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(土日、祝日、年末年始、日本HP指定休日を除く)HP Elite x3
導入事例①
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
(GDO)
ローカルからクラウドへ、端末にデータを持たせない
HP Elite x3
のシンクライアント活用を推進
ゴルフダイジェスト・オンラインのビジネスの3
本柱は、新品、中古を含むゴルフ用品等販売の リテールビジネス、一般のお客様がゴルフ場の予約ができるゴルフ場ビジネス、そして、ゴルフ関 連のコンテンツを提供するメディアビジネスだ。ゴルフを知ることから、用具を買う&
売る、ゴル フ場の予約、ゴルフを学ぶ、ゴルフを楽しむといったゴルフ関連のあらゆるニーズを満たすべく、 ゴルフの総合ポータルの枠を超え、きめ細かにゴルフライフのサポートを提供する。Elite x3
のパフォーマンスに、パソコンとスマートフォンの置き換えの可能性を見出し、早期に 導入を決定、社員を巻き込んでの評価を進める同社の白尾良氏(経営戦略本部インフラマネジメン ト室長)に話をきいてきた。インフラマネジメントの観点での
検証を終了し、社内評価をスタート
―Elite x3
を導入してみようと思われたきっかけを教えて下 さい。 発売前の段階で日本HPのセミナーでデモを見せてもらいま した。そこで、このデバイスは携帯電話ではなくパソコンだと 言われたんです。携帯電話としても使えますと(笑)。確かに そうかもしれないと思いました。それなら期待できそうだと 考えて導入してみることにしました。まず、10
台を導入し、社 員から希望者を募って使ってもらっています。 それまではWindowsパソコンと
iPhoneの
2台を貸与する
体制で業務を進めていました。ただし、パソコンの持ち出しは 許可制で基本的に禁止です。 トライアルで10名の社員にElite x3を貸し出し、一定期間の のち使い続けたい社員にはそのまま使ってもらい、まだ切り替 えは難しいと判断した社員から返却されたElite x3を次の社員 に貸し出しトライアルをしてもらう、という方法で検証を進め ています。何名かからは返却があり、その理由を確認したとこ ろ、自分の使いたいアプリが使えないからという意見でした。 現在貸与しているiPhoneでは、アプリのインストール等、いっ さいの制限はしていないため、Elite x3ではゲームなど全く同
じアプリが利用できないことに不便を感じるということなの だと思いますが、セキュリティ的にはそのことがかえって功を 奏するかもしれません。 ―年代的はどのあたりに受け入れられたのでしょう。 基本的に会社全体ではBYODで自分の私物デバイスを使っ てもいいというようにしようとしていたのです。特に、年齢 層の高いエグゼクティブな人たちは仕事のデバイスとプライ ベートのデバイスを一台にしたいという気持ちが強いようで す。でも、それに対して若い人たちは二台持ちでいいよといい ます。会社の連絡が入るデバイスと、自分のデバイスを明確に 区別しておきたいのでしょうね。プライベートの時間に仕事 をすることを推奨するわけではないですが、業務時間外や休日 には会社携帯は携帯しない社員も多く、万が一の緊急時に連絡 がつきにくいことになります。働き方改革というのはそのへ んが難しいところです。 続いている評価ユーザーは、いわゆるガジェッターが多いよ うです。おもしろがって、自分なりの使い方のスタイルを見つ け出して使っていますね。標準ブラウザの
Edge
はまったく問題がない
―特徴的な使い方はありますか。 デスクドックを使って外部モニタにつなげばExcelが使える
というのでやってみたのですが、マクロなどは使いませんから 機能的に問題はありません。 標準ブラウザのEdge
は評判がいいですね。デスクドック経 由のContinuum
と外部モニタとでシームレスに使えてストレ スがありません。社内の業務はほとんどブラウザで済みます から、この点は高く評価できると思います。 携帯電話でなくパソコンというから大きな期待をしてしま います。最初にいくつか試練はありましたが、試行錯誤しなが ら乗り越えたら、本当にその通り、パソコンでした。 Elite x3には更なるパフォーマンスを期待しています。Elitex3
は、他社機に比べれば別格に性能が高いのですが、これだけ のことができるとどうしてもさらに欲が出てしまいます。 ―ご自分での使い方を教えていただけますか。 結局、やることはメール処理がほとんどですね。行き帰りの 電車の中でのメールチェックで重宝しています。その一方で、 ノートドックはあまり使いません。ノートドックを使わなく ても、カンタンなExcelのワークシートくらいなら、ちょっと修 正を加えたりするのはElite x3だけでもできます。
社内での勤怠管理などもEdge
でまったく問題ありません。iPhone
でもSafariと
VPNでやっていたことですが、それがそ
のままできるのでiPhone
からの移行の障壁はありません。 今、社内は、Windows 7 から、
Windows 10への移行期で、こ
れまではメール処理にOutlook 2013を使ってきました。OSの
更新を機に、ブラウザでOutlook Web Access(OWA)を使うこ とを推奨するようにしています。Outlookを使うと、ローカル にデータをためすぎる傾向にあることが分かったのです。人に よっては40GB近いキャッシュを貯め込んでいたりします。
自宅のパソコンでもメールを見られるようにするために、以 前からOWA
は許可制で、希望者だけが外から見られるように していたのですが、これを機に、パソコンのOutlookは使わな
いようにさせていく予定です。デバイスローカルにできるだけデータを
置かないためにはどうすればいいか
―ノートパソコンはどのような使われ方をするのでしょうか。 さきほど申し上げたように、基本的にはノートパソコンは持 ち出し許可制です。本当は、ゴルフ場を営業してまわる人たち 全員にパソコンを持たせたいのですが、セキュリティのことを 考えるとなかなかそうはいきません。データが満載のパソコ ンを持ち出されるリスクを考えると、家庭のパソコンで見ても らえる方がいいと考えました。それもある意味でBYODじゃ
ないでしょうか。 また、弊社は育児休暇を取得する女性社員も多く、それも あって人事も環境を整えることに熱心に取り組んでいます。 弊社は育休からの復帰率がほぼ100%なのですが、環境を整 えることでそういった効果にもつながるのだと思います。 実際、この会社ではゴルフをやる時間に働くのが正しいとい うことで、朝早くきて、日が暮れたら帰るというのが基本です。 育休が終わっても、それなら対応できそうじゃないですか。 ―現行のデバイスはどのような規模で貸与されているので しょう。 会社全体で、iPhoneが100
台ちょっとですね。それ以外の 人はガラケーです。基本的に、iPhone
は管理者以上の役職を もつものに貸与しています。若手は通話だけでいいのでガラ ケーですね。彼らは私物のスマートフォンは、それを使って仕事ができるとわかっていても自分の私物は使いません。それ が今の若手の考え方のようです。
―これからの
Elite x3
に期待されることはありますか。ファイルサーバーへのアクセスができるようになると飛躍 的によくなるんじゃないでしょうか。OneDrive for Business などのクラウドストレージサービスを使ってファイルを共有 しようとしているのですが、どうしてもファイルサーバーを 見たくなるんです。その点では、
Windows 10Mobile
から、 社内LANに直接アクセスできるDirect Access
の実装を望み たいところですが、Samba
が使える程度で十分なので、ぜひMicrosoftさん(以下Microsoft)には、より早期に実現していた
だきたいです。 社内のファイルサーバーには会社の情報がほぼ全部入って います。ファイルの利用法について、ありがちなこととしては、 たとえば、週末のトーナメントで数十年ぶりに優勝した選手が いるとするじゃないですか。すると、現場の記者がその場です ぐにファイルサーバーからその人の写真を取り出して、優勝 ニュースのコンテンツに反映したりといったことができます。 クラウドストレージをパソコンと組み合わせて使うと、どう しても同期させてしまうので、ローカルストレージを圧迫しま すし、セキュリティ的にもよくありません。今後は、シンクラ イアントやElite x3への移行も考えてローカルストレージは空 に近いものにしておきたいと考えています。期待が大きいからこそ細かい注文が多くなる
―手厳しいご意見というよりも、期待が多いように感じます。 その通りです。かなりElite x3を気に入っているからこそ、 細かい部分が気になるのです。 デバイスそのもののセキュリティ面では指紋認証と虹彩認 証ができるので安心です。貸与端末は、そのユーザーがプライ ベートなことを含めて何をしてもいいようにしています。実 際、パソコンよりも管理しやすいんですね。個人のアカウント を追加すれば、ゲームも買えるし、コンテンツを購入すること もできます。 ―全社導入のスケジュール感を教えてください。 実は、2019年にシンクライアントと
Elite x3
に完全移行す ることも検討しています。Exchange Serverは、ずっとオンプ レミスで運用してきましたが、それをOffice 365でクラウドに 移行するにはどうすればいいかを考えている真っ最中にElitex3
に出会ったのはタイミングがよかったと言えます。とにか く、会社の方針として、内部には何も持たないということを進 めていきたかった中で、Elite x3
はまさにそれを支えるデバイ スだったのです。 ―Microsoft
のサービスに高い信頼を置かれているように感 じられます。 Microsoftのサービスを採用している背景には、経営層や前 任者の意向が強く反映されています。私自身はそのほかのソ リューションも広く検討したい気持ちもありましたが、今はそ の意向に賛同しています。今のMicrosoftは進化しつつあり、 これからに期待を感じられるからです。 ただ、情報システム分野ではなく、サービスインフラ分野で 考えれば、Windowsサーバーのライセンスは節約可能と考え
ています。弊社の今のサービスインフラのアーキテクチャー は10年近く変わっていないものもあります。次に変えるとき はLinuxに移行することも視野に入れたいと思います。 本音はセキュリティや働き方改革の観点では、全員がElitex3
を持って欲しいと考えています。インフラの整備はメドが たちつつあるので、課題としては、社員への教育のプライオリ ティが高くなってくると思っています。HP Elite x3
導入事例②
日本ロバロ株式会社
オフィスの外での業務を強力に支援
HP Elite x3
による“待たせない”働き方
日本ロバロは、ドイツのエッセンに本社のあるティッセンクルップ(ThyssenKrupp AG
)という 鉄鋼・工業製品メーカーのグループ企業のひとつ。ティッセンクルップ社は、ビジネスをグロー バル展開している企業で、連結対象会社が600
社以上ある巨大な組織であり、その中の一事業とし て、日本ロバロでは、ベアリングを生産している。 ベアリングというと自動車用等の小型な物をイメージするが、同社では建設機械に使われるよ うな大型のベアリングが主力だ。完成したものはほとんど日本国内に納品し、一部を海外に納品 する。そして、材料は日本国内を始め、その他アジア諸国やヨーロッパ等から調達する。今回の取 材で訪問した羽咋工場は、もともと仕入取引先の拠点があったためにこの地を選んで建設された。 日本ロバロはHP Elite x3
の評価導入を開始、社員7
名に配布し、実務での有用性を評価中だ。い ちはやくElite x3
を試用し、すでに業務にフル活用している同社吉田倫功氏(日本ロバロ株式会社 代表取締役CFO
)に、その使い勝手を聞いてみた。標準デバイスとして社員に推奨できる
端末を探して
―吉田様の現在の業務について教えてください。 CFOの立場にいます。客先をまわることはほとんどありま せんが、一部の顧客とは会うようにしています。管轄している のは、人事、経理、総務、IT、調達といったところです。マネジメ
ントとして本国ドイツに行くこともあれば、価格交渉など資材 関係で海外ベンダーさんのところに行くことが多いですね。 販売についても情報共有の為、営業員と出張に同行する事も あります。とにかく出張が多いです。出張旅行のアレンジメ ントは日程だけを伝え、秘書に頼むようにしています。 ―HP Elite x3
を知ったきっかけを教えてください。 正直なところ偶然です。実は、グローバルで認証されてい るパソコンがHP製なんですが、そのモデルの切り替えの話が
あったときに、ホームページをのぞいて見つけたのです。 実は、iPhoneは好ましくないと本社の方では過去にいわれ
ていました。でも使いたいという要望は多いです。そうでな ければAndroidスマートフォンしかなかったわけですが、それ
ではセキュリティ面で不安がありました。 AndroidスマートフォンはOSに今ひとつよい印象がなく、 標準機の選択肢としては候補に挙げられず、社員には自分で好 きなものを選ばせるようにしてきました。そのうちiOSのバー
ジョンがあがりセキュリティが向上したため、役員以外でも使 用が可能となりました。 会社貸与の電話を持っているのは現時点で40名弱でしょう か。社員の2割に相当します。主にメール処理や業務連絡の
通話に使っています。HPとグローバル契約をしている関係上、
標準機ということで、本社にうかがいをたてるときにも、Elite
x3
ならAndroid
端末よりHP
端末の方が好ましいという事情 もあって興味を持ちました。 ―Elite x3
の最初の印象はいかがでしたか? 最初は職員から使い方が分からないなど色々めんどうだと いう不満が出ていました。サイズとしても大きすぎる感じを 持ちました。 ただ、日常的にプライベートで使っているLINEアプリもあ
るし、それに加えて通常の会社の業務がきちんとできます。そ のふたつの要件をクリアできることが分かりました。以前、SAP
を入れたときもそうだったのですが、不満というのはすぐに慣れるものなんです。 結果として、押しつける形になりましたが、配布した社員そ れぞれチャットもすればゲームもするし、使いこなしているよ うです。それに小さいとバッテリももたないことも明白です。 そんなわけで、初期のユーザーの不安はほぼ解消されたかたち です。
コミュニケーションから
ナビゲーションまで多彩な活用
―日々の業務でお使いのIT
インフラについてお聞かせくださ い。Elite x3
との親和性はいかがですか?社内ではSkype for Business、ドイツ本社やシンガポールの リージョンオフィスとはCisco WebExで会議をします。時差 の関係で夜の時間を指定されることが多いですね。グローバ ル企業の宿命です。かといって会社に残って参加するのも帰 宅が困難なので、
Elite x3で出席することが多くなりました。
Ciscoのビデオ会議システムWebExも使ってみました。本 社側がオーナ権限を持っているのでセッティングについて は本社任せです。音声は基本的に電話回線を使い、画面はWebExという環境です。事前に用意した
PowerPointの資料
を本社に送っておき、それをプレゼンするという段取りです。 また、Microsoftの
Office 365
で提供されるクラウドスト レージサービスOneDrive for Businessに置いた年次資料でプ レゼンするなどしたら、ドイツの役員からは自分たちより進ん でいるといわれましたし、中国出張のときには珍しがられもし ました。ただ、クラウドストレージの利用については、組織の クラウドポリシーとの兼ね合いで、これからいろいろと運用を 考えていく必要があります。 ―Elite x3
で使う各種アプリについて、お使いいただいていか がでしたか? 地図アプリについては、休みの日に使ってみました。自宅か ら山手線某駅前のスポーツジムまで5.5
キロ歩き、プールで1
時間泳いで、さらにそのあと数 駅先まで歩いて、といった行程 です。ナビゲーションさせてい る間、ずっと画面はオンのまま です。方向音痴なので、地図が あっても、自分がどっちを向い ているかが分からなくなるので すが、Elite x3では問題なく目的
地にたどり着けました。精度 は問題ありませんでした。 iPhoneでは長時間ナビを使 うと熱くなるし、バッテリがも たないですね。でも、Elite x3
だと画面も大きいし、熱くなっ たりはしません。バッテリ消 費もほとんどありません。で すから、画面をずっとつけっぱ なしで、自分の知らない裏通り を歩くようなときでも安心で す。地図環境については満足しています。乗換案内アプリに ついては、今まで使ってきたアプリの利便性に匹敵するものを 探しているところです。そのほか、International SOS
アプリhttp://www.internationalsos.co.jp/といって、
GPS
をオンに して海外出張において現地のテロ情報や災害情報が入手でき るアプリの起動が海外出張の際に義務付けられていますが、こ のアプリもサポートされていましたので、iPhone
からElite x3 への移行のハードルは低くなりました。いつでもどこでもできるために
承認作業がスピーディーに
―Elite x3
を使う前はどのような環境だったのでしょうか。 もともと会社からiPhoneを支給されていて、それを使ってい ました。社内の出張や交際費について、社内のイントラネット で電子承認するような作業が必要なのですが、出張旅費精算な どはiPhoneではできませんでした。つまり、基本的にパソコン を使えない時間にはそういう仕事ができなかったわけです。 ですから、モバイルルータを別に持ってパソコンと組み合わ せることで業務をこなしていたのですが、Elite x3の
Edge
ブ ラウザでは、まったく問題なく作業ができました。Elite x3で はVPNに接続し、パソコンを開くことなく申請の承認ができ ました。 1日の中で、こうした稟議をすぐに承認しなければならない ものが7∼8件あります。実際、パソコンを使っていたときは、
承認の依頼があってから1時間かかることが多かったんです。 というのも、パソコンを使うには、座れる環境も必要じゃない ですか。そうなると電車の中、新幹線など場所が限られてきま す。海外出張中などはさらに待たせてしまうことになります。 ところが今は、空港内の連絡バスに乗っていたとしても、 立ったままでもサッと承認できるようになりました。メール に気がついたらすぐに承認ができます。承認がスピーディー にできるようになったのはとても助かっています。 ―メール環境を含めてOffice 365
に移行されたのですね。 メールはExchange
を使うようになりました。現在はドメ インの関係で転送処理をしていますが、iPhoneでメールを
チェックできても、結局パソコンのOutlook
を開いていたの で、短い出張だからパソコンはいらないというわけにもいきま せんでした。ところが、Elite x3を持ち歩くようになってパソ
コンを持たないで出張するようなこともできるようになりま した。 iPhoneで は 標 準 の メ ー ル ア プ リ、Elite x3
で は 標 準 のOutlook
を 使 っ て い ま す が、今 後 はOutlook
に 統 一 し て、Exchange
メインで運用しているドイツ本社の環境を日本で も展開していく予定でいます。海外出張時に役立つデュアル
SIM
による
DSDS
―モバイルに不可欠のバッテリ運用時間についてはいかがで したか? バッテリでの駆動時間にも満足しています。先日、中国出張 にいったときには、Elite x3でのデータ通信に加えて、モバイル
ホットスポット機能を使ってテザリングしてiPhone
をつない でいましたが、それでも丸一日バッテリが保ちます。 一度、うっかり夜中に充電をするのを忘れ、朝に85%だった
バッテリが、9時頃から活動を始めてそのまま夜の9
時になっ てテザリングオンの状態で10%くらいでした。これなら十分
です。 ―Elite x3
のハードウェア自体について、感想をお聞かせくだ さい。 デュアルSIM
が重宝しています。中国出張のために、現地ス タッフとキャリア直営店に行き、中国の最大手キャリア中国移 動の回線を契約しました。頻繁に訪れる国なので、空港に売っ ているSIMカードは値段も高いし、利用期限制限もありますか
ら不便です。普通にプリペイドで契約すれば、一か月あたり数GB
くらいで、SMS、音声もカバーするプランが、それほどコス
トをかけずに手に入ります。日本にいる今もSIM
は入れっぱ なしで、現地に到着したときにデータ通信に使うSIMを切り替
えるだけなので手軽です。 日本のキャリアの国際ローミングは、一か月に半分くらい海 外出張という状況だとものすごく高額になってしまいます。 以前は、キャリアから問い合わせの電話があったくらいです。 これから先も海外出張は続きます。中国に加えて他の国の現 地SIMも調達するつもりです。
―今後についての展望を教えてください。 Microsoft SharePointも 活 用し た い と 考 え て い ま す。 ま た、各種取引先工場などで、仕上がり品を動画撮影し、それをOneDriveに入れてスピーディーに情報共有していきたいです。
Elite x3によりいつでもどこでも仕事ができるようになるわ けですが、個人的な理想のワークスタイルとして、日本が休日 で海外が平日のようなときでも、柔軟に対応できるような環境 が得られることを期待しています。実際、Elite x3
を使い始め て、自宅にはパソコンを持ち帰らなくなりました。 あとは、会社の会議室ですが、ドッキングステーションがあっ てパソコンを装着すれば、すぐにプレゼンテーションなどを始 めることができます。機会を見て、Elite x3
だけ持参すれば業 務ができるようデスクドックを設置しようと考えています。 いずれにしても、管理職としての私の働きかたも他の従業員 の働き方も、大事なことは人を待たせないことと考えていま す。それを第一に考えるとオフィス内ではパソコンを使い、常 時接続ができるデバイスとしてスマートフォンを使うのは理 にかなっています。普通の携帯電話だとできることが限られ ていますから。オフィスにいない時にも仕事をしろ、というこ とではなく、業務のスキマの時間を使って片付けられる仕事を どんどん片付けて欲しいと考えています。 Elite x3は、シャツの胸ポケットに入れるときに少し大きく 感じることがある以外は短所が見つからないくらい気に入っ ています。現在はドメインのファイルサーバーにアクセスで きないですが、そのあたりは、今後のOS
のアップデートで改良 されていくことを期待しています。 また、今後はバーコードジャケットの採用も検討しElite x3
の活用の幅を広げていくことも検討しています。HP Elite x3
導入事例③
地方公共団体森町
(
北海道渡島総合振興局茅部郡
)
BCP
の実現を目指し、
IT
基盤をクラウドに移行、
HP Elite x3
を移動支所としても活用
函館から約50
キロ、JR
特急電車で約40
分の距離にある森駅。森町の役場庁舎の玄関口となる 駅だ。 現在の森町は、2005
年に古くから文化・地理的にも結びつきが強かった旧森町と旧砂原町とが 合併して誕生した。気候は盛夏でも30
℃を超えることはまれで、厳冬でもマイナス15
℃まで下が ることはなく、北海道でも温暖な地として知られている。 また、森町は駅弁の全国区で人気の「いかめし」でも知られる町だ。その森町がIT
推進の面でも 全国区になった。地方自治体として早期にMicrosoft
のOffice 365
を採用、自治体内のIT
化をク ラウドに依存するという英断をくだしたのだ。 そして、Elite x3
もまた、そこで使われるデバイスの重要な候補として運用が始まっている。同 町山形巧哉氏(北海道森町役場総務課情報管理係係長)に、その運用の実際をきいてきた。BYOD
推進を視野に入れた
オールインワン端末として
Elite x3
を選択
―なぜ、Elite x3
を選ばれたのですか 実は、もともと日本HPとは庁内の仮想環境を構築したと
きからそのパートナーシップがスタートしています。町ではBCPのためにスマートフォンやクラウドを活用し、
ITのコスト
を削減するためにOffice 365の導入や、仮想環境の活用を続け
てきました。それに加えて業務効率向上のためにBYODも視 野にいれた施策を推進しています。 これらの施策を効率的に運用することができる良い端末が ないかとHPに相談してみたところ、「電話」兼「シンクライア ント」兼「Office365フル活用端末」としてElite x3を紹介さ れたのが最初です。 さきほどBYODを推進していると言った通り、基本的には職 員それぞれが好む端末を利用してもらうことが基本です。で も、よりセキュアで、そしてマウス&キーボードが気軽に使え て、用途によっては外部モニタに接続して大画面表示もできるAll in Oneスマホとしての
Elite x3を森町内で認知させてみた
らどうだろうと思ったのです。そうすれば、選択肢のひとつと してElite x3を選んでもらい、職員にAll in Oneを享受しても
らえます。 ―そもそも自治体職員とモバイルワークというのが結びつき にくいのですが モバイルワークについては、全面的にすべての職員がやって いるというわけではないのですが、総務・広報・商工部門など が私物パソコンや私物携帯電話からOffice 365を利用してい
ます。 自分自身の場合は、Elite x3
に私物SIMを装着し、それに加え てiPhoneを使っています。さらに職場にはMacBookを持ち 込み、インターネット接続や、外部とのメール処理、出張時の作 業などを行います。 業務系メールはiPhoneではなく全てElite x3で読み書きす るようにしています。新幹線移動など出張時には、Elite x3のみ
でメールチェックや、インターネット系書類の確認を行います。 ―そのインターネット系書類というのはどういうことですか。 総務省が自治体情報システム強靭性向上モデルを推進して いるのはご存じの通りです。それに伴って、多くの自治体で同 一ネットワークにあったLGWAN(統合行政ネットワーク)接 続系ネットワークと、インターネット接続系ネットワークを完 全に分離することになり、その作業が完了したばかりです。こ れまでは同一ネットワーク内にあった各種の情報やサービス を別ネットワークに分離したのです。 インフラとしての当町の構成はYammer
が庁内連絡の手 段、インターネット系メールはすべてOffice 365
のExchange サービス、それに加えてSkype for Businessもメッセンジャー
として利用する構想で進めてきました。Office 365
で業務のほとんどを
クラウドベースに移行
―かなり積極的にOffice 365
を活用されているようですね。 当町は、2015年で合併10周年を迎えました。その
10年間
は、IT化の歩みを続けた
10年間でもありました。
合併後は、町内全域オール光ケーブル化を果たし、庁舎と各 施設間はすべて光通信でつながっており、ネットワークの足回 りはしっかりしている方ではないかと思います。 ただ、ネットワーク基盤がしっかりしていても、災害等によ りデータが損失してしまっては意味がありません。 特に東日本大震災後はIT-BCP
をより意識し始めており、当 町は、活火山である駒ヶ岳の麓に位置しておるため、噴火の可 能性もございますし、地震の際には津波の被害も考えられま す。さらに北海道は台風の上陸がほぼ無いと言われていまし たが、昨年は台風の上陸も経験しました。 現在はやはりIT-BCP
の概念を今よりもさらに重要視すべき だと意識しているところです。 そんな中でネットワーク強靭化事業によってネットワーク を分離し、現時点で完全分離してから一か月が経ちました。こ の、インターネット分離により、前から模索していたBYODを
推し進めるべきだと思っています。 セキュリティなどの懸念事項もありましたが、Office 365
の 活用によりセキュリティ部分の不安は払拭できますし、なによ り重要情報はネットワーク分離により完全に守られておりま すので、だったらどんどん私物デバイスの持ち込みを許してい くべきだと考えていたのです。 ―自治体はBYOD
にネガティブだと思っていたのですが、そう ではないのですね。 ネットワークの切り離しによって、LGWAN側については情
報を完全セキュアに、またインターネット側は基本的にオープ ンとなりました。当町はオープンデータへの取り組みも行なっ ておりますので、公開情報であれば、BYOD
も可能だろうと考 えています。 そして、職員の方からBYODにはどういうものがいいのかと
尋ねられたときには、Windows
系の端末を薦めるようにして います。 そ し て 注 目 し て い る の がElite x3
で す。 実 は、Windows
Phoneについては、個人的にデバイスを入手して遊んでいたり
もしていましたが、初めてElite x3を見たときには、以前から比 べるとかなり洗練されているなと感じました。 Elite x3を薦める理由の大きなものとしては、見た目がパソ コンといっしょだからという点があります。デスクトップの 環境とほとんど変わりません。きっとこれからはこれが当た り前になるんだろうと感じます。スマートフォンの範疇で考 えると、今はアプリも少ないのですが、Windows
という選択肢 がスマートフォンにもあるということと、セキュアであること が重要です。Office 365を導入してから、その優位性はすごい と思いました。常に新しくなっていく。昨今のOS
は最新の状 態にしないとセキュリティ上穴だらけですから、その点は圧倒 的なアドバンテージとなります。 いずれにしてもエンドポイントセキュリティは重要です。 だからこそWindows Updateが必要なんです。
職員の可能性を最大限に引き出すために
―姿勢に相当な柔軟性を感じます。民間企業でもそのような ところはなかなかありません。 個人的な意見なのですが、職員はいろんな可能性を持ってい るんじゃないでしょうか。それに対して自治体が何かおしつ けてしまうとガチガチなものになってしまうのは目に見えて います。たとえば、今入ってくる若い子たちはいろんなデバイ スやアプリケーションを使っています。だったら、自治体とし てデータを提供するときのフォーマットは統一するが、作ると きは何でもいいんじゃないかと思うのです。作る道具まで束 縛してしまうと、かえって職員の個性をつぶしてしまうことに なりかねません。ですから、拡張子や形式を指定するだけで、 何を使ってもいいといった方が業務の効率化を図れると考え ています。 情報担当としてはしっかりとしたネットワークを構築した いのはやまやまですが、現代は技術進歩が早く、特に、インター ネット利用を前提としたものは、どこまでやるのかの見極めが 難しい。加えて、スマートフォンも制限できない時代になりつ つあり、であれば使えるものは使ってもらった方が良い時代に なっているのではないかと考えています。 今、事務職員約250名程度のうち20名くらいがBYODの試
用を行なっています。そのうち常時、ノートパソコンを持ち 込んで庁内のLANにつないでいるのは6名くらいでしょうか。
スマートフォンは、現場で利用している職員もいます。 ―どのような使い方をするのでしょうか。 たとえば外回りの職員が道路、倒木、漁港の破損現場の写真 を撮るんです。スマートフォンで撮って個人用のOneDriveに 保存して庁舎に戻ってからそれをダウンロードしてレポート に貼り付けるなんてことは普通にやっています。いわゆるイ ンフラ系の保守ですね。若手職員はすぐにOffice 365の利便 性に気がつき利用を始めました。ただし、感覚的にですが、ギ リギリ40代までの職員の利用という感じとなります。 ―BYOD
としてのパソコンやスマートフォンはどのような使 われ方をしているのでしょう。 職場にBYODでパソコンを持ち込むのは、庁内での業務がす べてシンクライアントを使っているからです。シンクラアン ト一台でLGWAN(統合行政ネットワーク)接続系ネットワー クとインターネット接続系ネットワークを同時に使おうとす ると画面がひとつではやっぱり不便なので、もう一台というわ けです。シンクライアント環境に
Elite x3
を取り込んだら
役所が住民を訪問できるようになった
―Elite x3
のどこに今後の可能性を感じますか。 そもそも、本当は、Office 365を採用するつもりではなかっ
たのですが、調べれば調べるほど、こんなに総合的なソリュー ションが手離れよく構築できるものは無いと思うようになり ました。自分自身は技術職でもなんでもなく一般職として町 のIT部門を担当しておりますので、この点は非常に重要と考え ています。そしてElite x3です。Windowsベースですから、 何も考えないでOffice 365にログインすればセットアップが
できてしまいます。このあたりは、iPhone等にはできないことです。
インターネット分離を行うにあた り、シンクライアントでのWindows
環境と私物のMacで業務をしており、Elite x3
は、そこに割り込む形で入っ てきたのですが、まったく違和感がな く業務を移行できました。 念のため、オープンな情報を取り 扱っているインターネット側ネット ワークでも、公開を自身で管理できる よう、現状では、Rights Management
もOffice 365に委ねています。物騒 な話ですが、どれだけ対策を行なって いても、ハッキング等の被害を「絶対」に受けないということは 今の時代難しくなってきていると思います。したがって、被害 を受けないような対策も必要ですが、万が一被害にあった場合 でも、情報が暗号化されているなどの対策も重要です。 ―データの持ち運びについてはどうでしょうか。 原則としてLGWAN事務ネットワークからインターネット
事務ネットワークへの持ち出しは禁止ですが、特定の手続きに よってデータ移動は可能としています。 また、当町では特別な作業を行う部署以外はすべてHP T410
が設置されています。このため、原則的にはUSBメモリ等の利 用も制限されています。 なお、シンクライアントはすべてRDSにより構築しています
が、すべてRDSを使おうと思い切ったのは、職員がどのような
作業を行なっているのかを事前に研究した結果、ファットクラ イアントやVDI
までの必要性が低いという結果になったため です。 原則的にはWord
やExcelなどの利用が前提なため、合わせ
てOffice Pro
を導入することで、ほぼすべての業務は成り立 ち、VDI方式は過剰投資であると判断しました。
それでもどうしてもファットクライアントが必要な業務に ついては、当係に設置の端末により作業してもらうようにして あります。 ただし、こうした思い切ったことができたのは、上司の判断 もありました。なにしろこれまでの常識を覆すわけですから なによりも上司が先進的だったのだと思います。 ―Office 365
のセキュリティはElite x3
の利用に貢献するの でしょうか。 セキュリティの点ではなかなかオンプレミスではできない ことが、同じ費用枠の中で全部できてしまうのがOffice 365で
す。その環境にすんなりと適応できるのがElite x3です。
ものすごく手離れがいい環境で、Office 365
とシンクライア ントという組み合わせにしてから管理にも時間がかからなく なりました。以前では残業は当たり前の部署だったのですが、 今、パソコンの管理での残業はほぼありません。 いつでもどこでも仕事ができてしまうというのは、時間の制 限など、これから検証しなくてはならない部分は多いと思いま すが、時間に拘束されない環境づくりというのは素晴らしいと 思います。 その一方で、在宅ワークについては、中央省庁では効果的か もしれないのですが、当町のように田舎町では対面で行なった 方が効率的と思われます。 しかし、テレワークの仕組みは移動に重宝します。Elite x3 をクルマに持ち込んだら、それだけでセキュアな環境で、移動 支所のような仕組みができます。つまり、役所が住民のところ にやってくるというイメージでしょうか。最終的に
Elite x3
にすべてを
集約することを目指す
―シンクライアントとしてのx3
の使い方はどうでしょうか。 今、Elite x3
にはデータSIM
を装着して使っています。シ ンクライアントとして使いますから常にスクリーンにデスク トップを表示しています。操作しながら話をしたいのですが、 スピーカーフォンにするわけにもいきませんので、通話は別の 携端末ということになります。ヘッドセットを使えば解決す るのですが大仰なので。 それだけパソコン的に使っているということです。また、近 辺で小さな会議のようなものがあるときにはプロジェクター につないでいますし、東京出張の時も持っていきます。 ―x3
に寄せる今後の期待はいかがでしょう。 Windows 10の普及に期待しています。RDSを使ってい るのですが、パフォーマンスの期待値をまだ超えられていま せん。マウスを使ったときのポインタのスピード感がさら に改善すれば言うことがないのですが。この春にCreators
Update、秋にはその次のバージョンアップがあるそうですが、
作り込まれていけばシンクライアント専用端末もいらなくな ります。Elite x3さえあればそれでよくなります。 Elite x3にすべてを集約するというのは悪くない選択かもし れません。各社の事例を振り返って
本書では、導入していただいた事例を紹介させていただきました。Elite x3
の導入によって得られた 効果だけではなく今後の期待を込めた課題などのFeedback
もいただくことができました。 特定の業界ではなくメディア、製造業、地方自治体など様々な業種で導入いただいております。 一方で各ご担当者様からの評価として次のような共通項がありました。 ・選定する理由のひとつとして「セキュリティ」がキーワードに入っていること。 ・Office 365
を活用することによるワークスタイル変革に取り組んでいること。 前者の技術的な特徴は技術部門の末松から、後者のOffice 365
の活用は営業部門の渕上から 解説してもらいます。 Elite x3が他社のスマート フォンよりも優位性がある点 と し て セ キ ュ リ テ ィ が 挙 げ ら れ ま す。Windowsを ベ ー スとしたモバイルOS
であるWindows 10 Mobileを採用し
たのは、セキュリティと管理に 特徴をもった製品が企業で必 要とされているからです。ここではセキュリティの特徴的な 機能をご紹介します。信頼された
OS
のみが起動できる仕組み
Windows 10 Mobileでは、「セキュアブート」と呼ばれる機 能に対応しています。これはハードウェアとOS
双方で健全 性をチェックし、製造元が提供する信頼されたOSのみ起動を 許可し、悪意のある第3者が作成した
OS
が起動できない仕組 みを提供します。このセキュアブートは、モバイル用OSだけ
でなくパソコン用のOSでも利用できます。パソコンの場合、BIOSレベル
(UEFI)
の設定でセキュアブートを無効にするこ ともできます。しかし、弊社が販売しているHP Elite x3ではBIOSレベルの設定も無効化しており、セキュアブートを
OFF
にできない仕様としています。パーティション構造からみえる
セキュリティの堅牢性
Windowsはご存知の通り、パソコン用OS
としてこれまで進 化を遂げてきました。一方、スマートフォン市場シェアの多く を占めるAndroid
やiOSはUNIX
またはLinuxをベースとして いるモバイルOS
です。特に年々企業におけるセキュリティ の重要性が高まっており、そのニーズに対応するためセキュリティ機能も強化されています。
Windows 10 Mobileは、名前の通り
Windows 10の同ファ
ミリーに分類されたモバイル版のWindows 10です。物理パー ティションという概念があり、レジストリ・システムファイル・GUI
(グラフィカルユーザーインタフェース)をベースとした操 作性などは共通化されています。しかし、モダンなOSとして セキュリティトレンドをつかんだこれまでのWindowsとは異 なる点もあります。そのひとつが、パーティションのレイアウ トです。 これまでのWindowsは、OS
の中核をなすシステムファイ ル、ユーザーが利用するアプリケーション、個人設定情報、ユー ザーが作成したデータなどが同一領域に格納できるように なっていました。一方、Windows 10 Mobile
はユーザデータ領 域のみ自由にアクセス可能ですが、その他はエクスプローラか らは見えない構造となっており、アクセスできません。 そのため、ユーザーが利用するアプリは、提供する側が定義 した範囲では自由に利用できますが、想定外の動作が制限され ています。アプリケーションのインストールやシステム改善等 のアップデートはシステム領域に反映されますが、事前定義さ れたAPI経由での更新に限定されています。また、アプリがサ ンドボックスと呼ばれる個々の独立した保護領域で動作する仕 様となっており、アプリ単体は非常にセキュアだといえます。セキュリティが重視された
HP Elite x3
多層防御を構成する階層型セキュリティ
OS
の構造とセキュアブート
OS
より上位のレイヤ
・モバイルデバイス管理
(MDM: Mobile Device Management)
・
Azure Active Directory (AAD)
による認証 ・企業または個人としてのデバイス定義・
API
アクセス可能。
・悪意のある第三者はアクセス不可
・
OS
起動前に多重チェック
Windows 10 Mobile
OS
起動までの流れ
チェック
整合性
OS
より下位のレイヤ
・
UEFI
とSecure Boot
・
Trusted Boot
とMeasured Boot
・アンチロールバック
・
fTPM 2.0
・デバイスの正常性チェック
OS
の中
・
Windows Hello for Business
・
BitLocker
暗号化 ・FIPS 140-2
対応 ・企業向けVPN
・
MDM
コンプライアンスへの準拠 ・Windows Information Protection
・
AppContainer
・Device Guard
・アドレス空間配置のランダム化(ASLR)
・保護されたプロセス ・リセット保護機能 ・SmartScreen
フィルター・データ実行防止
(DEP : Data Execution Prevention)
・メモリ予約
・
Control Flow Guard
・
Microsoft Edge
ブラウザーシステム領域
ユーザデータ領域
パーティション1Windows
デスクトップOS
システムとユーザデータ領域
(C
ドライブ
)
パーティション3 パーティション2ドライバのロード
OS
起動開始
Windows Phone Boot Manager
UEFI boot Manager
Qualcomm
チップ
末松隆郎
サービス・ソリューション事業本部 技術本部クライアント技術部
私はこう使っている! ∼自らの使用経験を基に活用方法を解説∼
Q1.
渕上さんは普段どのようにElite x3
を使用されていますか? 私はElite x3から
Office 365
を利用しています。便利な使いかたの一例として、外出先でPowerPointを編集したいときには重宝しています。OneDrive
やSharePointに保存してい る資料を、一時的に端末にキャッシュとしてダウンロードして編集できます。編集終了後はそ のまま上書き保存します。これら一連の動作はシームレスに行えるうえ、パフォーマンスもセ キュリティ性も損ないません。そういう意味ではパソコンでOffice 365を利用する方法と近
いのではないでしょうか。今回取材させていただいた皆様も、私と同じような使い方をされて いると思います。Q2.
ほかのスマートフォンよりも便利なのはどんなところですか?Elite x3にプリインストールされているユニバーサルアプリ
Office MobileとOffice 365
の連携が非常にスムーズということ です。あとは、なんといってもマウスとキーボードが快適に使えることです。PowerPointやExcelなどの細かい情報をポイント する際や、長文を打つ時の生産性が圧倒的に異なります。世代によってはフリック入力のほうが早いという方もいらっしゃいま すが、マイクロソフト製品はマウス利用を前提に作られている側面もあります。当社の純正オプションであるUSB-Cトラベルハ
ブとElite x3を接続すると、USB
×2、VGA、
HDMI、
USB-C
が拡張されます。つまり、通常のスマホのようにタッチ限定の使い方 だけではなく、マウス、キーボード、モニターを中心としたPCのような使い方ができるところがElite x3の便利な点です。 渕上弘士 パーソナルシステムズ事業本部 モバイルデバイス営業本部部長Office 365
との連携と
新しいスマートフォンの使い方
Office 365
をフルに活用する
タッチダウン企業内ネットワーク
外部ネットワーク
コールセンター Skype for Business Online SharePoint Online Exchage Online Azure Active Directory Office 365 オフィス お客様先の商談 屋外の入力業務 移動中の作業同期
同期
HP Elite x3(Windows 10 mobile) Windows 10ノートドック搭載のノート or PC
デスクドック
Office 365
アプリ
プレインストール済み
※Azure Active Directory Join(AAD Join)でシングルサインオン可