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平成 2 8 年度滋賀県高体連剣道部主催の剣道大会は すべてこの冊子に掲げた要綱 内容にて開催致します 各大会ごとに事前に連絡を致しますが 本冊子を熟読され 確認の上 間違いのないよう ご注意下さい 第 2 項より列挙する事項は各大会に共通した注意事項 ですので 熟読の上 生徒に周知徹底して頂きます

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全文

(1)

平 成 2 8 年 度

剣 道 部 運 営 要 綱

1 . 注 意 事 項

2 . 個 人 情 報 お よ び 肖 像 権 の 取 り 扱 い に つ い て

3 . 役 員 名 簿

4 . 規 約 集

5 . 審 判 員 要 領

6 . 試 合 者 要 領

7 . 近 畿 高 等 学 校 剣 道 大 会 申 し 合 わ せ 事 項

8 . 全 国 高 体 連 申 し 合 わ せ 事 項

9 . 全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 ・ 全 国 選 抜 大 会 開 催 基 準 要 項

1 0 . 全 国 高 体 連 剣 道 部 努 力 目 標

1 1 . 加 盟 校 一 覧 表

1 2 . 行 事 予 定 表 ( 高 体 連 剣 道 専 門 部 )

1 3 . 大 会 要 項

1 4 . 新 入 部 員 登 録 用 紙

滋 賀 県 高 等 学 校 体 育 連 盟

剣 道 専 門 部

(2)

平 成 2 8 年 度 滋 賀 県 高 体 連 剣 道 部 主 催 の 剣 道 大 会 は 、

す べ て こ の 冊 子 に 掲 げ た 要 綱 ・ 内 容 に て 開 催 致 し ま す 。

各 大 会 ご と に 事 前 に 連 絡 を 致 し ま す が 、 本 冊 子 を 熟 読 さ れ 、

確 認 の 上 、 間 違 い の な い よ う 、 ご 注 意 下 さ い 。

第 2 項 よ り 列 挙 す る 事 項 は 各 大 会 に 共 通 し た 注 意 事 項

で す の で 、 熟 読 の 上 、 生 徒 に 周 知 徹 底 し て 頂 き ま す よ う

お 願 い 致 し ま す 。

委 員 長

中 野

泰 宏

( 水 口 高 等 学 校 )

(3)

平成28年(2016 年)5月6日 大会参加生徒および保護者の皆様へ 滋賀県高等学校体育連盟 剣 道 専 門 部 高体連等の大会に係る個人情報及び肖像権に関する取り扱いについて 平成17年4月1日から「個人情報の保護に関する法律」が全面施行され、その取り扱いについて は利用目的を明確にし、その範囲内での利用について、本人等から同意を得ることが必要になりまし た。 滋賀県高等学校体育連盟等の各種大会へ参加する場合は、従来から大会参加申込書に必要事項(名 前等)を記入して参加申し込みをしています。それによって、プログラムが作成され大会が運営され ています。今後も大会を運営するにあたっては参加申込書の提出が必要になります。 つきましては、個人情報を慎重に保護させていただきますので、滋賀県高等学校体育連盟等各種大 会の参加申込書に記載される個人情報については、下記の内容に限り使用したいと考えていますので、 ご同意方よろしくお願いします。 記 1 参加申込書に記載された個人情報の取り扱い (1)大会プログラムに記載されます。 (2)競技会場内でアナウンス等により紹介されることがあります。 (3)競技会場内外の掲示板等に掲載されることがあります。 2 競技結果(記録)等の取り扱い (1)滋賀県高体連剣道専門部HP に掲載されます。 (2)報道機関等により、新聞及び関連ホームページ等で公開されることがあります。 (3)大会プログラム掲載とともに、大会報告書に掲載されることがあります 。 (4)優勝及び上位入賞結果(記録)等は、次年度以降の大会プログラムに掲載されることがありま す。 3 肖像権に関する取り扱い (1)報道機関等が撮影した写真が、新聞・報告書及び関連ホームページ等で公開されることがあり ます。 (2)報道機関等が撮影した映像が、中継または録画放映されることがあります。 4 専門部としての対応について (1)取得した個人情報を上記利用目的以外に使用することはありません。 (2)参加申込書の提出により、上記取り扱いに関するご承諾をいただいたものとして、対応させて いただきます。

(4)

役員名簿 (平成27・28年度) 役 職 名 氏 名 勤 務 校 郵便番号 所 在 地 電話番号 部 長 伴野 勇人 綾羽高校 525-0025 草津市西渋川一丁目18番1号 077-563-3435 参 与 杉浦 知康 虎姫高校 529-0112 長浜市宮部町2410番地 0749-73-3055 審 判 顧 問 熊瀬 潔 八幡商業高校 523-0895 近江八幡市宇津呂町10 0748-32-2072 委 員 長 (高体連理事 兼務) 副 委 員 長 (強化)増田 篤志 彦根工業高校 522-0222 彦根市南川瀬町1310 0749-28-2201 (総務・広報)藤原 康弘 石山高校 520-0844 大津市国分1-15-1 077-537-3371  部長委嘱 大西 基彦 草津東高校 525-0025 草津市西渋川2町目8番65号 077-564-4681 中村 新一 長浜高校 526-0847 長浜市山階町352 0749-62-0238 今村由紀子 草津高校 525-0051 草津市木川町955-1 077-562-1220 若山 克久 瀬田工業高校 520-2132 大津市神領3丁目18番1号 077-545-2510 湖 西 小島 孝弘 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304 湖 南 小林 宣彦 草津東高校 525-0025 草津市西渋川2町目8番65号 077-564-4681 湖 東 原田 一宏 愛知高校 529-1331 愛知郡愛荘町愛知川102 0749-42-2150 湖 北 松本 一記 米原高校 521-0092 米原市西円寺1200 0749-52-1601 強化委員長 今井 健之 八幡工業高校 523-0816 近江八幡市西庄町5 0748-37-7227 総務委員長 吉田 裕 石山高校 520-0844 大津市国分1-15-1 077-537-3371 広報委員長 村上 洋之 光泉高校 525-8566 草津市野路町178 077-564-5600 会 計 森園 崇司 立命館守山高校 524-8577 守山市三宅町250 077-582-8000 会計補佐 後藤 憲治 安曇川高校 520-1212 高島市安曇川町西万木1168 0740-32-0477 会 計 監 査 北野 賢昭 高島高校 520-1621 高島市今津町今津1936 0740-22-2002 吉武 美保 長浜高校 526-0847 長浜市山階町352 0749-62-0238 強化副委員長(強化)岸下 清登 八日市高校 5270022 東近江市八日市上之町1-25 0748-22-1515 竹澤 大助 愛知高校 529-1331 愛知郡愛荘町愛知川102 0749-42-2150 (審判)小林 宣彦 草津東高校 525-0025 草津市西渋川2町目8番65号 077-564-4681 (競技)土川 真史 八幡高校 523-0031 近江八幡市堀上町105 0748-33-2301 鐘居 忠芳 伊香高校 529-0425 長浜市木之本町251番地 0749-82-4141 花房 聡 彦根翔西館高校 522-0033 彦根市芹川町580 0749-23-1491 山田 正幸 彦根東高校 522-0061 彦根市金亀町4-7 0749-22-4800 門間 裕子 比叡山高校 520-0113 大津市坂本4-3-1 077-578-0091 原田 一宏 愛知高校 529-1331 愛知郡愛荘町愛知川102 0749-42-2150 乙須 一心 滋賀短大附属高校 520-0052 大津市朝日ヶ丘1丁目18ー1 077-522-3465 今村由紀子 草津高校 525-0051 草津市木川町955-1 077-562-1220 武村 亜依 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304 河原 真 東大津高校 520-2122 大津市瀬田南大萱町1732-2 077-545-8025 橋本 平和 光泉高校 525-8566 草津市野路町178 077-564-5600 松本 一記 米原高校 521-0092 米原市西円寺1200 0749-52-1601 日野 孝昌 綾羽高校 525-0025 草津市西渋川一丁目18番1号 077-563-3435 小島 孝弘 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304 乙須 陽心 甲西高校 520-3231 湖南市針1番地 0748-72-3611 竹中 俊瑛 彦根翔西館高校 522-0033 彦根市芹川町580 0749-23-1491 小野 ひとみ 八日市高校 5270022 東近江市八日市上之町1-25 0748-22-1515 奈須 祐亮 虎姫高校 529-0112 長浜市宮部町2410番地 0749-73-3055 総務副委員長 (渉外) 若山 克久 瀬田工業高校 520-2132 大津市神領3丁目18番1号 077-545-2510 専門部事務局 桑野 達朗 比叡山高校 520-0113 大津市坂本4-3-1 077-578-0091 河原 真 東大津高校 520-2122 大津市瀬田南大萱町1732-2 077-545-8025 大会事務局 高橋 英樹 米原高校 521-0092 米原市西円寺1200 0749-52-1601 鐘居 忠芳 伊香高校 529-0425 長浜市木之本町251番地 0749-82-4141 式典表彰(書記) 藤井 彩夏 東大津高校 520-2122 大津市瀬田南大萱町1732-2 077-545-8025 草野 若菜 八幡高校 523-0031 近江八幡市堀上町105 0748-33-2301 大会記録 山中 善満 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304 井内ひかり 幸福の科学学園高校 520-0248 大津市仰木の里東2-16-1 077-573-7774 小島 孝弘 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304 ホームページ 山田 正幸 彦根東高校 522-0061 彦根市金亀町4-7 0749-22-4800 大山 鑑拡 瀬田工業高校 520-2132 大津市神領3丁目18番1号 077-545-2510 戦評 神崎 善明 八幡商業高校 523-0895 近江八幡市宇津呂町10 0748-32-2072 小島 孝弘 膳所高校 520-0815 大津市膳所二丁目11-1 077-523-2304

 

 

 

 

中野 泰宏 水口高校 528-0022

 

 

 

 

常     任     理     事 理         事 強   化   委   員   会 総 務 委 員 会 広 報 委 員 会 総 務 委 員 強   化   委   員 広 報 委 員 文室 常男   白井 督郎   北川 三郎   假屋 達彦   乙須 純一 顧 問 甲賀市水口町梅ヶ丘3番1号 0748-62-4104

(5)

滋 賀 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 剣 道 専 門 部 規 約 第 1 章 総 則 第1条 本専門部は滋賀県高等学校体育連盟剣道専門部と称する。 事務局は専門委員長在任の学校におく。但し必要があれば他におくことができる。 第2条 本専門部は県高体連規約にしたがい、滋賀県における高等学校の剣道に関する統 轄機関であり、かつ全国および近畿高体連剣道部に対して滋賀県を代表する機関 であって、県下の高等学校剣道の健全な発展を図ることを目的とする。 第 2 章 事 業 第3条 本専門部は第2条の目的達成のために次の事業を行う。 1.滋賀県下において開催される高等学校剣道大会の運営に関すること。 2.講習会、強化練習会、遠征等に関すること。 3.滋賀県下における高校剣道指導者の育成強化に関すること。 4.その他専門部の目的に適合する一切の事業。 第 3 章 組 織 第4条 本専門部は県高体連に加盟した学校をもって組織する。 第 4 章 役 員 第5条 本専門部に次の役員をおく。 部 長 1名 副部長 若干名 参与(専門委員長経験者で現職の者) 審判顧問(八段取得、県高体連剣道専門部に貢献した者) 委員長 1名 副委員長 2名 常任理事 若干名 会 計 1名 会計監査 2名 専門委員 各校1名 第6条 部長は高体連会長が委嘱する。部長は本専門部を代表し会務を統轄する。 第7条 委員長、副委員長は常任理事会の推薦によって専門委員会の承認を経て部長がこ れを委嘱する。 委員長は部長を補佐して会務の円滑な運営にあたる。 委員長事故ある時は副委員長がその職務を代行する。 第8条 本会の会計事務は常任理事中より1名これにあたる。 会計監査は専門委員のなかから2名選出し会計事務の監査を行う。 第9条 常任理事は次の者をもって構成する。 1.各ブロック(湖北、湖東、湖南、湖西)より1名。 2.各種委員会より1名。 3.部長が委嘱した者若干名。 第 10 条 役員の任期は2ヶ年とする。但し、再任を妨げない。 任期満了前に欠員を補充した場合は前任者の残任期間とする。 第 5 章 各種委員会 第 11 条 本専門部に強化委員会を設ける。 第 12 条 その他必要に応じて各種委員会を設けることができる。

(6)

第 6 章 会 議 第 13 条 専門委員会は部長が招集し予算、決算、事業計画、その他重要事項に関して会議 し議決する。 第 14 条 専門委員会は毎年3回開くことを原則とする。但し、必要に応じ臨時に専門委員 会を開くことができる。 第 15 条 専門委員会は総委員の過半数(委任状を含む)の出席によって成立する。議決は 出席者の過半数の賛成を得て成立する。 第 16 条 常任理事会は部長が招集し主要事項を立案し常務を処理する。緊急な事項は常任 理事会が代行し専門委員会に報告する。 第 17 条 各種委員会は必要に応じ部長が招集する。 第18条 本専門部の会計年度は前年度3月1日に始まり2月末日に終わる。 ただし、会計監査については、年度内に終了し、次年度に報告するものとする。 第 7 章 表 彰 第 19 条 次の者を表彰する。 1.近畿高校剣道大会で優勝した高校に対して行う。 2.国民体育大会・全国高校総体・その他全国規模の大会の団体戦、または個人 戦で3位以内に入賞した高校または個人に対して行う。 3.国民体育大会・全国高校総体・選抜大会に高校3年連続、3回以上出場した 生徒に行う。 4.各校剣道部顧問として勤続年数 5 年・10 年・15 年・20 年・25 年・30 年・35 年・40 年に及んだ教師に対して行う。 5.その他、表彰に価すると認められた者に対して行う。 第 8 章 付 則 第 20 条 本規約の改正は専門委員の議決によらなければならない。 第 21 条 本規約は昭和 52 年 4 月 1 日より施行する。 第 22 条 本規約は昭和 57 年 3 月 10 日に一部改正する。 第 23 条 本規約は昭和 62 年 2 月 24 日に一部改正する。 第 24 条 本規約は平成 7 年 2 月 22 日に一部改正する。 第 2 5 条 本規約は平成 15 年 5 月 9 日に一部改正する。 第 2 6 条 本規約は平成 21 年 2 月 20 日に一部改正する。 第 2 7 条 本規約は平成 21 年 5 月 8 日に一部改正する。 第 2 8 条 申し合わせ事項の5について、平成 3 年 2 月 22 日より施行する。 第 2 9 条 本規約は平成 25 年 2 月 15 日に一部改正する。 申し合わせ事項 1.顧問の設置 専門委員長経験者で退職した者については顧問として委嘱する。 2.各種委員会 総務委員会、広報委員会を設置する。 3.専門委員会の名称 顧問会議とする。 4.専門委員会の開催時期 年3回とする。 5.定通部の参加 顧問会議ならびにその他必要に応じて会議に招集することができる。

(7)

滋賀県高体連 剣道部各 大会に関 する注 意事項

①参加申込み、抽選会等について (1)参加資格については、本年度滋賀県高体連剣道部加盟校の生徒に限る。 (2)各大会に参加登録する選手は、各学校の定期健康診断の結果、試合を行うに支障なし と認められる健康状態にあり、その上で学校長より出場を承認された者に限る。 (3)大会参加登録は、大会要項及び事前の事務連絡に従い、本専門部ホームページよりダ ウンロードした大会参加申込書のファイルを e-mail にて大会事務局へ送付する。(参加申 込書の届かない学校は、大会事務局より確認の電話を入れる。) (4)各校で(3)で送付した大会参加申込書をプリントアウトし、校長印を押印したもの を、大会当日開会式までに大会事務局へ提出する。 (5)大会参加校は、各校でオーダー表(模造紙1/4)を作成し、大会初日の8:50ま でに大会本部席へ、顧問が直接提出すること。 オーダー表作成にあたっての様式は以下の通りとする。 オーダー表(模造紙:4分の1 縦 約27㎝,横 約80㎝) <オーダー表1> 切り離さない 学 校 名 先 鋒 名 次 鋒 名 中 堅 名 副 将 名 大 将 名 ・女子のオーダー表は、学校名の下に赤線を引くこと。 ・本部席から読みとれるよう、可能な限り大きく黒字で書くこと。 ・墨書きを原則とするが、マジックでも良い。 ・オーダー表は、大会初日の8:50までに大会本部席へ提出のこと。 <オーダー表2> 切り離す 学 校 名 先 鋒 名 次 鋒 名 中 堅 名 副 将 名 大 将 名 補 欠 補 欠 太 線 で 切 り 取 る ・優勝大会においては、オーダー表1と封筒に入れたオーダー表2をご用意ください。 (選手変更の際に必要となります。) (6)申込み後の選手変更(補欠を含む)は原則として認めないが、やむを得ぬ事情で変更 せざるを得ぬ場合は、変更届(書式は任意)を大会の前日までか、オーダー表提出までに競 技委員長(専門委員長)に提出をする(診断書・校長印のあるもの)。なお、選手の補充に ついても上記に準ずる。個人戦の変更は、特に定めない。 (7)抽選は、春秋の抽選については顧問会議にて行い、県民体育大会と滋賀県優勝大会に ついては、前大会の昼食時に、要項に示した日時、会場で行う。抽選会に欠席の場合は、棄 権とみなす。あらかじめ、校務の都合により出席できないときは、事務局に連絡をとり代理 抽選を依頼することができる。

(8)

(8)各大会に出場する団体戦、個人戦の選手数は、大会要項の5の参加人数とする。 (9)定通部の参加については、その学校の監督が決定し参加の申込みをすれば参加を認め る。なお、ベスト8入りした後の大会に出場しないときは、前回の大会において最後に負け た学校をシード校とする。 ②試合について (1)各試合は全日本剣道連盟「剣道試合・審判規則,剣道試合・審判細則」によって行う。 (2)試合の注意事項は、全国・近畿高体連の申し合わせ事項に準ずる。 (3)各大会とも開会式を行うので、時間に遅れないこと。また、試合時間に遅れた場合は 不戦負けとする。相手がコートに整列してから5分間は待つこととする。 (4)試合時間については、各大会要項を参照すること。 (5)当日の選手変更は、顧問が試合開始までに審判長に申し出ること。変更して出場でき るのは、申し込み書で申し込んだ選手に限る。また、選手交代については、一度入れ代わっ たら再度交代できない。 (6)選手席の横・後でのストップウォッチを持ち込み、時間を選手に連絡することを禁じ る。(類似する行為についても禁止する) ③顧問の義務 (1)各試合には、必ず顧問(教師)の付き添いを要する。顧問の付き添いが不可能な場合 は、同校の他の教師が付き添うこと。教員以外の者については引率責任者としては認めない。 (2)各試合に参加するときは、以下のことについて部員の指導を行うこと。・各交通機関 を利用しての参加の安全面についての指導。 ・生徒の貴重品管理に関する指導。 ・生徒の個人的持参品の指導。 ・大会に必要なものの指導。(剣道具・ゼッケン・タスキ) (3)生徒の安全面において責任を持つこと。本専門部は、各大会の会場校の養護教諭に大 会期間中の出席を依頼し、万一事故が発生しても、状態によって救急車の出動を行う等の処 置をとるが、応急処置以外は責任を負わない。 ④試合者の義務 <参加資格> (1)本年度滋賀県高体連剣道部加盟校の生徒であること。 (2)各学校の定期健康診断の結果、試合を行うに支障なしと認められる健康状態にあり、 その上で学校長より出場を承認された者。 <服装及び用具について> (1)選手の服装は、紺(黒)または白とする。違反者に対しては、試合参加を認めないこ とがある。 (2)選手は垂れの前部に校名・名前(姓のみ)を記したゼッケンをつけること。ゼッケン は黒または紺地の布に白色で名前を記すこと。 (3)赤・白の目印は各校で準備すること。長さは、全長を70cm とし、幅は5cm とする。

(9)

(4)面紐の長さは、結び目から下がり40cm以内とする。胴紐についても長く垂らさず、 短めに結ぶこと。 (5)竹刀は完全なものを使用する。テープ類は巻かないこと。また竹刀の中へは、正規の 付属品以外のものを入れてはいけない。試合中に不正竹刀が発覚した場合は、その時点で、 審判長が確認し、不正竹刀使用者を負けとし、相手に2本与え、既得本数および既得権を認 めない。その後の試合を継続することができない。不正発見以前の試合にさかのぼらないが、 リーグ戦の場合は不正竹刀使用者の総ての試合を負けとする。 なお、鍔は直径9cm以内、皮革またはこれに代わる化学製品製の円形のものとする。必ず 鍔止めを使用すること。 (6)安全面については、各校共に剣道具・竹刀等に注意を払い、他方準備運動等も十分に 行い事故が起きないようにすること。 (7)すべり止めのため、雑巾等の使用は許可しない。 (8)負傷の場合でもズック靴をはいての試合出場は認めない。サポーターなどの使用は、 医療上必要と認める場合に限り、見苦しくなく、かつ相手に危害を加えない範囲において、 これを認める。 (9)胴紐にお守りなどをつけてはいけない。 <入場・作法・礼法> (1)試合場に入れるものは、(監督)選手・定められた補欠だけで、他の者はその後部に 余裕があれば、正座をして拍手のみで応援をしてもよい。 (2)選手・付き添いの顧問以外の者の応援は、観覧席がある場合は、観覧席において行う ことを原則とする。 (3)選手は、自校の試合が始まるまでに準備をして試合場で待機すること。 (4)入場してから自校の試合が終了するまで、選手は出来るかぎり正座をし、姿勢を正し くすること。ただし、足がしびれるような時は邪魔にならない場所で体調を整えてもよい。 (5)試合前に円陣を組み、大声を出すような行動はしないこと。 (6)同一チームの選手交代の際の胴突き等の行動をしてはいけない。 (7)審判合議の時は、試合者は開始位置で立ったまま納刀をし、試合場の内側でそんきょ (蹲踞)もしくは正座で待機し、合議が終わったならば開始位置までもどり、立ったまま礼 をし、竹刀を抜きあわせる。 (8)「剣道試合・審判規則,剣道試合・審判細則」,「申し合わせ事項」を遵守し、正々 堂々とした試合を行うこと。 (9)故意に施設用具を破損させたり、その他、反社会的行動をとる者があれば、当該校の 以後の大会参加について、出場を辞退していただくことになる。(期間については理事会に て決定する。)

(10)

剣 道 審 判 員 要 領 『 入 場 等 』 ( 1 ) 審 判 員 が 入 退 場 す る 場 合 、 主 審 を 中 央 に 審 判 旗 を 右 手 に 持 ち 、 境 界 線 内 側 中 央 に 整 列 す る 。 『 試 合 開 始 前 の 審 判 員 の 移 動 及 び 旗 の 保 持 』 ( 1 ) 審 判 員 の 移 動 は 次 に よ る 。 1 , 個 人 試 合 ( 第 1 試 合 ) の 場 合 、 整 列 後 、 定 位 置 へ 移 動 す る 。 2 , 団 体 試 合 の 場 合 、 整 列 し 主 審 の 号 令 に よ り 団 体 相 互 の 礼 の 後 、 定 位 置 に 移 動 す る 。 ( 2 ) 審 判 員 の 旗 の 保 持 は 次 に よ る 。 1 , 移 動 す る 場 合 は 、 両 旗 を 右 手 に 持 つ 。 2 , 定 位 置 に 移 動 後 は 、 主 審 は 赤 旗 を 右 手 、 白 旗 を 左 手 に 持 ち 、 副 審 は 、 そ の 逆 ( 白 旗 を 右 手 、 赤 旗 を 左 手 ) に 持 つ 。 3 , 交 替 す る 場 合 は 、 白 旗 を 中 に 赤 旗 を 外 に し て 両 旗 を 巻 く 。 『 審 判 員 の 交 替 』 ( 1 ) 審 判 員 の 交 替 要 領 は 、 次 に よ る 。 【 主 審 と 副 審 の 移 動 交 替 】 1 , 各 審 判 員 は 、 両 旗 を 巻 か ず に 、 定 位 置 に 移 動 し 交 替 す る 【 そ の 場 で の 審 判 員 の 交 替 】 2 , 各 審 判 員 は 、 両 旗 を 巻 き 、 次 の 審 判 員 と 相 互 の 礼 を し 交 替 す る 【 移 動 し て 1 名 の 交 替 】 3 , 各 審 判 員 は 、 定 位 置 に 移 動 し 、 主 審 を 終 え た 審 判 員 は 両 旗 を 巻 き 、 次 の 審 判 員 と 相 互 の 礼 を し 交 替 す る 【 終 了 し た 審 判 員 の 交 替 】 4 , 終 了 し た 審 判 員 は 、 両 旗 を 巻 き 、 整 列 を し 次 の 審 判 員 と 交 替 す る 『 正 面 へ の 礼 』 ( 1 ) 審 判 員 は 、 正 面 へ の 礼 を 次 の 場 合 に 行 う 。 1 , 第 1 試 合 の 開 始 時 及 び 決 勝 戦 の 開 始 時 と 終 了 時 。 2 ,試 合 が 2 日 以 上 に わ た る 場 合 、第 1 試 合 の 開 始 時 と 最 後 の 試 合 の 終 了 時 、 お よ び 決 勝 戦 の 開 始 時 と 終 了 時 。 ( 2 ) 主 審 は 、 次 の 場 合 に 正 面 へ の 礼 の 号 令 を 行 う 。 1 , 個 人 試 合 の 場 合 、 審 判 員 が 定 位 置 、 試 合 者 が 立 礼 の 位 置 に つ い た 直 後 。 2 , 団 体 試 合 の 場 合 、 審 判 員 お よ び 試 合 者 が 整 列 し た 直 後 。 『 開 始 』 ( 1 ) 審 判 長 は 、 第 1 試 合 開 始 の 場 合 、 次 に よ り 行 う 。 1 ,1 試 合 場 の 場 合 は 、最 初 の 試 合 者 が 立 礼 の 位 置 に 立 っ た と き 、起 立 す る 。 2 , 2 試 合 場 以 上 の 場 合 は 、 最 初 の 試 合 者 が 立 礼 の 位 置 に 立 ち 、 全 体 が 揃 っ た と き 、 起 立 し 笛 な ど で 合 図 す る 。 ( 2 ) 主 審 は 、 第 1 試 合 開 始 の 場 合 、 審 判 長 の 合 図 の 後 、 試 合 開 始 の 宣 告 を 行 う 。

(11)

『 有 効 打 突 』 ( 1 ) 審 判 員 の 旗 の 表 示 は 次 に よ る 。 1 , 有 効 打 突 が 決 定 し た 場 合 、 審 判 員 は 旗 を 表 示 し た ま ま 定 位 置 に 戻 り 、 主 審 の 宣 告 で 旗 を 下 ろ す 。 2 , 有 効 打 突 が 決 定 し な い 場 合 、 審 判 員 は 直 ち に 旗 の 表 示 を 止 め る 。 3 , 有 効 打 突 を 認 め な い 旗 の 表 示 を し た 場 合 、 他 の 審 判 員 が そ の 表 示 を 、 確 認 し た 後 、 旗 を 振 る こ と を 止 め る 。 4 , 主 審 が 有 効 打 突 を 認 め な い 表 示 、 ま た は 棄 権 の 表 示 を し 、 有 効 打 突 が 決 定 し た 場 合 、 主 審 は 、 有 効 の 表 示 を 行 う 。 ( 2 ) 有 効 打 突 を 取 り 消 す 場 合 、 主 審 は 合 議 開 始 前 の 旗 の 表 示 に 戻 り 、 宣 告 し て 両 旗 を 左 右 に 振 る 。 『 中 止 の 要 請 』 ( 1 ) 試 合 者 よ り 試 合 中 止 の 要 請 が あ っ た 場 合 、 主 審 は 直 ち に 試 合 を 中 止 し 、 中 止 要 請 の 理 由 を 質 す 。 ( 2 ) 前 項 の 中 止 要 請 が 不 当 と 審 判 員 が 判 断 し た 場 合 、 合 議 を 行 う 。 『 中 止 』 ( 1 ) 審 判 員 の 中 止 宣 告 は 、 次 の 場 合 に 行 う 。 1 , 反 則 の 事 実 2 , 負 傷 や 事 故 3 , 危 険 防 止 4 , 竹 刀 操 作 不 能 の 状 態 5 , 異 議 の 申 し 立 て 6 , 合 議 ( 2 ) 中 止 宣 告 の 場 合 、 審 判 員 は 次 に よ る 。 1 , 中 止 宣 告 が あ っ た 場 合 、 審 判 員 は 定 位 置 に 戻 る 。 2 , 試 合 者 双 方 が 中 止 宣 告 ま た は 旗 の 表 示 を 確 認 し た と き 、 審 判 員 は 旗 を 下 ろ す 。 3 , 反 則 が 認 め ら れ た 場 合 、 審 判 員 は 旗 を 表 示 し た ま ま 定 位 置 に 戻 り 、 主 審 の 宣 告 で 旗 の 表 示 を 止 め る 。 4 , 副 審 が 中 止 宣 告 を し た 場 合 、 主 審 は 直 ち に 試 合 中 止 の 宣 告 と 同 時 に 旗 の 表 示 を 行 う 。 ( 3 ) 一 方 の 試 合 者 が 竹 刀 を 落 と し た 場 合 ま た は 倒 れ た 場 合 に 相 手 が 直 ち に 打 突 を し な い と き 、 主 審 は 試 合 を 中 止 す る 。 ( 4 ) 反 則 と 認 め た 場 合 、 主 審 は 一 方 の 旗 を 片 方 の 手 に 持 ち 替 え 、 反 則 者 に 「 反 則 ○ 回 」 と 指 で 示 し な が ら 宣 告 し 、 基 本 姿 勢 に 戻 る 。 ( 5 ) 双 方 の 試 合 者 が 同 時 反 則 を 犯 し 、 白 ( 赤 ) に 一 本 が 与 え ら れ る 場 合 、 主 審 は 白 ・ 赤 ( 赤 ・ 白 ) の 順 で 宣 告 を 行 う 。 『 合 議 』 ( 1 ) 審 判 員 の 合 議 は 次 の 場 合 行 う 。 1 , 有 効 打 突 の 取 り 消 し 2 , 審 判 員 の 錯 誤 3 , 反 則 の 事 実 が 不 明 瞭 な 場 合 4 , 規 則 の 運 用 お よ び 実 施 の 質 疑 ( 2 ) 審 判 員 は 合 議 を 次 に よ り 行 う 1 , 試 合 者 双 方 を 主 審 は 、 境 界 線 の 内 側 ま で 後 退 さ せ る 。 2 , 副 審 が 合 議 を 要 請 す る 場 合 、 副 審 が 「 止 め 」 の 宣 告 後 、 直 ち に 主 審 が 「 止 め 」 の 宣 告 を し 、 試 合 を 中 止 す る 。 そ の 後 、 副 審 が 「 合 議 」 の 宣 言 を し 、 直 ち に 主 審 が 「 合 議 」 の 宣 告 を す る 。

(12)

『 再 開 』 ( 1 ) 「 2 本 目 」 ま た は 「 勝 負 」 の 場 合 、 副 審 は 、 主 審 の 宣 告 と 同 時 に 、 表 示 し た 旗 を 下 ろ す 。 ( 2 ) 試 合 中 止 後 に 再 開 す る 場 合 、 主 審 は 、 試 合 開 始 の 要 領 で 行 う 。 『 分 か れ 』 ( 1 ) 試 合 者 が つ ば ( 鍔 ) 競 り 合 い が こ う ち ゃ く ( 膠 着 ) し た 場 合 、 主 審 は 「 分 か れ 」 の 宣 告 と 同 時 に 「 両 旗 を 前 方 に 出 し 」 、 両 者 を 分 け 、 そ の 場 で 、 「 始 め 」 の 宣 告 と 同 時 に 両 旗 を 下 ろ し 試 合 を 継 続 す る 。 な お 、 一 方 の 試 合 者 が 境 界 線 を 背 に し て い る 場 合 、 主 審 は 迅 速 に 両 者 の 位 置 を 調 整 す る 。 『 異 議 の 申 し 立 て 』 ( 1 ) 審 判 員 は 異 議 の 申 し 立 て が あ っ た 場 合 、 次 に よ る 。 1 , 審 判 員 は 、 直 ち に 試 合 を 中 止 す る 。 2 , 審 判 主 任 ま た は 審 判 長 は 、 審 判 員 に 疑 義 の 内 容 を 合 議 さ せ る 。 3 , 審 判 主 任 ま た は 審 判 長 は 、 そ の 結 果 を 監 督 に 伝 え る 。 4 , 主 審 は 、 試 合 を 再 開 す る 。 『 判 定 、 抽 選 勝 ち 、 試 合 不 能 』 ( 1 ) 判 定 で 勝 敗 を 決 す る 場 合 、 審 判 員 は 主 審 の 「 判 定 」 の 宣 告 に あ わ せ 勝 者 と 判 断 し た 側 の 旗 を 表 示 す る 。こ の 場 合 、引 き 分 け ま た は 棄 権 の 表 示 は で き な い 。 ( 2 ) 抽 選 お よ び 試 合 不 能 に よ り 勝 敗 の 宣 告 を す る 場 合 、 主 審 は 勝 者 側 に 宣 告 と 同 時 に 表 示 し た 旗 を 下 ろ す 。 『 不 戦 勝 ち 』 ( 1 ) 個 人 試 合 の 場 合 、 主 審 は 勝 者 側 に 宣 告 と 旗 の 表 示 を 行 う 。 ( 2 ) 団 体 試 合 の 場 合 、 主 審 は 勝 ち チ ー ム を 整 列 さ せ た 後 、 宣 告 と 同 時 に 旗 の 表 示 を 行 う 。 『 終 了 』 ( 1 ) 勝 敗 が 決 し た 場 合 ま た は 試 合 時 間 が 終 了 し た 場 合 、 主 審 は 試 合 を 中 止 し 、 試 合 者 を 開 始 線 に 戻 し た 後 、 宣 告 と 同 時 に 旗 の 表 示 を 行 う 。 な お 、 延 長 の 場 合 、 延 長 の 宣 告 を し 、 試 合 を 再 開 す る 。 ( 2 ) 団 体 試 合 を 終 了 す る 場 合 、 審 判 員 は 整 列 し 主 審 の 号 令 で 団 体 間 の 礼 を 行 わ せ る 。 『 そ の 他 の 要 領 』 ( 1 ) 審 判 員 は 、 試 合 開 始 前 、 試 合 者 の 服 装 ( 剣 道 着 ・ 袴 ・ 目 印 ・ 名 札 ) の 適 否 を 確 認 す る 。 ( 2 ) 審 判 員 は 、 試 合 者 の 用 具 ( 剣 道 具 ・ 竹 刀 ・ つ ば ( 鍔 ) ) の 適 否 を 確 認 す る 。 ( 3 ) 主 審 は 、 試 合 者 が 不 適 切 な 礼 法 を 行 っ た 場 合 、 指 導 す る 。 ( 4 ) 審 判 員 は 、 試 合 者 が 試 合 終 了 後 、 選 手 席 な ど で 不 適 切 な 言 動 を 行 っ た 場 合 も し く は 行 お う と し た 場 合 、 厳 正 に 指 導 す る 。 ( 5 ) 各 係 員 は 、 円 滑 な 任 務 が 遂 行 で き る よ う 、 審 判 主 任 ま た は 審 判 長 を 中 心 に 事 前 に 緊 密 な 連 帯 を と り 、 迅 速 か つ 性 格 に 任 務 を 遂 行 す る 。 ( 6 ) 掲 示 係 は 、 審 判 旗 の 点 検 ・ 確 認 を し 、 審 判 席 に 置 く 。

(13)

剣 道 試 合 者 要 領 『 入 場 等 』 ( 1 ) 試 合 者 は 入 退 場 の 際 、 選 手 席 に 整 列 し 、 監 督 の 指 示 で 正 面 に 礼 を し た 後 、 着 座 ま た は 退 場 す る 。 『 整 列 』 ( 1 ) 団 体 試 合 の 場 合 、 先 鋒 、 次 鋒 は 剣 道 具 を 着 け 、 竹 刀 を 持 っ て 、 立 礼 の 位 置 ( 開 始 の 線 手 前 3 歩 。 以 下 同 じ ) に 整 列 し 、 主 審 の 「 礼 」 の 号 令 に よ り 、 相 互 の 礼 を 行 う ( 試 合 者 の 整 列 方 法 第 1 図 ) 。 引 き 続 き 次 の 試 合 が 行 わ れ る 場 合 、 試 合 場 内 に 2 チ ー ム 1 列 で 並 ぶ 。 た だ し 、 2 チ ー ム 1 列 で 並 べ な い 場 合 は 、 こ の 限 り で は な い ( 団 体 試 合 の 整 列 方 法 第 1 図 、 第 2 図 ) 『 正 面 へ の 礼 』 ( 1 ) 試 合 者 は 次 の 場 合 主 審 の 号 令 に よ り 正 面 へ の 礼 を 行 う 。 1 , 第 1 試 合 の 開 始 時 及 び 決 勝 戦 の 開 始 時 と 終 了 時 。 2 ,試 合 が 2 日 以 上 に わ た る 場 合 、第 1 試 合 の 開 始 時 と 最 後 の 試 合 の 終 了 時 、 お よ び 決 勝 戦 の 開 始 時 と 終 了 時 。 3 , 正 面 へ の 礼 は 、 立 礼 の 位 置 で 行 う 。 『 開 始 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 試 合 を 開 始 す る 場 合 、 立 礼 の 位 置 に 進 み 、 提 げ 刀 の 姿 勢 で 相 互 の 礼 を 行 い 、 帯 刀 し 3 歩 進 ん で 開 始 線 で 竹 刀 を 抜 き 合 わ せ つ つ 、 そ ん き ょ ( 蹲 踞 ) し 、 主 審 の 宣 告 で 試 合 を 開 始 す る 『 有 効 打 突 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 主 審 の 有 効 打 突 の 宣 告 が あ っ た 場 合 、 直 ち に 試 合 を 中 止 し 、 開 始 線 に 戻 り 相 中 段 に 構 え 、 主 審 の 宣 告 を 受 け る 。 『 中 止 の 要 請 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 試 合 の 中 止 を 要 請 す る 場 合 、 手 を 上 げ 、 か つ 主 審 に 向 か っ て 発 声 し 、 直 ち に そ の 理 由 を 主 審 に 申 し 述 べ る 。 ( 2 ) 試 合 者 は 、 着 装 の 乱 れ を 直 す と き は 、 開 始 線 で 立 っ た ま ま の 納 刀 し 、 境 界 線 の 内 側 ま で 後 退 し 、 そ ん き ょ ( 蹲 踞 ) も し く は 正 座 し て 速 や か に 行 う 。 『 中 止 』 ( 1 ) 試 合 者 は 審 判 の 「 止 め 」 の 宣 告 が あ っ た 場 合 、 直 ち に 試 合 を 中 止 し 、 開 始 線 に 戻 り 、 主 審 の 宣 告 ま た は 指 示 を 受 け る 。 『 合 議 』 ( 1 ) 試 合 者 は 主 審 が 合 議 の 宣 告 を し た 場 合 、 開 始 線 で 立 っ た ま ま 納 刀 し 、 境 界 線 の 内 側 ま で 後 退 し 、 そ ん き ょ ( 蹲 踞 ) も し く は 正 座 で 待 機 す る 。 『 再 開 』 ( 1 )試 合 者 は 、中 止 後 に 試 合 を 再 開 す る 場 合 、開 始 線 で 立 っ た ま ま 相 中 段 に 構 え 、 主 審 の 宣 告 に よ り 試 合 を 再 開 す る 。 『 分 か れ 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 主 審 の 「 分 か れ 」 の 宣 告 が あ っ た 場 合 、 直 ち に 間 合 い を 取 り 、 相 中 段 に 構 え 、 主 審 の 宣 告 で 試 合 を 継 続 す る 。

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『 異 議 の 申 し 立 て 』 ( 1 ) 監 督 が 異 議 の 申 し 立 て を し た 場 合 、 試 合 者 は 「 合 議 」 の 場 合 の 要 領 で 待 機 す る 。 『 判 定 ・ 抽 選 勝 ち ・ 試 合 不 能 』 ( 1 ) 試 合 後 は 、 判 定 に よ り 勝 敗 を 決 す る 場 合 、 開 始 線 で 相 中 段 に 構 え 、 主 審 の 宣 告 を 受 け る 。 ( 2 ) 試 合 者 は 、 抽 選 お よ び 試 合 不 能 に よ り 勝 敗 を 決 す る 場 合 、 上 記 1 に よ る 。 『 不 戦 勝 ち 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 不 戦 勝 ち で 勝 者 の 宣 告 を 受 け る 場 合 、 試 合 を 行 う 要 領 で 開 始 線 に 進 み 、 立 ち 上 が っ た と こ ろ で 主 審 の 宣 告 を 受 け 、 そ ん き ょ ( 蹲 踞 ) し て 納 刀 し 、 元 に 戻 る 。 ( 2 ) 団 体 試 合 の 不 戦 勝 ち の 場 合 は 、 全 試 合 者 は 立 礼 の 位 置 で 主 審 の 宣 告 を 受 け る ( 団 体 試 合 の 整 列 方 法 第 1 図 ) 『 終 了 』 ( 1 ) 試 合 者 は 、 試 合 を 終 了 す る 場 合 、 開 始 線 で 相 中 段 に 構 え 、 主 審 の 宣 告 の 後 、 そ ん き ょ( 蹲 踞 )し て 納 刀 し 、立 ち 上 が り 帯 刀 姿 勢 で 立 礼 の 位 置 ま で 後 退 し 、 提 げ 刀 の 姿 勢 と な り 相 互 の 礼 を 行 う 。 ( 2 ) 団 体 試 合 が 終 了 し た 場 合 、 両 団 体 は 立 礼 の 位 置 に 整 列 し 、 主 審 の 号 令 で 団 体 間 の 礼 を 行 い 退 場 す る 。 こ の 場 合 、 最 後 の 試 合 者 は 剣 道 具 を 身 に つ け 竹 刀 を 持 ち 整 列 す る ( 団 体 試 合 の 整 列 方 法 第 1 図 ・ 第 2 図 ) 『 そ の 他 の 要 領 』 ( 1 ) 試 合 者 の 服 装 は 清 潔 で 綻 び や 破 れ の な い も の と す る 。 ( 2 ) 剣 道 具 は 試 合 中 、 乱 れ な い よ う に 堅 固 に 着 装 す る 。 な お 、 面 紐 の 長 さ は 結 び 目 か ら 4 0 セ ン チ メ ー ト ル 以 内 と す る 。 ( 3 ) 試 合 者 は 試 合 場 内 で は 相 互 の 礼 の み と し 、 審 判 員 に 対 す る 礼 や 相 互 の 個 人 的 な 座 礼 な ど お こ な わ な い 。 ( 4 ) 試 合 者 が 交 替 す る 際 、 胴 づ き 、 握 手 な ど の 行 為 を し て は な ら な い 。 ( 5 ) 試 合 者 は 審 判 員 が 移 動 し て 定 位 置 に つ く ま で 試 合 場 に 入 っ て は な ら な い ( 6 ) 次 の 試 合 者 は 、 前 の 試 合 者 が 試 合 場 内 か ら 出 る ま で は 試 合 場 内 に 入 っ て は な ら な い ( 7 ) 監 督 ・ 試 合 者 は 選 手 席 へ の 時 計 の 持 ち 込 み 、 サ イ ン な ど に よ る 指 示 や 試 合 者 へ の 声 援 を し て は な ら な い ( 8 ) 先 鋒 戦 お よ び 最 後 の 試 合 者 の 対 戦 の 場 合 、 控 え の 試 合 者 は 正 座 す る こ と が 望 ま し い 。

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1 近畿高等学校剣道大会申し合わせ事項 近畿高等学校体育連盟剣道専門部 1.参加申し込み等に関する事項 <出場資格> ( 1) 各府県高体連に加盟する生徒で、男女共各府県より選出された団体各8校、個人各4名の学校長 が認めるものであること。 ( 2) 平成9年4月2日以降に生まれたものとする。 ( 3) 同一学年における出場は一回限りとする。 ( 4) 転校後6ケ月未満の者の出場は認めない。ただし、一家転住及び留学生(卒業を目的とする)等 やむを得ない場合は各府県高体連剣道部部長の許可があればこの限りではない。 ( 5) 大会に参加させようとする選手については、定期健康診断、健康相談および日常の健康観察等 によりその健康状態をよく把握し、無理をして参加させないようにすること。 ( 6) 他に別途定める特例有り。(専門委員長に問い合わせる) <大会参加申し込み> ( 7) 大会実施要項に従い、所定の申込書で締切日必着厳守にて申し込むこと。 ( 8) 出場校のチームの編成は男女とも次の通りとし、全日制・定時制・通信制等および男・女の生 徒による混成は認めない。 団体監督 1名 選手 5名 補欠 2名 計 8名 個人監督 1~4名 選手 4名 計 5~8名 ( 9) 団体試合出場校の選手が5人に満たない場合の申し込みは、次のとおりとする。 (4人の場合)先鋒・中堅・副将・大将とし、次鋒を空欄にする。 (3人の場合)先鋒・中堅・大将とし、次鋒・副将を空欄にする。 (10) 統廃合の対象となる学校については、当該校を含む合同チームによる大会参加を認める。 <宿泊申し込み> (11) 大会事務局では原則として大会役員と出場校(エントリーのみ)につき宿舎を斡旋する。 (12) 大会宿泊要項に従い、所定の申込書で締切日必着厳守にて申し込むこと。 参加校は宿泊斡旋不要の場合もその旨連絡するものとする。 <抽 選> (13) 抽選は各府県専門委員長により行う。 (14) 予選リーグにおいては同一府県による組み合わせはしない。 2.競技運営に関する事項 ( 1) 試合の規定は全日本剣道連盟の「剣道試合・審判規則並びに剣道試合・審判細則」に準拠する。 細部については「近畿高等学校剣道大会申し合わせ事項」ならびに「全国高等学校体育連盟剣 道専門部申し合わせ事項」による。 ( 2) ① 団体戦は3チームを一組とする予選リーグを行い、以後はトーナメントとする。 ② 個人戦はトーナメントにより行う。 ( 3) ① 団体戦の試合時間は、予選リーグは男女とも4分、引き分けとする。 決勝トーナメントは男女とも4分、延長2分(1回)引き分けとする。 ただし、チームの勝敗が決した場合は、以後の延長は行わない。 ②個人戦の試合時間は4分、延長は時間を区切らずに勝敗の決するまで行う。 ( 4) 予選リーグおよび決勝トーナメントにおける勝敗は次により決定する。 (予選リーグ) ① 各試合において勝者数、総本数が同数の場合もその都度の代表者戦は行わず、全リーグ終了 後のトータルにより次の順序で決定する。 (a)チームの勝点(勝ち1点、分0.5点)(b)勝者数(c)総本数 ② 上記①において、一位校の決定していない場合のみ、代表者戦を行う。 代表者戦は当該チームの代表(1名)による4分一本勝負とし、延長は時間を区切らずに勝

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2 敗の決するまで行う。 (決勝トーナメント) 勝者数法により行い、勝敗の決しない場合は、代表者戦により決定する。代表者戦は当該チ ームの代表(1名)による4分一本勝負とし、延長は時間を区切らずに勝敗の決するまで行う。 ( 5) 不戦勝は、個々の試合における2本勝(2-0)の価値を有するものとする。 ( 6) 大会当日の選手の交代は、補欠をオーダーの欠けるところに補充するものとし、当該試合の前 までに各試合場の審判主任へ届け出ること。なお、一度交代した者の再出場は認めない。 ( 7) 赤・白の目印は各校で用意すること。(全長70センチメートル、幅5センチメートルとする) 違反した場合は大会係によりハサミで切る。 ( 8) 監督(顧問)はチームの選手および応援団のすべての行動につき監督すること。 ( 9) 審判員に委嘱された者は監督を兼ねることはできない。 (10) 監督の服装は、全国高体連申し合わせ事項3.(1)の(イ)に準ずる。 (11) 開会式までに必ず受付、更衣をすませておく。 (12) 試合場へは、試合に関係のある監督・選手および大会役員以外の入場は禁止する。 (13) 大会中の負傷・疾病等について応急処置のほかは、主催者はその責任を負わない。参加者は各 自で健康保険証を持参すること。貴重品等についても同様に各校の責任において保管すること。 (14) 校旗、部旗またはそれに類するものの掲揚は認めない。 (15) サポーター使用にあたって届け出る必要はない。(ただし不適切なものは、審判主任の判断に よりはずさせることもある。) 3.競技前に関する事項 (選手・監督の変更について) ( 1) 事故・病気などやむをえない理由により選手・監督を変更する場合は、大会前日の委員長会議 までに各府県専門委員長を通じて申し込むこと。 ( ただし、選手の変更については全国高体連申し合わせ事項4.( 6)の(ロ),(ハ),(ニ)に 準ずる。) ( 2) 選手変更の手続きは、所定の用紙に必要事項を記入し、各府県専門委員長に提出すること。 <用 具> ( 3) 剣道具、剣道着・袴・竹刀は完全なものを使用する。着色を施したり、テープ類を巻いた竹刀 は使用してはならない。 ( 4) 竹刀は必ず検量検印を受けたものを使用すること。 ※不正用具使用の場合の処置については、『全日本剣道連盟剣道試合規則第3章第2節第19条』に 準ずる。 <そ の 他> ( 5) 試合の進行については常に留意し、監督・選手(補欠)は前の試合が開始されると入場するこ と、席順は上座から大将~先鋒とし監督は両端とする。前の試合の中堅戦が始まると先鋒・次 鋒は面をつけること。 ( 6) 試合前にチームが円陣を組み、かけ声をあげるなどの行為をしてはいけない。 ※以上、周知徹底の上、不明な点があれば各府県専門委員長を通じて、<大会事務局(本部)> へ問い合わせること。 以上 平成28年 5月20日 確認

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公益財団法人全国高等学校体育連盟剣道専門部申し合わせ事項

下記の事項は、公式試合における高体連剣道専門部としての統一的な事項である。 特に全国大会においては、これを厳守することとする。 1 選手心得 (1) 選手は気品のある態度で全力をあげて試合をする。 (2) 竹刀は完全なものを使用する。着色を施したり、テープを巻いたりした竹刀は使用し てはならない。 (3) 選手の服装は、紺(黒)または白の剣道着・袴とする。なお、刺繍等により華美にな らないこと。 (4) 試合者の目印に校名などを大きく目立つように入れてはいけない。目印を着ける時は 折り返した二枚の長さが揃うように着ける。 (5) 貴重品の保管には十分留意する。 (6) 滑り止めのための雑巾等は使用しない。 2 引率責任者、監督の資格について 引率責任者は出場校の教諭とし、監督は出場校の教職員または校長が特に認めた者とす る。ただし、監督が出場校教諭である場合は、原則として引率者を兼ねる。 3 監督心得 (1) 監督の服装は、以下の通りとする。 (イ)全国高校総体では、白シャツ、ズボン(白・灰色)または剣道着、袴(色は紺、 黒、白いずれか)とする。 (ロ)全国選抜大会では、背広、ネクタイ、または剣道着、袴(色は紺、黒、白のいず れか)とする。 (2) 試合場に入ることができるのは、監督・選手・補欠のみとし、他の者の入場は厳禁す る。 4 規則の運用および大会運営について (1) 試合はすべて一刀(一本の竹刀)にて行うものとする。二刀にての試合は認めない。 (2) 全国大会(全国総体・全国選抜大会)での竹刀検量は、以下の要領で行う。 (イ)監督の責任において検量本数を「竹刀検量申請書」により申請する。 (ロ)事前に申請する竹刀の本数は選手一人当たり 3 本以内とする。 (ハ)全国総体においては、竹刀検量において規格外等により不合格となった竹刀を一 時預かり、当該選手が所属する団体及び当該選手の試合が終了後返却する。 (ニ)大会期間中、破損等による追加の申請は破損した竹刀を持参のうえ「竹刀検量【追 加】申請書」により申請する。

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(3) 鍔競り合いについて (イ)試合者は、正しい鍔競り合いの攻防から10秒以内に技を出すか、または、相 互に間合いを切って鍔競り合いを解消しなければならない。 正しい鍔競り合いとして以下に示す内容を審判の判定基準とし、この基準から はずれる場合は不当な鍔競り合いの反則とする。 ① 手元が上った拳競り合いにならないようにし、手元を下げて相互に鍔元と 鍔元を合わせて竹刀を交差させる。(このことを試合者同士が相互に努力し て行うことを前提とする。) ② 鍔元で竹刀の表鎬を交差させる。(竹刀は右傾前方に傾ける。) ③ 瞬間的に裏交差はあり得るが、直後に表鎬側での交差に直さなければなら ない。(先に裏交差した者や右拳を体の中心より左側において鍔競り合いを する者は反則の対象となる。) ④ 鍔競り合いは、相互に鍔元で圧力をかけ合っている状態とする。(相手の力 を故意に吸収して体を密着させる行為は反則の対象となる。) (ロ)審判員は、不当な鍔競り合いの「反則」を厳密に見極めるとともに、正しい鍔競 り合いの攻防が10秒程度続いた場合、時間空費の「反則」または「分かれ」を見 極める。 ただし、安易に「分かれ」をかけない。 (ハ)運用の詳細については、別紙「鍔競り合い改善の補足事項(平成22年5月3日決 定)」による。 (4) 不正用具を使用した時の罰則は試合規則 17 条・19 条の通りであるが、個人戦と団体 戦を含めて行う大会においては、両方にまたがって適用する。 (イ)団体・個人戦における不正用具使用者は、以後の試合に出場できない。団体トー ナメント戦における補欠の出場は別に定めのない限り認める。 (ロ)団体・個人戦ともにリーグ戦にあっては、不正用具使用者の総ての試合を負けと し、補欠の出場は認めない。 (5) 全国総体の団体戦において、補欠と交代した選手の再出場は認めない。(大会が 2 日以 上の場合は全期間にわたって適用する。) (6) 全国大会団体戦の選手変更は以下の方法、条件内で認める。 (イ)監督会議前までに所定の届けを大会事務局へ提出する。 (ロ)変更する選手の人数は原則2名以内とする。 (ハ)全国総体で、選手変更する場合、先鋒から大将までの試合順は変えられない。 (ニ)全国総体では、参加申込時の選手5名補欠2名に対し、新たな選手を入れる場合 は補欠を飛び越して選手と直接変更することはできない。 (7) 個人戦の時、自分の都道府県の生徒が出た時は審判員を交代する。また関係のあるチ ームの審判も行わないことが望ましい。 (8) 予選リーグにおける引き分けの際は、その都度勝負を決定せずにそのリーグ終了後下 記の順で勝敗を決め、必要に応じて代表者戦を行う。 (イ)チームの勝ち点による。(勝ち 1 点、分 0.5 点) (ロ)勝者数による (ハ)総本数による

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(ニ)上記(イ)から(ハ)までで3チームの順位が決定しない場合は、代表者戦によるリ ーグ順位決定戦を以下の要領で行い当該リーグの1位を決定する。 ① 代表者戦の対戦順は予選リーグ戦時の対戦順とする。ただし、1位チー ムが決定した後の試合は行わないものとする。 ② 代表選手は選手の安全面等に配慮し、代表者戦ごと変更することを可と する。 ③ 礼法については、代表者戦1巡目のみ当該の試合に出場した5人を整列 させて行い、2巡目に入った場合は代表選手のみの礼とする。 ④ 審判は予選リーグ戦時における当該の審判員が行う。 (9) 代表者戦の選手は、当該の試合に出場した先鋒から大将までの5人の選手から選出す る。ただし、予選リーグにおいては補欠と交代した選手の再出場は認めない。なお、 代表者戦は一本勝負とする。 (10) 団体試合・トーナメント戦において、チームの勝敗が決定した後の試合は延長戦を行 わない。 (11) 延長戦について (イ)全国総体の個人戦においては、試合時間内で勝敗が決しない場合は勝敗の決す るまで延長戦を行う。ただし、延長戦の試合時間は勝敗が決するまで継続する。 (ロ)全国総体の団体戦においては、代表者戦に限り延長戦の試合時間は勝敗が決す るまで継続する。 (ハ)全国総体の団体戦における代表者戦以外の延長戦は、試合時間2分とし勝敗の 決しない場合は引き分けとする。 (ニ)全国選抜大会においては、試合時間内で勝敗が決しない場合は延長戦を行わず 引き分けとする。ただし、代表者戦では試合時間内で勝敗が決しない場合は勝敗 の決するまで延長戦を行う。この場合の試合時間は勝敗が決するまで継続する。 付記:(1)勝敗が決するまで延長戦を継続する場合、主審は試合者の疲労度等 を観察し、休息等の措置が必要と判断したら、「止め」を宣告し深呼吸 等の措置をとることができるものとする。 (2)各都道府県の大会における「延長戦の試合時間」については全国 大会に準ずる。 (12) 会場に各種旗(校旗、部旗、それに類するもの)の掲揚はしない。 5 事故の処理 選手が負傷した場合は、医師及び監督の意見を聞いた上、審判主任と審判員の 4 名が審 判長の了解を得て試合継続の可否について決定する。試合の継続が決定した後、原則とし て 5 分以内に試合を再開する。 6 大会参加資格について (1) (公財)全国高等学校体育連盟の定める「全国高校総体開催基準要項の大会参加資格」 による。 (2) (公財)全国高体連剣道専門部の定める「外国人留学生の出場枠」(下記)による。

(20)

4

① 学校教育法第 1 条に規定する高等学校に卒業を目的として入学している生徒であ ること。 ② 在籍校が、各都道府県高体連剣道専門部に加盟していること。 ③ 年齢は平成 9 年 4 月 2 日以降に生まれた者とする。ただし出場は同一競技3回ま でとし、同一学年での出場は1回に限る。 ④ 短期留学は除く。 ⑤ 上記①から④の条件を総て満たしている者に限り、以下の出場枠で参加を認める。 団体戦・・・補欠を含めた7名中の 2 名以内の出場枠とする。 個人戦・・・参加制限をしない。 7 試合放棄に対する措置について 全国高校総体、全国選抜大会において試合放棄が行われた場合、原則として以下の措置 をとる。 試合放棄とは事故や負傷などによる棄権ではなく、運営や判定に対する不満により、試 合を一方的に放棄した場合をいう。 (1) 試合放棄の事実確認及び事情聴取 審判長または審判主任は、監督及び選手に対して試合放棄の事実を直接確認し、その 事情聴取にあたる。 (2) 競技上の取り扱い 剣道試合・審判規則第 31 条(棄権)、細則 28 条にのっとり以下の通り処理する。 ① 試合を放棄した者は負けとし、その後試合に出場することができない。 ② 個人戦においては、相手に 2 本を与えて負けとする。既得本数は認めない。 ③ 団体戦においては、相手チームに 5 勝 10 本を与えて負けとし、既得本数は認めな い。 (リーグ戦においてはそのリーグすべての試合を、相手チームに 5 勝 10 本を与え て負けとし、既得本数、既得権は認めない。) 補足:団体戦においては、チームとして試合放棄した場合とチーム内の1選手 が試合放棄した場合があり得るが、ともに上記③のとおり処置する。 (3) 試合放棄した個人または団体(監督も含め)に対する事後の指導措置 (公財)全国高体連剣道専門部長は、副部長・委員長と協議し当該者に対し指導を講 ずる。その結果を全国専門委員会に報告する。 付記:各都道府県の大会における試合放棄は、各都道府県高体連及び剣道専門部に一 任する。その結果を(公財)全国高体連剣道専門部長に報告する。 (平成 28 年 5 月 3 日一部改定)

(21)

全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 開 催 基 準 要 項 ( 大 会 参 加 資 格 )

( 1 ) 選 手 は 、 学 校 教 育 法 第 1 条 に 規 定 す る 高 等 学 校 ( 中 等 教 育 学 校 後 期 課 程 を 含 む ) に 在 籍 す る 生 徒 で あ る こ と 。 ( 2 ) 選 手 は 、 都 道 府 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 に 加 盟 し て い る 生 徒 で 、 当 該 競 技 要 項 に よ り 全 国 大 会 参 加 の 資 格 を 得 た 者 に 限 る 。 ( 3 ) 年 齢 は 4 月 2 日 以 降 に 生 ま れ た も の と す る 。 た だ し 、 出 場 は 同 一 競 技 3 回 ま で と し 、 同 一 学 年 で の 出 場 は 一 回 限 り と す る 。 ( 4 ) チ ー ム の 編 成 に お い て は 全 日 制 課 程 ・ 定 時 制 課 程 ・ 通 信 制 課 程 の 生 徒 に よ る 混 成 は 認 め な い 。 ( 5 ) 統 廃 合 の 対 象 と な る 学 校 に つ い て は 、当 該 校 を 含 む 合 同 チ ー ム に よ る 大 会 参 加 を 認 め る 。 ( 6 ) 転 校 後 6 カ 月 未 満 の も の は 参 加 を 認 め な い 。( 外 国 人 留 学 生 も こ れ に 準 じ る ) た だ し 、一 家 転 住 等 や む を 得 な い 場 合 は 、各 都 道 府 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 会 長 の 許 可 が あ れ ば こ の 限 り で は な い 。 ( 7 ) 出 場 す る 選 手 は 事 前 に 健 康 診 断 を 受 け 、在 学 す る 学 校 の 校 長 及 び 所 属 す る 各 都 道 府 県 高 体 連 会 長 の 承 認 を 必 要 と す る 。 ( 8 ) 参 加 資 格 の 特 例 ア .前 記 ( 1 ) ( 2 ) に 定 め る 生 徒 以 外 で 、当 該 競 技 要 項 に よ り 大 会 参 加 資 格 を 満 た す と 判 断 さ れ 、都 道 府 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 が 推 薦 し た 生 徒 に つ い て は 、別 途 に 定 め る 規 定 に 従 い 大 会 参 加 を 認 め る 。 イ . 上 記 ( 3 ) ア の た だ し 書 き に つ い て は 、 学 年 の 区 分 を も う け な い 課 程 に 在 籍 す る 生 徒 の 出 場 は 、 同 一 競 技 3 回 限 り と す る 。 【 大 会 参 加 資 格 の 別 途 に 定 め る 規 定 】 1 . 学 校 教 育 法 第 8 2 条 の 2 、8 3 条 の 学 校 に 在 籍 し 、都 道 府 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 の 大 会 に 参 加 を 認 め ら れ た 生 徒 で あ る こ と 。 2 . 次 の 条 件 を 具 備 す る こ と 。 ( 1 ) 大 会 参 加 資 格 を 認 め る 条 件 ア .全 国 高 等 学 校 体 育 連 盟 の 目 的 及 び 永 年 に わ た る 活 動 を 理 解 し 、そ れ を 尊 重 す る こ と 。 イ .参 加 を 希 望 す る 専 修 学 校 及 び 各 種 学 校 に あ っ て は 、年 齢 、修 業 年 限 と も に 高 等 学 校 と 一 致 し て い る こ と 。ま た 、連 携 校 の 生 徒 に よ る 混 成 は 認 め な い 。 ウ .各 学 校 に あ っ て は 、都 道 府 県 高 等 学 校 体 育 連 盟 の 予 選 会 か ら 出 場 が 認 め ら れ 、 全 国 大 会 へ の 出 場 条 件 が 満 た さ れ て い る こ と 。 エ .各 学 校 に あ っ て は 、部 活 動 が 教 育 活 動 の 一 環 と し て 、日 常 継 続 的 に 責 任 の あ る 顧 問 教 員 の 指 導 の も と に 適 切 に 行 わ れ て お り 、活 動 時 間 等 が 高 等 学 校 に 比 べ て 著 し く 均 衡 を 失 し て い ず 、 運 営 が 適 切 で あ る こ と 。 ( 2 ) 大 会 参 加 に 際 し 守 る べ き 条 件 ア .全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 開 催 基 準 要 項 を 遵 守 し 、競 技 種 目 大 会 申 し 合 わ せ 事 項 等 に 従 う と と も に 、 大 会 の 円 滑 な 運 営 に 協 力 す る こ と 。 イ .大 会 参 加 に 際 し て は 、責 任 あ る 教 員 が 引 率 す る と と も に 、万 一 の 事 故 の 発 生 に 備 え て 障 害 保 険 に 加 入 し て お く な ど 、万 全 の 事 故 対 策 を 講 じ て お く こ と 。 ウ . 大 会 開 催 に 要 す る 経 費 に つ い て は 、 応 分 の 負 担 を す る こ と 。

(22)

全国高等学校剣道選抜大会実施要項(参加資格)

1 選手は学校教育法第1条に規定する高等学校(中等教育学校後期課程を含む)に在籍する生徒であること。 2 選手は都道府県高等学校体育連盟に加盟している生徒で、当該競技実施要項により全国大会の参加資格を得 た者に限る。 3 ア.年齢は平成7年の4月2日以降に生まれた者とする。 (平成26年度に第1・2学年在籍者)ただし、同一学年での出場は1回限りとする。 イ.特例として、この3号アに定める年齢制限については、中国残留日本人孤児及びその子女については撤 廃する。 4 チーム編成において、全日制課程、定時制課程、通信制課程の生徒による混成は認めない。 5 転校後6ヶ月未満の者は参加を認めない。 ただし、一家転住などやむを得ない場合は、各都道府県高等学校体育連盟会長の許可があればこの限りでは ない。 6 出場する選手はあらかじめ健康診断を受け、在学する学校の校長及び各都道府県高等学校体育連盟剣道専門 部の承認を必要とする。 7 参加資格の特例 ア 上記1、2に定める生徒以外で、3~6の大会参加資格を満たし、且つ、各都道府県高等学校体育連盟 が推薦する生徒を、別途に定める規定に従い大会参加を認める。 イ 上記3アのただし書きについては、学年の区分を設けない課程に在籍する生徒の出場は、同一競技3回 限りとする。 【大会参加資格の別途に定める規定】 1 学校教育法第72条、115条、124条及び134条の学校に在籍し、都道府県高等学校体育連盟の大会 に参加を認められた生徒であること。 2 以下の条件を具備すること。 (1) 大会参加を認める条件 ア 全国高等学校体育連盟の目的及び永年にわたる活動を理解し、それを尊重すること。 イ 参加を希望する特別支援学校、高等専門学校、専修学校及び各種学校にあっては、学齢、終業年限とも に高等学校と一致していること。また、連携校の生徒による混成は認められない。 ウ 各学校にあっては、都道府県高等学校体育連盟の予選会から出場が認められ、全国大会への出場条件が 満たされていること。 エ 各学校にあっては、部活動が教育活動の一環として、日常継続的に責任ある顧問教員の指導のもとに適 切に行われており、活動時間等が高等学校に比べて著しく均衡を失していず、運営が適切であること。 (2) 大会参加に際し守るべき条件 ア 全国高等学校総合体育大会実施要項を遵守し、競技種目別大会申し合わせ事項等にしたがうとともに、 大会の円滑な運営に協力すること。 イ 大会参加に際しては、責任ある教員が引率するとともに、万一の事故の発生に備えて傷害保険に加入し ておくなど、万全の事故対策を講じておくこと。 ウ 大会開催に要する経費については、応分の負担をすること。

(23)

公益財団法人全国高等学校体育連盟剣道専門部努力目標

1.指導方針

剣道の理念をより深く認識し、心気力一致の剣道を目指す。

◎ 正しい心で稽古も試合もするよう指導する。

① 望ましい指導者のあり方について研鑽を積む。

(指導者に対する各種の意見に対しては耳を傾け研鑽の材料とする。

② 真の有効打突を求め、その指導に徹する。

(気剣体一致の打突を常に念頭に置き指導する。

③ 正しい鍔競り合いを徹底する。

正しい鍔競り合いとして以下に示す内容を徹底して指導する。

ア 手元が上った拳競り合いにならないようにし、手元を下げて相互に鍔元と鍔元を

合わせて竹刀を交差させる。

(このことを試合者同士が相互に努力して行うことを前提とさせる。

イ 鍔元で竹刀の表鎬を交差させる。

(竹刀は右傾前方に傾ける。

ウ 瞬間的に裏交差はあり得るが、直後に表鎬側での交差に直さなければならない。

(先に裏交差した者や右拳を体の中心より左側において鍔競り合いをする者は反

則の対象となることも指導する。

エ 鍔競り合いは、相互に鍔元で圧力をかけ合っている状態とする。

(相手の力を故意に吸収して体を密着させる行為は反則の対象となることも指導

する。

④ 試合時間の大半を「鍔競り合いに費やす試合展開」ではなく、「間合いを取り、対峙

して攻め合う試合展開」になるように指導する。

(お互いに分かれて鍔競り合いを解消する場合は、右足前の中段の構えを基準として

呼吸を合わせ潔く剣先の触れない位置まで間合いを切ることを指導する。

⑤ 公明正大に試合するように指導する。

(攻めもなく打突することもなく、構えて即、深い間合いに入ったり、鍔競り合いに

持ちこむ試合行動はさせない。

⑥ 安全に留意した稽古・試合を行うよう指導を強める。

(先細竹刀の使用、竹の肉厚を薄く削る等、危険と思われる形状の竹刀の使用を止め

させる。

(危険と思われる突きは止めさせる)

(24)

2.審判員留意事項

◎ 正しい剣道が継続され、正しく豊かな心が育つよう、公正かつ厳正に審判する。

① 有効打突の判定を誤らないようにする。

(引き技・左胴の見誤りをなくする。技の違いと錬度に応じた打突の見極めをする。

② 申し合わせ事項にある「正しい鍔競り合い」の内容を正確に把握し、不当な鍔競り合

いの「反則」を見逃さないようにする。

(反則と見なした時点で主審は試合を中止し合議をかける。

③ 正しい鍔競り合いが10秒程度続いた場合、安易に「分かれ」をかけず、原則的にい

ずれか一方に時間空費の反則をとる。

(10秒の時間感覚を日常より身につける努力をする。

(その他鍔競り合いにおける措置は、別紙「鍔競り合い改善の補足事項(平成22年

5月3日決定)」による。

④ 一時中止要請に対しての処理を適切に行う。

(不適切なものは「反則」にする)

⑤ 場外反則のとりかたを正確にできるように努力する。

(「場外」と「押し出し・突き出し」の判定を正確に行う)

「止め」を宣言する時期を適切なものにする)

⑥ 危険な突きは反則とする。

(有効打突とする意志のない危険な突き、例えば、相手の場外反則をねらって突いた

もの、あるいは引き技を出した相手に残心をとらせないで相手の有効打突を消すこ

とをねらって突いたものなどを反則とする)

(平成 4年5月25日 制 定) (平成 9年5月4日一部改訂) (平成14年5月4日一部改訂) (平成16年5月4日一部改訂) (平成17年5月3日一部改訂) (平成20年5月3日一部改訂) (平成22年5月3日一部改訂)

参照

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