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ワルシャワ大学:ポーランド
白楽ロックビル お茶の水女子大学大学院・人間文化創成科学研究科・ライフサイエンス専攻 (出典:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/europe.html) 2006 年 8 月中旬、欧州 18 カ国目のポーランド(Poland)で、首都ワルシャワ(Warsaw) にあるワルシャワ大学(Uniwersytet Warszawski、英語で University of Warsaw)を訪問し た。公式の大学ランキングには掲載されていないが、ワルシャワ大学はポーランドで 1 位 だ。また、欧州最古の大学の 1 つであるポーランド(Poland)のヤギェウォ大学(Uniwersytet Jagielloński、英語で Jagiellonian University in Krakow)も訪問した。ヤギェウォ大学 はポーランドの大学ランキングで 2 位と思われる。別コラムに記載した。
リトアニアのカウナスからポーランドのワルシャワへ
リ ト ア ニ ア (Lithuania) の カ ウ ナ ス (Kaunus) か ら ポ ー ラ ン ド (Poland) の ワ ル シ ャ ワ (Warsaw)まで、列車で 8 時間半の旅だ。本当は、バスで行く予定だった。バスの方が一般 的だと書いてあるし、事実、バス駅はとても活気がある。一方、列車駅は貧相で活気がな い。ワルシャワ到着もバスなら夕方だが、列車だと、夜 21:30 着になる。観光案内書にワ ルシャワは危険な街だと書いてある。最近見た映画には、ワルシャワの欧州ヤクザとセッ クス産業が描かれていた。 ポーランド ワルシャワ
今回の欧州旅行では初めて訪問する街はすべて陽が明るいうちにホテルに到着する計画 を立てた。夜になる計画は今回が初めてである。 出発日、カウナスのホテルからカウナス列車駅まで徒歩 30 分の予定が、朝から雨が降っ ている。雨は止んでくれない。仕方なくホテルの前からタクシーを利用した。タクシーの 運転手をあまり信用しなてないので、ホテルのフロントで相場を聞いた。大体 7 リタス(280 円)とのことだ。道順は駅まで何度も歩いたのでよく知っている。 ホテル前からタクシーに乗車し、途中「メーターを使え」と指示したら、男の運転手は「使 っているよ」と、メーターを指差した。ゴメン。ただ、メーターを使っていても換算率はわ からない。結局、6 リタス(240 円)だった。 カウナス Kaunas 13:01 発の列車だが、乗る前にリトアニア通貨を全部使いきりたい。ま だ 12:00 だ、時間は 60 分もある。お金を使いに駅近くのスーパーに買い物に行ったが、買 えば荷物が増える。食料は十分持っている。コマッタ。物価が安すぎて使いきれないけど、 無理して、ナッツとチーズを捨てるほど過剰に買い込んだ。 カウナス発 13:01 発の列車にのり ⇒ 21:30 着 Warsaw(ポーランド)中央駅の予定だ。 ワルシャワの出入国スタンプ 通常はあり得ない経験をしたので、項目を別に書く。 2006 年 8 月 14 日、リトアニアから列車でポーランドのワルシャワに入った。リトアニア の最後のセストカイ駅 Sestgokai で降りた。次の列車に乗り換え、少し走ると止まり、リ トアニアの出入国管理官が列車内で乗客のパスポートをチェックをした。同じコンパート メントにサイクリングおじさんが 2 人乗っていた。1 人はカードを出すだけなので、ポーラ ンド人らしい。もう 1 人はパスポートを出したが、スタンプなしなので EU 加盟国の住人ら カウナス駅 カウナス駅のホーム
同じコンパートメントに乗っていたサ イクリングおじさんは途中駅で降りた しい。ボクたちだけは、出入国管理官がパスポートを持って行った。しばらくして、スタ ンプがクッキリ押されて返ってきた。これで出国手続き完了。後で気がついたが、日付は 8 月 15 日となっていたが、その時は、日付まで見なかった。 10 分くらいして、今度はポーラン ドの出入国管理官がパスポートチェ ックにきた。30 代の男性だ。パスポ ートを機械にスキャンして読み取ら せ、その後、しげしげ見て、別の係員 に相談し、さらに、パスポート持って ってしまった。3 分ほどで帰ってきた。 パスポートを見ると、出国印が押され ていない。よくよく見ると、押された ららしいが、インクが薄くてまるで見 えない。珍しい。こんなのありなんだろうか? すると、再度、ポーランドの出入国管理官がきて、「ポ ーランドの次はどこに行きますか?」と聞く。何でそんな こと聞くのか不思議に思ったが、「ドイツ?」と聞くので、 「そうだ」と答えた。再度、パスポートを機械にスキャン して読み取らせ、スタンプを押した。それで、また、パス ポートをしげしげ見たが、インクが薄くてスタンプはまる で見えない。日付も国も分からないほど薄い。 パスポートをしげしげ見てたもんだから、同じコンパートメントに乗っていたサイクリ ングおじさんが、話しかけてきた。「リトアニアの出入国官が小さなミスをしたんだよ。今 日は 8 月 14 日なのに、8 月 15 日のスタンプを押したんだ。それで、ポーランドの出入国管 理官が困っているんだよ」と説明してくれた。 今日は確かに、8 月 14 日である。それなのに、8 月 15 日のスタンプはクッキリ押してあ る。人間だから間違えるけど、出入国管理官が日付を間違えてしまうなんて! こんなミス もあるんだと感心した。 セストカイ駅
この間違いが外交上(?)問題になるのは、入国したばかりのポーランドの次の駅でおり、 その日のうちに、リトアニアに戻ったときだ。その時は、リトアニアを 8 月 15 日に出国し て、リトアニアに 8 月 14 日に入国することになる。これは理論上あり得ないほどマズイだ ろう。ドイツに出国なら、まあ 1 日以上はポーランドに滞在するから問題ないだろうと予 測して、「ポーランドの次はどこに行きます? ドイツ?」と聞いたのだ。それにしても、 インクが薄くて見えない入国印、日付けを間違えた出国印、面白い。 宿泊場所と宿泊場所への行き方 不肖・ハクラク、首都ワルシャワに泊まった。 雨上がりのワルシャワ駅に夜の 9 時半に到着し た。駅に着く前に雨が上がり、列車の窓からきれ いな夕焼けが見えた。 一般的に、欧州の鉄道駅は改札がないので、誰 でもホームに入れる。鉄道駅は危険だ。しかも夜 9 時半で、外は暗い。かまわず、構内を ドンドン歩く。キャスター付のスーツケースを、ガラガラと音を立てて、構内から、地下 道を通って構外へでた。アチャ、間違えた。なんかえらくサビレタ場所に出てしまった。 再度、地下道に入り、別の出口から地上へ出た。人気のない夜道を、キャスター付のスー ツケースを、ガラガラと音を立てて転がし、夜の街を歩いて宿まで 15 分、歩いた。 巨大な街だ。大きな近代的な高層ビルがある。人も多い。乞食も浮浪者も見なかった(後 で、昼間の観光地にはかなりいた)ので、強い危険は感じないが、所在なげな人はいた。 途中、怪しげなお嬢さんが 3 人いた。ボクに何か合図する。どうやら、路上で夜の商売 をする女性らしい。無視してドンドン歩いた。宿にあと 100m の路上に、今度は 3 人組の男 性がアルコールを飲んでコチラをジッと見ている。こういう場面は危険なので、カンフー のパフォーマンスをして、イヤイヤ、警戒警報 3 で、そっと、通りすぎて、宿に無事、到 着。ホッ。
ワルシャワ市内は City Apartments in Hoza street 58/60 flat 16 に 7 泊した。税込, サ ービス料込,で、週 420 ユーロ、60 ユーロ/日 朝食なし。キッチン付き。3 階(日本での 4 階)・16 号室に宿泊した。インターネットで見つけた。現地通貨はズオティだが、ユーロの 現金で払った。自室で WiFi は接続できない。とても便利な場所で、室内はとても綺麗だ。
キッチンがある。おススメ度◎ ポーランドの人口、言語、通貨、水 不肖・ハクラク、ポーランドは初めて訪問する。予備知識はないが、ナチスの被害を受け たユダヤ人の印象がある。他のイメージは、旅行案内書によると、治安が悪い、浮浪者が 多い。それで、貧しい国という程度だ。 人口は 3,830 万人で、首都ワルシャワに 23 分の 1 の 164 万人が暮らしている。面積は、 32.3 万 km2 で、日本の約 5 分の 4 だ。日本の外務省の情報から、歴史を略記すると以下の ようだ。 1386 ヤギェウォ王朝が成立し、その後 200 年ほど、最も栄えたらしい。 1795 第 3 次分割によりポーランド国家消滅 1918 独立回復 1945.7 国民統一政府の樹立 1989.9 非社会主義政権の成立 1996.11 OECD に正式加盟 1998.3 EU 加盟の交渉開始 2004.5.1 EU に正式加盟 入国時にパスポートを提示し、スタンプを押された。言語はポーランド語である。 1 人当たり GNP は 5,399 ドル(2003 年)で、消費税は A3%(野菜)、C7%(パン)、D22%(ビ ール)。通貨は、ズオティ。1ズオティ= 約 40 円で、値段にユーロ表示は出ない。街で両 替商を見かける。スロバキアの 1,000 SKK は駅の両替商では 80 ズオティとあるが、街の両 替商で交換し 102 ズオティくれた(中値 105 ズオティ)。欧州の中でワルシャワの交換レ ートはトップクラスのよさだ。もちろん、駅の両替商はどの国も犯罪的にレートが悪い。 ワルシャワの宿:アパートの建物と室内
駅ではどうしようもない場合にしか交換しない。それも必要な小額の交換のみだ。 日本の物価(スーパーでの食品の物価)に比べると、ワルシャワでは野菜とビールは 3 分 の 1 くらいと感じた。床屋の散髪代は 70 ズオティ(2800 円)で日本の物価と変わらない。 電車代は、ワルシャワからクラコウまで 2 時間、2 等指定席が 81 ズオティ(3200 円)で、こ れも日本の物価と変わらない。 水道水は飲めないと書いてある。飲料用に 5 リットルの水を買うが、3.20 ズオティ(130 円)である。 滞在中の気候は、雨が毎日のように降った。午前中は涼しく、晴れると、午後は暑い。 湿度は晴れれば 50%程度と低いが、雨だと 70%程度と高い。 電源コンセントは欧州共通の SE タイプである。 治安に関して、大都会共通の危険はあるが、注意していれば安全で危険は感じない。ワ ルシャワには乞食がいるし、浮浪者もいる。 警備員が目に付く。警察官が路上の不審者に尋問したり、身体検査したりしているのも 何度か見た。街を歩くと要人邸なのか、銃をもち軍服を着た兵士が警備している。ホテル も周囲が囲われていて入口に警備員がいる。ワルシャワ大学生物学部に隣接していた建物 は軍施設だったのか、銃をもち軍服を着た兵士が警備していた。撮影禁止のマークが張っ てあった。 ワルシャワの街 ワルシャワ駅(巨大な駅。ホームに人が多い。バスセンターが隣接し、地下街も発達してる)
ワルシャワは、大都会だ。駅が大きい。通りが大きい。建物が大きい。旧ソ連の都市計 画の思想だと感じる。その上、最近建築した大きくモダンなデザインのガラス張りビルも ある。人も多い。大きなショッピング街には綺麗な女性が大勢歩いているし、素敵なビジ ネスマンも多い。一方、路上や公園に乞食や浮浪者もいる。 昼間、裏通りのベンチに座り、カメラを脇にパ ソコンを開いたら、20 代の OL 風の女性が寄って きて「ここは危険です。特にカメラやパソコンを広げては危険ですよ」と注意してくれた。 ありがとう。大都会には大都会共通の危険がある。ただ、大都会でも、ワルシャワは人情 が廃れていない。いい街です。 外壁や内部を改修している古い大きな 建物も多い。家族が自分たちで、塀のペン キを塗り換えている家もあった。 ワルシャワも観光地は旧市街である。世 界遺産に登録されているらしい。観光客は 多い。 黒人、アラブ人などの人種の多様性はな い。アジア人も珍しい。好奇心の目で見られる。 ワルシャワ駅周辺のユニークな建物(中空になっている) 建物は大きく、道路は広く、路面電車が走る 街にケバブ屋が多い 歩道にあるのは広告塔 ワルシャワ駅の隣接建物。正面の塔は 1955 年竣工
音楽は生活の楽しみ(公園での無料演奏会) 車が信号で止まる。若い男性が駆け寄り商売開始。そう、 信号待ちの間にフロントガラスを磨いて、いくらかのお 金をもらう。ポーランドでは失業率が 18%と高い。 逆 U 字の鉄は植木に保護? 教会でヒトの発生生物学のお勉強 公園でチェスしません?
ワルシャワ大学への行き方 ワルシャワ大学は、大学ランキングに掲載されていないので欧州 124 位以下だが、ポー ランドでは 1 位だろう(表 1)。 文系学部と大学本部は、ワルシャワ駅の北東 2k m のポウィスル地区(Powisle)にある。 周囲は観光地で、近くにユネスコの世界遺産に指定された旧市街地がある。大学の建物は 新しくない。宿から大学まで歩いた。 理系学部は、ワルシャワ駅の南西 2k m のオチョタ地区(Ochota)にあるが、公園も隣接 している。宿から大学まで歩いた。 経営学部などは、ワルシャワ駅の南 7k m にあるが、訪問していないので周囲の状況は分 からない。 ワルシャワ大学の全体像 ワルシャワ大学は、1816 年創立だ。ウェブサイトには、具体的内容、実質的な数値がほ とんで記載されていない。 生物学部を訪問した時、受付では英語が通じなかった。ロビーの教室のドアが開いてい て、室内で、たまたま大学案内を開催していたらしく、教員が入学希望者に 1 対 1 で対応 していた。そこでお願いすると、教員が英文パンフレットをくれた。その英文パンフレッ ト 4 種類は、とてもよくできている。 教職員数、教授数、学生・院生数、は部分的にしか公表されていない。パンフレットはカ ラフルだが、具体的内容、実質的な数値は乏しい。 路面電車は最初に普通の広告。次いで、窓ガラスまで全面広告
表1.ワルシャワ大学(University of Warsaw)の全体像 国公私立 国立 大学ランキング ポーランド 1 位(推定) 欧州■位 世界■位 所在地 首都の都心 古さ 1816 年創立 学生院生 60,000 人 博士号所得者 304 人 大学教員資格取得者 53 人 留学生の割合 1.5%(895 人) 写真:ワルシャワ大学本部の標識 写真:ワルシャワ大学本部正面入口 ワルシャワ大学図書館全景 (デザイン、色、奇抜すぎない?) ← ワルシャワ大学図書館を入ると そこはショッピングセンターだった
写真:ワルシャワ大学図書館の地下に入るとそこはアミューズメントセンターだった
ワルシャワ大学の学部と研究所 大学は以下の 18 学部、1 研究所からなる。
1. Faculty of Applied Linguistics and East-Slavonic Philology 2. Faculty of Applied Social Sciences and Resocialization 3. Faculty of Biology
4. Faculty of Chemistry
5. Faculty of Economic Sciences 6. Faculty of Education
7. Faculty of Geography and Regional Studies 8. Faculty of Geology
9. Faculty of History
10. Faculty of Journalism and Political Science 11. Faculty of Law and Administration
12. Faculty of Management
13. Faculty of Mathematics, Informatics, and Mechanics 14. Faculty of Modern Languages
← ワルシャワ大学図書館入口(上部は本 の模型だけど、デ、デカイ。デカすぎない?)
15. Faculty of Philosophy and Sociology 16. Faculty of Physic
17. Faculty of Polish Studies 18. Faculty of Psychology
19. Institute of Oriental Studies また、以下の 25 組織(Units)をもっている。
1. British Studies Centre
2. Centre de Civilisation Francaise et d'Etudes Francophones aupres de l`Universite de Varsovie
3. Centre for Archaeological Research at Novae 4. Centre for Environmental Study
5. Centre for Europe
6. Centre for Inter-Faculty Individual Studies in the Humanities 7. Centre for Foreign Language Teaching
8. Centre for Open and Multimedia Education
9. Centre for the Study of Classical Tradition in Poland and East-Central Europe 10. Centre of Studies in Territorial Self-Government and Local Development 11. Chaire UNESCO du Developpement Durable de l`Universite de Varsovie 12. Comite Polonais de l`Alliance Francais
13. Erasmus of Rotterdam Chair
14. Warsaw University Centre for Foreign Language Teacher Training and European Education
University College of English Language Teacher Education University College of French Language Teacher Education University College of German Language Teacher Education 15. Heavy Ion Laboratory
16. Institute of Americas and Europe
Centre for Latin-American Studies (CESLA) Centre for European Regional and Local Studies American Studies Centre
17. Institute of Oriental Studies
18. Interdisciplinary Centre for Behavioural Genetics
19. Interdisciplinary Centre for Mathematical and Computational Modelling 20. Inter-Faculty Institute for Social Studies
22. Polish Centre of Mediterranean Archaeology 23. University Centre for Technology Transfer
24. Individual Inter-faculty Studies in Mathematics and Natural Sciences 25. Inter-faculty Study Programme in Environmental Protection
理系の特徴の 1 つは医学部がないことだ。100 年以上の歴史があり、首都の大学で、国内 第一の大学に医学部がないとは珍しい。1940 年代後半に、医学部、薬学部、獣医学部、神 学部が切り離されたためである。医学部、薬学部は、現在、ワルシャワ医科大学として発 展している。場所的は、ワルシャワ大学生物学部の近くにある。 理系には、生物学部、化学部、地理地域学部、地質学部、数学・情報・力学部、物理学 部、がある。日本では理学部内の学科組織(生物、化学、物理、地理、数学など)だが、独 立した学部となっている。 大学はポウィスル地区(Powisle)、オチョ タ地区(Ochota)、経営学部などがある地区の 3 つの地域と、他にいくつかが分散している。 ポウィスル地区とオチョタ地区は、囲いがあ る場合とない場合があるが、建物が集合して いるので、小さなキャンパスを形成している。 他に、市内の建物と混在している場合もある。 例えば、物理学部の一部は、単独で、宿のそ ばにあった。 ワルシャワ大学・生物学部の全体像 ワルシャワ大学・生物学部は、ワルシャワ 駅の南西 2km のオチョタ地区(Ochota)にあ る。ここに多くの理系学部が集まっている。 建物正面に大きな標識があり、ワルシャワ大 学・生物学部であることは分かりやすい。公 園が隣接している。 政府の国防省か何か軍や機密関係の部署 が近くにあり、制服を着た警備員が配置につ いている。撮影禁止のマークが塀に貼ってあ るので、写真は撮っていない。 ワルシャワ大学・物理学部の正面 ワルシャワ大学・生物学部棟
ワルシャワ大学・生物学部棟の正面入り口 ワルシャワ大学・生物学部棟の中庭 ワルシャワ大学・生物学部棟のロ ビー(広い、綺麗、椅子や机がある) 建物はお茶の水女子大学・理学部全部と同 等の大きさだ。2000 年竣工の 6 階建てで、オ チョタ地区の理系学部の建物の中では一番新 しく、モダンである。 訪問時は、何も改修工事をしていない。食 堂は入口右手 1 階にあるが、夏休みのため休 業中だった。書籍部は見つからない。 訪問時、受付のおじさんがいた。「英語のパンフレットがあ りますか?」と聞くと、英語がわからないらしいが、動作で、 「ない」と受け取れた。「インフォメーション」 という言葉がかろうじて通じ、上の方を指差 すので、そちらに向かう。 ロビーの教室のドアが開いていて、室内で、 たまたま大学案内を開催していたらしく、教 員が入学希望者に 1 対 1 で対応していた。そ こでお願いすると、教員が英文パンフレット をくれた。その英文パンフレット 4 種類は、 とてもよくできている。 エレベーターを降りると、各階のエレベーターホールはとても 広くて、椅子がいくつも置いてあり、机もあ る。このホールから各学科、あるいは研究室 に行くには、施錠されたドアを通過しなくて はならない。ドアには学科、あるいは研究室 名が書いてある。奥行きはかなりありそうだ。 時々、学生・院生風の人が廊下を突っ切る。 施錠されたドアの近くに電話が置いてある。 訪問者は電話すると研究室につながるのだろ う。パリ大学もそうだったが、欧州の大学の 1 つのスタイルだ。 ミュンヘン大学では、施錠されたドアが開いていたので、勝手に入ったが、ここはシッ カリ施錠されていて入れない。
ワルシャワ大学の生物学部(Faculty of Biology)は、以下の 6 学科(Institutes)で構成 されている。
1. Biochemistry 2. Botany
3. Experimental Biology of Plants 4. Microbiology
5. Zoology
6. Genetics and Biotechnology
研究領域(Fields of study)は以下の 3 領域だ。 1. Biology 2. Biotechnology 3. Environmental Protection この構成をみると、現代の先端バイオから伝統的博物学バイオまである。バイオテクノ ロジーという名称を使用した遺伝学・バイオテクノロジー学科もある。 教員は 157 人で、その内の 56 人が教授である。学生・院生は 778 人(フルタイム 696 人、 パートタイム 54 人、大学院生 28 人)。 他の研究者数、学生・院生数、卒業生の有名人、どれも公表されていない。ウェブサイト とパンフレットは、カラフルだが、具体的内容、実質的な数値はほとんで記載されていな い。 ワルシャワ大学・生物学部 4 階、遺伝学・バイオテクノロジー学科 入口ドア付近(ドアは施錠されている)。右はドアの向こうの廊下
写真:生物学部の男子用トイレ(キレイ。手洗い後の乾燥に、熱風機と紙の両方がある) 写真:ワルシャワ大学・生物学部棟の側面(木立の公園と塀で囲われた大学) 写真:ワルシャワ大学・生物学部棟の裏面 (塀で囲いセキュリティマークがあり、大 学としては異常な警戒ぶりだ) 表2.ワルシャワ大学・生物学部の全体像 国公私立 国立 所在地 首都の都心 組織 5 学科・6 施設 建物 6 階、2000 年竣工 教員 157 人 (教授 56 人) 学部生 696 人 院生 28 人
ワルシャワ大学の昼食 ワルシャワ大学・生物学部棟 1 階に大学 食堂があるが、夏休みのためか休業中だっ た。南 300m ほどにワルシャワ医科大学・ 付属病院がある。そこの食堂を利用した。 昼食は、15.50 ズオティ(620 円) z 豚肉とジャガイモと野菜の定食: 15.00 ズオティ(600 円)・・・写真左。 味はおいしい。 z パン:0.50 ズオティ(20 円)・・・写真右。 購買部での専門書 ワルシャワ大学の書籍部や購 買部は見当たらない。 文献(省略) 注意 写真は、出典が示されていな いのは、著者が撮影したもので す。記載した内容に、著者の誤 解や元データの間違いはあると思うが、十分な検証をしておりません。そのことによる読 者の不利益、不都合に、著者は責任を負えません。また、文献引用は徹底しておりません が、不記載でも、盗用の意図はありません。 ワルシャワ医科大学・付属病院 ワルシャワ医科大学・付属病院のランチ