• 検索結果がありません。

マルクスの基本定理の 数式を使わない証明

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "マルクスの基本定理の 数式を使わない証明"

Copied!
55
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

マルクスの基本定理の 数式を使わない証明

2016

10

月 松尾匡

(2)

「マルクスの基本定理」とは

「利潤が存在するということは、労働が搾取 されているということだ」ということを数学 的に証明した定理。

• 1950

年代に置塩信雄によって証明された。

プラスの利潤をもたらすあらゆる価格のもと で成り立つ。

(

投下労働価値に比例する価格 は前提しない。

)

多種類の財があるケースでは行列やベクトル を使って証明する。一般向けには、置塩『蓄 積論』の生産手段・消費財の二財モデルがも ちいられてきたが、想定の抽象性が高く、初 学者の理解を得るのは困難だった。

(3)

ここでは、

数式を一切使わず、一般的な多種類の 財があるケースで、「マルクスの基本 定理」を厳密に証明する説明を示す。

(4)

労働は一種類とする。

イラストポップ  http://illpop.com/png_jobhtm/industry_a14.ht m

労働者

労働 労働時間

(5)

労働者

労働時間

貨幣賃金率

(6)

労働者

労働時間

賃金額 貨幣

賃金率

(7)

労働者

労働時間

賃金額 貨幣

賃金率

賃金で買える諸財の金額

http://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_6064.html

長方形は合同

(8)

賃金で買える諸財の金額

(9)

生産手段 賃金 利潤 投入費用

(10)

賃金 利潤

(11)

賃金 利潤

利潤 賃金

(12)

賃金 利潤

利潤 賃金

(13)

賃金 利潤

利潤 賃金

(14)

賃金 利潤

利潤 賃金

(15)

賃金 利潤

利潤 賃金

(16)

賃金 利潤

利潤 賃金

(17)

賃金 利潤

利潤 賃金

(18)

賃金 利潤

利潤 賃金

(19)

賃金 利潤

利潤 賃金

(20)

賃金 利潤

利潤 賃金

(21)

賃金 利潤

利潤 賃金

(22)

賃金 利潤

利潤 賃金

(23)

賃金 利潤

利潤 賃金

(24)

賃金 利潤

利潤 賃金

(25)

賃金 利潤 利潤

賃金

(26)

賃金 利潤 利潤

賃金

(27)

賃金 利潤 利潤

賃金

(28)

賃金 利潤 利潤

賃金

(29)

賃金 利潤 利潤

賃金

(30)

賃金 直接間接利潤

賃金

(31)

賃金 直接間接利潤

賃金

(32)

賃金 賃金 直接間接利潤

(33)

賃金 賃金 直接間接利潤

(34)

賃金 賃金 直接間接利潤

(35)

賃金 賃金 直接間接利潤

(36)

賃金 賃金 直接間接利潤

(37)

直接間接賃金

直接間接利潤

(38)

直接間接賃金 直接間接利潤

(39)

直接間接賃金 貨幣 賃金率

(40)

直接間接賃金 貨幣 賃金率 労働者

自分の賃金を得るための労働時間

(41)

直接間接賃金 貨幣 賃金率 労働者

自分の賃金を得るための労働時間

その賃金で得られるものを生 産するための直接間接の労働 時間

(42)

直接間接賃金 貨幣 賃金率 労働者

自分の賃金を得るための労働時間

その賃金で得られるものを生 産するための直接間接の労働 時間

(43)

労働者

自分の賃金を得るための労働時間

その賃金で得られるものを生 産するための直接間接の労働 時間

(44)

労働者

労働時間 自分のための労働

「必要労働」 (v)

(45)

労働者

労働時間 自分のための労働

「必要労働」 (v)

他人のための労働

「剰余労働」 (m)

労働の搾取!

自分を雇用してい る資本家の利潤と 直接には関係ない

ことに注意

(46)

労働時間 自分のための労働

「必要労働」 (v) 他人のための労働「剰余労働」 (m)

(47)

1人当たり労働時 自分のための労働

「必要労働」 (v) 他人のための労働「剰余労働」 (m) 簡単化のため

、すべての労 働者が同じ時 間働いて、同 じ財を買うと すると

総賃金財を世の中の 直接間接に 生産するための

労働

「賃金財」

賃金によって 買われる財

(48)

1人当たり労働時間

世の中の総賃金財を 直接間接に

生産するための労働 賃金財生産に

直接間接に従 事する労働者

(49)

1人当たり労働時間

世の中の総賃金財を 直接間接に

生産するための労働 賃金財生産に

直接間接に従 事する労働者

剰余生産に直 接間接に従事 する労働者数 剰余生産物 労働者が自由に できない純生産

(50)

1人当たり労働時間

世の中の総賃金財を 直接間接に

生産するための労働 世の中の剰余生産物を

直接間接に

生産するための労働 賃金財生産に

直接間接に従 事する労働者

剰余生産に直 接間接に従事 する労働者数 剰余生産物 労働者が自由に できない純生産

http://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_476.html http://www.irasutoya.com/2014/06/blog-post_826.html

(51)

1人当たり労働時間

世の中の総賃金財を 直接間接に

生産するための労働 世の中の剰余生産物を

直接間接に

生産するための労働 賃金財生産に

直接間接に従 事する労働者

剰余生産に直 接間接に従事 する労働者数

必要労働時間 剰余労働時間 総賃金財を世の中の

直接間接に 生産するための

労働

この面積が同じだから

この面積 同じ

(52)

1人当たり労働時間

世の中の総賃金財を 直接間接に

生産するための労働 世の中の剰余生産物を

直接間接に

生産するための労働 賃金財生産に

直接間接に従 事する労働者

剰余生産に直 接間接に従事 する労働者数

必要労働時間 剰余労働時間 総賃金財を世の中の

直接間接に 生産するための

労働

剰余生産物を世の中の 直接間接に 生産するための

労働

この面積が同じだから

この面積 同じ

(53)

労働者

労働時間

必要労働時間 (v)

剰余労働時間 (m)

自分用賃金財

剰余生産物 世の中全体での 剰余労働負担を

全員でシェアしてい る。

資本家

(54)

ある意味で中世の農奴と同じ

週6日の労

3日は自分 土地で労働

3日は領主の 土地で労働

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Reeve_and_Serfs.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Les_Très_Riches_Heures_du_duc_de_Berry_juin_haymaking.jpg

(55)

マルクスの基本定理が示すの この「搾取」が は

社会的分業の中で、経済全体の連関の 中で起こる。

(

特定の個別資本のもとで の、搾取関係ではない。

)

どんな賃金決定のもとでも起こる。

(

「労働力再生産費」

or

「限界生産 力」

or

「力関係」

or…)

どんな価格のもとでも起こる。

(

労働価 値価格、生産価格、マークアップ価格

、競争均衡価格…

)

参照

関連したドキュメント

ここで記号は、 部門[ ][ ]の投下労働量 、 、 産出量 、 、 利潤率π 、 π 、 部門間で均等な 貨幣賃金 、 商品[ ]の価格 である。

では,関数の収束について考え,ある領域で解析的

法の説明に続き,本章では剰余価値率の推計

平方剰余仮定 $N$ が大きな合成数のとき、 平方剰余問題の解を効率的に求めるアルゴリズムは存在しない。

さて,この場合における疎外の事実は労働者の貧困ということであるが,『経

産要素として_ー一般に生産函数の中で考えられる湯合の労働がこれである一_ーも存

また,李明博政権末期には低所得労働者による労働争議が社会問題化した.2012

的な発現形態」として 把握され、 他方で、 労働者の従属性にもとづく 生存権 理念の強調により、 生存権