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地域生態系保全のための休耕田の人工湿地としての 利用

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地域生態系保全のための休耕田の人工湿地としての 利用

著者 川西 琢也

著者別表示 Kawanishi Takuya

雑誌名 平成5(1993)年度 科学研究費補助金 重点領域研究  研究課題概要

巻 1993

ページ 2p.

発行年 2016‑04‑21

URL http://doi.org/10.24517/00066654

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

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地域⽣態系保全のための休耕⽥の⼈⼯湿地としての利⽤

Research Project

Project/Area Number

05278109

Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation Type

Single-year Grants

Research Institution

Kanazawa University

Principal Investigator

川⻄ 琢也 ⾦沢⼤学, ⾃然科学研究科, 助⼿ (80234087)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)

川島 博之 農⽔省, 農業環境技術研究所・環境資源部, 主任研究官 (30161318)

Project Period (FY)

1993

Project Status

Completed (Fiscal Year 1993)

Budget Amount

*help

¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)

Fiscal Year 1993: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)

Keywords

⽣態⼯学 / 休耕⽥ / ⽣物相 / 湿地 / 物質循環

Research Abstract

本年度の⽬的は、実験対象となる休耕⽥で、まず炭素、窒素のマスバランスを把握できるようにし、来年度からの年間を通しての植⽣変化、⽣物相の変化、物質収

⽀の検討のための準備を整えることにある。⽯川県⾦沢市⾠⺒町に休耕⽥を借⽤し、その⼀部を畔で囲って実験⽤湿地とした。実験⽤地の⾯積は112m^2である。

この⼈⼯湿地に、⽤⽔路から⽔を導⼊し、⽔の⼊出流量、各種成分の濃度が測定できる様にした。また、⾬⽔採取器、⼟壌溶液採取器(⼤起理化DIK-3900)を設置 All

Search Research Projects   How to Use

(3)

Published: 1993-03-31 Modified: 2016-04-21

Report

(1 results)

1993

Annual Research Report

Research Products

(4 results)

All Other All Publications (4 results)

URL: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05278109/

し、降⽔から供給される物質量、地下へ浸透する物質量を測定できるようにした。物質の流⼊流出量については、流⼊流出⽔量×濃度より、降⽔による供給量は降

⽔量×濃度より、地下浸透量に関しては、浸透⽔量に⼟壌溶液採取器から得られた溶液の平均濃度を掛けて求めた。流⼊流出⽔量はサンプリング毎に容器に単位時 間に流れ込む⽔量を測定することにより求めた。浸透⽔量は減⽔深より求めた。この⼈⼯湿地で、1993年11⽉から12⽉にかけての有機炭素、窒素、硫⻩の物質収

⽀を求めた。窒素に関しては、流⼊量の約4割が流出し、残り約6割が湿地内にデポジットされるか⼤気中に逃げていることが分かった。降⽔による流⼊量、地下へ の浸透量ともに無視できる程度だった。有機炭素については、窒素より約1オーダー⾼い流⼊量が得られた。流⼊した有機炭素の約6割が流出、約2割4分が地下へ 浸透した。硫酸態硫⻩に関しては、流⼊量の4割が流出し、6%が浸透し残り約50%が⼟壌中にデポジットあるいは⼤気に揮散している。これら3物質については、

⼤気への揮散量、植物への吸収量を除いて物質収⽀を得ることができ、本年度の⽬的はほぼ達成されたと考える。来年度以降は、この⼈⼯湿地における⽣物相、植

⽣の変化を追跡しながら、それと物質収⽀、炭素窒素動態との関係を検討し、休耕⽥転換⼈⼯湿地の評価を進める。

[Publications] Takuya Kawanishi: "Dispersion effect on the apparent nitrogen isotope fractionation factor associated with denitrification in

soil,evaluation by a mathematical model." Soil Biology and Biochemistry. 25. 349-354 (1993)  [Publications] 川⻄ 琢也: "溶質輸送と脱窒とが同時に起こる有限のシステムによる⾒かけの同位体分別係数について" ⽔環境学会誌. 16. 685-689 (1993)  [Publications] 川島 博之: "地球規模の窒素循環" 化学⼯学論⽂集. 19. 789-794 (1993)  [Publications] 川島 博之(⼾⽥任重): "潅漑⽤溜池における硝酸態窒素の消失" ⽇本⼟壌肥料学雑誌. (印刷中). 

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas Kanazawa University 川島 博之 Search Research Projects How to Use Annual Research Report

参照

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