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バレーボール

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Academic year: 2021

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第1学年 保健体育科学習指導案 1 単 元 「バレーボール」 2 指導観 ○ 球技は、ボールなどを媒介として集団対集団、個人対個人で攻防を展開し、得点を取り合って勝敗を競い合うことをねらいとし、 チームの課題や自己の能力に適した課題の解決に取り組んだり、ゲームを楽しんだりする運動である。 バレーボールは、ネットを挟んで相対する二つのチームが攻防を繰り返しながら、点を取り合って勝敗を競うスポーツである。ゆえ に、自己やチームの技能が高まり、ラリーを続けることができ、チームワークが高まり、仲間と協力して自主的に練習に取り組むこと ができたときに、喜びや楽しさを味わうことができる。また、ボールの動きに合わせた、パスやレシーブ・トス・スパイク・ブロック などのプレーを行うことにより、筋力・瞬発力・巧緻性などの体力の向上が期待できる。さらに、練習やゲームを通して、健康や安全 に留意してプレーをしたり、ルールを守ったりするなど勝敗に対する公正な態度も身につけることができる。チームの一員としての学 習をしていくことで、自らの責任を果たしたり、互いに助け合ったりするなど、社会生活に必要な態度を培うことにもつながっていく。 これらのことから、中学生の時期に、社会の中でも手軽なスポーツとして広く親しまれているバレーボールを学習し、その特性に触 れることは、生涯学習の基礎を培う視点からも大変意義深いと考える。 ○ 本学級の生徒は、△組女子○○名、□組女子○○名の計○○名で構成している。学級の雰囲気は、△組は運動に対して消極的な生徒 もいるが、全体的には落ち着きがある雰囲気である。□組は全体的に明るく、積極的に活動に取り組む生徒が多い。運動部に所属して いるなど日頃から運動の経験がある生徒は○○名おり、クラスの○/○近くである。一学期に実施した新体力テストの結果から、バレ ーボールに必要な体力である、筋力(2組○○、3組○○/18.3県平均〔上体起こし〕)(2組○○、3組○○/21.9県平均〔握力〕) 敏捷性(2組○○、3組○○/39.4 県平均〔反復横跳び〕)、瞬発力(2組○○、3組,○○/157.3 県平均〔立ち幅跳び〕)と巧緻性 (2組○○、3組○○/12.7県平均〔ハンドボール投げ〕)について、ほぼ全項目で高い数値を示しており、体力テストの結果からも 運動能力の高い生徒が多いことがわかる。アンケートによると、小学校でのバレーボールの経験者は○名おり、授業で習ったことがあ る生徒は○名いる。部活動所属者を含め、○○名の生徒が球技の経験がある。球技に対しては、得意であると感じている生徒が多く(平 均○○/4段階)、バレーボールの授業を楽しみにしている生徒がほとんどである(平均○○/4段階)。できるようになりたいプレー は、ほとんどの生徒が「ラリーが続くようになる」「レシーブ・パスができるようになる」「仲間との協力」であった。「アタック」な どの攻撃をあげていた生徒も○名いた。半面、○名の生徒がボールへの恐怖心があり、バレーボールの授業があまり楽しみではない(「バ レーボールの授業が楽しみである」の項目で1または2の評価の生徒/4段階中)と答えている。 このことから、バレーボールの経験者もおり、球技の経験者も多く、バレーボールの授業に大変興味関心が高い生徒が多い半面、少 数ではあるが、球技への恐怖心や苦手意識を抱いている生徒もいる集団であることがわかる。また生徒はこれまで「水泳」「器械運動 (マット運動)」の授業で、個々の能力や課題に応じたコース別学習を行っており、自己の課題を把握し、その解決に向けて挑戦する 課題解決型の学習も経験してきている。 ○ 本単元の指導にあたっては、3年間の学習の基礎となるオーバーハンドパス、アンダーハンドパス、アンダーハンドサービスの技能 を確実に身につけ、ゲームでラリーを続け、バレーボールの特性に触れる楽しさを味わうことをねらいとしている。今回は、1年次に ゲームで数多くボールに触れる経験を積ませたいということと1クラス○○人という人数的な面から、1チーム4人でチームを編成さ せ、試合も4対4で行わせる。コートは通常のコートを縦に半分に分け、広さ4.5m×7.5m、ネットの高さ2m5㎝とし、あ まり広くないコートでボールの落下点へ移動しやすいコートで練習や試合をさせる。 まず課題把握の段階では、オリエンテーションで単元のめあてと学習の流れを理解させ、見通しを持って学習に臨ませる。チームは 能力に偏りがないように編成させ、試しのゲームでルールの理解とチームの状況を把握させると同時に、ゲームを経験することでバレ ーボールに対する意欲や興味を高めさせたい。 課題追求1の段階では、基礎基本のオーバーハンドパス、アンダーハンドパスの技能を確実に身につけさせる。次にボールの動きに 合わせたレシーブの仕方やボールの落下点への移動のタイミング、パスのコントロールの感覚を身につけさせるため、チームで動きを 入れたパスの練習をさせる。続いてアンダーハンドサービスとサーブレシーブの技能を身につけさせる。 課題追求2の段階では、3対3、4対4のミニゲームを取り入れる。少人数のゲームを取り入れることで、一人一人が動きながらの レシーブやボールに合わせたポジションの取り方など、ゲーム的な感覚を高めさせたい。ミニゲームではレシーブとパスに重点を置き、 チーム内の接触を3回で返球できるようにさせ、できるだけ長くラリーが続けられるようにする。続いて、チーム練習を取り入れ、ゲ ームでラリーを続けるためのチームの作戦を考えさせ、そのための練習を工夫して行わせる。 課題解決の段階では、高まった技能を生かしてまとめのリーグ戦を行う。ポジションはローテーション制とし、チームの作戦を協力 して成功させようとすることでバレーボールの試合の楽しさを味わわせるとともに、個人やチームのレシーブやパスの力がどれくらい 高まったか確認できるようにしたい。

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3 単元目標 ○ バレーボールに興味関心を持ち、意欲的に活動し、仲間と協力してバレーボールの楽しさを味わうことができる。(関心・意欲) ○ 自己やチームの課題を把握し、課題に応じた練習方法やゲームの作戦を考えることができる。(思考・判断) ○ オーバーハンドパス、アンダーハンドパス、アンダーハンドサービスの基礎的技能を身につけ、ゲームの中でその技能が発揮でき、 仲間と協力してゲームでラリーを続けることができる。(技能) ○ バレーボールの基本的なパスやプレーの名前、技能のポイントやルール、審判方法が理解できる。(知識・理解) 4 単元計画(12時間) 単元のめあて「バレーボールの基礎的技能を身につけ、ラリーが続くゲームの楽しさを味わおう。」 次 配時 主な学習活動 指導上の留意点 評価基準・評価方法 課 題 把 握 2 1 オリエンテーションで学習の見通 しを持つ。 2 試しのゲームで確認をする。 ・バレーボールの授業に興味を持ち、 意欲を高めることができるようにさ せる。 ・自己やチームの課題をつかませる。 ・バレーボールへの興味関心を高めている。(関心意欲) 〔アンケート〕 ・試しのゲームで自己やチームの課題をつかむこ とができる。(思考判断)〔学習プリント〕 課 題 追 求 1 4 3 基本的なパスの技能を身につける。 (1)オーバーハンドパス・アンダーハ ンドパスの正しい技能を身につ ける。 (2)ボールの落下点に正しく移動し、 状況に応じたパスの使い分けの 判断ができるようになる。 ・対人パス ・ランニングパス ・四角パス (3)パスのコントロールができるよう になる。 ・円陣パス ・ネットパス (4)アンダーハンドサービスを身につ け、サーブレシーブの練習をする。 ・チェックカードを使って、オーバー ハンドパス・アンダーハンドパスの 正しいフォームを身につけさせる。 ・高いボールや低いボールに対する適 切なパスの使い分けができるように させる。 ・ボールの動きに合わせて、落下点に 正しく入ることができる。 ・パスのコントロールができるように なる。 ・チーム練習でチームの雰囲気が高ま るように声かけさせる。 ・アンダーハンドサービスとサーブレ シーブができるように指示する。 ・仲間と協力して、意欲的に練習に取り組んでい る。(関心意欲)〔様相観察〕〔学習プリント〕 ・オーバーハンドパス・アンダーハンドパスを身 につけることができる。(技能)〔様相観察〕〔チェックカード〕 ・ボールの落下点に入ることができ、状況に合わ せた適切なパスの使い分けができる。(技能)〔様相観察〕 ・円陣パスやネットパスでパスのコントロールが できている。(技能)〔様相観察〕 ・チームの雰囲気が高まるような声かけができる。 (関心意欲)〔様相観察〕 ・アンダーハンドサービスの技能を身につけてい る。(技能)〔様相観察〕 ・サーブレシーブに意欲的に挑戦している。(関心意欲) 〔様相観察〕〔学習プリント〕 課 題 追 求 2 3 本時 3 / 3 4 ミニゲームでボールの動きに応じ たレシーブができ、ラリーが続けら れるようにする。 ・3対3 ・4対4 5 ゲームの作戦を立てて練習する。 ・レシーブがスムーズに行くような、 ポジションの取り方を理解させる。 ・ポジションの取り方やカバーの仕方 など、チームの特徴に応じた内容で、 ゲームに取り組ませる。 ・バレーボールのポジションの形を理解し、チー ムの中での自己の役割を果たすことができる。 (知識理解)(技能)〔様相観察〕〔学習プリント〕 ・チームの特徴に応じたゲームの作戦を立て、作 戦に応じたチーム練習をし、ゲームで発揮して いる。(思考判断)(技能)〔学習プリント〕 課 題 解 決 4 6 リーグ戦を行う。 7 学習のまとめを行う。 ・仲間と協力して意欲的にリーグ戦に 参加し、身につけた技能を発揮でき るようにする。 ・仲間に声をかけたり、進んで声を出したりして 意欲的にゲームに取り組んでいる。(関心意欲)〔様相観察〕 ・ボールの動きに合わせてボールの落下点に移動 でき、ゲームでボールをつなげることができる。 (技能)〔様相観察〕〔学習プリント〕 ・チームの中での自分の役割を理解し、ゲームで 作戦に応じた動きをしている。(思考判断)〔学習プリント〕 ・バレーボールのルールを理解してゲームを行っ ている。(知識理解)〔様相観察〕〔学習プリント〕 ・成長した点と今後の課題点を明らかにすること ができている。(思考判断)〔学習プリント〕

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5 本時の指導観 前時までに生徒は、4時間の基礎的技能の練習を終え、個人の目標とチームの目標の達成を目指して2時 間の集団的技能の練習に取り組んできている。集団的技能についてはカバーやローテーションの仕方につい て理解し、チームの作戦を立ててチーム練習を行い、ゲームで確認をしている。 そこで本時は、集団的技能の練習の最後の段階として、リーグ戦に向け、チームに応じた動きの作戦を立 て、ゲームで発揮することをねらいとする。そのためにはまず、導入の段階で、体育委員を中心にランニン グ・ストレッチの準備運動を行わせる。さらに、本時のめあてと学習内容・学習の流れについて確認させる。 展開の場面では、最初にボール操作とレシーブの練習として円陣パスを行う。意欲的にボールの落下点に 入り、ボールをつなごうとする雰囲気を高めるため、チームで3分間連続20回以上の目標に挑戦させる。 次に、2分間ずつのサーブとサーブレシーブの練習を行う。最初にA・Bチームがサーブを打ち、C・Dチ ームがレシーブをする。ネット際のセッターに返球できたら、トスを上げてもらい、上がったボールを相手 コートまで返球させ、ボールを落とさずにつなげる感覚で返球させる。それから、チームの作戦を完成させ るチーム練習を考える作戦会議を行う。前時の練習やゲームの反省点から、本時のゲームにつながるチーム 練習内容についてキャプテンを中心に話し合いをさせ、話し合った内容はチームプリントに記入させる。次 にチーム練習を行う。チーム練習4分ずつで前後半に分け、最初にA・Bチームが練習を、C・Dチームが 練習の相手になりサーブやレシーブなどの協力をさせる。上手く行かないときは練習を中断して話し合いを したり、新たな課題が見つかった場合は予定した練習内容を変更・修正したりさせる。最後に確かめのゲー ムを行い、ゲームの作戦の完成度を確認させる。今回のリーグ戦では、ラリーを続けることをねらいとして いるため、3回接触して返球できた時に得点が入った場合は、2点とする特別ルールで行う。同じルールで 確かめのゲームも行う。ゲームは4分間の時間制でローテーションを行い、チームで考えた作戦がゲームで 発揮できるようにさせる。またリーグ戦に向けて、動きや励まし、指示などの声をたくさん出させ、意欲を 高めさせたい。 終末の段階では、全体が集合した後、チームの反省をさせる。練習前に記入したチームカードを見ながら、 チームの作戦がゲームの中で生かされたか、成功点や課題となった点を確認させ、次時のリーグ戦に向け、 作戦の修正をさせる。次に、各自の学習プリントに本時のまとめを記入させた後、各チームに作戦がうまく 行ったかどうかを発表させ、教師の講評を聞き、まとめとする。最後に次時リーグ戦の確認をし、終わりの あいさつをする。 6 本時の主眼 ○ チームの練習や作戦会議で考えを出すことができる。(思考判断)〔様相観察〕〔学習プリント〕 ○立てた作戦をゲームで発揮することができる。(技能)〔様相観察〕〔学習プリント〕 7 準備 ①バレーボール(20球)②ホワイトボード③学習プリント④マーキング⑤デジタイマー ⑥作戦板(8セット)⑦得点カード⑧チームカード 8 展開 主な学習活動 指導上の留意点 評価の観点 準備 配時 形態 導 入 1 準備運動と本時の内容・めあ てを確認する。 (1)ランニングをする。 (2)体操・ストレッチをする。 (5)集合・あいさつをする。 (6)本時の内容とめあての 確認をする。 ・体育委員が中心になり、ウォーミングア ップを行わせ、学習に向けての意欲を高 めさせる。 ・チームカードに記入している作戦で、よ いものを掲示することでイメージをも たせ、めあてをつかませる。 ① ② ⑥ 9 分 一 斉 チームの作戦を完成させ、ゲームで発揮しよう。

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展 開 2 チームで円陣パスを行う。 (3分・目標連続20回) 3 サーブレシーブを行う。 (2分で交代) 4 チームの作戦会議を行う。 (4分間) 5 チーム練習をする。 (前半後半制・4分間) 6 時間制の確かめのゲームを 行う。 ・ボールの落下点に入ることと、ボールの コントロールを意識させるため、名前を 呼んでパスをさせる。 ・A・Bチームが最初にサーブを、C・D チームにレシーブをさせる。 ・セッターにボールを上げることができた ら、そのまま前進し、トスされたボール を受け、相手コートに返球させる。 ・それぞれの学習プリントに記入した前時 の反省を出させ、チームの作戦の修正点 を話し合わせる。チームの作戦の完成を 目指した本時の練習内容を決めさせる。 ・作戦板を使って話し合いをさせ、決まっ た内容はチームカードに記入させる。 ・チーム練習は1チーム4分間で、A・D チームがペア、B・Cチームがペアにな り、一方が練習をするときはもう一方の チームに練習の相手をさせる。(サーブ やレシーブなどで相手チームに協力を させる。) ・途中で必要であれば作戦板を使って作戦 会議をさせる。 ・ローテーションをしながら確認させる。 ・ラリーを続けさせるため、3回接触して 返球できたときの得点は2点とする。 ・チームの作戦会 議や練習で考え を出すことがで きる。 (思考・判断) 〔様相観察〕 〔学習プリント〕 ・チームで立てた 作戦をゲームで 発揮することが できる。 (技能) 〔様相観察〕 〔学習プリント〕 ① ② ④ ⑤ ⑧ 4 分 5 分 4 分 10 分 9 分 グ ル ー プ 終 末 7 本時のまとめと次回の確認 を行う。 (1)チームで反省会をする。 (2)個人の反省を記入する。 (3)教師の講評、次時の確認後、 終わりの挨拶をする。 ・学習プリントには個人のまとめを記入さ せる。 ・作戦板が必要であれば活用させる。 ・チームの作戦がゲームで発揮できたかを 確認させる。 ・次回はリーグ戦をすることを確認する。 ② ③ ⑧ 9 分 一 斉 〔確かめのゲームのルール〕 ①1試合4分×2試合 ②3回で返球できたときに得点が入ったら2点とする。 ③チームで決めたポジションの中でローテーションをする。 ④得点はプレーしながら得点カードの近くに来た生徒がつける。 審判はプレーしながらの相互審判とする。

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