第
3
章
●対策項目と公助の担当機関
●自助・共助の役割
項 目 担 当 関係機関
第1 被害情報の収集・伝達 総括対策部、環境 衛生対策部、都市 対策部
-
第2 応急対策活動 総括対策部、環境 衛生対策部、都市 対策部
-
市民 ・やむを得ず外出する際はマスクを装着する等の健康を守る対策をとる。・敷地内の降灰の除去を行う。
事業所 ・降灰情報や市、交通機関の発信する情報に留意し、従業員及び顧客等の安全確保に努める。 ・敷地内の降灰の除去を行う。
自治会自主防
災組織等 ・市の発信する情報を取得し、地域へ伝達するよう努める。
1. 市は、道路除灰作業計画を作成し、一般社団法人浦安建設業協力
会等の協力を得て除灰作業を実施する。
2. 除灰作業の実施にあたっては、職員の巡視による状況の把握を行
い、道路の路側線(白線)が目視出来ない、歩行者や車両の通行
に支障をきたすと想定される場合に、路線を決めた上で必要な降
灰除去等の作業を行う。
3. 除灰等は緊急輸送路の交通確保を最優先とし、機械及び人員を集
中的に動員して行う。
(状況に応じて各駅前広場等を対策に加える)
なお、応援が必要な場合は、県へ応援を要請する。
-対策の基本方針・目標-
第
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第3章 災害応急対策計画
第1 被害情報の収集・伝達
市は、降灰による被害発生時に円滑な応急対策活動を実施するため、各防災関係機 関の緊密な連携の下、降灰による被害に関する情報を的確かつ迅速に把握する。
市は、富士山に関する噴火警報や降灰予報が発表されたとき、又は市域で降灰 を確認したときは、降灰分布を把握し、防災行政無線、市ホームページ、重要なお 知らせメールサービス、SNSなどにより、市民等へ周知する。
また、あわせて、降灰時に市民・事業者等に取るべき行動を周知する。
1. 降灰に関する情報の収集・伝達
■噴火警報・噴火警戒レベル(気象庁が発表)
名称 対象範囲 発表基準 噴火警戒レベル(キーワード)
噴火警報 (居住地域)
又は噴火警報
居住地域及びそれ より火口側
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火 が切迫している状態と予想される場 合
レベル5 (避難) 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火
が発生する可能性が高まってきてい ると予想される場合
レベル4 (避難準備)
噴火警報 (火口周辺)
又は火口周辺 警報
火口から居住地域 近くまでの広い範 囲の火口周辺
居住地域の近くまで重大な影響を及 ぼす噴火が発生すると予想される場 合
レベル3 (入山規制) 火口から少し離れ
た所までの火口周 辺
火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生
すると予想される場合 (火口周辺規制)レベル2
噴火予報 火口内等 予想される火山現象の状況が静穏である場合、その他火口周辺等におい ても影響を及ぼすおそれがない場合
レベル1 (平常)
火山活動が静穏(平常)な状態が予想される場合に発表する。また、警報の解 除を行う場合等にも発表する。
降灰量を、降灰の厚さによって「少量」「やや多量」及び「多量」の3階級に区 分し発表する。降灰量階級表では、それぞれの階級における「降灰の状況」と「降 灰の影響」及び「とるべき対応行動」を示す。
■噴火予報(気象庁が発表)
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時 期 内 容
噴火前の情報 噴火の可能性が高い火山に対して、想定した噴煙高を用いて、18時間先までに噴火が発生した場合の降灰範囲や小さな噴石の落下 範囲を計算し、定期的に発表
噴火直後の速報 噴火発生直後、事前に計算した想定噴火のうち最も適当なものを抽出し、1時間以内の降灰量分布や小さな噴石の落下範囲を噴火 後5~ 10 分程度で速やかに発表
噴火後の詳細な予報 噴火発生後、観測した噴煙高を用いて、精度の良い降灰量分布や降灰開始時刻を計算し、6時間先までの詳細な予報を、噴火後 20 ~ 30 分程度で発表
名称
表現例 影響と取るべき行動
その他の 影響 厚さ
キーワード
イメージ
人 道路
路面 視界 多量 1mm 以上
【外出を控え る】
完全に覆
われる 視界不良となる (慢性の喘息や外出を控える 慢性閉塞性肺疾 患( 肺 気 腫 な ど)が悪化し健 康な人でも目・ 鼻・のど・呼吸 器などの異常を 訴える人が出始 める)
運転を控える (降ってくる火
山灰や積もった 火山灰をまきあ げて視界不良と なり、通行規制 や速度制限等の 影響が生じる)
碍子への火 山灰付着に よる停電発 生や上水道 の水質低下 及び給水停 止のおそれ がある
やや
多量 0.1 mm≦厚さ<1mm 【注意】
白線が見
えにくい 明らかに降ってい る
マスク等で防護 (喘息患者や呼 吸器疾患を持つ 人は症状悪化の おそれがある)
徐行運転する (短時間で強く
降る場合は視界 不良のおそれが ある。道路の白 線が見えなくな るおそれがある ( お よ そ 0.1 ~ 0.2 mm で鹿児 島市は除灰作業 を開始))
稲などの農 作物が収穫 できなくな る。 鉄道のポイ ント故障等 により運転 見合わせの おそれがあ る
少量 0.1 mm 未満 うっすら
積もる 降っているのがよ うやくわ かる
窓を閉める (火山灰が衣服
や身体に付着す る。目に入った ときは痛みを伴 う)
フロントガラス の除灰
(火山灰がフロ ントガラスなど に付着し、視界 不良の原因とな る お そ れ が あ
航空機の運 航不可
<発表時期>
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第3章 災害応急対策計画
■降灰調査項目
○降灰の有無・堆積の状況 ○時刻・降灰の強さ ○構成粒子の種類・特徴等 ○降灰量・降灰の厚さ
市は、降灰による人的被害、建物被害、ライフライン被害、公共交通の運行状 況等の情報を収集するとともに、必要に応じて、次の降灰調査項目を参考に降灰に 関する情報を調査し、県、浦安警察署等の防災関係機関と連携した応急対策を実施 する。
市は、富士山の噴火に伴う降灰を確認したときは、降灰によるライフライン被 害や公共交通状況等について、市ホームページ、重要なお知らせメールサービス、 SNSなどにより市民等に周知する。
また、あわせて、降灰に対する市民・事業者の取るべき行動を周知する。
2. 被害情報等の伝達
3. 市民等への広報
第2 応急対策活動
降灰による被害発生時には、さまざまな社会的混乱や交通の混乱等の発生が予 想されるため、県、浦安警察署及び自治会自主防災組織等と連携し、市内の治安の 維持の万全を期する。
1. 治安の維持及び交通安全の確保
■市民・事業所等のとるべき行動例
○テレビやラジオなどで気象庁が発表する火山の噴火警報等を確認する。 ○市域及び周辺地域の降灰の予測状況を確認する。
○停電や断水に備え、非常持ち出し品及び防災用品・防災資機材などを準備する。 ○家屋に火山灰が入らないように窓を閉め、洗濯物は外には干さないようにする。 ○降灰中は、外出を控える。なお、外出する場合は、マスクやゴーグル、帽子の着用や
傘の使用、ハンカチなどで口元を覆う等、目やのど、頭などを保護する。
○降灰中は、自動車の運転を控える。なお、自動車を運転する場合は、降灰により視界 不良になるため、ライトの点灯やワイパーを使用し、視界を確保する。また、滑りや すくなるため、スリップに注意する。
○交通機関の混乱等も予想されるので、時間に余裕を持って行動する。
○自宅・事業所前の生活道路・歩道等の降灰除去の協力に努める。また、近所(高齢者 世帯など)の降灰除去の協力に努める。
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(1) 降灰の除去
降灰の除去は、原則として土地所有者又は管理者によ り行うものとする。
(2) 降灰の回収
各家庭から排出された降灰の回収は、市が実施するも のとし、市は、降灰の収・処理計画を作成し、収集作業 を実施する。
(3) 一時仮置き場の設置等
市は、降灰の処分が必要となった時には、一時仮置き 場の設置を行うとともに、火山灰の利用、処分について 検討する。
2. 降灰の処理
市及びライフライン事業者は、ライフライン等応急・復旧対策を雪害対策計画 に準じて行うものとする。
市(避難対策部)は、児童生徒の安全を確保するため、必要な対策を次のとお り実施する。
(1) 児童生徒の保護
ア 登校前に降灰があった場合
降灰により、児童生徒の登校に支障や危険があると判断した場合は、学校 長の判断により児童生徒の身の安全を第一に考え、臨時休業措置をとり、保 護者へ連絡を行う。
イ 在校中に降灰があった場合
降灰が確認された場合は、児童生徒を屋内に退避させることとし、できる だけ降灰が屋内に入らないよう窓を閉めるなどの対策を実施する。また、児 童生徒の安全確保を行った後、学校長の判断により下校時刻の変更や臨時休 業措置を行う。なお、当該措置を行う場合は事前に保護者へ連絡を行う。 ウ 下校時の対応
小学校では保護者へ引渡しを行う等各段階に応じた適切な対応をとり安全 な下校に配慮する。なお、保護者へ引き渡しを行う場合は保護者へ連絡を行 い、引渡しまでの間、学校で留め置くこととする。
(2) 臨時休業措置期間
原則として、降灰が継続している間は休校とする。ただし、降灰量がわずかで
3. ライフライン等の応急・復旧対策
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第3章 災害応急対策計画
市(医療救護対策部)は、市民の健康を維持するため、必要な対策を実施する。
(1) 健康被害防止活動
ア 健康被害防止のための周知
市は、量的降灰予報が発表される又は降灰が確認された場合は、降灰によ る健康被害を防止するため、市民に対して次の事項を周知する。
5. 健康被害対策
■健康被害の防止対策
○外出をなるべく控え、帰宅時は、うがい、手洗い、洗顔等を行う。
○呼吸器系の基礎疾患がある人は、気管支炎等の症状悪化のおそれがあるため、外出を 極力控える。
○外出時はマスク(マスクがない場合は、濡らしたハンカチ等)とゴーグル(ゴーグル がない場合は眼鏡等)を着装し、眼と呼吸器を保護する。