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理学療法の歩み 29 巻 1 号 2018 年 1 月 21 特別寄稿 理学療法士養成校教員として学生のキャリア形成にいかに関わるか * 藤澤宏幸 要旨現在, 理学療法士養成校の定員は 13,000 人を超え, 多くの高校生が理学療法士を目指している 本来であれば高校までのキャリア教育において, 理

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緒 言 現在,理学療法士養成校の定員は 13,000 人を超 え,多くの高校生が理学療法士を目指している。し かし,現状では臨床実習が必須科目となっており, 大学などの養成校進学時に理学療法士の国家試験受 験資格を得るしか卒業の道はないという,いわゆる “潰しの利かない学校”になっている。そのため, 本来であれば高校までのキャリア教育において,理 学療法士の仕事について十分な知識を得て,自身の 将来像と重ね合わせる作業が必須なはずである。し かし,学生のうち少なくない者たちが,十分な自己 の職業観を省察することなく,近親者や高校教員の 勧めにより進学を決めているという実態もある。 本論では,十分に目的意識が形成されていない学 生を念頭に,学生自身が主体的にキャリアを考えな がら理学療法を学ぶには,教員としてどのように対 応すべきかを検討する。 キャリア指導およびカウンセリングの理論と実践 アメリカを中心として発達しているキャリア指導 のカウンセリング理論においては,現在,三つの主 要なものがある。すなわち,特性-因子理論(パー ソンズ,ホランド),生涯発達理論(スーパー,サ ビカス),社会認知的キャリア理論(レント,バン デューラ)である。 キャリア教育の学問的体系化が社会学領域におい て成されたのは,パーソンズがその著書「職業の選 択 choice of vocation」1)において職業選択の基本 的ステップを提唱したのが始まりとされる(特性 -因子理論,Trait and Factor Theory)。あわせ て,個人と職業との適合性を判定する様々な適性検 査が開発され,職業指導の体系化が進められていっ た。その後,ホランド2)は,職業への適応におい ては資質や能力よりもそれぞれの職業を構成する主 要な社会活動と人々のそれらへの興味との適合性が より重要であるとともに,その関係が柔軟であり 相互作用的であると述べている。彼はパーソナリ ティ(性格)および職業(働く環境)の特徴を六つ に分類し,両者のマッチングを図ることを提案し ■特別寄稿■

理学療法士養成校教員として学生のキャリア形成にいかに関わるか

藤澤宏幸

* 要旨  現在,理学療法士養成校の定員は 13,000 人を超え,多くの高校生が理学療法士を目指している。本来で あれば高校までのキャリア教育において,理学療法士の仕事について十分な知識を得て,自身の将来像と重 ね合わせる作業が必須なはずである。しかし,学生のうち少なくない者たちが,十分に自己の職業観を省察 できないまま,周囲からの勧めにより進学を決めているという実態もある。本論では,十分に目的意識が形 成されていない学生を念頭に,入学前からの職業教育,初年次教育におけるキャリア入門・教育の在り方に ついて,理論的背景を含めて議論する。 Key Words:理学療法士;キャリア教育;特性―因子理論;生涯発達理論;社会認知的キャリア理論 * 東北文化学園大学

Hiroyuki Fujisawa, RPT, PhD: Tohoku Bunka Gakuen University

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ている(6 角形モデル)。六つのパーソナリティ・ タイプ(表 1)とは,現実的(realistic),研究的 (investigate),芸術的(artistic),社会的(social), 企業的(enterprising),慣習的(conventional)で あり,これに加えてプレディガー3)は四つのワー ク・タスク,すなわち「モノ」対「ヒト」,「データ」 対「アイディア」の二つの次元を組み合わせて表現 している(図 1)。また,ACT(American College Test)では,学力テストとともに適正検査もおこ ない,The World-of-Work Map によって自身で適 性の高い職業についての情報を得ることが可能であ る4)。日本においても独立行政法人労働政策研究・ 研修機構がホランドの理論に基づく職業レディネ ス・テスト(vocational readiness test: VRT)を 準備し,コンピュータ判定を提供している。また, 同じくホランドの理論に基づく VPI(vocational preference inventory)職業興味検査が市販され, 大学におけるキャリア形成支援においても活用され ている5)。 二つ目は,スーパーによる生涯発達理論(Life-Space Theory)である6)。彼はキャリア形成を生 涯にわたる職業的自己概念の発達と捉え,そこで重 要となるのは九つの役割(子ども,学生,余暇,市 民,職業人,配偶者,配偶者,主婦(主夫),親, その他の役割)と四つの劇場(家,コミュニティ, 学校,職場)であり,人生の時期において各々の重 みが異なり,またその関係性のなかで重要な判断を すべき時期があるとしている(図 2)7)。個々人の 人間成長と仕事を重ねあわせるようになってきたと いえる。 三つ目は,レントらによる社会認知的キャリア理 論(Social Cognitive Career Theory,SCCT) で ある8)。レントは,バンデューラの自己効力感およ び三者相互作用(人,環境,行動)の考えに基づき 理論を開発した。社会的認知とは人が自分と社会と の関係についてどのように捉えるかということであ り,それに大きく影響するのが学習経験であると考 える。これについては後で詳述する。 高校生における理学療法士の職業理解―高大連携 文部科学省は平成 23 年に中央教育審議会の報告 として,本邦におけるキャリア教育の全体的な見直 しが必要であるとしている9)。すなわち,労働力人 口の減少にともない,一人一人が十分に能力を発揮 し,幸福な人生を送れるようにすることを重視した もので,前述したスーパーの生涯発達理論に基づい たキャリア形成と重なる点が多い。特に後期中等教 育の時期となる高等学校においては,18 歳で社会 人・職業人としての自立が迫られる時期であり,人 生における職業の在り方,具体的な働き方を意識し た支援が求められている。しかし,実態としては高 校生の約半数が進路を考えるとき「自分がどうなっ 表 1 ホランドによるパーソナリティタイプ(文献2より引用,訳は著者による) 分類 説明 現実的 Realistic 物,道具や機械,動物などを対象とした,明確で,秩序だった,かつ体系化され た操作をともなう活動を好む傾向を示す。 研究的 Investigate 物理的,生物学的,文化的諸現象を対象とした,実証的,抽象的,体系的および 創造的に研究する活動を好む傾向を示す。 芸術的 Artistic 芸術的作品の創造を目的とした,物理的素材,言語的素材,あるいは人間自身な どを巧みに扱うことが必要な,あいまいで,自由で,体系化されていない活動を 好む傾向を示す。 社会的 Social 他者に影響を与えるような,情報伝達,訓練や教育,治療や啓蒙のような活動を 好む傾向を示す。 企業的 Enterprising 組織的目標の達成や経済的利益を目的とした他者との交渉をともなう活動を好む 傾向を示す。 慣習的 Conventional 資料を系統的,秩序的,体系的に扱うことを必要とする活動(簿記,ファイリン グなど)を好む傾向を示す。

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てしまうのか不安になる」と回答しており,「自分 の可能性が広がるようで楽しい」と回答した者(約 26%)を大きく上回っているのが現状である。 理学療法士を目指し,養成校に入る者は目的意識 がある程度明確であることが示唆されている。岩崎 は10),現職の理学療法士にキャリア形成に関する アンケート調査を実施し,そのなかで志望動機を聞 いている。志望動機の高い順に三つあげると,「医 療系の仕事に興味があったから(32.7%)」,「患者 さんの役に立ちたかったから(16.6%)」,「人相手 の仕事がしたかったから(16.4%)」で 65.7%を占 め,対人支援を働き甲斐とする志向のあることがわ かる。一方で,「人に勧められたから(5.0%)」,「資 格があれば仕事があるから(4.0%)」,「なんとなく, 特に理由はない(1.4%)」,「就職率が高そうだから (1.4%)」,「他の就職や進学に失敗したから(0.5%)」 と,明確な目的がない者たちが 12.3%になる。これ は有資格者でのデータであるから,中途退学者等を 含めると,少なくない者たちが進学の段階では明確 な目標を持っていない可能性がある。 このような現状において,文部科学省は高大接続 システム改革会議の最終報告11)で,学力の 3 要素 (知識・技能,思考力・判断力・表現力等,学習意 欲)を多面的・総合的に評価するよう大学へ改善を 求めている。特に職業養成校としては,職業理解を 前提とした学習意欲の評価が重要になるかもしれな い。いずれにしても,入学前教育を含めて,養成校 での授業に円滑に取り組めるように,キャリア教育 が必要になるものと思われる。 データ アイディア ひと もの E:企業的 (営業) (事務一般) C:慣習的 S:社会的 (社会サービス) R:現実的 (技術的) A:芸術的 (創造的技術) I:研究的 (科学) 図 1 ‌‌ホランドとプレティガーによる RIASEC の六 角形モデル(文献3より引用,訳は著者による) 図 2 スーパーによるライフ・キャリア・レインボー(文献7より引用)

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養成校時代におけるキャリア教育

養成校における学習過程,特に入学直後には, 色々な葛藤や苦悩がつきまとう。青年期の多感な 頃,学習のみならず友人との関係,そして学業が思 い通りに行かないなどを原因とした苦悩である。そ の意味で,初年次教育(first year experience)と キャリア教育が重要であり,科目学習のみならず多 様な経験をさせることによって,理学療法士の仕事 の本質へ興味を持たせることと,そのために努力す ることを促す必要がある。そのような経験を積むこ とで自己効力感(self-efficacy)が高まり,困難な 状況に忍耐強く立ち向かうことができるようになる と思われる。 自己効力感はバンデューラによって提唱された 概念12-14)で,自分がある行動についてしっかりと やれるという自信のことである。自己効力感のう ち,進学,就職,職業,趣味,余暇などの生き方や 働き方についての自己効力感をキャリア自己効力感 (career self-efficacy)と呼ぶ8)。また,仕事を選択 する際に,人は自己効力感が高い分野や職業を選択 する傾向がある。その意味で理学療法の分野を選択 し進学する学生がいるものの,一方で周囲に勧めら れ進学した学生のなかにはキャリア自己効力感が低 い学生もいる。 自己効力感の高い学生は,粘り強く努力して多少 の困難に直面した際にも耐えることができる,自分 の能力を上手く活用して一層の努力を重ねること ができる,という特徴を有している。その自己効 力感は次の四つの情報源15)により高められるとい う。すなわち,①遂行行動の達成(自分でやり遂 げた経験),②代理的経験(自分と似たような他者 (モデル)が成功することを見聞きすることで,あ たかも自分事のように感じ取り自信をつける),③ 言語的説得(褒められて認められる経験),④情緒 的喚起(何かを実行したとき,落ち着いてできると 自己効力感は増す),である。先に説明した SCCT は,自己効力感を高めることがいかに結果につなが るのかを理解するためのモデルであり,図 3 に示さ れるように適切な学習経験(四つの情報源)が自己 効力感を向上させ,結果期待が高まり,それがさら に興味を喚起し,行動につながる一連の過程を示 している。養成校においては,学生自身が自己効力 感を高められるようなカリキュラムを組むことが必 要であり,入学時から段階的に難易度をあげ,学生 が達成感を得ながら,あきらめない忍耐力や回復力 (レジリエンス)を高められるための方略が肝要であ る16)。加えて,学友たちとの交流を通して,代理的 経験のもとに互いを高めあう場面も重要となろう。 その一方で,前述したように入学後にあらためて 進路に迷う学生も少なくないのが現状である。その 際,親や周囲の期待に応えようとして悩みを封印し 個人的要因 ・特性 ・性別 ・人種/民族 ・障害/健康状態 学習経験 生育上の 背景 自己効力感 結果期待 興味 目標 行動 選択行動に対する 文脈的影響 図 3 社会認知的キャリア理論のモデル(文献8より引用,訳は著者による)

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ようとすることも多い。自分で抑え込んだ歪みが学 年を追うごとに増し,最終学年の臨床実習の際に増 大した形で表面化する場合には,退学につながる可 能性が高くなる。初年次教育においてしっかりとし たキャリア教育を行ったうえで,進路への迷いが大 きい場合には就職センター等の職員と連携し,人生 におけるキャリアについて学生と共に考えることも 教育者としての役割であろう(図 4)。人生は平坦 ではない。高校時代に決めた進路が全てではなく, 多岐にわたる選択肢があることを,キャリア教育の なかで確認する必要がある。 クランボルツらは,キャリアによい影響を及ぼす 偶然の機会を利用して,新しい可能性を切り開くと いう,planned happenstance theory(計画された 偶発性理論)を提唱した17-20)。それは単に魔法的 思考や運命論的思考ではなく,準備状態があって こそ偶然の出来事によって良い方向に導かれるこ とを表している17)。そして,彼らは偶然を好機と して捉える五つのスキルを提示し,それらのスキル を磨くことの重要性を強調しているのである。すな わち,①好奇心(curiosity):新しい学びの機会を 模索する,②持続性(persistence):たとえ失敗し ても努力し続ける,③柔軟性(flexibility):姿勢や 状況を変えることを進んで取り入れる,④楽観性 (optimism):新しい機会は実行でき達成できるも のと考える,⑤冒険心(risk-taking):結果がどう なるのか分からない場合でも行動することを恐れな い,の五つである。日本人が偶然には必然性が宿る と考えるようなもので,しっくりとくる方も多いの ではないだろうか。人生のどの時期に望ましいキャ リアビジョンが開けるのかは未知数であるが,初年 次教育を通じて“転機”を“好機”として捉えられ ることも必要なことであろう。 職業人としてのキャリア形成―就職先を考えるとき どのような施設,領域に就職するか迷っている学 生に対しては,適切な支援が必要となる。それだけ ではなく,医療専門職として,就職後にどのような キャリア形成を指向するかについて考えることは, 今後益々重要になる。すなわち,生涯にわたる生活 を考えるうえで,初年次から自分の適性を把握する 必要がある。自分は管理職としての適性があるの か,対象者へ理学療法を提供することを主たる業務 とすることに向いているのか,興味のある領域は何 であるのか,研究を志向するのか等,自己分析を通 して目標にあった施設を考えることである。どちら にしても,就職センター等の職員と連携して,学生 へのキャリア教育にあたる必要性を感じる。 今後,日本理学療法士協会が認定・専門理学療法 士制度を見直す際には,理学療法士としてのキャリ アマップも含めて提示されることと思う。しかしな がら,本人にとってのキャリアは,スーパーのいう 専門教育に おける気付き 初年次教育に おける気付き 早期進路変更

初年次教育

キャリア入門

転学部・転学科・他大学等への進学・就職

→新たなキャリア形成

卒後キャリア形成

人生の全体を見据えて

入学前教育

職業理解

キャリア教育

臨床実習

就職後の

職業変更

入学

2∼4 年次

卒業 時間 立ち位置 高大連携 図 4 本学におけるキャリア教育(教職員の役割)と学生のキャリア形成

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ように人生全体を網羅したものであり,結婚,子育 て,親の介護などの人生の重要なイベントも含め て,どのように生きてゆくのかということと関連す る。専門職としてのキャリアと共に,自身の生き方 と向き合えるよう,養成校時代のキャリア教育プロ グラムを組み立てることが必要であろう。 終わりに 職業に相当する英語には vocation と occupation があるが,二つは異なるニュアンスを持っている。 Vocation は召命,すなわち神の恵みによって神に 呼び出されることを意味し,単なる職業ではなく天 職と考えられるのである。一方,日本人は与えられ た環境において,一途に精進することによって仕事 を天職とする性向があると思われる。一神教では唯 一神からの思し召し(予定調和的)であるが,それ とは対照的に,仏教は因果応報に基づいて自分の努 力の結果としての現在,そして未来があると考える のである。しかし,近年における欧米のキャリア指 導の理論においては,自身の生活全体を考えるなか で仕事を位置付けようとする方向性がみてとれる。 神から与えられた職業へ適応することを重視した時 代から,人間としての成長のなかで仕事を捉えよう としているとも受け取れるのである。さて,日本人 として,どのように仕事に向き合えばよいのか学生 とともに考える作業は,そう簡単ではない。しかし, 養成校において学生が自身の進路に迷ったときに, 適切な支援が出来るよう,教員各自に準備が必要で ある。 文 献

1) Parsons F: Choice of vocation. Boston, Houghton Mifflin. 1909.

2) Holland JL: Making vocational choices: A Theory of vocational personalities and work environments. 3) Prediger DJ, Swaney K, Mau WC: Extending

Holland’s hexagon: procedures, counselling applications, and research. Journal of Counselling & Development 71: 422-428, 1993.

4) ACT: The ACT interest inventory and the world-of-work map. 入手日 2017-7-1.入手先 https://www. act.org/content/dam/act/unsecured/documents/ interest_inventory.pdf 5) 社団法人雇用問題研究会:VPI を活用して職業選 択支援―亜細亜大学キャリアセンターを訪ねて―. 職 業 研 究 2005.pp18-21. 入 手 日 2017-7-1 入 手 先 http://www.koyoerc.or.jp/occupational_research/ backnumber/220.html

6) Super DE: A life-span, life-space approach to career development. J Vocat Behav 16: 282-298, 1980.

7) 渡辺三枝子編:新版キャリアの心理学.キャリア支 援への発達的アプローチ.ナカニシヤ書店.2007. 8) Lent RW, Brown SD, Hackett G: Contextual

supports and barriers to career choice: a social cognitive analysis. Journal of Counseling Psychology 47: 36-49, 2000. 9) 中央教育審議会:今後の学校におけるキャリア教 育・職業教育の在り方について(答申).平成 23 年 1 月 31 日. 入 手 日 2017-6-10. 入 手 先 http://www. mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__ icsFiles/afieldfile/2011/02/01/1301878_1_1.pdf 10) 岩崎孝二:VPI を活用して職業選択支援―亜細亜 大学キャリアセンターを訪ねて―.職業研究 2005. 18-21. 11) 高大接続システム改革会議:最終報告.平成 28 年 3 月 31 日.入手日 2017-7-1.入手先 http://www.mext. go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/ afieldfile/2016/06/02/1369232_01_2.pdf

12) Bandura A: Perceived self-efficacy in cognitive development and functioning. Educational Psychologist 28: 117-148, 1993.

13) Bandura A: Human agency in social cognitive theory. American Psychologist 44: 1175-1184, 1989. 14) Bandura A: Social cognitive theory: an agentic

perspective. Annu Rev Psychol 52: 1-26, 2001. 15) 独立行政法人労働政策研究・研修機構:職業相談場 面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の 活用・普及に関する文献調査.JILPT 資料シリーズ No165. 2016.入手日 2017-6-22 入手先 http://www. jil.go.jp/institute/siryo/2016/165.html 16) Tisseron S(阿部又一郎訳):レジリエンス―こころ の回復とはなにか.白水社.2016.

17) Mitchell KE, Levin AS, Krumboltz JD: Planned happenstance: constructing unexpected career o p p o r t u n i t i e s . J o u r n a l o f C o u n s e l l i n g & Development 77: 115-124, 1999.

18) Krumboltz JD: The happenstance learning theory. Journal of Career Assessment 17: 135: 154, 2009. 19) Krumboltz JD, Levin AS(花田光世他訳):その幸

運は偶然ではないんです! ダイヤモンド社.2005. 20) Babineaux R, Krumboltz JD(増田沙奈訳):スタン

フォードの前進の法則 一歩踏み出せば昨日と違う自 分になれる! 日本文芸社.2014.

参照

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