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平成24年度

武 蔵 野 市 生 活 安 全 計 画

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○はじめに

平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災は、各地に予想を超える甚大な被害を もたらしました。犠牲者の皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様に対して は、心からお見舞い申し上げます。武蔵野市においても、塀の倒壊や屋根瓦の落下等の 物的な被害が発生し、震災当日には帰宅困難者、更には計画停電、放射性物質の影響な ど大きな混乱が生じたことから、皆様のご協力を頂きながらこれまで様々な対応を行っ て参りました。さて、「平成 24 年度武蔵野市生活安全計画」ですが、この策定にあたり、 背景や本冊子の構成についてご説明申し上げます。平成 13 年に発生した大阪教育大学 教育学部附属池田小学校における児童殺傷事件、新宿歌舞伎町雑居ビル火災、米国同時 多発テロなどをきっかけに、生活安全対策に対する私達の意識に変化が表れました。 特に、長年「検挙に勝る防犯なし」と言われてきた「犯罪」については、その発生件 数の増加や手口の多様化・悪質化、犯人の低年齢化などで、「犯罪の未然防止」も重要視 されるようになりました。武蔵野市でも“地域の安全は自ら守っていくもの”という考 えに立ち、平成 13 年6月から市の安全施策の基準となる、生活安全条例制定の検討を 行いました。平成 14 年6月には「武蔵野市生活安全条例」「武蔵野市つきまとい勧誘行 為の防止及び路上宣伝行為等の適正化に関する条例」を制定し、その施策の一環として 同年 11 月からホワイトイーグルやブルーキャップの運用を開始いたしました。また、 生活安全会議を開催し、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりを推進するため、防 犯、防災、保健衛生、教育、コミュニティ、商工業者、NPOなどの関係機関の協力に より「生活安全計画」を策定し、毎年行われる「市民安全大会」を通じ、皆様に周知を 図って参りました。本冊子には、平成 24 年度の生活安全計画の重点目標や平成 23 年 度の活動報告、さらに平成 24 年度の重点目標を実現するための具体的施策などを記載 させて頂きました。これらの目標は行政機関のみではとても達成できるものではありま せん。市民の皆様のご協力を賜りながら、共に「安全・安心のまち 武蔵野」を築き上げ ていければ幸いです。

~平成 24 年度武蔵野市生活安全計画の重点目標~

1 子ども、女性の安全・安心を守る対策の推進・・・・・・p2

2 市民の平穏な生活を脅かす犯罪の被害防止・・・・・・・p7

3 風俗環境浄化の推進と暴力団排除のまちづくり・・・・・p14

4 自転車の安全対策の推進・・・・・・・・・・・・・・・p18

5 建物の避難路確保・・・・・・・・・・・・・・・・・・p20

6 建物の耐震化及び地震による家具等の転倒防止の推進・・p21

7 市民の健康被害軽減対策の推進・・・・・・・・・・・・p23

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1 子ども、女性の安全・安心を守る対策の推進

~指定理由~ ○平成 23 年中、安全対策課が把握した武蔵野市内のつきまとい事案や公然わいせつ事案 は平成 22 年と比べ、いずれも増加傾向になっています。 さらに、平成 23 年夏以降、安全対策課に「子どもを 1 人で塾に行かせるのが心配だ」 という保護者からの電話が度々あり、それを裏付けるように、下半期は不審者による「つ きまとい」などの報告が急増しました。 これらが重大な犯罪に発展しないよう、これまで以上に警察・市民安全パトロール隊・ ホワイトイーグルが協力し、警戒を行う必要があります。 ○平成 23 年 9 月 8 日付 警察庁広報資料によると、平成 23 年上半期の「出会い系サイ ト」に起因する犯罪は、全国で 497 件(平成 22 年同時期 538 件)あり、そのうち 133 人(平成 22 年 141 人)の児童が被害に遭っています。 また、同じく「コミュニティサイト」に起因する犯罪は、全国で 726 件(平成 22 年 同時期 730 件)、うち被害児童数は、546 人(平成 22 年 601 人)となっています。 これは警察庁が平成 20 年から統計を取り始めて以降、初めての減少でしたが、数字が あらわすとおり、まだまだ予断を許さない状態であり、あらゆる機会を通じて被害防止の 啓発活動が必要です。 ○武蔵野警察署によると、市内の性犯罪については、平成 22 年 10 件、平成 23 年 9 件 の発生となっており、女性が夜1人でも安心して歩くことのできる環境づくりが必要です。 この種の犯罪は、女性や年少者を対象に暴力的手段で敢行される場合が多く、その結果、 被害者に多大な精神的・肉体的苦痛をもたらし、被害者の人生を狂わせる場合もあり、未 然防止活動が必要です。 また「子どもに対する犯罪」は、侵入窃盗・ひったくり・振り込め詐欺・性犯罪等とと もに平成 24 年も警視庁指定重点犯罪に指定されており、重点的な対策が推進されること になっています。 以上から、子ども・女性が犯罪の被害者とならないよう、これまで以上に見守り活動を 強化していくとともに、キャンペーン等あらゆる機会を通じ、暴力団、出会い系サイト、 覚せい剤などの危険性を情報発信していく必要があります。 ※コミュニティサイト・・SNS,プロフィールサイト等、ウェブサイト内で多人数とコミュ ニケーションがとれるウェブサイトのうち、出会い系サイトを除いたものの総称のこと。

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(ホワイトイーグルを経由して安全対策課が把握した不審者情報の件数) 22 年 23 年 増減数 つきまとい 6件 12 件 +6件 公然わいせつ 9件 14 件 +5件 わいせつ 8件 12 件 +4件 ※わいせつ・・・東京都迷惑防止条例にいう「卑わい行為」(痴漢など)を計上 (武蔵野警察署) 22 年 23 年 増減数 性 犯 罪 10 件 9件 -1件 子どもに対する犯罪 1件 0件 -1件 (1 「ホワイトイーグル」は平成 20 でに延長し、新たに土曜日のパトロールも開始いた 平成 23 年は専用パトロールカー3台のうち、2台を新たに購入し、機動力の更な る確保を行い、子ども関連施設を中心に 126 施設の立ち寄りと 96 か所の周辺警戒 を行ったところです。 施設では、職員と面会をし、不審者情報などの交換や効果的な防犯指導を行うとと もに、防犯教育の一環として小学校や児童館では防犯講話を行い、児童たちとの触れ 合いも大切にしました。 隊員は毎週月曜日に武蔵野警察署へ立ち寄り、生活安全課防犯係と不審者情報など の情報交換を行うとともに、入手した情報を安全対策課経由で速やかに関係部署へ連 絡し、自らは周辺地域の特別警戒を実施するなど、犯罪の未然防止に努めました。 (ホワイトイーグル隊員の出発申告) (小学校における防犯講話) )平成 23 年度の活動報告 ①ホワイトイーグル 平成 14 年 11 月に発足した市内安全パトロール隊 年度から、活動時間を午後 7 時ま しました。

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また都では、毎年 11 月を「子供安全ボランティア推進月間」とし、地域ぐるみで 子どもたちを犯罪から守る取組みを推進していますが、その活動の一環として、昨年 は都内で活動している青色防犯パトロール車両が杉並区に集結し、中杉通りにおいて パレードが行われました。 パレードには、17団体・19車両・40名が参加し、ホワイトイーグル1号も武 蔵野市の青色防犯パトロール車両の代表として、これに参加しました。 (パレードの様子) ②武蔵野市市民安全パトロール隊 本隊は平成 16 年 10 月に発足し、本年 1 隊員は殆どが本業を持っており、仕事の合 転車でパトロールを行っています。 隊員は狭い路地や見通しの悪いところなど、地域の隅々まで知り尽くしており、ま ちの変化や不審点をすぐに見抜くことができ、市民の安全・安心感の向上のため、犯 罪抑止に取り組んでいます。 月1回の武蔵野警察署との合同パトロールの実施、さらには児童の登下校の時間や 学校行事に合わせた警戒も行うなど、子どもたちと触れ合いながら、子どもたちを見 守る防犯活動にも積極的に取り組みました。 また、月1回パトロール委員会を開き、警察署との情報交換、パトロール方法の協 議を行いました。 (商店街警戒パトロール) (職場体験で来庁した中学生への防犯講話) (式典の様子) 0 月で第5期目を迎えます。 間など、空き時間を利用して、徒歩や自

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③情報の共有化 「市民安全パトロール隊」を含めた、市民による自主パトロール隊相互の理解を深め るために、市内を3地区に分けて「むさしの安全安心パトロール隊意見交換会」を開 催(平成 23 年7月)したほか、市民安全パトロール隊や自主防犯団体、母の会、小 学校向けの広報紙「パトウォーク」を作成し、情報の交換や共有を図りました。さら に「パトロール隊ニュース」を作成し、新聞折り込みにより各戸配布することで、多 くの方に防犯情報の提供やパトロール隊の紹介などを行いました。 (むさ 交換会) ④児童に 児童青少年 たちが身の 時的に避難する 「子どもを 犯PR用の帯を取り付ける「みんなで子どもを守ろ う自転車防犯帯」活動を推進し、青少年問題協議会地区委員会による、CAPプログ ラム(子どもが暴力から自分を守るためのプログラム)ワークショップを、市内9地 区で実施しました。 さらに、指導課においては市内小中学校において、子どもたちが犯罪の被害などか ら身を守る術を身に付ける「セーフティー教室」を実施するとともに、インターネッ トの安全利用も取り上げました。 また、小学校では、児童や保護者、教師が通学路をまわり、危険と思われる箇所な どを地図に記録した「地域安全マップ」を作成したほか、学校から毎月配布する「学 校だより」の中で、事件やインターネットのトラブルから子どもを守るための呼びか けを随時行いました。 危険を感じたときに一 広報紙「パトウォーク」 「武蔵野市安全パトロール隊ニュース」 しの安全安心パトロール隊意見 関わる様々な施策の実施 課においては、子ども 守る家」や自転車に防

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(2)平成 24 年度の活動方針 ①ホワイトイーグルは、平成 23 年に新車両2台を導入し、事案発生時の現場急行など 更なる機動力の確保を図りました。 本年もこれまで同様、状況に応じて警戒対象の組み換えを行うなど、緊急事態にも迅 速に対応できる体制を維持していきます。 ②市民安全パトロール隊は、平成 24 年 10 月で第5期目に入ります。 現在隊員数 70 名と体制も充実し、昨年以上のパトロール回数が期待できます。 また、武蔵野市市民安全パトロール隊パトロール委員会などで、武蔵野警察署などの 関係機関と更なる連携を図っていきます。 ③痴漢などわいせつ事案の被害を減少させるため、市報やホームページ、むさしの防災・ 安全メールなどで確実に注意喚起を呼びかけていきます。 また、武蔵野警察署と武蔵野母の会が実施する「性犯罪被害防止キャンペーン」に積 極的に参加・協力を行っていくと同時に犯罪発生のおそれがある場所に「痴漢に注意」等 の立て看板を設置していきます。 ④子どもたちが身の危険を感じたときに一時的に避難する「子どもを守る家」や自転車 に防犯PR用の帯を取り付ける「みんなで子どもを守ろう自転車防犯帯」活動を引き続 き推進していきます。 そして 23 年度に引き続き、青少年問題協議会地区委員会によるCAPプログラム(子 どもが暴力から自分を守るためのプログラム)ワークショップを実施いたします。 ⑤青少年の非行を防止する観点から、夏・冬・春の長期休業期間前に私立・都立も含め た市内にある各小・中・高校生向けに作成した「非行防止チラシ」を配布し、啓発活動 を行っています。 ⑥子どもたちが犯罪から自分の身を守る意識を持てるよう、児童自身の目と足で通学路 を点検する「地域安全マップ」づくりを各校で引き続き行います。 また、セーフティ教室を市内全小・中学校で実施し、児童・生徒の防犯意識の向上を 図ります。 ⑦毎月配布する「学校だより」や毎日の生活指導の中で事件やインターネット上のトラ ブルから子どもを守るための呼びかけを行うほか、関係機関と協力し、携帯電話からイ ンターネットの有害情報へのアクセスを制限するフィルタリングサービスの普及を行い ます。

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2 市民の平穏な生活を脅かす犯罪の被害防止

~指定理由~ ○武蔵野警察署によると、平成 23 年の武蔵野市内刑法犯認知件数は 2843 件で平成 22 年に比べ-258 件と9年連続で減少しているものの、悪質で重点的に取り締まりを行わな ければならない犯罪である「強盗」「ひったくり」「自動車盗」「車上ねらい」「振り込め詐 欺」などの指定重点犯罪は増加傾向となっています。 ○市では、平成 23 年「侵入窃盗」「万引き」「ひったくり」「振り込め詐欺」の4点の犯罪 被害防止を重点項目として活動にあたってきました。 特に「万引き」については、ある警察署で少年の万引きを扱った際、母親に連絡を入れ たところ、「たかが万引きくらいで、電話をしないで欲しい。」と電話を切られた、という 信じられないエピソードがあるくらい軽視されがちですが、「万引き」は「窃盗」であり、 しかも子どもにとって大きな犯罪の入り口となる「ゲートウェイ犯罪」となり得るもので す。 これを放置することで再犯を繰り返し、本格的な犯罪に手を染める可能性もあり、市内 でも、少年が街頭で補導されるケースや万引きなどに手を染めるなどのケースが散見され るなど、今後も広報啓発活動が必要です。 また、平成 23 年はこの他に「自動車盗」(昨年比+5件)「車上ねらい」(昨年比+14 件)の被害が急増し、これらに対する警戒も必要となりました。 そこで平成 24 年度は、これらの悪質犯罪を「平穏な生活を脅かす犯罪」と表現し、重 点項目の1つとしました。 ○これまで指定をしていた犯罪のうち、侵入窃盗は減少傾向にありますが、ひったくりに ついては+7件、振り込め詐欺については+9件、被害額では年間 5000 万円を超えてい ます。 市では、警察、市民安全パトロール隊、ホワイトイーグルがこれまで以上に連携を図り、 犯罪が起きにくい環境を目指します。

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(指定重点犯罪認知件数) (武蔵野警察署) ※指定重点犯罪とは・・・警視庁が指定をして特に犯罪抑止に取り組んでいる悪質な犯罪。 強盗・ひったくり・侵入窃盗、自動車盗・車上ねらい、性犯罪、 特殊詐欺(振り込め詐欺など)、子どもに対する犯罪の 8 罪 (1)平成 23 年度の活動報告 ①ホワイトイーグル 児童施設の巡回を行いながら、同時に不審者の警戒も行いました。 ホワイトイーグル車両は、犯罪被害防止の啓発放送を行いながら市内をパトロールし ており、市内で振り込め詐欺犯人からの“アポイント電話”がかかり始めた場合、武蔵 野警察署生活安全課からの依頼で、放送内容を“振り込め詐欺防止タイプ”に差し替え るなど、迅速かつ柔軟な対応を行いました。 また、昨年は、武蔵野警察署、ホワイトイーグル、武蔵野市市民安全パトロール隊に よる合同パトロールを実施いたしました。 (市民安全パトロール隊との連携) (特命を受け、出動するホワイトイーグル) 2 年 2 23 年 増減数 刑法犯認知件数 3101 件 2843 件 -258 件 強盗 2件 7件 +5件 ひったくり 13 件 20 件 +7件 侵入窃盗 70 件 69 件 -1件 自動車盗 0件 5件 +5件 車上ねらい 30 件 44 件 +14 件 性犯罪 10 件 9件 -1件 子どもに対する犯罪 1 件 0件 -1件 振り込め詐欺 18 件 27 件 +9件 振り込め詐欺被害額 4505 万 1148 円 5915 万 6207 円 +1410 万 5059 円

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②武蔵野市市民安全パトロール隊 住宅街などの不審者警戒やひったくり被害防止の声かけなど、年間 2000 回以上のパ トロールを実施いたしました。 (パトロール時の店舗立ち寄り) (西地区合同パトロール) ~平成 23 年の武蔵野市市民安全パトロール隊の主な活動~ 通常パトロール 下校時の重点パトロール、住宅街巡回パトロール、各地区合同パトロール、武蔵野警察 署との合同パトロールなど 特別警戒 不審者情報を受けての特別警戒、集団下校時警戒、振り込め詐欺対策として金融機関 ATM 立ち寄り、吉祥寺秋祭り警戒、春・秋全国地域安全運動期間中の重点パトロール、 歳末特別環境浄化パトロール、東日本大震災発災後の特別パトロール、計画停電時にお ける特別パトロールなど 学校行事での警戒 小学校入学式での隊員紹介、地域安全マップづくり参加、「みんなで子どもを見守る日」 参加、運動会、夏祭り、どんど焼き参加など その他行事での警戒 幼稚園入園式、卒園式、運動会警備、夏祭り、盆踊り、コミセン祭りへの参加及び警備 など その他活動 不審者の通報、未帰宅者の捜索、通学路の安全点検、不法投棄物件の発見、町会の懇話 会参加、火災時の通行整理、関係機関との意見交換会、消火器収納ケースなどの破損発 見と連絡、カーブミラー、ガードレールの破損部分の発見と連絡、放置自転車の連絡、 点字ブロック・歩道の不具合の発見、街路灯の電球切れ、交通標識破損の連絡、市民安 全大会、地域安全のつどい参加、商店会主催の環境浄化作戦参加など

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③ 築主(業者 ウ 武蔵野万引き防止対策協議会において、警察・商店会、大型店舗などと協力して、 万引き防止キャンペーンや被害の全件届出の呼びかけを行いました。 エ 指導課では市内小中学校において、セーフティ教室や生活指導を通じて、保護者や 地域と協力した安全な登下校や携帯電話・インターネットの使い方の指導の充実を図 りました。 オ 平成 23 年度からは、市内のコミュニティセンターの協力を得て、月 1 回の警察と の合同パトロールの出発前に、安全パトロール隊員と武蔵野警察署生活安全課員、地 域課員とのミーティング(意見交換)の場を設ける試みを行いました。 さらに一昨年は、武蔵野警察署警備課の呼びかけに応じるかたちで、都内における テロを未然に防止するため、またテロが発生した際に被害を最小限に抑えるため、テ ロを許さない街づくりを推進いたしました。 (武蔵野警察署警備課との合同パトロール) (武蔵野警察署地域課との合同パトロール) その他各種施策 ア 昨年は市の生活安全条例に基づき、一定 物などを新たに建築する9つの建 する協議を行うよう指導を行いました。 イ 毎月の市報に、武蔵野市の犯罪発生や火 署から得た最新情報を掲載しました。 以上の規模や不特定多数の者が利用する建 )に対し、武蔵野警察署と防犯設備に関 災発生の状況などについて、警察署・消防

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④秋の全国地域安全運動期間中における各種防犯活動への参加 昨年は「秋の全国地域安全運動期間」において、武蔵野警察署、武蔵野防犯協会、母の 会等とともに、「振り込め詐欺被害防止キャンペーン」「性犯罪被害防止キャンペーン」「ひ ったくり被害防止キャンペーン」「万引き防止キャンペーン」などに参加を致しました。ま た、市内各所に設置している武蔵野防犯協会掲示板の改修、増設(1 計画)を行い、広報活動の充実を進めていくとともに、自主防犯団体への装備品の拡充を 行いました。さらに、市内の被害発生のおそれのある場所に「ひったくりに注意」や「空 き巣警戒中」の立て看板を設置し、市民に対し注意喚起を図りました。 (ひったくり被害防止キャンペーン) (振り込め詐欺被害防止キャンペーン) ⑤武蔵野市地域安全のつどい 武蔵野警察署・武蔵野市・武蔵野防犯協会の共催で、毎年「秋の全国地域安全運動」を 強力に推進するため、地域の安全安心まちづくりに関わる方々をはじめ、広く市民にわか りやすく犯罪情報などを提供し、防犯意識の高揚を図ることを目的に開催をしています。 昨年は 10 月7日、武蔵野公会堂で行われ、「コント D51」による防犯コント、日本ガー ディアンエンジェルス小田氏による防犯講話、藤村女子中学校・高等学校の生徒によるハ ンドベル演奏が行われました。 (防犯協会会長挨拶) (コント D51 による防犯寸劇) 9 年度からの5ヶ年

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⑥市民安全大会 地域社会の安全が市民生活すべての基盤であることから、市・市民が一体となり、関 係機関や市民団体と協力して、安全なまちづくりの実現をめざし、平成 14 年から開催 をしています。 昨年は6月 18 日、武蔵野スイングホールで開催致しました。 市防災安全部長による「平成 23 年度武蔵野市生活安全計画」の発表の他、東京電力 株式会社武蔵野支社長、多摩府中保健所長、ホワイトイーグル、武蔵野消防署予防課長 による講話、武蔵野警察署生活安全課員による振り込め詐欺の防犯寸劇などが行われま した。 (市長挨拶) (2)平成 24 年度の活動方針 ① ホワイトイーグル・市民安全パトロール隊ともに、「子ども、女性の安全・安心を守 る対策の推進」同様、これまで通り“見せる活動”により、路上で発生する犯罪の未然 防止を図るとともに、振り込め詐欺被害防止や空き巣被害防止についても広報活動を行 って行きます。 また、ホワイトイーグル、市民安全パトロール隊の連携として、定期的な両者の合同 パトロールを恒常化して行きます。 ② 昨年に引き続き「犯罪の起きにくいまち」を創造し、地域全体の防犯性向上を図る ため、市生活安全条例に基づいた建築主(業者)に対する防犯設備に関する指導を確実 に行って行きます。 また、市報、ホームページ、防災・安全メールなど、あらゆる手段で、犯罪被害防止 啓発情報を発信していきます。 ③ これまで同様、機会あるごとに、武蔵野警察署、武蔵野防犯協会などと協力し、被害 防止のための心がけを呼び掛けていきます。 (武蔵野警察署生活安全課による振り込め詐欺防止寸劇)

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④ 昨年に引き続き、武蔵野防犯協会掲示板の改修及び増設を行うと同時に、装備品の拡 充や「空き巣警戒中」 市内の犯罪発生のおそれの ある場所に設置していきます。 ⑤ 警察、商店会、大型店舗 などと協力して、 き ます。 ⑥ 指導課においては、 セーフティ教室や生活指導を通 じて、 安全な登下校や携帯電話、イン 「ひったくりに注意」等の立て看板を、 武蔵野万引き防止対策協議会においても、昨年に引き続き、 万引き防止キャンペーンや被害の全件届け出の呼び掛けを行ってい 引き続き市立小中学校において、 犯罪に巻き込まれない意識を喚起するとともに、 ターネットの適切な使い方等について指導の充実を図っていきます。

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3 風俗環境浄化の推進と暴力団排除のまちづくり

~指定理由~ 「吉祥寺駅の客引きを何とかして欲しい。」「変な男が『キャバクラで働いてみない?』 と声を掛けてきた。急いでいるのに本当に鬱陶しい」・・・市や警察に対して、この種の苦 情は多く、地域住民等に多大な迷惑行為を及ぼしている状況が認められます。 この現状から「客引き」や「キャバクラ嬢のスカウト」などを公然と行う悪質な風俗店 営業者等に対しては、これまで以上に厳しい姿勢で臨む必要があります。 これらの行為の蔓延は、社会全体に悪影響を及ぼすと言われています。 こうしたことを踏まえ、ブルーキャップによる指導・警告の強化はもとより、市・警察・ 市民が情報等を定期的に交換して行くなどの連携を図っていかなければなりません。 またハード面での体感治安向上施策として、3月に完成した吉祥寺駅周辺の防犯カメラ 改修・新設により、「犯罪の起きにくい環境」を実現していくと同時に、各種イベントやキ ャンペーン、さらには暴力団排除活動を含めた多角的な環境浄化を行っていきます。 (1)平成 23 年度の活動 ①ブルーキャップ 平成 14 年 11 月に発足して以降、吉祥寺駅周辺の「つきまとい勧誘行為」や「路上 宣伝行為」の指導など、吉祥寺駅周辺の風俗環境の浄化等にあたっています。 つきまとい勧誘行為に対する警告・指導等の件数は年々減少傾向にありますが、昨年 者へ 0 者 な (吉祥寺駅東口で警戒にあたるブルーキャップ) (地理案内) は吉祥寺駅南口にある居酒屋店の店員による た。 その他、路上喫煙禁止エリア内での喫煙 件以上の地理案内をこなすなど、業務は多岐 的な役割も担っています。 なお、平成 23 年 3 月 11 で溢れかえった際の地理案内は、約 1000 勤務時間は午後1時から午後9時(土・日・祝日午後1時から午後6時 っており、昨年は年末年始以外の全ての日に 行いました。 執ようかつ悪質な客引きが多くみられまし の指導、傷病人の救護、1日平均 10 にわたり、今やまちの「コンシェルジュ」 日に発生した東日本大震災の影響で吉祥寺駅が帰宅困難 件と驚異的な数字でした。 30 分)と 、吉祥寺駅周辺の風俗環境浄化活動などを

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② しました。パトロールには、関係機関や市民団体の協力もあり、約 150 人の方に参加 いただきました。 (平成 23 年度歳末特別環境浄化推進パトロールの様子) 22 年度 23 年度 増減数 ●ブルーキャップが取り扱ったつきまとい勧誘行為に対する指導件数 ●ブルーキャップの取り扱い(抜粋) ・交通人身事故扱い(110 番、119 番通報) ・地理案内 ・拾得物扱い(東口交番へ届出) ・傷病人扱い(救急隊引き継ぎ) ・万引き犯人確保 ・喧嘩の仲裁 など 指導 46 件 46 件 ±0件 警告 4件 4件 ±0件 つきまとい勧 誘行為等 計 50 件 50 件 ±0件 路上宣伝行為等指導 6414 件 5695 件 -719 件 指導通知書送達 0件 0件 ±0件 歳末特別環境浄化推進パトロール 平成 23 年 12 月 22 日(木)、“徹 う決意を示すため、一昨年に引き続き「歳末 底して風俗環境の浄化活動を実施していく”とい 特別環境浄化推進パトロール」を実施いた

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受講 済証

平成 23 年 ③環境浄化地区夜間合同パトロール 平成 22 年下半期から「環境浄化特別推進地区」内において、新規風俗営業店の進出 や、居酒屋の客引き、キャバクラ嬢のスカウトなどの活動が目に見えて活発となってき ており、近隣住民からも苦情を受けているところでした。 そこで、環境浄化活動の一環として、市民安全パトロール隊と武蔵野警察署が昼間帯 に行っていた月例の合同パトロールを夜間帯に変更し、ここにブルーキャップを加え、 総勢 30 名体制でパトロールを実施致しました。 今後も市民と行政が一体となり、徹底した風俗環境の浄化活動を実施して参ります。 ④飲食店講習会 武蔵野市では、「客引きを許さない街武蔵野」「健全な営業で明るい街づくりを」をス ローガンに、武蔵野警察署と共催で、毎年「飲食店等営業者のための講習会」を行って います。 これは市内の飲食店営業者を一同に招致し、風営適正化法の解説や保健所、消防署の 講演を通し、飲食店等営業に関する遵法意識の高揚と健全営業の実現を目的としていま す。 (警視庁生活安全部保安課による風俗営業の実態説明) (講習会で配布されるステッカー) (夜間合同パトロール前におけるミーティング) 警察・市民安全パトロール隊・ブルーキャップ の夜間合同パトロール

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⑤防犯カメラの改修・新規設置 東京都の「繁華街等における体感治安改善事業」を利用し、吉祥寺駅周辺の防犯カメ ラの整備を行いました。この整備に当たり、市民、吉祥寺活性化協議会、武蔵野警察署 など計 10 名の委員で構成する「防犯カメラ設置運営検討会議」を立ち上げ、設置箇所、 設置台数、稼働方法など様々な問題の検討をはかり、計 14 台の防犯カメラを設置いた しました。 (2)平成 24 年度の活動方針 ①ブルーキャップ 風俗店従業員による客引きのほか、居酒屋の従業員による客引きが悪質化の一途を辿 っており、ナンパ行為を仮装したキャバクラ嬢勧誘など、手口も悪質・巧妙化している ことから、これまで以上に毅然とした態度で職務に当らなければなりません。 さらに、夜間・深夜帯においてはアジア系外国人女性などによるマッサージの客引き も散見されました。 本年は、法律に長けた警察 OB である嘱託職員を中心に、様々な関連法令研究等を行 い、法に抵触している事案については、これを看過せず、速やかに警察へ連絡ができる 体制を築いていきます。 また、昨年に引き続き武蔵野警察署、ブルーキャップ、市民安全パトロール隊による 夜間合同パトロール、歳末特別環境浄化推進パトロールなど風俗環境浄化に関する啓発 活動を行い、市全体の環境浄化に対する意識を高めていきます。 ②防犯カメラの活用 既述のとおり、都内でも有数の繁華街である吉祥寺を訪れる市民や来街者が、安心し て買い物や散策ができるよう、昨年度末に環境浄化特別推進地区の既存防犯カメラの機 器更新と新規設置を行いました。 防犯カメラの設置は犯罪の発生抑止の観点からも、犯罪の立証という観点からも非常 に有用なものであり、本年度はこのツールを効果的に運用していき、違法な客引きなど の根絶に努めていきます。 ③暴力団排除のまちづくり~武蔵野市独自の暴力団排除条例の制定~ 平成 23 年 10 月 1 日、東京都暴力団排除条例が施行されました。 これは、暴力団が都民の生活や事業活動に介入し、これを背景とした資金獲得活動に よって、都民等に多大な脅威を与えていた現状にかんがみ、都民の安全かつ平穏な生活 を確保し、事業活動の健全な発展に寄与することを目的とした条例ですが、あくまでも 警視庁を含む自治体としての東京都の役割しか定めることができません。 つまり、同じ自治体である市の役割を定めることができず、さらに、市の管理する施 設を暴力団に利用させないなど、暴力団排除に関し、市が行う役割を定めるためには、 市条例を定める必要があります。 また、悪質風俗営業店の裏には暴力団の影がチラつくこともあることから、本年は、 武蔵野警察署刑事組織犯罪対策課暴力団対策係などと連携を図り、市独自の条例制定に 向け力を注いでいきます。 市独自の条例を制定することで、市民・事業者の暴排意識も高まり、暴力団の資金源 の封圧にもつながります。

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4 自転車の安全対策の推進

~指定理由~ 自転車対策の推進は、市政アンケートにおいても第2位になるなど市民の関心が高く、 運転マナー等の意見や要望が最も多く出ています。自転車事故であっても、ひとたび事 故を起こせば死、もしくは重大な障害が残るような被害になる場合があります。加害者、 被害者にならないためには一人一人がルール・マナーをしっかり守って自転車を利用す る必要があります。市では武蔵野市自転車等総合計画を定め、自転車に係わる道路交通 環境の整備や交通安全活動の推進等により自転車の利便性向上に取り組んでいます。 全国で自転車関連の交通事故は平成 22 年に 151,631 件でした。658 人の死者が 発生しておりそのうち高齢者が 62.3%を占めます。一方、負傷者では 24 歳未満が 40.2%、ついで高齢者が 17.9%となっています。 市内においては、平成 23 年は 457 件と発生件数は減少傾向にあるものの、交通人 身事故のうち半数近くが自転車の関与する事故となっており、自転車の運転マナーの悪 さが歩行者等に脅威・危険を与えています。 警察庁は、未だ交通ルール遵守の意識は十分に浸透していないなどの現状を鑑み、「良 好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について」を発出し、自転車は「車 両」であることの意識づけや、歩道を通行する自転車利用者には歩行者優先というルー ルの遵守の徹底を目指しています。そのために自転車の通行環境の確立や自転車利用者 に対するルールの周知と安全教育の推進を行うこととし ています。 (1)平成 23 年度の実施状況 ① 自転車関連事故の防止と、自転車利用者のマナー向上を図るため、警察と共催で、自 転車安全利用講習会を開催しました。吉祥寺・三鷹・武蔵境各地区の公共施設において 29回開催し、通勤・通学者を中心に約 1,400 名が受講し、自転車の正しいルールな どについての周知を行ないました。また、市内企業や市関連 施設などで出前型の講習会を行い、 約 200 名が受講しま した。講習会に参加し、認定を受けた方には認定証(初めて の受講者3年間、更新受講者5年間有効)を交付し、駐輪場 に関する抽選の優先枠などを設けました。 ② 自転車マナーアップキャンペーンを、警察署や交通安全 協会などの関係機関及び市の交通対策課が協力して吉祥寺、 三鷹、境地区で計10回実施し、通行ルールの周知を図 りました。 20 年 21 年 22 年 23 年 (交通人身事故の内、自転車の関与する事故件数) 件 数 324 件 264 件 256 件 210 件 割 合 52.3% 50.9% 50.3% 46.0%

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③ 児童に対して安全運転の周知を図るため、小学校9校で自転車安全教室を実施しまし た。 ④ 中学生に対して安全運転などの周知を図るため、昨年に続き9月に第一中学校、12 月に聖徳学園中学校、3月に第三中学校でスタントマンによる自転車事故再現型の講習 を実施しました。 ⑤ 市では引き続き、駅周辺の駐輪場整備や自転車の放置防止、撤去活動を行っておりま す。歩道や駅前広場が、安全で通行しやすく、救急・防災活動にも支障とならないよう、 より良好な道路環境づくりを行っています。 (2)平成 24 年度の活動方針 ① 一般公募型や出前型の「自転車安全利用講習会」を引き続き実施し、多くの方に自転 車の正しいルールを周知し、自転車事故の減少に努めます。 ② 児童に対して安全運転の周知を図るため小学校での自転車安全教室を実施します。 ③ 中学生などに対し安全運転や自転車事故についての加害責任などの周知を図るため、 スタントマンによる自転車事故再現型の講習を実施します。 ④ 通行ルールの一層の浸透を図るため、自転車マナーアップキャンペーンを、警察署や 交通安全協力団体及び市交通対策課などが協力して実施します。 自転車安全利用講習会 自転車事故再現型講習会

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5 建物の避難路確保

~指定理由~ 避難路となる階段室に多量の物品が存置されていたことにより、新宿歌舞伎町の雑居ビ ル火災(平成 13 年)では、44 名もの尊い命が犠牲となり、杉並区高円寺南の雑居ビル 火災(平成 21 年)では、16 名もの死傷者が発生するなど、防火管理の不備により大惨 事となる火災が発生しています。 吉祥寺駅周辺においても、飲食店等を含む、いわゆる雑居ビルが多数存在し、火災が発 生した場合には大惨事となることが懸念されます。 このような状況を踏まえ、消防署と連携し、多数の人出が予想される中元時期や年末の 繁忙期前に、雑居ビルの階段や避難通路など、避難施設に重点を置いた立入検査を実施し ており、平成 23 年度の違反指摘率は前年度より低くなったものの、重大な違反に対する 命令件数は増加していることから、引き続き、消防署と連携を図り、避難路の確保を強力 に推進していく必要があります。 (1)平成23年度の活動状況 ●立入検査の実施状況 平成 23 年 6 月 22 日(水)及び 11 月 8 日(火)に、 市の建築指導課及び安全対策課と消防署との合同で、避難 施設に重点を置いた立入検査を実施しました。 違反指摘率は減少したものの、消防法に基づく「命令」を 発令した建物もあり、依然として防火意識の低い防火対象 物の所有者や管理者等が見受けられました。 (立入検査実施結果) (2)平成 24 年度の活動方針 避難路確保に重点を置いた立入検査を、市役所と消防署が連携し、引き続き実施して いくとともに、重大な違反を繰り返している防火対象物の関係者に対し、指導の徹底を 図っていきます。 22 年度 23 年度 6 月 23 日 11 月 16 日 計 6 月 22 日 11 月 8 日 計 実施対象物総数 60 件 78 件 138 件 54 件 100 件 154 件 違反対象物総数 21 件 24 件 45 件 14 件 24 件 38 件 違 反 指 摘 率 35.0% 30.8% 32.6% 25.9% 24.0% 24.7% 命 令 件 数 1 件 0 件 1 件 1 件 4 件 5 件

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6 建物の耐震化及び地震による家具等の転倒防止の推進

~指定理由~ 阪神・淡路大震災や新潟県中越沖地震等、近年発生した地震では、家具類の転倒・落下 等に伴うケガ人が最も多く発生しています。家具類の転倒・落下等を防止することは、死 傷者を減少させることのみならず、転倒した家具等や割れて飛散したガラス等により、避 難の妨げとなる恐れもあることから、家具類の転倒・落下防止の実施が重要であると考え られます。 また、東京消防庁が実施した「平成 23 年消防に関する世論調査」によると、家具の転 倒防止に対する実施率は 53.6%と前年より 6.6 ポイント増加(昨年は 47%)し、東日 本大震災を契機に意識が高まったものの、未だ十分とは言えない状況です。 東日本大震災では、津波により甚大な被害が発生しましたが、昨今地震が頻発に発生し ている状況やマグニチュード7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生 すると試算された状況を鑑み、今後もさらに地震発生時の家具の転倒・落下等による死傷 者の発生を防止する対策を推進していく必要があります。 (1)23 年度の活動状況 ア 建物の耐震化の推進 ① 市内建築物の所有者に対し、構造専門家による「建築物耐震性相談」窓口を開設 し、相談を受けました。 ② 昭和 56 年以前に建築された市内の所有者が居住している木造住宅に対し、無料 で簡易耐震診断(耐震アドバイザー派遣)を実施しました。 ③ 昭和 56 年以前に建築された市内民間住宅の所有者に対し、耐震診断にかかった 費用の一部を助成しました。 ④ 耐震診断の結果に則した改修を行った市内民間住宅の所有者に対し、改修にかか った費用の一部を助成しました。 ⑤ 昭和 56 年以前に建築された住宅以外の市内民間建築物、昭和 57 年以降に建築 された住宅に対し、耐震診断にかかった費用の一部を助成しました。 ⑥ 商業・近隣商業地域内にある 3,000 ㎡未満の事業用建物の耐震診断、設計、改修、 又は建替えに対して費用の一部を助成しています。 ⑦ 建物の耐震化を促進するため、平成 22年1月2日から平成 23年1月1日まで に新築された非住宅建物 39 件に対し、3,000 ㎡を限度に固定資産税を2分の1に 軽減しました。 ⑧ 小規模企業者の事業用建物の新築・改築又は耐震改修等改築に伴う融資にかかる 信用保証料に対して一部補助制度を開始しました。(申請なし) ⑨ 東京都が指定する特定緊急輸送道路の沿道建築物の所有者等が耐震診断を行った 場合に、費用を助成する制度を平成 23 年 10 月から開始しました。 (23年の耐震診断・改修の助成件数) 耐震性相談 簡易耐震診断 耐震診断助成 耐震改修助成 事業用建物助成 58件 105件 72件 24 件 0 件

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イ 家具等の転倒防止推進状況 市が事業委託した市民防災協会により、東京 都市長会が実施する「家具転倒防止器具助成事 業」に基づいた、家具転倒防止器具等の無料配 布を行いました。 (家具転倒防止器具の配布件数) (2)24 年度の活動方針 ア 建物の耐震化の推進 ① 市内建築物の所有者に対し、構造専門家による「建築物耐震性相談」窓口を開設 し、相談を受けます。 ② 昭和 56 年以前に建築された市内の所有者が居住している木造住宅に対し、無料 で簡易耐震診断(耐震アドバイザー派遣)を実施します。 ③ 昭和 56 年以前に建築された市内民間住宅の所有者に対し、耐震診断にかかった 費用の一部を助成します。(平成 24 年度より助成額を増額します。) ④ 耐震診断の結果に則した改修を行った市内民間住宅の所有者に対し、改修にかか った費用の一部を助成します。(平成 24 年度より助成額を増額します。) ⑤ 昭和 56 年以前に建築された住宅以外の市内民間建築物、昭和 57 年以降に建築 された住宅に対し、耐震診断にかかった費用の一部を助成します。 ⑥ 商業・近隣商業地域内にある 3,000 ㎡未満の事業用建物の耐震診断、設計、改 修、又は建替えに対して費用の一部を助成します。 ⑦ 建物の耐震化を促進するため、平成 23年1月2日から 25 年1月1日までに完 成した新築の非住宅建物に対して 3,000 ㎡までの固定資産税を2分の1に軽減し ます。(軽減期間は、3年又は5年間) ⑧ 小規模企業者の事業用建物の新築・改築又は耐震改修等改築に伴う融資にかかる 信用保証料に対して一部を補助します。 ⑨ 東京都が指定する特定緊急輸送道路の沿道建築物の所有者に対し、耐震診断、補 強設計、耐震改修の費用の全部又は一部を助成します。 イ 家具等の転倒防止の推進 ① 家具等の転倒・落下防止やガラスの飛散防止の必要性について、市報やホームペー ジ等で周知を図っていきます。 ② 市民防災協会と連携し、市民が転倒防止器具等を手軽に購入できるよう、取扱う種 類や斡旋を充実します。 ③ 東京都市長会の「家具転倒防止器具等支給事業」により、平成 21 年から平成 23 年の 3 か年で実施した「武蔵野市家具転倒防止器具等支給事業」は、平成 24 年 4 月より高齢者等を対象とした「武蔵野市家具転倒防止金具等取付事業」として引き 続き実施します。 年 度 配布世帯数 合 計 21年 1480世帯 22年 3221世帯 23年 3851世帯 8552世帯

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7 市民の健康被害軽減対策の推進

~指定理由~ 平成 21 年 4 月に豚インフルエンザ感染患者が海外で確認され、その後、国内で感染が 確認されたことに伴い、武蔵野市では、平成 21 年 5 月に「市民安全対策本部」を設置し、 各種対策の徹底と市民への情報提供等、対策の万全を図りました。 今回発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)については、平成 23 年 3 月 31 日 をもって通常の季節性インフルエンザ対策に移行されましたが、東南アジアを中心とする 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が発生した場合には、その毒性は強力で、都民 の約 30%、3,785,000 人の罹患が予想されていることから、新たな発生が危惧されて いる新型インフルエンザとともに、アジア各国をはじめ国内での高病原性鳥インフルエン ザの発生情報等、新たな感染症についても引き続き注視していく必要があります。 また、近年夏季において記録的な猛暑日が続き、熱中症による死亡者が全国で毎年発生 しています。熱中症については、屋外での激しい運動時のみならず、屋内においても発生 していることから、市民に対して熱中症防止に関する情報を提供していく必要があります。 併せて、心肺停止状態となった傷病者に対し、早期に装着することにより救命効果が期待 できる「AED」が社会的に注目されるなか、市の公共施設をはじめ、駅や企業等におい ても設置が促進されています。これらの「AED」を、市民が緊急時に速やかに活用し救 命対応が図られるよう、各企業等の理解と協力を得て、AED設置場所の周知を図ってい く必要があります。 さらに、東日本大震災において東京電力福島第一原子力発電所が損傷し、大気中に放射 性物質が放出されるという事故が発生しました。 以上のことから、新たな脅威となり得る感染症対策や熱中症防止対策等、関係機関との 情報交換や連携を密にし、市民の健康被害を最小限に抑えることが重要であると考えてい ま (1 ① 師会・武蔵野市薬剤師会、武蔵野赤十字病院、多摩府中保健所と意見交 実施しました。 ② むさしの防災・安全メ ン中には、市報等を活 止に関する注意を呼びかけました。 ③ 高齢者支援課や健康課では、熱中症予防のチラシを作成し、高齢者や乳幼児の保護 者等に配布しました。 ④ ホームページや市報等を活用して、AED貸出協力事業所を募集し、協力事業所の 拡大を図りました。 ⑤ 原発事故情報窓口の開設及び放射線に関するプロジェクトチームを立ち上げ、子ど も施設等公共施設 78 か所及び市道の雨水排水桝等での空間放射線量の測定、また、 水道水、土壌、給食食材、プール水、公園及びクリーンセンターでの放射性物質の測 定を実施し、空間放射線量が市独自の基準を超えた場合は低減対策として除染を実施 す。 )平成23年度の活動状況 武蔵野市医 換会を開催し、国及び東京都の動向や最新情報等についての情報交換を 高温注意情報が発令され、熱中症の発生が危惧された場合、 ールにより、注意喚起の情報を提供するとともに、夏季シーズ 用して熱中症防

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⑥ 市道については、市立小学校、幼稚園の通学(園)路の雨水排水桝 34 か所の空間 放射線量を測定した結果、市独自の基準値を超えた箇所はありませんでした。 (2)平成24年度の活動方針 ① 都福祉保健局・保健所及び都総合防災部等と連携し、国内外の新型インフルエンザ や高病原性鳥インフルエンザに関する情報を収集し、必要の都度市民に情報を提供し ていきます。 ② 新型インフルエンザ対策行動計画、新型インフルエンザ対応マニュアルを必要に応 じて見直しを図り、実情に沿った実効性のある計画としていきます。 ③ 東京都新型インフルエンザ保健医療体制ガイドラインに基づき、感染症流行時の医 療確保について検討します。 ④ 武蔵野市医師会、武蔵野市薬剤師会、武蔵野赤十字病院、多摩府中保健所及び武蔵 野消防署と定期的な意見交換会を継続し、国及び東京都、医療機関の最新情報の共有 を図っていきます。 ⑤ 新型インフルエンザ等発生時に備え、感染防止資器材等の備蓄を進めるとともに、 状況に応じて備蓄計画を見直していきます。 ⑥ 新型インフルエンザの基礎知識、感染防止対策の最新状況及び家庭での備蓄品等に ついての情報を、市報やホームページ等を活用し広報活動を継続します。 新型インフルエンザに関する研修会等を計画的に実施します。 業務のBCP(業務継続計画)を、常に変化する状況に対応できるよう適宜 更新を行います。 ⑨ 気象庁から高温注意情報が発令され、熱中症の発生が危惧された場合、むさしの防 災・安全メールにより、注意喚起の情報を提供していきます。 ⑩ 熱中症が発生する季節の前には、市報等を活用して熱中症防止に関する情報を提供 していきます。 ⑪ 市設置AEDの維持管理を適切に実施していくとともに、A ED貸出協力事業所の募集をホームページ等を活用して実施 し、市民が緊急時に速やかに活用できるよう、協力事業所の拡 大を図っていきます。 ⑫ 市民が緊急時にAEDを速やかに活用できるよう、市民を対 象とした救急法やAEDの講習会を関係機関との連携のもと 計画的に実施します。 ⑬ 市民生活に影響を及ぼす放射性物質に関する対策については、空間放射線量の測定 等を継続し、必要に応じて除染などの低減対策を実施するとともに、測定結果につい てはホームページ等で公表し、市民の不安を払拭していきます。 ⑦ ⑧ 市役所 ~感染予防対策~ 【手洗い・うがいの励行】 手洗いは石鹸を用いて最低 15 秒以上行い、清潔な布やタオル等 で十分に拭き取りましょう。うがいの励行も忘れずに! 【咳エチケット】 咳やくしゃみの症状がある時はマスクをしましょう。

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