹流行時に,当科外来を訪れた感染機会の明 瞭なる麻疹未患児53名を,検討対象として撰び,之を3 群に分げて,成瀬血液,γグロブリン,胎盤エキス(ネ ナマシシ,ネオソテ.イラ)の3方法により麻疹予防を試 み各々の効果を比較し,又その中の発症例に就いては, 麻疹予防無処置の麻疹離心36名と比較して,軽症に経過 したか否かを検討した予防成績は,次の如くであった。 胎盤エキス群(7名):ネオソティラ,ネオマシンは 全く無効であった。 成人血液群(16名):若干有効であった。 γグロブリン群(30名):最も回れた予防法であり, 完全予防率V−1 73.3%を示し,且発症例も軽症に経過し た。 〈追加) 磯 田 仙 三 郎 (小児科) 1.生化学松村教授の援助を謝す 2. ネォソテnラ,ネオマシンが広く使用されている が,その無意義なる事を分析及び使用上で明らかにされ たので,斯る無意義なものは使用すべきでなし・と考える。 (追加) 松 村 義 寛tt(生化) 富士臓器のガンマグ・プリンについて。東大生化学平 井秀松氏ぽ電気泳動分析法に依って,ガンマグロブリン 当量がまちまちであることが述べられた。 34.肺膜腹膜炎を呈したる リンパ肉芽腫症の剖見例 (小児科) 江田令子 小山曉子 (症例) 5才6ケ月の男児(橋○恒0) 昭和27年9月頃から顔色蒼白著しくなり’11月頃から. 下肢,顔面に浮腫現われ,次いで腹部膨隆して,尿量減 少し,昭荊28年1月17日入院,その当時より貧血・浮 腫,肝,脾腫と共に,滲出性肋膜及腹膜炎,肺のラ音及 びX線像にて,縦隔洞陰影の拡大,肺の斑状影を認め, 弛張熱を以て経過し,入wa ,1ケ月半にして死亡し,剖見 に依って,結核病巣金くなく,リンパ肉芽腫症なる事を 確定し得た1例を報告した。 35.微熱の分析における:=,三の基本的問題に就て (海上寮療養所)高山牽光 中沢喜み子(演) 中村久仁男 渡辺酷恵 微熱と結核との問題は従来より種々論議されて居り, 数多くの業績が報告されているが,まだ不明の点が多々 残されている。 吾々も数年来,その解明に力めており,既に一部を本 年の日本結核病学会に報告したが,今回は,特に微熱と 検温の問題に就て報告する。 1)体温測定回数及び時刻 一一高フ最高体温を確実に把握するにはどの方法ヵミ良いか を石橋氏の2回検温(am8。30L pm6。),通常行われて いる4回検湿(am 60110pm 3。6。),ホーロー,ワイ ル氏試験の際の7回検温(am 7。9。110 pm l。30 7。)及び午前9時より1時間悶隔での12回検温の4法 を比較検討して見たが,最高体温を来す時刻は午後5時 が最も多く,ついで6時3時7時1時の順となる。なお 体温曲線を見ると,5。3。.1。と三つの山を持つた曲線 を示し,且つ男女別にわけて見ると,男子では,3。1e の山は殆んど見られず5。の山のみ著明となるが,之に 反し女子では石橋氏の言う如く,3。と5。の山の高さ が略等しい曲線となる。又その曲線を平熱,微熱,高熱 の三群にわけて見ると,微熱群では三つの山を持つた曲 線を描くが,他の二群では平坦な曲線に近くなる。 2)体温測定部位 口腔腋窩両方を同時に行いその温度差を見たが,平熱 患者では,その90%近くが通常云う如く,口腔が腋窩に 比し0.2。∼O.3。C 高いが,微熱患者では45.7%に過ぎ ず両者相等しいか,叉は,逆の関係を示すものが各々20 %を示している。 3)食事の影響,当所では昼食11。30。t∼12。,夕食4。 30’になっている為pm 1。,3。の体温ぽともかく,5。 の体温には,相当な影響があると考えられ,叉口腔検温 を行っている歌心影響すると思われるのでその点を腋窩 検温と比較した所,矢張り腋窩でもpm 5。が最も多いも のの両法の温度差ぱpm 4。,6。,7。に比し著明とな る0 4)薬物試験と検温,薬物試験(阿片,ビラミドン試 験)の効果判定を確実にする為,4回検温と7回検温の 両方法を比較して見たが4回検温でも見落しがないと云 い得る結果を得た。 以上要すみに微熱め分析を正確に進めてゆくには12回 検温が最も良いと云えるが,面倒でもあり一応通常の4 回検温でも大過ないと思う。5(es位は何れでも良いが口 腔を使う場合は一応両法を行い,その上で微熱の限界を 定めるべきであり,又食事の影響に撃ても慎重な考慮を 払うべきである。

(質問) 吉岡博人(衛生)

大変有益な研究と思うが,たで微熱測定には検温器の 検定が重要である。それは各種検温器が必らずしも正確 でないからである。今一つは女子についてk月経を考慮 しないと誤りを生ずると思う。 (応答) 体温計の良否,測定時間に就ては使用器具q)問題にも 52 一

(2)

53 了し旧くるわけですが,一応標準体温計との比較のみに と9“めております。女子の検温に関しては一応月経前2 、週間を除外しております。叉月経前○の問題に就てはそ の一部を本年の結核病学会に報告してありますが更に検 温を続けております。 ろ6.パス,チビオン,ハイドラヂツドによる糖尿に就て (内科)内藤たみ笹井順子 有粒久代(演) 福島雅子 多々艮和子

近時結核の化学療法剤としてPAS・TB1・INAH

等が使用されるが本物質は1全く無害ではなく種々の副作 用が認められる。その一つどして是等薬剤服用者の尿中 にとPランデル反応陽性になる還元物質が排潅される。 而して或学者ば動物実験でPASの大量投与により膵臓 に退行性変化認めているがか」ることが・事実なら膵臓 機能に多少とも弱点をもつ者にPAS等を使用する場合 拡慎重を期さなければならない。演者等は之等薬剤服用 後の尿中還元物質のtiF泄状況,糖同化能に及す影響等に ついて検索したのでこΣに報告する。 1)肺結核患者でPAS, T B 1, INAH等の服用中 の者43名及非服用者58名について各入数回食後2時聞目 のついて二Pジンデフレ反応を検した結果,服用者では9 例(20.9%)に,非服用者では14名(6.8%)に陽1生者を 認めた。即化学剤服用者では非服用者に比し二・・ランデ フレ陽性率が多い。而も非服用者で陽性なもの4名寄2例 は5∼15日前まで,1例は5月前,他の1例は6ケ月前 イヒ学療法剤を服用していた。

2)肺結核でPAS服用中糖尿陽性であった2例にρ

いてPAS併用による糖同化野並に糖尿に対する影響に ついて追求した結果,坂口食では:糖同化能に障碍なく糖 尿を起さぬが,ezれにPASを併用すると血糖曲線には 変化がないが糖尿が出現する。このことはPASによっ て糖同化能に障碍を来すのでなく糖排出閾の低下によっ て起ると考えられる。同様なtとが肺結核と糖詩病とを 合併した1例及び糖尿病の2例にも見られた。 3)種々の薬剤の副作用防止にグルクロン酸が使用さ れている。実際PASは一部グルクロン酸と抱合して排 泄される。故に演者等はPAS糖尿陽性者4例之グルク ロン酸を経口的又は注射で投与してその影響を追究した 結果,グルクロン酸は:APS等の繕尿に大なる変化を来 さぬことを認めた。 〈質問) 森川 利 秋 (薬局) パス内服の場合,そのアセチFル化合物或はパスその まxの形で排泄されるという文献があみ。然しパスその ものは強力な還元作用がある。 尿中に排泄されたPASが検尿試薬に反応する事なき 一や? (応答) 山 田 :喜 久 馬 (内科) ニーランデル法は五分間沸騰水中に入れで検したが, パス丈では陰性であった。 ’アセチPル化されたもの等々色々議論があるが,之に ついては今後検索してゆきたいと思います。 (追加) 千1谷 七 郎 (精神科) Isonicotinhydrazidの服用で低血糖を生じ意識混濁・ Krampf等の症状を発現して,精神科の対象になる例ボ 報告されるのを最近聞いている事を追加します。 57.狭心症発作を主訴とせる黄色腫症の1例

(内科) 黒 川 きみえ

黄色腫症ぽコVステM−r一フレ代謝異常によるコVステリ ン性リポイド沈丁症とされている。従来黄色腫は皮膚に 発生する事が多い下主として皮膚科領域に於て親まれて 来たが,糖尿病,肝,腎疾患の際にも2次的に発生する 事あり,又循i環系にコンステロPルが沈着し,種々の心 障碍に惹起する場合もあり,内科的領域にも:重要な関係 がある。 患者は31才の男子,狭心症発作を主訴として来院,家 族歴に特記すべきものがない。既往歴としては20才頃迄 偏食で野菜が嫌いであった。又13才頃より肝胆関節部の 腫脹に気付いている。肺症は8年前よりぽじまり,当時 は:作業時のみに胸内苦悶を覚えたが,最近は頻回に胸部 絞拒感呼吸困難がおこり,為に歩行困難となり入院す。 四肢,項部の皮膚及び指趾の関節,腱鞘部に典型的な黄 色腫あり,心濁音界は正常なるも,心尖部に収縮期雑音 を聴取,E.K.Gにより定型的な冠動脈硬化,狭心症発 作の所見を認めた。血申総コレステ・e一’・7レ値kk 460∼11 00mg%を示し,血漿蛋白分劃像ではβグロブリンの増加 著明であった。X線像により指,趾関節部の骨膜部陰影 の乱れを認め,所々に石灰の脱出像を認む。更に腫瘤の 一部を三野,組織学的,化学的検索により,黄色腫なる ととを確認す。其他種々検索を行ったが特別の異常所見 なく,以上より本症は特発性過コレステ・一ル血症性黄 色腫症にして冠動脈にもコvステ・一ノレ沈着を来し,之 により狭心症発作を来せるものと考えらる。更に本入あ 実姉の血清総コVステロールを測定した所之も高値を示 し,本患者に遺伝的関係の存在することが推定せられ た② 我国に於ては過コレステn−7U血症及び骨膜,腱鞘の 多発性黄色腫に心障碍が合併し遺伝的関係が認められた 報告例は極めて少いが,本田も之に該当する毛のと考え られ,今後一層注意して検索を行えば,かSる症例の増 加が期待されるものと考える。 58.赤血白血病の存在を否定せし一例,

(内科) 青木仲子、

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