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福 武 敏 重

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Academic year: 2022

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(1)2728 611.. KCl竝. ニCaCl2ノ. 0. 18. 鼻 呼 吸 粘 膜 ニ及 ボ ス作 用 ニ就 テ. 岡山醫科大學解剖學教室(主 任 上坂教授). 福. 武. 敏. 重. 目 第1章. 緒. 言. 第2章. 文. 獻. 第3章. 實 驗 材 料 及 ビ方 法. 次 第2節. CaCl2注 射 ニ ヨル組 織 的變 化. 第1項. 注 射1週 間 ノモ ノ ノ所見. 第2項. 注 射2週 間 ノモ ノ ノ所 見. BCl注 射 ニ ヨ ル組 織 酌 變 化. 第3項. 注 射3週 間 ノモ ノ ノ所見. 第1項. 注 射1週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第4項. 注 射4週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第2項. 注 射2週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第5項. 注 射5週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第3項. 注 射3週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第6項. 注 射6週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第4項. 注 射4週 間 ノモ ノノ所 見. 第7項. 注 射7週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第5項. 注 射5週 間 ノモ ノ ノ所 見. 第4章. 總括考按. 第6項. 注 射6週 間 ノモ ノ ノ所見. 第5章. 結. 第7項. 注 射7週 間 ノモ ノ ノ所 見. 主要文 獻. 第8項. 注射8週. 附圖説明. 第1節. 間 ノモ ノ ノ所 見. 第1章 Ca鹽. 緒. 論. 言. ヲ生 活 細 胞 ニ 作 用 セ シ ム ル 時 ハ 例 ヘ バStreptokokkenヲ. シ テ 之 ヲ 保 護 シ(Loening).植 セ シ メ(Szucs. R. V. Eisler und. 滲 出 ヲ抑 制 シ(Hans 防 グ(Chiari. 物 細 胞 ニ 對 ス ルChininノ. Hort. Meyer).. u. Januschka)モ. 低 下 ス ト(Mines).而. V. Portheim).細 Terpentin等. 膨 脹 セ シム ル殺 菌 性 物 質 ニ對. 進 入 性 ヲ 困 難 ナ ラ シ メ其 毒 性 ヲ 減 退. 胞 結合 質 ヲ緻 密 ナ ラ シ メ.炎. ニ 由 テ 起 ル結 膜 或 ハ 肋 膜 ノ 滲 出 物 ノ 形 成 ヲ. ノ ナ レ ドモ之 ニ頡 頏 的 作 用 ヲ有 スルK鹽. テ 之 等 作 用 ノ 起 因 ハHoferノ. 細 胞 膠 質 膜 ヲ緻 密 ナ ラ シ メ 「ア ル カ リー 」就 中Kハ. ハ筋 組 織 ノ 亢 奮 性 ヲ. 唱 ヘ シ如 ク 「ア ル カ リー 」 土 類 就 中Ca 之 ヲ 緩 疎 ナ ラ シ ム ル ニ 基 ク モ ノ ニ シテ 之 等. ノ問 題 ニ 關 ス ル 研 究 業 績 ハ 枚 擧 ニ遑 ナ キ モ 之 ヲ 組 織 學 的 ニ檢 索 セ シ ハ 從 來Hofer Mayl,. Schreiber,. テ 友 澤,加. 藤,田. Zeiger, 中,岡. Parhon等. 島,佐. 藤,秋. 症性 滲出物 ノ. , Schwartz,. ノ 諸 氏 ニ過 ギ ズ 然 ル ニ近 時 岡 山 醫 科 大 學 解 剖 學 教 室 ニ於 山,鎌. ニ注 射 シ實 驗 的 檢 索 ヲ 遂 行 セ シ ハParhon,加. 倉 諸 氏 ノ研 究 續 出 ス ル ニ 至 レ リ.但 藤,田. シ藥 液 ヲ靜 脉. 中,佐 藤 ノ諸 氏 ニ過 ギ ザ ル ガ故 ニ上 記 鹽 類. 溶 液 ヲ 動 物 血 管 内 ニ 注 入 シ鼻 呼 吸 粘 膜 ニ 於 テ モ 果 シ テCaノ. 緻 密 作 用,. Kノ. 緩 疎 作 用 ヲ惹 起 シ. 得 ハ レカ ヲ調 査 セ リ. 116.

(2) KCl竝 ニCaCl2ノ. 鼻 呼 吸 粘 膜 ニ及 ボ ス作 用 ニ就 テ. 第2章 Hober,. Uber. Nervenfassern. den Einfluss. neutralor. 文. Alkalisalze auf. 2729. 獻. die Erregbarkeit und. Farbbarkeit. der peripheren. von Frosch.. 氏 ハ蛙 ノ腓 腸 筋 ノ附 着 セ ル坐 骨 神 經 ヲ 冷却 セ ル 諸種 ノ鹽 類 等 張 溶液 ニ24時 間 浸 漬 シ タル後 神 經 ヲ小片 ニ 分 チ 「トル イ ヂ ンブ ラ ウ」ニ テ染 色 セ シニNa鹽 染 色 セ ズ. NE4及 Emit. ニテ 所 置 セ シモ ノ ノ軸 索 ハ甚 ダ狹 細 トナ リ濃染 シ,髓 鞘 ハ. ビKノ 鹽 類 ニ テ ハ軸 索 ガ多 少 膨 大 シ髓 鞘 ト共 ニ淡 染 セ リ ト. Mayl, Uber. den. Einfluss. von. Neutralsalzen. auf. Farbbarkeit und. Fixierung. des. nervosen. Gewebes. 氏 ハ 犬 ノ 脊 髄 ヲ0.5cm長. ノ 小 片 ニ 切 リ之 ヲ 諸 種 ノ鹽 類 等 張 溶 液 中 ニ24時. 間 浸 漬 シ酒 精 ニ テ 固 定 シBethe. ニ 從 ヒ 「モ リ ブ デ ン.ヘ マ トキ シ リ ン」或 ハ 「 トル イ ジ ン」青 ニ テ 染 色 シ檢 セ シ ニNnCl及 ノ軸 索 ハ 殆 ド全 ク 消 失 セ ル モCaCl2ニ Alfred. Schwartz, Uber. polarisierten. Nerven. die durch. 氏 ハ 神 經 ニ 等 張 ノNaCl及 ヲ 示 シ.ヨ. die. ビKClニ. テ ハ 索 纎維. テ ハ 變 化 セ ザ ル ヲ 見 タ リ.. Beeinflussung den. der. Strom. ビKCl溶. primaren. znfuhrenden. Farbbarkeit und. 直 電 流 ヲ1分. リ大 ナ ル 電 氣 量 ニ テ モ 染 色 變 化 ノ増 加 ヲ見 ザ リキ.又Kノ ニ 反 シCa含. Leitungsfahigkeit. des. Ionen.. 液 ヲ 點 滴 シ ツ ツ1.0‑1.5MAノ. ヲ 用 ユ ル 時 ハ 分 極 像 ノ現 出 度 ガ 減 退 シ.之. der. 間 通 電 セ シ ニ 僅 ノ分 極 豫. 含 有 量 ヲ 増 加 セ シ メ タ ルRinger氏. 液. 有 量 ヲ増加 セ シメ タル モ ノ ヲ用 ユ レバ分 極 像 ヲ顯 著. ナ ラ シ ム ト.. Pahon C,. et Marie Briese,. Recherches. hystolgiques. sur les glandes. endocrines. (thyreoide. et. bypophyse). 氏 ハ5匹. ノ 家 兎 ニ 毎 日1%ノCaCl2或. ハKCl溶. 之 ヲ 屠 殺 シ 甲 状 腺 及 ビ腦 下 垂 體 ヲ 檢 シ 又8匹 シ6時. 液 ヲ5cc宛. 注 射 シ タ ル後5,. ノ犬 ニ 於 テ 兩 鹽 類 ノ1%溶. 10,. 液5cc或. 間 ノ後 甲 状 腺 ヲ 取 リ 之 ヲ 注 射 前 ノ モ ノ ト 比 較 檢 査 セ シ ニCaヲ5日. 15, 20及 ハ2%溶. ビ25日. ヲ經 テ. 液6‑7ccヲ. 注射. 以 上 注射 セ シ 家 兎 ノ腦 下 垂 體 前. 葉 ガ 著 明 ニ 好 「エ オ ジ ン」細 胞 ヲ 示 セ シ ノ ミ ニ シ テ 他 ニ 何 等 ノ變 化 ヲ 見 ザ リキ ト. 田 中 ハ 家 兎 耳 靜 脉 ヨ リKCl. (1%)或. 後 諸 種 ノ 血 管 ヲ 檢 査 セ シ ニKClニ 長 徑 ヲ 増 加 ス ル モCaCl2ニ. ハCaCl2. (2%)ノ. 溶 液 ヲ1日3囘. 宛(1囘10cc)15日. 間 注 射 シ タル. 於 テ ハ 血 管 ノ横 断 ロバ 扁 平 ニ狹 長 トナ リ管 壁 薄 ク筋 細 胞 核 ハ 桿 状 トナ リ. ア リテ ハ 血 管 横 斷 口 ハ 圓 形 ヲ 呈 シ血 管 壁 ハ 厚 ク 筋 核 ハ 卵 圓 形 ニ 近 キ モ ノ 多 キ ヲ. 見 タ リ. 加 藤 ハ 新 鮮 ナ ル 家 兎 心 筋 ヲ1‑2%ノ1) ハKCl. (1%),. CaCl2. (2%),. NaCl. ツ 耳 靜 脉 ニ 注 射 ス ル コ ト4.5日. (4%),. KCl, LiCl. 2) CaCl2,. (4%)ノ. 3) NaCl,. 4). LiCl,溶. 各 溶 液 ヲ 家 兎 體 重1kgニ. 液 中 ニ24時 對 シ4 ‑5cc宛. 間 浸 漬 シ或 毎 日3囘. ヅ. テ 膨 大 シ. CnCl2ニ. テ. 割 合 ニ 混 ジ タル モ ノ ヲ 點 滴 シ ツ ツ強 弱2種. ノ. ノ後 心 筋 ノ組 織 的 檢 査 ヲ ナ セ シ ニ 心 筋 纎 維 ハKClニ. 緻 密 ト ナ レ ル ヲ 實 驗 セ リ. 友 澤 ハ 家 兎 坐 骨 神 經 ニ0.8%ノNacl液 電 流 ヲ通 ジSchmidt‑Lantermann氏. ニCaCl2ヲ0.1%ノ. 割 ノ膨 脹 度 ノ變 化 及 ビ 神 經 纎 維 ノ太 サ ヲ 檢 セ シ ニ 弱 流 ニ テ ハ 實 驗 時 露. 出 セ シ部 位 ニ 於 テ 一 般 ニ 神 經 纎 維 ノ 太 サ 及 ビ 割 ノ膨 脹 度 ハ 小 トナ ル ヲ 見 又1.15%KCl溶 電 セ シ モ ノ ニ テ ハKノ 117. 膜 ヲ 緩 疎 ナ ラ シ ム ル 作 用 ガ 主 ト シ テ 現 出 セ ル ヲ 見 タ リ.. 液 ヲ 點 滴 シ ツ ツ通.

(3) 2730. 福. 佐 籐 ハK及. ビCa鹽. 類 ノ1%溶. 武. 敏. 重. 液 若 シク ハ 石 灰 水 及 ビ之 ト同 濃 度 ノ苛 性 加 里 液 ニ 種 々 ノ色 素 ヲ2%ノ. 合 ニ混 ジ其各 自 ヲ別 々 ニ家 兎 耳 靜脉 ニ注 射 セ リ.其 量 家 兎 髄 重1kgニ シ毎 囘體 重1kgニ 胞 ハKノ. 對 シ1cc宛. 就 キ最 初4ccニ. シテ1日1囘. 割. 宛注射. ヲ増 量 シ反 覆注 射 ス ル ノ後 動 物 ヲ屠 シ腎肝 脾 ニ就 キ組 織 的 檢 査 ヲナ セ シガ 細. 緩 疎 作用 ニ ヨ リ色 素 ヲ攝 取 ス ル ノ性 ヲ高 メCaノ 緻 密 作 用 ニ由 テ之 ヲ減 退 スル ヲ見 タ リ.. 岡 島 ハ家 兎 膀 胱 内 ニ0.85%NaCl,. 1.16%. KCl或 ハ1.7%. CaCl2溶 液 ヲ充 シ1導 子 ハ 尿 道 ヨ リ挿 入 シ之 ヲ. 膀 胱 内液 中 ニ置 キ他 ノ導 子 ハ膀 胱 外 壁 ニ固着 セ シ メ1.0MAノ 檢 セ シニNaClヲ. 直 電 流 ヲ12時 間通 ジ導 子 固 着 部 ノ膀 胱 壁 ヲ. 用 ヒ シ際 同 部 ハ 陽 極 ノ場 合 ニハ 著 明 膨 隆 浮 腫 ス ル モ陰 極 ノ場 合 ニハ 甚 ダ菲 薄 トナ リ. KCl. 液 ニテ ハ同 部 ハ陰 極 ニ テ ハ一 層菲 薄 トナ ル モ陽 極 ニテ モ 亦 菲 薄 トナ ル. CaCl2ヲ 用 ヒ シ場 合 ハ 陰 陽 兩 極 トモ 同 部 膨 隆 セ ル ヲ見 タリ. 岡 島 ハ 家 兎 嗅 粘膜 骨 面 ニ0.9%NaCl,. 1.16% KCl,或 ハ1.7% CaCl2溶 液 ヲ點 滴 シ ツ ツ直 電 流(1.0MA. ヲ3時 間 通 電 シ組 織 的 檢 査 ヲ ナ セ シ ニNaCl及. ビKClノ. 60V). 場 合 ニ於 テ ハ兩 極 部 トモ 上皮 面 ハ 嗅腺 排 泄 管 部 ニ. 於 テ陷 凹 シ殊 ニ陰極 部 ニ於 テ 數 多 ノ皺 襞 ヲ作 リ 且 上皮 及 ビ 嗅腺 中 ニ ハ淡 染 シ或 ハ膨 大淡 染 セ ル核 増 數 セ リ. 但 シNaClノ. 場 合 ニ於 ケル 陽 極 部 ニハ 濃 染核 ヲ見 ル コ ト多 シ. CaCl2ヲ 以 テ 實 驗 セ シ モ ノニ ア リテ ハ殊 ニ陽. 極 部 ニ於 テ 上 皮 及 ビ嗅 腺 中 ニ濃染 核 及 ビ萎 縮濃 染 核 増數 セ リ ト. 秋 山 ハ 家 兎 ニ於 テ 兩 側 節 状 神 經 節 ヲ露 出 セ シ メ約20種 3‑5MAノ. 直 電 流 ヲ2時. 氏 法 ニ テ檢 セ シ ニK,. ノ中 性 鹽 類 溶 液 ヲ點 滴 シ且1側. ノモ ノ ニ ハ18V,. 間 通 ジ 他 側 ノモ ノハ 同 痔 間 單 ニ試 液 ニ侵 ス ノ ミニ テ神 經 節 ヲ摘 出 シ 「ニ ツ ス ル」. Na, Li, NH4ハ. 神 經 細 胞 ヲ膨 大 セ シ メTigrolyseヲ 起 サ シメ,之 ニ反 シrア ル カ リー」. 土 類 ハ神 經 細 胞 ヲ萎 縮 セ シメ「ニ ツス ル」小 體 ヲ粗 大 ナ ル粒 子 トナ ス ノ性 ア ル ヲ見 タ リ. 鎌 倉 ハ新 鮮 ナ ル家 兎 腎 臟 ノ小 片 ヲ1‑20%. KCl, CaCl2溶 液 中 ニ5時 間 又 ハ之 等 鹽 類 ノ等 張 溶液 中 ニ0.5‑. 24時 間 放 置 シ後 「フオ ル マ リン」ニ テ 固定 シ或 ハ兩 鹽 類 ノ1‑3%溶 囘10日. 間 或 ハ 其 等 張 液 ヲ同 方 法 ニテ1‑10週. 液 ヲ家 兎 體 電1kgニ. 間 静 脉 内 ニ注 射 シ タル後 動 物 ヲ屠 シ 其 腎 ノ小 片 ヲ「フ オ ル マ. リ ン」ニ テ 固 定 シ各染 色 標 本 ヲ造 リ検 索 セ シ ニ細 尿 管 上 皮 細 胞 ハKClニ ズ ル ニ反 シCaCl2ニ. 就 キ5cc宛1日1. 由テ 膨 脹 シ緩 疎 トナ リ.染色 性 ヲ減. 由 テ萎 縮 シ緻 密 トナ リ.濃染 ス ル ヲ見 タ リ.然 レ ドモCaCl2ノ. 使 用 久 シ キ ニ亙 ル時 ハ細. 胞 ハ緻 密 トナ ラ ズ シテ 却 テ 緩 疎 トナ ル ヲ認 メ タ リ. KClノ 場 合 ニ於 テ モ 上記 ノ變 化 ハ注 射 ノ第5週 ニ於 テ最 モ著 明 ニ現 出 ス ト雖 モ 注射10週. ニ及 ベ バ再 ビ注 射 第3週. ノ状 ヲ呈 ス ル ニ至 ル ト.. 堤,内 藤 ハ 妊 婦血 清 ガ蟇 ノ横紋 筋 ヲ膨 脹 セ シム ル 作用 ヲ檢 シ タ ル ニ 非 妊 婦 血 清 ニ比 シテ 其 強 カ ナ ル ヲ知 リ タ リ.殊 ニ 妊 娠 後 半 期 ニ於 ケル 血 清 及 ピ浮腫 ヲ有 ス ル妊 婦 血 清 ハ 最 モ強 力 ノ作 用 ヲ有 ス ル ヲ 確 メ タ リ 而 シテ 其 原 因 ニ關 シテハ 氏 等 ハ 血清 中 ノCa量 Dr. A. Hermannハ ニ作 用 ス.即 チKハ. ノ減 少 ニ ヨ ル モ ノ ト推 論 セ リ.. 乳 嘴 突 起 鑿 開 後 ノ創 傷 治療 ニ就 キ述 ペ テ曰 ク, Kハ 副 交 感 神經 群 ニCaハ. 交感神經群. 温 熱 ト同様 ニ血 管擴 張 神 經 ニ作 用 シ之 ヲ興 奮 セ シ メ炎 症 ヲ促 進 セ シム ル モCaハ. 塞冷ト. 同 様 ニ血 管 收 縮 神 經 ヲ興 奮 セ シ メ消 炎 的 ニ作 用 ス.今 若 シ鹽 化 「カ ル シユ ー ム」ヲ粘 液 性 ノ治癒 不 良 ナ ル創 傷 ニ用 ヒ ル 時 ハ已 ニ24時 間 ニ シテ 肉芽 ハ 光 澤 アル赤 色 ヲ呈 シ創 面清 淨 トナ リ血 管 新生 シ創傷 ハ 急 速 ニ治 癒 ス.蓋. シCaハKノ. 頡 頏 的 作 用 ア ル ニヨ リKノ 作 用 ヲ減 弱 セ シメ ン トスル 場 合 ニ之 ヲ用 ユ ル モ ノニ シテ 過. 剰 ナ ル 肉 芽 ハ不 反 懸 状 態 トナ リ平 靜 トナ ル ト. 118.

(4) KCl拉. ニCaCl2ノ. 鼻 呼 吸 粘 膜 ニ及 ボ ス作 用 ニ就 テ. 第3章 約 盟 重2kg内 體 重1kgニ 長7週. 2731. 實 驗 材 料 及 ビ方 法. 外 ノ健 康 成 長家 兎 ヲ選 ミ其 各 頭 ニ別 々 ニ稽 々加 温 セ ル1.16%. 對 シ5ccノ 割 合 ニ毎 日2囘(朝. KCl或. ハ1.7%. CaCl2溶 液 ヲ. 夕)宛 耳 靜 脉 ヨ リ注 射 シKCl動 物 ハ最 長8週 間. CaCl2動 物 ハ 最. 間 ノ注 射 ヲ行 ヘ リ其 間1週 間 毎 ニ動 物 ヲ空 氣栓 塞 ニテ 屠 殺 シ 下 甲 介 及 ビ之 ニ對 向 セ ル中 隔 部 ノ粘 膜. ヲ骨壁 ト共 ニZeuker氏. 液 ニテ 固 定 シ水 洗,脱 灰,水 洗,上 昇「ア ル コ ホ ール 」ニテ 處 置 シ10μ ノ 「チ エ ロイ ヂ. ン」切 片 ヲ作 リ1部 ハHamaatoxylin‑Eosin他. 第1節 第1項 A.粘. ノ1部 ハMallory氏. KCl注 注 射1週. 結 締 織 染 色 法 ニテ 染 色 檢 査 セ リ.. 射 ニ ヨル組 織 的變 化 間 ノ モ ノ ノ 所 見(第1圖). 膜 上 皮層. 細胞 ハ一 般 ニ膨 大 シ稍 々 長徑 ヲ増 シ 核 ハ 球 形 又 ハ 橢 圓 形 ヲ呈 シ淡 染 セ ルモ ノ多 シ.之 ニ反 シ濃 染 セ ル モ ノハ 稀 ナ リ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ 全 般 ニ亙 リテ水 腫 様 ニ膨 大 シ其 纎 維 束 ハ直 線 状 ニ走 行 シ,核 モ亦 紡 錘 形 ナ レ ドモ淡 染 セ リ. 動 靜 脉 ハ 共 ニ薄 壁 トナ リ横 斷 口ハ 橢 圓形 ヲ呈 シ内腔 擴 大 セ ル ヲ見 ル. 腺 細 胞 ハ 膨 大 シ爲 メ ニ腺 腔 ハ 閉 塞 シ核 ハ球 形 ニ シテ膨 大 淡 染 セ ル モ ノ多 シ. 第2項. 注 射2週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第2圖). 1週 間 ノモ ノ ノ所 見 ヨ リ粘 膜 ハ 一 層 膨 脹腫 大 シ最 モ明 白 ニKClノ A.粘. 緩疎 作 用 ヲ示 セ リ.. 膜 上 皮層. 細 胞 ハ膨 大 シ著 シ ク其 長 徑 ヲ増 シ 其 核 ハ球 形 或 ハ 橢 圓形 ニ シテ 細 胞 基 底 部 ニ近 ク排 列 シ淡 染 セ ル モ ノ極 メテ 多 シ,而 シテ 濃 染 核 ハ 極 メテ 稀 ニ之 ヲ見 ル ノ ミ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ 全 般 ニ亙 リテ 浮腫 シ其纎 維 束 ハ直 線 状 ニ走 行 シ,核 ハ紡 錘 形 ナル モ淡染 セ リ. 動 靜 脉 ハ著 シ ク薄 壁 ニ シテ 其横 斷 口 ハ橢 圓形 トナ リ内腔 擴 大 セル ヲ認 ム. 腺 細胞 モ 亦 膨 大 シ,腺 内腔 ハ 閉塞 シ,核 モ多 クハ 膨 大淡 染 セ リ. 第3項 1週‑2週. 注 射3週. 間 ノ モ ノ ノ 所 見(第3圖). 間 ノ所 見 ニ 比 シ粘 膜 ノ腫 脹 膨 大 度 著 シク減 退 セ ル モ,尚 ホ對 照 正常 ノ所 見 ニ比 シ其 度 大 ナ ル ヲ. 見 ル. A.粘. 膜 上皮 層. 細 胞 ハ膨 大 シ,核 ハ球 形 或 ハ 橢 圓形 ヲ 呈 シ淡 染 セ ルモ ノ多 キ モ,濃 染 セ ル モ ノモ亦 少 シ トセ ズ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ全 般 ニ於 テ稍 々 其容 積 ヲ減 ジ,纎 維 束 ハ太 ク波 状 又 ハ 直 線 状 ニ走 行 シ,核 ハ紡 錘 形 ニ シテ 淡 染 セ リ. 119.

(5) 2732. 福. 武. 敏. 重. 動 靜 脉 ハ 猶 ホ薄 壁 ニ シテ 横 斷 口 ハ稍 々壓 平 サ ル ルモ 管 腔 微 ニ擴 大 セ リ. 腺 細 胞 モ亦 微 ニ膨 大 シ,腺 内腔 ハ猶 ホ 殆 ド閉 塞 セ ル ヲ見 ル,腺 細 胞 核 ハ球 形 淡染 セ ル モ ノ多 シ. 第4項. 注 射4週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第4圖). 組 織 細胞 ハ3週 間 注 射 ノモ ノ ト殆 ド同 状 ヲ呈 セ リ. A.粘. 膜 上皮 層. 細 胞 ハ稍 々 膨 大 シ,核 ハ 球 形 ヲ呈 シ淡 染 セル モ ノ多 シ. B.粘. 膜 固有層. 結 締 織 ハ稍 々腫 脹 シ其纎 維 束 ハ波 状 ヲ呈 シ,核 ハ 紡 錘 形 ニ シテ 稍 々淡 染 セ リ. 動 靜脉 共 ニ薄 壁 ニ シテ 内腔 擴 張 セ リ. 腺 細 胞 モ亦 腫 大 シ,腺 腔 狭 隘 トナ リ,核 ハ球 形 ニ シテ 淡 染 セ ル モ ノ多 シ. 第5項. 注 射5週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第5圖). 對 照 所見 ニ比 シ組 織 萎 縮 セ リ. A.粘. 膜 上 皮層. 細 胞 ハ其 長徑 ヲ減 ジ殆 ド股 子 形 トナ リ.核 ハ球 形 乃 至 横橢 圓 形 ヲ呈 シ濃 染 セ ル モ ノ多 シ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ萎 縮 シ其 容 積 ヲ減 ジ,纎 維 束 ハ 波状 ニ走 行 シ.核 ハ桿 状 ニ シテ 濃 染 セ リ. 動 靜 脉 ハ其 壁 ノ厚 サ ヲ増 シ内腔 圓形 ニ近 ク狹 隘 トナ ル ヲ見 ル. 腺 細 胞 ハ著 シ ク萎 縮 セ ル爲 メ腺 腔 ハ擴 大 シ,核 ハ 横 橢 圓 形 或 ハ 球 形 ニ シテ 濃 染 セ ル モ ノ多 シ. 第6項. 注 射6週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第6圖). 組 織 ハ 猶 ホ對 照 所 見 ヨ リ萎 縮 ノ状 ヲ呈 セ ル モ,注 射5週 A.粘. ニ於 ケ ル所 見 ヨ リ著 シ ク腫 大 セ ル ヲ見 ル.. 膜 上皮 層. 細 胞 ハ 萎 縮 シ正 常 ノモ ノヨ リ稍 々長 徑 ヲ減 ジ,核 ハ球 形 横 橢 圓 形 ニ シテ 濃 染 セ ル モ ノ多 シ. B.粘. 膜固有層. 結締 織 ハ 稍 々 縮 小 シ,其 纎 維 束 ハ波 状 ニ走 行 シ,核 ハ桿 状 濃染 セ リ. 動 靜 脉 ハ管 壁 肥厚 シ爲 メ ニ管腔 狹 隘 トナ レ リ. 腺 細 胞 ハ 萎 縮 シ,腺 腔 ハ 擴 張 シ濃 染 核 ニ富 ミ,其 多 數 ハ球 形 ヲ呈 セ リ. 第7項. 注 射7週. 間 ノモ ノ ノ所 見(第7圖). 6週 間 注 射 セ シモ ノ ト殆 ド同 状 ヲ呈 ス. A.粘. 膜 上皮 層. 細 胞 殊 ニ 其核 ハ縮 小 シ橢 圓形 乃至 球 形 ヲ呈 シ濃 染 セ ル モ ノ多 シ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ縮 小 シ,其 纎 維 束 ハ波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 紡 錘 形 乃 至 桿 状 ヲ呈 シ濃染 セ リ. 動 靜脉 ノ壁 ハ肥厚 シ,管 腔 ハ 狹 隘 トナ レ リ. 120.

(6) KCl竝. ニCaCl2ノ 鼻 呼 吸 粘 膜 ニ及 ボ ス 作 用 ニ就 テ. 2733. 腺 細胞 ハ 萎 縮 セ ル 爲 メ腺 内腔 ハ 微 ニ擴張 シ,核 ハ 球 形 濃 染 セ ル モ ノ多 シ. 第8項. 注 射8週. 間 ノ モ ノ ノ 所 見(第8圖). 組 織 ハ7週 間 注 射 セ シモ ノ ヨ リ稍 々膨 大 セ リ. A.粘. 膜 上 皮層. 細 胞 核 ハ 其 大 サ 及 ビ染 色 ノ状,對 照 所 見 ト略 ボ 同 様 ニ シテ,核 モ球 形 ヲ帶 ビ淡 染 核 ハ濃 染 ノモ ノ ニ比 シ多 數 ナ リ. B.粘. 膜固有層. 結 締 織 ハ 其 容 積 ニ於 テ 變 化 ヲ示 サ ズ.其 纎維 束 ハ 稍 々 波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 紡 錘 形 ヲ呈 シ稍 々良 染 セ リ. 動 脉 ハ其 壁 厚 ク多 ク ハ横 橢 圓 形 ノ横 斷 口 ヲ有 シ,靜 脉 ハ薄 壁 ニ シテ 其 管 腔 ハ 圓 形,卵 圓 形 乃 至 横 橢 圓 形 ヲ 示 セ リ. 腺 細 胞 ハ著 變 ナ ク其 腺 腔 ハ 諸 所 ニ之 ヲ明 視 シ得,核 ハ 球 形 淡 染 セ ル モ ノ多 シ. 以 上 列 記 セ ル 各 週 ノ組 纎 的 所 見 ヲ 其 腫 脹 ノ 大 小 ニ從 ヒ比 較 ス レバ 次 ノ 如 シ.但. シwハ. 週 ノ所. 見 ヲ意 味 ス. 1w<2w>3w=4w>5w<6w=7w<8w 注 射5週. ノ 終 リ ヨ リ以 前 ニ 於 テ ハ 組 織 ハ對 照 ノ モ ノ ニ 比 シ一 般 ニ 膨 大 淡 染 シKClノ. 用 ヲ 明 白 ニ 示 ス モ,第5週 見 ル,而. ヨ リ組 織 ハ 對 照 ノ モ ノ ニ 比 シ萎 縮 濃 染 セ ル カ,或. シテ 膨 脹 度 ノ最 モ 著 シ キ ハ 注 射 第2週. モ 著 明 ナ リキ.換. 言 ス レバKCl注. ニ 其 最 高 點 ニ 達 シ,次. ハ 殆 ド同 状 ナ ル ヲ. ノ終 リ ニ シ テ 萎 縮 ノ度 ハ第5週. ノ 終 リ ニ於 テ 最. 射 ノ場 合 ニ於 テ ハ細 胞 組 織 ハ 最 初 腫 脹 シ,注 射 第2週. デ 稍 々 萎 縮 ニ陷 リ第5週. 緩疎 作. ノ 終 リニ 其 度 最 モ 顯 著 トナ ル,然. ノ終 リ. レ ドモ 其 後 ハ. 再 ビ腫 脹 セ ン トス ル ノ 傾 向 ヲ示 ス モ ノ ナ リ.. 第2節 第1項 A.粘. CaCl2注 注 射1週. 射 ニ ヨル組 織 的變 化 間 ノ モ ノ ノ 所 見(第9圖). 膜 上皮 層. 細 胞 ハ 強 度 ニ萎 縮 シ殊 ニ 其 長 サ ヲ減 ジ股 子 形 トナ リ,核 モ多 クハ 横 橢 圓 形 ニ シテ濃 染 セ ル モ ノ多 ク,淡 染 セ ル モ ノ稀 ナ リ. B.粘. 膜固有層. 結 締織 ハ 一般 ニ萎 縮 シ其容 積 ヲ減 ジ,其 纎 維 束 ハ波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 桿 状 ニ シテ 濃染 セ ル ヲ見 ル. 動 靜脉 ハ 其壁 ノ厚 サ ヲ 増 シ.内 腔 狹 隘 トナ リ,之 ニ反 シ腺 細 胞 ハ萎 縮 シ,腺 腔 ハ 擴 大 シ,核 ハ球 形 ニ シテ 萎 縮 濃 染 セ ル モ ノ多 シ. 第2項. 注 射2週. 間 ノ モ ノ ノ所 見. (第10圖). 第1週 後 ノモ ノ ト組 織 ハ 殆 ド同状 ヲ呈 セ リ. A.粘. 膜 上 皮層. 細胞 ハ萎 縮 シ股 子 形 ニ シテ,核 ハ球 形,横 橢 圓形 ヲ呈 シ萎 縮 濃 染 セ ル モ ノ多 キ モ,亦 膨 大 淡 染 セ ル モ ノモ 121.

(7) 2734. 福. 武. 敏. 重. 少 シ トセ ズ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 バ一 般 ニ萎 縮 状 態 ニ陷 リ,其 纎 維 束 ハ波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 桿状 ニ シテ 濃 染 セ リ. 動 靜 脉 ハ 管 壁 ノ厚 サ ヲ増 シ狹 隘 ノ内 腔 ヲ有 セ リ. 腺 細 胞 ハ萎 縮 シ,腺 内腔 擴 大 シ,核 モ 亦 多 少 萎 縮 濃染 セル モ ノ多 シ. 第3項. 注 射3週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第11圖). 組 織 ハ2週 間 注 射 ノモ ノ ニ比 シ一 層萎 縮 ニ陷 レル ヲ見 ル. A.粘. 膜 上皮 層. 細 胞 ハ 著 シ ク短 クナ リ,核 ハ 球 形,橢 圓 形 濃 染 セ ル モ ノ多 シ,然 レ ドモ 諸所 ニ淡 染 核 ヲ モ見,且 又 細 胞 及 ビ核 内 ニ ハ空 胞 ヲ有 ス ル モ ノア リ,而 シテ「エ オ ジ ン」嗜 好 細胞 増 數 セ リ. B.粘. 膜固 有層. 結 締 織 ハ 其 容 積 ヲ減 少 シ,其 纎維 束 ハ 稍 々 波 状 ニ走 行 セ リ,核 ハ 桿 状 ヲ呈 シ濃 染 セ リ. 動 靜脉 ハ 其壁 ノ厚 サ ヲ 増 シ,内 腔 ハ 狹 隘 トナ レ リ. 腺 細 胞 ハ萎 縮 シ爲 メ ニ腺 内 腔 ハ 擴 大 セ リ,核 ハ 球 形 濃染 セ ル モ ノ多 シ. 第4項. 注 射4週. 間 ノ モ ノ ノ所 見. (第12圖). 組 織 ハ注 射3週 間 ノ モ ノヨ リ微 ニ膨 大 セ ル ガ如 キ觀 ヲ呈 セ リ. A.粘. 膜 上 皮層. 細胞 ハ 猶 ホ萎 縮 シ核 ハ横 橢 圓 形 或 ハ球 形 ヲ呈 シ濃染 セ ル モ ノ多 シ,而 シテ 「エ オ ジ ン」嗜 好 細 胞 ノ増 數 ヲ 見 ル. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ縮 小 シ,其 纎 維 束 ハ稍 々 波 状 ニ走 行 シ,核 ハ紡 錘形 或 ハ 桿 状 ニ シテ濃 染 セ リ. 動 靜 脉 ハ其 壁 ノ厚 サ ヲ増 シ,内 腔 ハ狹 隘 ナ リ. 腺 細 胞 モ亦 萎 縮 シ,腺 内腔 擴 張 シ,核 ハ球 形,橢 圓形 ニテ 濃染 セ ル モ ノ多 シ. 第5項. 注 射5週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第13圖). 組 織 ハ 注 射4週 間 ノモ ノ ト殆 ド同 状 ヲ呈 セ リ. A.粘. 膜 上皮層. 細胞 ハ核 ト共 ニ萎 縮 セ リ,核 ハ球 形 或 ハ 横 橢 圓形 ニ シテ濃 染 セ ル モ ノ多 ク「エ オ ジ ン」嗜 好 細胞 増 數 セ リ. B.粘. 膜 固 有層. 結 締 織 ハ縮 小 シ,其 纎 維 束 ハ微 ニ波 状 ニ走 行 シ,核 ハ桿 状 又 ハ紡 錘 形 ニ シテ 濃染 セ リ. 動 靜脉 ハ其 壁 ノ厚 サ ヲ増 シ狹 隘 ノ内腔 ヲ示 セ リ. 腺 細胞 モ 亦 萎 縮 セル爲 メ腺 内腔 ハ擴 大 シ,核 ハ 球 形 ニ シテ 萎 縮 濃 染 セ ル モ ノ多 シ. 122.

(8) KCl竝 ニCaCl2ノ. 第6項. 鼻 呼 吸粘 膜 ニ及 ボ ス 作 用 ニ就 テ. 注 射6週. 2735. 間 ノ モ ノ ノ 所 見(第14圖). 組 織 ハ 注射5週 間 ノモ ノ ヨ リ膨 大 セ ル モ,對 照 ニ比 ス レバ猶 ホ萎 縮 セ リ. A.粘. 膜 上 皮層. 細 胞 ハ 稍 々 膨 大 セ リ,核 ハ 球 形 濃 染 セル モ ノ多 シ. B.粘. 膜固有層. 結締 織 ハ稍 々膨 大 シ.其 纎 維 束 ハ 殆 ド波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 紡 錘 形 ニ シテ 淡染 セ リ. 動 靜脉 ノ壁 ハ 菲 薄 トナ リ其 内腔 擴 大 セ リ. 腺 細胞 モ 亦 膨 大 シ,腺 内腔 ハ 狹 隘 トナ リ,球 形 ノ淡 染 核 ニ富 ム. 第7項 組織 ノ所見 ハ 注射6週 A.粘. 注 射7週. 間 ノ モ ノ ノ所 見(第15圖). 間 ノモ ノ ト大 差 ナ シ.. 膜上皮層. 細胞 ハ 圓柱 形,核 ハ球 形 ニ シテ 淡 染 セル モ ノ多 シ「エ オ ジ ン」嗜 好 細 胞 減 數 セ リ. B.粘. 膜 固有 層. 結 締 織 ハ其 容 積 ニ於 テ變 化 ナ キ モ,其 纎 維 束 ハ 波 状 ニ走 行 シ,核 ハ 淡 染 紡 錘 状 ヲ呈 ス. 動 靜脉 ノ壁 ハ稍 々菲 薄 トナ リ其 内 腔 微 ニ擴 張 セ リ. 腺 細胞 ハ膨 大 シ,腺 内腔 ハ閉 塞 シ,淡 染 セ ル 球形 核 ニ 富 ム. 叙 ヒ ノ注 射 各 週 ニ於 ケ ル 組 織 的 所 見 ヲ 其 萎 縮 度 及 ビ核 ノ濃 染 度 ニ從 ヒ比 較 ス レ パ次 ノ 如 シ, 但 シWハ. 週 ノ所 見 ヲ 示 ス. 1w=2w<3w>4w〓5w>6w=7w.. CaCl2注. 射 ノ 場 合 ニ 於 テ ハ 最 初 組 織 細 胞 ハ萎 縮 ニ 陷 ル モ ノ ニ シ テ,其. 最 モ 顯 著 ナ ル ヲ 見 ル.其. 度 注 射 第3週. ノ終 リ ニ. 後 ハ組 織 細 胞 ハ再 ビ腫 脹 セ ン ト ス ル ノ 傾 向 ヲ示 ス ト雖 モ,對. 照 ノ正 常. 所 見 ニ 比 ス レバ 猶 ホ 萎 縮 ノ状 ニ ア ル ヲ 見 ル.. 第4章 叙 上 ノ所 見 ニ ヨ リ按 ズ ル ニKClヲ 明 ニ緩 疎 トナ リ膨 大 シ,核. 括. 考. 按. 動 物 耳 靜 脉 ニ反 覆 注 射 ス ル 時 ハ,鼻 呼 吸 粘 膜 組 纎 ハ 先 ヅ 著. ハ 淡 染 スル モ ノ ニ シ テ,注. モ 更 ニ 注 射 ヲ繼 續 ス ル ト キ ハ,組 ナ ル,然. 總. 射 第2週. 織 ハ却 ツ テ 萎 縮 ニ 陷 リ,注. レ ドモ 其 後 更 ニ 腫 脹 セ ン トス ル 傾 向 ヲ示 ス.換. ノ終 リニ 其 極 度 ニ達 ス.然 射 第5週. レ ド. ノ終 リニ 其 度 最 モ 顯 著 ト. 言 ス レバ 膨 脹 萎 縮 ノ現 象 ハ 週 期 的 ニ交. 代 シテ 現 ハ ル ル ヲ 見 ル. CaCl2ヲ. 反 覆 注 射 ス ル 時 ハ 鼻 呼 吸 粘 膜 組 織 ハ 先 ヅ 萎 縮 シ緻 密 トナ ル,其. リ ニ於 テ 最 モ著 明 ナ リ.然. レ ド モ更 ニ注 射 ヲ繼 續 ス ル 時 ハ,漸. テ 組 織 ハ 腫 脹 セ ン ト ス ル ノ傾 向 ヲ示 ス.注 恐 ラ クCaノ 123. 射7週. 度 ハ 注 射 第3週. 次 緻 密 ノ程 度 ヲ減 ジ,終. ノ終 ニ反 ツ. 以 後 ノ 所 見 ハ 之 ヲ認 知 ス ル ヲ得 ザ リ シ ト雖 モ. 場 合 ニ於 テ モ組 織 ノ變 化 ハ週 期 的 ニ交 代 シテ 起 ル モ ノ ナ ラ ン..

(9) 2736. 福. 武. 敏. 第5章 1.. KClノ. 重. 結. 論. 等 張 液 ヲ反 覆 家 兎 耳 靜 脉 内 ニ注 射 ス レバ,最 初 ハ鼻 呼 吸 粘 膜 組 織 ハ 一般 ニ腫 脹 シ. Kノ 緩 疎 作用 現 出 ス.其 度 ハ注 射 第2週. ノ終 リニ於 テ最 高 點 ニ達 ス.然. レ ドモ注 射 ヲ繼 續 スル. トキハ 更 ニ組 織 ハ緻 密 トナ ラ ン トスル 傾 向 ヲ示 シ,次 デ再 ビ緩 疎 トナ ラ ン トスル ノ状 ア ル ヲ見 ル.換 言 ス レバ 組 織 ノ變 化 ハ注 射 ノ時 日 ト共 ニ週 期 的 ニ反 覆 交 代 スル ガ如 シ. 2.. CaCl2ノ 等 張 液 ヲ反 覆 家 兎 血 中 ニ注 射 スル時 ハ,鼻. ナ リ細 胞 ハ萎 縮 縮 小 スル モ ノナ リ,此 状 ハ注 射 第3週. 呼 吸 粘膜 組 織 ハ最 初 ハ一 般 ニ緻 密 ト. ノ終 リニ於 テ最 モ顯 著 ナ リ.然 レ ドモ更. ニ反 覆注 射 ヲ繼 續 スル時 ハ組 織 ハ却 ツテ緩 疎 トナ ラ ン トス ル傾 向 ヲ示 ス.其 後 ノ所 見 ハ之 ヲ追 試 スル能 ハザ リシ ト雖 モ, Caノ. 場 合 ニ於 テ モ組 織 ノ變 化 ハ注 射 ノ時 日 ト共 ニ週 期 的 ニ交 代 シ. 起 ル モ ノ ナ ラ ン.而 シテ此 週 期 的 交 代性 ニ起 ル變 化 ハ恐 ラク 生 活 セル 細 胞 組織 ノ反 應 ニ基 ク モ ノ ニ シテ,緩 疎 トナ レル細 胞組 織 ハ緻 密 トナ ラ ン ト シ,緻 密 トナ レル モ ノハ緩 疎 トナ ラ ン ト シ 努 力 スル 自然 ノ結 果 ニ外 ナ ラズ ト思 考 ス.. 擱筆 スルニ當 リ御 懇篤ナ ル御 指導 ト御 校閲 ヲ賜ハ リタル恩 師上坂教授 ニ滿腔 ノ謝 意ヲ表 ス. (5. 8. 1.受 稿). 主 要 文 獻 1) Hober, Physiologische Chemie der Zellen u. d. Gewebe. 4. Aufl. 1926, 2) Dersclbe, Zentralblatt fur Physiologic 19. Bd. 1915. 3) Emil, Mayl, Hofmeisters Beitrage zur chemischen Pysiologie u. Patho logic 7. Bd. 1906.. 4). Alfred, Schwartz,. Pflugers Arch. f. d. gesammte Physiologie 138. Bd. 1916.. Pahon C, et Marie Briese, Berichte uber die gesammte Physiologie 34. Bd. 1926. aus, der Medizinischen Universitat Okayama, Bd. 1 Heft 2, 1929. Bd. VIII. Heft. 3. 1929. Anatomica 11). Japonica.. 15). Okayama.. Okayama.. 和4年8月.. Bd. 1 Heft 2 1929.. Bd. 1 Heft. Dr, A. Hermann,. 10). 4, 1930.. 14). 13). 岡 島,岡. Kamakura,. 9). 5). Arbeiten. Sato,. 山 醫學 會 雜誌,第476號,昭. 12) Akiyama,. 堤,内 藤,日. Tanaka,. Kato, Folia Anatomica Japonica.. Tomozawa, Okayama Igakkai-Zasshi. Nr. 458, 1928. Heft 1, 1929.. 岡 島,岡 山 醫 學 會雜 誌,第475號,昭. Universitat sitat. 8). Bd. VIII. 7). 6). Arbeiten. Arbeiten. aus. der. Medizinischen. aus der Medizinischen. 本婦 人 科 學 會 雜 誌,第22卷,. Folia. 和4年9月.. 5號,昭. Univer. 和2年5月.. Folia O-L, Bd. 16, 1928.. 124.

(10) 福 武 論 文 附 圖 Fig.. Fig.. Fig.. 1.. 2.. 3.. Fig.. 9.. Fig.. 10.. Fig.. 11..

(11) 福 武 論 Fig.. Fig.. Fig.. 文 附. 圖 Fig.. 4.. 5.. 6.. Fig.. Fig.. 12.. 13.. 14..

(12) 福 Fig.. Fig. 8.. 7.. 武 論 文 附. 圖 Fig.. 15..

(13) KCl竝. ニCaCl2ノ. 鼻 呼 吸 粘 膜 ニ及 ボ ス作用 ニ就 テ. Erklarung. der Abbildungen.. Fig. 1. Schleimhaut der unteren Nasenmuschel eines KCl-Kaninchens. Dauer des Injectionsver suches: Fig. 2.. Fig.. Versuchsdauer:. Fig.. Versuchsdauer:. 3. Fig.. Dieselbe eines vierten. Versuchsdauer:. 4. Fig.. Dieselbe eines funften. Dieselbe eines. Versuchsdauer:. Fig.. sechsten.. Versuchsdauer:. Fig.. Dieselbe eines siebenten.. Versuchsdauer:. Fig.. Dieselbe eines achten. Versuchsdauer:. Wochen.. 125. des. Injections. Dieselbe. eines. zweiten.. Versuchsdauer:. 11.. Dieselbe. eines. dritten.. Versuchsdauer:. 12.. Dieselbe. eines. vierten.. Versuchsdauer:. 13.. Dieselbe. eines. funften.. Versuchsdauer:. 14.. Dieselbe. sechsten.. Versuchsdauer:. eines. 6 Wochen.. 7 Wochen. Fig. 8.. Dauer. 1 Woche.. 5 Wochen.. 6 Wochen. Fig. 7.. CaCl2-Kaninchens.. Nasenmuschel. 4 Wochen.. 5 Wochen. Fig. 6.. unteren. 3 Wochen.. Wochen. Fig. 5.. 10.. der. 2 Wochen.. Dieselbe eines dritten.. Wochen. Fig. 4.. Schleimhaut. versuches:. 2 Wochen. Fig. 3.. 9. eines. 1 Woche.. Dieselbe eines zweiten.. 2737. 15.. Dieselbe. dauer:. 8. Vergross.. eines. siebenten.. Versuchs. 7 Wochen. Zeiss,. 40•~15,. Auszug. 35cm..

(14) 2738 611. 0. 18 Kurze. Uber. die. Inhaltsangabe.. Einwirkungen. von. KCl. und. respiratorische. Nasenschleinhaut.. CaCl2 auf. die. Von. Toshischige. Fukutake.. Aus dem anatomischen Institut Okayama (Vorstand: Prof. K. Kosaka). Eingegangen am 1. August 1930.. Verfasser injizierte bei einer Gruppe von Kaniuchen eine isotonische Losung von KCl und bei einer anderen eine solche von CaCl2 taglich zweimal in die Ohrvene durch mehre Tage hindurch, u. zwar jedesmal im Mengenverhaltnis von 5cc pro kg Korperge wicht. Am Ende jeder Woche wurden die Tiere getotet, sodass die Lebensdauer nach der ersten Injektion sich auf 1-8 Wochen belauft. Von jedem Tiere wurde die untere Nasenmusehel mit der gegenuberliegenden Scheidewand abgenommen und in Zenker scher Flussigkeit fixiert, um dann die Schnitte mikroskopisch zu untersuchen. Daraus ergibt sich folgendes: Im Fall der KCl Injektion macht sich zuerst die Erscheinung der Gewebeauflocker ung und-Anschwellung geltend, indem die Epithelzellen ihre Hohe zunehmen und die Kerne sich nur schwach farben lassen, wobei das Bindegewebe etwas odematisch wird. Diese Erscheinung pragt sich am deutlichsten aus (Fig. 2), wenn man die Injektion zwei Wochen lang fortsetzt. Bei weiterer Fortsetzung der Injektion tritt sie jedoch in den Hintergrund, und am Ende der 5. Injektionswoche trifft man mehr das Gegenteil an, indem die Epithelzellen niedrig werden, die Kerne sich intensiv farben und das Binde gewebe eine Schrumpferscheinung aufweist (Fig. 5). Dieser Zustand verandert sich wieder, wenn man die Injektion noch weiter fortsetzt. Dabei sieht man, dass die Epithel zellen hoher werden und die Kerne und das Bindegewebe mehr oder weniger anschwellen (Fig. 5-8). Kurz tritt die Anschwellung und Schrumpfung des Gewebes alternierend auf im Verlauf der lange Zeit wiederholten KCl-Injektionen. Im Fall der CaCl2-Injektion kommt eine Schrumpferscheinung der Gewebselemente in erster Linie zum Vorschein, was am Ende der 3. Injektionswoche am deutlichsten zu sehen ist (Fig. 11). Bei weiterer Fortsetzung der Injektion tritt these Erscheinung in den Hintergrund und die Gewebselemente zeigen eine Neigung, sich aufzulockern (Fig. 12-5). Eine noch weitere Veranderung konnte der Verfasser leider nicht verfolgen, doch halt er fur wahrscheinlich, dass die Reaktionserscheinungen des Gewebes auch hier in alternierender Form zutage treten, gerade wie im Fall von KCl. 126.

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