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(1)

「特定健診・特定保健指導

の現状と課題について」

厚生労働省健康局総務課

生活習慣病対策室

栄養・食育指導官

(2)

医療制度改革法の概要

医療制度改革法の概要

医療制度改革法の概要

【良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等

の一部を改正する法律】

①都道府県を通じた医療機関に関する情報の公表制度の創設など情 報提供の推進 ②医療計画制度の見直し(がんや小児救急等の医療連携体制の構築、 数値目標の設定等)等 ③地域や診療科による医師不足問題への対応(都道府県医療対策協 議会の制度化等) ④医療安全の確保(医療安全支援センターの制度化等) ⑤医療従事者の資質の向上(行政処分後の再教育の義務化等) ⑥医療法人制度改革 等

【健康保険法等の一部を改正する法律】

①医療費適正化の総合的な推進 ・医療費適正化計画の策定、保険者に対する一定の予防健診の義 務付け ・保険給付の内容、範囲の見直し等 ・介護療養型医療施設の廃止 ②新たな高齢者医療制度の創設(後期高齢者医療制度の創設、前期 高齢者の医療費にかかる財政調整) ③都道府県単位の保険者の再編・統合(国保の財政基盤強化、政管 健保の公法人化等) 等

1.安心・信頼の医療の確保と予防の重視

(1)患者の視点に立った、安全・安心で質の高い医療 が受けられる体制の構築 ・医療情報の提供による適切な選択の支援 ・医療機能の分化・連携の推進による切れ目のない 医療の提供(医療計画の見直し等) ・在宅医療の充実による患者の生活の質(QOL)の 向上 ・医師の偏在によるへき地や小児科等の医師不足 問題への対応 等 (2)生活習慣病対策の推進体制の構築 (2)生活習慣病対策の推進体制の構築 ・「内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)」の概 念を導入し、「予防」の重要性に対する理解の促 進を図る国民運動を展開 ・保険者の役割の明確化、被保険者・被扶養者に 対する健診・保健指導を義務付け ・健康増進計画の内容を充実し、運動、食生活、喫 煙等に関する目標設定 等

2.医療費適正化の総合的な推進

(1)中長期対策として、医療費適正化計画(5年計画) において、政策目標を掲げ、医療費を抑制(生活習 慣病の予防徹底、平均在院日数の短縮) (2)公的保険給付の内容・範囲の見直し等(短期的対 策)

3.超高齢社会を展望した新たな医療保険制度

体系の実現

(1)新たな高齢者医療制度の創設 (2)都道府県単位の保険者の再編・統合

医療制度改革大綱の基本的な考え方

医療制度改革大綱の基本的な考え方

(3)

注:国民所得は、内閣府発表の国民経済計算(2004年12月発表)による 11.7 11.7 11.7 11.2 11.8 10.9 10.3 9.7 8.9 8.2 7.5 4.1 8.6 6.6 6.1 6.9 7.2 7.4 7.4 7.8 8.2 8.0 8.4 8.6

0

5

10

15

20

25

30

35

40

60

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

(兆円)

16.0

24.4

25.8

27.0

28.5

28.9

29.6

30.7

老 人 医 療 費 (兆円)

国民医療費の国民所得に対する割合(%)

25.4%

30.6%

31.6%

33.1%

34.2%

35.5%

36.8%

38.4%

国 民 医 療 費 (兆円)

年度

37.2%

37.5%

30.1

31.1

(%)

31.0

37.9%

60 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 国民医療費 6.1 3.8 5.9 4.5 5.6 1.6 2.3 3.8 ▲1.8 3.2 ▲0.5 1.9 老人医療費 12.7 7.4 9.5 9.3 9.1 5.7 6.0 8.4 ▲5.1 4.1 0.6 ▲0.7 国民所得 7.4 ▲0.1 1.4 0.1 3.3 1.2 ▲3.1 ▲1.6 1.5 ▲2.8 ▲1.7 1.8

国民医療費等の対前年度伸び率(%)

○我が国の国民医療費は国民所得を上回る伸びを示している。

○特に老人医療費の伸びが著しい。

・被用者本人 2割負担へ 引上げ ・外来薬剤一 部負担導入 ・診療報酬・ 薬 価等の 改定 ▲1.3% ・介護保険制度 が施行 ・高齢者1割負担 導入 ・診療報酬・ 薬価等の改定 ▲2.7% ・高齢者1割 負担徹底 ・食事療養 費制度の 創設 ・老人一部負担 金の引上げ (外来900円/月 →1000円/月、 入院600 円/日 →700 円/日) ・老人一部負担金の 物価スライド実施

31.5

・被用者本人3 割負担へ 引 上げ

36.9%

医療費の動向

(4)

生活習慣病の医療費と死亡数割合

生活習慣病は、国民医療費の約3割を占め、死亡数割合では約6割を占める。

(注)国民医療費(平成15年度)、わが国の慢性透析療法の現況(2003年12月31日)等により作成 (注)人口動態統計(平成15年)により作成

医療費(平成15年度)

生活習慣病・・・10.2兆円

死因別死亡割合(平成15年)

生活習慣病・・・61.0%

その他

21.3兆円

国民医療費 31.5兆円

その他

39.0%

糖尿病(糖尿病の合併症を含む) 1.9兆円 脳血管疾患 2.0兆円 虚血性心疾患 0.8兆円 高血圧性疾患 2.8兆円 悪性新生物 2.8兆円 悪性新生物 30.5% 虚血性心疾患 15.7% 脳血管疾患 13.0% 糖尿病 1.3% 高血圧性疾患 0.5%

生活習慣病は、国民医療費の約3割を占め、死亡数では、約6割を占める

(5)

年齢階級別受療率(主として生活習慣病に分類される疾患について)

0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000     0 歳   1 ~  4   5 ~  9 10 ~ 14 15 ~ 19 20 ~ 24 25 ~ 29 30 ~ 34 35 ~ 39 40 ~ 44 45 ~ 49 50 ~ 54 55 ~ 59 60 ~ 64 65 ~ 69 70 ~ 74 75 ~ 79 80 ~ 84 85 ~ 89 90 歳以上 ( 人 口 十 万 対 受 療 率 ) その他の傷病 ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織 の疾患(関節症など) Ⅸ 循環器系の疾患(高血圧 性疾患、虚血性心疾患、脳梗 塞など) Ⅳ 内分泌、栄養及び代謝疾 患(糖尿病など) Ⅱ 新生物 (入院) 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 ( 人 口 十 万 対 受 療 率 ) その他の傷病 ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織 の疾患(関節症など) Ⅸ 循環器系の疾患(高血圧 性疾患、虚血性心疾患、脳梗 塞など) Ⅳ 内分泌、栄養及び代謝疾 患(糖尿病など) Ⅱ 新生物 (外来) (注)「患者調査」(平成14年)により作成(推計患者数は人口10万人対で表した数字)

年齢階級別受療率

(主として生活習慣病に分類される疾患について)

(6)

8.2 8.6 3.1 16.3 21.3 12.1 0.5 10.5 11.3 9.8 8.7 1.2 2.4 2.2 7.1 0 20 40 60 80 100 総数 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上 (再掲)40-74歳 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予備群と考えられる者(腹囲≧90cm+項目1つ該当) メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者(腹囲≧90cm+項目2つ以上該当) [%] 女性 25.1 27.1 14.1 26.3 28.6 24.4 5.7 2.6 21.2 27.1 27.6 23.5 8.8 22.0 25.7 24.3 0 20 40 60 80 100 総数 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上 (再掲)40-74歳 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予備群と考えられる者(腹囲≧85cm+項目1つ該当) メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者(腹囲≧85cm+項目2つ以上該当) [%] 男性

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)該当者・予備群の状況

(厚生労働省 平成18年国民健康・栄養調査結果)

40~74歳については、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンド

ローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者(該当者)又は予備群と考えられる者であり、

該当者数

約960万人

予備群者数 約980万人

併せて 約1,940万人

と推定される。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち2つ以上の項目に該当する者 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予備群と考えられる者 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち1つに該当する者

(7)

○糖尿病

:強く疑われる人 820万人/可能性が否定できない人 1050万人

○高血圧症 :有病者 3970万人/正常高値血圧者 1520万人

例えば、糖尿病が強く疑われる人は9年間で130万人(約19%)増加、

可能性が否定できない人を加えると500万人(約36%)増加している。

生活習慣病有病者の状況

生活習慣病有病者の状況

生活習慣病有病者の状況

690740 820 680 880 1050 1,370 1,620 1870 0 300 600 900 1,200 1,500 1,800 2,100

H 9(1997)

H14(2002)

H18(2006)

糖尿病が強く疑 われる人 糖尿病の可能 性が否定でき ない人 糖尿病が強く疑われる人と糖 尿病の可能性が否定できない 人との合計 参考)糖尿病実態調査、国民健康・栄養調査 万人

(8)

・糖尿病 :

強く疑われる人

820万人

可能性が否定できない人

1,050万人

合 計

1,870万人

・高血圧症:

有 病 者

3、970万人

正常高値血圧

1,520万人

合 計

5,490万人

・脳卒中 :死亡者数

13万人/年

・心筋梗塞:死亡者数

5万人/年

総合的な生活習慣病対策の実施が急務

総合的な生活習慣病対策の実施が急務

→ 短期的な効果は必ずしも大きくないが、中長期的には、 健康寿命の延伸、医療費の適正化等への重要なカギとなる。 生活習慣病対策実施による 老人医療費の適正化(イメージ) 年齢 疾病の リ ス ク 要因 ( 介 入 可 能 ) 1 人 当 た り 医 療 費 発症水準 健康増進 重症化抑制 老人医療費 の適正化 発症抑制 加 齢

肥満者の生活習慣病の重複の状況

(粗い推計) 糖尿病 高血圧症 高脂血症 (H14糖尿病実態調査を再集計) 肥満に加え、糖尿病、高血圧症、高脂血症が・・・ いずれか1疾患有病 約47% いずれか2疾患有病 約28% 3疾患すべて有病 約 5% 肥満のみ 肥満のみ 約20% 例えば糖尿病では、5年間で「強く疑われる人」・ 「可能性が否定できない人」の合計が、1.4倍の増加 生活習慣の変化や高齢者の増加等によって・・・ → 生活習慣病の有病者・予備群が増加 生活習慣病の現状 (粗い推計)

生活習慣病の現状

(9)

* 一部の病気は、遺伝、感染症等により発症することがある。

不健康な生活習慣

・不適切な食生活 (エネルギー・食塩・ 脂肪の過剰等) ・運動不足 ・ストレス過剰 ・飲酒 ・喫煙 など

内臓脂肪症候群

としての生活習慣病

・肥満症 ・糖尿病 ・高血圧症 ・高脂血症 など

重症化・合併症

・虚血性心疾患 (心筋梗塞、狭心症) ・脳卒中 (脳出血、脳梗塞等) ・糖尿病の合併症 (失明・人工透析等) など

生活機能の低下

要介護状態

半身の麻痺 日常生活に おける支障 ・ 認知症 境界領域期

生活習慣病とは

・肥 満 ・高血糖 ・高血圧 ・高脂血 など ○ 「不健康な生活習慣」の継続により、「予備群(境界領域期)」→「内臓脂肪症候群としての生活習慣病」→「重症化・合併症」→「生活機能の低下・要介護状態」へと段階的に進行していく。 ○ どの段階でも、生活習慣を改善することで進行を抑えることができる。 ○ とりわけ、境界領域期での生活習慣の改善が、生涯にわたって生活の質(QOL)を維持する上で重要である。 ・ ・ ○

内臓脂肪症候群としての肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症及びこれらの予備群

自覚症状に乏しく日常生活に大きな支障はないが、健診で発見された後は、基本となる生活習慣の改善がなされないと・・・ ○

脳卒中

虚血性心疾患(心筋梗塞等)

その他重症の合併症(糖尿病の場合:人工透析、失明など) に進展する可能性が非常に高い。 ○

がん

がん検診や自覚症状に基づいて発見された後は、生活習慣の改善ではなく、手術や化学療法などの治療が優先される。 → がん検診の普及方策やがん医療水準の均てん化等、「早期発見」、「治療」といったがん対策全般についての取組が別途必要。 など

予備群

* 喫煙により・・・ ・動脈硬化の促進→脳卒中や虚血性心疾患の ・がん(肺がん・喉頭がん等)の

不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気

発症リスク増大 発症リスク増大

生活習慣病予防の重要性

(10)

標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)

• 健診の標準化

– 健診項目、判定基準の標準化により保健指導の対象者を客観的

に絞り込むことができる

– 健診データの電子的提出様式を標準化

• 保健指導の標準化

– 階層化基準の標準化により保健指導の対象者に優先順位をつけ

ることができる

– アウトソーシング基準により質の高い実施体制を確保

– 保健指導データの電子的提出様式を標準化

• データ分析・評価の標準化

– 保健指導の成果を客観的に評価できる

(健診データの改善、リスクの減少、該当者・予備群の減少等)

– 保健師・管理栄養士等の仕事を客観的に評価することができる

(11)

・不適切な食生活

・運動不足

・ストレス過剰

・睡眠不足

・飲酒

・喫煙

など

・肥満

・高血圧

・脂質異常

・高血糖

・心疾患

(心筋梗塞、狭心症)

・脳

血管疾患

(脳出血、脳梗塞)

・糖尿病による人工透析

・網膜症による失明

・肥満症

・高血圧症

・高脂血症

・糖尿病

【生活機能の低下

要介護状態】

【死亡】

健康づくりに関する

普及・啓発

保健指導

(発症予防の取組)

・ 生活習慣(食事・運動・ 禁煙 等)の改善指導

保健指導・医療

(重症化予防の取組)

・ 受療促進 ・ 適切な治療と生活習慣 (食事・運動・禁煙等)の 改善指導

【境界領域期】

(又は メタボリックシンドローム予備群)

【生活習慣上の問題】

・ 要介護

・ 死亡

【重症化・合併症】

【 生活習慣病発症】

(又は メタボリックシンドローム該当者)

リスクから生活習慣病への進展と、各段階における支援サービス

(12)

保健指導対象者の選定と階層化

追加リスク

④喫煙歴

①血糖 ②脂質 ③血圧

40-64歳

65-74歳

≧85cm(男性)

≧90cm(女性)

2つ以上該当

積極的支援

動機付け支援

1つ該当

あり

なし

動機付け支援

上記以外で

BMI≧25

3つ該当

積極的支援

動機付け支援

2つ該当

あり

なし

動機付け支援

1つ該当

<参考1:追加リスクの判定基準>

①血糖

空腹時血糖100mg/dl以上 又は HbA1cの場合 5.2% 以上

②脂質

中性脂肪150mg/dl以上 又は HDLコレステロール40mg/dl未満

③血圧

収縮期血圧130mmHg以上 又は 拡張期血圧85mmHg以上

<参考2:治療中の者の取扱い>

糖尿病等に対する服薬治療を受けている者については、医療機関において継続的な医学的管理の一

環として生活習慣の改善に係る指導が行われることが適当であるため、特定保健指導の対象としない。

(13)

特定健診・保健指導の基本的な流れ

z健診結果 (内臓脂肪 症候群に係 るリスクの 数) z質問票(治 療歴、喫煙 その他生活 習慣など) z生活習慣 上の課題 の有無とそ の内容 等 動機付け支援 生活習慣の改善に 対する個別の目標 を設定し、自助努力 による行動変容が可 能となるような動機 づけを支援 積極的支援 準備段階にあわせ て個別の目標を設 定し、具体的で実現 可能な行動の継続 を支援

特定健康診査

階層化 (保健指導対象者の選定)

特定保健指導

年次計

画の設

評価

z対象者 毎での 作成 z健診結 果と詳 細な質 問票で 行動変 容の準 備状態 を把握 対象者毎の 評 価( 6ヵ 月 後 の 終 了 時 評 価) 40ー 74歳の 全 加 入 者 (被 扶 養 者含む ) リス ク が 重 な り だ し た段 階 リス ク が 出 現 し 始 めた 段 階 リス ク が 未出現の 段階 z年間実施 予定(実 施量・内 容・委託 先等)の 設定 z特定健康 診査等実 施計画(5 年計画) の毎年度 の点検・ 補正 治療(保健指導の枠外) 情報提供 支援計 z生活習慣病 の特性や生 活習慣の改 善に関する 基本的な理 解を支援 z健診結果の 提供に合わ せて、全員 に個別の ニーズ、生 活習慣に即 した情報を 提供 ○アウトプット(事 業実施量)評価 ⇒実施回数や参 加人数等 ○アウトカム(結 果)評価 ⇒糖尿病等の有 病者・予備群の減 少率、保健指導 効果 ○プロセス(過程) 評価 ○健康度の改善 効果と医療費適 正化効果 等

(14)

• アウトカム評価(最終目標の評価)

• パフォーマンス評価(最終目標につながる過程での

プログラムの効果を評価)

• プロセス評価(プログラムの実行そのものを評価)

保健指導効果の評価

(15)

ハイリスクアプローチ

•健診・保健指導事業の企画、立案、評価

健診・保健指導データとレセプトを突合したデータの分析を

行うことにより計画作成および予防事業の効果を評価できる。

•行動変容につながる保健指導

対象者が代謝等の身体のメカニズムと生活習慣 との

関係を理解し、生活習慣の改善を自ら選択し、行動変容

につなげることができる。

(16)

行動変容のために具体的に何をどうすればよいかを選択できるための教材例

アセスメントシート

○主観的アセスメント ○客観的アセスメント ・身体状況 ・食事 ・身体活動、運動

プランニングシート

プランニングシート

基本ツール

基本ツール

展開ツール

(必要に応じて使用)

展開ツール

(必要に応じて使用) ○摂取エネルギー量一覧 ・料理 ・菓子 ・アルコール

食生活

○摂取エネルギー量一覧 ・料理 ・菓子 ・アルコール

食生活

○無理なく内臓脂肪を減らすために ~運動と食事でバランスよく~ ○私の目標

モニタリング

モニタリング

評価(健診)

評価(健診)

アセスメントへ

生活活動・運動

○消費エネルギー量一覧 ・生活活動 ・運動

生活活動・運動

○消費エネルギー量一覧 ・生活活動 ・運動

生活活動・運動

○1日に何歩歩いているでしょうか ○歩き方のポイント ○歩数計・活動量計を活用しよう ○目標心拍数を計算しよう ○ストレッチ体操 ○トレーニング一覧表

生活活動・運動

○1日に何歩歩いているでしょうか ○歩き方のポイント ○歩数計・活動量計を活用しよう ○目標心拍数を計算しよう ○ストレッチ体操 ○トレーニング一覧表

たばこ

○喫煙の健康影響 ○たばこの害を知っていますか?

たばこ

○喫煙の健康影響 ○たばこの害を知っていますか?

歯科

○「歯周病」は糖尿病の第6番目の合併症 ○あなたは何回噛んでいますか ○歯の健康とメタボリックシンドローム

歯科

○「歯周病」は糖尿病の第6番目の合併症 ○あなたは何回噛んでいますか ○歯の健康とメタボリックシンドローム

食生活

料理レベル ○丼もの どんな組合せで選ぶ? ○ファーストフード どんな組合せで選ぶ? ○ラーメン どんな組合せで選ぶ? ○野菜350gの目安 ○果物200gの目安 食品・栄養素レベル ○油 ○食塩 ○ビタミン、ミネラル、食物繊維 ○コレステロール、プリン体

食生活

料理レベル ○丼もの どんな組合せで選ぶ? ○ファーストフード どんな組合せで選ぶ? ○ラーメン どんな組合せで選ぶ? ○野菜350gの目安 ○果物200gの目安 食品・栄養素レベル ○油 ○食塩 ○ビタミン、ミネラル、食物繊維 ○コレステロール、プリン体

〈食事と運動〉

資料構成

(17)

無理なく内臓脂肪を減らすために

~運動と食事でバランスよく~

運動で消費するエネルギー量

7.0 8.0 6.0 3.5 4.0 8.0 4.0 強度 (メッツ) 20分 15分 30分 60分 20分 10分 10分 運動時間 2.3 2.0 3.0 3.5 1.3 1.3 0.7 運動量 (Ex) 40kcal 35kcal 30kcal 25kcal 速歩 170kcal 145kcal 210kcal 210kcal 85kcal 100kcal 80kg 145kcal 130kcal 185kcal 185kcal 75kcal 85kcal 70kg 125kcal 110kcal 155kcal 155kcal 65kcal 75kcal 60kg 105kcal 90kcal 130kcal 130kcal 55kcal 60kcal 50kg テニス (シングルス) ランニング 軽い ジョギング ゴルフ 自転車 (軽い負荷) 水泳 体 重 別 消 費 エ ネ ル ギ ー 量 エネルギー消費量は、強度(メッツ)×体重×時間(h)×1.05の式から得られた値か ら安静時のエネルギー量を引いたものです。全て5kcal単位で表示しました。

運動で消費するエネルギー量

7.0 8.0 6.0 3.5 4.0 8.0 4.0 強度 (メッツ) 20分 15分 30分 60分 20分 10分 10分 運動時間 2.3 2.0 3.0 3.5 1.3 1.3 0.7 運動量 (Ex) 40kcal 35kcal 30kcal 25kcal 速歩 170kcal 145kcal 210kcal 210kcal 85kcal 100kcal 80kg 145kcal 130kcal 185kcal 185kcal 75kcal 85kcal 70kg 125kcal 110kcal 155kcal 155kcal 65kcal 75kcal 60kg 105kcal 90kcal 130kcal 130kcal 55kcal 60kcal 50kg テニス (シングルス) ランニング 軽い ジョギング ゴルフ 自転車 (軽い負荷) 水泳 体 重 別 消 費 エ ネ ル ギ ー 量 エネルギー消費量は、強度(メッツ)×体重×時間(h)×1.05の式から得られた値か ら安静時のエネルギー量を引いたものです。全て5kcal単位で表示しました。

(18)

○医療関連データ等を分析し(医療費データ(レセプト等)と健診データの突合 分析

等)、対象集団の健康課題を見出した上で、

優先課題

を選定できる。

○選定された優先課題から目標設定ができ、事業計画が立てられる。またハイリスク

アプローチとポピュレーションアプローチの相乗効果をねらった事業計画を考えること

ができる。

○健診・保健指導に関する社会資源を活用した実施体制が構築できる。また地域に

必要な社会資源の開発ができる。

○評価指標となるデータの分析から、事業等の効果を評価でき、評価結果を次年度

企画・立案

につなげることができる。

○健診・保健指導を委託する場合には、費用対効果が高く、結果の出せる事業者を

選択し、医療保険者として健診・保健指導の継続的な質の管理ができるよう、適切な

モニタリングや評価

ができる。

○保健指導の質を確保するための

研修企画、人材育成

ができる。

医療保険者は、国が策定する特定健康診査等基本指針に即し、特定健康診査等実施計画を

策定する。その際、保健師、管理栄養士等は、その企画・立案に積極的に参画する。

保健指導担当者が有すべき資質

①健診・保健指導事業の

企画・立案・評価能力

(19)

保健指導担当者が有すべき資質

○内臓脂肪症候群・検査データ・生活習慣との関連及び糖尿病等の予防に関連する最新の知

見を十分に理解した上で、対象者に健診結果を読み解き、それが意味する身体変化、またその

生活習慣との関連を

わかりやすく説明

できる。

○健診結果や質問項目等で得た情報(ライフスタイル、健康観など)から

対象者のアセスメント

ができる。

○対象者の健康観を尊重しつつ、前向きな自己決定を促すため、健診結果と自分の生活習慣

を結びつけて考えることができるような説明を行った上で、どこをどのように改善すればよいのか

具体的な方策を対象者と共に考え、行動変容につながる支援ができる。

○対象者への保健指導レベルごとに生活習慣の改善状況の分析・評価を行い、その結果からさ

らに効果的な

保健指導方法を創意工夫

できる。

○科学的根拠に基づいた

適切な学習教材の開発

ができ、対象者の理解度に合わせて適切に使

い分けることができる。

医療保険者自らまたはアウトソーシング先において実際の保健指導に携わる保健師、管理栄養

士等は、対象者に健診結果と生活習慣の関連をわかりやすく説明し、確実に行動変容につなが

る保健指導を行う。

②行動変容につながる保健指導能力

(20)

ハイリスクアプローチ

リスク

頻度

ーシ

ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチ

(21)

食育国民運動

優れた事例

・収集

・評価

・啓発

地域社会

○ 各地域・団体の特徴を活かした多彩 な実践活動(食生活改善推進員の ボランティア活動等) ○ 管理栄養士、保健師等による実践の支援

地域社会

○ 各地域・団体の特徴を活かした多彩 な実践活動(食生活改善推進員の ボランティア活動等) ○ 管理栄養士、保健師等による実践の支援 ① 健康日本21の目標項目(9分野70項目)は日常生活で意識し実践するには数が多過ぎること ② 健康日本21の目標達成に向けた効果的なプログラムやツールの展開が不十分なこと ③ 普及啓発が行政や外郭団体中心であり産業界を含む社会全体の活動に必ずしも至っていないこと ① 健康日本21の目標項目(9分野70項目)は日常生活で意識し実践するには数が多過ぎること ② 健康日本21の目標達成に向けた効果的なプログラムやツールの展開が不十分なこと ③ 普及啓発が行政や外郭団体中心であり産業界を含む社会全体の活動に必ずしも至っていないこと

これまでのポピュレーションアプローチの課題

産業界

○ 社員・家族に対する普及啓発 ○ 社会貢献活動 ○ 経済活動を通じた普及啓発

産業界

○ 社員・家族に対する普及啓発 ○ 社会貢献活動 ○ 経済活動を通じた普及啓発

国民運動について健やか生活習慣

① 重点分野の設定:健康日本21のうち、「運動・食事・禁煙」に焦点 ② ターゲットを明確にした戦略的で効果的な運動の推進:国民運動の着火点として子供の食育に着目 ③ 社会全体を巻込んだ運動の展開:産業界による取組の促進(社員・家族への普及啓発、社会貢献活動・経済 活動の一環として国民運動を推進)、地域・職域の特色を活かした様々な実践活動の促進 ① 重点分野の設定:健康日本21のうち、「運動・食事・禁煙」に焦点 ② ターゲットを明確にした戦略的で効果的な運動の推進:国民運動の着火点として子供の食育に着目 ③ 社会全体を巻込んだ運動の展開:産業界による取組の促進(社員・家族への普及啓発、社会貢献活動・経済 活動の一環として国民運動を推進)、地域・職域の特色を活かした様々な実践活動の促進

早寝早起き朝ごはん国民運動

健やか生活習慣国民運動全国協議会(仮称)

○ 健やかな生活習慣の定着を目指し地域・職域における様々な取組を促進 ・ 普及啓発キャンペーンの展開 *中央行事の開催 ・ 全国の事例を収集・評価・啓発、実践の参考となる情報提供(ホームページ等) ・ 国民運動に参画する企業の登録制度などを検討・推進 ほか

国民運動推進

の中核機関

事例

実践団体・企業等の拡大

活動内容の多様化

産業界も巻込み“健やかな生活習慣”の普及定着を目指す国民運動の展開

・国民への普及啓発 ・科学的知見の蓄積と 情報提供 ・国民運動の基盤整備

・国民への普及啓発 ・科学的知見の蓄積と 情報提供 ・国民運動の基盤整備 各団体、学校、産業界、 地方公共団体、マスコミ 国民運動への主体的参画 各団体、学校、産業界、 地方公共団体、マスコミ 国民運動への主体的参画

事例

(22)

・メタボリックシンドロームは、それぞれの病態が「ひとつの氷山から水面上に出たいくつかの山」

のような状態であり、投薬は「氷山のひとつの山」を削るだけである。

・根本的には

運動習慣の徹底と食生活の改善

等、生活習慣の改善により「氷山全体を縮小する」

ことが必要である。

① 身体活動・運動施策

健康づくりのための運動指針2006 〈エクササイズガイド2006〉 の策定、普及、活用等 ○運動所要量・運動指針の見直し ○ライフスタイルに応じた具体的な エクササイズガイドの策定 ○運動指導の専門家の質の向上 及び普及定着 ○管理栄養士等の運動指導に 関する知識・技術の習得

② 栄養施策

食事バランスガイドの普及、活用 ○何を、どれだけ食べれば良いかを 示す「食事バランスガイド」を活用 した食品関連産業における情報提 供や商品開発 ○管理栄養士等による指導の充実

○食育の国民運動と連携した

取組の推進

③ たばこ対策

禁煙支援マニュアルの策定、 普及、活用等 ○たばこ対策関係省庁連絡会議の 設置による体制の整備 ○20歳代から30歳代の女性を中心 とする禁煙意思を有する者を支援 するマニュアル策定と普及、活用

メタボリックシンドロームの概念の普及定着

食育推進基本計画の目標としても設定

具体的な施策プログラムの提示

「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ

国民運動として生活習慣病対策を推進していくためには、産業界が「食事バランスガイド」 や「エクササイズガイド

2006」や等を広く普及、活用していくことが重要である。

既にスーパーマーケット、コンビニエンスストアやファミリーレストラン等の食品関連産業やフィット

ネス業界、健康関連機器業界などにおいて、健康づくりの観点からの情報提供も広がりつつあり、

こうした関連業界を始めとする幅広い産業界の自主的な取組との一層の連携が不可欠である。

産業界も巻き込んだ国民運動の戦略的展開

健康づくりの国民運動化(ポピュレーションアプローチ)

(23)

22

「特定保健指導」には一定の効果が認められた

一方で、

みえてきた課題

参加率上昇が最大の課題

「情報提供」群からの悪化を減らすことが、今後

の生活習慣病の減少に最も大きな影響を与える

「情報提供」は悪化防止だけでなく、「特定保健

指導」の参加率上昇やリバウンド防止など、被保

険者の感度を上げる役割を有する(&有する必

要がある)

(24)

●肥満症 (特に内臓脂肪型肥満) ●糖尿病 ●高血圧症 ●高脂血症 ●不適切な食生活 (エネルギー・食塩・脂肪の過剰等) ●身体活動・運動不足 ●喫煙 ●過度の飲酒 ●過度のストレス ●半身の麻痺 ●日常生活における支障 ●認知症 ● 肥 満 ● 高血糖 ● 高血圧 ● 高脂血

レベル

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1

1

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2

2

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3

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●虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症等) ●脳卒中(脳出血・脳梗塞等) ●糖尿病の合併症(失明・人工透析等)

レベル

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4

4

レベル

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5

5

生活習慣病のイメージ

厚生労働省生活習慣病対策室 厚生労働省生活習慣病対策室

参照

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