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『子不語』の鬼求代

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全文

(1)

はじめに

『子不語』(『新齊諧』・『續新齊諧』)に收

された「鬼求代

話」と考えられるものには、以下の十四則がある。①『蔡書生』『子不語』卷一。②『瓜

③『鬼有三技 下二鬼』『子不語』卷三。

此鬼

④『陳 乃窮』『子不語』卷四。

恪公吹氣

⑤『 氣』『子不語』卷四。

⑥『釘鬼 』『子不語』卷六。

⑧『鬼爭替身人因得 ⑦『朱十二』『子不語』卷八。 』『子不語』卷六。

⑨『柳如是爲 』『子不語』卷九。

』『子不語』卷十六。 ⑭『 ⑬『拔鬼舌』『續新齊諧』卷四。 ⑫『打破鬼例』『續新齊諧』卷三。 ⑪『縊死畏魄字』『續新齊諧』卷二。 ⑩『鬼逐鬼』『子不語』卷十六。

このうち⑧については本誌第二十五集 鬼作妹』『續新齊諧』卷十。

ては本誌第二十六集 載の拙論、⑨につ

⑬・④・⑦・⑥・③・①・⑫については本誌第二十七集 載の拙論で詳しく檢討した。

載の拙論で檢討を加えた。本稿は殘る⑩・⑤・⑪・②・⑭の各則について、いささかの檢討を加え、袁枚の「鬼求代觀(假にそういうものがあるとすれば)」を探ってみようという試みである。なお引用原文は一括して「

」に

げ、本文中には、書き

『子不語』の鬼求代

話の顛末

鬼が鬼を逐う

中野

(2)

下し文と譯文を付したものもあり、書き下し文と梗

思う。また登場人物 たものもある。分量の關係でこの點はご了承いただきたいと を付し ことが多く、訓讀にはなじまないのだが、 び鬼のセリフの部分は白話が使われる

集 もご了承いただきたい。また小見出しの番號は、本誌二十七 いて訓讀した點

載の拙論と

し番號とする。

五、鬼が鬼を逐う

替身を求めてやって來た鬼を、替身と目された

の身

みうの鬼がい拂うというモチーフのものが三件ある。⑤の『

⑤の『 ある。 』・⑩の『鬼逐鬼』・⑪の『縊死鬼畏魄字』で

『 らである。 どの話か特定できれば良い、という付されかたをしているか 名が、袁枚にとってのメモのようなものであり、袁枚自身が いが、これは『子不語』・『續新齊諧』の各則に付された題 』は、題名だけでは何のことやら譯が解らな 』は人名であり、浙江省

溪縣は袁枚の

である。だから姓名だけで記憶が蘇る同 (1) の地

人なのであろう。

溪の

久しく場屋に困しみ、

て 外の謝家店に在り 讀すること四十餘年なり。凡そ村

ざるなし。一日、 の長幼、業を受け 膳の後に

の馮某有り に在りて獨坐するに、學生

に向ひ揖を作し、

を邀へて家に至らしめ、

事の相ひ懇ぜんとする有り。言ひ畢りて別れを

辭色の ぐるに、

、甚だ慘

なるを覺ゆ。

る 馮某は已に死し、見 の は鬼に係ると憶ひ、覺へず大に

きて、

家に詣る。馮某の父 ち其の は門外に在りて佇立す。見れば

ち挽留して小飮せしむ。

も亦た其の

以を 常を はず。家 話す。覺えず漏三鼓に下り、家に回る能わざれば、 かへ

留めて樓上に宿せしむ。中

壁を に在りて榻を設くるも、

つるは へだ ち馮某の妻王氏のむ

哭聲あるに似たり。 !なり。隱隱として 燭を秉りて寐ねず。樓の梯上に

"

衣の

#人有るを見る。

$$

しばしば頭を伸し窺ひ探り、始め

露し、繼ぎて %面を

&身を現す。

其の 呵して、何人ぞ、と問ふに、

#聲を '

はげまして曰く、

と。 先生、此の時應該に睡るべし、 まさ

と。 曰く、我の睡ると睡らざると、汝と何をか干する、

と。 #曰く、我は是れ何人なるも、先生と何をか干する、

ち披髮して血を瀝ぎ、繩を持して

(り犯さんとす。

駭し倒れんと欲するに、忽ち背後に人有り手を用っ

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(3)

て持扶して、曰く、先生怕るるを休めよ。學生此に在りて保 せん、と。これを諦

するに、

生なり。隨ひて亦た見えず。 ち已に故となるの馮 喊

さけべば、其の父

を持して樓に上る。 燭

つぶさに見る

を ふ。

ち 門を抉りて入れば、則ち身は已に 王氏をして門を開かしめんとするも、杳として聲息無し。

上に懸かれり。

同して解救するに、時を逾えて始めて蘇る。午 協 小姑と爭鬧し、 に王氏と り、故に れば、惡鬼機に乘じて至る。其の夫泉下に在りてこれを知 に責罵せらるるに因り、短見生を輕んず を に求むるならん。 (2)

溪の は、ながいあいだ科

がなかったので、

溪縣の

外の謝家店で、四十年以上も塾を開いて

いた。村 えて

かったものはいないほどであった。ある日、夕 の老人から幼年に至るまで、彼の授業を受けな

儀をし、 にひとりで坐っていると、學生の馮某がやって來て、お辭 の後、塾 を彼の家にまねいて、重

ただきたい、と言う。言い なことで助けてい わると、別れを

その聲 げるのだが、

がなんとも悲慘なのである。

と思い、なんとなくぞっとしたが、すぐに彼の家に行って に死んでいるのではないか、いま現れたのは幽靈であろう は、馮某はすで みた。馮某の父親、

たが、 が、門の外にひとりたたずんでい を見ると引き留めて酒を出した。

きた理由は特に話さずに、世 も訪ねて い。 いうちに三鼓になっていた。もう家に歸るわけにもいかな 話をしていると、氣付かな は、

うな氣がする。 某の妻、王氏の部屋である。泣き聲がかすかに聞こえるよ ん中の部屋に長椅子が用意してあった。となりの部屋は馮 に二階に泊まってもらうことにした。ま た。ふと見ると、階段にひとりの は燈りを持ったまま、にならずにい

!い

"物をきた

うである。はじめは顏の て、しょっちゅう首を伸ばして、樣子をうかがっているよ 人がい

#分しか見えなかったが、ついで

$身が現れた。

もすごい聲で、「 は、「何ものだ」と怒鳴った。その女 先生。今は寢ていなけりゃいけない時 でしょ」と言う。

が、お が、「わしが寢ていようがいまい こっちに向かってくる。 い、そのとたんに髮をふり亂し、血を滴らせ、繩を持って が何ものか。そんなこと先生になんの關係があるの」と言 になんの關係があるんだ」と言うと、女は、「私

ると、ふと背後に人がいて、手で はびっくりして倒れそうにな

を支え、「先生

らないでください、學生がここにいて、お守りします」と %が 中國詩文論叢第二十八集

156

(4)

言う。よく見ると、なんとすでに死んだはずの馮であったが、その

はすぐに

えた。

を呼んだ。 は大聲をあげて、馮の父 が燈りを持って上がってきたので、

見たことをすべて話した。 は はすぐに嫁の王氏に、

開けるようにんだが、部屋の中は、杳として氣配もない。 を ていた。 をこじ開けて入ってみると、彼女はもう梁にぶら下がっ

と は協力して、王氏を助け下ろし介

た。一時ほどたってやっと息を吹き し 午 した。聞いてみると、

中に王氏と小姑とが言い爭いをし、ご隱居の

びしく 父にき

が、 その機に乘じてこんなことになったらしい。しかしその夫 意され、短慮のあまり命を粗末にし、惡い幽靈が 泉の國でそれを知り、

となのである。 に助けを求めたというこ めに、 の學生である馮某が、自分の妻を求代鬼から守るた あろう。 あっても、求代鬼に一人で向かう力がない、という事なので の加勢を求めるという話である。馮某は鬼では りまた人格 は塾師であるから、言うまでもなく儒家であ である。人としての力を借りたということか。

の⑩の『鬼逐鬼』は、題名がほぼ

容を暗示している。 桐

卒するも、左は相ひ離るるに の左秀才某は其の妻張氏と伉儷甚だ篤し。張病みて

びず、

日棺に たり。七 ひて寢ね

十五日其の家盂

りて佛に禮し の會を作す。家人倶に外に在 を設く。秀才獨り妻の棺に

忽ち陰風一陣あり。縊死鬼の披髮流血し繩を ひて書を看る。

りて、直ちに秀才を犯さんとす。秀才惶 きて至る有 を掀げて 呼びて曰く、妹妹我を救へ、と。其の妻竟に勃然として棺 し、棺を拍ちて ち、罵りて曰く、惡鬼敢て無禮にも我が

て 犯さんとするか、と。臂を揮ひて鬼を打てば、鬼踉蹌とし 君を れ出づ。妻秀才に謂はく、汝は癡なり。夫

に是に至るか。汝の の鍾一

!"きに

臥せり。秀才家人を呼びて之を 老の計を作さざるか。秀才唯唯たり。妻仍りて棺に入りて さんとす。盍ぞ我と同に歸し去りて人身に投じて、再び偕 #りての故に惡鬼敢て相ひ犯 なるも皆な斷たれ、妻の裙は $しむるに、棺の釘は數重

%ほ

&幅を棺 桐 年を逾へずして秀才も亦た卒す。 (3) 'の中に夾めり。

の左秀才夫

日中棺の脇にいた。盂 は仲がよかった。左は妻に死なれて、一 から出てきて縊鬼を れる。秀才が妻の棺をたたいて助けを求めると、妻の鬼が棺 盆會のとき、縊死鬼が求代にあらわ ()する。こんなに深い愛を持ってく

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(5)

れるのならば、あなたは

分が いのだから、私と一

左の妻張氏は鬼としての力が、⑤の馮某よりも 言って棺にもどる。その年のうちに秀才も死ぬ。 う一度、生まれ變わって偕に老いる計畫を立てましょう、と にも に加勢を必 烈で、特

⑤と⑩はともに配偶 としていない。

の鬼が、その

る。⑩の張氏は 話である。⑤の馮某はい男で、師匠の助けを借り、妻を守 れあいを守るという

⑪の『縊鬼畏魄字』は、かなりひねったものである。 い女で、獨力でその夫を守る。

甲は と家人の如し。俄にして乙の妻死し、續いで少艾を娶る。 は凝重なり。乙の妻は甲を呼ぶに伯を以てし、相ひ見るこ 江に二士有り相ひ友たること善し。甲は年長にして性 を以て かず、蹤跡久しく疏なり。一日

に雨ふり、

けて

亭宿る。乙の家に

たること二里許り。忽ち乙の る無かれ。妾は方に伯に求むる有り。吾が夫の後に娶る 妻の至るを見る。甲心動じ色變ず。乙の妻曰く、伯懼る

家事に

めて、善く妾の子女を撫するも、今日

り、縊鬼有りてこれを知り、將に に反目あ の人 に投ぜしめんとす。此 し死せば、吾が家は蕩然たらん。一たび

夫を救はんことを きて吾が る、と。甲曰く、吾は師巫に非ず、

くも何ぞ能く鬼を驅らん。汝冥中に在るに、反って禁ずる能はざるか。乙妻曰く、是の惡

て敵せん。伯の一たび の氣は、妾焉んぞ敢へ いづく

り入りて に隨ふ。行きて門に至れば、門已に閉ず。乙妻已に旁隙よ くを須つ、と。甲已むを得ずこれ

を 一椅を移して中庭に至り甲に くに、何れの時か知らず已に燈燃えたり。

人の來りて げて曰く、伯此に坐せ。麗

を假りんとする

有れば、

く坐して動く勿れ。彼れ自ら敢て ち縊鬼なり。堅 後に在りてこれを まざらん。妾當に座の すす に紅 ん、と。少頃にして、果して一女の手 を執り笑を含むを見る。婉言して曰く、妾事有りて まんと欲す、盍ぞ少か すす

乃ち卻って かざる、と。甲應へざるに、女 君胡ぞにして女至りて曰く、 來れば則ち意態甚だ惡からんも、伯怖るる勿れ、と。須臾 く。乙妻曰く、彼去るも當に復た來たるべし。

女忽ち披髮し けざる、と。甲仍ほせず。

!血して

"して甲

に至る。甲聲を

暗暫く滅すと雖も、彼れ必ずかに吾が家へ を指して地に入れよ。彼一たび入れば、出づる能はず。今 呼ぶ勿れ。但だ左手の兩指を以て一の魄の字を寫し、これ これを叱するに、鬼も亦た滅す。乙妻曰く、惜いかな、伯 #ませて かん。伯

吾が夫の寢門を叩くべし、と。甲は言の如くす。乙 $ぎ

%中よ 中國詩文論叢第二十八集

158

(6)

り其の聲を辨じて曰く、兄何ぞ

く、君我れに問ふ勿れ。且らく問ふ 夜に此に至れる、と。曰 乙牀を繞りこれを捫るも見えず。 さぐ 嫂は安にか在る、と。

ぎ門を 妻に問ふ、何をか るるを解き、灌ぐに湯を以てするに、徐徐にして蘇る。乙 入らしむ。これを燭すに、乃ち牀後に懸れり。共に其の縊 きて甲を呼び

しみて死を

初めは知らず。恍惚として むる、と。妻曰く、吾れ もと 至り、 人有り。我れを邀へて園中に いで片時玩ぶに、圓窗のき

して引領ひてこれに ひき 有るを見る。我を ましむ。我が頭窗に入るに、

づる能はず、と。甲因りて に出 さに

ふ を

の ふ。而して乙

其の事を言う。 (4) 妻は杳として跡無し。江の西の堪輿陸在田は甲と善し。 かん

江は 水、

られた 水の別名である。かつて袁枚が知縣に任ぜ 呼び家族同樣にしていた。 甲は年長で重々しいひとがらだった。乙の妻は、甲を伯と にいさん 水縣のこと。甲乙二人の讀書人が仲良くしていた。

娶ったので、甲は何となく に乙の妻が死んで、い美人を ていった。ある日、日 になりだんだん付き合いも減っ

れ時に雨が

から二里ばかりの ったので、甲は乙の家 の、

畑の休み

に乙の に雨宿りをした。そこ 妻が現れてお願いがあると言う。後妻になった

は むを得ず乙の家に同 くなれば家はつぶれる。だから助けてくれ、と言う。甲はや 知り替身として首を括らせようとしている。この後妻がいな 家を好く治めているが、今日もめ事があった。それを縊鬼が

した。椅子を中庭に置いてそこに坐り、

を讓れと言ってくる

いると歸るが、 いようにと言い含める。やってきた求代鬼は取り合わないで がいればそれが縊鬼だから、動かな は思わず大聲をだし、鬼は にはすさまじい形相でやってきたので、甲

える。

きない」という。そして、乙の寢室に それを指さして地に入れれば、彼は地に入って出ることがで 聲を出さないで、左手の二本の指で『魄』の一字を書いて、 妻の鬼が「惜しかった。

げと言う。乙を

續いで少艾を娶る。にして乙の妻死し、甲は 意この話のを最後まで讀ませるのは、外性であろう。「俄 話をしてくれた、というのである。 で救助した。江の西の風水師陸在田は甲と仲良かった。この して燈りをつけると、果たして乙の後妻が首をつっていたの こ を以て 蹤跡久しく疏なり」のあたりまで讀んで、「 かず、

しかし だと思う。 妻嫉妬」の話 妻の鬼が現れて、「吾が夫の後に娶る

家事に

めて、善く妾の子女を撫するも、今日

に反目あり、縊鬼有

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(7)

りてこれを知り、將に

に投ぜしめんとす。此の人

「 ば、吾が家は蕩然たらん」というところまできて、はじめて し死せ 鬼が直線 かる。 妻が後妻を守る」という世に稀なる美談であることがわ

にしか むことができない點をついて、鬼の

路上に椅子を置き甲を坐らせ、一度目の鬼の

度目は惡鬼の形相にいた甲が、聲をあげて鬼が 入を阻む。二 から聞いた話だと記している。(風水師) 甲と親しかった堪輿珍しいことに最後に陸在田という、 ずもないことである。後から言われてもできるはずはない。 だいたい「魄」の字を云々などということは、甲が知るは ないので、今ひとつよくわからない部分である。 て出ることができない」という部分は、實行されたわけでは は地に入っ彼れを指さして地に入れれば、その一字を書いて、 『魄』左手の二本の指で聲を出さないで、「惜しかった。 える。

しかし、ここからは臆 色を加えてはいないということを暗示しているのだろう。 するにひねった話だが、人から聞いた話だからあまり脚

すであろうか。或いは、風水師から聞いたのは「魄」の字を いと公言している袁枚が、風水師から聞いた話をそのまま記 だが、そもそも風水などは信じな 書いてという部分だけなのではなかろうか。

くく、呪 容が理解しに ここまでが「身 るのではなかろうか。 な部分はここだけであるというのも、傍證にな を求代鬼から守る鬼」である。

六、求代鬼を裝って供

を求める

②の『瓜

下二鬼』は、求代鬼だと名乘る鬼が、實は供

を求めていたのだが、という複雜な話である。

陽の邑中の劉氏の女、

日瓜

の下に在りて刺

す。

家人蒲席を鋪きて涼を招くに、女忽ち座

に於て影を

みて絮語す。衆其の

聲に曰く、 なるを怪しみこれを呵す。乃ち大 我れ豈に ああ

なんぢが女ならんや。我れは某村の某の

の頸を勒せんとす。闔室盡くき、米豆を取りてこれを厭 に此に在り、と。語り畢りて大に笑ひ、帶を舉げて自ら其 なり。氣忿りて縊死して多年、替人を得んと欲するが故

せんとするも

こと憐むべし。汝と素より冤無ければ、幸はくは相ひ ねが 人の爲に金線を壓し、錢を取りて米に易ふるも、家貧なる かず。乃ち哀求して曰く、我が女年年他

よ。然らずんば、天師將に至らんとす。我當に て

べし、と。鬼懼れて曰く、人を嚇す。人を嚇す。然りと雖 きて訴ふ 中國詩文論叢第二十八集

160

(8)

ども、我は以って

しく るべからず。當に以て我に

る 應へず。曰く、斗酒と只 を思ふべし、と。衆曰く、香と楮を供するは何如、と。

又た翩 未だ三日ならずして、家人方に相ひ慶ぶに、女の衣袖忽ち 有り且つこれに頷く。其の言の如くするに、女果して醒む。 を加ふるは何如、と。乃ち喜色 し、

と。更に惡 想するに休むを干むるを肯へんぜず。仍りて討替を須めん、 もともと 語して曰く、汝等此の如く我を待す。回 を作し、帶を以て頸に套す。衆其の

るに、 を察す

鬼に ず。正に

き疑ふ

に、俄にして瓜

に の下

さいさいとして履の

曰く、鬼の婢よ。我姓名を くを聞く。仍りて女在りて口に叱して し、來りて錢

辱沒なること を詐らんとす。

んば、我將に汝を 人なり。亟に去れ。亟に去れ。然らず すみやかすみやか

隍 勞り問ひて、此の無 に訟へんとす、と。又た女の家を 他敢て かれ 鬼を怕るる勿れ。我れ此に在れば、

を爲さず、と。言ひ畢るに、其の女の

暈は紅

して、

は羞ぢて縮する

の し。

として皆な 頃にして、兩鬼寂然 事を詢ぬるも、杳然として たづ く。日、其の女舊に依りて鏡に臨む。其の

老人李某は !の如し。

"陽の人なり。

#邑中自り家に

$り、

重物を纏ふを覺ゆるに、解きて %に

&るも有る無ければ、

'め

(ひて歸る。時已に

)上れば、家人

走りて相ひ安を問ふも、老人目を *を叩くの聲を聞き、

脯を設くるも、亦た +きて言ふ無く、爲に酒

はず。愈いよ

,ますこれを怪しむ。

-にして布を取ること幅許、

.に懸けて縊

く、余は縊死鬼なり。今汝が を作し、曰 /と交代を作す、と。衆

詰るに き

因を以てす。曰く、余は李氏たりて

曾て某家に至り其の女に瓜 中に棲泊す。

するに因り、我も亦た伊女の婉 の下に祟る。其の家中の哀求 0なるを念ひ、是を以て

1

てて去り、別に替代を

2ねんとす。

3りて 門に 二大人有りて司管すること甚だ嚴なれば、敢て走 4ぶに、

此を以て日日 5せず。

6みを受くるは、一言にして盡し

衆家人曰く、 7し、と。

門の大人

-然にして すで

ぞ能く復た來る、と。乃ち 8阻するに、汝今日何 に大巧事なり。今早 けさ 99として笑ひて曰く、此れ實 人は其の :人糞桶を以て門の側に寄すれば、大

;きを惡み、兩つながら相ひ謂ひて曰く、昨 にく

雨歇みて、 <の 眺めざるか、と。 頭の山色當に佳なるべし。盍ぞ一たび憑りて

=に

>して

?に山に登りて去れり。余

に乘じて

より出づるを得たり。汝が

/の歸るに

の @ひ、他

%帶の に附し、其の負ひ

(ふを蒙る。生を得るに

れば、故に仍ほ重きを相ひ借りんと欲するのみ、と。衆其 Aな

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(9)

の言の軟なるを聞くに、

を以て動かしむ可き

乃ち哀求して曰く、 に似れば、

年老いて、

木已に拱す。

女に びずして、獨ぞ禿 なん

當に名 に甘心する。如し哀憐を蒙むらば、

を きて法事を修むべし。

生まれしむるは何如、と。鬼手を拍ち喜びて曰く、我れ をして天人の境界に

に瓜

の下に在りて、原と彼を挽きて此の功

んと欲するも、其の家の貧なるを を作さしめ し。今衆居士 て、是を以って言ふ勿 求む此の言を 然りと雖も、世人鬼を哄ふの伎倆に慣作れば、惟だ居士に あしらなる に能く大願力を發す、餘又た何をか求めん。

る勿れ、と。衆唯唯たり。鬼

ち頂禮の

を作す。

頃にして、老人已に

ち水漿を索めて飮む。

日、廣く

衆を き七日の

場を作さしむ。瓜

より の下此れ

淨なり。 (5)

陽(江蘇省常熟の北)の劉氏の娘が瓜

もたたずにまた鬼に取りつかれる。聲が うのだが、結局、お供え物をあげることで話をつける。三日 ていて、鬼に取りつかれる。自ら「替人を得んと欲す」と言 の下で刺繍をし の鬼とは

だと思っていると、 うよう の鬼がやってきて、大いに罵り、

拂う。 い

陽の老人李某は、何かが

に纏いついたような重みを覺 名 をつる格好をして、縊死鬼だと言う。話し續けるうち、結局、 えるが、ともかく家に歸る。しばらくして布を梁にかけて首

を招いて七日

の法事を營むことで決

自ら「我れは某村の某の する。

結果として原因不明の首つり自があった、というのが、 場する求代鬼というのは、考えられない存在である。 替人を得んと欲するが故に此に在り」と、名乘りをあげて登 なり。氣忿りて縊死して多年、

二軒目では、「余は縊死鬼なり。今汝が !功した求代なのである。

「糞桶」の そしてひたすら語る。 と、また名乘りをあげる。 と交代を作す」

"さに

#氣がさした門

$が、「昨

%の雨歇みて、

と語り合い、「 &頭の山色當に佳なるべし。盍ぞ一たび憑りて眺めざるか」

'に (して が )に山に登りて去れり」と、自分

&門を如何に

*+したかを

れ そして、法事の話になると、「鬼手を拍ち喜びて曰く、我 ,明する。

に瓜 の下に在りて、原と彼を挽きて此の功

めんと欲するも、其の家の貧なるを を作さし し」と手の て、是を以って言ふ勿 -を明かし、「今衆居士

などと、老人の家族を「居士」とおだてあげ、「鬼 に能く大願力を發す」

ち頂禮 中國詩文論叢第二十八集

162

(10)

の このセリフの部分が無 を作す」という大サービスまでしている。

劉氏の娘に、二度目に祟る鬼を ある。 のおもしろさで、すぐれた創作で く、供 や「鬼が鬼を逐う」にちかいが、ともに本當の求代鬼ではな い拂うという部分が、や や法事をゆすり取ろうという鬼であるようだ。

七、賄賂で妨

をやめさせる

⑭の『

鬼作妹』は、求代に

浙の 功する唯一の話である。

夕、垣牆の外を伺す。時に三鼓にして 司の更夫陳某は、飮むを喜びて膽最も豪なり。一

一 甚だ明かなり。

に官衙の禁地なれば、必ず私に 人の年十八九にして、容貌頗る麗しきを見る。陳念ふ

する に非ずと知り、姑くこれに戲れんとし、乃ち 無からん。心に人 を握りて曰く、子夜行くは、佳 きて其の腕 我 を覓むる無きを得んや。

の壻と爲るは何如、と。

く、我鬼は皆な能く貌を改むと聞く。卿は ち縊鬼なり、と。其の貌を變ずること甚だ獰惡なり。陳曰 曰く、我は人に非ずして乃

我 ち陋劣なるも、

子姑く我を はざるなり、と。鬼奈ともする無くして乃ち曰く、 いかん

つれば、錢十五千有り子に與ふるは何如。陳 問ふ、錢は何く從り得ん、と。鬼曰く、

有り、我れ明る日 橋の某錢莊に女 きてこれに祟らん。子我を

す須し。我 め妹と作 し子に錢十五千を與へば、其の病

ち愈ゆと 當すれば、自後再び我を阻むを得る毋れ、と。陳これに へん。但だ子錢を得し後に、我此に在りて一二の事に勾

するに、鬼乃ち去る。明る日の午後、果して人の陳を來訪する有りて、且つ曰く、汝が妹は鬼爲ること太だ良からず。昨日

人の女出でて戲を看る。歸りて其の祟る

百計解を求むるも、必ず其の兄を と爲る。

ち去らんと云ふ。故に子を招き ねんと欲す。來れば乃 かん、と。陳乃ち同に

き、門に入るに、鬼

ち と。大に慟して趨り出づ。陳も亦た佯り泣きて、相ひ に在りて曰く、吾が兄至れり、

ちて、我當に去るべし、と。店の計を作さしむるを須 爲す無し。汝が家は富なれば、吾が兄に錢十五千を予へ生 ママ て慟す。已にして鬼曰く、吾が兄は貧にして、以って生を き て えたり。陳錢を得て歸るに、三日ならずして、廨中に果し 已むを得ず、數の如くにこれに予ふるに、女の疾果して愈 ママ

人の縊死する

のこれを阻むを 有るを聞く。蓋し鬼代を求むるも、陳 浙江布政司の夜回り陳某は、酒好きで大膽だった。 れ、故に賄を行ふのみ。 (6)

の明

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(11)

るい三更に立入禁止の役

と見當をつけ、からかいに行く。女は自分は縊鬼だと に美女がいる。まず人ではない

すさまじい顏つきに變ったが、陳は取り合わずに げ、

五貫をお どうしようもなくなって、私を放っておいてくれるなら錢十 る。女は 禮金を取れというのである。 貫を貰えるようにするから、兄だということにして、鎭めて にやろう、ともちかける。錢莊の娘に祟って十五

の日、錢莊から

ないうちに、役 わせ、鎭めて禮金十五貫を手に入れる。そのあと三日もたた 祟っている妹をなんとかしてくれという。同行して、話を合 えがきて、

ない役 酒好きで膽の太い陳某が、夜の見回りで、人がいるはずの を使ったのだということがわかる。 でで縊死したものがあり、求代鬼が賄賂 ともちかける。求代の妨 せずにからかい續ける。困り切った鬼が、金が欲しくないか 行くと果たして鬼であった。惡鬼の形相も、まったく意に介 にいるのだから、人ではない鬼だという見當で、からかいに の地で女を見かける。人がいるはずがないところ

意外な展開で、すぐれた短篇小 を賄賂で封ずるという、まことに りにといった感じで、女性の縊死 陳某が鬼の兄のふりをして、錢莊で金を貰った後、風の便 になっている。

が役

に出たので、どう やら求代に

功したようだ、という

ちになる。

結語

本誌第二十七集

「一、 載の拙論で論じた部分の、

單に する」の『拔舌鬼』は醉餘の

「二、吹き に單純な話なので、脚色しようがないのであろう。 う話であり、加工を加えず、聞き書きのままである。あまり 裏のとい す」の『陳

恪公吹氣

の氣が 氣』は、陰の氣に陽 つはずだという、理の

「三、暴力 利である。

『釘鬼局死ぬことになるし、 を試みる」の『朱十二』では、朱は結

』では、鬼に

「四、論破する」の『鬼有三技 る。 げられてい 此鬼 單なる はともに理を以て縊鬼を論破するものだし、『打破鬼例』は 乃窮』と『蔡書生』

慣による求代を非とする論陣をはる。まさに懷疑

合理

ここまでを 義である。

するに、人が暴力

に求代鬼を

理を以て吹き しても、結局は不可能であるということをいっている。 い拂おうと の「理」のみが、人が鬼に すか、或いは理を以て論破するという、人

るもの、という考え方である。 中國詩文論叢第二十八集

164

(12)

本稿の、「五、鬼が鬼を逐う」の、『

から守ろうという馮某の鬼が、力量不足で 』は、自分の妻を求代鬼

『縊死鬼畏魄字』は、乙の 『鬼逐鬼』は、妻の鬼が夫を求代鬼から守る。 る。 の力を借り 人の力を借りる場合もあるが、基本 守るために、甲の力を借りるという話である。 妻の鬼が、後妻を求代鬼から

「六、求代鬼を裝って供 ものである。 には「鬼が鬼を逐う」

を求める」の『瓜

求代鬼を裝った、供 下二鬼』は、

「求代妨 や法事を求める鬼の話で、嚴密には

「七、賄賂で妨をやめさせる」の『 話」とは言えないであろう。

鬼作妹』は、暴力 い、求代に 求代妨にちかい話だが、鬼のほうが先に折れて賄賂を使

これを 功する。

登場人物の名 ることもある、ということになるだろう。 不可能ではないが、それぞれの鬼の力量で、人の助けを借り できず、理によるしかない。鬼が鬼の求代を妨することは するに、人が鬼の求代を妨するのは、暴力では

と、その事件の

きた土地の名

だけを入 れ替えただけの、凡百の鬼求代

しかし、少なくとも子不語の鬼求代 話は確かに多い。

話は、「同工

大同小 曲・

」のものはない。

到な筋立て、すぐれた

モラスなセリフなど、短篇小 寫、ユー 見事な創作である。 としての條件をすべて備えた

が、 (1)袁枚が生まれ育ったのは浙江の錢塘縣(現在の杭州市)だ 】

溪であり、

溪縣に ば、『到西湖 先の祠堂があった。例え 七日 渡江 四明山赴克太守之招』(『小倉山 路 詩集』卷三十六)に、

溪水竹村、祠堂一拜最

とあり、その自 魂。

に、「五代

林、香亭 察院之槐眉公有祠堂。余入翰 士扁額倶存(五代の

余は翰林に入り、香亭は 察院の槐眉公に祠堂有り。

士と ある。袁枚の高 るの扁額は倶に存す」)と 袁槐眉は明の崇

(2)原文は以下のとおり。 の侍御史。

久困場屋、在

外謝家店

長幼、靡不受業。一日、 讀四十餘年。凡村

!膳後在

"獨坐、有學生馮某向

揖、邀 作

至家、有

事相懇。言畢

#別、辭色之

$、甚覺慘

%。 憶馮某已死、

&見 '係鬼、不覺大

(、 某之父 詣其家。馮 )*在門外佇立。見

挽留小飮。

亦不

+其

&以。

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(13)

話家常。不覺漏下三鼓、不能回家、

留宿樓上。在中

設榻、

馮某之妻王氏

。隱隱似有哭聲。

寐。見樓梯上有 秉燭不 衣 人。

伸頭窺探、始露

面、繼現

身。

呵問、何人。其

聲曰、

先生、此時應該睡矣。

曰、我睡與不睡、與汝何干。

干。 曰、我是何人、與先生何 披髮瀝血、持繩

犯。

持扶、曰、先生休怕、學生在此保 駭欲倒、忽背後有人用手 。諦 之、

也。隨亦不見。 已故之馮生 喊 、其父

持燭上樓。

見。

王氏開門、杳無聲息。抉門入、則身已懸

上矣。

協同解救、逾時始蘇。因午

王氏與小姑爭鬧、被

短見輕生、惡鬼乘機而至。其夫在泉下知之、故求 責罵、

『 。

桐 (3)原文は以下のとおり。 』『子不語』卷六 左秀才某與其妻張氏伉儷甚篤。張病卒、左不相離、

!日

"棺而寢。七

#十五日其家作盂

設 之會。家人倶在外禮佛

$。秀才獨

"妻棺看書。忽陰風一陣。有縊死鬼披髮流血

%

繩而至、直犯秀才。秀才惶

勃然掀棺而 &、拍棺呼曰、妹妹救我。其妻竟 '、罵曰、惡鬼敢無禮犯我

踉蹌 (君耶。揮臂打鬼、鬼 )出。妻謂秀才、汝癡矣。夫

*一至於是耶。

+汝 , 唯唯。妻仍入棺臥矣。秀才呼家人 -故惡鬼敢於相犯。盍同我歸去投人身、再作偕老計耶。秀才

裙 之、棺釘數重皆斷、妻之 .夾 幅於棺

『鬼逐鬼』『子不語』卷十六 /中也。不逾年秀才亦卒。 (4)原文は以下のとおり。

如家人。俄乙妻死、續娶少艾。甲以 0江有二士相友善。甲年長而性凝重。乙妻呼甲以伯、相見

1不 2、蹤跡久疏。一日 3雨、

4宿 5亭。

6乙家二里許。忽見乙

乙妻曰、伯無懼。妾方有求於伯。吾夫後娶 妻至。甲心動色變。 子妾女、今日 78于家事、善撫 9反目、有縊鬼知之、將令投

家蕩然矣。 :。此人死、吾

;一 2救吾夫。甲曰、吾非師巫、

在冥中、反不能禁耶。乙妻曰、是惡 2何能驅鬼。汝 一 <之氣、妾焉敢敵。須伯 2。甲不得已隨之。行至門、門已閉矣。乙妻已從旁隙入

=

>、不知何時已燃燈矣。移一椅至中庭

來假人 ?甲曰、伯坐此。有麗 7、 縊鬼也。堅坐勿動。彼自不敢

。妾當在座後 之。少頃、果見一女手執紅

@含笑。婉言曰、妾有事欲

盍少 、

A。甲不應、女乃卻

不甚惡、伯胡至曰、君女臾須也。怖勿 A。乙妻曰、則來。來復當去彼意態

4。甲仍不

髮 B。女忽披 C血 D至甲 。甲 必暗彼、滅雖暫今 魄字一入、不能出矣。彼。地之入指、一寫兩指以左手但呼。 聲勿、伯惜哉。乙妻曰、滅之、鬼亦叱 2吾家。伯可

&叩吾夫寢門。甲如言。乙從 中辨其聲曰、兄何

3夜至此。曰、君勿問我。且問

乙繞牀捫之不見。 E嫂安在。

&

何灌乙問妻、而蘇。徐徐、湯以縊、 =門呼甲入。燭之、解其共後。牀懸於乃

有恍惚 FG死。妻曰、吾初不知。

人邀我至園中、

G玩片時、見有圓窗

7。令我引領 H之。我頭入窗、

I不能出。甲因

J。而乙

其事矣。江西堪輿陸在田與甲善。言。 妻杳無跡 中國詩文論叢第二十八集

166

(14)

『縊鬼畏魄字』『續新齊諧』卷二(5)原文は以下のとおり。

陽邑中劉氏女、

日在瓜

下刺 。 女忽於座 家人鋪蒲席招涼、

影絮語。衆怪其

、呵之。乃大聲曰、

我豈

女耶。我爲某村某

語畢大笑、舉帶自勒其頸。闔室盡 。氣忿縊死多年、欲得替人故在此。

、取米豆厭

之不 汝素無冤、幸相 乃哀求曰、我女年年爲他人壓金線、取錢易米、家貧可憐。與 。 。不然、天師將至。我當

人。嚇人。雖然、我不可以 訴。鬼懼曰、嚇 。當思

以 楮何如。不應。曰、加斗酒只 我。衆曰、供香 言、女果醒。未三日、家人方相慶、女衣袖忽又翩 何如。乃有喜色且頷之。如其

、 汝等如此 語曰、

待我。回想不肯干休。仍須討替。更作惡

套頸。衆察其 、以帶 、不 鬼。正

疑 、俄聞瓜

下 履 仍在女口叱曰、鬼婢。我姓名、來詐錢 。

!。辱沒

亟去。不然、我將訟汝於 "人。亟去。

#隍

$。又勞問女家、勿怕此無

我在此、他不敢爲 %鬼。

&。言畢、其女

'暈紅 (、 羞縮

)。

*

頃、兩鬼寂然皆

。 +日、其女依舊臨鏡。詢其事、杳然如

老人李某 ,。 陽人。

自邑中

-家、覺

.纏重物、解

/無有、

01而歸。時已

2上、家人聞叩

3聲、走相問安、老人

言、爲設酒脯、亦不 4目無

*。愈 5怪之。

6而取布幅許、懸

縊 7作

、曰、余縊死鬼也。今與汝

8作交代。衆

詰以 余爲李氏棲泊 因。曰、

#中。曾至某家祟其女於瓜

我亦念伊女婉 下。因其家中哀求、

9、是以

去、別

:替代。

;<

#門、有二大人 司管甚嚴、不敢走

=。以此日日受

>、一言

?盡。衆家人曰、

#門大人

6然

@阻、汝今日何能復來。乃

事。今早 AA笑曰、此實大巧 B人以糞桶寄門側、大人

)惡其 C也、兩相謂曰、昨 D雨歇、

#頭山色當佳。盍一憑眺乎。

EF 乘 G登山去矣。余得 出

#。 H汝 8歸、附他

.帶 、蒙其負

1。 仍欲相借重耳。衆聞其言軟、似可以 I於得生、故 J動 )、乃哀求曰、

老、 8年

K木已拱。

L不 M於 9女、

N獨甘心於禿

當爲 8。如蒙哀憐、

O名 P修法事。令

L生天人境界何如。鬼拍手喜曰、我

在瓜

下、原欲挽彼作此功

Q、 士 /其家貧、是以勿言。今衆居 勿居士 6大哄發求惟、伎倆鬼作願力能人世又何求。雖然、餘、慣 R此言。衆唯唯。鬼

S作頂禮

*頃、老人已

漿飮矣。 T索水 U日廣 OP衆、作七日

V場。瓜

下從此

『瓜 W淨。 浙 6()原文は以下のとおり。 下二鬼』『子不語」卷三 X司更夫陳某、喜飮而膽最豪。一夕、

鼓 Y伺垣牆外。時三 2甚明。見一

私無 人年十八九、容貌頗麗。陳念官衙禁地、必 F)。心知非人、姑戲之、乃

覓佳 握其腕曰、子夜行、得無 Z乎。我爲

壻何如。

獰惡。陳曰、我聞鬼皆能改貌。卿 曰、我非人乃縊鬼也。變其貌甚 S陋劣、我不

乃曰、子姑 [也。鬼無奈 曰、 我、有錢十五千與子何如。陳問、錢從何得。鬼

\橋某錢莊有女、我明日

祟之。子須

]我作妹。我

^

與子錢十五千、其病

後毋自得再阻我。陳 S愈。但子得錢後、我在此勾當一二事、

_之、鬼乃去。明日午後、果有人來訪陳、

『子不語』の鬼求代説話の顛末(中野)

(15)

且曰、汝妹爲鬼太不良。昨日

人女出看戲。歸爲其

計求解、云必欲 祟。百 其兄。來乃去。故招子

。陳乃同

鬼 、入門、

在 曰、吾兄至矣。大慟趨出。陳亦佯泣、相

計、我當去矣。店 而鬼曰、吾兄貧、無以爲生。汝家富、須予吾兄錢十五千作生 而慟。已 不三日、聞司廨中果有人縊死 人不得已如數予之、女疾果愈。陳得錢歸、

。蓋鬼求代、

行賄耳。『 陳阻之、故

鬼作妹』『續新齊諧』卷十 中國詩文論叢第二十八集

168

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