-1- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 第1回 枚方市生涯学習推進審議会 開 催 日 時 平成 30 年 1 月 15 日(月)10 時 00 分から 11 時 30 分まで 開 催 場 所 市役所別館4階 第3委員会室 出 席 者 渥美公秀会長・大西雅裕副会長・岡野亜紀子委員・岡村富美代委員・ 交久瀬清香委員・坂本一彦委員・島野文男委員・冨岡量秀委員・ 藪本久美委員 欠 席 者 豊田啓委員 案 件 名 案件(1)生涯学習推進基本指針の進捗状況等について 報告(1)学びのリーダーバンクに代わる新事業について 報告(2)生涯学習市民センターへの指定管理者制度導入について 提 出 さ れ た 資 料 な ど の 名 称 資料1 平成 29 年度 生涯学習推進基本指針進捗状況 資料2 学びのリーダーバンクについて 資料3 生涯学習市民センター・図書館への指定管理者制度導入に ついて 決 定 事 項 ― 会 議 の 公 開 、 非 公 開 の 別 及 び 非 公 開 の 理 由 公開 会 議 録 の 公 表 、 非 公 表 の 別 及 び 非 公 表 の 理 由 公表 傍 聴 者 の 数 0人 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 産業文化部 文化生涯学習室-2- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 〈1 開会〉 渥美会長:定刻になりましたので、第1回の生涯学習推進審議会を開催します。 事務局から委員の出席状況の確認をお願いします。 事 務 局:本日の出席委員は9名で枚方市附属機関条例に基づきこの審議会が成立しているこ とを報告します。 〈2 案件〉 渥美会長:案件(1)「生涯学習推進基本指針の進捗状況等について」を議題とします。事務 局から説明をお願いします。 事 務 局:資料1「平成 29 年度 生涯学習推進基本指針進捗状況」に基づき説明。 渥美会長:ここまでの説明についてご意見、ご質問等はありませんか。 岡村委員:「アンケート報告」の中で、指定管理者制度が導入された2施設についての満足度 を示していただけますか。それとも、今回の報告は全ての施設の包括的な数値なの でしょうか。 事 務 局:市内の生涯学習センター9か所、その他生涯学習に関わる施設5か所の計14か所で アンケートを実施し、それを取りまとめて資料としています。蹉跎と牧野の2施 設ということであれば、数字として上げておりませんので、必要であれば後ほど 皆様に提供させていただきます。 冨岡委員:「アンケート報告」の中で、9項目全てにおいて全体的に満足度が上昇していると のことですが、(8)と(9)については他の項目よりも低い値になっています。 これについて考えられる要因はありますか。 事 務 局:このアンケートは、利用施設で実施しています。(1)から(7)については、施 設で実際に活動されている方が、「学習の機会」や「学びの場の提供」などにつ いて答えていますので、一定の数字が出ているのではないかと考えます。一方、 (8)「市民・事業者・大学・地域のつながりを支える」と(9)「世代間交流を支 える」の数値については、アンケートの取得場所が要因ではないかと考えていま す。このアンケートを「いきいき広場」の現場で実施していたら、もう少し違っ た結果になったのではないかと思います。 島野委員:船橋校区では毎週「いきいき広場」を行っていますが、ほかの校区の実施状況はど のようなものでしょうか。 事 務 局:枚方市では、平成14年度より各校区の委員会に委託して、「ふれあいフリースクエ
-3- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 ア」という事業を行ってきました。開始後10年目となる平成23年度からは、各校区 の実情に即して地域の特性や多様性を活かすことのできる「いきいき広場」を実施 しており、実施回数が月1回且つ年12回以上という条件で補助金を交付しています。 平成29年度については、45校区全てで実施しており、多い校区では48回実施してい ます。実施頻度については校区により少し異なるということで聞いています。 大西副会長:「アンケート報告」の帯グラフの内容について、「やや不満・不満」に関してです が、全体としてのパーセンテージは下がっており、概ね良好だと思うのですが、件 数は同一、あるいは増加しています。この内容についてはどのようにお考えですか。 また、具体的な意見はどのようなものがあったのでしょうか。 事 務 局:昨年度のアンケート実施件数は182件、今年度は498件取得しており、数自体が異な ることから帯グラフでは見にくいかもしれません。具体的なアンケートの内容で すが、意見が記載されているものは非常に少なく、〇(まる)を付すことのみで 回答しているケースがほとんどです。 具体的な意見については、取りまとめて報告させていただきます。 渥美会長:例えば、シート9「世代間交流を支える」で、今後の方向性が「現状のまま継続」 だけでは、表現が足りずうまく伝わらないと思います。説明を聞きますと、参加 児童数が増えていて良い方向に向かっているから継続するのだということですか ら、それが表現できたら良いと思います。資料1の裏ページにある「めざすべき 方向」は矢印が上向き( ↗ )と明確に記されていますし、数字が足りないという 理由で、「そのまま継続」というのはいかがでしょうか。 事 務 局:「進捗状況」については、本市で行っている事務事業実績測定を活用して取りまと めた資料になっています。その中での選択肢が「現状のまま継続」あるいは「改 善」等となっていますので、このような表現となりました。備考欄にどういった ことで現状を継続していくのかを記入するなど、今後検討を行なっていきます。 藪本委員:満足度のレベルが28年度に比べて29年度は全ての項目で上がってきているとのこと ですが、色々な取り組みをしていただいてありがたいと思っています。学校教育の 観点から申し上げますが、これから子どもたちの放課後・土日・祝日の過ごし方な どにおいて、この様に取り組みを充実していただくことで、地域の方々と共に子ど もたちを育てることができるのではないかと思います。これからもよろしくお願い したいと思います。 坂本委員:この「アンケート報告」からは、各センターの回答者数がわからない等、充分な内 容の把握ができるようになっていません。今後は、アンケート回答者の属性を階層 ごとに明示して各事業との関連性が見えるように示していただきたいと思います。 また、シート1「活動委員会事業」に関してですが、牧野と津田と南部で参加人数
-4- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 が減少しています。事業数に関しても南部で減少していますが、これには何か特別 な原因があるのでしょうか。 岡村委員:蹉跎の活動委員をしておりますので、活動委員会の状況を申し上げます。事業数に ついて、活動委員会の年間予定数は、前年度の事業数と比較して決定している訳で はありません。センターに通っている方や活動委員の要望を基に決定しています。 参加人数については、蹉跎・牧野の参加人数が少ないのは、センターで実施されて いる「まつり」を事業に入れていない事が原因だと思います。「まつり」の参加人 数を加えますと他センターの参加人数を超えると思います。また、南部・菅原・御 殿山に関しては、木工や陶芸など連続講座を実施していますので、一律に参加人数 や事業数を比較するのは妥当ではないと思います。 渥美会長:それぞれ特徴があるということですね。 事 務 局:活動委員会事業の参加人数については、先ほどの説明のとおり、「まつり」の参 加人数など年度ごとに増減がでてくると思います。また、南部の事業数の減につ いては、事業数のカウント方法が例年と異なっているのではないかと思いますが、 確認した上で、委員の皆様にお示しさせていただきます。 島野委員:活動委員会事業についてですが、私も楠葉で活動委員をしております。今まさに、 各活動委員の提案を受けながら、次年度の事業について検討・決定する時期にあた ります。事業は、過去の活動を参考に、予算とのバランスも勘案して決定するので、 事業数については、多少は年度ごとに増減します。参加人数についても、ほぼ毎年 同程度の数になる傾向にあります。 冨岡委員:シート8「子ども大学探検隊事業」について、今後の方向性は「改善」で、方策と して「残る2大学への参加要請」となっておりますが、見通しはいかがでしょう か。 事 務 局:子ども大学事業については、以前は2大学での実施に留まっていましたが、現在は 3大学で実施しています。大学でも同種の事業を行われており、その他にもさま ざまな事業が行われていることから、日程の調整が困難であるということもあり、 現在は3大学の実施に留まっています。 しかしながら、市内の多くの子どもから参加の要望をいただいている事業ですので、 是非5大学に拡げていきたいと考えています。 交久瀬委員:アンケート用紙の解答欄に、もう少し自由に記述できる部分を盛り込んだほうが今 後に生かしやすいのではないかと思います。例えば、「自由にお書きください」 という質問を「学びたいことは何ですか」「改善してほしいことはありますか」 など細分化すると、もう少し回答しやすいのではないかと思いました。
-5- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 岡野委員:基本指針の3つの柱「1.学びを支える」「2.成果の活用を支える」「3.つなが りを支える」についてですが、1と2は、比較的、個人の活動にダイレクトに反映 するのですが、3は、個々の人たちを繋がらせていく、世代間を交流させていく、 というコーディネート的役割があり、他2つとは少しアプローチの仕方が異なって います。そして、まさにこの「つながりを支える」が、公立の文化施設また生涯学 習においても今後の一番大きな課題であろうと思います。そこで、(8)及び (9)のアンケート結果の満足度レベルが昨年度より上昇しているということは、 大きく評価できると思うのですが、数値が他項目より若干低いということは、それ だけ難しい部門であることを示していると思います。これに関しては、丁寧に取り 組んでいかないといけないことだと私自身も意識した次第です。 渥美会長:報告(1)「学びのリーダーバンクに代わる新事業について」を議題とします。事 務局から説明をお願いします。 事 務 局:資料2「学びのリーダーバンクについて」に基づき説明。 交久瀬委員:情報が一元化されるというのは大変良いことだと思いました。これはオリジナルの 独立サイトを作る訳ではなくて、産業文化部のホームページの中の1頁として作 られるということでしょうか。できればバナーをトップページにあげるなどして、 すぐにアクセスできるようにすれば良いのではないかと思いました。 事 務 局:ホームページに掲載する予定の情報ですが、現時点では、資料に記載しています とおり、トップ>学び・文化・スポーツ>生涯学習>各種支援 と下層の方に入 っていく形式で考えていますが、簡単に辿り着かなければ意味がありませんので、 バナーをトップに作るなど、いただいた意見も踏まえて検討していきたいと考え ています。 冨岡委員:「学びのリーダーバンク」では、講師の専門性・スキルが把握できないという問 題があったということですが、今回この形になることにより、その問題点につい てどのように担保・整理されていくつもりなのかお聞かせください。 事 務 局:この間、実施してきた「学びのリーダーバンク」事業は、仕事や趣味で培った知 識・経験を活かしたいという講師を原則支障がない限り登録し、市ホームページ 等で市民の皆様に紹介するという形で実施してきました。しかしながら、自己申 告を基本としていますので、講師のスキルが把握できていないということが課題 でしたので、他市を参考に検討した結果、京都市の情報提供型という事業形態に 再構築することにしました。人材登録型ということであれば、大阪市では、5名 程度の外部委員が講師登録希望者をヒアリングし、講義等を試行・確認するなど の一定の期間を設けて登録するという形をとられていますが、講師のスキルは把
-6- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 握できる一方で、コスト的にも時間的にもかかる問題があります。京都市では情 報提供型に特化し、課題はあるものの市民からは700件程度のアクセスがあり、一 定の理解・好評を得ているとのことです。 事 務 局:補足ですが、「生涯学習市民センター登録団体の講師」という項目を新たに作成し ました。これは、生涯学習市民センターで講師として教えておられる方の紹介を するという目的で作成したものです。今までは講師の方が個人単位で登録をされ ていたことにより、そのスキルや専門性が把握し難いという問題がありましたの で、その問題を解決するために、センターで実際に活動されている指導者の紹介 ということで情報をプラスすることにしました。情報発信型に変えると同時に、 このようなものも取り入れた形で内容を拡充していこうという考えです。 岡野委員:まさにこれがマッチングというかコーディネートの事業であると思います。スキル 自体もですが、学びたいというニーズも多種多様化している点では進化していくも のなので、今後も事業を進めながらさまざまな創意工夫を重ねていくことになろう かと思います。また、そのことが、先ほどの平均点を下回っていたコーディネート という分野を支えていくことにも繋がるのではないかと思います。 事 務 局:日々、更新していくべき事業であると考えています。今後も改善を図っていきたい と思います。 渥美会長:報告(2)「生涯学習市民センターへの指定管理者制度導入について」を議題とし ます。事務局から説明をお願いします。 事 務 局:資料3「生涯学習市民センター・図書館への指定管理者制度導入について」に基づ き説明。 岡村委員:御殿山、菅原、楠葉、津田の4図書館を管理するリブネットの実績を説明いただけ ますか。 事 務 局:リブネットは、指定管理者としての実績等のほか、当該事業者からの申請の内容に よりますと、学校図書館事業では業界№1の運営実績があるとのことです。 岡村委員:蹉跎と牧野では、指定管理者・利用者・活動委員会の間で良好な人間関係を構築す るまでに、1年以上かかりました。これから更に良好な関係を築こうとしていた矢 先に、事業者が代わるといった事態に直面しています。指定管理者が現行事業者か ら変わる理由は何でしょうか。また、指定管理者制度に変わる時に、若い世代の短 期雇用により雇用制度に安定がなくなると聞いていました。若者の生活に関する不 安も身近に感じましたので、今回なぜ現行事業者がエントリーしなかったのでしょ うか。
-7- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 事 務 局:なぜエントリーしなかったのかは、当該法人の経営判断によると考えています。 また、現行事業者は他にも管理運営している施設がありますので、雇用されてい る職員が必ずしも職を失うということではなく、配置転換等で対応されるケース もあると聞いています。従いまして、必ずしも全てのスタッフが短期雇用になる ということではないと考えています。 岡野委員:以前、指定管理者制度は期間が限定されているため、雇用されたスタッフに対して 安定した育成ができないと申し上げました。今回はそれもさることながら、現行の 事業者がトライしてこなかった理由が何なのかが気になります。指定管理の条件で、 根本的に施設を運営し難い何か問題があるのか、そうであれば次の指定管理者にも 残ってくる可能性があります。指定管理のシステム自体に何か問題がないのか、検 討などはされたのでしょうか。 事 務 局:図書館との複合施設ということもありますので、生涯学習の事業者は図書館の事業 者と組んで申請されてきます。そういった部分もあるのではないかと思います。 今後検証を進めていく中で、さまざまな意見を聴収して5年後の指定管理者の募 集時に反映させていきたいと考えています。 坂本委員:事業の継続や地域との連携、経営内容や業務内容を市が掴んでおく必要があるので はないでしょうか。蹉跎と牧野に所長さんはおられるのですか。 事 務 局:はい、おります。 坂本委員:それは市の職員ですか。 事 務 局:いいえ、指定管理者の社員になります。 坂本委員:市の事業として生涯学習センターを運営されているのであれば、指定管理者以外に も市の職員がガバナンス統治をする必要があるのではないですか。そうでなければ、 生涯学習を推進するという市の方針が担保できないのではないかと思います。指定 管理者制度を進めながら、同時に市職員が統治するシステムを構築する必要がある のではないかと思います。 事 務 局:ガバナンスの問題ですが、指定管理者制度については、市が指定する管理者が公の 施設の管理を代行する制度という形になっています。従いまして、行政の責任と して、当該施設のガバナンスは文化生涯学習室が担っているということになりま す。また、市の直営館として2館ありますので、事業の蓄積などを十分に意識し ながら行政としての責任を引き続き果たしていく、という考えです。
-8- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 事 務 局:補足ですが、施設を指定管理者に任せきりにするということに心配があるとの意見 は、2年前の導入時にもさまざまな方面からもいただきましたので、文化生涯学 習室内に協働担当職員を配置しまして、適時、必要に応じて活動委員会の会議の 場にも参加をさせていただくという仕組みを作りました。そうすることにより、 市担当職員にも直接、さまざまな声を受けさせていただく仕組みとなっています。 指定管理者制度の一つの利点としては、民間の発想や新しいノウハウを生かすと いうことがありますが、一方で、行政が関わり過ぎるとその利点を阻害するとい うことにもなりかねませんので、枚方市として、そういった仕組みを残しながら、 進捗を見極めています。 それから、先ほど現行事業者がエントリーしなかったことの指摘がありましたが、 図書館の事業者は今と変わりなく、生涯学習の構成団体との組み合わせが変わった ということです。この先行導入施設では、イベントをはじめ、図書館と生涯学習市 民センターが一体的に管理運営を行なっています。従いまして、決して全く新しい 事業者に変わったというわけではありません。 冨岡委員:構成団体についてですが、グループの組み方など応募条件はあったのでしょうか。 事 務 局:基本的には、同種施設の管理運営の実績を有するという条件を付けています。例え ば、生涯学習施設と図書館の両方を管理運営した実績があれば、単独で申請する ことができます。従いまして、本市としてどういう組み合わせにするのか予め指 定しているのではなく、管理運営実績がある事業者であれば、単独でもジョイン トベンチャーでも応募できます。 冨岡委員:応募するときに応募する側がどういうベンチャーを組むのか、自ら考えて組み立 てるということですね。 事 務 局:そのとおりです。 岡野委員:指定管理制度が始まった時の傾向としては、ジョイントベンチャーではなく単独が 主流でした。その際、大きな建物を管理するにあたっては、ソフトの問題よりもハ ード面での管理が大変なため、ビル管理会社がソフト担当のスタッフを一時的に預 かるという形で運営していました。そのような状況下において、管理が優先され、 ソフト面がおざなりになってしまう等の問題が生じました。それに対し、最近の傾 向としては、それぞれの得意分野を持ち寄って組んで請けるというのが潮流になっ ているかと思います。 冨岡委員:事業費11億円となっているのは施設費込みの数字でしょうか。 事 務 局:はい。
-9- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 岡村委員:6館の図書館のうち、2館は図書館流通センター、4館はリブネットが請けること になりますが、すべての館で同等のサービスが受けられるのか、適切な管理がなさ れるのか、利用者に不平等が生じないのか。中央図書館がコントロールすると記載 されていますが、6館同士のコミュニケーションは適切に図られるようになってい るのでしょうか。 事 務 局:基本的な業務については、仕様書に基づいて実施することになるので、事業の内容 について、基本とする基準は守られます。また、先ほどガバナンスについてあり ましたが、図書館部門であれば各図書館が単独的に動くのではなく、中央図書館 が行政として横の連携を適切に図れるよう責任を持って役割を果たしていくと考 えています。それは生涯学習部門についても同様です。 事 務 局:補足ですが、現在月 1 回、生涯学習市民センター所長会議を開催しており、そこに は、指定管理者先行導入2館の所長を含め、直営の所長と市の職員が必ず集まり、 それぞれの課題の共有や検討をしています。今後その数のバランスが変わります が、基本的に公の施設を管理するということに変わりはありませんので、それぞ れの施設長が集まる会議については、毎月1回の実施を継続していきます。 岡村委員:蹉跎・牧野の仕様書と他館の仕様書に大きな変更点はあるのでしょうか。 事 務 局:仕様書については、基本的に蹉跎・牧野の先行導入施設をベースに作成しています。 ただ、今回導入する施設の中には、楠葉・津田のように支所と隣接している施設 もありますので、そういった点で異なる部分があります。 岡村委員:では、ソフトの部分については変わらないということですか。 事 務 局:それぞれの施設ごとに特性がありますので、例えば、御殿山施設であれば、美術や 陶芸事業の実施というソフト面で相違点がありますが、基本的にはベースに則っ たうえで作成しています。 事 務 局:補足ですが、例えば、楠葉施設には喫茶コーナーがあります。以前は障害者事業協 会が喫茶を運営していましたが、今は活動委員会事業として月2回、活用してい ます。今回の指定管理者制度導入に伴い、喫茶コーナーを活用した事業の提案を 求めたところ、「くずはキッチン」という事業を提案してきました。このように、 利用者に喜んでいただく運営を目指し、施設の特性を活かすという観点から相違 点はでてくると思います。 冨岡委員:今回選定された方々の選定理由を教えていただけますか。選定された事業者の提 案内容を具体的に教えていただきたいのですが。
-10- H30.1.15 第1回生涯学習推進審議会 事 務 局:蹉跎・牧野については、廃止した旧市民室のサービスコーナーを活用した「ラーニ ングコモンズ」をするという提案がありました。菅原にも旧サービスコーナーが ありますので、その部分を活用したコミュニティースペースを創るという提案が ありました。御殿山では、仕様書に示した美術施設としての専門職員を配置して いくという提案がありました。楠葉では、「くずはキッチン」、津田では、里山 を活かした事業の提案等があります。 事 務 局:枚方市のホームページに選定審査会の議事録を全て公開していますので、詳細をご 覧いただければと思います。 坂本委員:指定管理者制度は、民間の発想による異なった観点から生涯学習施設としての役割 を果たし、今後発展していけるであろうと思います。しかし、ガバナンスの観点か ら申しますと、指定管理者制度を導入したセンターでは市の職員が直接市民の要求 に応えて活動を支援していくことがないため、市の職員の生涯学習の蓄積が充分に 担保できないのではないかと危惧しています。市としての職員の育成という観点か ら適切に判断していったほうが良いのではないか思います。そうしなければ5年後 10年後が心配です。 事 務 局:全ての生涯学習市民センターに指定管理者制度を導入するという訳ではなく、直営 施設がありますので、そういった部分での課題を充分認識して取り組んでいきた いと考えています。 事 務 局:市職員としても育成という部分は課題になってくると思います。施設を事業者に管 理代行してもらうということになりますと、直接、市職員がタッチするところが 少なくなっていく、それが職員の育成に対する課題になってくる、というご指摘 の点も踏まえて、今後、市職員の育成についてしっかりと対応していきたいと思 います。 〈3 閉会〉 渥美会長:閉会の時間となりましたが、事務局からほかに何かありますか。 事 務 局:本日お配りした資料でご不明な点がありましたら、1月 24 日迄に事務局までご連 絡ください。 渥美会長:これで第1回の審議会を終了します。本日はどうもありがとうございました。