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熊本競輪中期経営計画について

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Academic year: 2021

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(1)

平成27年3月

熊本市農水商工局

競輪事務所

熊本競輪中期経営計画

(2)

はじめに

熊本市の競輪事業は、昭和25年7月、財政再建と戦災復興事業に

寄与することを目的として発足した。その後、昭和49年には年間入場

者数が71万人を数えるなど娯楽施設として市民に親しまれるとともに、

雇用の場の確保など地域経済の活性化にも寄与してきた。

また、事業発足から平成25年度までの売上額は、総額9,409億円

余、本市一般会計への繰出金は総額658億円に上り、福祉や教育の

充実、土木・住宅等の社会基盤の整備のための貴重な自主財源として

活用されるなど、市民生活の向上に大きく貢献している。

しかしながら、レジャーの多様化や景気の低迷などから、全国の競輪

事業の売上げが平成3年をピークに減少傾向にある中で、本市におい

ても、近年、入場者数や売上が減少傾向にあり、一般会計への繰出金

も減少している。

このため、平成25年度に取りまとめられた「熊本競輪活性化検討委

員会」(以下、「検討委員会」)の検討結果を参考にしながら、競輪事業

に係る活性化策や経費縮減、施設整備等の取組みを総合的・計画的

に進めていくため、「熊本競輪中期経営計画」を策定することとした。

本計画は、経済情勢等を踏まえ、概ね3年毎に見直すこととする。

(3)

目次

1. 競輪事業の現状 ページ

1 施設概要

2 入場者数の推移、年齢層

3 売上の推移

4 収支及び繰出金の推移

2. 計画策定の趣旨等

3. 基本方針

4. 具体的取組み

1 売上向上

2 経費縮減

10

3 施設整備等(施設の最適化)

11

4 ファンサービスの向上

12

5. 事業収支見込

1 収入及び支出の見込み

13

2 収支見込みと施策効果

14

3 収支見込み(施策効果加算後)

15

4 収支の推移グラフ

16

6. 工程表 ページ

1 売上向上・経費縮減

・ファンサービス・施設整備

17

2 耐震対策

18

7. 図面

1 耐震化対策

20

2 駐車場配置図

21

(4)

競輪事業の現状

(1)施設概要 所 有 者 熊本市 名 称 熊本競輪場 所 在 地 熊本市中央区水前寺5丁目23番1号 開設年月日 昭和25年7月 敷地面積 43,181.63㎡ 競 走 路 1周 500m (見なし直線距離 69.5m) センター部路面傾斜 29゜44´42″ 駐 車 場 791台収容 投 票 所 8ヵ所 窓口 109 支 払 所 8ヵ所 窓口 62 観 覧 席 定 員 12,000人 (内訳:一般席3,300人、立見席7,705人、 特別観覧席995人) (2)施設の状況 メインスタンド (昭和47年 9月建設) サイドスタンド (昭和43年12月建設) バックスタンド (昭和56年 2月建設) 選手管理棟 (昭和49年11月建設) 選手宿舎 (平成 6年 6月建設) サービスセンター (昭和57年 8月建設) ※平成15年度の耐震診断の結果、いずれも「耐震性はや や劣るが耐震補強で対応可」。平成27年度までに耐震 化の方針を決定する必要があり、現在、新たに施設の 現況及び耐震化工事に必要な経費等を調査中(平成27 年3月末完了)。 ※現在地は、建築基準法、都市公園法の制約があり、現 地での建替えや大規模改修は困難な状況にある。 (3)競輪場関係者数(平成26年4月1日現在) 競輪事務所職員 12名 従事員(車券発売支払等) 102名 特別警備隊 12名 自衛警備隊 11名 民間警備 42名 選手会 101名 競技会 25名 開催関係(機器運営保守等) 56名 清掃 85名 駐車場管理 18名 競輪新聞等 14名 食堂・売店 30名 計 508名 (4)場外車券売場(サテライト) ア サテライト阿久根(平成20年3月13日開設) 所 在 地:鹿児島県阿久根市折口3494番地1 設 置 者:有限会社 八光商事 施行管理者:熊本市 イ サテライト熊本新市街(平成25年12月13日開設) 所 在 地:中央区新市街4番13号 設 置 者:有限会社 偕行企画熊本 施行管理者:熊本市 ウ サテライト川辺(平成26年11月18日開設) 所 在 地:鹿児島県南九州市川辺町神殿1394 設 置 者:株式会社 デュナミス 施行管理者:熊本市

1 施設概要

(5)

2 入場者数の推移、年齢層

※入場者の年齢構成(平成23年度 JKAによる全国16競輪場調査)

■熊本競輪場の入場者数は昭和49年度の約71万人をピークに漸減しており、平成24年

度には10万人を割っている。

人数(人)

対前年比 1日平均

H3

16

84

487,121

103.94%

5,799

H4

15

81

446,083

91.58%

5,507

H5

14

78

425,301

95.34%

5,453

H6

16

85

415,456

97.69%

4,888

H7

15

81

404,829

97.44%

4,998

オールスター

H8

16

84

403,438

99.66%

4,803

H9

16

84

426,568

105.73%

5,078

H10

17

87

388,654

91.11%

4,467

H11

15

81

350,689

90.23%

4,329

H12

14

78

305,790

87.20%

3,920

H13

12

72

271,301

88.72%

3,768

H14

12

70

250,822

92.45%

3,583

オールスター

H15

12

70

223,240

89.00%

3,189

H16

12

70

204,081

91.42%

2,915

H17

12

70

192,523

94.34%

2,750

H18

12

67

174,940

90.87%

2,611

H19

12

67

170,666

97.56%

2,547

全日本選抜

H20

12

58

140,321

82.22%

2,419

H21

12

58

126,841

90.39%

2,187

H22

11

52

104,175

82.13%

2,003

H23

12

58

120,803

115.96%

2,083

日本選手権

H24

12

58

99,363

82.25%

1,713

H25

12

55

90,951

91.53%

1,654

22,165,372

摘要

昭和25年からの累計

年度 開催回 数 開催日 数

入場者数

■入場者数の年齢層は、約7割が60歳以上となっており、全国に比べて高年層が多い。

49 45 43 42 40 40 43 39 35 31 27 25 22 20 19 17 17 14 13 10 12 10 9 0 10 20 30 40 50 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 入場者数 (万人)

(6)

3 売上の推移

■熊本競輪場の車券売上高は、昭和50年代から平成10年頃までは、特別競輪がなくとも

概ね200億円以上で推移していたが、その後漸減傾向にあり、ここ数年は100億円程

度となっている。

■特に本場での減少が著しく、場外発売や電話・インターネット投票への依存度が高まって

いる状況である。

276 259 237 227 220 207 207 179 155 130 110 94 70 60 51 45 43 31 26 19 23 18 16 2.8 1.9 0.5 0.5 0.5 0.8 10 12 15 48 22 24 25 25 26 20 41 13 14 19 20 29 18 19 15 38 17 18 16 29 320 34 41 36 39 36 55 218 62 88 117 108 126 104 87 79 139 76 80 0.1 0.1 0.0

0

100

200

300

400

500

600

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25

重勝式

場 外

電 投

サテライト

本 場

(億円)

熊本市が管理するサテライト での車券売上 複数のレースをまとめて予 想する車券の売上 県外の他の競輪場等での車 券売上 電話やインターネットでの車 券売上 熊本競輪場での車券売上 276 269 265 271 588(オールスター) 116 187 162 144 352(オールスター) 186 192 220 240 271 264 201(日本選手権) 114 134 156 199(全日本選抜) 173 111

(7)

▲ 5 0 5 10 15 20 25 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 一般会計への繰出金 単年度収支 累積収支

4 収支及び繰出金の推移

(億円)

オールスター オールスター 全日本選抜 日本選手権

■車券売上高の減少により、単年度収支も減少傾向にある。

■これに伴い、一般会計への繰出金も昭和55年の28億円をピークに減少傾向にあり、ここ数年は2億円

となっている。なお、平成25年度までの繰出金の累計は658億円。

■単年度収支とは、単年度において前年度 繰越金を含めない収入から支出を差し引き 一般会計への繰出金を繰り出す前の金額 ※年度における単純な売上-経費 ■累積収支とは、単年度収支から一般会計 への繰出金と施設整備基金を差し引き、翌 年度へ繰り越す金額 平成22年度は 大型映像装置の施設 整備等を行ったこと から、単年度収支が マイナスとなった。

(8)

計画策定の趣旨等

■近年は、全国的な景気低迷や顧客の高齢化などにより、入場者数や売上が年々減少し、一般会計へ

の繰出金も減少。このままでは今後10年内に繰出金が確保できなくなるだけでなく、累積収支も赤字

に転じる可能性がある。

今後も、事業収益を確保していくためには、売上向上に向けた活性化策や経費縮減の取組みを強力

に進めていくことが必要である。

■施設についても老朽化が進んでおり、「熊本市建築物耐震改修促進計画」に基づき、平成27年度まで

に耐震化の方向性を決定することが必要である。

■検討委員会での意見等も参考にしながら、中期経営計画を策定し、競輪事業に係る活性化策や経費縮

減、耐震化等の取組みを総合的かつ計画的に推進する。

■取組み ・売上向上

・経費縮減

・施設整備等(施設の最適化)

・ファンサービスの向上

■計画期間 平成26年度~平成35年度

課 題

計画の策定

(9)

計画の内容

収入の増加と業務の効率化を進めることにより、事業経営の安定化を図り、

もって、顧客サービスの向上と一般会計への繰出金を確保するため、

中期経営計画を策定し、計画的に進める。

売上向上

○特別競輪の誘致

○モーニングレース

の開催

○ナイター場外車券

の発売

○場外車券売場

(サテライト等)の

展開

○本場レースの土日

開催

○その他新規ファン

の獲得策

経費縮減

○発売所の見直し

○ファンバス運行

の見直し

○イベント広告等の

見直し

○自動発払機運用

委託の見直し

○警備員配置の見

直し

○その他の経費の

見直し

○裏門の管理につ

いての検討

○管理運営業務に

係るアウトソー

シングの検討

○JKA交付金見直し

の要望

施設整備等

(施設の最適化)

○施設整備基金の

積立

○耐震化対策

○選手の安全性等

の確保

○施設の快適性の

確保

○施設のダウンサイ

ジング

○低利用資産の整理

ファンサービス

の向上

○イメージアップ

○社会貢献

○自転車競技振興

○熊本競輪活性化ビ

ジネスモデルコン

テストの実施

○その他

基本方針

具体的取組み

(10)

具体的取組み

特別競輪の開催

ナイター場外

車券の発売

競輪界のスター選手が集まる特別競輪(GⅠ)は、売上向上と全国からの集客が見込まれるこ

とに加え、新たなファンを獲得する絶好の機会であることから、積極的な誘致を図る。

仕事帰りのサラリーマン等の顧客拡大のため、夜の娯楽として競輪を楽しんでもらえるよう、ナ

イター場外車券を発売する。(平成26年度は5開催発売予定。)なお、ナイター競輪やミッドナ

イト競輪の本場開催については、周辺地域への影響やコスト面から継続検討する。

モーニングレース

の開催

他のレジャーがスタートしていない早朝の時間帯から競輪を楽しんでもらえるよう、モーニング

レースを開催する。(平成26年度は3開催実施予定。)

その他

新規ファンの獲得策

サテライト阿久根、サテライト新市街に続いて3場目となる鹿児島県南九州市川辺町の場外車

券売場「サテライト川辺」を施行管理者として設置。(平成26年11月18日開設)

本場レースの

土日開催

若者やファミリー層等の新規顧客拡大に向け、競輪の迫力をライブで体感できる機会を増やす

ため、可能な限り、土日祝日に本場レースを開催する。

初心者に対して競輪を分かりやすく説明するビギナーズコーナーのサービス内容を充実させ

る。また、全国初となるギフト投票券の導入を検討する。

場外車券売場

(サテライト等)

の展開

1 売上向上

(11)

2 経費縮減

自動発払機

運用委託の見直し

競輪場の入退場管理業務の効率化等の観点から、裏門(競技場側)での管理業務の在り方に

ついて検討を行う。

ファンバス運行

の見直し

裏門の管理に

ついての検討

発売所の見直し

警備員の配置

の見直し

競輪場入場者数の減少等に対応し、ファンバスの運行体制等の見直しを行う。

発売業務の効率化を図るため、他場の車券発売時における発売所数の見直しを行う。

自動発払機の運用・保守委託について、委託内容を精査し、委託料の見直しを行う。

競輪場入場者数の減少等に対応し、競輪場周辺及び場内の警備員配置の見直しを行う。

管理運営業務に係る

アウトソーシングの検討

現在市職員が行っている競輪場の管理運営業務の効率化等の観点から、民間へのアウトソー

シングが有効な業務について検討を行い、その結果を踏まえた対応を行う。

JKA交付金

見直しの要望

全国の競輪施行者の逼迫した収支状況を改善する観点から、売上額に対するJKAへの交付金

率を現行の1.9%から1.6%へ引き下げることについて、全国競輪施行者協議会を通じてJKAに

要望していく。

イベント広告など

の見直し

記念競輪開催に係るイベントや場内看板等の広告について、効果や効率性を高めるための見

直しを行う。

その他の経費

の見直し

管理業務・清掃業務等の委託内容の見直しを行う。

(12)

3 施設の最適化

耐震化対策

耐震化計画に基づき、メインスタンド、サイドスタンド、バックスタンド、

管理棟等について、耐震化工事を計画的に実施する。

施設整備基金

の積立

競輪場の耐震化工事、バンク改修等の施設整備に要する財源に充

てるため、平成25年度末に設置した施設整備基金について、計画的

に積立を行う。

来場者の快適性

の確保

来場者に快適に競輪を楽しんでもらえるよう、現在実施しているトイレ

美化改修に加えて、分煙対策、ロイヤルユーザー向け特別観覧席の

整備、女性や初心者ファミリーの居場所確保等、必要な施設整備を

進める。

選手の安全性等

の確保

選手の安全性確保や走行性の改善のため、バンク改修工事を計画

的に実施する。

施設の

ダウンサイジング

施設維持経費の低減のため、ピーク時に比べて約7分の1となった入

場者数に対応し、座席数や車券発売区域の見直しを行う。

低利用資産の整理

利用度が低い駐車場等の保有資産については、売却等の整理を行

う。

(13)

4 ファンサービスの向上

イメージアップ

自転車

競技振興

その他

公営競技に対するネガティブなイメージを払拭し、熊本都市圏の主要なレジャー施設として認知さ

れるような取組みを行う。具体的には、現在実施しているマルシェやバンク試乗イベント等の女性や

ファミリー層向けのイベントの拡充に加え、ご当地アイドルや子供の自転車レース、女性向け競輪講

座の開催、競輪場外での競輪選手の魅力を伝えるイベント等を実施する。

熊本県内唯一の自転車競技施設として、全国高等学校選抜自転車競技大会の開催や自転車ト

ラック競技の大会誘致を引き続き行う。また、平成32年の東京オリンピック開催を契機として、競輪が

オリンピック種目であることをPRするとともに、地元からの競輪選手輩出に向けた育成機関の組織

化等に取り組む。さらには、自転車愛好者の増加に向けたイベントや、夜間練習のための簡易照明

の設置等を行う。

インターネット、特にスマートフォンを媒体として競輪のファンとなる層が増加していることから、ウェ

ブサイトやスマートフォンアプリによる情報の提供やコミュニティの構築を図る。

また、地場企業と連携した協賛レースや、市民等の結婚や誕生日等を記念するレースを企画・実施

する。

社会貢献

地域に親しまれるよう、周辺自治会や商栄会と連携した取組みとして、「熊本競輪場通り商栄会夏

祭り」の開催や、防犯協会への支援を引き続き実施する。

また、地域団体への会議室やプールの無料開放、災害時の避難場所、市民のふれあいの場、サイ

クルライフの支援の場等、競輪場の多目的な利活用施策を実施する。

ビジネスモデル

コンテストの実施

地域コミュニティブランドという新たなマーケティング手法・ブランディング手法を用いた競輪活性化

ビジネスモデルコンテストを実施する。

(14)

事業収支見込

試算の前提

◎車券売上額 H26年度以降は、H21~H25の平均前年比どおりの増減を見込み。 本 場→(通常開催F1・F2)前年比: 88%、(記念競輪開催)前年比:93% 電 投→(通常開催F1・F2)前年比:106%、(記念競輪開催)前年比:96% 場 外→(通常開催F1・F2)前年比:103%、(記念競輪開催)前年比:89% サテライト→(通常開催F1・F2)前年比:100%、(記念競輪開催)前年比:100% 重 勝 式→(通常開催F1・F2)前年比:106%、(記念競輪開催)前年比:96% ◎2年に1度、ジャパンカップを開催(H27、H29、H31、H33、H35) ◎H26年度に1節減(55日→52日)、H27年度に2節減(52日→46日) ※耐震費用は含まず

1 収入及び支出の見込み(現状)

⇒見込み H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 車 券 売 上 ① 13,393 11,445 20,066 11,147 11,556 10,159 10,714 8,630 9,445 7,919 8,848 7,427 8,451 7,116 8,218 場 外 ( 受 託 ) 発 売 ② 761 648 612 600 554 470 469 449 431 413 397 381 367 353 340 雑 入 ③ 193 163 154 62 36 42 40 38 36 34 33 31 29 28 26 単年度収入 A ( ①+ ②+ ③) 14,347 12,256 20,832 11,809 12,146 10,671 11,223 9,117 9,912 8,366 9,278 7,839 8,847 7,497 8,584 前 年 度 繰 越 金 B 1,091 748 275 311 477 303 110 144 59 51 0 0 0 0 0 15,438 13,004 21,107 12,120 12,623 10,974 11,333 9,261 9,971 8,417 9,278 7,839 8,847 7,497 8,584 払 戻 金 ① 10,001 8,538 14,993 8,319 8,626 7,622 8,035 6,473 7,083 5,939 6,636 5,570 6,338 5,337 6,164 本 場 開 催 経 費 ② 1,546 1,614 2,249 1,275 1,335 1,242 1,200 1,102 1,136 1,071 1,111 1,050 1,094 1,037 1,084 場 外 ( 委 託 発 売 ) 経 費 ③ 1,309 1,198 1,994 1,140 1,202 1,042 1,178 887 1,011 793 935 729 880 683 842 選 手 賞 金 ④ 768 596 984 554 558 550 506 506 506 506 506 506 506 506 506 人 件 費 ⑤ 120 118 123 104 97 103 103 103 103 103 103 103 103 103 103 施 設 整 備 費 ⑥ 46 365 253 51 102 55 67 81 81 81 81 101 48 25 25 13,790 12,429 20,596 11,443 11,920 10,614 11,089 9,152 9,920 8,493 9,372 8,059 8,969 7,691 8,724 (単位:百万円)    年   度   収 入 内 訳 収入合計C(A+B) 支 出 内 訳 支出合計D (①+②+③+④+⑤+⑥)

(15)

現 状 の ま ま 収 支 売 上 向 上 策 経 費 縮 減 策 施 策 後 の 収 支 ■一般会計への繰出金は平成28年度でなくなる ■単年度収支が平成28年度から赤字、平成30年度には赤字経営に陥ることとなり、存廃の検討も必要となる。 ■一般会計への繰出金は平成29年度以降も継続 ■基金積立:耐震対策のため平成25~33年度の9年間で累計13億円

2 経営改善の効果

⇒見込み H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 1,648 575 511 677 703 360 194 59 1 ▲ 126 ▲ 94 ▲ 220 ▲ 122 ▲ 194 ▲ 140 557 ▲ 173 236 366 226 57 134 ▲ 35 ▲ 8 ▲ 127 ▲ 94 ▲ 220 ▲ 122 ▲ 194 ▲ 140 累計 900 300 200 200 200 200 50 50 0 0 0 0 0 0 0 300 - - - - 200 100 50 0 0 0 0 0 0 0 0 350 748 275 311 477 303 60 94 9 1 0 0 0 0 0 0 基 金 積 立 (単位:百万円)    年   度   収 入 - 支 出 E ( C - D ) 内 ) 単 年 度 収 支 F( A - D ) 一 般 会 計 へ の 繰 出 金 翌 年 度 繰 越 金 ⇒見込み H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 50 50 50 12 55 78 78 78 78 78 78 78 78 3 7 11 11 11 10 10 9 9 8 8 10 9 9 8 8 7 7 7 6 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 350 55 55 55 55 55 55 55 55 55 27 27 27 27 27 27 27 27 27 14 19 19 19 19 19 19 19 19 19 6 6 6 6 6 6 6 6 6 警備員の配置の見直し 17 17 17 17 17 17 17 17 17 25 25 25 25 25 25 25 25 25 経費効果 38 222 298 248 597 296 245 244 294 242 2,724 (単位:百万円) 合計 売 上 向 上 策 特別競輪(GI)を開催 (P15車券売上①に計上) ナイター競輪を発売 (P15場外(受託)発売②に計上) 場外発売場を設置 (P15車券売上①に計上) モーニング競輪を開催 (P15場外(受託)発売②に計上) 保有資産の整理(駐車場売却) (P15雑入③に計上) 本場の土日開催 (P15車券売上①に計上) 経 費 縮 減 策 その他経費の見直し 発売所の見直し ファンバス運行の見直し     イベント広告などの見直し     (P15収入:場外(受託)発売②と 自動発払機運用委託の見直し  P15支出:本場開催経費②に計上) ⇒見込み H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 1,648 575 511 677 703 398 453 415 403 622 373 197 218 217 218 557 ▲ 173 236 366 226 95 355 263 238 469 201 24 121 99 102 累計 900 300 200 200 200 200 150 100 100 100 100 50 50 100 100 1,050 - - - - 200 100 150 150 150 350 100 50 50 0 0 1,300 748 275 311 477 303 98 153 165 153 172 173 97 118 117 118 (単位:百万円)    年   度   収 入 - 支 出 E ' ( C '- D ' ) 内)単 年度 収支 F' ( A '-D ') 一 般 会 計 へ の 繰 出 金 基 金 積 立 翌 年 度 繰 越 金

(16)

試算の前提

◎車券売上額 H26年度以降は、H21~H25の平均前年比どおりの増減を見込み。 本 場→(通常開催F1・F2)前年比: 88%、(記念競輪開催)前年比:93% 電 投→(通常開催F1・F2)前年比:106%、(記念競輪開催)前年比:96% 場 外→(通常開催F1・F2)前年比:103%、(記念競輪開催)前年比:89% サテライト→(通常開催F1・F2)前年比:100%、(記念競輪開催)前年比:100% 重 勝 式→(通常開催F1・F2)前年比:106%、(記念競輪開催)前年比:96% ◎2年に1度、ジャパンカップを開催(H27、H29、H31、H33、H35) ◎H26年度に1節減(55日→52日)、H27年度に2節減(52日→46日) ◎H30年度に保有資産の一部を売却(1番、8番、12番駐車場) ◎売上向上策並びに経費縮減策を加算したもの ※耐震費用は含まず

3 収入及び支出の見込み(経営改善後)

⇒見込み H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 車 券 売 上 ① 13,393 11,445 20,066 11,147 11,556 10,163 10,722 8,692 9,457 7,931 8,909 7,438 8,461 7,176 8,227 場 外 ( 受 託 ) 発 売 ② 761 648 612 600 554 490 640 642 624 605 589 572 558 544 530 雑 入 ③ 193 163 154 62 36 42 40 38 36 384 33 31 29 28 26 単年度収入A '(①+②+ ③) 14,347 12,256 20,832 11,809 12,146 10,695 11,402 9,372 10,117 8,920 9,531 8,041 9,048 7,748 8,783 前 年 度 繰 越 金 B ' 1,091 748 275 311 477 303 98 153 165 153 172 173 97 118 117 15,438 13,004 21,107 12,120 12,623 10,998 11,500 9,525 10,282 9,073 9,703 8,214 9,145 7,866 8,900 払 戻 金 ① 10,001 8,538 14,993 8,319 8,626 7,622 8,036 6,473 7,084 5,939 6,636 5,570 6,338 5,337 6,164 本 場 開 催 経 費 ② 1,546 1,614 2,249 1,275 1,335 1,228 1,158 1,060 1,094 1,029 1,069 1,008 1,052 995 1,042 場 外 ( 委 託 発 売 ) 経 費 ③ 1,309 1,198 1,994 1,140 1,202 1,042 1,178 887 1,011 793 935 729 880 683 842 選 手 賞 金 ④ 768 596 984 554 558 550 506 506 506 506 506 506 506 506 506 人 件 費 ⑤ 120 118 123 104 97 103 103 103 103 103 103 103 103 103 103 施 設 整 備 費 ⑥ 46 365 253 51 102 55 67 81 81 81 81 101 48 25 25 13,790 12,429 20,596 11,443 11,920 10,600 11,048 9,110 9,879 8,451 9,330 8,017 8,927 7,649 8,682 支 出 内 訳 支出合計D' (①+②+③+④+⑤+⑥) (単位:百万円)    年   度   収 入 内 訳 収入合計C'(A'+B')

(17)

(250,000) (50,000) 150,000 350,000 550,000 750,000 950,000 1,150,000 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 繰出金①(現状のまま) 繰出金②(売上向上・経費縮減後) 累積収支 ①(現状のまま) 累積収支 ②(売上向上・経費縮減後) 単年度収支 ①(現状のまま) 単年度収支 ②(売上向上・経費縮減後) (千円)

見込み

4 収支の推移グラフ

現状のままだと、平成28年度には単年度収支が赤字に転じる。

売上向上・経費縮減策を講じることで、単年度収支・累積収支ともに黒字を維持できる見込みであり、

一般会計への繰出し及び耐震対策に係る施設整備に必要な財源を確保。

※今後も引き続き、一層の収益確保に向け、本計画の見直しや不断の経営改善に取り組んでいく。

H30年度に保有資 産の一部を売却

(18)

工程表

1 売上向上・経費縮減・施設整備・ファンサービスの向上

H26

H27

H28

H29

H30

H31

H32

H33

H34

H35

売上向上

経費縮減

施設の最適

ファンサー

ビスの向上

モーニング競輪開催・ナイター競輪発売・本場の土日開催

特別競輪(GⅠ)開催

(3年に1度予定)

イメージアップ・社会貢献活動・自転車競技振興・ビジネスモデルコンテスト・その他

場外車券発売場

(サテライト川辺)の設置

イベント委託の見直し

発売所・バス・自動発払機運用委託・警備員配置の見直し

裏門の管理手法の検討、

JKA交付金見直しの要望

バンク 表層改修 バンク 表層改修 特別競輪誘致のために バンク表層部分を改修 3,300万円/回

耐震化対策

メインスタンド バック スタンド サイド スタンド 耐震化 方針決定

アウトソーシングの検討

検討結果を踏まえた対応

選手管理棟

施設のダウンサイジング・低利用資産の整理

(19)

施設名

H25

H26

H27

H28

H29

H30

H31

H32

H33

H34

H35

合計(億円)

整備基金

(収益から)

13.0

整備基金(売却益)

基金等残額(億円)

2

3

4.17

5.52

2.92

4.55

1.98

2.15

2.52

0.25

バンク表層改修

0.66

12.75

①選手管理棟

1.24

②メインスタンド

2.65

③サイドスタンド

4.13

④バックスタンド

(特別観客席棟)

2.40

⑤観客席棟

0.11

⑥第二支払棟

1.10

⑦サービスセンター

0.01

⑧外構整備

0.45

工事費等計(億円)

0.33

0.15

4.1

1.87

3.57

0.33

0.13

2.27

2 耐震対策

工事 0.01億 工事 0.45億 工事 1.00億 設計 0.10億 工事 0.10億 設計 0.01億 工事 2.27億 設計 0.13億 工事 3.98億 設計 0.15億 工事 2.46億 設計 0.19億 工事 1.11億 設計 0.13億 耐震補強 + 建築・設備改修 耐震補強 + 建築・設備改修 (来賓室移転) 耐震補強 + 建築・設備改修 (集計センター・売店移転) 耐震補強 + 建築・設備改修 解体 解体 建築・設備改修 (事務所移転) ⑥の跡地整備 工事 0.33億 工事 0.33億 1番・8番・12番駐車場 3.5億 1.5億 1.5億 1.5億 1億 2億 1億 0.5億 0.5億

(20)

平成25、26年度の2か年にわたり、建物の耐震調査及び耐震化計画の検討を進めて

いる。

これを基に、建物の耐震補強、施設改修、解体・整備事業及び走路バンク改修を行うこ

ととし、その費用について試算したところ、少なくとも総額約12.8億円の費用が必要と

なった。

この費用を確保するため、施設整備基金に計13億円の積立を予定している。

-1 耐震対策工定表の説明

(21)

図面

1 耐震化対策

⑤ ① ② ③ ④ ⑥ ⑦ バンク改修 解体 跡地整備 解体 跡地整備 来賓席 移転 事務所 移転 集計センター 移転 食堂 移転 耐震補強 建築・設備更新 耐震補強 建築・設備更新 耐震補強 建築・設備更新 耐震補強 建築・設備更新 バンク改修

耐震補強+建築・設備改修+機能移転+⑤⑥解体+外構整備

(22)

2 駐車場配置図

2番

1番

12番

11番

0番

6番

3番

大型バス駐車場 (旧キズナ横)

7番

8番

10-1番

10-2番

9番

熊 本 市 競 輪 場

*6・7番駐車場は本場開催日および

場外発売日(土日祝のみ)開放

*12番駐車場は土日祝のみ開放

駐車場名 面積(㎡) 収容 台数 第0番駐車場 766.94 46 第1番駐車場 2,037.73 103 第2番駐車場 2,861.00 132 第3番駐車場 1,521.00 46 第6番駐車場 1,304.00 58 第7番駐車場 1,182.00 44 第8番駐車場 2,049.58 92 第9番駐車場 706.81 42 第10-1番駐車場 631.08 34 第10-2番駐車場 566.00 35 第11番駐車場 2,051.32 99 第12番駐車場 915.37 60 大型バス駐車場(旧キズナ) 396.69 大型バス 791

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