☆週案貯蔵
Pro−年間計画☆
1.起動時の画面
「週案 Pro -2008-」フォルダ内の「1_年間計画」を開くと、【週案貯蔵 Pro−年間計画】が起動します。 (この際必ず「マクロを有効にする」をクリックしてください) ●起動したら、[指定]ボタンをクリックして【教務アシスト 1・2・3】のフォルダを指定しましょう。 初期設定に必要なデータを自動的に読み取ってくれます。必ず最初に指定して下さい。 ●各操作は、以下のメニューから行います。基本的には、左から右へ作業を進めます。 ただし、「週案貯蔵の初期設定」は必ず最初に行なって下さい。その後、他の操作に進みます。2.週案貯蔵の初期設定
まずは、週案貯蔵を利用するための初期設定を行います。この操作は、今後のソフト運用に大きくかかわってきます ので、確実に行いましょう。2-1.使用者等の設定
メインメニューの<使用者等設定>をクリックして、次の画面に移ります。 ● 最初に、使用者の情報を入力します。※市町村名、小学校名は教務ソフトから取り込まれています。 ※使用者の情報は ID を発行する際に必要になります。● 次に、担任などの情報を選択します。▼をクリックするとリストが表示されます。 「担任」で選択できるのは、次の 3 つです。 · 学級担任・・・指定した 1 学年のみの授業を管理できます。 · 専科担任・・・複数の学年の授業を一括で管理できます。 · 複式学級・・・複数の学年の授業を別々に管理できます。 ※「担当学年」が特に決まっていない場合は、メインとなる学年を指定します。 ● 時間やその他の設定を行います。 ※時間やその他の設定は、教務ソフトから取り込まれています。 ★最後に<決定>ボタンをクリックして、この画面の設定をすべて決定して下さい。
2-2.教科や授業の設定
メインメニューの<授業等の設定>をクリックして、次の画面に移ります。 ● 各教科の予定時数と独自教科を入力します。 独自教科がある場合、教科名、略名、よみを入力します。よみは、低学年の「学習予定表」で利用します。また、基本 教科の教科名や略名なども変更できます。★各設定が済んだら<保存>ボタンをクリックします。 ※独自教科や予定時数は、教務ソフトから取り込まれています。変更があった場合など、再度取り込み直すには<取込 >ボタンを使います。 ※「標準時数を入力」をクリックすると、各教科の標準時数が入力されます。 [自動設定]ボタンをクリックすると、担 任・学年・学級を設定するためのウィ ザードが利用できます。質問に答えて いけば、自動的に設定されます。● 担当する授業の設定を行います。 <自動作成>ボタンをクリックすると、全教科の授業が作成されます。学級担任や複式学級の場合にお使いください。 手動で設定するには、各セルを選択すると表示されるリストから各項目を選択してください。 また、「授業名」は手入力できるので、わかりやすいように変更しておきます。なるべく 6.文字以内....に収めます。 ★授業が設定できたら<決定>ボタンをクリックします(学年ごとにクリックしてください)。 ◆自分が作成した時間割を元に他の先生が授業を行なう場合、担当しない授業でも設定しておきます。 ※たとえば、学級担任の A 先生が時間割を作成し、理科専科の B 先生がその時間割を取り込む、ということが教務ソフトを 橋渡しにして行うことができます。詳しくは「送受信の設定」をお読み下さい。 ◆他の学年の授業も担当している場合、「学年の変更」リストから学年を切り替えて設定してください。 ※専科担任の場合、授業の総数が 20 以内になるようにしてください。 ※複式学級の場合、学年ごとに授業を設定できます。
2-3.学期などの範囲設定
メインメニューの<学期等の設定>をクリックして、次の画面に移ります。 ● 学期、長期休業、期の範囲を入力します。 ※学期や長期休業の範囲は、教務ソフトから取り込まれています。再度取り込み直すには<取込>ボタンを使います。それぞれの開始日と終了日の月日を指定します。このとき、リストから選ぶことも、直接入力することもできます。 「期」とは、A 時間割∼E 時間割を反映させる期間のことです。複数の時間割を組み合わせることで、予定時数に対す る実施時数の誤差を少なくできます。1 つの時間割しか利用しない場合は、「A 期」に「4 月 1 日∼3 月 31 日」の範囲を 指定します。★範囲を設定したら<決定>ボタンをクリックします。 ※保存が終わると、右側の集計表に各範囲の授業日数が表示されます。 これで、初期設定は終りです。 年間の授業予定を立ててから週案の運用に入る場合は、次の「3.年間授業予定の作成」に進みます。 授業の実施に合わせてその都度に週案を作成する場合は、【週案貯蔵 Pro−指導計画】に進みます。
3.年間授業予定の作成
次に、年間の行事を入力したり、授業予定を立てたりします。ここでしっかりと授業の計画を立てて、授業時数の過不 足を0に合わせておけば後が楽です。3-1.行事や固定授業の入力
メインメニューの<行事等の入力>をクリックして、次の画面に移ります。 ※ここでの操作は教務ソフトからデータを取り込み、保存するだけで簡単に済みます。 ● 最初に、1 年間の学校行事を入力します。 ★<取込>ボタンをクリックすると教務ソフトから行事を取り込みます。確認したら<保存>ボタンをクリックします。 ※「期」や「週」のセルを選択すると「期」リストが表示されます。ここで、「期」では日ごとに期を変更でき、「週」では週ごとに 期を変更できます。次に作成する時間割は、ここで設定した「期」を元に配置されます。 ● 次に、行事や会議などの固定授業を入力します。★<取込>ボタンをクリックすると教務ソフトから固定授業を取り込みます。確認後<保存>ボタンをクリックします。 ※ここで入力した授業は固定され、次に設定する時間割で上書きされることはありません。 ※各セルを選択すると、「固定授業」リストが表示されます。行事や会議など教務で固定したい授業や、体育大会や美術 大会などで固定したい授業を入力しましょう。ただし、教務ソフトから取り込む場合は入力の必要はありません。 画面左に、「固定授業集計」が表示されるので、参考にしながら入力してください。集計表をクリックすると、時数が再 計算されます。 ●授業時間の変更もできます。 「授業時間」のセルを選択すると、「時間」リストが表示されます。基本時間より大きい時間は青で、小さい時間は赤で 表示されます。★変更が済んだら<保存>ボタンをクリックします。 ※基本時間が「50」分の場合、「25」分の授業は「0.5」として授業時数にカウントされます。 ◆ 専科担任や複式学級の場合、担当する学年に切り替えて固定授業を取り込み、保存します。
3-2.時間割の作成
メインメニューの<時間割の作成>をクリックして、次の画面に移ります。 ● 各コマに授業を配置して時間割を作成します。 各曜日の時限を選択すると、「授業」リストが表示されます。授業名をクリックすると、授業を配置できます。削除する には、1 番目の空白をクリックします。また、各授業の時間を変更することもできます。 ★各期の時間割ができたら、<保存>ボタンをクリックします。◆複式学級の場合、他の学年に切り替えて時間割を作成します。 ◆専科担任の場合、他の学年の時間割も同時に表示されるので、重複しないように時間割を作成します。
3-3.年間授業の調整
メインメニューの<授業の調整>をクリックして、次の画面に移ります。 ● 期を変更して、授業時数を調整します。 「期」のセルを選択して、「期」リストから各期を選択すると時間割がそれに合わせて変更します。 ● 授業や時間を変更して、授業時数を調整します。 「授業」リスト、「時間」リストを利用して、授業時数の過不足が「0」に近づくように調整しましょう。固定授業は紫で表示 され、変更することはできなくなっています。また、調整済みの授業は緑で表示されます。 調整が済んだら、<保存>ボタンをクリックします。 ※必ずしも過不足を「0」にする必要はありません。授業時数は、週案を運用しながら調整できます。 ◆ 専科担任の場合、他の学年の授業も一緒に表示されます。 他学年の授業は黄色で表示され、変更できません。一度、学年を切り替えてから変更します。◆ 複式学級の場合、他の学年の授業を確認しながら授業の調整を行います。 画面右上の<他学年の授業を表示>ボタンをクリックすると、下のように表示されます。 左が現在選択中の学年の授業です。「授業」リストを使って、授業の変更が可能です。右が他学年の授業です。<表 示学年>リストから表示する学年を変更できます。授業の変更はできません。また、左と右の授業が同じの場合、ピ ンクで表示されます。