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ドライバー保険全体像 A-1 1 共栄火災の自動車保険の概要 A-1 1. 商品の種類とご契約の対象 A-1 2. 約款の構成 A-1 2 ご契約内容の確認 A-2 1. 保険金額 ( 契約金額 ) A-2 2. 免責金額 ( 自己負担額 ) A-2 3. ご確認いただきたい事項 A-2 4. 保険

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(1)

約款冊子(ご契約のしおり・普通保険約款・特約)

ごあいさつ

このたびは共栄火災のドライバー保険をご契約いただきあ

りがとうございました。

この冊子には、保険契約の内容につきまして大切なことが

らが記載されておりますので、ご契約内容をご確認のうえ、

保険証券とともに大切に保管してください。

共栄火災は、いざという時、お客さまの身になって事故の

解決にあたることをモットーとし、一層のサービス向上に努

めてまいりますので、今後ともお引立てのほど、よろしくお

願い申し上げます。

AC014260

-(’17.08)①

ドライバー保険

2018年(平成30年)1月改定版

1.保険証券を今一度お確かめください

お届けいたしました保険証券の記載事項およびご契約内容に誤りはご

ざいませんでしょうか。

もし、誤りやお気付きの点がございましたら、お手数でも取扱代理店

または共栄火災までご連絡ください。

2.ご契約内容の変更について

ご契約内容に変更があった場合は、取扱代理店または共栄火災へご連

絡のうえ所定の手続きをお取りください。

その他、保険証券もしくは保険契約申込書の記載事項に変更があると

思われる場合は、取扱代理店または共栄火災へお問い合わせください。

3.万一、事故にあわれましたら

事故が発生したときはすみやかに取扱代理店または共栄火災へご連絡

のうえ、保険金請求の手続きをお取りください。

ご連絡が遅れますと、保険金を削減してお支払いする場合があります

ので、ご注意ください。

4.被保険者の方にもご契約の内容をお伝えください

ご契約者以外にも保険の補償を受けられる方(被保険者)がいらっしゃ

る場合は、その方にもご契約の内容をお伝えください。

ご不明な点につきましては、取扱代理店または共栄火災までお問い合わせ

ください。お問い合わせ先はA-6ページをご覧ください。

(2)

ドライバー保険全体像 A-1

1 共栄火災の自動車保険の概要 ………

A-

1

1.商品の種類とご契約の対象

A-

1

2.約款の構成

A-

1

2 ご契約内容の確認 ………

A-

2

1.保険金額(契約金額)

A-

2

2.免責金額(自己負担額)

A-

2

3.ご確認いただきたい事項

A-

2

4.保険期間(保険のご契約期間)

A-

2

5.保険責任の開始日時

A-

2

6.保険料のお支払いについて

A-

2

7.等級別料率制度について

A-

3

8.個人情報の取扱いについて

A-

4

9.共栄火災ホームページでの約款冊子の閲覧

A-

4

10.その他ご注意いただきたいこと

A-

4

11.各種サービスのご案内

A-

5

3 ご契約後に特にご注意いただきたいこと 

A-

5

1.保険証券の記載内容について

A-

5

2.ご契約締結後における契約内容の変更について

A-

5

4 ご契約を解約される場合のお手続き 

A-

6

1.解約と解約返れい金(返還保険料)について

A-

6

5 事故が起こった場合のお手続き 

A-

7

1.まず、ご連絡を

A-

7

2.必ずご相談を

A-

7

3.必要書類をご提出ください

A-

7

4.保険金の支払時期

A-

8

5.保険金請求権の時効

A-

8

6.被害者には誠意をもって

A-

8

7.自賠責保険との一括払制度

A-

8

8.保険金の内払制度

A-

8

9.代理請求制度

A-

8

10.賠償事故の解決のために共栄火災が行う手続きおよび援助

A-

8

11.示談・訴訟の場合の費用の取扱い

A-

8

12.被害者からの直接請求制度

A-

8

13.保険金お支払い後の保険金額(契約金額)

A-

8

14.ご契約者が死亡された場合の取扱い

A-

8

6 次回の継続契約のお手続きを忘れてしまった場合のお手続き

A-

8

7 自動車保険の社外相談窓口

A-

9

1.指定紛争解決機関

A-

9

2.中立の第三者機関による示談斡旋制度

A-

9

8 保険用語のご説明

A- 9

9 補償内容

A-10

1.相手方への賠償

A-10

2.ご自身・乗車中の方の補償

A-11

この冊子で使用している、「記名被保険者」「借用自動車」の用語の意味 は次のとおりです。    記名被保険者 借用自動車を運転される個人の方であり、申込書の賠償被保険者欄 に記載される方をいいます。 (注)記名被保険者は、運転免許証(仮運転免許証を除きます。)をお 持ちの方が対象となります。    借用自動車 次の①~④の条件を満たす自動車を「借用自動車」といいます。 ① 記名被保険者がその使用について正当な権利を有する方(所有 者など)の承諾を得て使用または管理中の自動車であること ② 用途車種が次のいずれかに該当する自動車であること ・ 自家用普通乗用車(主に3ナンバー) ・ 自家用小型乗用車(主に5、7ナンバー) ・ 自家用軽四輪乗用車(主に軽5、軽7ナンバー) ・ 自家用小型貨物車(主に4ナンバー) ・ 自家用軽四輪貨物車(主に軽4ナンバー) ・ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下)(主に1ナンバー) ・ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超 2 トン以下) (主に1ナンバー) ・ 特種用途自動車(キャンピング車)(8ナンバー) ・ 二輪自動車(総排気量が 125cc 超のもの) ・ 原動機付自転車(総排気量が 125cc 以下または定格出力が          1.00 キロワット以下のもの) ③ 記名被保険者、その配偶者、または記名被保険者の同居の親族 が所有する自動車(注1)でないこと ④ 記名被保険者が役員(注2)となっている法人の所有する自動車 (注1)でないこと (注1)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、および 1年以上を期間とする貸借契約により借り入れた自動車を 含みます。 (注2)理事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関を いいます。

ドライバー保険ご契約のしおり目次

<用語の意味>

(3)

―A- 1 ―

ドライバー保険全体像

ドライバー保険は、友人や知人などから車やバイクを借りて運転している間

に自動車事故を起こしてしまった場合の「被害者への賠償」を主な目的とす

るものです。

モ ノ

被害者への賠償

対人賠償責任保険(注1)

(A-10 ページ)

(注1)対人賠償責任保険は、自賠

責保険等で支払われる金額

を超える部分について保険

金をお支払いします。

対物賠償責任保険(注2)

(A-10 ページ)

(注2)借用自動車(※)を壊してし

まった損害は補償されませ

ん。

(※)目次の<用語の意味>を参照

ください。

ご自身への補償として、対人賠償責任保険をご契約の場合に自損事故傷害

保険(A- 11 ページ)が自動的にセットされます。

1 共栄火災の自動車保険の概要

1.商品の種類とご契約の対象 商品の種類 (約款名称) ご契約の対象となる方 対 象 車 種 KAP くるまる (総合自動車保険 普通保険約款) 次の2条件にあてはまる方が 対象となります。 ①お客さまの所有・使用され ているお車の総付保台数 (注)が9台以下の方 ②記名被保険者が個人の方 (注)自動車保険(他の保険会 社を含みます。)をご契 約されている台数をいい ます。 自家用8車種(※) KAP ベーシス (一般自動車保険 普通保険約款) ①お客さまの所有・使用され ているお車の総付保台数を 問わず対象となります。 ②記名被保険者が個人の方、 法人の方を問わず対象とな ります。 すべての用途・車種 の自動車 ドライバー保険 ※本冊子はドライバー 保険についてご説 明しています。 運転免許証をお持ちでお車を お持ちでない方が対象となり ます。 借用自動車(目次の <用語の意味>を参 照ください。) (※)自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型 貨物車、自家用軽四輪貨物車、自家用普通貨物車(最大積載量0.5 トン以 下)、自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超 2 トン以下)、特種用途自 動車(キャンピング車) 2.約款の構成 保険約款は「普通保険約款」と「特約」から構成されています。普通保 険約款は、基本的な補償内容を定めた「第1章 賠償責任条項」と「第2 章 自損事故条項」の各補償条項と、これらの補償条項に共通に適用され る「第3章 基本条項」により構成されています。    自動的にセット される特約 お客さまのご希 望によりセット できる特約 普通保険約款 第2章 自 損 事 故 条 項



第3章 基 本 条 項 第1章 賠 償 責 任 条 項 各条項の詳細は後記 A-10 ページ以降をご参照ください。

他人にケガをさせてしまった

他人のモノを壊してしまった

(4)

―A- 2 ―

2 ご契約内容の確認

※補償内容および保険金支払要件などの詳細は後記 A-10 ページ以降をご 参照ください。 1.保険金額(契約金額) 保険金額は下記の範囲・方法で設定します。 実際のご契約の保険金額につきましては、申込書または保険証券にてご 確認ください。 保険の種類 保険金額の設定範囲・設定方法 対人賠償責任保険 被害者1名について 1,000 万円~2億円で設定いただ きます。2億円を超える場合は「無制限」となります。 対物賠償責任保険 1 事故について 20 万円~1億円で設定いただきます。 1億円を超える場合は「無制限」となります。 (注)借用自動車に危険物を業務として積載することに より生じた事故、または借用自動車が危険物を業 務として積載した自動車をけん引することにより 生じた事故は、保険金額を無制限とした場合でも 30 億円がお支払いする保険金の上限となります。 自損事故傷害保険 補償を受けられる方1名について次の金額となります。 ⑴ 死亡保険金額 1,500 万円 ⑵ 後遺障害保険金額 後遺障害の程度に応じて 50 万円~ 2,000 万円 ⑶ 介護費用保険金 200 万円 ⑷ 医療保険金 入院日数1日につき 6,000 円 通院日数1日につき 4,000 円 (注1)対人賠償責任保険をご契約の場合に自動セットさ れます。 (注2)上記保険金額は変更することはできません。 2.免責金額(自己負担額) ⑴ 対人・対物賠償責任保険 対人賠償責任保険は、すべて免責金額「0(なし)」となっています。 対物賠償責任保険の免責金額は、「0(なし)」、「3万円」のいずれか から選択いただけます。 3.ご確認いただきたい事項

 

告知義務 ご契約者および記名被保険者には、ご契約時に告知事項について事実 を正確にお申出いただく義務(告知義務)があります。 告知事項とは、危険に関する重要な事項として共栄火災が告知を求め るもので、保険契約申込書等において★印がついている項目のことです。 告知事項について事実と相違がある場合などには、ご契約を解除し、 保険金をお支払いできない場合がありますので、告知内容に誤りがない よう十分ご注意ください。 ⑵ 記名被保険者をご確認ください。 記名被保険者は、借用自動車(注1)を運転される個人の方であり、保 険契約申込書の賠償被保険者欄に記載される方をいいます。 (注1)目次の<用語の意味>を参照ください。 (注2)記名被保険者は、運転免許証(仮運転免許証を除きます。)をお 持ちの方が対象となります。 ⑶ 記名被保険者の年齢をご確認ください。 記名被保険者の年齢が、「21 歳未満」または「21 歳以上」の区分によっ て保険料が異なりますので、運転される方の年齢をよくご確認ください。 4.保険期間(保険のご契約期間) 保険期間は原則として1年間ですが、1年未満の短期契約も可能です。 実際にご契約いただくお客さまの保険期間につきましては、保険契約申込 書または保険証券にてご確認ください。 5.保険責任の開始日時 保険責任は、保険期間の初日の午後4時(保険契約申込書または保険証 券にこれと異なる時刻が記載されている場合にはその時刻)に始まります。 6.保険料のお支払いについて ⑴ 保険料 保険料は、記名被保険者の年齢、保険金額、適用されるドライバー等 級などによって決定されます。また、実際にご契約いただくお客さまの 保険料につきましては、保険契約申込書または保険証券にてご確認くだ さい。 ⑵ 保険料の払込方法 ご契約の保険料については、次のような払込方法があります。ご希望 の払込方法をご選択ください。ただし、ご契約内容や保険料の額により ご選択いただけない払込方法があります。 払込方法 分割払 一時払 月払 (注1) 口座振替 保険料を口座振替によりお支払いいただく方法です。(注2)

クレジットカード払 (注3)(注4) 保険料をクレジットカードによ りお支払いいただく方法です。

×

クレジットカード払 (登録方式)(注4)(注5)

コンビニ払 ご契約後にご契約者へ送付す る払込票により、所定のコンビ ニエンスストアで保険料をお支 払いいただく方法です。(注6)

×

(注1)保険料が一時払に比べて5%割増となります。

(5)

―A- 3 ―

(注2)「損害保険料の口座振替依頼書」を別途ご提出いただきます。 (注3)お取扱いできるご契約が限定されています。 (注4)ご契約者が個人の場合、クレジットカードの名義は、ご契約者、ご 契約者の配偶者またはご親族名義のクレジットカードに限ります。 (注5)お客さまが保険料決済に使用するクレジットカードを専用サイトに 登録する方式です。 (注6)保険料が 30 万円を超える場合はご利用できません。

※お客さまの勤務先または所属する団体等を通じて集金する団体扱や

集団扱もありますが、ご加入には一定の条件があります。

⑶ 初回保険料の払込期日 口座振替の場合は、保険始期月の翌月の原則26日となります。ただし、 一部の金融機関は 27 日となります。また、その振替日が休業日に該当 する場合は翌営業日となります。 クレジットカード払・コンビニ払の場合は、保険始期月の翌月末とな ります。 ※初回保険料には、一時払保険料を含みます。 ⑷ 保険料の払込猶予期間等の取扱い(保険料の払込みに関する特約) 保険料は保険料払込期日までに払い込みください。払込期日の翌月末 までに払い込みがない場合には、事故が発生しても保険金をお支払いで きなかったり、保険契約を解除させていただくことがあります。ご契約 が解除された場合、ドライバー等級(7等級以上)を引き継ぐことがで きなくなりますので、十分ご注意ください。 (注)口座振替の場合には、保険料が払い込まれなかったことについてご 契約者に故意および重大な過失がない場合に限り払込期日の翌々月 末まで猶予します。また、団体扱・集団扱はそれぞれの団体または 集団との集金契約により異なります。 ⑸ 団体扱制度・集団扱制度 団体・集団の構成員の方がご契約される場合は、団体または集団(団体・ 集団から保険料の集金の委託を受けている者を含みます。)と共栄火災の 間で保険料集金契約を締結いただくことにより、団体または集団経由で 保険料のお支払いが可能となる団体扱制度・集団扱制度があります。保 険料のお支払方法は、一時払・分割払(12 回払)があり、一時払の保 険料は5%割安、分割払の場合は、分割割増保険料がかかりません。ま た、団体扱制度・集団扱制度の要件を満たさなくなった場合には、払込 方法、保険料が変更となります。 7.等級別料率制度について ⑴ ドライバー等級 1等級から 20 等級までの等級区分により保険料が割引・割増される ドライバー等級別料率制度が適用されます。 7等級から 20 等級の場合、事故のあったお客さまに適用される「事 故有の割増引率」と事故のなかったお客さまに適用される「無事故の割 増引率」があります。「事故有の割増引率」は「無事故の割増引率」と 比べて保険料の割引率が小さく、保険料が高くなります。 なお、事故のあったお客さまに「事故有の割増引率」を適用する期間 を「事故有係数適用期間」といいます。 ① 初めてご契約される場合 初めてご契約される場合の等級は6等級となります。 また、事故有係数適用期間は「0年」となります。 ② ご契約を継続される場合 ア.等級の決定方法 ご契約後、1年間無事故のときは、翌年のご契約のドライバー等 級が1等級あがります。 保険金をお支払いする事故があった場合、事故1件につき3等級 ダウンします。 イ.事故有係数適用期間の決定方法 保険金をお支払いする事故があった場合、継続契約の事故有係数 適用期間は前契約の事故件数により決定します。前契約に適用され る事故有係数適用期間に対して、事故1件について「3年」を加算 します。また、前契約の事故有係数適用期間が「1年~6年」の場合、 保険期間の初日から1年間経過するごとに「1年」を減算します。 事故有係数適用期間の上限は「6年」、下限は「0年」となります。 継続契約の等級が7等級以上となる場合、事故有係数適用期間が 「0年」のときは無事故の割増引率が、「1年~6年」の場合は事故 有の割増引率が適用されます。

各等級区分の割増引率> (%) 等級 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 割増引率 無事故 +64 +28 +12 -2 -13 -19 -30 -40 -43 -45 事故有 -20 -21 -22 -23 等級 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 割増引率 無事故 -47 -48 -49 -50 -51 -52 -53 -54 -55 -63 事故有 -25 -27 -29 -31 -33 -36 -38 -40 -42 -44 ※割増引率の「+」は割増、「-」は割引となります。 <事故有の割増引率の適用事例> ● 20 等級で事故が 1 件あった場合 等級 20 等級 17 等級 18 等級 19 等級 20 等級 無事故の割増引率 63%割引 63%割引 事故有の割増引率 38%割引 40%割引 42%割引 事故有係数適用期間 0年 3年 2年 1年 0年 事故 ③ ご契約を継続される場合のご注意 ア.前契約の満期日または解約日の翌日から数えて7日以内の日を保 険始期日として契約をご継続されない場合は7等級以上の等級を継

(6)

―A- 4 ―

承することができません。また、前契約に適用されていた事故有係 数適用期間は「1年」減少しません。前契約が解除となった場合の 取扱いも同様です。 イ.前契約の満期日または解約日より前の日付を保険始期日としてご 契約を締結された場合、前契約の等級(7等級以上)は継承できず に6等級となります。また、事故有係数適用期間は「1年」減少し ません。 ただし、保険始期日が前契約の満期日または解約日の前日から遡っ て7日以内の日であるときは、前契約と同一の等級および事故有係 数適用期間を継承します(前契約で事故の発生がない場合)。 ウ.過去 13 か月以内に満期を迎えたご契約や解約・解除された契約 があり、ご契約のドライバー等級が1等級~5等級または事故有係 数適用期間が1年~6年となる場合は、そのドライバー等級または 事故有係数適用期間を継承しなければならないことがあります。 エ.前契約の等級が1等級で、かつ、事故があった場合は、次契約に 対して更に所定の割増を適用します。 オ.ドライバー保険と任意自動車保険における適用等級は相互に継承 することができません。(下記⑵の場合を除きます。) ⑵ ドライバー保険から任意自動車保険(総合自動車保険・一般自動車保 険)へ切替える場合に、以下の条件①~④をすべて満たすときは任意自 動車保険に7(S)等級を適用します。 ① 新契約となる任意自動車保険の保険契約者、記名被保険者、被保険 自動車の車両所有者が個人で、かつ、締結していたドライバー保険の 記名被保険者と同一である場合 ② 新契約となる任意自動車保険の保険始期日が、締結していたドライ バー保険の満期日もしくは満期日の翌日から起算して7日以内の日また は解約日もしくは解約日の翌日から起算して7日以内の日である場合 (注)ドライバー保険の満期日または解約日の前に任意自動車保険のご 契約を締結された場合、7等級は適用できずに6等級となります のでご注意ください。 ③ 締結していたドライバー保険の満期日または解約日において、次契 約に適用すべき等級が9~ 20 等級であること ④ 新契約となる任意自動車保険の被保険自動車が以下の用途車種であ ること ⑴ 自家用普通乗用車 ⑵ 自家用小型乗用車 ⑶ 自家用軽四輪乗用車 ⑷ 自家用小型貨物車 ⑸ 自家用軽四輪貨物車 ⑹ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン以下) ⑺ 自家用普通貨物車(最大積載量 0.5 トン超2トン以下) ⑻ 特種用途自動車(キャンピング車) ⑼ 二輪自動車 ⑽ 原動機付自転車 詳しくは、取扱代理店または共栄火災までお問い合わせください。 8.個人情報の取扱いについて ⑴ お客さまに関する情報の利用目的について 共栄火災は、保険契約のお申込みまたは事故の発生等に際してお客さ まよりご提供いただく情報について、保険制度の健全な運営とお客さま に対するサービスの提供等のため、次の目的の達成に必要な範囲におい て利用させていただきます。 ○ 保険契約の引受、保険金の支払いその他共栄火災の保険契約の履行 および付帯サービスの提供 ○ 保険事故の調査(医療機関・当事者等の関係先に対する照会等を含 みます。) ○ 共栄火災、共栄火災グループ会社・団体または提携先の保険商品・ 金融商品・各種サービスの案内・提供 ⑵ お客さまに関する情報の第三者提供について 共栄火災は、保険契約のお申込みまたは事故の発生等に際してお客さ まよりご提供いただく情報について、保険制度の健全な運営のため、個 人情報の保護に関する法律、その他の法令等に規定されている場合のほ か、次の場合についても第三者に提供することがあります。 ○ 上記⑴に定める利用目的の範囲内において、共栄火災グループ会社・ 団体または提携先企業等と共同利用する場合 ○ 保険契約の適正な引受、保険金の適正な支払いおよび不適切な保険 金の請求等を防止するため、損害保険会社等の間において、保険契約、 保険事故、保険金請求または保険金支払等に関する情報を交換する場 合 ○ 保険金の適正かつ迅速な支払いを行うために必要な範囲内の情報 を、医療機関・当事者等の関係先に提供する場合 ○ 保険契約の適正な引受、保険金の適正な支払いおよび不適切な保険 金の請求等を防止するため、保険契約に関する情報を一般社団法人日 本損害保険協会に登録のうえ、損害保険会社等の間において共用する 場合 ○ 再保険契約の締結または再保険金の受領等のため、再保険取引先に 対して再保険契約上必要な情報を提供する場合 ○ 質権設定・変更・抹消等の質権にかかわる事務・管理に必要な範囲 内の情報を質権者等に提供する場合(本項目は質権が設定されている ご契約にのみ適用されます。) 詳しくは共栄火災のホームページ(http://www.kyoeikasai.co.jp/) をご覧ください。 9.共栄火災ホームページでの約款冊子の閲覧 この約款冊子は、共栄火災ホームページ(http://yakkan.kyoeikasai.co.jp/) からもご参照いただけます。通常は、保険証券に同封して送付いたします が、お申込みの際に「Web 約款を希望する」をご選択いただいた場合は 約款冊子は送付いたしません。 (注)この約款冊子に掲載されていない特約をご契約の場合は必ず送付され ます。 10.その他ご注意いただきたいこと ⑴ 保険契約の無効 ご契約者が、保険金を不法に取得する目的または第三者に保険金を不 法に取得させる目的をもって締結した保険契約は無効となります。 ⑵ 保険契約の取消し ご契約者または保険の補償を受けられる方の詐欺または強迫によって 保険契約を締結した場合には、共栄火災は保険証券記載のご契約者に対

(7)

―A- 5 ―

する書面による通知をもって、この保険契約を取り消すことができます。 ⑶ 重大事由による解除 次の事由に該当する場合には、ご契約を解除することがありますので あらかじめご了承ください。なお、事由が発生したときから解除が行わ れたときまでにすでに発生していた事故については保険金をお支払いで きませんのでご注意ください。 ① ご契約者、被保険者または保険金を受け取るべき方が共栄火災に保 険金を支払わせることを目的として損害または傷害を生じさせたこと または生じさせようとしたこと。 ② 保険金の請求に関し、被保険者または保険金を受け取るべき方に詐 欺行為があったことまたは詐欺行為を行おうとしたこと。 ③ ご契約者、被保険者または保険金を受け取るべき方が暴力団関係者、 その他の反社会的勢力に該当すると認められること。 ④ 上記①~③のほか、ご契約者、被保険者または保険金を受け取るべ き方が、保険契約の存続を困難とする上記と同等の重大な事由を生じ させたこと。 ⑷ 満期返れい金、契約者配当金 この保険には、満期返れい金、契約者配当金はありません。 ⑸ ご契約者が死亡された場合の取扱い ご契約者が死亡された場合は、ご契約者の死亡時の法定相続人にこの 保険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務 が移転します。 ⑹ 保険会社破綻時等の取扱い 引受保険会社が経営破綻に陥った場合の保険契約者保護の仕組みとし て「損害保険契約者保護機構」 があり、共栄火災も加入しています。自 動車保険契約は「損害保険契約者保護機構」 の補償対象となり、引受保 険会社が破綻した場合でも、保険金、 解約返れい金等は 80%まで補償 されます。ただし、破綻前に発生した事故および破綻時から3か月まで に発生した事故による保険金は 100%補償されます。 ⑺ 共同保険について 複数の保険会社による共同保険契約につきましては、各引受保険会社 はそれぞれの引受割合に応じ、連帯することなく単独別個に保険契約上 の責任を負います。また、幹事保険会社が他の引受保険会社の代理・代 行をして、保険料の受領、保険証券の発行、保険金の支払い、その他の 事務を行います。 11.各種サービスのご案内 共栄火災のドライバー保険には、「アシスタントサービス」等の各種サー ビスがセットされます。 また、各サービスを利用する際の連絡先については、保険証券にてご確 認ください。 ⑴ アシスタントサービス トラブル対処法から、お出かけ先の情報までお答えします。 ・自動車トラブルアドバイス ・宿泊施設の紹介 ・ガソリンスタンド(24 時間営業)の紹介 ・レンタカー・タクシー会社の紹介 ・JAF 取次ぎサービス ・緊急時伝言サービス ・日常緊急サービス  (日常生活における鍵や水回りのトラブル対応業者を紹介します。) ⑵ まごころ健康相談サービス 健康・介護に関して、無料ダイヤルにて専門スタッフがご相談をお受 けいたします。 (毎日の健康づくりや、病気の症状などについてのご相談、全国の医療 機関の情報提供など)相談日時:24 時間 365 日

3 ご契約後に特にご注意いただきたいこと

1.保険証券の記載内容について 保険証券の記載内容をご確認ください。特にご注意いただきたい項目に ついて、下表に記載しています。 万一、事実と異なる点がございましたら取扱代理店または共栄火災まで ご連絡ください。 記載内容が事実と異なる場合は、事故が発生した場合に保険金をお支払 いできない場合がありますのでご注意ください。 証券表面 ⑴ 「記名被保険者および補償の対象となる方の条件」部分 項 目 ご確認いただきたい内容 記名被保険者 借用自動車(注)を運転される方として設定いただいた方が記載されている。 (注)目次の<用語の意味>を参照ください。 ⑵ 「特記事項」の部分 ご確認いただきたい内容 記名被保険者の年齢区分(21 歳未満、21 歳以上)が記載されている。 証券裏面 ⑶ 各補償内容の部分 ご確認いただきたい内容 ご契約時に設定された補償内容・保険金額が表示されている。 補償の対象となる事故の種類について「○」「×」にて記載されてい ますのでご確認ください。 上記以外の項目につきましてもご確認ください。 保険証券の記載内容からご契約にセットされている特約をご確認する場合 は、B-28 ページに記載の「特約適用表」をご参照ください。 2.ご契約締結後における契約内容の変更について ⑴ ご契約の締結後にお引越し等によりお申し込み時にご記入いただいた住所 が変更になる場合には、あらかじめ取扱代理店または共栄火災にご通知

(8)

―A- 6 ―

ください。 ● ご契約内容変更のご通知 ご住所の変更等ご契約内容変更のご通知は取扱代理店までお願いいた します(取扱代理店の連絡先は保険証券に表示しております)。 なお、取扱代理店のほか下記「自動車保険契約内容変更受付センター」 でも受付けしております。 また、通信販売でご契約されたお客さまにつきましては、下記「自動 車保険契約内容変更受付センター」までご連絡ください。 自動車保険契約内容変更受付センター 0120 - 719 - 655(通話料無料) <受付時間> 平   日 午前9時~午後8時 土日・祝日 午前9時~午後5時 (年末年始を除く) ⑵ 事故が発生した場合は、ただちに取扱代理店または共栄火災にご連絡 ください。⇒詳しくは後記5をご参照ください。 保険に関するお問い合わせ・ご相談・苦情は 商品・サービスに関するお問い合わせ・ご相談・苦情は、カスタマーセン ターまでご連絡ください。 カスタマーセンター 0120 - 719 - 112(通話料無料) 受付時間:平日 午前 9:00 〜午後 6:00 ※お申出の内容に応じて、取扱代理店、共栄火災営業店・損害サービス課・  損害サービスセンターへお取次ぎする場合がございます。

4 ご契約を解約される場合のお手続き

1.解約と解約返れい金(返還保険料)について ご契約を解約される場合には、取扱代理店または共栄火災にお申し出く ださい。(注)下記の計算式によって算出した保険料を返還します。ただし、 未払込保険料がある場合は、その額を返還する保険料から差し引かせてい ただきます。この場合、保険料を請求させていただくこともございます。 (注)解約される場合は書面でお申し出いただく必要があります。また、解 約日はお申し出いただいた日以降で解約書面が当社に届いた日以降と なります。 (普通保険約款第3章基本条項第 15 条) 返還保険料の計算方法

返還する

保険料

年間保険料

×

1−

既経過期間に対応

する短期率(※)

(注)中途更改(保険契約を解約した日を保険期間の初日として新たに保険 契約を締結する手続きをいいます。)に伴い保険契約を解約するとき は、未経過期間に対して日割をもって計算した保険料を返還します。 (※)短期率表 既経過 期 間 まで7 日 15 日まで 1 か月まで 2 か月まで 3 か月まで 4 か月まで 5 か月まで 短期率 (一般) 20% 25% 30% 40% 50% 60% 65% 短期率 (月割)  1 12  2 12  3 12  4 12  5 12 既経過 期 間 6 か月まで 7 か月まで 8 か月まで 9 か月まで 10か月まで 11か月まで 12か月まで 短期率 (一般) 70% 75% 80% 85% 90% 95% 100% 短期率 (月割)  6 12  7 12  8 12  9 12 1012 1112 1212 上記短期率の適用については、次の⑴、⑵の定めによります。 ⑴ ご契約に団体扱特約または集団扱特約が適用されている場合は、短 期率(月割)とします。 ⑵ 上記⑴以外の場合は、次の①、②の定めによります。 ① 払込方法が一時払のときは、短期率(一般)とします。 ② 払込方法が分割払のときは、短期率(月割)とします。 < 返還保険料の計算例 > 保険期間:平成 30 年4月1日から1年間 解 約 日:平成 30 年8月 20 日(既経過期間:5か月まで) ① 一時払(年間保険料5万円)の場合 返還する保険料 5万円×(1- 65%)= 1.75 万円 未 払 込 保 険 料 との精算 全額払込済のため、上記 1.75 万円を返還いたします。 ② 口座振替 12 回払(年間保険料6万円(0.5 万円× 12 回)、払込 済保険料 1.5 万円、未払込保険料 4.5 万円)の場合 返還する保険料 6万円×(1- 5 / 12)= 3.5 万円 未 払 込 保 険 料 との精算 年間保険料に対し 4.5 万円が未払込の ため、上記 3.5 万円との差額1万円(0.5 万円×2回)を口座からお引き落とし させていただきます。

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解約後でも保険料が口座から引き落とされることがあります。  お支払いいただくべき保険料の未払込分がある場合は、解約日以降に保 険料をお引き落としします。なお、この保険料がお引き落としできない場 合は、解約日または解約日より前の日付に遡ってご契約を解除することが あります。この場合、ドライバー等級(7 等級以上)を引き継ぐことがで きなくなりますので、ご注意ください。 ●上記<返還保険料の計算例>②の場合  保険契約の解約日は 8 月 20 日ですが、未払込分の保険料については解約 日以降の口座振替日に引き落としされます。 解約後であっても、必要な回目まで保険料が引き落としされることがあります。 この例では、9/26 の引き落とし(※)まで保険料が必要になります。 4/1 8/20 4/1 始期日 解約日 満期日 5/ 26 (4月分) 0.5万円 8/ 26 (7月分) 0.5万円 9/ 26 (8月分) 0.5万円 6/ 26 (5月分) 0.5万円 7/ 26 (6月分) 0.5万円 保険料引き落と しスケジュール 分 割 保 険 料 (※)クレジットカード払(登録方式)をご利用の場合、引き落としスケジュールは クレジット会社により異なります。

5 事故が起こった場合のお手続き

1.まず、ご連絡を ⑴ 事故が発生した場合には、まず被害者の救護措置をとり、警察への届 け出をするとともに、事故発生の日時、場所および事故の概要について、 取扱代理店または共栄火災にただちにご連絡ください。 なお、人身事故の場合には、警察への届け出にあたり、人身事故であ る旨正しく届け出をしていただくようお願いいたします。 <共栄火災へのご連絡先> 24時間365日 事故受付サー ビス

「 あ ん し ん ほ っ と ラ イ ン 」

「 あ ん し ん ほ っ と ラ イ ン 」

0120-044-787

( )

通話料

無 料

⑵ その後、遅滞なく以下の事項をお知らせください。 ① 事故の状況 ② 被害者の住所および氏名 ③ 目撃者のある場合は、その住所および氏名 ④ 損害賠償の請求を受けた場合は、その内容 上記のご連絡がないと、保険金をお支払いできないことがありますの でくれぐれもご注意ください。 2.必ずご相談を 以下の場合は事前に共栄火災にご相談ください。 ⑴ 被害者と示談される場合 被害者から損害賠償の請求を受け、その全部または一部を承認する場 合は、必ず共栄火災の承認を得てください。共栄火災が承認する前にご 契約者(補償を受けられる方)ご自身で被害者と示談をされた場合には、 保険金の一部または全部がお支払いできないことがあります。 ⑵ 損害賠償責任に関する訴訟を提起する場合、または提起された場合 必ず共栄火災にご連絡のうえご相談ください。ご連絡がないと保険金 をお支払いできないことがあります。 3.必要書類をご提出ください 自動車事故による保険金の請求にあたっては、必要に応じて共栄火災の 定める書類をご提出いただくなど、所定のお手続が必要となります。 ⑴ 保険金請求書 共栄火災所定の「保険金請求書」に必要事項を記載のうえ、ご提出い ただきます。 (注)省略することもできますが一定の条件があります。 ⑵ 交通事故証明書 原則として自動車安全運転センターの発行する交通事故証明書(人身 事故の場合は必ず人身事故扱いの交通事故証明書)を提出していただく ことになります。 この交通事故証明書は事故発生時に警察への届け出がありませんと発 行されませんので、事故が起こった場合にはまず事故の届け出をするこ とが大切です。 ⑶ 損害の額または傷害の程度を示す書類 修理見積書、被害物の写真、代車費用請求書・領収書、診断書(死亡 診断書・死体検案書、後遺障害診断書を含みます。)、施術証明書・施術 費明細書、職業証明書、診療報酬明細書、付添看護自認書・看護料領収書、 通院交通費領収書(タクシー等の領収書を含みます。)、休業損害証明書、 源泉徴収票、源泉徴収簿、確定申告書、所得証明書、給与明細書、年金 額改定通知書等年金の確定支給額を確認する書類、レントゲン・MRIな どの検査画像、賃金台帳、出勤簿、雇用契約書、内定通知書、葬儀費領収書・ 明細書、刑事記録(供述調書、実況見分調書、写真撮影報告書など)、事 故原因・事故状況の詳細を示す書類等その他損害を証明する書類 など ※医療機関等へ症状、治療内容等を照会するための同意書をご提出いた だくこともございます。 ※補償を受けられる方に賠償保険金をお支払いする場合は、被害者への 賠償金のお支払いを証明する書類または被害者が承諾していることを 証明する書類が必要となります。 ⑷ 保険金のお支払額を確定するための書類 示談書、協定書(共栄火災所定のもの)、確認書(共栄火災所定のもの)など ⑸ 保険金請求権者であることを示す書類 戸籍謄本または除籍謄本、住民票、印鑑証明書、代理人であることを 示す書類(委任状、法定代理人の登記事項証明書など) など

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⑹ 対人賠償事故等において自賠責保険との一括払(後記7.)を行う場 合に必要となる書類 自賠責保険証明書 など 4.保険金の支払時期 共栄火災は、保険金のご請求日からその日を含めて 30 日以内に、必要 な事項の確認をした後、保険金をお支払いします。ただし、詳しい事故の 原因・発生状況、事故と損害・傷害との因果関係、保険契約の有効性等の 確認のために、警察、検察などの公的機関または医療機関などに特別な照 会または調査が必要なケースでは、30 日を超過する場合があります。そ の際は、30 日を超過する旨などをお客さまにご通知します。 (普通保険約款第3章基本条項第 21 条) 5.保険金請求権の時効 保険金請求権については時効(3年)がありますのでご注意ください。 (普通保険約款第3章基本条項第 24 条) 6.被害者には誠意をもって 対人賠償事故(歩行者や他の自動車に乗車している人等を死傷させた場 合)または対物賠償事故(他の自動車、家屋や電柱等他人の財物に損害を 与えた場合)が発生した場合には、被害者に対するお見舞い、おわび、死 亡事故の場合の葬儀参列等、できるかぎり被害者に対して誠意をつくすこ とが、円満に解決するためにはなによりも必要です。 7.自賠責保険との一括払制度 対人賠償事故の保険金をお支払いできる場合で、補償を受けられる方か らこの保険の保険金と自賠責保険金(すでに支払われた保険金を除きま す。)とを同時に請求された場合には、共栄火災は一括してお支払いいた します。この場合、自賠責保険が他の保険会社に契約されているときでも、 共栄火災はその自賠責保険金を立替えて一括払を行います。 8.保険金の内払制度 対人賠償事故で保険金をお支払いすることができる場合には、示談成立 前でも補償を受けられる方が負担すべき被害者の治療費、看護料および休 業損害(自賠責保険で支払い済みの額を除きます。)について、一定額を 超えるときは内払金をお支払いします。 9.代理請求制度 補償を受けられる方が高度障害状態等の事情により保険金を請求できな い場合で、かつ、補償を受けられる方に法定代理人等がいない場合に代理 請求制度を利用できます。補償を受けられる方と同居する配偶者の方等が、 その事情を示す書類により共栄火災に申請いただき、共栄火災の承認を得 ることで、補償を受けられる方の代理請求者として保険金をご請求するこ とができます。 10.賠償事故の解決のために共栄火災が行う手続きおよび援助 自動車事故による対人・対物賠償事故については、共栄火災は補償を受 けられる方と相手方との示談交渉の進め方やその内容についての相談、示 談書の作成についての援助など事故解決のためのお手伝いをします。 補償を受けられる方が被害者から損害賠償の請求を受けたときは、共栄 火災は、補償を受けられる方のお申し出があり、かつ、被害者の同意が得 られれば、補償を受けられる方のために共栄火災が被害者との示談交渉を 共栄火災の費用によりお引き受けします。この場合、共栄火災の選任した 弁護士が被害者との交渉にあたることがあります。ただし、補償を受けら れる方が正当な理由なく共栄火災への協力を拒否された場合には、共栄火 災は相手方との示談交渉はできませんのでご注意ください。(対物賠償事 故の場合には、日本損害保険協会に登録されている物損事故調査員が弁護 士を補助し、その指示に従って事故処理にあたることがあります。) (普通保険約款第1章賠償責任条項第7条、第8条、第 10 条) 11.示談・訴訟の場合の費用の取扱い 以下の費用については、保険金額とは別枠で共栄火災の承認した金額が 支払われます。 ① 対人・対物賠償事故の場合のご契約者ご自身が被害者と示談交渉を 行うために要した費用(交通費等) ② 対人または対物賠償事故において、他人への損害賠償責任を負う場 合、示談交渉がまとまらず調停に付されたり、裁判となった場合の訴 訟費用 (普通保険約款第1章賠償責任条項第 12 条、第 13 条、第 14 条) 12.被害者からの直接請求制度 対人・対物賠償事故で保険金が支払われる場合、被害者が保険金相当の 損害賠償額を共栄火災に直接請求することもできます。 この場合、補償を受けられる方の共栄火災への保険金請求権に対して、 被害者は先さきどりとっけん取特権(対人・対物賠償保険金から、他の債権者に優先して弁 済を受けられる権利)を行使することができます。 補償を受けられる方への保険金のお支払いは、補償を受けられる方が被 害者に対してその損害の賠償をした場合、または被害者が承諾した場合に 限られます。(普通保険約款第1章賠償責任条項第9条、第 11 条、第 16 条) 13.保険金お支払い後の保険金額(契約金額) 保険金のお支払いが何回あっても保険金額(契約金額)は減額されず、 ご契約は満期日まで有効です。 14.ご契約者が死亡された場合の取扱い ご契約者が死亡された場合は、ご契約者の死亡時の法定相続人にこの保 険契約に適用される普通保険約款および特約に関する権利および義務が移 転します。 (普通保険約款第3章基本条項第 27 条) (注)保険金または損害賠償額の請求については一定期間の時効が設けられ ておりますのでご注意ください。 なお、事故の際の保険金のご請求については、別途『保険金請求手続に ついてのご案内』をご用意しておりますので共栄火災までお問い合わせく ださい。

6 次回の継続契約のお手続きを忘れてしまった場合のお手続き

満期日または解約日から次回の継続契約の手続きをとられるまでの間が

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8日以上経過してしまった場合でも、一定の条件を満たす場合は等級(割 引)を継承できるときがあります。詳しくは取扱代理店または共栄火災ま でお問い合わせください。 継続のお手続きは必ず早めにお取りいただきますようお願いいたします。

7 自動車保険の社外相談窓口

1.指定紛争解決機関 共栄火災は、保険業法に基づく金融庁長官の指定を受けた指定紛争解決 機関である一般社団法人日本損害保険協会と手続実施基本契約を締結して います。共栄火災との間で問題を解決できない場合には、一般社団法人日 本損害

保険

協会にご相談いただくか、解決の申し立てを行うことができま す。 一般社団法人日本損害保険協会 そんぽ ADR センター 連絡先電話番号 受付時間 0570-022-808 (ナビダイヤル 通話料有料) 平日 午前9時 15 分~午後5時 [土・日・祝日および年末年始を除きます] 詳しくは、一般社団法人日本損害

保険

協会のホームページをご覧くださ い。(http://www.sonpo.or.jp/) 2.中立の第三者機関による示談斡旋制度 ① 公益財団法人日弁連交通事故相談センター 専門の弁護士が交通事故に関する相談を無料で行っています。 また、一部の相談所では自動車事故の「示談斡旋」も無料で行ってい ます。 相談所は全国各地にあります。詳しくは、公益財団法人日弁連交通事 故相談センターのホームページをご覧ください。(http://www.n-tacc. or.jp/) 連絡先電話番号 受付時間 0570-078325 (ナビダイヤル 通話料有料) 平日 午前 10 時~午後3時 30 分 [土・日・祝日および年末年始を除きます] ② 公益財団法人交通事故紛争処理センター この紛争処理センターでは、自動車事故の被害者と加害者が契約する 保険会社等との示談をめぐる紛争を解決するため、法律相談、和解斡旋 および審査手続を無料で行っています。 詳しくは、公益財団法人交通事故紛争処理センターのホームページを ご覧ください。(http://www.jcstad.or.jp/)

8 保険用語のご説明

この「保険用語のご説明」に記載されている内容は、保険用語について の一般的なご説明です。実際の保険金等のお支払いの条件は保険約款の規 定に基づきますのでご注意ください。 用  語 説  明 い 医学的他覚所見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により認められる異常所見をいいます。 か 解除(解約) 契約者または保険会社の意思により、ある時点から 将来に向かって契約の効力を失わせることをいいま す。契約者の意思による解除を解約という場合があ ります。 き 既経過期間 保険期間の初日から、異動承認日、解約日、解除日または失効日までの期間をいいます。 基本条項 普通保険約款のうち、ご契約の手続きや保険料の払込方法等について定めた条項をいいます。 記名被保険者 ご契約のお車を主に使用(運転)される方で、保険証券の「記名被保険者(賠償被保険者)」欄に記載されて いる方をいいます。 急激かつ偶然な 外来の事故 突発的に発生する予知されない出来事であり、ケガ等 の原因が身体の外部からの作用によるものをいいます。 例えば、交通事故による打撲・骨折、火災・爆発事故 等が挙げられます。 こ 告知義務 ご契約時に保険会社が重要な事項として告知を求めた事項にご回答いただく義務をいいます。 ご契約者 (保険契約者) 当社に保険契約の申込みをされる方で、保険料の支払義務を負う方をいいます。 ご親族 6親等以内の血族、配偶者および3親等以内の姻族をいいます。 し 失効 ご契約の全部または一部の効力を、その時以降失うことをいいます。 所有権留保条項 付売買契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動 車販売店、金融業者等が、販売代金の全額を領収する までの間、販売された自動車の所有者を顧客に移さず、 留保することを契約内容に含んだ自動車の売買契約を いいます。

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用  語 説  明 た 代位 権利を有する方に代わってその方の権利を取得するこ とをいいます。保険契約においては、保険会社が補償 を受けられる方に保険金を支払った場合に、補償を受 けられる方が保険の目的について有する権利または補 償を受けられる方・契約者が第三者に対して有する権 利を保険会社が取得することをいいます。 つ 通知義務 ご契約の締結後に、告知事項のうちの一部の事項に変更が生じた場合に、保険会社に遅滞なく通知いた だく義務をいいます。 と 特約 オプションとなる補償内容など普通保険約款に定め られた事項を特別に補充・変更する事項を定めたも のです。ご契約の内容により自動的にセットされる ものと、ご希望によりセットできるものがあります。 は 配偶者 原則として法律上の婚姻の相手方をいいますが、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の 事情にある方も含みます。 ひ 被保険者 保険契約により補償を受けられる方をいいます。 ふ 普通保険約款 ご契約いただいた保険契約の基本となる補償内容および契約手続等に関する原則的な事項を定めたもの です。 ほ 保険価額 保険事故が発生した場合に、補償を受けられる方が 被る可能性のある損害額をいいます。 例えば、車両保険では、損害額が生じた地および時 におけるご契約のお車の価額がこれにあたります。 保険金 保険契約により補償される損害または傷害が生じた場合に当社がお支払いすべき金銭をいいます。 保険金額 保険契約により補償される損害または傷害が生じた場合に当社がお支払いすべき保険金の限度額をいい ます。 保険料 ご契約者が保険契約に基づいて当社に払い込むべき金銭をいいます。 み 未経過期間 異動承認日または解約日から、締結されている保険 契約の保険期間の末日までの期間をいいます。 未婚 これまでに婚姻歴がないことをいいます。 む 無効 ご契約のすべての効力が、ご契約締結時から生じなかったものとして取扱うことをいいます。 用  語 説  明 め 免責 保険金が支払われない場合をいいます。 免責金額 (自己負担額) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く 金額をいいます。ご契約者または被保険者に自己負 担いただく額をいいます。 よ 用途車種 ナンバープレート上の分類番号、色等に基づき当社 が定めた、自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車、 自家用(小型・軽四輪)貨物車、二輪自動車、原動 機付自転車等の区分をいいます。

9 補償内容

1.相手方への賠償  ⑴ 対人賠償責任保険(普通保険約款 第1章 賠償責任条項) 借用自動車(注)の自動車事故により他人を死傷させ、法律上の損害賠 償責任を負った場合、自賠責保険等で支払われる金額を超える部分につ いて保険金をお支払いします。 被害者の方1名につき保険金額が限度となります。 (注)目次の<用語の意味>を参照ください。以下9補償内容において同 様です。 [保険金の計算式]

法律上の損害

賠償責任の額

損害防止

費用等

自賠責保険等

の支払額

⑵ 対物賠償責任保険(普通保険約款 第1章 賠償責任条項) 借用自動車の自動車事故により他人の財物(他の車、家屋等)に損害 を与えることにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお 支払いします。 1回の事故につき保険金額が限度となります。 [保険金の計算式]

法律上の損害

賠償責任の額

損害防止

費用等

免責金額(自己負担額)

(設定された場合)

代位取得した

ものの価額

上記保険金とは別に、共栄火災の同意を得て支出した折衝・示談・協 力・訴訟費用等をお支払いします。

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⑶ 保険金をお支払いできない主な場合 <対人賠償責任保険・対物賠償責任保険共通> ◇ 保険契約者、記名被保険者の故意によって生じた損害 ◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 ◇ 台風、洪水または高潮によって生じた損害 など <対人賠償責任保険のみ> ◇ 次のいずれかに該当する方の生命または身体が害された場合に、 それによって記名被保険者が損害賠償責任を負ったときの損害 ① 記名被保険者の父母、配偶者、お子さま ② 記名被保険者の業務(家事を除きます。以下同様とします。)に 従事中の使用人 <対物賠償責任保険のみ> ◇ 記名被保険者またはその父母、配偶者、お子さまの所有、使用また は管理する財物が滅失、破損または汚損された場合に、それによって 記名被保険者が損害賠償責任を負ったときの損害 2.ご自身・乗車中の方の補償 自損事故傷害保険(普通保険約款第2章自損事故条項) 対人賠償責任保険をご契約の場合に自動的にセットされます。 自動車事故で、記名被保険者が運転中の借用自動車に乗車中の記名被 保険者、その配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族・別 居の未婚のお子さまが死傷され、自賠責保険(または自賠責共済)の補 償を受けられない場合、補償を受けられる方1名につき、下記の保険金 をお支払いします。 保険金の種類 お支払いする条件 お支払いする額 死亡保険金 死亡された場合にお支払いします。 1,500 万円 (注)1回の事故につき同じ補償を受け られる方に後遺障害保険金をすで に支払っている場合にはその差額 後遺障害 保険金 所定の後遺障害に 該当した場合にお 支払いします。 後遺障害の程度に応じ 50 万円~ 2,000 万円 (注)同一事故で複数の後遺障害が生じ た場合等は所定の規定によりま す。 介護費用 保険金 所定の後遺障害に 該当し介護が必要 と認められる場合 にお支払いします。 200 万円 医療保険金 入院または通院された場合にお支払 いします。(注) 入院日数1日につき 6,000 円 通院日数1日につき 4,000 円 (注)入院・通院の日数1日につき医療保険金の日額(1回の事故・補償を受 けられる方1名につき 100 万円限度)をお支払いします。ただし、平常 の生活または業務に支障がない程度に治ったとき以降の入通院に対して は保険金をお支払いできません。 ● 保険金をお支払いできない主な場合 ◇ 補償を受けられる方の故意によって、その本人について生じた 傷害 ◇ 無免許運転または酒気帯び、麻薬等の影響により正常な運転が できないおそれがある状態で借用自動車を運転している場合に、 その本人について生じた傷害 ◇ 補償を受けられる方の自殺行為等によって、その本人について 生じた傷害

◇ 補償を受けられる方の脳疾患、疾病または心神喪失によって生

じた傷害

◇ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた傷害 など

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ドライバー保険普通保険約款

第1章 賠償責任条項B- 2

第2章 自損事故条項B- 5

第3章 基本条項B- 8

別表1 後遺障害等級表B-14

別表2 短期率表B-17

特  約

❶ 危険物積載時における対物賠償責任保険の

支払限度額に関する特約B-18

❷ 保険料の払込みに関する特約B-18

❸ 追加保険料の払込みに関する特約B-20

❹ 団体扱特約B-21

❺ 団体扱における集金事務の委託に関する特約B-23

❻ 集団扱特約B-23

❼ 通信販売に関する特約B-25

❽ 継続契約の取扱いに関する特約B-26

❾ ペーパーレス特約(契約内容変更依頼)B-26

 共同保険に関する特約B-26

特約適用表B-28

補償を受けられる方の範囲B-29

ドライバー保険約款目次

(15)

― B - 2 ―

ドライバー保険普通保険約款

第1章 賠償責任条項

第1条(用語の定義) この賠償責任条項において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。 (50音順) 用  語 定  義 き 記名被保険者 保険証券記載の被保険者をいいます。 し 自動車 原動機付自転車を含みます。 自賠責保険等 自動車損害賠償保障法(昭和30年法律第97号)に基づく責任 保険または責任共済をいいます。 借用自動車 記名被保険者がその使用について正当な権利を有する者の承 諾を得て使用または管理中の自動車であって、かつ、その用 途車種が次の①~⑩のいずれかに該当する自動車であるもの をいいます。ただし、記名被保険者、その配偶者または記名 被保険者の同居の親族が所有する自動車(注1)および記名被 保険者が役員(注2)となっている法人の所有する自動車(注 1)を除きます。 ① 自家用普通乗用車 ② 自家用小型乗用車 ③ 自家用軽四輪乗用車 ④ 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下) ⑤ 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下) ⑥ 自家用小型貨物車 ⑦ 自家用軽四輪貨物車 ⑧ 特種用途自動車(キャンピング車) ⑨ 二輪自動車 ⑩ 原動機付自転車 (注1)所有権留保条項付売買契約により購入した自動車、 および1年以上を期間とする貸借契約により借り入 れた自動車を含みます。 (注2)理事、取締役または法人の業務を執行するその他の 機関をいいます。 所有権留保条項付売 買契約 自動車販売店等が顧客に自動車を販売する際に、自動車販売店、金融業者等が、販売代金の全額領収までの間、販売され た自動車の所有権を顧客に移さず、留保することを契約内容 に含んだ自動車の売買契約をいいます。 た 対人事故 記名被保険者が借用自動車の運転に起因して他人の生命また は身体を害することをいいます。 対物事故 記名被保険者が借用自動車の運転に起因して他人の財物を滅 失、破損または汚損することをいいます。 は 配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にあ る者を含みます。 用  語 定  義 め 免責金額 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をい います。免責金額は記名被保険者の自己負担となります。 よ 用途車種 登録番号標等(注)上の分類番号、色等に基づき定めた、自家 用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自 家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車、二輪自動車、原動機 付自転車等の区分をいいます。 (注)車両番号標および標識番号標を含みます。 第2条(保険金を支払う場合-対人賠償) ⑴ 当会社は、対人事故により、記名被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによっ て被る損害に対して、この賠償責任条項および第3章基本条項に従い、保険金を支払いま す。 ⑵ 当会社は、1回の対人事故による⑴の損害に対しては、自賠責保険等によって支払われ る金額がある場合には、損害の額が自賠責保険等によって支払われる金額を超過するとき に限り、その超過額に対してのみ保険金を支払います。 第3条(保険金を支払う場合-対物賠償) 当会社は、対物事故により、記名被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによっ て被る損害に対して、この賠償責任条項および第3章基本条項に従い、保険金を支払います。 第4条(保険金を支払わない場合-その1 対人・対物賠償共通) ⑴ 当会社は、次の①~⑧のいずれかに該当する事由によって生じた損害に対しては、保険 金を支払いません。 ① 保険契約者、記名被保険者またはこれらの者の法定代理人(注1)の故意 ② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変 または暴動(注2) ③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波 ④ 台風、洪水または高潮 ⑤ 核燃料物質(注3)もしくは核燃料物質(注3)によって汚染された物(注4)の放射性、 爆発性その他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故 ⑥ ⑤に規定した以外の放射線照射または放射能汚染 ⑦ ②~⑥の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた 事故 ⑧ 借用自動車を競技、曲技(注5)もしくは試験のために使用すること、または借用自動 車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用(注6)すること。 (注1)保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を執行するその 他の機関をいいます。 (注2)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区において著しく平 穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます。 (注3)使用済燃料を含みます。 (注4)原子核分裂生成物を含みます。 (注5)競技または曲技のための練習を含みます。 (注6)救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。 ⑵ 当会社は、記名被保険者が損害賠償に関し第三者との間に特約を締結している場合は、 その特約によって加重された損害賠償責任を負担することによって被る損害に対しては、 保険金を支払いません。 ⑶ 当会社は、次の①・②のいずれかに該当する場合に生じた事故により、記名被保険者が 被った損害に対しては、保険金を支払いません。

参照

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