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契 約 の 基 本 的 違 反 ◎ 完

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契 約 の 基 本 的 違 反 ◎ 完

佐 藤 正 滋

契約の基本的違反

ω︒︒①̀臼P8鈴似α︑﹀﹁ヨΦaφψ<﹁畠む︒nΦo一①

Oω1(())

ω︒︒陣貯ρ.︾§Φ}ζ叶臼§69O[}ρω

ω仲置ゆぬ8︒︒①lO

ω5Bωo1@

五総括

(以上本号)

㊦'d・O.ψ国昌餌旨OρH践.<・窯偶鉱o昌巴竃o鉾αq"αqΦ一W9ゆ昌評ohO器ΦoΦ[一霧凸H(

ピご︽傷の図①".蔭戯①

貴族院以外の裁判所に於て︑基本的違反の問題が大いに論じられた後︑貴族院は一九六六年のω巳ω︒︒o︾け一m暮置器

43 (43)

(2)

ωoo>HΦ]≦ψ<.︿.oHωoΦo一〇Oo#Φ[HΦ].ρω(

ω一の︒,.oB.)

院の判例に現われて居たが︑一九六六年のこの判決で貴族院はそれ迄に基本的違反を論じた諸先例を総括して検討し

た︒この事件で貴族院は比較的近い時期に急速に発展した基本的違反についての判例法に見解を示したのである︒こ

の貴族院判決の中で多くの裁判官から﹁正しい見解﹂或は﹁正しく法を述べたもの﹂と認められた判例がある︒これ

がご・O・匂∩・聞ヨ働昌oρ日践・<・20二〇コ坦一ζo詳αqpαqΦ切帥口犀ohO﹁①ΦoΦ[一Φ①出μ=o︽α︑ω幻oや念㊦(以下d・ρψ固p餌昌..・H箆.$︑︒として引用する︒)である︒もっとも正確に云えばこの判決の中の勺$屋o昌判事の見解が﹁正しい﹂

とされたのである︒この結果d・O・ω・聞ぎきo①いa・8ωoは基本的違反を論ずる際に重要な存在となり︑勺o母ωo口判

事の意見は脚光を浴びることになった︒従ってω巳ω︒︒Φ︾二mロニρ¢Φ$︒︒oの検討に入る前に¢●O・ω・閃ぢo口oPい巳・

8︒︒oの考察が必要と思われる︒

Oq・(}・ψ国ロ㊤ロ︒Φ・ピa・︒翁︒ωoの事実と争点本件はギリシャ公債に関するものである︒ギリシヤ国立抵当

銀行(Z卿ユ︒昌蝉一竃︒.茜簿α9①しロ帥ロ犀︒隔Ω.︒︒︒①i本件の第一被告である︒以下抵当銀行として引用する︒)は一九二七年一二月一日

に債券を発行した︒償還期日は一九五七年一二月一日である︒債券には一九五七年一二月一日に抵当銀行は英国正貨

で債券所持人に償還する旨が定められて居た︒債券の裏面には︑そこに定められた諸条件に従って償還が行われるこ

と︑利率︑利息支払期日︑利息支払場所等が記載されて居り︑この債券は裏面に記載され本債券の一部と認められる

諸条件の適用をうけて発行されることも定められて居た︒裏面の諸条件の幾つかを裁判所は本件に関連があるとした

が︑その中に次のような条項があった︒

﹁第=二条債券の利息の支払は︑(先に指定した)諸銀行の許にある減債基金により債券の償還を行うべき期日に

(44) 44

(3)

停 止 す る ・ 債 券 を 償 還 の た め 呈 示 す 乏 は 支 払 期 未 到 来 の 利 札 と 蓋 呈 示 し な け れ ば な ら な い ︒ 裟 し た 利 札 霜 当

す る 金 額 は 償 還 額 よ り 控 除 さ れ る ・ 支 払 響 よ り 六 年 以 内 髪 払 の た め 呈 示 さ れ な か っ た 利 札 及 び 鰹 覇 日 よ り 二 ︒

年以内に呈示されなかった債券は無効となる︒﹂

本件の第二被告であるギリシャ竪銀行(宏餌冨雪騨・囲︒話...‑以.pギリシャ銀行として引用する.)は抵当銀行発

行の債券の償還及び利曼払並びに債券に定められた条件舎︑の正当薩行を業件で保.証して居た︒

利息の支払竺九四︒年迄は順鯉行われた︒ところが第二癸繋勃発し︑一九里年から利息の支払は出委

くな2ソドンへの支払金の送金も停止された・利曼払の広告も行われなくなった︒戦後ギリシャ公債をめぐって

訴訟が行われたが・それらの事件の;で債券所奨が保証人(ギリシ.銀行)に対して行.た一九四奎ハ月百か

ら冗五五年育百迄の利息支払請求に対し裁判所(奪裁判所茎座部)は訴訟提起日から遡.て六年分の利息の

請 求 を 認 め た ・ 本 件 の 原 告 は 査 還 の 債 券 で 利 札 付 き の も の を 重 墜 し 甚 奎 ハ 月 百 か ら 充 五 四 年 六 旦

呈の利息支払を債券発薯(抵当銀行)と保証人(ずシ・銀行)に請求したのである︒建口は︑利息姦期日後六

年以内に利札の呈示がなければ利札の効力は消滅すると云う既に紹介した条項を抗弁の撮にした︒歴.の主張の一

つに・被告が利息の支払を行わなかっな︺とは契約の蒙的違反で蓼︒︒利息支払期日から六年以内に利札を呈示し

なければ利札は効力を失うとの条覆免責条薯類似する条項である︒故に本件の違反にこの条項は適用されないと

概 ︑蜜 髭 繍 官 達轟 羅 難 雑 賢 簸 毅 膿 は な い  断 し た ・ 何 ー 云

麟 う と 被 告 の 利 曼 払 霧 機 糞 面 の 条 項 に よ 農 券 所 焚 が 利 札 を 呈 示 し て 初 め て 生 ず .︒ の で あ 鱗 し か し 歴 ︒ は

麹 利 札 の 呈 示 を 行 わ な か っ た ・ 従 っ て 被 告 は 支 払 霧 を 負 わ ず ︑ そ れ 撞 反 の し よ う が な い こ と に な る ︒ そ れ で は 本 件

45 (45)

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で茱的違反は全く問題とならないのか︒U.嵩鳥卿は︑被告は本件の契約で成立する他の霧に違反し・しかもその違反塞本的違反と認める.﹂とは可能と云ぞ居る︒他の霧とは何か・本件の債券に緩券発薯(抵当銀行)と債券所奨の間に利息支払期日に支払うための金銭が英国正貨で・ンドンの取引銀行に藩されて居ることが黙爪に約束されて居た︒しかし抵当銀行は・ンドンの取引銀行に利曼払のための義を送付しなかった・レ藻葉的

護であると∪⑦コロ一昌‑q卿は云・つ︒もっとも本件で葉的違反が成立しても控訴人(原告)の主張が認められるわけではない︒何故か︒∪Φ昌⇔一昌‑q卿鯖題の条件篁三条は免責条項ではないからだと一育この条覆被告が代理店

麹 雛 騒 馨 難 繕 幌 琴 の 主貝 任 を 免 ず る も の で は な い . 故 に 免 主貝 条 項 の 適 用 を 排 除 す

このよ︑うに∪.昌昌一昌‑q卿塞本的違反の原則の適用を否定したのであるが︑基本的違反については次のような意見を述べて居る︒先ず茱的違反の原則が形成され盲的であるが︑これは所謂﹁肇化された契約(ω︒嵩§亙︒︒昌け..︒叶︑)三もたらす不当繕果を克服することであるとし羨のように述べて居る・葵は物品を謹に保管・

運送し︑売り︑ず一.︒,℃ロ.︒び︒・.で馨する︑﹂とを引受ける︒この醤人は印刷された契約書を提出し顧客に署させる︒しかし商人は.﹂の契約書の何処かに責任のすべてを免れること言的とした免責条項窺定して置く・顧客はy︑の契約書を藷する他はない.顧客が出来ることは商人の定めた契黎芝そのま薯名するか或は契約を猿ずに置くかである.顧客は誰も千人に天・も垂案蓼読みはしない.顧客が免責義に同意したと説くの擬

興 あ る . 故 に 裁 判 所 は ︑ 商 人 は 引 実 け ^κ 基 本 的 債 務 を 免 れ サ⇔ た め に 免 圭貝 条 碧 い る こ と 量 な い と 判 決 圭

現在の多くの契約の実態と︑特にそれらが理由で茱的違反の原則が誕させられて来た事を︒①曇αq卿は極め

Cis) 46

(5)

契約の墓本的違反

て簡明に示して居る︒更に基本的違反の原則により免責条項の適用される根拠を同卿は次のように説いて居る︒﹁明

示であると黙示であるとを問わず債務が契約の中核そのもの(齢冨く①姥8器︒h昏︒︒8欝8にかかわるものであれ

ぽ︑被告が︑その債務違反に対する救済を原告に拒む為に免責条項を適用しようとしても裁判所はそれを許さないで

あろう︒その理由は簡単である︒契約当事者が免責条項を利用出来るのは契約の本質を履行した場合のみであって︑

(65)契約から根本的に逸脱して居る時には利用出来ないからである︒﹂

これも簡単であるが基本的違反の原則についての重要な見解であると思う︒次にU窪巳鵠αq卿は基本的違反の原則

と契約解除の関係について次のように述べて居る︒

この基本的違反の原則は違反のない当事者が契約を解除する途を選んだ場合にのみ適用されるものではない︒違反

のない当事者としては契約を解除するか否かを選択する余地がない場合は極めて多い︒違反のない当事者が契約違反

を知った時には契約は相手方当事者の違反で回復不可能な状態になって居れば︑彼としては契約違反を理由に訴訟を

起す他はない︒従って契約を解除するか否かは多くの場合間題とならないのである︒違反を知った場合に契約を解除

するか否かの選択が可能であっても︑違反のない当事者は契約を存続して居るものと取扱い︑契約違反が作用を及ぼ

し続け違反のない当事者に損害を与えたならば(免責条項によって妨げられることなく)違反に対する訴訟を起すことが

(66)出来る︒以上は本裁判所の最近の判例であるOげ碧8昏oロ器ρ&騨Oρ}い樽ユ.ざ↓o諸︽ロ8ω]Nρ甲⑦︒︒ωから

(67)認められるのである︒

このようなU①口臨謬αq卿の見解は基本的違反の原則にとり重要なものであり︑又ω¢δ︒・Φ︾二き鉱盤①8ωΦ後の事

68"件で卿が免責条項の適用を排除する際に適用されるのである︒

⇔勺om房8判事の見解本件への判断自体は∪①§ぎσq卿の判断と同じである︒抵当銀行が利札への支払に必

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47

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要な資金を代理人である取引銀行に送付すると云う黙示の条項が本件の契約には認められる︒抵当銀行が長期にわた

(69)って送金しなかったのはこの黙示の条項の違反であり︑しかも基本的違反を構成すると考えるのが合理的である︒従

って原告ぱ被告が契約の履行を拒んだものと取扱い契約を解除して損害賠償を請求することも︑或は債券の即時償還

を求めることも出来たのである︒しかし原告ぱ契約が存続するものと認め利札を呈示して支払を求めた︒従って反証

のない限り契約の全条項は有効に存続し︑原告は定められた期間内に呈示しなかったため︑支払期限条項(即ち前掲

70)の条件第=二条)により原告の請求は妨げられる︒

この種の見解は屡々示されて来た︒しかし原告は︑被告は基本的違反を行ったので免責条項に類似した効果を持つ

条件第一三条は無効になるか又は債務者(抵当銀行)が利札への支払を再開するか若しくはそれが可能になる迄は条

件第二二条は効力が停止され六年の期間は進行しないと主張した︒この主張に対する勺$冨8判事の意見が後に貴

族院で大いに重用されることになる︒勺Φ碧ω8判事は控訴人(原告)の主張が認められるか否かは契約への解釈原則

(71)を適用して決定される︑即ち当事者の契約の意図(60昌仲﹁曽O梓億O一圃]P仲Φ昌什一〇昌)次第のものであると云う︒それでは本件の

当事者の意図は何か︒勺Φ母ωo口判事は原告は支払期限条項への但し書が存在すると主張して居るのだと云う︒この

主張が成立つには原告は次の事柄を立証せねばならない︒それは︑契約締結時に当事者は合理的人間としてこの問題

に留意して居たならば︑利息支払のための送金を抵当銀行が怠り続けた場合に支払期限条項(条件第一三条)は原告の

主張するように無効となるか又は効力を停止するとの意図を有したことである︒しかし勺o霞ω8判事はこのような

意図の存在を否定した︒当事者には債務者である抵当銀行と保証人であるギリシャ銀行は当然含まれるが︑これらの

銀行は何れも先に述べた意図を有したと推定すべきでないし︑又意図を有した可能性もない︒銀行は債務の消滅を望

みこそすれ︑債務が無制限に存続することは望まないであろう︒更に銀行の契約違反が長く続いた場合に支払期限条

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契約の基本的違反

項の適用を否定すべき理由もない︒利札所持人に利息支払日から六年以内に利札を呈示するよう求めるのは何等不ムロ

理で不当で不公正なものではない︒また一定期間内の利札の呈示を必要とする条項は契約を実際的で合理的に機能出

来るものにするのである︒

以上は裁判官の行った契約の解釈の一例として紹介したのである︒抵当銀行は戦時平時を問わず支払う旨の条項も

あったが・戦争により支払は不能となり支払の広告も絶えて居た︒℃o母ωo嶺判事の見解は一定期間内の利札呈示が

合理的であるとの説明に集中し︑利札所持人側の事情への考慮が足りないようだと云った問題も出そうであるが解釈

の問題にはこれ以上立入らない︒基本的違反の問題にとって重要なのは﹁o碧︒︒o切判事が先に紹介した解釈を行う前

に示した次のような意見である︒

﹁基本的違反の問題に関しては契約中の免責条項又はそれに類似する条項はその契約への基本的違反によって生ず

る事態には通常適用されないと解釈すべきだと云う解釈の準則(鶉ρ﹁瓢一①O隔OO岩亀o仲門露Oけ一〇コ)が存在すると思う︒これは︑

当事者にその契約の意図(8耳冨6ε巴巨①箕δ昌)を無視して裁判所により否応なしに課せられる一つの独立した法準

則(雪貯紆需巳Φ暮触三︒︒コ螢毛)ではない︒契約当事者の意図にもとつく解釈の原則なのである︒この解釈原則は契約

当事者が合理的人間ならば契約に備わるべきだと意図した筈の商取引を達成させる効能を契約に与︑兄るための黙示の

条項を認めることも含んで居る︒この解釈原則は以前から存在を認められて居たが︑標準契約書が︑法外に広い文言

で作成され︑それが文字通りに適用されたならぽ不当極まる結果を生ずる免責条項を含む傾向が現れて来た結果︑近

年特に顕著な存在となったのである︒﹂

この見解が一九六六年のω巳︒︒︒︒Φ﹀二餌葺置器8ωoで正しいと評価されることになった︒勺o母ω︒欝判事だけではなく∪①コ⇒ぎαq卿も基本的違反について解釈による問題の解決を説いたことがある︒解釈とは当事者の意図の発見で

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49

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ありそれを実現させるためのものであると考えれば︑解釈により免責条項適用の有無を決する方法と当事者の意図と

は無関係に免責条項適用の有無を決する方法とは相容れぬものとなる︒後者を法準則による判断と表現して解釈に

よる判断と対比させ︑免責条項の適用の有無はどちらの方法で決すべきかと云う問題の設定が可能になる︒ω三ω︒︒o︾ユ碧ユρ信Φ8ω︒で貴族院の裁判官達はこの点に注目し︑解釈による判断を正しい方法として本件の勺Φ碧ω8判事

の見解を引いたのである︒しかし解釈とはその内容の広い言葉であり︑そこから種々の問題が生ずることは後に述べ

る通りである︒

四出薗﹁日帥昌判事の見解先ず基本的違反については︑この原則は契約中の基本的な条件条項を履行しなかっ

た契約当事者は自己の責任を制限する条項又は免責条項と呼ばれる条項の保護をうける権利がないとの原則だと云わ

れて居る・このような原則が存在することは疑ないと云為

本件で基本的違反は存在したか︒=碧§p昌判事は利息の不支払は基本的違反にはならないと云う︒支払期日に利

息を支払わなかったことは契約違反であるが︑元金と利息の一部は支払われたのであり契約の本質的部分は履行され

たのである︒契約の基本的違反とは取引を全く別のものにしてしまうような違反である︒例へば屡々引用されるマホ

ガ 〒 材 の 供 給 契 約 を 締 結 し な が ら 柏 を 供 給 し た よ う な 場 合 を 指 す の だ 齢 う ・ し か し 仮 に 本 件 の 違 反 が 葉 的 違 反

であり更に六年以内に利札を呈示すべき条項が免責条項であるとしても一九四一年以後利息の支払が無期限に不可能

になった時に契約は解除されなかった︒故に契約の全条項は債券所持人に不利なものも当然含めて効力を有する︒従

って利札呈示期間を制限した条項も適用されると述べて居る︒契約を解除しなくても基本的違反には免責条項は適用

されないとの見解は同じ控訴裁判所がOげ碧富厳〇二︒︒①ρΦ島けOoニピ巳.タ80=唄[一Φ①ω]b︒ρ甲㊦Q︒ωで示した︒

原告もこの判決を根拠にしたのであるが︑出霞ヨ§︒昌判事は自己の見解をこの判決は誤りと認めなかったと云って居

(50) 50

(9)

契約の基本的違反

菊蒙的養蘭して蕾§判事は契約を解除すれば免責義の適用はないと考・毛居たもの恵われる︒

(研)例えば蜜ω蟹の9︒P壽8睾ζF[垂・・﹀爵閃α㊤刈で塩鼠族院の≦.茜ず陸卿は露を基本的養と認めて居

(62)[oΦρP

(63).芝.

(64)[=oαΦ,ρ,P

(65)

( 66 ) こ の 判 例 に つ い て は ﹁ 契 約 の 基 本 的 違 反 冒 禦 川 法 学 九 巻 三 屋 九 頁 以 下 .

範 賑 駐 稲 謁 ..窮 賑 α翫 ρ 縛 旨 亀 婁 鷺 § ︒ p ピ 肯舐 § 二 ρ 望 ホ

(69).㎝Φ,,

(70)[=o.︒︒.

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(72)ミ

︹珊 蕪 Φ輩 館 " 難 藤 .襲 ﹁ 甕 P ピ 塁 ㊤緯 § 岩   こ の 判 例 に つ い て は ﹁契 約 の 墓 本 的 違 反 e ﹂

(66)

(75)8=o.白・9Φp︒︒.

(76)[=o"Φ9o︒

(77)

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(5T)

51

(10)

〇喰b9Qの06δ.︾oΦ<<oo

o6口Dc隠N]6ω︒〇

基本的違反について控訴裁判暫その下馨裁判所の議論は括発であった・柴的違反の原則の形成と展開に大いに貢献したの曝﹂れらの裁判所と云︑薫︒問題は貴族院の態肇ある︒聖島ψ︒P霞タ↓器俸ξ一ρ屋.ロ鑓b.≧鼻肉・§雫級審裁判所が葉的違反の原則を形成する上で大きな影響があった・しかしこの貴族院判決は露と云う特別の問題に関するものだと込澗ずることは可能であった・一九六六年に貴族院はω︒冨一︒Φω一仏o簿ζ簿簿Φo︒ζ§aω9gOΦ].O§(以下ω口凶・.・︒.﹀二蝉鵠ユρロ︒︒卑︑.と引用する.)で葉的籍について見解を示すことになった・この事件自体綾漿立.心味での免責条芝関するものではないと考えられるが︑この判決で貴族院は葉的違反に関する多くの判決を総括的に検討した︒蒙的違反についての貴族昏身の見解も述べた︒基本的違反を論董に契黎を論ずる時・この判決が注目を陰%ことは当然である︒ここでは基本的違反に関する本判決中寛蟹紹介し本判決の芒た膿亭ゲ﹂指摘しようと思う︒

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一事実

本 件 播 船 契 約 に 関 す る 事 件 で あ る ︒ 上 告 人 (原 告 ) は 船 主 ︑ 被 上 告 人 (被 告 ) 播 船 者 で 二 九 五 六 年 三 月 三

日に籍契約を締結した︒ア﹂の契約は米式ウエイルズ炭傭船契約(ぎΦ§量壽蓬・簿;帥琶の書式を使用し・ それに幾つかの条項を追加したものであった︒この傭船契約中の次に示す諸条項が本件に関連するものである・

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契約の基本的違反

﹁第三条薯は継続碇泊日数百当り平竺︑五〇〇トンの割合で本船に船積されるべきものとする・⁝若し碇泊期間を超︑を本船が碇泊した場ム・は傭船者は百当り(百未満の際は時間当りで)一︑○○○ドルの滞船料を支払う・﹂﹁第八条積荷は荷揚港に於て本船への費用及び危険の負担なしに本船船側より一日当り平均(本契約第二二条の定める)トソの割合で荷受人に引渡すべきものとする︒⁝⁝若し本船が碇泊期間を超えて碇泊した場合は一日当り(一日未満の際は時間当りの計算で)一︑○○○ドルの滞船料を支払う︒﹂

﹁第二三条モータi船ω鵠く﹁①け雷号は︑一九五七年六月又は七月に現在空霊冨で建造中の約一二︑○○○トソの四四五号と置き換︑舌れる迄は本傭船契約にもとついて運航されることに当響は同意する・:・.:本傭船契約は二年間の連続航海の間効力を有し最終航海に於ける契約終了期日は一九五九年三月一〇日とする︒⁝⁝﹂

原告(上告人)の主張によると︑船積と荷揚に時間がかかり一九五七年一〇月一七日頃から一九五九年三月七日迄の間に本船は八航海しか行わなかった︒この八航海の中一航海を除いて常に本船は碇泊期間を超えて碇泊して居た︒

若し碇泊期間が守られて居たならばこの期間匹四乃至七航海を行うことは可能であった・被告(被上告人)は傭

船契約の定めた滞船料を支払い原告はこれを受領した︒原告は︑このような本船の滞船がなけれぽ得た筈の契約運賃

額 姦 害 と し て 賠 償 を 請 求 し た ︒ 篁 (親 で は 原 告 の 請 求 は 認 め ら れ ず 原 告 縫 訴 し た が そ の 理 由 の 要 点 を 示 す と 次 の

ようなものであった︒

ω被控訴人(被告)が碇泊期間中に荷役をしなかったのは傭船契約の違反である︒

ωこのような違反に対する救済は傭船契約の定める滞船料の支払に限定されない︒違反から合理的に予見出来る

結果である損害に型,る損害賠償請求も含まれる︒本件ではこのような損害に本船が箔期間内に荷役を完了すれ

ば行な・兄た航海で得られた筈の利益の喪失も含れる︒

(53)

53

(12)

㈲控訴人(馨)が最大数の航海を行なえるために︑かつ本傭船契約により最大の運賃収入を得るために必覆

すべての行為を行なうに当り・被控訴人が控訴人に協力すべきことは本傭船契約の黙示の条項となって居る︒

勧被控訴人は・情況から可能な時間内に又は碇泊期間内に荷役を行うことを整.心に怠ったが︑.航祷船契約の

違反である︒

滞船料に加えて損害賠償を請求する根拠として控訴人は㎝で示した黙示の契約条項を主張したのであるが︑控訴裁

判所(ω¢雪判事︒葺判事・属⁝・判事)はこれを斥け椀控訴人の主張するような黙示の契約条程認めら

れず・碇泊期間を超えた碇泊は契約違反であるが︑これへの損害賠償額を定めたもの蒲船料条項だと云うのであ

る・原告(控訴人)は貴族院に上告した・この際に被告は契約の基本的違反を行ったから滞船料条項の適用をうけな

いと云う新たな理由を付け加え・貴族院はこの理由の追袈認めた︒従って貴族院は基本的違反に関して見解を示す

ことになったのである︒

(54) 54

二 貴 族 院 に 於 け る 両 当 事 者 の 主 張

当事者双方の弁董は夫条論陣をはるのであるが︑基本的違反に関する部分だけでも議論は長大なものである︒

要約すると次のようになる︒

ω上告人側弁護士(図.︾.寓碧9ぎ亀①氏︑﹀・団く雪ω氏)の主張上告人側弁護士は先に紹介した理由では圭口

が認められないとしても次に示す奮で上告は認められるべきだと主張した︒ω滞船料条項が免責条項であっても︑

或は損害賠償額予定条項であっても・滞船が傭船契約からの逸脱(轟Φく一9け一〇口)︑傭船契約の履行拒絶(.︒℃=岱一.戯︒ロ)又

 

は 基 本 的 違 反 で あ る 時 は 滞 船 料 条 項 蒲 船 に 対 す る 損 害 賠 償 算 定 葦 を 決 定 す る も の で は な い ︒ ② 本 船 の 滞 禦 全 体

(13)

としては傭船契約の商事目的の達成を不可能にする程長いものであれば︑傭船契約からの逸脱︑傭船契約の履行拒絶

又は基本的違反となる︒③本船の滞留が重大な遅延の原因であることに加えて故意になされたのであれぽ傭船契約か

らの逸脱︑傭船契約の履行拒絶又は基本的違反となる︒

以上の主張の根拠として上告人側弁護士は例えば次のような原則を挙げて居る︒ω契約の根底にかかわる違反又は

契約の主目的と抵触する違反はその契約からの逸脱︑契約の履行拒絶又は基本的違反となる︒②責任制限条項も含め

て免責条項は︑契約からの逸脱︑契約の履行拒絶又は基本的違反と云った契約違反には適用されない︒㈹このような

違反には損害賠償額予定条項も適用されない︒ω以上の②と㈹の原則は︑このような違反があった時に違反のない当

事者がそれを知って契約を解除したか或は契約の効力を認めたかによって影響されない︒㈲契約違反が履行遅滞であ

るが時間が契約の重要な要素でない場合でも︑その遅滞が契約の商事目的を達成不能にするならば契約からの逸脱︑

契約の履行拒絶又は基本的違反となる︒⑥違反により重大な遅滞を生じたことに加えてその違反が故意になされた時

は契約からの逸脱︑契約の履行拒絶又は基本的違反となる︒⑦以上の㈲と⑥の原則は傭船者が本船を碇泊期間を超え

て碇泊させた場合に適用される︒

このような原則を裏付けるため上告人側弁護士は多数の先例を引いて論じて居る︒

契約の基本的違反

②被上告人側弁護士(旨聞・Hδg冠零爵氏︑O・ω・ω$藏停自鐸8氏)の主張ω上告人が主張した契約の基本的違反に

は免責条項は適用されないとの原則(これを被上告人側弁護士は..きミ︒ρ鼠曙".と呼んで居る︒)は︑このような原則を成

立させる法準則の存在を前提にして居る︒②しかし英法には基本的違反として知られる一つの独立した種類の契

約違反は存在しない︒契約当事者の権利について判断するに当って裁判官は幾つかの解釈原則と幾つかの法準則を採

(55

55

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用せねばならず︑すべての判例はこれらの諸原則を適用した結果に過ぎない︒③解釈についての基本的な原則は

文言に当然の意味(き﹁ヨ偉︒一四巳鎚ε﹁巴ヨoき一躍)を与えるべきだと云うことである︒意味に疑問︑矛盾︑或は曖昧

さがある場合には契約の枠の原則(hO鳳﹁(UO﹁b﹁①﹁oo﹁=一①)︑契約の主目的の原則(ヨ巴昌やξ宕︒︒︒2一︒)等の解釈のための補

助準則が動員される︒ω関連する法準則とは契約解除の法準則(お雲象鉾凶8N巳Φ)と履行期前の履行拒絶の法準則

(噌①昌q昌〇一90叶一〇昌﹃ロ一〇)の二つである︒⑤上告人が引用したすべての判例は基本的違反の法準則の存在を前提にしたも

の(被上告人側の云う..9毛︒自尋8︒︒︒︒︒.︑)を除けば︑これら二つの法準則を適用した結果に過ぎない︒昌o芝oρ三蔓

8︒︒①︒︒にしても履行拒絶があったと考えて説明することが出来る︒⑥以上の諸原則を本件に適用すると次のような

結論が得られる︒被上告人の傭船契約違反が上告人に契約解除権を与えるものであれば上告人は本船を引き揚げて

コモソ・ロウ上損害賠償を請求することが出来る︒しかしこれは上告人が違反を契約を消滅させるものとして認めて

始めて行なえる︒若しこのようにして契約を解除しなければ滞船料条項は上告人に当然適用される︒ω契約違反が故

意になされた事実は履行期前の履行拒絶の成立に関連する︒しかしこの場合も上告人が履行拒絶を認めて契約を解除

しなければ契約は消滅しない︒何れにせよ本件で上告人は契約を解除しなかったのであり︑滞船料条項の適用をうけ

る︒

被上告人側も主張の根拠として多くの先例を引いて居ることは云う迄もない︒

(56) 56

 

③上告人側弁護士(出.<﹂W鑓巳8氏)の再反論被上告人側の反論に対し上告人側は再反論を行った︒論拠の

一つは故意の荷役遅滞を認めない黙示の契約条項が本件では存在すると云うものであった︒基本的違反に関する論拠

は次のようなものであった︒先ずω碇泊期間を定めた条項に違反があれば違反のない当事者に契約の履行拒絶権が生

(15)

契約の基本的違反

ず る ・ ② 契 約 の 履 行 拒 絶 権 笙 ぜ し め る 幾 と は 契 約 の 根 底 に か か わ る 違 反 で あ る ︒ こ れ に は 次 の 二 種 の も の が あ

る ・ ㈲ 碇 泊 期 間 を 定 め た 条 項 に 違 反 し て 碇 泊 し ︑ そ の 箪 ︑ 契 約 の 籍 も 変 ・を 了 う 程 の 養 ︑ ㈲ 重 大 蓮 滞 を も た

ら し た 且 つ 故 蓮 よ る 違 反 ・ こ れ ら は 若 し 故 豪 な け れ ぽ 契 約 目 的 護 が 不 能 と な る 程 の 違 反 で あ る ︒ ㈹ 契 約 履 行 拒

絶 権 を 生 芒 め る 養 に は 滞 船 料 条 項 は 適 用 さ れ な い ︒ 滞 船 料 条 覆 葎 上 墾 ︑賠 償 額 予 定 条 項 で あ る と は 限 ら な

い︒これは解釈で決すべき問題である︒

上 告 人 の 主 張 に 対 し ・ 被 上 告 人 は 上 告 人 塞 本 的 違 反 ξ い て 特 別 の 肇 則 が 存 在 す る こ と を 前 提 に 議 論 し て 居 る ︑

し か し こ の よ う な 肇 則 は 存 し な い と 反 論 し た ︒ 葉 的 違 反 の 原 則 と は 契 約 の 解 釈 と 契 約 解 除 に つ い て の 肇 則 を 適

用した結果に過ぎないと云うのである︒法準則か解釈かと云う問題設定がある.﹂とはd・ρψ距5帥博︒①﹄仲畠.6僧.︒︒

を紹介した際に指摘したが本件の被上告人もこのように問題を設定した︒貴族院の裁判蓬もこの問題への讐と云

う形で基本的違反について見解を示したのである︒

三裁判官の見解

本 件 を 鐘 し た 五 名 の 裁 判 官 は 夫 々 長 い 判 決 を 云 い 渡 し た ︒ 結 論 と し て は 全 部 の 裁 判 享 圭 . 人 の 主 張 を 認 め (肱

か っ た ・ そ の 理 由 の 中 で ・ 歪 数 以 上 の 擁 を 行 う 霧 は 本 件 の 傭 船 契 約 の 解 釈 上 も 法 律 上 も 認 め ら れ な い と 云 う の

は ・ 下 馨 暴 上 告 人 が 行 っ 粟 た 主 張 の 否 定 で あ る ︒ 圭 ︒ 人 釜 加 し た 葉 的 違 髪 轟 に す 鍵 張 も 貴 饒 は 斥

け た ・ そ の 欝 は 裁 判 官 に よ そ 糞 る よ ・‑ で ︑ 少 な 箆 も 重 占 描 の 婁 方 に 違 い が あ る と 思 わ れ .︒ . 例 え ば ω 定 め ら 艦 舗 紫 雛 様 纏 瓢畔 熱 耀 縫 蝶 瓢 凪雑 讐 篠 灘

57 Cyr)

(16)

料 条 項 が 濃 義 で あ る と し て も ︑ ω 被 圭 ・ 人 の 契 約 違 反 が あ っ た の に 上 告 人 は 契 約 を 解 除 せ ず 従 っ て 滞 船 料 条 項 の

適用をうける︒ω基本的違反があっても免責条項は当然に適用が否定されるのではない・少くとも基本的違反を理由

に契約を解除しなかった場合は︑免責条項の適用の有無は解釈で決定すべきものである︒本件では滞船料条項を被上

告人の違反に適用はないと解釈することは出来ないとの見解も述べられゆ

裁判官達の結論は以上のようなものであったが︑これから基本的違反に関する裁判官の見解を紹介する︒

Cis) 58

ω¢O甘ず昌卿の見解先ず基本的違反の意味について﹁基本的違反と云う言葉に魔力があるわけではない︒この

 言口葉は当事者の一方が行なった↓つ又はそれ以上の契約違反が契約の根底にかかわるものであり︑相手方当事者にこのさつな違反を契約全体への履行拒絶と取扱う権利を与えるものの簡肇表現に過ぎ碗・﹂と述べて屠る・基本的違反を契約の一撲の云う違反と同諄る立.寛であろう︒或る違反が葉的であるか否かは契約の解釈真体的事件

の事実のすべてから判断されるのである︒次に基本的条項についてξ書卿は次のように云って居る・塞本的条

項とは契約の根底にかかわる条件条項(OOコ画融一一〇昌)であって︑その条項への違反があれば直ちに且つそれ以上の事実

及び事情を考慮することなしに違反のない当事者はその違反を基本的違反と認めることが出来て・契約を消滅したものと取扱い︑損害賠償を請求するか契約の存続を認めて具体的な条項違反に対する損害賠償を請求するかの選択権を

 得るものであると︑契約当事者が明示若しくは黙示の合意で認めたもの又竺般法により認められるもので裁・L

d︒喜.卿の見解は契約の基本的条項を契約の条件条項と墨視するものと思われる・葉的違反と基本的条項の概念奎める作業をしてからご"喜ロ卿は免責条項の適用が否定された諸先例を検討して居る・海上及び陸上運

送の事件︑特に難の事件を中心に紹介して次のように総芒て居る︒航海の場合には︑本船は通常の航路を航行す

(17)

契約の基本的違反

べきであり・離路はその結果の如何にかかわらず︑約定された航海を別の航海にして了うと云うことが契約の甚本的

条項になって居る︒これと同様に︑他の事件に於ても裁判官が基礎と認めた法原則は︑物品が特定の場所に保管され

るべきこと或は物品は特定の経路又は特定の汽車で運送されるべきことと云う条項を法は基本的条項と取扱って居る

(14)と云うものである︒

ところでこのように述べた直後︑これらの諸先例に特別の法準則が適用されたのではなく︑契約に関する一般法

(夢︒α身魯︒鍵=箋邑︒︒警伊qε8算鎚葺︒︒)のみが適用されたのだとq蕊oげ昌卿は云い︑更に次のような意見を示した︒

﹁この結論を導き出すことが正しければ︑当然の結果として一方の当事者が自己のみを保護するために定めた免責条

項或は責任制限条項の保護をうけられない根拠となる原則は︑このような条項が一般に法の存在理由及び原則に反す

ると云う又はその他の理由で特別の法準則の適用をうけるから成立するのではない︒そうではなくて離路の事件と同

じにすべての契約に適用のある通常の法準則を適用した結果なのである︒この法準則とは契約違反のない当事者が基

本的違反を契約を消滅させるものと認めるならば契約は消滅すると云うものである︒若し基本的違反をこのように認

めなけれぽ免責条項は他のすべての条項と同じに有効に存続するのである︒﹂

d巳o竃卿は免責条項については通常の契約法準則の適用を強調し︑国伊Hω9一〇ω(一山帥同触Odくy一U仲α・<・≦箱Ω一螺ω[一〇q①]

H芝.炉即㊤ωOで∪①弓ぢαq判事と勺餌葵臼判事に若し基本的違反について特別の法準則を定める意図があったと

すれば賛成出来ない・免責条項適用の有無は契約解釈の問題であるとの9ρψ国§︒︒・ピ準︒‑︒︑︒の㌧︒帥.・︒︒昌

判事の見蟹正しいと述べて居菊もっともξ㎞蚤卿は解釈の必要は契約毒除しなかった時星ずると考︑発よ

(18)

(59)

59

(18)

②幻①置卿の見解基本的違反について菊o置卿は次のように云う︒﹁基本的違反と云う言葉が広く用いられ

るようになったのは近年のことである︒私はこの言葉は︑契約違反のない当事者にその違反を自己の債務履行を拒絶

する根拠と扱い︑その契約を解除する権利を与えると云う良く知られた型の違反を示すのみと考えて民翻・﹂これは

q巴oげ昌卿の見解と同じと思われる︒次に︑このような性格を与えられた基本的違反が発生した場合に免責条項に及

ぼす効果は何かが間題となる︒国Φ嵐卿の出日心見は次のようである︒﹁基本的違反が立証されたならば次の間題は基本

的違反は契約の他の条項にどのような効果を及ぼすかである︒この問題は違反した当事者の責任を全部又は一部排除

する条項に関して屡々生ずる︒違反のない当事者がこの違反を履行拒絶(困9鼠冨鋤8)と取扱う途を選び契約を消滅

させ損害賠償を請求した場合には大した困難はない︒この場合には契約の全体が免責条項も含めて消滅し・若し契約

がその期間全部存続したならば得た筈の利益の喪失のような免責条項が存在しなくなった後に違反のない当事者が蒙

った損害に対して訴訟を起すのを妨げよ・りがないの鼠砲・﹂前半は嬰見られる考えであるが問題は後半である・

これは契約解除は解除後についてのみ契約を消滅させ解除前の当事者の権利義務には影響ないとする英法の原則に従

った見解と云︑兄るが︑契約解除による免責条項の適用排除を大幅に制限することになる︒基本的違反についての一つ

の問題を呈する見解である︒

契約を解除しなかった場合について殉o置卿は次のように云って居る︒﹁違反のない当事者が契約の存続を認めた

場合は一見したところ問題は簡単なように思われる︒契約の扱いはその全体の効力を認めるか全体を取消すかであ

る︒⁝⁝故に(契約の存続を認めた時は)免責条項も適用される筈である︒しかし︑このような考えは単純に過ぎる︒

違 反 の な い 当 事 者 が 契 約 の 存 続 を 認 め て も 違 反 し た 当 事 者 は 契 約 条 項 の 適 用 を う け ワ⇔ 権 利 を 朱 蕩 合 が 臥 禦 ﹂ 何 故

Φ(ゆ一〇ω仁60ひ章ρ什一一ゆ)

Cso) 60

(19)

契約の基本的違反

契約条項の解釈であ鵯何れも先例の壽を得て居る質aユ卿は免責条項の適用を排除する実体法の翫を認めな

い.免墓項の適用の有無は契約解釈によっ羨定される︒何故実体法の準則が認められないのか︒カ.一匙卿の挙げ

る罷は次のようなものである・ ,免責条項がどのように窺されて居ても楽的違髪行った当薯を保護するた

めほ幣されないとの雇的潅則があるとすると︑このような法翫はそれに辱る食.心をすべて無効とし︑そ

の範囲で・拳者は適当と考えることを契約で定め得るとの英法の一般原則(伽q窪①琶b言6覧①︒日梶一露ピ窒)鴇

限 す る 実 体 法 上 の 準 則 差 ら ざ る 葎 な い ・ 近 来 ,あ よ う な 法 準 則 の 存 在 を 認 め る 判 例 が 現 れ て 来 た 麩 則 の 判 例 で

これを支持するものを見出せない︒﹂

翫 鹸 繋 藷 聾 幾 魏 鱒縫 雛 態 難 雛 難 瞥騰

.厚§募︒Pぎ乱β・ω.・§聾ξω・艮︒ρ[垂H≦夷・H&・︒の∪Φ<嵩"判事の見蟹蒙的

違反の原則が誕する上で垂であったと思われるが︑器α卿は∪.<犀ロ判事擁釈原則を適用すると云い乍ら実

箋 体 法 の 翫 を 適 用 し た も の だ と 誉 . 更 箒 く 氣 事 の 判 決 遜 般 的 な 吝 ︑ で 表 現 さ れ た 条 項 の 適 用 を 制 限

し或はその内容を縮少すべ蓮由が述べられて居ないとも批判して居る︒函‑︒.ω餌一①.(団90霞o≦)︑ピけ"タ≦四⁝.︒㊤㎝︒]

ヨ ' ピ ・ 竈 ω ① の ∪ § 甚 判 事 と ℃ 婁 臼 判 事 の 見 蟹 讐 条 項 の 適 用 を 否 定 す る 肇 則 を 明 ら か に 述 べ た も の 羅 羅 鷺 ..霧 棺 .雑 轄 鰭 難 纒 縫 .賑 繍 騨

解釈寄成文言に忠実に行うべきものと考えて居るようである︒図9鳥禦否定した葉的違反の新しい法準則を本

鮭適用し乞如何なる箪になるか・当事者は蒙的違反に対する.モソ.・ウ上の責任を契約で排除することは

61 CsY)

(20)

出来なくなる︒滞船料条項塞本的違反から生じた損失への主貝任を制限するものとしての効力を失う・損空嬉籍を

予定する条碧ついても同じ結果となる︒しかしこの法準則が三﹂迄の効果を彗,﹂とは誰も意図しないであろう・.あような法準則は適用すべきでないと云うのが閑邑卿の意見であ(解

以 上 の よ う な 検 討 の 箆 . 蒲 は 繕 料 条 項 が 解 釈 上 本 件 の 違 反 に 適 用 さ れ る か が 膿 で あ る と す る ・ 本 件 で は 問 羅 難 驚 藷 藷 樗 奴 擁 外 の 解 釈 を 行 う 必 要 は な ま 本 件 の 違 反 が 基 本 的 で あ . ー

㈲Uま︒.コ.卿の見解走口人側は主張の根拠として離漿あれば船主は免主貝義の保護をうけられない旨を認めた先例姦つか引いた︒∪ぎ.嵩Φ卿はこれら離に関する判例の検討から葉的違反の考察を開始する・同卿擁漿謹示しみ〜効果を生ずる.︑とは原則として確立して居ると粂更に離についての先例を欝して・これらの先例塞本的違反があったならば!離鷺茱的違反であるー或は基本的条項の違反があったならば・違反した当響は契約の履行に(")いて彼を保護する・・う立.薗された蓄の保護をうけることは認められないとの原則を明らかにするものと云って居る︒ところが∪ぎ§卿はその直後に次のように述べて居るQω遷ε島卑昌§日罫︒ρざω︒ωの・︒二ωΦ障︽あ︒コ俸︒・・[H㊤︒ω];﹄・空心︒・・を初めとする幾つかの判例で・免責条覆如何に広範鏡定され唐ても契約の本質的部分を履行した当響のみを保護すると云う裁判所の立思見が述べられて居る・しかし﹁私の血.寛で塞本的違隻は葉的条項の違反に対する荏を免隻摘限する条蓼法は禁じ無効とすると云うのは正しくない︒このような法準則は契約の畠に対する制約(・﹃Φω三曇・昌星・浸8§3をもたら

すもので私は以前の判決に根拠となるものを見出せな㎞㌍﹂

C62) 62

(21)

契約の基本的違反

法準則の存在を否定するとすれぽ免責条項の適用の有無は何で判断するのか︒∪臨ず︒.昌︒卿擁釈によると云︑つ︒

免責条項の適用を否定した先例では・契約全体の解釈により免責条項は茱的養の結果を免責するよう立.薗されて

居なかったこと萌らかになったのであ華,﹂のように考えるのであるから︑U鵠ず︒H口︒卿が¢.ρω.(幽ー︒①・ピ什"

§の℃§8判事の見蟹法の状態を萌瞭且つ正確にL述べたものと評価するのは当然である︒もっとも

鼻︒§卿は養の;の難として葉的違髪認め鳶り︑これは契約の履行がその契約の予期したものと全

く別のものになっ華態だと云う・従って︑碇泊期間を解兄て本船を碇泊さ盛場A.︑その莚の日数をA.計すると

契約が予期した鑑とは全く別のものになぞ了へば︑基本的養となるとする︒しかし圭口人側は何時.あような

繕 襲 誉 婆 甕 .駆 .蘇 囎 鍵 雛 鳳繰 魏 欝 擁

免責条項は適用されないと考えたのか・この場ム・でも解釈で免責条項の適用の有無を決すると考︑兄たのかは必ずしも

明らかでない︒

の = ︒ ぎ 卿 の 暴 鵠 馨 愚 は 免 主貝 条 項 の 適 用 が 否 定 さ れ る の 擁 釈 の 結 果 で あ る こ と を 次 の よ う 置 載

に 型 唐 る ・ 塞 本 的 違 反 と 云 皇 一・ 葉 は 比 較 的 近 鏡 れ た も の で あ る が 契 約 法 の 分 野 で は い さ さ か 神 秘 的 な 立︑ 喋 を

持 た さ れ て 来 た ・ 私 と し て は ・ 養 輩 大 で 違 反 に よ り 損 害 を 蒙 っ ^凡 当 事 者 が 若 し 望 む な ら ば 契 約 姦 消 出 来 る 場

合 ・ こ の よ う 蓮 反 に 与 を れ る 種 々 様 々 な 表 現 雰 析 し て 見 て も 得 る と こ ろ が あ w⇔ か は 疑 問 と 思 う ︒ 時 に は ︑ 契 約

の 蒙 的 養 か 生 じ た 場 倉 は 葎 上 免 責 条 項 の 保 護 を う け ら れ な い と 宴 . さ れ た こ と も あ る ︒ し か し 解 釈 上 契 約 の

免 責 条 受 は 類 似 し た 垂 は 契 約 の 葉 的 違 反 に よ っ 星 じ た 憲 ほ 適 用 さ れ な い と 通 常 解 釈 さ れ る べ き だ と 云 う

63 (63)

(22)

方 が 諸 先 例 に つ い て の 正 し い 見 解 で あ 璽

出︒αの︒謬卿も本件で船主(上告人)が傭船契約を解除しなかった事実を指摘し・

に適用されると判断して居る︒ 契約の解釈上︑滞船料条項は本件

(64) 84

㈲≦げ︒.脇︒.︒Φ卿の見解≦ぎΦ・h︒.6①卿の見解は他の裁判官達のものと稽異ると田心う・蒙的違反については同卿は次のさつに云って居る︒基本的違反︑或は契約の根底にかかわる違反と云う言葉は先例で全糞った二つ2︑心味に用いられて居る︒二つの立.心味と蟻ω契黎予期したものとは全く異った履行・㎝違反のない当響量に墾︑賠償請求権を与・乏より量大蓮反であって(少くとも)漫のない当響に契約にもとつく履行又は覆の履行を拒絶する権利を与︑乏ものである︒﹀︑れら二つの状態は英国の契約法にとって既に馴染み深いものである・基本的違反の概念が.︑れらの状態を超・兄るものであるか否かを考えねばならない・これら二つの状態の何れを指すのか或は別のものを指すのかを区別せずに葉的違反と云う言葉を用いれば必ず混乱を招く・契約について起り得る二つの別箇の問題に関係する占㎞で︑これらの立︑心味の糞は華である︒二つの問題とは次の通りである・葉的違反の第一の立.心味については契約中の免責条頚目六体的蓬反に譜されるか否かの問題である・第二の意味については当事者の芳謡後の履行を拒絶する権利が認められるか否かの蟹である︒上告人は免責条覆葉的違反又は履行拒絶に適用されないと主張する︒しかしこれは先の二つの問題を混同して居るのである・この二種類の(所謂基本的)ム呈

 反は当然に一致するものではない︒その理由装の通りである︒契約に広麺免責番があっても・事件をその免責条項の適用外にしげ︑しまつ程の重大な違反は同時霜手方当響に爾後の履行を拒絶する権利を与えると云って響正しいであうり︒しかし爾後の辱を拒絶する権利を与える違反が免責条項の適用を否定する董を常に生ずるとは

(23)

契約の基本的違反

限らないからである︒免責条項を考えに入れなければ爾後の履行の拒絶を正当とする程の重要な違反である行為も免

(37)責条項の文言により違反の効果が減ぜられ或は全く違反とされないことも可能なのである︒﹂

基本的違反の意味を以上のように説明してから≦︑鵠げ霞ho需¢卿は免責条項適用の有無の問題を次のように論じて

居る︒免責条項が適用されない場合として﹁契約当事者は︑一方の当事者にとって契約条項の効力を奪ってしまう程

広い範囲の効果を契約条項が持つべきだと予期した筈はないと云ってよいであろう︒そのような効果を持たせれば︑

契約を意図の表明に過ぎなくしてしまうだろう︒ここ迄では特定の型の違反に免責条項の適用を禁ずる法準則がある

と云うのは正しいであろう︒しかしこの程度に至らない場合は具体的な違反に免責条項が適用されるか否かは契約の

意図の問題である︒裁判所は︑契約違反が根本的なものであればある程︑それに適用されるには免責条項がその旨を

(38)より明瞭に表現して居る必要があると主張することが出来るし︑又現にそうして居るのである︒﹂

<藷幕跳o噌8卿は免責条項の適用が全く問題にならない事態が契約違反によって生ずることを認めて居ると思う︒

このような違反が生じたか否かは︑個々の契約の性質︑契約違反の性質と爾後の履行と期待への影響を考察し︑最終

(39)的な結果を裁判所が評価して決定すると≦一一ぴo臥o容Φ卿は云って︑免責条項の適用が否定された先例を三種類に分

けて考察して居る︒契約で定められた物品とは別の物品を引渡した場合︑巨器も霞o冨ω①の場合︑及び離路の場合で

(40)ある︒これらを検討して同卿は︑当事者の契約意図から考えて︑免責条項の適用外にある違反としての基本的違反と

41)云う概念は広く承認されその内容もよく理解出来るものと述べて居る︒本件で他の裁判官が批判したωヨ$8質寓9︒霧‑

86ρ<o︒ωq︒8.ω8}O.ω]&︒︒︒︒ω().<.︒︒8]

同♂<・ピ・男.㊤ωO等は︑契約で定めたものからの全面的な逸脱の場合であり︑先に示した基本的違反が成立して居る

(42)と芝出冨蹴o旨①卿は考えるのである︒尚同卿は契約違反に故意があれば基本的違反が成立するとの上告人側の主張

(65)

65

(24)

(43)は認めなかった︒︑

≦目げ¢臥自o①卿は︑全く契約の履行とならず従って免責条項の適用が問題にならない基本的違反と︑

免責条項の適用の有無を決定すべき基本的違反を認めたものと思う︒ 解釈によって

Css> 66

四解釈に関する裁判官の見解

本件で諸裁判官は免責条項適用の有無は解釈で決すべきことを強調した︒しかし解釈の名の下で行われる判断の範

囲は広い︒

解釈とは文言の通常の意味から文法的に当事者の意図を確定することなのか︒本件の被上告人はこのような主張を

した︒それとも一定の目的或は原則と関連させて文言に意味を与えることなのか︒この場合には解釈に一定の枠が設

けられることになろう︒本件で正しいと評価されたご・O・ψ閃ぎ餌口oPH巳.o坦ωΦ[お①出一い一〇旨︑ω図Φ℃・念①の

勺$鵠o昌判事の意見は基本的違反には免責条項は通常適用されないと解釈すべきだと云う解釈準則が存在するとの

(44)

 言葉を含む︒この部分丈を読めば解釈にも一定の枠が置かれて居ると考えるのは困難でない︒ω忌ωω①﹀銘き鉱ρ¢0

8ω①でもこのように理解出来る見解が示されて居る︒例えば"①置卿は次のように云う︒﹁免責条項の文言が広汎に

過ぎて文字通りに適用出来ないことが分る場合も起るであろう︒つまり文字通りに条項を適用すれば全く不合理な結

果が生ずるとか契約の主目的を達成出来なくしてしまうとか或はその他の理由でそのようになるのである︒免責条項

に何等かの限界が読み込まれねばならないとすれば︑基本的違反を限界とすることが通常は合理的である︒⁝⁝契約

に何等かの限界が読みこまれる必要があるならば契約の根底にかかわる違反を当事者は双方共予期して屠なかったと

推定することが合理的である︒それならば契約の存続を認めた場合免責条項を含む契約全体は存続するがこのような

(25)

当約の基本的違反

違反を行った当事者の役には立たないと云うのが正しい分析だと思われる︒免責条項はその意味を変えるものではな

い︒解釈上免責条項はこの種の違反には適用されなかったし︑違反があったのに契約の存続を認めた後も適用されな

(45)いのである︒それ故にこの種の違反に対する訴訟で抗弁の根拠とならないのである︒﹂

¢蕊07口卿は解釈に関しては︑基本的条項への違反には免責項条の適用はないとの推定が働くとして次のように云

っている︒﹁基本的条項への違反があった場合︑契約に免責条項或は責任制限条項を定めるに当って当事者は基本的

条項の違反を予期して居らず︑これらの免責条項或は責任制限条項は契約が尚存続して居てもこのような違反の結果

から当事者を免責するためには適用されないと云う強い反証で覆えせるが推定を認める確乎とした方針を法

(46)は採って来た︒﹂

菊o乙卿とご﹄oゲ昌卿の意見から基本的違反への免責条項の適用については解釈に一定の枠が認められると考える

のは困難でない︒しかしd巳oぎ卿の云うように免責条項は基本的違反に適用されないと推定されるのであるから

基本的違反と認められる違反の免責が明白に定められて居る場合この条項の適用は認めざるを得ないことになる︒

菊Φ置卿は¢巳oぎ卿程明確には述べて居ないが︑その見解はやはり反証を許さぬ趣旨ではないであろう︒

≦臨冨鼠霞8卿は先に紹介したように基本的違反と呼ばれる違反には実は二つの種類があると考える︒その一つは

全く契約の履行とはならないものである︒従って免責条項の適用は問題にならない︒他の一つの種類はここ迄に至ら

ない違反である︒この種の違反に免責条項が適用されるか否かは解釈で発見すべき契約の意図の問題である︒<毒冨‑

ho﹃8卿は以上のように考えるのであるが︑契約の意図は契約の文言から文法的に確定されるのではなく契約の目的D

に契約文言を関連させて考察した結果から確定されるべきものと云って居華ω

67

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