高校生女子の友人関係におけるco-ruminationに関する研究-不安・抑うつ、攻撃、自己開示との関連-
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(2) 内容的妥当性が示された。さらに,YSR「不安/. 考察. 抑うつ」およびrESDQ」との間に,先行研究と. Co−r㎜inatiOnは不安・抑うつ,自己開示と正. 同程度の相関が得られたことから,基準関連妥. の相関をもつことが示され,先行研究を支持す. 当性も示された。しかし,下位尺度ごとに検討. る結果であった。また,内在化症状だけでなく,. すると,不安・抑うつ島群との関連にはばらっ. 攻撃との相関も示された。. きがみられ,不安・抑うっとの関連にっいてさ. Co−rumination下位尺度から各変数に対する. らなる考察が求められた。. 影響の検討では,r促進」(話し合いを促進させ るような言動や配慮)は,内在化症状や攻撃と. 研究2. は関連がなかった。一方で,「negative fee1i㎎. 目的. への注目」は不安・抑うつ,攻撃といった情動. 高校生女子の友人関係における. 的不適応だけでなく,自己開示に対しても影響. Co−ruminationと内在化(不安・抑うっ),外在. する可能性が示された。このことから,先行研. 化(攻撃),および自己開示との関連の検討。. 究で指摘されたCO−ruminati㎝と親密性および. 方法. 情動的不適応との相殺関係(trade−off)が本研. <調査・手続き> 研究1と同様. 究においても示された。また,下位尺度との関. 〈測度>. 連から,その相殺関係はnegative fee1i㎎への. ①co−rumination尺度(27項目). 注目を介在して成立する可能性が示唆された。. ②YSR目本語版のうちr不安/抑うつ」(15項目) および「攻撃的行動」(19項目). 総合考察. ③ESDQ(自己開示尺度,15項目). 研究1,2より,女子の。o−rminationが不. 結果. 安・抑うっ,攻撃といった情動的不適応,およ. く各尺度間の関連>. び自己開示に示される友人関係の親密性の両者. ぽぽ全ての尺度間で有意な相関がみられた。. と相殺的に関連していることが示された。この. ただし,不安・抑うつと「促進」,攻撃と「促進」,. ことは,一見適応的な女子の中に,実は情動的. 攻撃と「くりかえし」との間には相関がみられ. 不適応へのリスクをもつものが存在する可能性. なかった。. を,わが国においても検討する意義を示すと考. <CO−ruminationが各変数に及ぼす影響>. えられる。. 不安・抑うつ,攻撃性,および自己開示尺度. また,本研究では新たに,この相殺的関連が. を目的変数,Co−r㎜ination尺度を従属変数とし. negative fee1i㎎への注目に関わる可能性も示. た重回帰分析を行ったところ,重相関係数につ. 唆された。今後・・一ruminati㎝と情動的不適応. いては,「negativefee1i㎎への注目」と各尺度. との関連に影響を及ぼす変数を,多角的かっ予. 間,および「くりかえし」と攻撃間において性. 測的に検討していくことが課題である。. の相関がみられた。. 主任指導教員 大野裕史. 指導教員 岡村寿代 151.
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