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コンテンツ流通市場の現状分析と海外展開 1 コンテンツ流通市場の現状分析 (p2~p15) 日本国内のコンテンツ市場全体の規模 (2011 年 ) 11 兆 1,600 億円 一次流通市場 (9 兆円 ) とマルチユース市場 (2.2 兆円 ) 通信系コンテンツ市場 (1.8 兆円 ) デジタル系コ

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平成25年12月

総務省情報通信政策研究所

地域情報化促進におけるコンテンツ流通の役割

ーメディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査研究ー

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コンテンツ流通市場の現状分析と海外展開

⇒日本国内のコンテンツ市場全体の規模(2011年)・・・・・・・・・・

11兆1,600億円

⇒一次流通市場(9兆円)とマルチユース市場(2.2兆円) ⇒通信系コンテンツ市場(1.8兆円) ⇒デジタル系コンテンツ市場(6.3兆円) コンテンツ流通市場の現状分析(p2~p15) 放送コンテンツの海外展開(p16~p25) 地域におけるコンテンツ流通の促進へ(p26~p34) 1 ⇒日本国内のコンテンツ市場全体の1/3が放送コンテンツ ・・・・・・・・・・・

3兆6,819億円

⇒地上テレビ番組の輸出金額(2011年) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

63.6億円

⇒日本のコンテンツを広く世界に知ってもらおう! ⇒知ってもらったら、ご当地に来てもらおう!

百聞は一見に如かず “Seeing is believing.”

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メディア・ソフトのデータ推計手順

メディア・ソフトのデータ分析手法のイメージ (映像系ソフトの場合) テレビ ビデオ 映画 一次流通 マルチユース メディアごとの区分 (通常の統計・調査) 映画 放映 DVD 販売 テレビ ビデオ 映画 映画ソフト ビデオ ソフト テレビ 番組 テレビ 番組 放映 興行収入 DVD 売上 放送 事業 収入 映画 上映 ビデオオリジナル 放映 映画 DVD 販売 ビデオ オリジナル テレビ 番組 DVD 販売 映画 上映 ビデオ 販売 DVD 販売 テレビ 放映 テレビ 放映 テレビ 放映 ソフト種別への分配 ソフト別に再配分 (組み直し) メディア・ソフト市場とは、「一次流通市場」と「マルチユース市場」の総計 ⇒通常の調査では、メディアごとの売上の単純な集計結果 ⇒メディア・ソフトの調査の特徴は、 ・各ソフトがもともと何のソフトとして製作されたかに着目 ・ソフトのもともとの目的ごとに再集計を行い、コンテンツ市場全体を分析 3 一次流通市場 : あるソフトが、当初想定するメディアにおいて流通する場合のこと。 マルチユース市場 : あるソフトが、内容の同一性を保ちつつ、当初想定したメディアとは異なるメディアで流通する場合 のこと。

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2011年のコンテンツ市場規模は11兆1,600億円となった。 ソフト別の市場構成比では、映像系ソフトが全体の約5割、テキスト系が4割強、音声系 は1割弱をそれぞれ占める。

2011年のコンテンツ市場規模(全体)

図 コンテンツ市場規模(2011年) 総額コンテンツ市場規模 11兆1,600億円 テキスト系ソフト, 48,143億円, 43.1% 音声系ソフト, 8,431億円, 7.6% 映像系ソフト, 55,026億円, 49.3% 書籍ソフト, 7,193億円, 6.4% 雑誌ソフト, 12,271億円, 11.0% コミック, 4,933億円, 4.4% 新聞記事, 16,898億円, 15.1% ラジオ番組, 1,985億円, 1.8% ネットオリジナル, 37億円, 0.0% ゲームソフト, 7,304億円, 6.5% 音楽ソフト, 6,409億円, 5.7% ネットオリジナル, 1,272億円, 1.1% 衛星・CATV放送, 8,725億円, 7.8% 地上波テレビ番組, 28,094億円, 25.2% データベース記事, 2,936億円, 2.6% ビデオソフト, 3,378億円, 3.0% 映画ソフト, 6,252億円, 5.6% ネットオリジナル, 3,912億円, 3.5% ※参考:メディア・ソフト中古市場は1,748億円 5

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2011年のコンテンツ市場の動向(全体)

6 図 ソフト形態別コンテンツ市場規模の推移 総額コンテンツ市場規模 11兆1,600億円 映像系ソフト, 55,026億円, 49.3% 音声系ソフト, 8,431億円, 7.6% テキスト系ソフト, 48,143億円, 43.1% 図 ソフト形態別コンテンツ市場規模 (2011年) コンテンツ市場全体は約11.2兆円で横ばい。 ⇒2010年と比較して、音声系ソフト市場は微増、映像系ソフト、テキスト系ソフト市場は やや減少 5.5 5.3 5.5 5.5 0.9 0.9 0.8 5.4 5.0 4.9 4.8 0.8 11.8 11.2 11.3 11.2 0 2 4 6 8 10 12 14 2008 2009 2010 2011 テキスト系ソフト 音声系ソフト 映像系ソフト (兆円) (年)

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2011年の一次流通市場は、8兆9,418億円となり市場全体の約8割を占める。 2011年のマルチユース市場は、2兆2,182億円となり市場全体の約2割を占める。 図 一次流通市場 (2011年)

一次流通市場とマルチユース市場

映像系ソフト, 14,275億円, 64.4% 音声系ソフト, 1,172億円, 5.3% テキスト系ソフト, 6,735億円, 30.4% 書籍ソフト, 1,048億円, 4.7% テキスト系その他, 1,707億円, 7.7% 地上テレビ番組, 5,151億円, 23.2% 映画ソフト, 4,440億円, 20.0% 衛星・CATV放送, 3,770億円, 17.0% 映像系その他, 914億円, 4.1% 音楽ソフト, 1,135億円, 5.1% ラジオ番組, 37億円, 0.2% コミック, 2,856億円, 12.9% 雑誌ソフト, 1,123億円, 5.1% マルチユース市場規模 2兆2,182億円 映像系ソフト, 40,751億円, 45.6% 音声系ソフト, 7,259億円, 8.1% テキスト系ソフト, 41,408億円, 46.3% 地上テレビ番組, 22,943億円, 25.7% ゲームソフト, 7,304億円, 8.2% 衛星・CATV放送, 4,956億円, 5.5% 映像系その他, 5,548億円, 6.2% 音楽ソフト, 5,274億円, 5.9% 音声系その他, 37億円, 0.0% 1,948億円, 2.2%ラジオ番組, 新聞記事, 16,046億円, 17.9% 雑誌ソフト, 11,148億円, 12.5% 書籍ソフト, 6,145億円, 6.9% テキスト系その他, 8,069億円, 9.0% 1次流通市場 総額8兆9,418億円 図 マルチユース市場 (2011年) 8 ※「映像系その他(一次流通市場)」の内訳 映画:1,812億円、ビデオ:2,464億円、ネットオリジナル:1,272億円 ※「映像系その他(マルチユース市場)」の内訳 ビデオ:914億円、ゲーム:0円、ネットオリジナル:0円 一次流通市場 : あるソフトが、当初想定するメディア において流通する場合のこと。 マルチユース市場 : あるソフトが、内容の同一性を保ちつつ、当初想定した メディアとは異なるメディアで流通する場合のこと。

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流通段階別の市場規模は、2009年に特に一次流通市場が減少した後、ほぼ横ばいで ある。 マルチユース市場の割合は市場全体の2割程度を占めており、2008年以降ほぼ横ばい で推移している。

マルチユース率の推移

図 流通段階別コンテンツ市場規模の推移 9.6 9.0 9.1 9.0 2.2 2.1 2.2 2.2 11.8 11.2 11.3 11.2 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 2008 2009 2010 2011 マルチユース市場 一次流通市場 (兆円) (年) 18.9% 19.0% 19.8% 19.9% 5% 10% 15% 20% 25% 2008年 2009年 2010年 2011年 図 マルチユース率の推移 9

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2011年のインターネット等を経由した通信系コンテンツ市場の規模は1兆8,341億円となった。 ソフト別の市場構成比では、テキスト系が4割強、映像系が4割弱、音声系が約2割。 経年比較では、音楽ソフト、ゲームソフト等において、ネットワーク配信が拡大している。 図 通信系コンテンツ市場(2011年) 図 ネットワーク配信の進展 (2007年-2011年)

通信系コンテンツ市場

通信系コンテンツ市場 1兆8,341億円 映像系ソフト, 6,689億円, 36.5% 音声系ソフト, 3,689億円, 20.1% テキスト系ソフト, 7,963億円, 43.4% テキスト系その他, 634億円, 3.5% 新聞記事, 734億円, 4.0% コミック, 603億円, 3.3% データベース記事, 2,080億円, 11.3% ネットオリジナル, 3,912億円, 21.3% 音声系その他, 74億円, 0.4% 音楽ソフト, 3,614億円, 19.7% 地上波テレビ番組, 387億円, 2.1% 衛星・CATV放送, 363億円, 2.0% 映画ソフト, 592億円, 3.2% ビデオソフト, 914億円, 5.0% ネットオリジナル, 1,272億円, 6.9% ゲームソフト, 3,161億円, 17.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 億円 書籍 音楽ソフト コミック ゲームソフト ビデオソフト 通信系ソフト市場の割合 各ソフト全体市場規模 ● 2011年 ■ 2007年 11

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2008年以降の通信系コンテンツ市場規模をソフト形態別に見ると、映像系、音声系、テキス ト系のいずれにおいても増加傾向である。 特に、映像系ソフトの増加幅が大きくなっており、2008年の0.4兆円から2011年には0.7兆円 に達している。

通信系コンテンツ市場の推移

図 通信系コンテンツ市場規模の推移(ソフト形態別) 0.4 0.5 0.6 0.7 0.3 0.3 0.4 0.7 0.7 0.8 0.8 0.3 1.5 1.5 1.7 1.8 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2008 2009 2010 2011 テキスト系ソフト 音声系ソフト 映像系ソフト (兆円) (年) 12

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デジタル化とネットワーク化の状況を見ると、デジタル系ソフト(通信系ソフト含む)は全体 の5割以上を占めている。そのうち、通信系ソフトは全体の2割弱となっている。 ソフト形態別に見ると、デジタル化が最も進んでいるのは映像系ソフトであり、通信系ソフト を含むデジタル系ソフトの割合が全体の9割近くとなっている。ネットワーク化が最も進ん でいるのは音声系ソフトであり、通信系ソフトが全体の4割強を占めている。

デジタル系コンテンツ市場の進展とネットワーク化

図 ソフト形態別デジタル化・ネットワーク化の状況(2011年) 16.4% 12.2% 43.8% 16.5% 40.0% 75.1% 27.1% 43.6% 12.7% 29.2% 81.4% 2.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 全体 映像系ソフト 音声系ソフト テキストソフト 通信系ソフト デジタル系ソフト(通信系ソフトを除く) その他

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2008年以降のデジタル系コンテンツ市場規模は増加傾向にあり、2011年には6.3兆円に 達している。 2008年以降の通信系コンテンツ市場規模についても同様に増加傾向にあり、2011年には 1.8兆円に達している。

デジタル系コンテンツ市場の進展とネットワーク化の推移

図 デジタル系コンテンツ・通信系コンテンツの市場規模の推移 4.7 5.1 5.8 6.3 11.8 11.2 11.3 11.2 1.5 1.5 1.7 1.8 0 2 4 6 8 10 12 14 2008 2009 2010 2011 その他 デジタル系ソフト 通信系ソフト (兆円) (年)

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2011年の国内におけるコンテンツ市場規模11兆1,600億円のうち、約3分の1を放送コン テンツが占める。 ⇒「地上波テレビ番組」と「衛星・CATV放送」のコンテンツ市場規模は、3兆6,819億円

放送コンテンツの市場規模

図 コンテンツ市場に占める放送コンテンツの割合 地上テレビ番組 25.2% 衛星・CATV放送 7.8% 映画ソフト 5.6% ビデオソフト 3.0% ゲームソフト 6.5% 音楽ソフト 5.7% ラジオ番組 1.8% 新聞記事 15.1% コミック 4.4% 雑誌ソフト 11.0% 書籍ソフト 6.4% データベース記事 2.6% 映像系ネット オリジナル 1.1% 11兆1,600億円 テキスト系 ネットオリジナル 3.5% 総額コンテンツ市場規模 国内コンテンツ市場のうち 放送コンテンツが約3分の1(33.0%)

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(単位:億円) 82 83 88.9 91.8 92.5 75.0 62.5 63.6 0 20 40 60 80 100 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

日本の放送コンテンツの海外展開

アジア 53.1% 北米 24.7% ヨーロッパ 19.4% その他 0.2% 中南米 2.6% アニメ 48.8% バラエティ 17.7% ドラマ 17.0% その他 10.0% スポーツ 2.4% ドキュメンタリー 4.2% 輸出先 地域別 ジャンル別 輸出テレビ番組のジャンル・輸出先 (2011年度) ※NHK、民放キー局、在阪準キー局等へのアンケートによる推計値 ・地上テレビ番組の輸出金額は、為替レートによる影響が大きい ・韓国作品等との競争激化 ・一方で、販売方法の多様化(例:各種番組展示会への出展等 の取組)により下げ止まり 地上テレビ番組の輸出金額 地上テレビ番組の輸出金額は近年減少傾向にあり、直近ではほぼ横ばいで推移。 ジャンル別に見ると、アニメが5割程度、次いでバラエティ、ドラマがそれぞれ2割弱。 地域別に見ると、アジアが5割以上、次いで北米が約4分の1、ヨーロッパが約2割。 18 1USD= 108.28円 1USD= 109.64円 1USD= 116.25円 1USD= 117.93円 1USD= 104.23円 1USD= 93.52円 1USD= 88.09円 1USD= 79.97円 ※為替レート(出典:財務省貿易統計、各年平均) ※衛星放送番組の輸出金額(推計値):1.1億円

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日本の放送コンテンツの海外展開(番組の例)

海外に販売した地上テレビ番組の例

タイトル 放送局 ・「ワイルドライフ」 ・大河ドラマ NHK ・DEATH NOTE(アニメ) ・HUNTER×HUNTER(アニメ) 日本テレビ ・ドラえもん(アニメ) ・ミュージックステーション テレビ朝日 ・99年の愛~JAPANESE AMERICANS~ ・JIN-仁-完結編 TBS ・NARUTO(アニメ) ・BLEACH(アニメ) テレビ東京 ・マルモのおきて ・ストロベリーナイト フジテレビ ・深夜食堂 毎日放送 ・みんなの家庭の医学 朝日放送 ・三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2011 関西テレビ ・名探偵コナン(アニメ) 読売テレビ ・おにぎりあたためますか 北海道テレビ放送 19

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日本の放送コンテンツの海外展開(トレンド)

⇒為替の影響 ⇒韓国との競争の激化 ⇒権利処理上の問題があり、ネットワーク配信できない ⇒欧州の景気低迷の影響で欧州向けの売上が落ちている ⇒ドラマは欧米では不利 ⇒アジアは好調だが、単価が安い ⇒アニメは世界共通で言語だけ変えればよいので増加傾向 ⇒ドラマ・バラエティは音楽の権利処理が課題 ⇒番組フォーマット権の販売増加 ⇒音楽の権利処理の課題 ⇒変則的な番組枠の存在(例えば初回のみ75分拡大版など) ⇒複数年契約が主流、年間での把握は困難 ⇒放送時間を限定せず無制限で販売するケースがある ⇒メインとなる番組に複数の番組をセットにして販売するケースがある ○輸出金額が伸びない要因 ○輸出先 ○ジャンル ○日本の放送番組の海外進出の特徴 ○海外での放送本数、放送時間の把握の困難性

【NHK、民放キー局、在阪準キー局等へのインタビュー結果】

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考慮すべきことは・・・ 周辺産業への波及 成長著しい新興国市場の取込 地域活性化への貢献 日本文化・日本語の普及 相手国との連携・連動の重要性 様々な分野とのコラボ ローカライズ 国際共同製作 ファッション・グルメ・音楽 など関連産業とのコラボ 放送コンテンツ海外展開が目指すもの

放送コンテンツ

の海外展開

ビジット・ジャパン戦略 日本への外国人観光客誘致

放送コンテンツ海外展開 今後の方向性(ポイント)

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J Series Festival(タイ)

今年度より、海外において“日本ブーム”を巻き起こすための第一歩として、海外での日本ドラマ の集中的な放映及び現地でのプロモーション「J series Festival」を実施(今年度はタイ)。 (社)国際ドラマフェスティバル協議会が主催。 【スケジュール】 東京ドラマアウォード:平成24年10月22日(月) 東京プリンスホテル タイでの日本ドラマ放映:平成25年3月より ※現地プロモーションイベントは平成25年3月17日(日)に実施 【総務省】共催 イベント概要 日本のドラマの海外発信機会の拡大、国際競争力の向上を目的として、民放連、 民放キー局、NHK等が参加し、「東京ドラマアウォード」の開催、海外番組 見本市への出展等の取組を実施。

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○後援(予定):総務省、経済産業省、日本放送協会(NHK)、日本民間放送連盟(民放連)他 ○協力(予定) :NHKエンタープライズ、電通 イベント概要 1.主催 NPO法人東京TVフォーラム、一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟 2.日時・場所 2013年12月9日(月)~ 12日(木) 千代田放送会館(東京都千代田区紀尾井町1-1) 3.プログラムの概要 ① ピッチング・セッション BBC(英国)、PBS(米国)、KBS(韓国)等から約30名の海外メディアのコンテンツバイヤー・プロ デューサーに対して、日本の番組製作者が企画をプレゼンし、製作資金を募る。 ※応募番組企画数:45企画(そのうち20企画がピッチング予定) ② 国際シンポジウム アジアにおけるドキュメンタリーの製作をテーマとしたシンポジウム。 ③ ワークショップ 世界からのゲストや国際共同製作の先駆者を招いて、世界のドキュメンタリー配給最新事情、国際共同 製作の成功例、ニューメディアやアプリケーションとドキュメンタリーの融合等について講演。 世界各国の主要テレビ局のプロデューサー等を招聘し、ドキュメンタリー の国際共同製作のビジネスマッチングを支援する国際イベント。昨年まで 「東京TVフォーラム」という名称で実施され、今年で通算3回目。

Tokyo Docs 2013(旧称:東京TVフォーラム)

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北海道アワー(HTB北海道テレビ放送)

台湾のケーブルテレビ(JET-TV)を通じて、

北海道紹介番組「北海道アワー」を

台湾など東アジア向けに毎週放送。

52,800 121,100 277,400 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 (出典:北海道庁観光局「北海道観光入込客数調査報告書)」) 〔台湾からの来道者数〕

観光客増加

• 97年の放送開始後、 2年間で台湾からの観光客が2倍に増加。 10年後には5倍超に増加。 経済効果 • 北海道の地域経済、 特に観光分野及び周辺産業に7,000億円 (2.6兆円(H6)→3.3兆円(H17))の 経済波及効果

放送コンテンツが観光にもたらす効果①

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さらに・・・ 番組で取り上げられた「桃太郎ジーンズ」など 地域の商品の売上が増加。 中国地方や日本の魅力を紹介する番組 「Japan in Motion」を フランスのケーブルテレビ局NO LIFE(※) で放送。 ※NO LIFE 650万世帯が加入し、約1,200万人が視聴 Japan in Motion(TSSプロダクション(広島)) 2009年~2011年に広島特集を放送し、広 島へのフランス人観光客の増加

広島へのフランス人観光客数増加

前年比 131.3% 60,000人 40,000人 20,000人 0人

52,483人

放送コンテンツが観光にもたらす効果②

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長野県上田市の例

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上田市はサマーウォーズを応援しています。

長野県上田市観光課内 上田観光コンベンション協会 ホームページ

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長野県上田市の例

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上田市はサマーウォーズを応援しています。

長野県上田市観光課内

上田観光コンベンション協会ホームページ

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エリアワンセグ 「なんとチャンネル」 (富山県南砺市)

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富山県南砺市観光課 ホームページ

http://www.city.nanto.toyama.jp/cmssypher/www/info/detail_print.jsp?id=10431 このオリジナル・ショートアニメ「恋旅~True Tours Nanto」のもとは、

「True tears」

2008年から2009年にかけて、

地上波放送では、テレビ神奈川、関西テレビ、チバテレビ、テレビ埼玉、東海テレビ、富山テレビ、 衛星放送では、BS11、キッズステーション、AT-X にて放送されていた放送番組

南砺舞台の短編アニメ

「恋旅~True Tours Nanto」

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地域振興とコンテンツの逆輸入

30 富山県氷見市商工観光戦略課 ホームページ http://www.city.himi.toyama.jp/hp/page000002100/hpg000002065.htm 日本発アニメの逆輸入(例) ・「インドで製作した『忍者ハットリくん』を韓国を皮切りにイタリア、スペイン、タイ、マレーシアなどの放 送会社に販売。各地域の習慣を盛り込むなど、番組内容を若干修正」日本経済新聞2013.3.25(夕刊1面) ・「日本のアニメ専門チャンネル『アニマックス』でインド版を5月から放送。ハットリくんの新作放送は 約25年ぶり。」日経産業新聞2013.3.21(20面)

(32)

広島県竹原市ホームページ http://www.city.takehara.lg.jp/sangyou/kankou/kankou/tamayuramenu.html

広島県竹原市の例

「たまゆら」は、竹原市を舞台に、

女子高生の日常生活を描いたアニメです。

31

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広島県竹原市ホームページ

http://www.city.takehara.lg.jp/sangyou/kankou/kankou/tamayura_butai.html

広島県竹原市の例

「たまゆら」おすすめ舞台訪問

(34)

鳥取県文化観光局まんが王国官房ホームページ http://www.pref.tottori.lg.jp/223051.htm 鳥取県文化観光局まんが王国官房ホームページ http://manga-tottori.jp/?id=1282

地域振興とテキスト系コンテンツ(鳥取県)

まんが王国とっとり2012年、建国!!

漫画やアニメで鳥取を元気にします!

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コンテンツ流通市場の現状分析と海外展開

⇒日本国内のコンテンツ市場全体の規模(2011年)・・・・・・・・・・

11兆1,600億円

⇒一次流通市場(9兆円)とマルチユース市場(2.2兆円) ⇒通信系コンテンツ市場(1.8兆円) ⇒デジタル系コンテンツ市場(6.3兆円) コンテンツ流通市場の現状分析(p2~p15) 放送コンテンツの海外展開(p16~p25) 地域におけるコンテンツ流通の促進へ(p26~p34) 34 ⇒日本国内のコンテンツ市場全体の1/3が放送コンテンツ ・・・・・・・・・・・

3兆6,819億円

⇒地上テレビ番組の輸出金額(2011年) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

63.6億円

⇒日本のコンテンツを広く世界に知ってもらおう! ⇒知ってもらったら、ご当地に来てもらおう!

百聞は一見に如かず “Seeing is believing.”

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