• 検索結果がありません。

期的に最小限に止める地震として位置付けました b) 家庭内備蓄として最低 3 日 推奨 1 週間分が推奨されたことを踏まえ 具体的な品目や点検 入れ替え方法などを含めた普及策を講じることを明記しました また 市の備蓄については 被害規模の大きい東京湾北部地震の想定避難者数を考慮して確保することを明記

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "期的に最小限に止める地震として位置付けました b) 家庭内備蓄として最低 3 日 推奨 1 週間分が推奨されたことを踏まえ 具体的な品目や点検 入れ替え方法などを含めた普及策を講じることを明記しました また 市の備蓄については 被害規模の大きい東京湾北部地震の想定避難者数を考慮して確保することを明記"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成 30 年 10 月

市原市地域防災計画修正の要旨

1.修正の背景

現行の市原市地域防災計画は、東日本大震災の教訓等を踏まえて平成 25 年 2 月及び平成 27 年 3 月に修正しました。 一方、東日本大震災後も、平成 27 年関東・東北豪雨災害、平成 28 年の熊本地震など大規模 な災害が頻発し、国ではこれらの災害教訓を踏まえて防災関係法令等の改正、防災基本計画の 修正、災害対策に関する各種指針の改定等を行っています。 千葉県においても、これらの動向を踏まえて千葉県地域防災計画を修正したほか、地震被害 想定の見直し、災害時の受援、医療、避難などに関する個別計画の策定やガイドラインの改定 などを行い、県全体の防災力の強化を推進しています。 本市においても、これらの状況を踏まえ、本市の防災体制及び災害対策をより実効性の高い ものとするべく市原市地域防災計画を修正しました。

2.修正のポイント

(1)関係法令との整合 ア 災害対策基本法の改正に伴うもの 切迫した災害から命を守るため緊急的に避難する場所が「指定緊急避難場所」、被災者 等が一定期間滞在するための施設が「指定避難所」として定義されたことを踏まえ、避難 施設の指定の見直しを行いました。 イ 地区防災計画 住民等による自発的な防災活動に関する「地区防災計画」制度について、いちはら防災 100 人会議の意見を踏まえて作成する「地区防災計画策定の手引き」や平成 28 年度に作 成した「市原市地区別防災カルテ」を活用し、地区防災計画づくりを支援することを明記 しました。 ウ 水防法、土砂災害防止法の改正に伴うもの 浸水想定区域や土砂災害警戒区域にかかる要配慮者の利用施設には避難確保計画の作成 等が義務化されたため、同計画の作成についての普及促進等を明記しました。 (2)上位計画との整合等 ア 防災基本計画等の修正に伴うもの a)気象庁等が提供する防災気象情報が充実されたことや、深夜、早朝の避難勧告等に気 づきにくいことを考慮し、避難勧告等の判断基準を見直しました。 b)避難場所等へ移動することがかえって危険な場合は、屋内での安全確保などの適切な 避難行動をとることが示されたほか、平成 28 年台風 10 号災害では「避難準備情報」が 要配慮者の避難開始情報であることが認識されておらず多数の犠牲者が発生し、「避難 準備・高齢者等避難開始」に名称変更されたことを踏まえ、避難勧告等の名称及び住民 等に求める適切な避難行動を修正しました。 イ 千葉県地域防災計画等の修正に伴うもの a)県の防災・減災の主眼とする想定地震が、切迫性は高くないものの大規模な被害が予 想される「東京湾北部地震」から、切迫性の高い「千葉県北西部直下地震」に修正され たことを踏まえ、本市では「千葉県北西部直下地震」を人的被害と経済被害を短期的か つ大幅に削減する地震として位置付け、「東京湾北部地震」を大規模な人的被害を中長

(2)

期的に最小限に止める地震として位置付けました。 b)家庭内備蓄として最低3日、推奨1週間分が推奨されたことを踏まえ、具体的な品目 や点検、入れ替え方法などを含めた普及策を講じることを明記しました。 また、市の備蓄については、被害規模の大きい東京湾北部地震の想定避難者数を考慮 して確保することを明記しました。 (3)市の災害対応体制の見直し ア 意思決定の迅速化 a)避難勧告等の発令について、市原市災害対応体制の見直し本部員会議の決定事項から 本部長(市長)の権限に基づく発令に変更しました。 b)緊急事態に対応するため、災害種別ごとに避難勧告等の発令等の判断基準について明 記しました。 イ 職員配備の見直し a) 震災については、千葉県の配備基準に合わせて見直しを行いました。 b) 風水害時における、早期からの情報収集・分析のための配備、及び災害の状況に応じ た配備体制の確立について記載しました。 ウ 避難所を迅速に開設するための体制確立 a) 避難所に直接参集する職員(避難所担当職員)を事前に指名しました。 b) 風水害時の自主避難、高齢者等避難開始に対応する早期開設避難所を開設します。

3.主な修正内容

総則編

(本文中の頁番号は、“総則-○”と表示しています。) 節 頁 修正点 第1節 計画の目的等 2 ・住民等が地区防災計画を提案した場合の地域防 災計画への位置づけを明記しました。 第2節 計画の基本的考え方 3 ・地域防災力の向上について、地区防災計画を核と した取組を推進することを明記しました。 第4節 地勢等 15~17 ・気象状況、人口動態、土地利用、社会インフラ等 の現況を更新しました。

地震・津波編

(本文中の頁番号は、“地震・津波-○”と表示しています。) 節 頁 修正点 第1章 総則 第2節 被害想定 4 5 ・想定地震に千葉県北西部直下地震を追加しまし た。 ・想定津波に房総半島東方沖日本海溝沿い地震に よる津波、東京湾口約 10m の津波を追加しまし た。 第3節 減災目標 8 ・想定地震及び想定津波による被害を軽減するた めの主要施策、目標、期限等を明記しました。 第2章 災害予防計画 第1節 防災意識の向上 17 ・地区防災計画の普及や地域における策定の支援 を行うことを明記しました。

(3)

節 頁 修正点 第9節 備蓄・物流計画 37 38 ・家庭内備蓄として最低3日、推奨1週間分を推奨 し、具体的な品目や点検・入れ替え方法などを含 めた普及策を図ることを明記しました。 ・想定最大規模の地震を対象とした市の備蓄目標 を設定し、指定避難所等への分散備蓄等を推進 することを追記しました。 ・市内の民間物流事業者との連携や民間物流倉庫 を活用し、災害時の物流体制を確保することを 明記しました。 第 10 節 防災関連施設の整備 40 41 ・現在指定している避難場所、避難所等を、基本法 に基づく指定緊急避難場所、指定避難所等に修 正しました。 ・風水害時の早期避難者に対応する「早期開設避難 所」を指定することを追記しました。 ・指定緊急避難場所の誘導標識にJIS規格によ る図記号を使用して周知することを明記しまし た。 第 11 節 帰宅困難者等対策 45 ・市内の主要駅等で発生する帰宅困難者を想定し た一時滞在施設を選定しました。 第 12 節 防災体制の整備 46 47 ・大規模災害を想定した受援体制の整備や受援計 画の作成等を行うことを明記しました。 ・「地域による避難所開設・運営マニュアル」に基 づく避難所運営委員会の形成や運営訓練を促進 することを追加しました。 ・指定避難所の収容力を上回る避難者を想定した 避難所の確保対策を追加しました。 第3章 災害応急対策計画 第1節 組織及び動員計画 55 ・本部員会議の審議事項から避難勧告等を削除し、 本部長(市長)権限で即断することとしました。 ・支所に設置する現地災害対策本部を現地連絡本 部に修正し、地区内の情報収集や自主防災組織 等との連絡調整を担うこととしました。 第2節 情報通信対策計画 70 ・被災者への各種支援措置の漏れや重複等の防止、 手続き等の円滑化を図るため、必要に応じて被 災台帳の作成、運用を行うことを明記しました。 第3節 地震・火災等避難計画 74、75 76 77 ・震度5弱以上の地震発生時にはあらかじめ指名 された職員が避難所に直行して避難所の開設等 を速やかに行うことを明記しました。 ・在宅避難者についても避難所滞在者に準ずる避 難生活の支援に努めることを明記しました。 ・市民の安否情報を収集、管理し、被災者の家族等 からの安否照会の受付、回答を行うことを明記 しました。 第4節 津波避難計画 78 ・津波注意報等が発表された場合は津波避難対象 地域に避難指示(緊急)を発令することを明記し ました。 第6節 消防・水防対策計画 83 ・消防、警察、自衛隊等の連携のための合同指揮所、 調整会議の設置等を行うことを明記しました。

(4)

節 頁 修正点 第7節 医療・救護計画 85 86 ・市の救護本部の組織体制や県の災害医療本部と の連携体制等を明記しました。 ・救護所の設置候補施設を災害拠点病院等に修正 しました。 第9節 交通・輸送対策 89 91 ・道路管理者は、緊急通行車両の通行確保等のため 必要がある場合、区間を指定して車両の移動を 運転者に命令し、または自ら移動することを明 記しました。 ・石油商業組合に対して災害対策車両への優先給 油を要請することを明記しました。 ・ヘリコプター臨時離着陸場の選定に当たっては、 指定避難所以外の施設を優先することを明記し ました。 第 10 節 水・食料・生活物資 等対策 94 95 ・救援物資の募集に当たっては、仕分け等の手間を 考慮して企業や団体からの大口のみとすること を明記しました。 ・物資集積所に屋内ゲートボール場を追加しまし た。 第 11 節 応援等の要請・受入 計画 97 101 ・市の受援体制、各応援協定団体への要請連絡窓口 を明記しました。 ・応援隊の集結・宿泊拠点を選定しました。 第 14 節 帰宅困難者等対策 106 107 ・大地震直後の一斉帰宅の抑制や一時滞在施設の 開設状況を周知するため、防災無線やメールに よる広報を行うことを明記しました。 ・一時滞在施設において、災害情報や交通情報を提 供するほか、帰宅困難者への食料等の提供に努 めることを明記しました。 第 15 節 保健活動・防疫計画 109 ・被災者のペットの保護や避難所での対応方針を 明記しました。 第 16 節 遺体の捜索・処置・ 埋火葬計画 110 ・多数の死者が発生した場合の遺体安置所を選定 しました。 第 17 節 災害廃棄物・障害物 等対策 113 ・在宅避難者のための仮設トイレ設置や携帯トイ レの配布等を行うことを明記しました。 第 18 節 環境汚染等対策 114 ・被災建物の解体、撤去等に伴うアスベストの被災 防止対策等を行うことを明記しました。 第 19 節 住宅等応急対策計画 116 117 ・応急仮設住宅の建設のほか、賃貸住宅の借り上げ により応急住宅を確保することを明記しまし た。 ・被災地区のすべての住家を対象に被害認定調査 を行い、罹災証明書を交付することを明記しま した。 第4章 災害復旧・復興計画 第1節 被災者の生活再建支 援 128 ・被災者生活再建支援法が適用されない世帯で、一 定の要件に該当する世帯には千葉県被災者生活 再建支援事業による支援金の支給を行うことを 明記しました。

(5)

節 頁 修正点 第3節 災害復興計画 134 ・災害復興を円滑に推進する必要がある場合は復 旧・復興本部を設置することを明記しました。 ・復興計画の策定手順や復興施策の基本的考え方 を明記しました。

風水害編

(本文中の頁番号は、“風水害-○”と表示しています。) 節 頁 修正点 第1章 総 則 第2節 災害の想定 4 ・土砂災害の危険箇所、区域等の現況を更新しまし た。 第2章 災害予防計画 第1節 水害予防対策 10 11 ・洪水ハザードマップの改訂、普及等を継続的に行 うことを明記しました。 ・浸水想定区域内の要配慮者利用施設の避難確保 計画の策定等の普及、指導、市と施設管理者が連 携した訓練等行うことを明記しました。 第2節 高潮災害予防対策 12 ・海岸保全施設の現況や整備計画の概要を明記し ました。 第3節 土砂災害予防対策 14 15 ・土砂災害ハザードマップの作成や危険箇所のパ トロールを行うことを明記しました。 ・土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設の避難 確保計画の策定等の促進、市と施設管理者が連 携した訓練等を追加しました。 ・孤立化の危険地区の把握、孤立化の防止や孤立に 備えた対策を推進することを明記しました。 第3章 災害応急対策計画 第2節 情報通信対策計画 25 25~26 ・特別警報の発表時には、直ちに身の安全を守る行 動を呼びかけることを明記しました。 ・気象警報、水位周知河川の避難判断水位情報、土 砂災害警戒情報について、関係機関や要配慮者 利用施設への伝達系統を明記しました。 第3節 風水害等避難計画 第3節 風水害等避難計画 29 29~30 31 ・「避難準備情報」を「避難準備・高齢者等避難開 始」に変更するなど避難勧告等の名称を変更し ました。 ・避難場所等へ移動することが危険な場合、「屋内 での安全確保」や「近隣の安全な場所に避難」な ど適切な避難行動をとることを明記しました。 ・夜間早朝の避難が予想される場合の判断基準、県 や気象庁が提供する洪水警報の危険度分布情報 や土砂災害危険度メッシュ情報などを活用した 判断基準を追加しました。 ・避難準備・高齢者等避難開始を発令した場合は 「早期開設避難所」から避難所を開設すること を明記しました。 第4節 竜巻等対策 32 ・竜巻注意情報等を収集し、必要に応じて注意喚起 の広報を行うことを明記しました。 ・竜巻発生時には、がれき等の処理、被災家屋の復 旧支援等を迅速に行うことを明記しました。

(6)

節 頁 修正点 第6節 消防・水防対策計画 34 ・土砂災害警戒情報等が発表された場合、警戒職員 によるパトロールを行うことを明記しました。 第9節 交通・輸送対策 37 ・避難勧告等の発令時には、避難対象地区の道路の 浸水、土砂災害等の状況を確認することを明記 しました。

参照

関連したドキュメント

点から見たときに、 債務者に、 複数債権者の有する債権額を考慮することなく弁済することを可能にしているものとしては、

えて リア 会を設 したのです そして、 リア で 会を開 して、そこに 者を 込 ような仕 けをしました そして 会を必 開 して、オブザーバーにも必 の けをし ます

防災 “災害を未然に防⽌し、災害が発⽣した場合における 被害の拡⼤を防ぎ、及び災害の復旧を図ることをい う”

一︑意見の自由は︑公務員に保障される︒ ントを受けたことまたはそれを拒絶したこと

となってしまうが故に︑

東京都北区地域防災計画においては、首都直下地震のうち北区で最大の被害が想定され

原則としてメール等にて,理由を明 記した上で返却いたします。内容を ご確認の上,再申込をお願いいた

「だてな復魂祭」と銘打った復興イベントに前年に引き続き協力。子どもたちに笑顔の一日をお届け