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1. 肝転移をきたした直腸LST(laterally spreading tumor)の1例 (第1回高崎消化器研究会<一般演題>)

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第1回高崎消化器研究会

日 時:平成 21年 10月 22日 (木) 19 時∼21時 場 所:ホテルメトロポリタン高崎 6階『丹頂の間Ⅲ』 代表世話人:高木 (独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター) 当番世話人:高木 (独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター) 中村 正治(独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター) 共 催:高崎消化器研究会, 高崎市医師会, エーザイ株式会社

一般演題>

座長:中村 正治(独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター) 1.肝転移をきたした直腸LST(laterally spreading tumor)

の1例 工藤 智洋,星野 崇,乾 正幸 長沼 篤,高木 (独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター 消化器科) 大木 孝,高他 大輔,坂元 一郎 山田 達也,中村 正治 (同 外科) 小川 晃 (同 研究検査科) 【症 例】 75歳, 男性. 平成 21年 3月頃より下肢の浮腫 が出現したため近医を受診したところ, 腫瘍マーカー高 値 (CEA 11.1, CA19-9 711) を指摘された. 精査目的に 当科紹介され, 腹部 USにて肝 S8に 2 cmの hypoechoic massを認めた. CT では同部位の腫瘤は造影されにくく, 転移性肝癌を疑われた. さらに直腸 Rbに 2 cm程度の隆 起性病変も CT で指摘された. FDG-PET では肝 S8に 異常集積を認めたが, 直腸をはじめ他臓器に集積を認め なかった. 肝生検の結果は metastatic adenocarcinomaで あった. 一方, 大腸内視鏡検査を行ったところ, 直腸 Rb に顆粒型結節混在型側方発育型腫瘍, いわゆる LST-G, mixed typeを認めた. 色素撒布, NBI および拡大観察の 結果,Ⅴ +Ⅲ 型 pit patternと判定した.内視鏡的には粘 膜内癌と診断したが, 他に肝転移をきたす病変を指摘で きなかったため, 一括切除による診断も兼ねて直腸 LST に対して内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD)を施行した.病 変は 19×15× 9 mm, 病理診断は papillary adenocar-cinoma, infα, sm<1000μm, ly1, v1であった. 脈管浸潤 があるため追加切除を行ったところ, LN #251周囲に tumor emboliを 認 め, 最 終 診 断 は SM, N1H1P0M0で あった. 【 察】 LST は腫瘍径の割に担癌率が低く, 内視鏡治療の適応となることが多い.しかし LST には亜 類が存在し, 各亜 類間で sm癌率が異なる. 今回我々 が経験した LST は顆粒型 (-G) に 類され, さらに結節 混在型 (mixed type)に 類されるが,この場合,腫瘍径の 増大とともに担癌率および sm癌率が上昇する. 内視鏡 診断において pit pattern診断の正診率は非常に高いが, 腫瘍径の大きい LST, 特に隆起を有する結節混在型に対 する正診率は低下することが予想され, 今後内視鏡診断 をするうえで注意が必要と思われた. また, sm<1000μm にもかかわらずリンパ節転移を認めた理由について, も ともと粘膜筋板同定不能例として扱うべきものを, 粘膜 筋板を推測して深達度を測定してしまったことによるも のかもしれない. あらためて大腸 SM 癌の浸潤実測値測 定法について, 理解を深める必要があると思われた. 2.多彩な膵外症状で再発した自己免疫性膵炎の1例 大和田 進(綿貫病院,乾内科クリニック) 3.内視鏡センターの現状 和田 正浩(高崎 PET 合画像 診断センター 内視鏡部)

特別講演>

座長:高木 (独立行政法人国立病院機構 高崎 合医療センター 消化器科) 『見えない癌を追う―拡大・超拡大診断を含む―』 工藤 進英(昭和大学横浜市北部病院 消化器センター 教授) 287 Kitakanto Med J 2010;60:287

参照

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