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平成17年度研修のまとめ 生きる力にあふれる児童の育成をめざして

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Academic year: 2021

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単 元 名 内容 指 導 時間 おは なし よん で ・先生の読み聞かせを興味を持って聞く。 ・図書室での約束、使い方を身につける。 ・好きな本を探して読み、読書の楽しさを知 る。 こ んぴ ゅー たし つで 【 パソ コン 室】 ・コンピュータ室での約束、各部の名称、マ ウスの使い方を身につける。 どう ぞよ ろし く ・自分を紹介する名刺を作り、学級の友達と 言葉を交わしながら名刺交換をする。 たんけんしたよみつけたよ ・学校探検で自分が見つけたこと、聞いてき たことなどを文字や絵でカードに書き、発表 会を開く。 ほ んと なか よし ・書名や著者名を書いて「紹介カード」を書 き、本の紹介をする。 まう す をつ かっ て みんなにしらせたいこと 【 パソ コン 室】 わたしはなんでしょう おみせやさんごっこをしよう こんぴゅーたでもじをかこう 【 パソ コン 室】 ・スマイルペイントを使ってお絵かきをした り、互いの作品を見せ合う。 ・図書室で、昆虫や生き物の図鑑を見つけ、 「わたしはなんでしょう」カードを作る。 ・お店の品物、チラシの作り方について話し 合ったり、お客とお店の人になってやりとり をしたりする。 ・クリックパレットを使って、自分の名前や 友達の名前を文字入力する。二人でクリック パレットを使いながら、しりとり遊びをす る。 4月 5月 5月 6月 6月 7月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 3 2 4 2 2 4 2 5 8 2 授業 時数 国語 単元 パソ コン 関係 3 4 2 8 6

1 年 生

情 報 科 年 間 計 画

・夏休みの出来事などを友達にしらせたり、 友達の話を興味を持って聞いたりする。 一太郎 スマイル スマイル 一太郎 一太郎 スマイル 使 用 ソ フ ト 機 器 名

1年の取組

(2)

2 取 り 組 み の 実 践 ( )1 1 学 期 ア [ お は な し よ ん で ]( 情 報 科 3 時 間 ) 目 標 先 生 が 読 む お 話 を 聞 き 、 お 話 の 世 界 を 楽 し ん で 興 味 を 広 げ る 。 指 導 の 実 際 (ア) 先 生 の 読 み 聞 か せ を 興 味 を 持 っ て 聞 く 。 (イ) 図 書 室 で の 約 束 、 使 い 方 を 確 認 す る 。 (ウ) 好 き な 本 を 探 し て 読 む 。 イ [ ど う ぞ よ ろ し く ]( 情 報 科 2 時 間 ・ 国 語 科 2 時 間 ) 目 標 自 分 の 名 前 を 書 い て 友 達 と 交 流 し 、 書 い た も の が 伝 わ る 喜 び を 知 る 。 指 導 の 実 際 (ア) 自 分 を 紹 介 す る 名 前 を 書 い た 名 刺 を 作 る ( 資 料 1 ( 国 2 )。 ) (イ) 学 級 の 友 達 と 言 葉 を 交 わ し な が ら 名 刺 交 換 を す る 。 資 料 1 自 己 紹 介 カ ー ド ウ [ た ん け ん し た よ み つ け た よ ]( 情 報 科 4 時 間 ・ 国 語 科 1 時 間 ) 目 標 見 つ け た こ と を 書 い た り 話 し た り し て 友 達 と 知 ら せ 合 い 、 文 字 ・ 口 頭 で の 伝 え 合 い の 楽 し さ を 知 る 指 導 の 実 際 (ア) 全 員 で 探 検 カ ー ド ( 資 料 2 ) を 見 な が ら 学 校 探 検 を し た 後 、 2 ∼ 4 人 の グ ル ー プ に 分 か れ て 、 さ ら に 詳 し く 知 り た い 場 所 に 行 っ て イ ン タ ビ ュ ー を す る ( 資 料 3 )。 (イ) 学 校 探 検 で 見 つ け た こ と 、 聞 い て き た こ と な ど を 文 字 や 絵 で カ ー ド に 書 く ( 資 料 4 )。 ( 国 1 ) (ウ) 自 分 が 一 番 伝 え た い こ と を 選 び 、 相 手 に 分 か り や す く 伝 え る た め に 表 現 を 工 夫 す る 。 (エ) 発 表 の 練 習 を し 、 学 校 探 検 発 表 会 を す る 。 資 料 2 学 校 探 検 カ ー ド ( 校 舎 地 図 ) 資 料 3 保 健 室 に つ い て イ ン タ ビ ュ ー し て い る 様 子

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資 料 4 理 科 室 ・ 準 備 室 で の 様 子 学 校 探 検 カ ー ド ( 理 科 室 ) 家 庭 科 室 で の 様 子 学 校 探 検 カ ー ド ( 家 庭 科 室 ) エ [ こ ん ぴ ゅ ー た し つ で (] 情 報 科 2 時 間 ) 目 標 コ ン ピ ュ ー タ 室 で の 約 束 や 各 部 の 名 称 、 マ ウ ス の 使 い 方 を 知 る 。 資 料 5 パ ソ コ ン 室 の 様 子 指 導 の 実 際 (ア) コ ン ピ ュ ー タ 室 で の 約 束 、 各 部 の 名 称 を 覚 え 、 指 示 に 従 っ て マ ウ ス を 操 作 す る 。 (資 料 5 ) (イ 生 駒 台 小 学 校 の ホ ー ム ペ ー ジ を 見 な が ら 、 ク リ ッ ク の 練 習 を す る 。 オ [ ほ ん と な か よ し ]( 情 報 科 2 時 間 ) 目 標 今 ま で に 読 ん で お も し ろ か っ た 本 や 好 き な 本 を 友 達 に 紹 介 す る 。 指 導 の 実 際 (ア) 好 き な 本 を 探 し て 読 む 。 (イ) 自 分 の お す す め の 本 を 友 だ ち に 紹 介 す る 。

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(2 ) 2 学期 ア.[みんなにしらせたいこと](情報科 4 時間) 目標 友だちに自分の運動会の練習の様子を、わかり易く伝える。 指導の実際 (ア) 運動会の練習の中から、1 番心に残った出来事を選び出す。 (イ) 話すための原稿を書く。その際、話し始め・内容の詳しい部分・自分の感想を意識して書かせ、 まとまった話の構成を意識させる。3 つに書くところの分かれた用紙を使用させる。(資料1 ) (ウ) 聞き方の注意点をききかた「あいうえお」、話し方の注意点を、はなしかた「はひふへほ」を利 用して、意識づける。 (資料2 ) (エ) 運動会に向けてがんばっていることの発表会をする。 資料1 スピーチ簡易原稿 資料2 聞き方「あいうえお」 話し方「はひふへほ」 ※ 構成立てて話せるように、夏休みの出来事と共に、運動会の練習、日々の暮らしからみんなに伝えたい ことなどを見つけて、日常的に話せるように、スピーチの機会を増やしてみた。今回は、その中の運動 会のものを取り上げてみた。

(5)

イ.〔まうすをつかって〕(情報科 2 時間) 目標 スマイルペイントを使って、お絵かきをする。 指導の実際 (ア).一太郎スマイルのお絵かきを開く。 (イ).クリックに加えドラッグの仕方を知る。 (ウ).筆やバケツを選んで、絵をかく。 (エ).スタンプやグラデュエーションの入れ方を知る。 (エ).色の選び方を知り、いろんな色を使ってかく。 (エ).できた作品の発表会をする。 出来上がった作品 ※ 今年度は、お絵かきは昨年度同様、一学期の「まうすをつかって」に続けて行った。ドラッグやク リックを学習した後、作品が出来上がるというのは児童の学ぶ喜びに繋がり、次への意欲を喚起する と思われる。二学期に文字、三学期に文字と絵を扱うと、各学期に興味を持って、新しい学習に取り 組むことができる。そのために、時間配当を検討してみる必要がある。

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ウ.[わたしはなんでしょう](情報科 5 時間) 目標 ◎分からないことや詳しく聞きたいことを尋ねたり、それに答えたりする。 ○当ててほしいものの特徴を聞き手に分かりやすく話す。 ○友達の話の大事なことを落とさないようにして、興味を持って聞く。 ○姿勢に注意して、丁寧な言葉、はっきりした発音で話す。 指導の実際 ア. ゲームのやり方を知る。 教師の出すクイズに答え、ゲームに関心を持つ。 教科書・C D を利用してゲームのやり方を理解する。 (光村国語科参考C D 参照)資料6 イ.ワークシートを用いて当てるものの特徴を見つけ疑問文をつくる練習をする。資料3 ウ.「わたしはなんでしょう」ゲームの問題作りと答えの絵をかく。資料4 画用紙に問題文(ワークシートを利用)と答えをかいた絵を貼り付ける。 エ.聞き方・話し方・質問の仕方に気をつけて楽しくゲームをする。資料5 資料3 ワークシート

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資料4 答えの絵 資料5 ゲーム大会の様子 資料6 モデル CD 原稿 2 学期 参考資料 小学校一年「国語授業のすべて」東洋館出版社 どの子も書く意欲モリモリ「イラスト作文スキル」低学年 明治図書

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( )3学期3 ・ア 〔こんぴゅーたでもじをかこう (情報科2時間)〕 目標 ○クイックパレットを使って文字入力ができる。 ○マウスを上手に使うことができる。 指導の実際 (ア)一太郎スマイルのクリックパレットを使って、自分の 名前を書いたりやことばあつめしたりする。 例)じぶんの名まえ 「か」からはじまることば ふゆにかんけいのあることば (イ)クリックパレットのひらがな、カタカナの文字の変換 の方法を知り、友だち2 人でしりとりをする。 注)1台のパソコンを使って2人でうつ。 ひらがなでもカタカナでもうってもいい。 「かくてい」を2回クリックして改行する。 一番下までうつと、2行目にうつる。 資料 おさえる用語 ・マウス ・クリック ・カーソル ・かくてい

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・イ 〔おみせやさんごっこをしよう (情報科8時間)〕 目標 ○売る品物のよさが伝わるように、宣伝のちらしの文章を考えて書くことがで きる。 ○客と店の人になって売り買いのやり取りをしながら、自分の思いを伝え合う ことができる。 指導の実際 (ア)グループごとになりたいお店を決めて、そこで売っているものの名前を考える。 (情2) (イ)「おみせやさんごっこ」に必要なものを考えて作る。 (情2) 伝えたいことが分かるように書くための工夫をする。 お客さんに来てもらうにはどうすればよいかを考える。 ・品物の新鮮さやおいしさをアピールする言葉や文章 ・客を引きつける言葉「安いよ 「大売り出し 「タイ」 」 ムサービス」など。 (ウ)話し方や聞き方を考えて 「おみせやさんごっこ」の練習をする (情2)、 。 客や店の人がどのような話し方をしているのか思い出す。 付録CDを聞いてイメージをつかむ。 グループの中で客と店の人の役に分かれ、売り買いの練習をする。 ・客………自分のほしい品物の名前や個数がはっきり分かるように話す。 ・店の人…客の注文をよく聞き、値段をはっきり告げる。 ・両方……お互いに分からないことがあったら、分かるまで尋ね返す。 (エ)お客と店の人に分かれて 「おみせやさんごっこ」をする (情2)、 。 丁寧な言葉を使って売るときの言葉や買うときの言葉の練習をし、やり取りす る。 ちらし 資料:おみせやさんの準備 おみせやさんごっこ 必要なもの ・品物を書いたカード ・ちらし ・値札 ・お金 ・お店の看板

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3 . 成 果 と 課 題 ( )1 成 果 ・ 情 報 科 に 取 り 組 ん で 2 年 目 に な り 、 意 欲 的 に パ ソ コ ン に 向 か う 流 れ が で き て き て い る よ う に 思 う 。 ・ 子 ど も た ち が お 絵 か き を し て 一 人 一 枚 作 品 が 出 来 上 が っ た こ と を と て も 喜 ん で い た 。 一 つ の 作 品 と し て 出 来 上 が っ た こ と が 意 欲 を 高 め る こ と に つ な が っ た と 思 う 。 ・ 「 わ た し は な ん で し ょ う 」 で は 、 ク イ ズ 形 式 で 学 習 を 進 め た の で 、 楽 し ん で 学 習 に 参 加 で き た 。 出 題 時 に ヒ ン ト が 与 え ら れ る が 、 分 か ら な い こ と や 詳 し く 知 り た い こ と を 尋 ね る こ と に よ っ て 、 答 え を 考 え る 際 必 要 な 情 報 を よ り 多 く 集 め る こ と が で き た 。 こ の 学 習 を 通 し て 、 子 ど も た ち の 質 問 力 が 高 ま っ た よ う に 思 う 。 ・ 「 み ん な に し ら せ た い こ と 」 で は 、 カ ー ド を 使 っ て ス ピ ー チ を し た 。 初 め 、 中 、 終 わ り の 基 本 的 な 話 の 組 み 立 て を 意 識 し て 取 り 組 む こ と が で き た 。 ( )2 課 題 ・ 年 間 計 画 の 見 直 し が 必 要 で あ る 。 今 年 度 の 年 間 計 画 に は 入 っ て い な い が 、 国 語 科 の 「 じ ど う 車 く ら べ 」 の 学 習 の 発 展 と し て 、 自 分 で も 他 の 自 動 車 に つ い て 説 明 文 を 書 い て み る と い う 学 習 が あ る が 、 情 報 科 の 一 つ の 単 元 と し て 年 間 計 画 に 入 れ る と よ い の で は な い か と 今 年 取 り 組 ん で み て 思 っ た 。 図 鑑 で 調 べ る な ど 、 情 報 収 集 の 方 法 と し て 本 を 利 用 す る 学 習 に ち ょ う ど よ い と 思 う 。 、 「 」 、 ・ 昨 年 度 の 課 題 と し て あ げ ら れ て い た 国 語 科 の 話 す ・ 聞 く と 情 報 科 と の 間 で 、 内 容 と 評 価 に つ い て ど の よ う に し て 区 別 を し て い け ば い い の か と い う 点 に つ い て は 今 年 度 も 不 明 瞭 な ま ま で あ っ た 。 取 り 組 み や す い と い う 点 か ら 、 今 年 度 も 「 聞 く ・ 話 す 」 の 単 元 を 多 く 情 報 科 に 移 行 し た が 、 情 報 科 の 年 間 計 画 を 再 度 見 直 し 、 整 理 す る こ と で 解 決 の 糸 口 を 見 い だ す こ と が で き る の で は な い か と 思 う 。 例 え ば 、 情 報 科 と し て 扱 う 「 話 す ・ 聞 く 」 の 単 元 と 国 語 科 と し て の 「 話 す ・ 聞 く 」 の 単 元 を 、 そ れ ぞ れ の 教 科 の ね ら い に あ わ せ て 学 習 内 容 や 評 価 の 仕 方 を 考 え て 取 り 組 む こ と で 、 不 明 瞭 な 部 分 が は っ き り し て く る の で は な い か と 考 え る 。 そ の た め に も 、 年 度 当 初 、 十 分 に 検 討 し て 年 間 計 画 を 立 て る 必 要 が あ る 。

参照

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