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3.Rio Tinto Group ( リオ ティント ク ルーフ ) 1. 企業概要 1 本社 Rio Tinto plc : 英国 ロンドン Rio Tinto Limited: 豪州 メルボルン 主要事業 鉱種 非鉄金属鉱山 ダイヤモンド 石炭 工業原料 鉄鉱石 Cu,Zn,Pb,Au,Ag,

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3.Rio Tinto Group (リオ・ティント・グループ)

1.企業概要

本社1 Rio Tinto plc : 英国・ロンドン Rio Tinto Limited: 豪州・メルボルン

主要事業〔鉱種〕 非鉄金属鉱山、ダイヤモンド、石炭、工業原料、鉄鉱石 〔Cu,Zn,Pb,Au,Ag,,Al,Ni,Ti,Mo,鉄鉱石,ダイヤモント,ボロン,石炭,酸化ウラン〕 従業員数 35,245 人(2006 年平均) 決算日 12 月末日 主要関連会社 (持株比率は 2005 年末現在)

・Rio Tinto Aluminium Ltd (Comalco Ltd): 100%(リオティント・アルミニウム社) ・Energy Resources of Australia Ltd.: 68.39%(豪、エナジーリソース社) ・Hamersley Iron Pty Ltd.: 100%(ハマスレー社)

・Palabora Mining Company Ltd.: 47.17%(パラボラ・マイニング社) ・Kennecott Holding Corporation: 100%(ケネコット・ホールディング社) ・Minera Escondida Ltda; 30%(ミネラ・エスコンディーダ社)

・Northparkes Mine: 80% (ノースパークス・マイン社) 2.財務状況 (mUS$)

年度 2006 2005 2004 売上高(総額) Gross sales revenue (including share of jointly

controled entities and associates) 〔①〕 25,440 20,742 14,530

売上高(自社権益分) Consolidated sales revenue〔①'〕 22,465 19,033 12,954

売上高(自社権益分)の割合〔①/①'〕 88.3% 91.8% 89.2%

当期純利益 Profit for the year (net earnings) 〔②〕 7,867 5,498 3,244

売上高利益率 〔③=②/①〕 30.9% 26.5% 22.3% 売上高利益率(自社権益分) 〔③’=②/①’〕 35.0% 28.9% 25.0% 資産Total assets〔④〕 34,494 29,803 26,308 流動資産 Current assets 6,875 7,481 4,512 負債Total liabilities〔⑤〕 15,109 14,064 13,717 流動負債 Current liabilities 5,780 4,786 2,943 純資産 Net assets〔⑥=④-⑤〕 19,385 15,739 12,591

探鉱費 Exploration Spending Totals ※ 188 193 187

※探鉱費はアニュアルレポートによる。

1 Rio Tinto Group は「2 本社体制(Dual Listed Company)」を敷いているが、実質的な本社機能はロンドンに本社を

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Rio Tinto: 財務状況の推移 (”2006+”として Alcan との単純合算試算値を示す。)

Rio Tinto:資産と負債の推移 (”2006+”として Alcan を合算して示す。)

Rio Tinto:売上高の自社権益分の割合推移 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 19 90 19 91 19 92 19 93 19 94 19 95 19 96 19 97 19 98 19 99 20 00 20 01 20 02 20 03 20 04 20 05 20 06 20 06 + 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 売上高 当期純利益 売上高利益率 (mUS$) -40,000 -30,000 -20,000 -10,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ 資産 流動資産 負債 流動負債 (mUS$) 75% 80% 85% 90% 95% 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006

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3.主要鉱産物の生産状況 〔※鉱山名(所在国,権益比率):生産量は権益分〕 年度 2006 2005 2004 '06 年の世界シェア等 銅鉱(kt) 803.5 784.5 753.1第 5 位(5.3%) Escondida(チリ,30%) 394.0 381.1 362.1 Bingham Canyon(米,100%) 265.6 220.6 263.7 Northparks(豪,80%) 66.6 43.2 24.0 ※住友金属鉱山 13.3%+住商 6.7% Grasberg JV(インドネシア,40%) 46.2 109.6 48.0 Grasberg FCX(インドネシア,14.3→13.9→10.8→0%) 5.5'04 年 3 月末日付、FCX に売却 Palabora(南ア,49%) 31.1 30.0 26.8 Neves Corvo(ポルトガル,49→0%) 23.0'04 年 6 月 18 日付、売却 電気銅(kt) 299.2 314.5 332.6第 17 位(1.7%)企業として第 16 位

Kennecott Utah Copper(米,100%) 217.9 232.0 246.7

Palabora(南ア,49%) 40.9 39.3 33.2 Escondida SX-EW(チリ,30%) 40.3 43.2 45.6 Atlantic Copper(スペイン,16.8→15.4→12→0%) 7.0 '04 年 3 月末日付、FCX に売却 モリブデン(kt) Bingham C.(米,100%) 16.8 15.6 6.8 第 3 位(9.0%) 亜鉛鉱(kt) 33.4 37.2 73.8第 33 位(0.3%)企業として第 30 位 Greens Creek(米,70.3%) 33.4 37.2 44.1 Zinkgruvan(スウエーデン,100%) 29.7'04 年 6 月 2 日付、売却 鉛鉱(kt) 11.9 11.9 25.1第 28 位(0.3%)企業として第 26 位 Greens Creek(米,70.3%) 11.9 11.9 13.9 Zinkgruvan(スウエーデン,100%) 11.2'04 年 6 月 2 日付、売却 金鉱(t) 31.2 53.7 48.3第 15 位(1.4%)企業として第 14 位 Bingham Canyon(米,100%) 16.3 12.5 9.6 Cortez/Pipeline(米,40%) 5.5 11.2 13.1 Grasberg JV(インドネシア,40%) 3.0 20.8 2.6 Northparks(豪,80%) 2.4 1.4 2.0 Escondida (チリ,30%) 1.6 1.7 2.0 Greens Creek(米,70.3%) 1.4 1.6 1.9 Barneys Canyon(米,100%) 0.5 0.5 0.7 Rawhide(米,51%) 0.4 0.6 0.8 Lihir(PNG,16.3→14.5→0%) 1.9 2.7'05 年 11 月末日付け売却 Kelian(インドネシア,90%) 1.2 9.2 Morro de ouro(ブラジル,51→0%) 3.0'04 年 12 月末日付け売却 Grasberg FCX(インドネシア,14.3→0%) 0.4'04 年 3 月末日付け FCX に売却

Rio Tinto Zimbabwe(ジンバブエ,56→0%) 0.2'04 年 7 月 8 日付け権益消失

Others 0.3 0.2 0.2

金地金(t) Kennecott Utah Copper(米,100%) 14.4 11.5 9.3

銀鉱(t) 434 464 461第 10 位(2.3%)企業として第 9 位 Greens Creek(米,70.3%) 194 211 212 Bingham Canyon(米,100%) 131 123 111 Escondida (チリ,30%) 62 61 54 Grasberg JV(インドネシア,40%) 21 42 24 Zinkgruvan(スウエーデン,100%) 20 Grasberg FCX(インドネシア,14.3→0%) 2 Others 27 26 37

銀地金(t)Kennecott Utah Copper(米,100%) 129 110 104

ニッケル鉱(kt) Fortaleza ‘04 年1月、Votorantin 社に売却

ニッケル地金(kt)Empress(ジンバブエ,→0%) 1.6‘04 年7月、分社化し撤退

二酸化チタン(kt) Rio Tinto Iron & Titanium(加,南ア,100%) 1,415 1,312 1,192

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ボーキサイト(kt) 16,139 15,474 12,828第 3 位(8.8%)企業として第 2 位 Weipa(豪,100%) 16,139 15,474 12,649 Boke(ギニア,38.6%) 179‘04 年 6 月、売却 アルミナ(kt) 2,963 2,963 2,231第 9 位(4.5%)企業として第 8 位 Queensland Alumina(豪,38.6%) 1,494 1,526 1,459 Yarwun(豪,100%) 1,240 835 175 Eurallumina(伊,56.2→0%) 513 601 597 アルミニウム地金(kt) 844.7 853.7 836.5第 9 位(3.5%)企業として第 7 位 Boyne Island(豪,59.4%) 325.0 326.2 321.2 Tiwai Point(ニュージーランド,79.4%) 268.9 280.3 279.5 Bell Bay(豪,100%) 177.5 173.8 162.0 Anglesey(英,51%) 73.3 73.4 73.8 酸化ウラン U3O8(t) 5,698 6,582 5,974第 2 位(13.2%) Energy Resources of Australia(豪,68.4%) 3,217 4,037 3,517

Rossing(ナミビア,68.4%) 2,481 2,545 2,457

ホウ素(B2O3) (kt) 553 560 565

Rio Tinto Minerals-Boron(米,100%) 538 540 543 Rio Tinto Minerals(アルゼンチン,100%) 15 20 22

ダイヤモンド(k carats) 35,162 35,635 25,202

Argyle(豪,100%) 29,078 30,476 20,620

Diavik(加,60%) 5,897 4,963 4,545

Murowa(ジンバブエ,77.8%) 187 195 36

滑石(kt) Rio Tinto Minerals-tarc(豪,欧,北米,100%) 1,392 1,364 1,443

鉄鉱石(kt) 132,780 124,494 107,757第 3 位(8.1%)企業として第 2 位

Hamersley Iron(豪,100%) 79,208 74,387 65,407 Robe River(豪,53%) 28,054 27,764 25,684 Iron Ore Company of Canada(加,58.7%) 9,442 9,188 6,541 Eastern Range(豪,100%) 8,215 6,559 2,970 Channar(豪,60%) 5,879 5,186 5,855 Corunba(ブラジル,100%) 1,982 1,410 1,301 銑鉄(kt) Hismelt(豪,60%) 53 5 '05 年 9 月生産開始 石炭計(kt) 162,328 153,638 51,437 原料炭(豪州産 Hard Coking:kt) 5,909 7,195 6,760 Hail Creek(豪,82%) 3,726 4,838 4,633 Kestrel(豪,80%) 2,183 2,357 2,127

石炭(豪州産(thermal,semi-soft coking, semi-hard coking:kt) 31,159 30,863 32,943

Hunter Valley Operation(豪,75.7%) 9,104 9,369 10,046

Blair Athol(豪,71.2%) 7,259 7,551 8,712

Tarong Coal(豪,100%) 6,979 6,470 7,004

Warkworth(豪,42.1%) 3,089 2,647 2,926

Mount Thorley Operations(豪,60.6%) 2,359 2,400 2,149

Bengalla(豪,30.3%) 1,679 1,806 1,609 Kestrel Coal(豪,80%) 691 619 499 石炭(米国産一般炭:kt) 125,260 115,580 11,734 Jacobs Ranch(米,100%) 36,258 33,823 34,979 Cordero Rojo(米,100%) 36,094 34,234 35,233 Antelope(米,100%) 30,749 27,174 26,928 Spring Creek(米,100%) 13,181 11,881 10,892 Colowyo(米,100%) 5,754 5,325 5,788 Decker(米,50%) 3,225 3,144 3,916 4.沿革

現在の Rio Tinto Group は、出身母体を同じくする RTZ Corp plc 社と CRA Ltd.社の合併により誕 生した RTZ-CRA 社が、1997 年 6 月に設立したものである。非鉄金属、鉄鉱石などの金属鉱業のみ ならず、工業原料、石炭、ダイヤモンドにも大きなシェアを持つ総合資源メジャーの一つである。

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1873 年・スペイン Huelva 州で Rio Tinto 鉱山の再開発を目的に、英国の銀行家などによって Rio Tinto Co. Ltd.社が設立された。同社は Huelva 州で鉱山開発、製錬事業を展開するととも に鉱石運搬を目的とした鉄道経営にも乗り出し、一時は 14,000 人の従業員を抱える企業 に成長した。

1905 年・豪州 Broken Hill における亜鉛鉱石採掘を目的として Consolidated Zinc Corp.が設立され、 後に豪州における最大の鉛・亜鉛生産者に成長した。

1954 年・スペインにおける権益を処分し、カナダ及びナミビアでのウラン鉱山、南アでの銅鉱山経営 に事業の基軸を転換した。

1960 年・カナダにおけるウラン鉱石の生産を目的とし Rio Algom 社設立。

1962 年・Rio Tinto Co. Ltd.社と Consolidated Zinc Corp.社は合併し、両社の事業を整理・再編して Rio Tint Zinc Corp. plc 社(1984 年に RTZ Corp.plc 社と改称)及び Conzinc Riotinto of Australia Ltd.社(1980 年に CRA Ltd.社と改称)が設立された。RTZ Corp. plc 社は London を拠点に、銅・石炭・ウラン・工業原料を対象として事業を展開した。

1989 年・Kennecott Minerals 社(米)を買収して米国における銅、石炭事業を拡大した。

・更に同年、BP Australia Holdings Ltd.社(英)が有する BP Minerals などの鉱業資産(BP Canada Inc.社を除く)を買収したが、これは英国企業同士では史上最高額(4,320 mUS$) の買収劇であった。

1992 年・RTZ Corp plc 社は Rio Algom 社の多数権益を放棄した。

・一方、CRA Ltd.社は Melbourne を拠点に鉄鉱石、石炭を対象として事業を展開、さらに子 会社の Comalco 社を通じたアルミニウム事業を行った。

1995 年・12 月、RTZ 社と CRA 社の株主は両社の株式全てを保有する持株会社の設立に合意。 1996 年・1 月、RTZ-CRA 社が設立された。合併当初より、同社は London と Melbourne に本社を置く

「2 本社体制」を敷いた。

1997 年・6 月、その後の組織再編(地域制から鉱種制へ)に伴い社名が変更され、London に本社を 置く Rio Tinto plc と Melbourne に本社を置く Rio Tinto Limited が誕生した。

2000 年・8~10 月、Rio Tinto Group は、豪州の大手鉄鉱石生産業者の North 社を 2.05bUS$にて買 収した。これにより Alumbrera 銅・金山(アルゼンチン,25%)を取得した。

2003 年・3 月、Alumbrera 銅・金山の権益を豪州の Peak 金鉱山と共にカナダの Wheaton River Minerals 社に 210mUS$にて売却。

・7 月、Patchway 金山(ジンバブエ)を GVM Metals 社(豪 Perth,当時 Golden Valley Mines 社) に 1bZ$(1.4mUS$)にて売却した。

2004 年・1月 16 日、Fortaleza ニッケル鉱山(ブラジル Minas Gerais 州)を Votorantin Metals 社(本社 San Paulo)に 80mUS$にて売却した。

・3月 30 日、FCX 社(Freeport McMoran Copper & Gold 社:米国本社、インドネシアで Grasberg 銅山を経営)に所有していた 2393 万株(2003 年末時点 11.8%。2004 年加重平均 10.8%)を FCX 社に 882mUS$にて売却した。

・6月 2 日、Zinkgruvan 亜鉛鉱山(スウェーデン,100%所有)を South Atlantic Ventures 社(加) に 106mUS$にて売却。

・6月 18 日、Neves Corvo 銅・錫鉱山(ポルトガル,49%)を Eurozinc Mining 社に 156mUS$にて 売却。

・6月 25 日、Boke ボーキサイト鉱山(ギニア,4%)を売却。

・7 月 8 日、Empress 社(ジンバブエ:ニッケル精製)を RioZim 社として分社化し金とニッケル生 産資本を 10 年間に亘って減資することとなった。

・12 月 31 日、Morro do Ouro 金山(ブラジル、51%)を Kinross Gold 社に 200mUS$にて売却。 2005 年・2月、Bingham Canyon 銅金山のピット拡張による第 3 鉱体の開発計画承認(190mUS$)

・6 月と9月、役員会を中国で開催。

・7月、Hope Downes 鉄鉱山(西豪州)の 50%権益を取得。生産開始は1年前倒しで 2007 年と すること、2005 年の鉄鉱石生産見込 141mt から 190mt に拡大する計画を発表。

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14%を差引いた額は 168mUS$)

・10 月1日、Escondida Norte(権益率 30%)の生産開始。

・11 月、アルミの中国需要拡大を睨んで生産能力の 600kt増強計画を発表。

・11 月 30 日、Lihir 金山(PNG,14.46%)を Citigroup(シティ銀行グループ)に 295mUS$にて売 却することを発表した。

2006 年・1 月 27 日、ロシアの Norilsk Nickel 社とシベリア南東や極東地域で共同探鉱開発を行う合 弁会社を作る議定書を締結した。

・2月、Bingham Canyon 銅金山(米 Utah 州)の露天掘拡張プロジェクト(170mUS$)を決定。 ・4月 25 日、Norilsk Nickel 社との探鉱・開発のための合弁会社“RioNor Exploration 社

(Norilsk Nickel51%、Rio Tinto49%、本社モスクワ)の設立を発表。

・4 月 27 日、Hancock Prospecting 社と合弁で西豪州の Hope Downs 鉄山(埋蔵量 346mt、 品位 Fe61.6%)の開発決定を発表。初期投資額1bUS$(両社折半)で、第 1 段階では年産 22mt、生産開始は 2008 年初頭を予定。第 2 段階は年産 30mt となる。

・4月、Hamersley 鉄鉱山(豪 WA)の拡張(290mUS$)に着手。

・8月、二酸化チタン・プロジェクト(マダガスカル、加 Quebec、総額 775mUS$)を承認。 ・9月、Cortez Hill 金鉱山(米 Nevada:Rio Tinto40%)開発計画(182mUS$)承認

・10 月 18 日、Ivanhoe Mines 社(加、探鉱会社)の 9.95%株式(3710 万株、8.18$/株)を 303mUS$にて買収し、Oyu Tolgoi 銅・金鉱床(オユ・トルゴイ、モンゴル南部、初期投資額 1.5bUS$、埋蔵量(P1+P2)930mt、品位 Cu0.5%、Au0.36g/t)を共同開発すると発表。 Ivanhoe 社とモンゴル政府の投資合意が成立すれば更に 4630 万株を 8.38$/株で買増す (388mUS$、総計 691mUS$)。

・10 月、Hamersley の Yandicoogina 鉱山拡張及び港湾拡張計画(1.35bUS$)を発表。 ・11 月 30 日、Northparks (豪 NSW) E48 鉱画ブロックケービング開発計画承認(160mUS$). ・12 月 5 日、同社役員会は次期 CEO(07 年5月1日付)として Tom Albanese 氏(米国人、

Alaska 大卒、社内で探査部長、工業用鉱物・銅ビジネス担当役員を歴任)を指名。 2007 年・2 月 1 日、Cape Lambert 積出港(豪 WA)の拡張計画(総額 860mUS$、Rio Tinto 負担分

456mUS$、2008 年第 4 四半期完了予定)を発表。

・5月 1 日、Tom Albanese 工業用鉱物・銅ビジネス担当役員が新 CEO に就任

・5 月、Rio Tint と大手石油会社 BP は脱炭素系エネルギー・プロジェクトを世界的に開発す る目的の合弁会社“Hydrogen Energy”を設立したと発表した。これは石炭、石油及び天然 ガスを水素や二酸化炭素ガスに変換して、電力発電に使用するものである。 ・6 月 28 日、Oyu Tolgoi 銅金プロジェクトの開発投資計画のモンゴル政府承認手続きが最終 段階に入ったことを発表。 ・7 月 12 日、カナダのアルミ生産大手 Alcan 社の買収(総額 38.1bUS$)合意を発表。2006 年 のアルミ地金生産量両社計 4250kt は、世界第 1 位に浮上する。Rio Tinto は Alcan の発 行済み全普通株を 1 株当り 101US$の現金で買取る計画。買収後、両社のアルミ部門を 統合して“Rio Tinto Alcan”を設立し、本社をカナダ Montreal に置く。

・7 月 3 日、Yarwun アルミナ製錬所(豪 QL)拡張計画(1.8bUS$)を発表。 ・8 月2日、Hope Downs 鉄鉱山(豪 WA)の拡張計画(350mUS$)を発表。

・8 月 7 日、マレイシア Sarawak 州の現地法人 CMS 社とアルミ製錬所建設計画(年産 550kt ~1.5mt、2010 年生産開始)に関する合意を発表。

・9月 12 日、Oyu Tolgoi 銅金プロジェクト(モンゴル南 Gobi)開発資金向けに 350mUS$の転換 融資(出資に転換可能と見られる)を発表。

・10 月 25 日、Alcan の友好的買収(総額 38.1bUS$)承認を発表。

・11 月 8 日、Rio Tinto Energy America(米国第 2 の産炭子会社)の売却検討を発表。 ・11 月 8 日、BHP Billiton からの買収提案(Rio Tinto の1株を3株と交換)却下を発表。 ・11 月 14 日、Alcan の買収手続き完了。

・11 月 26 日、加 NT 準州の Diavik ダイヤモンドプロジェクト(2012 年から露天掘から坑内掘 に移行:保有権益 60%)の投資計画(787mUS$)を承認。

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・11 月 26 日、豪 WA 州の2鉄鉱山〔Mesa A/Warramboo(年産 20mt)、Brockman 4(同 22mt)、 共に生産開始は 2010 年〕に総額 2.42bUS$の開発投資を発表。 5.事業内容 Rio Tinto 社は、①鉄鉱石、②工業原料鉱物、③銅(ベースメタル・金を含む)、④アルミニウム、⑤ エネルギー、⑥ダイヤモンド・金の 6 グループで事業展開している。さらに、これらのカテゴリーとは別 に探鉱グループと技術グループがあり、横断的に幅広く活動している。 同社の大きな特色は広範な製品を世界の広範な地域で生産していることで、かつ大規模で寿命 の長い鉱床の開発を目指している。 <近年の売却・放出事業> この方針に従って、資源の品位が低下したり、寿命が短くなってきた鉱山は次々と売却されて来て おり、これによって得られた資金は新規案件に投入されている。 2003 年:・Alumbrera 銅・金山(アルゼンチン,25%)と Peak 金山(豪,100%) ・Patchway 金山(ジンバブエ,100%) 2004 年:・Fortaleza ニッケル鉱山(ブラジル,100%)

・FCX 社(Freeport McMoran Copper & Gold)に所有していた 2393 万株(10.8%) ・Zinkgruvan 亜鉛鉱山(スウェーデン,100%)

・Neves Corvo 銅・錫鉱山(ポルトガル,49%) ・Morro do Ouro 金山(ブラジル,51%) 2005 年:・Lihir Gold(PNG,14.5%)

2007 年:・Rio Tinto Energy America(米国第 2 の産炭子会社)の売却検討を発表 <2006 年度の主な投資決定・完成事業(投資金額順で 100%ベース)>

2006 年には次のような総額 2.5bUS$からなる大型の新規プロジェクトを決定あるいは着手しており、 今後とも需要が見込まれる分野として鉄鉱石、銅、石炭(原料炭)及びダイアモンドを中心に、大規 模・長寿命案件に重点的な投資を行っている。なかでも、鉄鉱石関連プロジェクト(鉱山及びインフラ 増強)が大きな比重を占めているのが注目される。

(1) Hope Downs 鉄鉱石開発プロジェクト(豪) 980mUS$

Rio Tinto と Hancock Prospecting Pty の合弁(両者権益 50:50)によるプロジェクトで、豪州 Western Australian 州 Pilbara 地区の Hope Downs 鉄鉱山開発及び関連インフラの建設を行うもので、現在建 設中。当初の生産能力は 22mt で、2008 年初めに生産開始予定されている。翌年には能力は 30mt に引き上げられる見込みで、これにより 2009 年初めには Rio Tinto の Pilbara 地区での鉄鉱石生産 能力は 220 mt/年となるが、さらに将来は 320 mt の規模も視野に入れている。

(2) Escondida 硫化鉱 Leaching プロジェクト(チリ) 925mUS$

年産 180kt の銅地金を 25 年以上に亘り生産するプロジェクトで、最初の地金生産は 2006 年 6 月 に開始されている。

(3) Argyle ダイヤモンド鉱山拡張(豪) 910mUS$

Argyle は豪州 Western Australia 州にあり、Rio Tinto 保有の最大のダイヤモンド鉱山である。現在 の露天掘り操業は 2008 年まで継続するが、その後坑内堀りに移行する予定で、2005 年にブロックケ ービング採掘計画(910mUS$)が承認された。作業は 2006 年 2 月に開始され、ブロック・ケービング 採掘は 2008 年に開始される予定である。これによりマインライフは 2018 年まで延長される。

(4) Cape Lambert 鉄鉱石積出し港拡張(豪) 860mUS$

豪州 West Australia 州 Pilbara 地区で生産される鉄鉱石の積出し港 Cape Lambert の能力を、現在 の 55mt/年から 80mt/年に増強するプロジェクトで(Rio Tinto シェア 53%)、2007 年 1 月に承認され 2008 年末には完成される予定で、翌年前半から稼働に入る見通し。これら積み出し港及びインフラ 設備の能力拡張は Pilbara 地区での鉄鉱石生産増強に対応するものである。

(8)

2005 年8月、二酸化チタンプロジェクト(当初総額 775mUS$であったがその後 850mUS$に増額) が承認された。本プロジェクトは QIT Madagascar 社(Rio Tinto 80%+マダガスカル政府 20%) によって実 施され、マダガスカルの Fort Dauphin 地区におけるミネラルサンド事業と港湾の建設及びカナダ Quebec 州 Sorel のイルメナイト製錬所の改良からなっている。2005 年第 4 四半期に基本的インフラ 工事が始まったが、現在工事は順調に進んでおり、生産開始は 2008 年の予定、2012 年には 750kt のイルメナイトが生産される。今後 40 年に亘って生産が行われる見通しである。

(6) Hamersley Iron の Dampier 港拡張(豪 WA): 803mUS$

豪州 Western Australia 州の Dampier 港の拡張プロジェクト(Phase B)で現在の 116mt/年から 140mt/年に拡張するとともに車両及び関連インフラを増強、強化する。本プロジェクトは 2005 年 10 月に認可されたが、2007 年末には完成の予定である。

(7) Hammersley Iron の Yandicoogina 鉱山拡張プロジェクト(豪):530mUS$

Hammersley Iron(Rio Tinto 100%)は豪州 Western Australia 州 Pilbara 地区に合弁を含め 8 つの 鉄鉱山を持っているが、このうちの1つ Yandicoogina 鉄鉱山の年産能力はを既存の 36mt から 52m t に増強するプロジェクトで、2007 年第 3 四半期に完成の予定。

(8) Cortez Hill 金プロジェクト(米 Nevada 州:Rio Tinto40%+Placer Dome60%): 504mUS$ 2005 年9月、本プロジェクトは承認されたが、現在許認可取得に重点を置いて動いている。 認可が取得出来れば 2007 年中に建設作業が開始される予定で、2008 年に露天掘り操業が開始さ れ、将来坑内堀に移行する予定でマインライフは約 5 年である。 <2006 年度分野別の財務実績> 2006 年度は中国を始めとする世界各国の鉱物資源への旺盛な需要に支えられて、Rio Tinto は 売上高及び利益とも過去最高の業績を挙げ、売上高は前年比 44%増、利益は前年比 69%増であっ た。以下に、2006 年度の分野別の売上高、税引前利益、売上高利益率を Alcan を合算した場合を 併記して示す。 Rio Tinto: 2006 年度の分野別売上高、税引前利益、利益率 売上高 売上高構成比 税引前利益 税引前利益構成比 利益率

+Alcan +Alcan +Alcan +Alcan +Alcan

鉄鉱石 6,938 30.8% 15.0% 3,875 32.3% 33.6% 55.9% 石炭 4,070 18.1% 8.8% 807 13.2% 7.0% 19.8% 工業用鉱物 2,535 11.3% 5.5% 371 3.7% 3.2% 14.6% アルミ 3,494 27,135 15.5% 58.8% 1069 3,442 7.3% 29.8% 30.6% 12.7% 銅・金 4,396 19.5% 9.5% 3,367 37.4% 29.2% 76.6% ダイヤモンド 838 3.7% 1.8% -15 5.3% -0.1% -1.8% その他 229 1.0% 0.5% -312 0.7% -2.7% -136.2% 合計 22,500 46,141 100% 100% 9,162 11,535 100% 100% 40.7% 25.0% Rio Tinto: 2005~06 年の売上高と税引前利益(分野別) -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 銅・ 金 アル ミ ニ ウ ム ダイ ヤ モ ン ド 工 業用鉱物 鉄鉱石 石炭 その他 2005年度 (mUS$) -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 銅・ 金 アル ミ ニ ウ ム ダイ ヤ モ ン ド 工業用鉱物 鉄鉱石 石炭 その 他 売上高 税引前利益 2006年度 (mUS$) -1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 銅・ 金 アル ミ ニ ウ ム ダイ ヤ モ ン ド 工業用鉱物 鉄鉱石 石炭 その 他 2006年度+Alcan (mUS$) 27,135mUS$

(9)

鉱種別の売上高の推移を次の図表に示す。品目的には鉄鉱石、石炭、アルミ、銅が好調で伸び ており、2006 年度の売上高に占める割合もそれらが高い。2006 年の売上高で見ると鉄鉱石及び石 炭、銅(金・モリブデンを含む)の上位 3 部門で全体の 60.9%を占める。アルミは 3,493mUS で 13.2% を占めるが、Alcan を合算すると 27,134mUS$で 55.3%を占め、上記3部門計は 31.4%に低下する状 況となる。 Rio Tinto: 鉱種別売上高の推移 年度 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ '06 年割合 対'00 年倍率 銅・金 2,289 2,260 2,394 2,563 2,867 3,722 4,396 銅 ※ 1,528 1,277 1,348 1,495 2,233 2,968 4,396 4,396 17.3% 2.88 金 761 983 1,046 1,068 634 754 アルミニウム 1,817 1,714 1,663 1,847 2,320 2,744 3,49327,134 13.7% 1.92 ダイヤモンド 556 744 1,076 838 838 3.3% 工業用鉱物 2,204 1,825 1,898 1,849 2,175 2,535 2,501 2,501 9.8% 1.13 鉄鉱石 1,385 1,904 1,772 2,165 2,931 5,497 6,938 6,938 27.3% 5.01 石炭 1,648 2,102 2,203 2,125 2,709 3,499 4,070 4,070 16.0% 2.47 その他 609 828 898 650 784 1,669 3,204 3,204 12.6% 5.26 計 9,952 10,633 10,828 11,755 14,530 20,742 25,44049,081 100% 2.56 ※:銅は 2006 年以降、金を含む。

Rio Tinto:鉱種別売上高の推移(2006+として Alcan を合算して示す)

Rio Tinto:鉱種別売上高の推移(2006+として Alcan を合算して示す) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ その他 石炭 鉄鉱石 工業用鉱物 ダイヤモンド アルミニウム 金 銅 (mUS$) Rio Tinto:鉱種別売上高の推移 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ 鉄鉱石 銅 石炭 アルミニウム その他 工業用鉱物 ダイヤモンド 金

(mUS$) Rio Tinto:鉱種別売上高の推移

(10)

販売先を国・地域別に次の図表に示す。日本(全体の 19.6%、対前年比 1.26 倍)、中国(同 16.0%、 1.31 倍)、及びその他アジア(同 13.5%、1.29 倍)と、アジアが全体の半分近く(49.1%)を占めている。 Rio Tinto: 出荷先の国・地域別の売上高推移 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ '06 年 割合 対前年 倍率 北米 2,913 2,936 3,143 3,024 3,588 4,499 5,575 14,163 21.9% 1.24 欧州 2,355 2,378 2,340 2,742 2,991 4,260 4,378 14,860 17.2% 1.03 日本 1,845 2,282 1,943 2,119 2,597 3,954 4,986 4,986 19.6% 1.26 中国 1,471 3,112 4,062 4,062 16.0% 1.31 その他アジア 1,970 1,942 2,083 2,527 1,906 2,663 3,438 5,877 13.5% 1.29 豪州・ニュージーランド 482 463 887 845 1,235 1,400 1,477 2,367 5.8% 1.06 その他 407 437 432 498 742 854 1,524 2,766 6.0% 1.78 9,972 10,438 10,828 11,755 14,530 20,742 25,440 49,081 100% 1.23 Rio Tinto: 売上高の推移(出荷先・積上) Rio Tinto: 売上高の推移(出荷先・個別) 0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000 45000 50000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ その他 豪州・ニュージーランド その他アジア 中国 日本 欧州 北米

(mUS$) Rio Tinto:国・地域別売上高の推移

0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 16000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ 北米 日本 欧州 中国 その他アジア 豪州・ニュージーランド その他

(11)

Rio Tinto: 生産地の売上高推移 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ '06 年度 割合 対前年 倍率 豪州・ニュージーランド 3,900 4,386 4,500 5,152 6,603 10,613 12,703 13,724 49.9% 1.20 北米 3,100 3,143 3,377 3,567 4,522 6,397 7,529 16,527 29.6% 1.18 南米 594 524 525 682 1,130 1,302 2,679 2,882 10.5% 2.06 アフリカ 905 857 783 662 812 1,149 1,461 1,461 5.7% 1.27 欧州・その他 553 577 604 655 760 579 672 14,091 2.6% 1.16 インドネシア 920 951 1,039 1,037 308 702 396 396 1.6% 0.56 合計 9,972 10,438 10,828 11,755 14,135 20,742 25,440 49,081 100% 1.23 Rio Tinto: 生産地別の売上高推移(積上) Rio Tinto: 生産地別の売上高推移(個別) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ インドネシア 欧州・その他 アフリカ 南米 北米 豪州・ニュージーランド

(mUS$) Rio Tinto:国・地域別売上高の推移

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2006+ 豪州・ニュージーランド 北米 南米 アフリカ 欧州・その他 インドネシア (mUS$)

(12)

(1) 銅

2006 年度の銅 鉱 業資 産 は、 Escondida( チ リ ,30% ) 、 Bingham Canyon ( 米 Utah 州 ,100%= 子 Kennecott Utah Copper 社の子会社)、Palabora(南ア, 47.17%)、Northparkes(豪,80%)及び、 FCX(Freeport McMoran Copper and Gold)が操業する Grasberg 銅山(インドネシア)の増産 JV の 40% 権益である。副産物である金を加えた銅の合計販売額は、2006 年の売上高の約 17.3%を占める。

Rio Tinto の銅生産量の推移を銅山別に下図に示す。権益比率が低いあるいは生産量が比較的 小規模な資産はこの数年間に整理してきている状況が判る。

RioTinto:銅生産量の鉱山別推移(2000~’06 年)

Rio Tinto: 銅埋蔵量(Proven+Probable、100%ベース、2006 年,’05 年、権益分付記)

権益(%) 鉱量(mt) 品位 Cu(%) 実収率(%) 実金属量(mt) 同左権益分 銅山名 鉱石種 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 Bingham Canyon (ビンガム・ キャニオン,米 Utah,OP) OP 100 100 641 667 0.53 0.54 86 85 2.922 3.062 2.908 3.087 Sulfide-C 1377 1316 1.07 1.15 85 84 12.524 12.713 3.734 3.825 Sulfide-E 1543 1196 0.51 0.55 34 36 2.676 2.368 0.811 0.702 Oxide-E 78 139 0.69 0.66 75 83 0.404 0.761 0.121 0.231 Escondida (エスコンディーダ,チリⅡ,OP) 合計 2,998 2,651 0.68 0.79 76 77 15.603 15.842 4.666 4.758 Sulfide-C 455 582 1.40 1.37 85 88 5.415 7.017 1.622 2.096 Sulfide-E 606 510 0.60 0.57 34 30 1.236 0.872 0.372 0.257 Oxide-E 25 130 1.47 0.76 75 54 0.276 0.534 0.083 0.159 Escondida Norte (エスコンディーダ・ノルテ、チリ Ⅱ,OP) 合計 1,086 1,222 0.84 0.91 75 80 6.926 8.422 2.077 2.512 Escondida 計 総計 30 30 4,084 3,873 0.73 0.83 76 78 22.529 24.264 6.743 7.270 Grasberg JV(グラスバーグ,イ ンドネシア Papua,OP+UG) OP、UG 40 40 2,813 2,822 1.04 1.07 88 85 25.745 25.666 7.584 7.714 OP 3.8 3.8 0.67 0.67 85 85 0.022 0.022 0.017 0.017 UG 46 52 1.06 1.13 91 90 0.444 0.529 0.355 0.426 Northparkes (ノース・パークス,豪 NSW, OP+UG) 合計 80 80 49.8 55.8 1.03 1.09 91 90 0.465 0.550 0.372 0.443 Palabora (パラボラ,南ア N, UG) UG 57.7 47.2 118 142 0.64 0.56 88 88 0.665 0.700 0.381 0.331 合 計 (生産中銅山) 7,706 7,560 0.82 0.87 83 82 52.326 54.242 17.989 18.844 La Granja(ラ・グランハ,ペルー Chota,OP(開発待)) OP(精 鉱,浸出) 100 1,089 0.65 91.5 6.475 6.475 Oyu Tolgoi(オユ・トルゴイ,モン ゴル,OP+UG(開発待)) OP+UG (精鉱) 9.95 930 0.5 4.650 0.463 Pebble(ペブル,米 Alaska,UG(開発待))* UG(精鉱) 19.8 7,535 0.404 88 26.788 5.304 Resolution(レゾルーション,米 Arizona,UG(開発待))* UG(精鉱) 55 1,000 1.5 15.000 8.250 合 計 (開発待含む) 18,259 0.58 105.2 38.4 ※Sulfide-C:硫化鉱(精鉱用)、Sulfide-E:硫化鉱(SX-EW 用)、Oxide-E:酸化鉱(SX-EW 用)

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1000

2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 Alumbrera Neves Corvo Palabora Northparks Grasberg FCX Grasberg JV Bingham Canyon Escondida (kt)

(13)

Rio Tinto: 銅山の生産量(2006 年,’05 年)とマインライフの試算 生産量(kt) 100% 生産量(kt)権益分 実金属量(mt)権益分 マインライフ試算(年) 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 Bingham Canyon 265.6 220.6 265.6 220.6 2.908 3.087 11 14 Escondida 1,313.4 1,270.2 394.0 381.1 6.743 7.270 17 19 Grasberg 115.5 273.9 46.2 109.6 7.584 7.714 164 70 Northparkes 83.3 54.0 66.6 43.2 0.372 0.443 6 10 Palabora 61.5 61.2 31.1 30.0 0.381 0.331 12 11 合 計 1,839.3 1,879.9 803.5 784.5 17.988 18.845 22 24 La Granja(※開発待) 500 500 6.5 13 Oyu Tolgoi(※開発待) 440 44 0.5 11 Pebble(※開発待) 213 42 5.3 126 Resolution(※開発待) 500 275 8.3 30 合計(開発待含む) 3,492 1,664 38.5 23 <生産中の銅山> Escondida Norte 銅山(チリⅡ州)の生産開始

Escondida Norte 銅鉱床の開発が 2003 年 6 月に開始され(初期投資額 400 mUS$)、2005 年 10 月1日付けで生産が開始された。Escondida 全体として 08 年末までに年産 1,200 kt 以上の生産を維 持することが可能となる。

Escondida 低品位硫化鉱を対象としたリーチング・SX-EW プロジェクト

2004 年に承認され、初期投資額 870 mUS$で、2006 年後半から 25 年間に亘り年産 180 kt のカソ ードを生産する計画である。

Bingham Canyon 銅山(米 Utah 州)

露天掘拡張が 2005 年 2 月承認され、これによりマインライフは 2017 年まで延長される見込みであ る。鉱山・選鉱・運搬設備を中心に 170 mUS$が投下される。 Northparkes 銅・金鉱山(豪 NSW 州) 2000 年の North 社買収で Alumbrera と共に取得した。住友グループが 20%の権益(住友金属鉱 山 13.3%+住友商事 6.7%)を有する。2001 年 1 月に決定された新鉱体の開発は 100 mUS$により 2004 年に完成し坑内掘生産が開始されている。同鉱山は現状生産ベースで 13 年のライフが期待さ れる。 Palabora 鉱山(南ア) 2003 年、投資額 465mUS$により露天掘からブロックケービング法による坑内採掘に切り替え、同 年 11 月にフル操業となった。 <開発待ち銅プロジェクト> La Granja 銅鉱床(ペルー(北部)・Chota 県) 1970 年代にはドイツの共同ボーリング調査で富化帯を把握し、1992 年には Minero Peru に譲渡さ れた。1994~2000 年の間、Cambior 社が 108km のボーリング探鉱を行い、資源量を鉱量 2.56bt、品 位 Cu0.61%(0.41%カットオフ)と見積もった。2000~01 年間、Billiton 社が探査を行い、バイオリーチン グによる 20kt/年規模の SX-EW による開発を検討したが、開発費の高いことを理由に 2002 年 12 月、 鉱業権をペルー政府に返還し、その後、鉱区の競売手続きにあった。ペルーでは最大規模の含金 斑岩銅鉱床であるが砒素含有量が高いことと低品位であることが開発判断の支障となってきた。

鉱量(mt) 品位 Cu(%) Au(g/t) 金属量 Cu(mt) Au(t) 埋蔵量 1,088.64 0.65 ― 7.076 ― 資源量 1,179.36 0.477 0.077 5.625 91 計 2,268.00 0.56 0.04 12.701 91

(14)

Rio Tinto は 2005 年 12 月、 ペルー政府による入札で 80mUS$にて同鉱業権を落札した。Rio Tinto はペルー政府に 22mUS$を支払い、5ヶ年を掛けて 60mUS$を投じて探鉱及び F/S を行う。2006 年 下期、Rio Tinto は 2007~09 年の間に総額 95mUS$までの投資を決定している。

Oyu Tolgoi 銅・金鉱床プロジェクト(モンゴル・Omnogovi 県)

世界最大級の未開発銅・金鉱床といわれ、Turquoise Hill はじめ。含金斑岩銅鉱床はモンゴル南 部 Omnogovi 県(首都ウランバートルの南 650km、中国国境から北 80km)に位置する。1980 年代に はソ連・モンゴル共同探鉱が行われ、1996 年に Magma Copper 社が注目し、1997~2000 年間は同 社を買収した BHP 社が 23 孔のボーリング探鉱を実施し、当時、資源量を鉱量 438mt、品位 Cu0.52%、 Au0.25g/t と評価した。2000 年5月、Ivanhoe Mines 社は同探鉱権を BHP から取得した。条件は7年 間に亘り 6mUS$の探鉱投資、5mUS$の現金支払い、BHP の再参入権からなる。

その後の Ivanhoe 社の精力的な探鉱により埋蔵量、資源量は次のように拡大している。 鉱量(mt) 品位 Cu(%) Au(g/t) 金属量 Cu(mt) Au(t) 埋蔵量 930 0.5 0.36 4.650 335 資源量 2,183 1.185 0.273 25.865 597 計 3,113 0.98 0.299 30.520 931

(※埋蔵量:Proven+Probable、資源量:Measured+Inferred+Indicated)

2006 年 10 月 Rio Tinto は投資額 303mUS$により Ivanhoe の株式の 9.95%を取得すると共に、同プ ロジェクトを共同開発することで合意した。Rio Tinto はモンゴル政府と本プロジェクト開発契約締結 時点で株式 19.9%に増やし、今後 5 ヶ年間に権益を 33~40%に増やすことが出来る。2007 年 4 月両 社とモンゴル政府は本プロジェクト開発について基本合意に達し、大きく前進することになった。モン ゴル政府の持株は 34%で合意され、最終的にはモンゴル議会の承認を待って正式に決定される。 今後、順調に進めば 2010 年前半にも銅精鉱生産が開始される。開発は露天掘と坑内掘で粗鉱生 産量 28.05mt、精鉱年産量は含有金属量 Cu440kt、Au10tである。初期投資額 2700mUS$。中国を 始めとするアジア諸国に輸出される計画である。 Entrée Gold 社の株式 9.9%取得合意 2005 年 6 月、カナダのジュニアカンパニーEntrée Gold 社の株式 9.9%を取得(19.8%まで買い増し の選択権付き)することで合意した。Entrée Gold 社 はモンゴルの Lookout Hill 鉱区を有している。 同鉱区は Ivanhoe Mines が探鉱中の Turquoise Hill 鉱区に隣接しており同様の銅・金鉱床の胚胎が 期待される。Entrée Gold 社は周辺地区にその他 2 鉱区(Uliziit UL、 Khatsavch)を有する。 Pebble銅・金・モリブデン鉱床開発プロジェクト(米 Alaska 州南西部)

Rio Tinto は、Pebble 鉱床探鉱を推進している Northern Dynasty Minerals 社の 9.9%権益を取得し ていたが、2007 年 2 月にこれを 19.8%に増やし、同プロジェクトに本格的に参入した。Pebble 鉱床は 含金・モリブデン斑岩銅鉱床で地表近くにある Pebble West と地下深部の Pebble East に分けられる。 Pebble West は 1980 年代から知られていたが、低品位のため開発は見送られてきた。一方 Pebble East は 2004 年に発見され比較的高品質で注目されている。資源量は次のとおりである。年産粗鉱 量 49.5mt、坑内掘(ブロックケービングとパネルケービング法)にて精鉱年産量は金属量で Cu213kt、 Au21t、Ag78t、Mo6.8kt、初期投資額は 4000mUS$とされている。

鉱量(mt) 品位 Cu(%) Au(g/t) Mo(%) 金属量 Cu(mt) Au(t) Mo(t) 資源量 7,535 0.404 0.335 0.024 30.445 2,524 1.829

(15)

Resolution 銅モリブデン開発プロジェクト(米 Arizona 州)

高品位・大規模の Resolution 銅・モリブデン鉱床開発プロジェクトが進行中である。同鉱床は旧 Magma Copper 社の Superior 銅鉱山のあった地域の地表下 2,000m にあり、2003 年に行われたボ ーリングにより発見された。Rio Tinto が 55%、BHP Billiton が 45%の権益を有する。環境対策問題の 解決を含め、開発への最終決定は数年後と期待されるが、生産開始は 2014 年以降になる見通し。 資源量は次のとおりである。坑内掘(ブロックケービングとパネルケービング法)にて精鉱年産量は金 属量で Cu500kt、初期投資額は 2500mUS$。マインライフは約 40 年と見込まれている。 鉱量(mt) 品位 Cu(%) 金属量 Cu(mt) 資源量 1,000 1.5 15 (※資源量:Estimated) <近年に整理、売却された銅鉱業資産> RioTinto は、権益所有率が高く、生産量の大きい大型案件を残し、そのほかは次のとおり売却に よる整理を行いつつある。 Alumbrera 銅・金山(アルゼンチン,25%)と Peak 金山(豪,100%)の売却 2000 年8~10 月の North 社買収により以降保有していた同権益 25%と Peak 金山(豪,100%)を合 せて、2003 年 3 月 17 日付けで、Wheaton River Minerals 社(バンクーバー)に 210mUS$にて売却した。 (※2004 年4月、Goldcorp 社(バンクーバー)は Wheaton R.M.社を買収・合併したため、現在の Alumbrera の権益 状況は、Xstrata50%, Goldcorp37.5, Northern Orion12.5%となっている。)

FCX 社の株式全株を FCX 社に売却

2004 年3月 30 日、1995 年以来所有した FCX 社の株式全株を FCX 社に売却(882 mUS$)した。 Neves Corvo 銅・錫山(ポルトガル,49%)の売却

2004 年 6 月、Neves Corvo 銅・錫山(ポルトガル)の粗鉱品位が低下しつつあったことから、Rio Tinto 及び EDM 社 (Empresa de Desenvolvimento:ポルトガル政府系)は、同鉱山を運営する Somincor 社 (Rio Tinto49%、EDM51%)の処分を 2000 年に発表し、売却先を探していたが、EuroZinc Mining Corp. (バンクーバー)に 128mEuro(156mUS$:RioTinto 分 58mEuro)にて売却した。

<銅地金生産>

地金の生産では Palabora 製錬所、Escondida 鉱山(SX-EW)のほか、米国 Utah 州では Kennecott Utah Copper 社が操業する Garfield 製錬所がある。

Rio Tinto: 銅製錬所及び SX-EW プラントにおける地金生産状況

権益(%) 生産量 (kt) 100% 生産量 (kt) 権益分 銅製錬所/SX-EW プラント 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 Garfield (Kennecott Utah C.,ガーフィールド,米) 100 100 217.9 232.0 217.9 232.0 Escondida SX-EW (エスコンディーダ,チリ) 30 30 134.4 143.9 40.3 43.2

Palabora (パラボラ,南ア) 57.7 49.0 81.2 80.3 46.9 39.3

Huelva 製錬所(スペイン,11.8%)の権益消失

スペインで Atlantic Copper 社を通して Huelva 製錬所に権益を保有して銅地金を生産してきたが、 Atlantic Copper の権益(2003 年末時点 11.8%)も FCX 社株の 2004 年3月 30 日付け売却により放棄 している。

(16)

(2)金

2005 年時点でインドネシアにおいて Grasberg JV40%(FCX に有していた 11.8%株式は FCX に 04 年3 月末日売却済み)、Kelian(インドネシア)90%、米国では子会社 Kennecott Minerals 社が Bingham Canyon(Utah)100%、Cortez(Nevada)40%と Rawhide(Nevada)51%等の権益を保有している。 そのほか Escondida 銅山や Greens Creek 亜鉛鉱山からも副産物として金を生産している。なお、前 述のとおり Peak 金山(豪)は Wheaton River Minerals 社(その後合併により現 Goldcorp 社)に、Lihir 金山(PNG)売却されている。

<生産中金山の状況> Cortez Hills 金鉱床の開発

Cortez 金鉱山(米 Nevada 北西部、Rio Tinto 40%、Placer Dome60%)鉱区内で、2003 年に発見さ れた。前述のとおり 2005 年9月、鉱山開発(初期投資額 182mUS$)が役員会で承認された。

埋蔵量(Proven+Probable) 鉱量(mt) 品位 Au(g/t) 金量(t) Cortez Hill 64.6 2.7 174 Kelian(インドネシア・Kalimantan)の生産終了

鉱石採掘は 2003 年に終了しており、貯鉱からの地金生産も 2005 年 2 月終了している。 Rio Tinto: 金埋蔵量(Proven+Probable、100%ベース、2006 年,’05 年、権益分付記)

権益(%) 鉱量(mt) 品位 Au(g/t) 実収率(%) 埋蔵金量(mt) 同左権益分 銅山名 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 Grasberg JV (グラスバーグ,インドネシア) 24.5 25.3 2813 2822 0.9 0.92 69 69 1,747 1,791 428 454 Bingham Canyon (ビンガム・キャニオン,米) 100 100 641 667 0.3 0.32 64 63 125 134 125 134 Cortez・Pipeline (コルテス・パイプライン,米) 40 40 126 234 1.85 1.4 73 74 170 242 68 97 Greens Creek (グリーンズ・クリーク、米) 70.3 70.3 7 6.4 3.86 3.95 69 69 19 17 13 12 Northparkes (ノース・パークス,豪)OP 3.8 3.8 0.58 0.58 76 76 2 2 1 1 〃 UG 80 80 46 52 0.46 0.49 74 76 16 19 13 16 合計 3637 3785 0.83 0.84 69 69 2,078 2,207 648 716 Rio Tinto: 金山の生産量(2006 年,’05 年)とマインライフの試算 生産量(t) 100% 生産量(t) 権益分 実金属量(t)権益分 マインライフ試算(y) 鉱山名 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 Grasberg JV 7.4 52.1 3.0 20.8 428 454 145 22 Bingham Canyon 16.3 12.5 16.3 12.5 125 134 8 11 Cortez・Pipeline 13.8 28.1 5.5 11.2 68 97 12 9 Greens Creek 2.0 2.3 1.4 1.6 13 12 10 8 Northparkes 3.0 1.8 2.4 1.4 14 18 6 12 Escondida 5.3 5.7 1.6 1.7 Barneys Canyon 0.5 0.5 0.5 0.5 Rawhide 0.8 1.1 0.4 0.6 Others 0.6 0.5 0.3 0.2 合計 49.5 104.5 31.2 50.5 648 716 21 14 <売却・放出金山等> Morro do Ouro 鉱山の売却

2004 年 12 月末にブラジルの Morro do Ouro 鉱山に保有していた 51%権益を Kinross Gold 社(カ ナダ)に 260mUS$で売却している。

(17)

ジンバブエの Rio Tinto Zimbabwe は 2004 年7月 8 日付、法人改革の結果、通常の株式保有は終 えたが、金・ニッケル資産中に減じられた現金資本を 10 年間維持するとしている。

(3)亜鉛・鉛

Greens Creek 亜鉛・鉛・金・銀鉱山(米 Alaska)

Alaska 州南東部に Greens Creek 亜鉛・鉛・金・銀鉱山を操業している。パートナーは Hecla Mining 社で 29.7%の権益を有する。同鉱床はデボン紀~白亜紀の変質凝灰岩中に胚胎する高品位の含金 塊状硫化鉱床である。

Rio Tinto: 亜鉛・鉛埋蔵量(Proven+Probable、100%ベース、2006 年,’05 年、権益分付記) ◎鉱山名:Greens Creek (グリーンズ・クリーク, 米 Alaska)

権益(%) 鉱量(mt) 品位 (%) 平均実収率(%) 埋蔵金属量(Zn・ Pb:kt, Au・Ag:g/t) 同左権益分 鉱種 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 Zn 70.3 70.3 7.0 6.4 10.4 10.3 77 77 561 508 394 357 Pb 70.3 70.3 7.0 6.4 3.98 3.93 67 67 187 169 131 118 Au 70.3 70.3 7.0 6.4 3.86 3.95 69 69 19 17 13 12 Ag 70.3 70.3 7.0 6.4 494 505 72 73 2,490 2,359 1,750 1,659 生産量 (Zn/Pb:kt,Au/Ag:t) 100% 生産量 (Zn/Pb:kt,Au/Ag:t) 権益分 埋蔵金属量 (Zn・Pb:kt,Au・Ag:t) 権益分 マインライフ試算(y) 鉱種 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 2006 年 2005 年 Zn 47.5 52.9 33.4 37.2 561 508 17 14 Pb 16.3 16.9 16.3 11.9 187 169 11 14 Au 1.96 2.27 1.37 1.59 19 17 14 11 Ag 276 301 194 211 2,490 2,359 13 11 Zinkgruvan 鉱山(スウエーデン,100%)の売却

2004 年 6 月、Zinkgruvan 鉱山(スウエーデン)に有していた権益 100% を South Atlantic Ventures 社 (加゙)に 106mUS$にて売却した。同鉱山は、2000 年に North 社を買収した際にその一貫として獲得 していた。

(4)ニッケル

Rio Tinto はニッケルの主要鉱業資産であった Empress 社(ジンバブエ)及び Fortaleza 鉱山(ブラジ ル)の権益をそれぞれ 2004 年に売却して、現在主要なニッケル鉱山を保有していないが開発待ちの プロジェクトが控えている。

<開発待ち案件>

Eagle プロジェクト(米 Michigan)

100%子会社の Kennecott Minerals が埋蔵量は少ない(5mt)が高品位の Eagle ニッケル・銅鉱床 (品位:ニッケル 3.7%、銅 3.1%)を発見し、既に F/S を完了済みで開発方針が近く下される見込みで ある。生産開始は 2008 年の予定。

鉱量(mt) 品位 Ni(%) Cu(%) 金属量 Ni(kt) Cu(kt) 資源量 4.1 3.59 2.9 147.2 118.9

(※資源量:Measured+Inferred+Indicated)

La Sampala ニッケル鉱床(インドネシア・Sulawesi 島)

インドネシア政府との La Sampala ニッケル鉱床の開発に関する契約の交渉を行っているが近く締 結の見通しである。Rio Tinto は本プロジェクトに総額 1bUS$を投下する意向で、最終的に年産 46kt のニッケル生産が見込まれている。

鉱量(mt) 品位 Ni(%) Co(%) 金属量 Ni(kt) Co(kt) 資源量 370 1.3 0.1 4,810 370

(18)

<売却案件>

Fortaleza ニッケル鉱山(ブラジル・Minas Gerais,100%)の売却

2004 年 1 月、Fortaleza 鉱山は、Votorantim Metais 社(ブラジル San Paulo 本社)に 80mUS$にて売 却された。

Empress 社(ニッケル製錬)の株式売却

2004 年 7 月、ニッケル地金製錬事業を行っていたジンバブエの Empress 社(旧 Rio Tinto Zimbabwe)の持株を売却している。

(5)酸化ウラン

Rio Tinto は豪州 Northern Territory において子会社の Energy Resources of Australia を介して Ranger 鉱山を、及びナミビアにおいて Rossing 鉱山を操業し、酸化ウランを生産している。2006 年の 生産量(権益分)5.698kt は、カナダ Cameco 社 8.249kt に次いで世界第 2 位である。Ranger、Rossing 両鉱山とも比較的少額のコストで拡張の可能性がある。Ranger 鉱山の採掘は 2008 年で終了する見 込みであるが、貯鉱があり、この処理作業は 2020 年まで継続される予定である。また既存鉱山の拡 張も検討されている。

Rio Tinto: 酸化ウラン埋蔵量(Proven+Probable、100%ベース、2006 年,’05 年、権益分付記)

権益(%) 鉱量(mt) 品位 U3O8(%) 平均実収率(%) 埋蔵含量(kt) 同左権益分 銅山名 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 Ranger (レインジャー,豪 WA, OP) 68.4 68.4 35.6 22.8 0.143 0.195 87 88 44.3 39.1 30.3 26.8 Rossing (ロッシング,ナミビア, OP) 68.6 68.6 132.4 139.5 0.032 0.033 85 85 36.0 39.1 24.7 26.8 合計 168 162.3 0.175 0.228 86 86 80.3 78.3 55.0 53.6 Jabiluka( シ ゙ ャ ヒ ゙ ル カ,豪 NT) 68.4 12.82 0.52 66.7 45.6 Rio Tinto: 酸化ウラン生産量(2006 年,’05 年)とマインライフ試算 生産量 U3O8(kt) 100% 同左 権益分 実含有量(t)権益分 マインライフ試算(y) 鉱山名 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 ‘06 年 ‘05 年 Ranger 4.704 5.903 3.217 4.037 44.3 39.1 14 10 Rossing 3.617 3.711 2.481 2.545 36.0 39.1 15 15 合計 8.321 9.614 5.698 6.582 80.3 78.3 14 12

Jabiluka 鉱床(豪 NT)、Kintyre 鉱床(豪州 WA 州)及び Sweetwater 鉱床といった有望(米国 Wyoming 州)を有している。後二者については 2006 年 7 月、カナダの Uranium One 社に売却する ことで一旦合意したが、その後の市況変化により Rio Tinto はこれを撤回している。

◎Jabiluka 鉱床 鉱量(mt) 品位 U3O8(%) 金属量 U3O8 (kt) 資源量 21.07 0.457 96

(※資源量:Measured+Indicated+Inferred)

◎Kintyre 鉱床 鉱量(mt) 品位 U3O8(%) 金属量 U3O8 (kt) 資源量 12.7 0.275 35

(※資源量:Measured+Indicated+Inferred)

◎Sweetwater 鉱床 鉱量(mt) 品位 U3O8(%) 金属量 U3O8 (kt) 資源量 14.8 0.195 29

(19)

6.探鉱活動 (1)概要

Rio Tinto Group の探鉱活動は London 本社が統括し、地理的に世界を北米、南米、欧州・アフリ カ、豪州、アジアの5地域に分けて探鉱拠点を置き、加えてプロジェクト発掘チームが世界的に案件 の発掘やジュニアカンパニーとの提携を行っている。アジアチームは 2006 年に組織された。 2006 年末時点で Rio Tinto は 35 カ国以上で探査活動を行っており、探鉱部門に 180 名の地質技師、 物理探査技師を含め、総勢 900 名の人員を擁している。2006 年度の探鉱費(総額)は 345mUS$で 2005 年 264mUS$と比較し 81mUS$増となった。 2005 年12月、同社の探査部門は4箇所の探鉱事務所における環境管理活動により ISO14001 の認 定を受けたほか、年内に包括的な HSEC 管理システムが全事務所に導入された。現職の CEO であ る Tom Albanese 氏は 2006 年末までロンドンの探査統括役員であり、Eric Finlayson 氏が後任に指名 された。 (2)対象鉱種 2006 年末現在、Rio Tinto は世界の 35 ヶ国以上で銅、ダイアモンド、ニッケル、工業用鉱物、ボー キサイト、ウラン、鉄鉱石、石炭を主要な探鉱対象としている。近年、注力されている探鉱対象は、鉄 鉱石、石炭、ボーキサイトである。 (3)対象地域・探鉱段階 中南米主体で米国、豪州、その他で探鉱が実施されている。2006 年発足したアジアチームはロシ ア、モンゴル、中央アジアを所管している。 探鉱段階は、グラスルーツに重点が置かれている傾向があり意欲的な探鉱への取り組みが見える。 (4)最近の動向 2001 年以降、6 プロジェクトが探査段階からプロジェクト評価段階に移行した。探鉱段階から経済 性評価段階までを含め主要な探鉱プロジェクトは次のとおりである。 <主要な大規模探鉱> ・ La Sampala ニッケル・銅鉱床(ラ・サンパラ, インドネシア) 資源量(Indicated)320mt、品位 Ni1.43%、Cu0.1% ・ Pilbara 鉄鉱石鉱床(豪 WA) 新規に5鉱床を把握し、生産部門に引き渡された。 <探鉱段階から評価段階に移行したもの>

・ Resolution 銅・金鉱床(レゾルーション,米 Arizona 州,55%(パートナーは BHP Billiton,49%)) 資源量 1000mt、品位 Cu1.5%、銅量 15mt (MEG データ)

・ Potasio Rio Colorado カリウム鉱床(アルゼンチン) ・ Simandou 鉄鉱石鉱床(ギニア) <2006 年度にプレ F/S の実施を検討するため本格的な探鉱に移行したもの> ・ ダイアモンド探鉱: カナダ、南ア、モーリタニア、ブラジル及びインドで続行されている。多くのダ イアモンドを含有する Kimberlite パイプが発見され、経済性調査が続けられている。インドにおけ る試錐探鉱で鉱徴を得ている。 ・ 銅探鉱: 銅の探鉱はトルコ、カザフスタン、ペルー、チリ、アルゼンチン、メキシコ及び米 国で継続されている。試錐探鉱によりトルコと米国で良好な結果を得ており結果は良好で、 調査継続中である。 <ブラウンフィールド探鉱>

(20)

Energy Resources(豪)、Rossing(ナミビア)、鉄鉱山 Pilbara(豪)等の自社鉱区で多くのブラウンフィー ルド探鉱を実施中である。 <落札した新鉱区> 2005 年度、新たに次の鉱区を落札している。 ・ La Granja 銅鉱床(ペルー・Cajamarca) 12 月、ペルー政府の入札を 22mUS$に加え今後の探鉱・F/S 費用 60mUS$で落札した。 ・ Piakanja ホウ素鉱床(セルビア南部) 継続中の探鉱・評価を今後3~5ヵ年間にまとめる計画。 <Norilsk Nickel とロシアでの共同探鉱> ・ Norilsk Nickel とのロシアにおける共同探鉱会社設立

2006 年4月、ロシアにおける探鉱・開発のため Norilsk Nickel と合弁企業“RioNor Exploration” を設立した。出資比率は Norilsk Nickel51%、Rio Tinto が 49%で、シベリア南東域、極東等で探鉱 を実施する。

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