• 検索結果がありません。

論文内容要旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文内容要旨"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文内容要旨

論文題名

PCR amplification of the erm(41) gene can be used to predict the sensitivity of Mycobacterium abscessus complex strains to clarithromycin

(Mycobacterium abscessus complexにおけるerm(41)解析とマクロライド 感受性)

掲載雑誌名

Experimental and Therapeutic Medicine

専攻名 病理系 臨床病理診断学 間瀬綾香

内容要旨

【 背 景 ・ 目 的 】 近 年 増 加 傾 向 で あ る 非 結 核 性 抗 酸 菌 症 の 中 で も Mycobacterium abscessus complex (M. abscessus complex) は最も難治と されている.遺伝子解析により同菌は M. abscessus subspecies abscessus (MA) , M. abscessus subspecies massiliense (MM), M. abscessus subspecies bolletii (MB) の 3 亜種へと細分類されており,MM は MA と比 較して薬剤耐性が軽度で臨床的予後が良好であるとされている.マクロラ イド耐性には 23S rRNA をコードする rrl の点変異,erm(41)によるリボソ

(2)

ームのメチル化が関与しているとされている.当院株の CAM 耐性割合およ びその機序について調査する.

【方法】2016年 8月から 2018 年 4月までに昭和大学病院および昭和大学藤 が丘病院で検出され DDH 法で M. abscessus complex と同定された菌を対象 とする. ハウスキーピング遺伝子(hsp65, rpoB, ITS)および rrl, erm(41) の塩基配列を決定する.また各株の AMK(Day3), CAM(Day3,7,14)の感受性を 調査する.

【結果】計14株を解析し8株をMA, 6 株をMMと同定した.MA とMMの患者 背景に優位な差は認めなかった.rrl の点変異(2059A>G)を MM の 1株で認め た.MM の全株で erm(41)の deletion を認めた. MA の 1 株で erm(41)の 28T>Cを認めた.14株のうち8株がCAMに耐性となった.

【考察】解析を行った 14 株のうち 57%(8/14 株)が MA, 43%(6/14 株)が MM であった.MB は認めなかった.M. abscessus complex の亜種の割合は地域 によって異なっており, アジア圏では西ヨーロッパと比較して MM の割合が 高いとされている.今回の結果はアジア圏での報告に近似するものであっ た.

rrlの点変異をもつ MM の 1株および, erm(41)の Wild type株は全て CAMに 耐性となったことから, これらが CAM の耐性化に関与していることが今回 の検討でも示された.

rrl の点変異による耐性は 7.1%(1/14 株)で認めたのに対し, erm(41)による 耐性は 50%(7/14 株)で認めており, erm(41)は CAM 耐性の主要な機序であ ると考えられた.以上より erm(41)の塩基配列は M. abscessus complex の CAM 感受性と強く相関しており,その詳細な解析は治療反応性の推定に重要 である.

参照

関連したドキュメント

In vitro での検討において、本薬の主要代謝物である NHC は SARS-CoV-2 臨床分離株(USA-WA1/2020 株)に対して抗ウイルス活性が示されており(Vero

特に、耐熱性に優れた二次可塑剤です(DOSより良好)。ゴム軟化剤と

つの表が報告されているが︑その表題を示すと次のとおりである︒ 森秀雄 ︵北海道大学 ・当時︶によって発表されている ︒そこでは ︑五

次亜塩素酸ナトリウムは蓋を しないと揮発されて濃度が変 化することや、周囲への曝露 問題が生じます。作成濃度も

熱が異品である場合(?)それの働きがあるから展体性にとっては遅充の破壊があることに基づいて妥当とさ  

本論文での分析は、叙述関係の Subject であれば、 Predicate に対して分配される ことが可能というものである。そして o

3  治療を継続することの正当性 されないことが重要な出発点である︒

である水産動植物の種類の特定によってなされる︒但し︑第五種共同漁業を内容とする共同漁業権については水産動