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ペアレントトレーニングに及ぼすロールプレイの効果 : スイッチング・ロールプレイとストレート・ロールプレイの比較

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(1)平成二十四年度. ペアレントトレーニングに及ぼす     ロールプレイの効果 一スイッチング・ロールプレイと    ストレート・ロールプレイの比較一. 兵庫教育大学大学院修士課程.   人間発達教育専攻   臨床心理学コース. 足 立 和 人. MllO531.

(2) 目次. O. ●. ●. ●.   1 ペアレントトレーニングの背景   2 ペアレントトレーニングの意義. 1 1 1. 第1章 問題と目的.   3 ロールプレイの意義と技法   4 本研究の目的. 第2章 方法   1 協力者   2 ペアレントトレーニングの実施時期   3 手続き.   4 効果測定    2−4−1 親による自己評定.    2−4−3 子どもの行動に関するもの    2−4−4 プログラムに関するもの. 第3章 結果   1 出席率と課題提出率   2 親による自己評価    3−2−1 ロールプレイと時期の2要因による効果の違い. O 1 1  1 2 1.    2−4−2 親の行動評定. ●. ●. ●. ●. 12. ●. ●. ●. ●. 12. ●. ●. ●. ●. 12.    3−2−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの. @17.    高さとロールプレイと時期の3要因による効果の違い. ・….   3 親の行動評定. … 一25.    3−3−1 ロールプレイと時期の2要因による効果の違い. ・…. @25.    3−3−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの.    高さとロールプレイと時期の3要因による効果の違い. ・…. @27.

(3)   4 CBCL. ・….    3−4−1 ロ 一一ルプレイと時期の2要因による効果の違い. ・…. @30 @30.    3−4−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの. @32.    高さとロールプレイと時期の3要因による違い. ・….   5 プログラムに関すること.  ・… 34. 第4章 考察.  ・… 37.   1 親による自己評定.  ・… 37.   2 親の行動評定.  ・… 38.   3 CBCL.  ・… 39.   4 プログラムに関すること.  ・… 40. 第5章 総合考察と今後の課題.  ・… 41.   1 総合考察.  ・… 41.    5−1−1 親による自己評定.  ・… 41.    5−1−2 親の行動評定.  ・… 43.    5−1−3 CBCL.  ・… 44.   2 本研究の限界と今後の課題.  ・… 44. 引用・参考文献.  ・… 47. 謝辞. 添付資料.  1.研究で使用した質問紙 見本  2.研究で使用したテキスト 見本  3.ペアレントトレーニング後の親の感想(自由記述).

(4) 第1章問題と目的 1ペアレントトレーニングの背景  障害幼児をもつ母親が定型発達幼児をもつ母親に比べてストレスが高く,し. かも精神健康度との間に強い負の相関関係があることが指摘されている(北 川・七木田・今塩屋,1995)。また刀根(2002)は,障害児の母親の生活の質の. 特徴を見ると配偶者や家族から自己の母親役割を肯定されていると感じる「承 認欲求」や,子どもに関する情報収集と利用や,同じ境遇の母親達との連帯感 を感じているかについて尋ねた「情報」については,健常児の母親より平均得 点は高かったが,「生き甲斐」「育児」は低値であり,子どもの発達の見通しや. 自分や子どもの将来について漠然とした不安を持っていると報告している。上 村・石隈(2000)は,育児に対する不安を持つ特別な教育ニーズを持つ子どもの. 母親へのサポートにあたって,障害児の援助実践についての専門性が求められ ていると述べている。一方,免田(2011)は,専門家からなされる助言は正論と. して親が理解できても,実際には実行不能であったり,家庭の実態や親自身の 子育て観とあわなかったりすることもよく聞かれることであると指摘している。 アメリカでは,障害のある子どもがいれば,その子どもだけではなく家族をも. 含めた支援が必要であるという考え方が主流で,こうした家族中心のアプロー チの中でも,とりわけ今日,わが国に導入され,その有効性が期待されている もののひとつに,ペアレントトレーニングがある(水内・阿部・小暮,2007)。. 2 ペアレントトレーニングの意義  ペアレントトレーニングとは,親は自分の子どもに対する最良の治療者にな れるという考えに基づき,親に子どもの養育技術を獲得させるトレーニングの ことをいう(大隈・免田・伊藤,2001)。1960年代にアメリカを中心に始まり,.                  1.

(5) こうした親向けプログラムは日本でも導入され,プログラムの概要とその効果 について検討されている。もっとも体系的なプログラムは,1991年肥前方式親 訓練プログラムが最初で,その後機関ごとの特徴をもち,各地で工夫がなされ. た独自のプログラムがあるが,第2の方式として,奈良方式並びに精研式プロ グラムが存在する(免田,2011)。肥前方式は3人程度の小グループで実施し,. インストラクターが個別に養育技術の確認や修正を行うのに対し,精研方式は 参加者に各家庭での実践交流やロールプレイをしてもらいながら,集団的に養 育技術の習得を目指すのが特徴である(佐藤・植田・小川,2010)。.  免田(2011)は親訓練の歴史を3期に分け,その歴史を概観した。1960年から. 1970年までの第1期で,親訓練が子どもの問題に対して効果があるのか検証が. 行われ,1975年から1985年の第2期で,プログラムの臨床的妥当性と社会的 妥当性が確立され,様々な対象へと拡大をみせた。1985年から現在までの第3 期で,様々な対象者への有効性が確認された。そして今後の研究としては,子. どものSST,親の問題解決技法などの他の治療プログラムとの併用効果につ いての研究,教師訓練の可能性,親から親への訓練プログラムの効果,父親参 加の問題などがあるとしている(免田,2011)。また,ペアレントトレーニン グの長期的効果に関する研究も今のところ見あたらないという課題(佐藤・植 田・小川,2010)や,ペアレントトレーニングの効果判定を,養育者のチェッ クによって行っていることが課題として述べられている(伊藤・石附・前岡, 200s)..  上野・野呂(2010)は,家庭が所有するビデオカメラを用いて,親自身に特定. 場面の観察を依頼して行動変容に関する測定方法を用い,ビデオフィードバッ クの手続きが,親の養育態度の改善と子どもの行動変容に効果をもたらすか否 かについて検討した。週1回の指導者によるビデオ視聴,行動リハーサル等に よる介入の結果,A児の場合,朝の着替え場面で「ズボンのホックをとめる」.                  2.

(6) 行動を標的行動とし,子どもの自立遂行率は訓練場面では0%∼約40%だった が,介入6日目以降は60%以上の割合で遂行できた。上野・野呂(2010)はビデ オフィードバックにより,親が自身の行動をビデオで観察し(自己観察),それ について言語で記述し(自己記録),自己監視(セルフモニタリング)スキルの. 形成を促進したと指摘している。しかしながら,参加した親には自己監視等の 自己管理スキルが弱い親もおり,ビデオフィードバックと共に,基本的な行動 スキルに関するレクチャーが必要であると述べるとともに,適切な養育行動が. 減少したケースでは,撮影するビデオに対象者が注目し,母親に叱責された例 があり,ビデオを用いた方法以外のフィードバックを検討する必要があること も指摘されている。. 3ロールプレイの意義と技法  さて,近年のペアレントトレーニングでは,参加者に各家庭でロールプレイ をしてもらいながら,養育技術の習得を目指す方式が,取り入れられるように なった(佐藤・植田・小川,2010)。.  U一ルプレイは,日常のある課題場面でのいろいろな役割を,その場の参加 者たちが言葉と行為で演じてみて,課題解決の手がかりを得る方法であり,そ の意義として,自分の行動の意味や感情,相手の思い,人間関係のパターン等 について,さまざまな気づきが得られること,望ましい言動や取りたい対応を 事前に試すことができること,日常生活で演ずることのない新しい役割を体験 できること等が挙げられる(台,2003)。.  菅野・小林(1996)は,発達障害児をもつ母親23名を対象にした「親子教室」. において,スタッフが教示した手続きに従って,母親は家庭で子どもを指導し たが,母親に対しては直接的な指導スキルの訓練も行われなかった。そのため 勉強会の効果は,スタッフの教示を聞いてうまく指導が実行できた母親とそう.                  3.

(7) でない母親の差が,子どもの行動の変化の差として影響を与えたと述べている。. そして,親指導パッケージプログラムに,モデリングやロールプレイの手続き を組み込むことで,母親の指導スキルの未熟さが原因で子どもの指導が停滞す る事を避けられた可能性があると述べている。  また,島宗・竹田(2010)は,特別支援学校で教員が主体となって実施する保. 護者向けペアレントトレーニングを実施した。教材を作成しながら研究に協力. 的な保護者2名を対象に,10回のプログラムを行った第1期の「親と教師の学 習会」において,指導スキルの教授が口答による教示にとどまり,保護者のど のような指導方法が有効であったか,どこを改善すればもっとうまくいくかと. いう具体的なフィードバックがなかったと述べている。そこで,第2期には担 任と連携したモデリングやロールプレイをプログラムに取り入れた。その結果, 参加者の満足度の上昇やストレス低減などおおむね肯定的な評価が,得られた。 島宗・竹田(2010)は,指導目標に学校で指導が完了していたが家庭には般化し. ていない行動を選択したことや,ロールプレイによる練習,家庭の環境設定を. 進めた事等の有効性を確認したと述べている。しかしこの研究では,ロールプ レイ以外の支援も行われており,ロールプレイの有効性が確認されたとは言い 難い。.  ロールプレイの技法には数種類あり,一人が自分の役を演じ,誰かがもう一 人の役を演じることをストレート・ロールプレイ(Straight Roleplay;以下STR. と略す)といい,演技中に役割を交換してストレート・ロールプレイが変化す ることを,ロールリハーサル(Role reversal;以下,RRと略す)という(Corsini,. 2004)。Corsini(2004)は,役割交換(スイッチング)は,他の人の視点がよく理 解できるとしている。.  役割交換のあるロールプレイ(以下,スイッチング・ロールプレイ,SWRと 略す)をペアレントトレーニングに導入し,親は,標的行動をとる子役を演じ.                  4.

(8) ることで,子どもの心情を理解することができたり,適切な行動をとるモデル. 役を演じることで,正の強化が与えられる。その結果,親は新しい指導スキル を獲得すると考える。.  金岡(2011)は,代理経験(モデルとなる人がいる)や,他の人が自分の気持. ちを代弁することで,子育て効力感が高まるとしている。SWRを使ったペアレ ントトレーニングで,親は子役になり,スタッフが親のモデルとなり,役割演. 技を行った後,対応方法の検討を行うことは,新しい対応行動を獲得し,母親 の効力感の向上につながる方法のひとつと考えられる。また,刀根(2002)は,. 障害を持つ乳幼児の母親の育児ストレスの内容は,親としての自信のなさや不 自由によるストレスより,子どもの行動特徴による育てにくさであるとしてい. る。SWRにより子どもの行動特徴をふまえ,対応のスキルを学ぶことは,育児 のストレスを軽減する方法のひとつであると考えられる。. 4 本研究の目的  そこで本研究では,養育スキルの獲得と育児ストレスの減少,育児の効力感 の向上,特性的自己効力感の向上,セルフモニタリングの向上および子どもの 行動の改善を目的とし,ロールプレイを使ったペアレントトレーニングを実施 した。SWRを使ったペアレントトレーニングが,親の養育スキルの獲得と育児 ストレス,育児の効力感,特性的自己効力感,セルフモニタリングおよび子ど もの行動にどのような影響を与えるかについて効果測定し,検討する。その効 果測定として,質問紙調査,およびビデオによる行動評定を行った。. 5.

(9) 第2章 方法 1協力者  発達障害関連団体が主催する「楽しい子育て教室」や,D特別支援学校で募. 集した「楽しい子育て教室」の案内を見て,H県内,5会場における講座を受 講した親28名を対象とした。参加した子どもの障害は,自閉症11人,知的障. 害6人,広汎性発達障害5人,ADIHD1人,他5人であった。年齢は3歳5ヶ Aから13歳までで平均年齢が7.2歳で,男児24人,女児4人であった。参加 した母親の年齢は31歳から49歳までで平均年齢が38.5歳であった。. 2 ペアレントトレーニングの実施時期  2012年1月中旬から4月上旬に実施した。. 3 手続き  2週に1回,2時間を5回実施するトレーニングを行った。各セッションは 講義と演習で構成した。講義内容,標的行動への介入,ロールプレイの実施は Table lの通りである。.           Table1プログラムの  と内床 1. 3. 2. 4. 5. 講義内容. 目的   記録方法  強化子  環境設定  振り返り. 標的行動.    ベースライン  介入1   介入2.  RP.           RPI RP2 RP3.  開催日毎にSWR群とSTR群を分けた。開催日時及出席人数はTable 2の通 りである。. 6.

(10) Table 2ペアレントトレーニングの 日程. SWR群. 1115∼3/24. A・2人. 1/16∼3119. C・2人. 日時と. の. STR群. 1/23A“ 3/26. C・4人. 2/7∼4/15. A・6人. 2/10∼4/21. B・4人. 2/14∼4124. B・2人. 2/15’v 4/25. A・5人. 2118∼4/28. B・3人. A・発達障害関連団体 :B・発達障害関連団体.   C・特別支援学校.  STR群は親が自分自身を演じ,スタッフが子どもの役を演じた。SWR群は, 親が自分自身を演じ,スタッフが子どもの役を演じた後,役割を交代し,スタ ッフがモデリングを行った。最後に役を戻し,リハーサルを行った。いずれの グループにおいても,まず教示を行い,演技表に子ども役と母親の動きを記入 し,ロールプレイを行った後,最後に自己評価を行った。なお,Sはスタッフ, Mは母親,Cは子どもである。 M[C】は子どもを演じる母親, S[M]は母親を演. じるスタッフである。介入の実施はFig.1の通りである。.

(11) 教示. 演技表作成.  1. SWR群. STR群.  t. ロールプレイ1 @M[M]×S[C]. @アセスメント. 1. ロールプレイ1. ロールプレイ2.  M[M] ×S[C]. l[C]×S[M]. @モデリング.  アセスメント. 1. ロールプレイ3 l[M]×S[C]. @リハーサル. 1 1ブイードバツク1. 自己評価. Fil 入の 施 ロールプレイの 1. 4 効果測定 2−4−1 親による自己評価  測定はプログラムの1回目(pre),4回目(post),5回目(fu)に行った。. 1.育児ストレス尺度.  ペアレントトレーニング前後の育児ストレスの変化を測定するために,清水 (2001)を参考に作成した。今回の調査では,原版の8つの下位因子のうち, ソーシャルサポートに関する「夫の育児態度への評価」と「育児に対する周囲. の協力要求」の2つの下位尺度を除いた6つの下位尺度の「育児に伴う不安」                  8.

(12) 「体力体調の不良」「子育て環境の不備」「子どもに対するコントロール不可能. 感」「子どもの発達に対する懸念」「子育てに伴う束縛感」について測定を行っ た。各項目内容について,「全くあてはまらない(1)」から「かなりあてはまる. (5)」の5件法で評定を求め,得点が高いほど育児に関するストレスが高いこと を意味する。. 2.子育て効力感(PSE尺度 金岡,2011).  母親の育児に対する自己効力感尺度。効力期待に関する13項目1因子から 成り立っている。各項目内容について,「そう思う(1)」から「そう思わない(5)」. の5件法で評定を求め,得点が高いほど母親の育児に対する自己効力感が高い ことを意味する。. 3.特性的自己効力感尺度(成田・下仲・中里・河合・佐藤・長田,1995)  調査対象者の特性的自己効力感を測定する。成田らにより妥当性が確認され, 23項目1因子から成り立つ。各項目内容について,「そう思う(5)」から「そう 思わない(1)」として,得点が高いほど自己効力感の程度が大きくなるよう,各 項目の評定を単純加算した。 4.セルフ・モニタリング尺度:日本語改訂版セルフ・モニタリング尺度(岩淵・.  水上,2003)  第1因子「他者行動への感受性」,第2因子「自己呈示変化能力」の2つの構成 要素から成り立っている。親の養育態度に対するモニタリングにあうように自 作した。. 2−4−2 親の行動評定.  測定はプログラムの3回目(pre)と5回目(fu)に行った。STR群はFig.1のロ.                  9.

(13) 一ルプレイ1,SWR群はロールプレイ3を録画し,母親のロールプレイの様子 を2名によって独立に評定した。母親の人数は,2回のビデオ撮影ができたSWR. 群の15名中10名とSTR群の13名中8名の合計18名で、撮影は当該セッシ ョンの参加者全体に対し,行った。.  言語的なスキルだけでなく,非言語的なスキルも対人関係では重要な役割を 果たすと考えられる。ペアレントトレーニングのロールプレイの場面を録画し,. 教員1名と大学院生1名によって,5段階で独立に評定した。行動評定の定義 は,以下の通りである。1)視線:相手に対する視線の量が多いと5とし,視. 線の量が少ないと1とする。2)表情:表情を豊かに演じると5とし,無表情 の場合は1とする。3)声の調子:声の調子に抑揚があると5とし,声の調子 が一定の時は1とする。4)積極性:相手の手足をとって一緒の動作が多いと5 とし,相手の手足をとって一緒の動作が少ない場合を1とした。ここでは,大 入の視点から社会的に望ましいかどうかという視点よりも,むしろ,親子の対 人関係として子どもが受け入れられるかどうかという観点から判断した。.  ビデオの全記録を2人で行動評定した結果,視線の量は2人の評定が一致し. た33回を,18人を2回(3回目と5回目)評定した36回で割り(以下同様) 91.7%(33/36),表情の変化は83.3%(30/36),声の抑揚は88.9%(32/36),積極. 性は72.2%(26/36),全体は84.0%(121/144)の一致率を算出した。. 2−4−3 子どもの行動に関するもの  CBCL:Child Behavior Checklist/4・18日本語版,(井潤・上林・中田,2001). Achenbachにより開発された子どもの情緒と行動の問題を包括的に評価する チェックリストの日本語訳版であり,親またはそれに準ずる養育者に子どもの 現在および過去6ヶ月間の状態について,「まったく,またはよくあてはまる」, 「やや,またはしばしばそうである」,「あてはまらない」の3件法で評価する。.                  10.

(14) 合計118項目からなり,「ひきこもり」「身体的訴え」「不安/抑うつ」「社会性 の問題」「思考の問題」「注意の問題」「非行的行動」「攻撃的行動」の8つの行. 動尺度から構成されている。各行動尺度の得点を算出し,年齢・性別プロフィ. ールよりT得点に換算したものを行動尺度得点とした。T得点の66・70を境 界域,70を越えるものを臨床域としている。測定はプログラムの1回目(pre),4 回目(post),5回目(fu)に行った。. 2−4−4 プログラムに関するもの.  高階・井上(2008)を参考にアンケートを自作した。子どもの支援の変化, ペアレントトレーニングの内容,回数,時間,ロールプレイの感想,スタッフ の態度,ペアレントトレーニング全般に関する事についてなど,プログラムの. 内容や満足度に関する項目について,5件法で尋ねた。測定はプログラムの5 回目に行った。. 11.

(15) 第3章 結果 1 出席率と課題提出率.  5会場において各5回ずつ計25回の出席率は96%であった。7名が各1回 欠席した。理由は,「子どもの学校行事への参加のため」,「子どもの体調不良」 などで,欠席者には別の日を設定し,講義と演習を行った。申し込みをしたが,. 一度も参加しなかった親は3名であった。宿題にした観察記録の提出率は,78% であった。. 2 親による自己評価. 3−2−1 ロールプレイと時期の2要因による効果の違い (1) ペアレントトレーニング前における群間差の検討.  4つの尺度を比較する前に,ペアレントトレーニング前における質問紙の得 点において,役割交換のあるロールプレイ (以下SWR群)の群と,ストレー トロールプレイ(以下STR群)の群分けに差がないか検討するために,対応の ない孟検定を行った。育児ストレス尺度について,得点差は有意ではなかった (t(26)=0.53,n.s.)。特性的自己効力感尺度について,得点差は有意ではなかっ た(t(26)=0.11,n.s.)。育児効力感尺度について,得点差は有意ではなかった(t. (26)=3.3,n.s.)。セルフモニタリング尺度については,総得点では,得点差は 有意ではなかった(t(26)=0.33,n.s.)。下位尺度「他者行動への感受性」では,. 得点差は有意ではなかった(t(26)=0.25,n.s)。自己呈示変容能力(t(26)=. 0.11,11.s.)では,得点差は有意ではなかった。以上,4つの尺度について,2つ. の群を比較可能であると判断した。群毎の平均値と標準偏差およびt検定の結                  12.

(16) 果をTable 3に示す。.       Table 3. の平. とSDおよびt の STR群(Ml 3). ㎜群(旧5). t値. 平均   ㎝. 平均   SD 育児ストレス. 43. 20. 6. 18. 42. 08. 6. 66. O. 53.  育児効力感. 47. 13. 4. 12. 50. 38. 8. 27. 3. 30.  自己効力感. 69. 20. 11. oo. 68. 23. 12. 33. セルフモニタリング. ts. 67. 5. 62. 45. 69. 6. 56. 0. 03. (他者行動感受性). 22. oo. 3. 21. 22. 54. 3. 33. 0. 25. (自己呈示能力). 23. 67. 3. 56. 23. 15. 4.B. 0. 11. 0. 11. (2) 育児ストレスの分析  ロールプレイ (SWR群とSTR群)と,時期(Pre, Post, FU)を要因とし,. 育児ストレスの得点を従属変数とした対応のある2要因の分散分析を行った。 各群の育児ストレス尺度の各時期の平均点と標準偏差及び分析結果をTable 3. に示す。合計得点に関して,分散分析の結果,時期の主効果が1%水準で,有 意であった(F(2,52)=6.52,pく.01)。ペアレントトレーニング後の得点は,ペ アレントトレーニング前の得点より有意に低く(pく.05),フォロ・・一一アップ得点は. ペアレントトレーニング前の得点より有意に低かった(p〈.01)。.  「育児に伴う不安感」得点に関して,分散分析の結果,時期の主効果が5% 水準で,有意であった(夙2,52)=3.23,p〈.05)。ペアレントトレーニング後の得. 点は,ペアレントトレーニング前の得点より有意に低い傾向であった(p<.10)。.  「育児環境の不備」得点に関して,分散分析の結果,時期の主効果が5%水 準で,有意であった。(夙2,52)=4.20,.ρ<.05)。ペアレントトレーニング後の. 13.

(17) 得点は,ペアレントトレーニング前の得点より有意に低い傾向にあり(p<。10),. フォローアップ得点はペアレントトレーニング前の得点より有意に低い傾向で あった(.ρ<.10)。.  「子どもに対するコントロール不可能感」得点に関して,分散分析の結果,時 期の主効果が1%水準で,有意であった(夙2,52)= 6.41, p<.01)。フォローアッ. プ得点はペアレントトレーニング前の得点より有意に低かった(p<.01)。.  「母親の体力不調による不良」 「子どもの発達に対する懸念」 「育児に伴う. 束縛感」得点では群間に有意差は見られなかった。また,ストレス,時期の主 効果および交互作用に有意でなかった。.     Table4   の 児ストレス  t点と2 因分 分析 醐∬. Ihein 28). P蜘・鋤. Iruin 28). MeantsD). Mean(SD). MeantsD). sem. ua,60(5.78) co,87(6,9D. Ihe>Pbst’. w交互撃. 育児ストレス尺度全体.  SWR群    43.80(5.57)  STR群    42.08(6。93).          6,52ft 41.31(6.op co.st6.7X.     o.ca Pte>Fu,t. 1.62. 育児に伴う不安感.  SWR群     7.80(1.27). 6,73(1,6at. 7,13(1.so).  sm群   6.魏2pm. 6.23(2.OD. 6.31(1,75).  SWR群     6.20(2.15). 6,07(1,ss). ε13鰯).  srR群     5.31(2.02). 5,23(1,7D. 5.08(1.eo).    Ihe>Pbst“ 3.23t.        2,co. o,eo. O.30. 1.M. O,17. O,73. O,38. O.25. 母親の体力不調による不良. 子どもの発達に対する懸念.  SWR群     8.13(1.41). 8D7(1.6zi. 7.93(1,6zi.  STR es 7.92(1.75). 7.砿1.90). 7.62(1,7D. 育児環境の不備.  SWR群  団R群. 11,67(1.sw. 10,gg(1.76) 10,47C2.so). 11,77(1,ss).           4.20t 11.or(1.es) 11.46(2,37). ?re>POgt+.     1.41 P麟FU≠. 2,12.     6,41” ?re>F“ O.ss 6,0s(1,ss). O.17. 子どもに対するコントロール不可能感.  SWR群    7.47(1.64)   6.93(1.39).  STR st 7.31iz.oa) 6,exlso. 6,53(1.8D. 育児に伴う束縛感.  SWR群     2.87(O.9S). 2,73(1.os). 2,67(O,7pt.  団[R群     2.77(1.09). 2,as(LM. 2.鋤87). 1.87. o,es. O.21. +p〈.10,**p〈.01,* p〈.05. 14.

(18) (3) 育児効力感の分析  ロールプレイ (SWR群とSTR群)と,時期(Pre, Post, FU)をi要因とし,. 育児効力感の得点を従属変数とした対応のある2要因の分散分析を行った。各 群の育児効力感尺度の各時期の平均点と標準偏差及び分析結果をTable 5に示 す。.  育児効力感得点では群間に有意差は見られなかった。また,ストレス,時期 の主効果および交互作用に有意でなかった。. Table5各 の 児方力感尺度t点と2要  散 P繭謝. MeantsD). Mean(SD). 調働  ㎞. Prein;28). 既. 唱. 時期        ロールプレイ 交互作用.    多重比較. F F   F. 育児効力感尺度.  SWR群. 47,13(4,1zi ng.or(5,95). ng.ex5.10).  STR群. 50.ss(8,27) ng.as(9.oo). 50.as(&劒. O.79. O,37. 1,23. チp<.10,頭「禽、ρ<.01,★、ρ<.05. (4) 特性的自己効力感の分析  ロールプレイ (SWR群とSTR群)と,時期(Pre, Post, FU)を要因とし,. 自己効力感の得点を従属変数とした2要因の分散分析を行った。各群の自己効 力感尺度の各時期の平均点と標準偏差及び分析結果をTable6に示す。.  自己効力感得点では群間に有意差は見られなかった。また,ストレス,時期 の主効果および交互作用に有意でなかった。. 15.

(19) Table6. の 性的自己効力感尺 t点と2 因分 分析 Pre〈m28). Post(m28). 則(m28). hean (so). hean (so). hean(so). 時期        ロールプレイ  交互作用.   多重畷. F F   F. 自己効力二度.   ㎝群. 69.ee(11,00) os,ro(11.18).   STR春. os,as(12,33) os.15(13.34. oo,OO(12.5D.      oeo. O,16. O.25. 66〔駅1a如).                         + p〈.10,*kp〈.01,* p〈.05. (5) セルフモニタリングの分析  ロールプレイ (SWR群とSTR群)と,時期(Pre, Post, FU)を要因とし,. セルフモニタリングの得点を従属変数とした対応のある2要因の分散分析を行 った。各群の人数及びセルフモニタリング尺度の各時期の平均点と標準偏差及 び分析結果をTable 7に示す。尺度全体,「他者行動への感受性」 「自己呈示変. 容能力」得点で,三間に有意差は見られなかった。また,ストレス,時期の主 効果および交互作用に有意でなかった。.        Table7 のセルフモニタリング点と2回分 Pwhin 28). Iruin;28). Mean(SD). MeantsD). SV円巳春       45,67(s.62)      46,47(5,82). os,93(5.os). STR# ca.69(6.ss) as.su7.os). es.ee(7,00). 醐ア. Prein;28). MeantsD). 多・n. }轡. セルフモニタリング尺度(尺度全体). 1,01. O,05. O.14. 118. O.12. O.07. o.or. O.Ol. o,ss. 他者行動感受性 SWR群   22.00(3.21). 22,47tz,9zi. 23,cu3.19). STR st 22.54(2,79). 皿鵬33). 23,ss〈3.sc). SWR群   23.67(3.56). 24,ex3,0s). 23.ss(3.ca). srR群   23.15(4.43). pt,ex5.23). pt,ss(4.9D. 自己呈示変容能力. + p〈.10,*dep〈.01,t p〈.05. 16.

(20) 3−2−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの高さとロールプレ. イと時期の3要因による効果の違い.  ペアレントトレーニング前の母親の状態が,訓練の効果に影響を及ぼしてい ることが指摘されている(佐藤・植田・小川,2010)。本研究においても同様 にペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さによって,育児ストレス,. 自己効力感,育児効力感,セルフモニタリングの変化がどのように異なるかを 検討した。分析は三浦・上里(2003)の研究と同じ方法で実施した。三浦・上里 (2003)は,中学生を対象にストレスマネジメントプログラムを実施し,プログ. ラム前の得点について,平均得点を基準とした高低2群に対象者を群分けした 上で,ストレス反応と時間を要因とした対応のある2要因の分散分析を行った。. (1) 群間差の検討.  SWR群, STR群の親のpre期の育児ストレス総得点に基づき,最低値から 平均値・IS.D.をL群(低群),平均値一1S.D.から平均値+1S.D.をM群(中群),. 平均値+1S.D.群がら最高値をH群(高群)とする3群に分類した。3群のペ アレントトレーニング前の育児ストレスの高さにおける差異を検討するために,. 群を要因としペアレントトレーニング前の育児ストレス総得点を従属変数とし た1要因分散分析を行った。SWR群では,群の主効果が有意であり(F(2,14) =13.301,p<.01),多重比較を行った結果,低群は高群よりも有意に低く,中群. は高群よりも有意に低かった(p<.01)。STR群では,群の主効果が有意であり (、F(2,12)=11.946,p<.01),多重比較を行った結果,低群は中群より有意に低. く(pく.05),また高群よりも有意に低く(.ρ<.01),中群は高群よりも有意に低 い傾向であった(p<.10)。. 17.

(21) (2) 育児ストレスの分析.  自己評価におけるペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さ(以下ス トレスレベル)の違いによって,ペアレントトレーニング後およびフォローア ップの得点がどのように異なるかを検討するために,ロールプレイ群と時期と. ストレスを要因とし,育児ストレスの各得点を従属変数とした3要因の分散分 析を行った。.  その結果,育児ストレス尺度全体では,ストレスレベルと時期の交互作用が 有意であった(夙4,44)=3.09,、ρく.05)。そこで,単純主効果の検定を行ったと. ころ,すべての時期において,M群の得点はL群より有意に高く(p<.Ol), H. 群の得点はL群の得点より有意に高く(.ρ<.01),H群の得点はM群の得点よ り有意に高かった(p<.01)。ペアレントトレーニング後において,H群の得点 はL群の得点より有意に高かった(p<.Ol)。また, M群・H群において,ペア. レントトレーニング前の得点はペアレントトレーニング後の得点より有意に高 い傾向にあり(.ρ<.10),M群においてペアレントトレーニング前の得点はフォ ローアップの得点より有意に高かった(p<.01)。.  下位尺度も同様に分析を行った。「育児に伴う不安」得点では,2次の交互作 用で有意傾向が認められたので(F(4,44)=2.33,p<,10),ストレスの各水準に. おけるロールプレイと時期の交互作用を分析した結果,:L群におけるロールプ レイと時期の交互作用が有意であった(F(2,44)=4.82,.ρ<.05)。単純主効果の. 検定を行ったところ,L群のペアレントトレーニング前において, SWR群の得 点はSTR群の得点より有意に高かった(.ρ<.05)。また,1次の交互作用では, 時期とロールプレイ群の交互作用が有意であった(.久2,44)=3.79,pく.05)。そ. こで,単純主効果の検定を行ったところ,ペアレントトレーニング前のSWR 群の得点はSTR群得点より有意に高かった(p<.05)。 SWR群においてペアレ. ントトレーニング前の得点はペアレントトレーニング後より有意に高く                 18.

(22) (p<.01),ペアレントトレーニング前の得点はフォローアップの得点より有意 に高かった(p<.01)。「母親の体力体調の不良」得点では,ストレスの主効果 が5%水準で有意であった(夙2,22)=4.00,p<.05)。ペアレントトレーニング. 前において,H群はL群より有意に高く(p<.05), H群はM群より有意に高 かった(,p<.05)。フォロ・一一・EアップにおいてH群はL群より有意に高い傾向が見. られた(p<.10)。SWR群において, H群はM群より有意に高かった(p<.05)。. 「育児環境」得点では,ロールプレイと時期の交互作用が有意傾向であった (F(2,44)=2.65,p<.10)。そこで単純主効果の検定を行ったところ, SWR群. においてペアレントトレーニング前の得点はペアレントトレーニング後より有 意に高く(p<.Ol),ペアレントトレーニング前の得点はフォu一アップの得点 より有意に高かった(p<.Ol)。「子どもに対するコントロール不可能感」得点 では,ストレスの主効果が1%水準で有意であり(夙2,22)=8.54,p<.01), M 群はL群より有意に高く (、ρ<.05),H群はL群より有意に高かった(p<.Ol)。. 時期の主効果が5%水準で有意で(夙2,44)=4.34,pく05),ペアレントトレー ニング前の得点はフォローアップの得点より有意に高い傾向だった(p<.10)。 「子どもの発達に対する懸念」「育児に伴う束縛感」では,交互作用は認めらな. かった。また,ロールプレイ,ストレス,時期の主効果および交互作用は有意 でなかった。各群の育児ストレス尺度得点と3要因分散分析結果をTable 8に 示す。. 19.

(23) Table8. の育児ストレス  t点と3 三分 分. 上. 聞. 7.oo. 9.50. (1.4D. (o.7D. 8.00. 7.50. tz.83). tz.1pt. 6.50. 7.oo. (o.7D. tz.ee). 7.oo. 9.50. (1.4D. (o.7D. 11.78 (1.39). 11.20 (1.23). 9.80 (1.2zi. 13.50 (o.7D. 14.oo (1.4D. 14.oo (1.4D. 13.67 (1.16). 12.67 tz.os). 13.67 (1.53). ︵. 10.oo (1.56). ︵     ︵     ︵     ︵    . 11.56 (1.5D. 2.50 iz.1zi. 2.50 tz.1pt. 2.50 (o.7D 3.oo (1.4D 2.50 (o.7D.  ︵     ︵     ︵     ︵     ︵     ︵. 12.11 (1.27). 2.50 tz.1zi. 33、㎝33”10鰯80⑳冊吻 2モ0 2120302120. 8.oo tz.83). 716161781 691 ⑩6 8⑩1 &⑩ ⑩7α8⑩. 6.50 tz.1zi. 00. 汲O0謝00謝00謝50二 ゆ二 05 06 ⑲⑫11劒00謝90加 ㈲伽 6加0 佃初 00ω朋謝認面m⋮㈲. 8.50 (o.7D. 4⑫4。包4包7包e⑩4 。 ⑩ ︵    . ストレス  16.67St. m….           柵       ル. 7,00. ﹂− ワL エワ翫L&−ゐΩ凱−漏ワL−島 7h向W7hα7向W5α5 ワ︵α 5島﹁ 包     ︵    ︵    ︵    ︵    ︵. 検定結果. 50. 33.     コントロー 育児環境. (1.4D. 二㈲㎎ω必切60⑩⑳肋50醐B ⋮二尉⑭必ω10鋤00㈲80姻. fu. 51 刃0. 5,50 (o.gD. 5⑫5α5α5、α臥α7 5二 q6⑫6⑫9q8⑫8q. Pogt. ㎞㎞恥. 面. STR  SWR. H. 跳. 7.oo (1.27). 50. 艪O0、㎝50四50⑩00切鰍 5R 03 砂㈲11㈲60⑩鴨切5ネ0 ﹄0 00 認証吻﹄0ωm⋮ω併凋.       恥. 8,50 (1.18). 0ψ α ﹂塩 α 0燐 α 5 α 5 L 臥 0軌.   R. 5.50 (o,gD. 体調不良  発達懸念  ︵    ︵    ︵    ︵    ︵    ︵.   W Pwh. 5.oo (1.27). ︵     ︵     ︵     ︵    . m19 Pre   s. 4,50 (1,18). “㈲00aの00姻如謝60鋤宸 1T 00 切⑳009D67㈱000の33四. 恥. 不安. 6 α6αaO。7αa︵O& 。α7 &α 自W9⑩&⑩7q&⑩  ︵    . Post. p嘗物加㈲﹄o劒﹄oゆり。劒 麗二品㈲認識﹄0紛乱69⑳二梶x0割00紛紛拗認0967諭. 跳. 31 』o. 二3 α姐 血包 胸姐α娼α39住39血脚A二二姐@52⑫二倍甜② K3低30包37包銘a 2. fu.   りる. M. Post. 恥臨h. 曲. STR SWR STR. L. 恥. 尺度全体. 56. 4.oo. (o.oo). 3.oo. (1.4D 2.50. (o.7D 2.33. (1.16). 2.33. (O.58). 2,67 (O.58). 368脅. 4.OO禽. 1.35. 18.87舘. 8.54ft. O,08. RP*ストレス. 。.so. 1.02. O.63. O.35. 2.ng. 1.17. O.81. nv. o.“. L21. 2.42. 0ユ1. O.51. O.82. O.Ol. 2.33. O.37. 1.16. 2.23. 4.34禽. 1ユ7. 3.79禽. O.31. 1.44. 2.65+. O.94. 112. O.72. 1.29. 1.78. 1.99. O.51. O.51. 2.33+. O.18. 1.23. O.34. 2ユ1. 1.62. 時期  5.S2ti. RP*時期. 1.15. ストレス*時期   3.cgt. RP*ストレス*時期. 。.so. + p〈.10,*tp〈.01,’ p〈.05. 20.

(24) (3) 育児効力感の分析.  自己評価におけるペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さの違いに よって,ペアレントトレーニング後およびフォローアップの得点がどのように 異なるかを検討するために,ロ・一一・Eルプレイ群と時期とストレスを要因とし,育. 児効力感の各得点を従属変数とした3要因の分散分析を行った。.  育児効力感尺度全体では,ストレスと時期の交互作用が5%水準で有意であ った(∬(4,44)・=3.13,p<.05)。そこで,単純主効果の検定を行ったところ, L. 群において,フォローアップの得点はペアレントトレーニング後より有意に低 く(p<.05),ペアレントトレーニング前において,L群の得点はH群より有意 に高かった(p<.05)。.  下位項目も同様に分析を行った。「自分の子育てを周囲は認めてくれる」得点 では,ストレスとロールプレイの交互作用が5%水準で有意であった(F(2,22) =3.70,p<.05)。そこで,ストレスの各水準におけるロ・一一一ルプレイの単純主効. 果の検定を行ったところ,H群において, SWR群の得点はSTR群より有意に 高かった(、ρ<.05)。また,STR群において, L群の得点はH群より有意に高か った(p<.05)。各群の育児効力感得点と3要因分散分析結果をTable 9に示す。. (4) 特性的自己効力感の分析.  特性的自己効力感尺度では,2次の交互作用に有意でなかった。また,ロー ルプレイ,ストレス,時期の主効果および交互作用に有意でなかった。各群の 特性的自己効力感尺度得点と3要因分散分析結果をTable9に示す。. 21.

(25) Table9. の育児 力感・ 性的自己 力感  ’点と3 因分. 恥. Pogt. kn. SWR. Pogt. lh SJII. Pagt. N. H. 跳. SWR. Post. fu. ︵. fu. ︵      ︵      ︵     . 恥. M. 67. 自己効力感 59.50 (1485). os・so (2iL75). 65.50 tz3.3al. os・oo tz.83). 63.50 (6.36). 66.50 tz.1zi. ㎜㎜. ㎜鰯㈱㎜囲㎜㈱㎜㎜. STII. 50.  ︵      ︵     . 蝕.    ︵              ︵ ︵      ︵      ︵      ︵. Pogt. 50鋤50劔50脚50⑩ ォ0 60 7面 鋤必劉60蜘90物80謝 4r0 40403 3 0 30 0 3 04 30 0303030. 跳. SWR. r語める」. ィ加劒﹄0謝茄5の加 吻 5 0 幽ゆ閑沮㈲皿劒⑳助⑳ゆ加四 加判明初加㈲m肋﹄o劒羽㈲ 砿α52佃57α&発③41包犯 狙億 ⑩50包50⑯娼⑬如伍田偏姐 櫛四馬⑩菊判菊判砿砥脚色. Post. 恥. L. 育児効力感. 尺度全体. 50. ln STR. 育児効力感. 析. 2.50. 69.oo. (O.5zi. (7,07). 2.50. 55.50. (O.50). 伽2). 3.oo. 69.oo. (O.6pt. (19.47). 3.oo. es.67. (o.ng). (10.Opt. 4.33. 72.33. (o.4D. (14.5”. 4.33. 57.oo. (o.5D. (1.4D. 検定結果. ストレス. O.71. 1.04. 1.54. RP*ストレス. O.62. 3.70*. O.71. nv. O.71. o.sc. O.07. 醐. 1.65. O.84. O.23. RP*時期. 2.20. O.32. O.14. 3.13±. o.os. 1.67. O.68. O.34. 1.15. ストレス*時期. RP*ストレス*時期. 一p〈.10,*’p〈.01,k p〈.05. 22.

(26) (5) セルフモニタリングの分析.  自己評価におけるペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さの違いに よって,ペアレントトレーニング後およびフォローアップの得点がどのように 異なるかを検討するために,ロールプレイ群と時期とストレスを要因とし,セ. ルフモニタリングの各得点を従属変数とした3要因の分散分析を行った。その 結果,下位項目の「私は子どもが考えていることをほぼ理解できる」得点では, ストレスと時期の交互作用が有意傾向であった(夙4,44)=2.32,p<.10)。そこ. で,単純主効果検定を行ったところ,H群においてフォローアップ得点はペア レントトレーニング前得点より有意に高かった(p<.01)。また,ペアレントト. レーニング前において,L群の得点はH群より有意に高かった(p<.05)。セル フモニタリング尺度全体と下位尺度の「他者行動への感受性」, 「自己呈示」. 得点では,2次の交互作用は有意でなかった。また,ロールプレイ,ストレス,. 時期の主効果および交互作用は有意でなかった。各群のセルフモニタリング尺. 度得点と3要因分散分析結果をTable10に示す。. 23.

(27) Table 10セルフモニタリング尺度n点と3二二結 セルフモニタリング   セルフモニタリング   セルフモニタリング   セルフモニタリング. e5066切5350菊 4 040 40404040  ︵.   (全)      「他者行動」     「自己呈示」    「理解できる」. Po航. 恥. P(蹴. 恥. M. 恥. SWR. Pogt. 巨. Past. N. H. 跳 SWR. Pogt. 22.22 tz.17). 22.78 日目.33). 22.20 (1.69). 22.60 (1.65). 23.20 tz.25). 45.50. 21.oo. (10.6D. (42の. 51.oo. 23.50. (14.14. (9.19). 52.50. 24.oo. (12,0pt. (7.07). 47.33. 21.33. (10.吻. (6.sD. 51.67. 24.33. (9.29). (5.13). 27.50 (7.78). 23.50 (6.36). 21.50 (o.7D. 22.50 (3.54. 』o. U6 O0 T3. T0. 4.oo. (o.3D. 3.78. (O.25). 4.oo. (o.2D. 3.80. (O.30). 3.90. (o.24. 4.oo (O.20). 00. 汲T0謝00翻33尋◎67姻00舗. sm. tz.85). (6.36). 50. a O.4α5。αaO、aα40。  ︵    ︵    ︵    ︵    ︵    ︵. 蝕. 22.89. 26.50. ]併切μ謝ρo面加判⑳謝加謝加㈲加㈲加6D認㈹﹄⑩⑩ 3 生 2  5 。 3︵ a⑯23 3 a%低餌色即低 泌 四駅a ⋮2 8砿 2 ︵ ︵ 2 ︵ 2 4 ︵     2        3    2 ︵. be. (o.7D.                                 . ln. 22.50.    ︵     ︵     ︵     ︵         ︵. L. STR. 盟α器包%a盟伍P②P⑬. Post. ft. SWR. 計切謝謝加減﹄o㈲加胸 加 ⑭. STII. ケ加窃﹄oゆ加吻加⑳ ﹄ o 吻 川早船㈲羽ω20謝m劉加里 菊包娼⑨53催菊㎎如包姐σ菊σ“α妬a菊色妬伝⋮妬砿 』o. be. 51.67. 24.67. (8.Opt. (5.03). ストレス. 1.14. O.24. 2.42. 1.21. RP*ストレス. 。.ss. O.86. O.41. O.40. nv. O.53. O.59. O.37. O.18. 瑚. 141. 1.ss. 1.14. 1.65. RP*時期. O.83. O.37. 1.05. O.43. ストレス*時期. O.63. 1.16. O.33. 2.32十. RP*ストレス*時期. O.76. O.88.. O.58. 1.02. 恥 検定結果. + p〈.10,*dep〈.01,k p〈.05. 24.

(28) 3 親の行動評定. 3−3−1 ロールプレイと時期の2要因による効果の違い (1)  ペアレントトレーニング前における群間差の検討. 4つの尺度を比較する前に,ロールプレイの初回(セッション3回目)におけ. る行動評定の得点において, SWR群とSTR群に差がないか検討するために, 対応のないt検定を行った。  「視線の量」のt検定を行った結果,総得点(t(16)=0.34,n,s.)では,得点差 は有意ではなかった。 「表情の変化」については,総得点(t(16)=1.26,n.s.). では,得点差は有意ではなかった。 「声の抑揚」については,総得点(t(16)= 1.20,n.s.)では,得点差は有意ではなかった。「積極性」については,総得点(t (16)== O.68,n.s.)では,得点差は有意ではなかった。以上,4つの尺度について,. 2つのSWR群とSTR群を比較可能であると判断した。評定別の平均値と標準偏 差およびt検定の結果をTable 11に示す。. とSDおよびt の. Table11  ≡ の平 SW:R群(N=11). STR群(N=7). 平均SD. 平均SD. 視線の量. 3.21 O.73. 3.09 O.77. O.34. 表情の変化. 3.08 O.49. 2.71 O.76. 1.26. 声の抑揚. 3.21 O.56. 2.81 O.84. 1.20. 積極性. 3.09 O.60. 2.86 O.86. 0.68. 25.

(29) (2) 行動評定の分析.  ロールプレイ(SWR群とSTR群)と,時期(1回目,3回目)を要因とし, 行動評定の得点を従属変数とした対応のある2要因の分散分析を行った。行動 評定の各時期の平均点と標準偏差及び分析結果をTable 11に示す。.  「視線の量」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有意 であった(F(1,16)=14.20,p<,01)。単純主効果の検定を行ったところ,時期が. 3回目の場合,SWR群の得点は, STR群の得点より有意に高く(p<,01), SWR 群において,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(p<.01)。.  「表情の変化」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有 意であった(i7〈 1,16)=14.32,p<,Ol)。単純主効果の検定を行ったところ,時期. が3回目の場合,SWR群の得点は, STR群の得点よりも有意に高く(p<.01),. SWR群において,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(p<.01)。.  「声の抑揚」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有意 であった(F(1,16)=29.68,p<.01)。単純主効果の検定を行ったところ,時期が. 3回目の場合,SWR群の得点は, STR群の得点よりも有意に高く (p<.01),. SWR群において,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(p<.01)。   「積極性」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有意で あった(夙1,16)=13.62,p<.01)。単純主効果の検定を行ったところ,時期が3. 回目の場合,SWR群の得点は, STR群よりも有意に高く(p<.05), SWR群に おいて,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(、ρ<.01)。. 26.

(30) Table 12 ’一 5 t点と.  1回目. 3回目. Mean(SD). Mean(SD).  SWR群. 3.21(O.73). 3.76(O.9zi.  STR群. 3.09(O.77). 3.00(O.9pt.  SWR群. 3.08(O.49). 3.88(O.70).  STR群. 2.71(O.76). 2.77(O.73).  SWR群. 3.21(O.56). 3.98(O.64).  STR群. 2.81(O.78). 2.61(O.8pt.  SWR群. 3.09(O.60). 3.80(O.93).  STR群. 2.86(O.86). 2.76(O.99). 分.    ロールプレ 時期      交互効果      イ. .17 F. 視練の量. 7.61*. 1.31. 14.20*t. 19.07**. 5.93*. 14.32rk*. 10.29*t. 7.30k. 29.68**. 7.72*. 2.66. 13.62*t. 表情の変化. 声の抑揚. 積極性. *de 吹q.01,* p〈.05. 3−3−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの高さとロールプレ. イと時期の3要因による違い.  自己評価におけるペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さ(以下ス トレス)の違いによって,ペアレントトレーニング後およびフォローアップの. 得点がどのように異なるかを検討するために,m一ルプレイと時期とストレス                  27.

(31) を要因とし,行動評定の各得点を従属変数とした3要因の分散分析を行った。. 行動評定の分析.  「視線の量」に関して,分散分析の結果,時期の主効果が5%水準で,有意 であり,1回目の得点より3回目の得点が高かった(17(1,12)=8.74,p<.05)。ま. たロールプレイと時期の交互効果が5%水準で,有意であった(F(1,12)= 8.74,p<.05)。単純主効果の検定を行ったところ, SWR群において,3回目の 得点は1回目より有意に高かった(p<.01)。.  「表情の変化」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有 意であった(17(1,12)=19.50,p<.01)。単純主効果の検定を行ったところ,3回. 目において,SWR群の得点は, STR群の得点より有意に高く(pく.01), SWR 群において,3回目の得点は1回目よりも有意に低かった(p<.01)。.  「声の抑揚」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有意 であった(F(1,12)=26.62,p<.01)。単純主効果の検定を行ったところ,3回目. の場合,SWR群の得点は, STR群の得点よりも有意に高く(p<.01), SWR群 において,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(p<.01)。.  「積極性」に関して,ロールプレイと時期の交互効果が1%水準で,有意で あった(F(1,12)=11.62,p<.01)。単純主効果の検定を行ったところ, SWR群. において,3回目の得点は1回目よりも有意に高かった(p<.01)。評定別の平 均値と標準偏差および分散分析の結果をTable 13に示す。. 28.

(32) Table 13 ”一 s t点と3 視線 Pre. STR Post. L Pre. SWR Post. Pre. STR Post. M. Pre. SWR Post. Pre. STR Post. H Pre. SWR Post. 分 表情. 声の抑揚. 積極性. 3.50. 3.00. 3.50. 3.50. (O.52). (O.46). (O.54). (O.50). 3.50. 3.00. 3.00. 3.00. (O.64). (O.50). (O.55). (O.67). 2.50. 3.00. 3.00. 2.25. (O.52). (O.46). (O.54). (O.50). 3.00. 3.50. 3.50. 2.50. (O.64). (O.50). (O.55). (O.67). 2.33. 2.33. 2.33. 2.17. (O.43). (O.38). (O.44). (O.41). 2.33. 2.50. 2.33. 2ユ7. (O.52). (O.41). (O.45). (O.54). 3.21. 3.00. 3.07. 3.07. (O.28). (O.25). (O.29). (O.27). 3.79. 3.86. 4.00. 3.86. (O.34). (O.27). (O.30). (O.36). 3.50. 3.00. 3.00. 3.00. (O.52). (O.46). (O.54). (O.50). 3.50. 2.75. 2.50. 3.00. (O.64). (O.50). (O.55). (O.67). 3.50. 3.00. 3.50. 3.50. (O.52). (O.46). (O.54). (O.50). 4.25. 4.50. 4.25. 4.25. (O.64). (O.50). (O.55). (O.67). 検定結果         ストレス. 1.26.  O.51.  O.45.  O.91.      RP*ストレス. L96.  0.48.  0.95.  2.51.            RP. 0.40.. 4.39十. 3.96十.           時期. 8.74de. 17.3stt. 3.66十. 3.67十.         RP*時期. 8.74t. 19.50t.. 26.62脅t. 11.62det.      ストレス*時期. O.11.  O.85.  2.26.  2.19.   RP*ストレス*時期. 0.11. 2.72..  0.23.  0.Ol.  1.05. + p〈.10,*’p〈.01,* p〈.05. 29.

(33) 4 CBCL. 3−4−1 ロールプレイと時期の2要因による効果の違い (1)ペアレントトレーニング前における群間差の検討.  3つの尺度を比較する前に,ペアレントトレーニング前における質問紙の得. 点において,SWR群とSTR群の群分けに差がないかを検討するために,対応 のないt検定を行った。  内的尺度のt検定を行った。その結果,得点差は有意ではなかった(t(26)= L45,n,s.)。外的尺度については,得点差は有意ではなかった(t(26)==O.75,n.s.)。. 総得点尺度については,得点差は有意ではなかった(t(26)=0.77,n.s.)。以上,. 3つの尺度について,2っの群を比較可能であると判断した。群別の平均値と標 準偏差およびt検定の結果をTable14に示す。.         Table l4   の’  とSDおよびt の SW:R群(N=15). STR群(Nニ11). 殖 平均  SD. 平均  SD. 内的尺度. 62.07 9.72. 56.09. 11.27. 1.45. 外的尺度. 61.60 10.01. 59.18. 6.40. 0.75. 総得点尺度. 68.40 9.50. 65.91. 5.63. 0.77. (2) CBCLの分析.  ロールプレイ (SWR群とSTR群)と,時期(Pre, Post, FU)を要因とし,. 各尺度の得点を従属変数とした対応のある2要因の分散分析を行った。各群の 人数及び各尺度の各時期の平均点と標準偏差及び分析結果をTable14に示す。.  内的尺度の合計得点に関して,分散分析の結果,時期の主効果が有意傾向で あり(F(2,52)=2.70,p<.01),ペアレントトレーニング前の得点よりフォロー.                  30.

(34) アップの得点が低かった(p<.01)。また,群と時期の交互作用に有意差が見ら れた(F(2,52)=4.02,p<.01)。そこで,単純主効果の検定を行ったところ,SWR. 群のペアレントトレーニング前得点は,ペアレントトレーニング後より有意に 高く (p<.01),フォローアップより有意に高い傾向にあった(p<.10)。外的尺. 度の合計得点に関して,時期の主効果および交互作用に有意でなかった。総得 点尺度の合計得点に関して,時期の主効果に有意差が見られ(双2,48)=24.01,. p<.01),1回目より3回目の方が得点が低かった(p<.01)。半群のCBCL得点と. 2要因分散分析結果をTable15に示す。. Table 15. のCBCL t.と2 Post(n=26). FUin=26). Mean(SD). Mean(SD). Mk)an(SD). 麟F. Pre(n=26). 群  交互作用. F    F. 内的尺度 SWR群  62.07(9.72). 58,13(9.3at. 58.47(9.ng). 57.27(10.08). 57.00(10.34. SWR群  61.60(10.Ol). 61,e7(9.5e. 60.87(9.79). STR群  59.18(6.40). 59.18(6.ro). 59,73(11.69). SWR群  68.40(9.52). 63.80(10.05). 63.2000.33). STR群  65.91(5.63). 63.27(6.15). STR群  56.09(11.27). 2,70 t. O.66. 4.02*t. O.02. O.28. O.16. O.11. 1,73. 外的尺度. 総得点尺度.       24.01ti 62,91(5.3zi. + p〈.10,detp〈.01,’ p〈.05. 31.

(35) 3−4−2 ペアレントトレーニング前における育児ストレスの高さとロールプレ. イと時期の3要因による違い.  自己評価におけるペアレントトレーニング前の育児ストレスの高さの違いに よって,ペアレントトレーニング後およびフォローアップの得点がどのように. 異なるかを検討するために,ロールプレイ群と時期とストレスを要因とし,. CBCLの各得点を従属変数とした3要因の分散分析を行った。. CBCLの分析  内的尺度の合計得点では,ロールプレイと時期の交互作用が有意であった (夙2,40)== 3.80,p<.05)。そこで,単純主効果の検定を行ったところ, SWR. 群において,ペアレントトレーニング後の得点はペアレントトレーニング前の 得点より有意に低く(p<.01),フォローアップの得点はペアレントトレーニン グ前の得点より有意に低かった(p<.05)。  総得点では,時期の主効果が1%水準で有意であり(F(2,40)=13.24,p<.01),. ペアレントトレーニング後の得点はペアレントトレーニング前の得点より有意 に低く(p<.01),フォローアップの得点はペアレントトレーニング前の得点よ り有意に低かった(p<.01)。.  外的尺度の合計得点では,交互作用は認めらなかった。また,ロ 一一ルプレイ,. ストレス,時期の主効果および交互作用は有意でなかった。各群のCBCL得点 と3要因分散分析の結果をTable 16に示す。. 32.

(36) のCBCL ’i点と3. Table 16. STR. L. SWR. Pogt. 4600 (8.5iの. ln. 68.oo. 66.50. (5.87). (6.16). Pogt. 62.oo. oo.50. (6.20). (6.Opt. 62.5. 61.oo (7.65). (6ユ5). 痰U0は62⑬狛②60包贈呈. %⑱器㎝﹁岱謝四四⑳劒四切. 60. 66. N. 括包 渇嚔嚔嚔嚊o鯛㎜㈱ ?a低70包66包62包61. 加9の加ゆ﹄o⑱冊㈲⑳初30㈲. 66. ストレス. O.96. O.69. O.96. RP*ストレス. O.73. 1.29. O.73. nv. 1.07. 2.16. 1.07. 劇. 3.20. O.51. 13.24鼎. 3.eot. O.22. O.53. ストレス*時期. O.16. O.82. O.16. RP*ストレス*時期. O.22. 1ユ5. O.22. Post. PO8む. 欄㈱. ln Post. 恥. 恥 SWR. 54.oo (8.76). 46.co. N. H. 58 』o. (8.7D. (10.8M. ln. SIR. 46,00. 54.oo. N SWR. 58.oo (8.30). (8.70). 恥. M. 総得点. 恥. 恥. sTTe. 外的. 宦xo㈲り。ゆoo師﹄o⑳加 加島 9のooゆり。⑱⑳㈱⋮⑳初30 ㎜㈲翻㎜梱㎜㈲凹凹㎜鵬㎜翻 ?T4三層倍硲伍砲亀62紅?・⑬磁⑬66包62②6 ②       ︵7.︵7︵7︵  ハ1   り ︵   ρ ︵ 0  ハ0. 跳. 内的. Po航. 61.50 (6.16). 6L50 (6.OX. 55.oo (7.65). 64.33 (5.03). M.33 (4.9pt. 65.co (6.25). 検定結果. RP*時期. +p〈.10,**p〈.01,* p〈.05. 33.

(37) 5 プログラムに関すること.  最終回に,ペアレントトレーニングの感想とアンケートを実施した。質問は 5件法で行った。回答は「かなりうまくなった」から「まったくうまくならな かった」(1),「かなりできるようになった」から「まったくできない」(2,3,4),. 「たいへんよかった」から「まったくよくなかった」(5,9,10,11),「ちょうどよ. かった」から「まったくよくなかった」(6,7),「たいへんよくわかった」から 「まったくわからなかった」(8),「必ず参加したい」から「まったく参加した. くない」(12)で実施した。ペアレントトレーニング後における質問紙の得点に. おいて,SWR群とSTR群に差がないか検討するために,対応のないt検定を 行った。その結果,「ペアトレに参加してよかったですか」では,SWR群は有 意に高い傾向であった(t(28)=1.98,pく10)。また「自分の行動を振り返った ロールプレイはどうでしたか」の得点差は有意で(t(28)=3.01,pく01), 「記 録をとることはどうでしたか」の得点差は有意で(t(28)=2.38,p〈.05),全体. では,得点差は有意でいずれもSWR群が高かった(t(28)=2.48,pく05)。アン. ケートの質問項目と回答をTable 17,18に示し,アンケートの結果をTable19 に示す。. 34.

(38) Table17 アンケートの ・ 質問項目 ペアトレに参加して,子どもをほめるのはうまくなりましたか? 目標行動はどうですか?. ペアトレに参加して,子どもへの支援はうまくできるようになりましたか? ペアトレから一ヶ月たち,子どもへの支援はどうですか? ペアトレに参加してよかったですか? 回数はどうでしたか? 1回の時間(約2時間)はどうでしたか?. 講義(スライドをつかった)はどうでしたか?. Ol Ω乙 1 1 1. 自分の行動をふりかえったロールプレイを演じてどうでしたか?. 記録を取ることはどうでしたか? スタッフのアドバイスはどうでしたか? またペアトレがあれば参加したいですか?. Table 18 アンケートの ・男1ロx. 質問番号. 1点. 5点.   1.  かなりうまくなった. まったくうまくならなかった.  2,3,4. かなりできるようになった.   まったくできない. 5,9,10,11.   たいへんよかった.  まったくよくなかった.  6,7.   ちょうどよかった.  まったくよくなかった.   8.  たいへんよくわかった.  まったくわからなかった.   12.   必ず参加したい.  まったく参加したくない. 35.

(39) Table 19 アンケートロxの平. とSDおよびt. 平均   SD. 93. Q7. O7. Q7 W7. S7 U7. T3 O7 T3 W7 Q0. S. 77. Q3. P5. X2. 36. 151519049875633 000AXU OnUOOOOハUOハU. 平均   SD. 驍O038621508621513 344 3444434444 6 6 6 6 2 9 2 0 258 2 4 2 4O5 3 α0 、α 0α qα5 0、4 aα5 0.7 α 5362.  STR群(N=13). 3444444444444. 01 1 2 体9 123456 71 8 1 全.  SWR群(N=15). の. t値. 60. O. 97. V3. 0. 16. R8. 0. 72. V6. 1. 47. T2. 1. 98+. 1. 70. 1. sc. O. 42. 3. 01 **. 2. 3gg 1. os. O. 20. 2. 4zz. +p〈.10,**p〈.01,* p〈.05.

(40) 第4章 考察  親の自己評定において,SWRを使ったペアレントトレーニングは, STRを 使ったペアレントトレーニングに比べて差はあるのか,またペアレントトレー ニングによる時期の効果について検討した。また,SWRを使ったペアレントト レーニングが,親の行動や子どもの行動にどのような影響を及ぼすかについて 検討した。. 1 親による自己評定.  第1に,SWR群とSTR群の2群間の差を検討した。2群の育児ストレス等 の得点の平均値を見ると,育児ストレス等の自己評定に及ぼす時期の効果は両 群に見られた。.  第2に,SWR群とSTR群の2群間の差を,トレーニング前における育児ス トレスの自己評価の高さの違いにより検討した。.  育児ストレス下位項目の「育児に伴う不安感」では,L群においてSWR群 のペアレントトレーニング前の得点はSTR群より高く,SWR群では,ペアレ ントトレーニング後とフォローアップ得点は,ペアレントトレーニング前得点 より低くなった。.  育児ストレス下位項目の「育児環境の不備」では,SWR群において,ペアレ ントトレーニング後とフォローアップ得点は,ペアレントトレーニング前得点 より有意に低かった。.  育児効力感下位項目の「自分の子育てを周囲は認めてくれる」では,:H群に. おいて,SWR群の得点はSTR群より有意に高かった。また,STR群において, L群の得点はH群より有意に高かった。                  37.

Table 2ペアレントトレーニングの 日時と の 日程 SWR群 STR群 1115〜3/24 1/16〜3119 1/23A  3/26 2/7〜4/15 2/10〜4/21 2/14〜4124 2/15 v 4/25 2118〜4/28 A・2人C・2人B・4人B・2人 A・5人 C・4人A・6人 B・3人 A・発達障害関連団体 :B・発達障害関連団体   C・特別支援学校  STR群は親が自分自身を演じ,スタッフが子どもの役を演じた。SWR群は, 親が自分自身を演じ,スタッフが子どもの役を演じた後,
Table 10セルフモニタリング尺度n点と3二二結 セルフモニタリング   セルフモニタリング   セルフモニタリング   セルフモニタリング   (全)      「他者行動」     「自己呈示」    「理解できる」 L STII SWR be PostftlnPo航 恥
Table 12  一 5 t点と 分  1回目 Mean(SD) 3回目 Mean(SD)    ロールプレ 時期      交互効果     イ .17 F 視練の量  SWR群  STR群 3.21(O.73) 3.09(O.77) 3.76(O.9zi3.00(O.9pt 7.61* 1.31 14.20*t 表情の変化  SWR群  STR群 3.08(O.49)2.71(O.76) 3.88(O.70)2.77(O.73) 19.07** 5.93* 14.32rk* 声の抑揚  SWR群  S
Table 13  一 s t点と3 分 視線 表情 声の抑揚 積極性 L STR SWR Pre PostPre Post 3.50 (O.52)3.50 (O.64)2.50(O.52)3.00 (O.64) 3.00 (O.46)3.00(O.50)3.00(O.46)3.50(O.50) 3.50 (O.54)3.00(O.55)3.00(O.54)3.50(O.55) 3.50 (O.50)3.00(O.67)2.25(O.50)2.50(O.67) M STR SWR Pre PostPre P
+3

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