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(1)

MUFG Union Bank

Strategic Research (New York) 平松万由子 2016年12月

トランプ新政権誕生で

注目されるNAFTA再交渉と

自動車業界への影響

1

(2)

はじめに

【本稿の構成】

北米自動車市場の概況 P.3 トランプ次期大統領の選挙公約 P.4 予測不可能なNAFTA再交渉の行方 P.5 NAFTA再交渉・米国脱退のリスク P.6 対メキシコ関税引き上げの影響度 P.7 メキシコに最恵国関税率が適用された場合 P.8 まとめ P.9  第58回米国大統領選挙では、大方の予想を覆し、トランプ共和党候補が当選した。大型減税やインフラ投資、エネルギー規制緩 和といった親ビジネス路線と並び、「米国第一」に基づく保護主義的な通商政策を標榜する同氏の当選を受け、自動車業界では、 北米自由貿易協定(NAFTA)の行方に対する懸念が高まっている。  トランプ氏の選挙公約がどこまで実現されるかは、まだ不透明であり、自動車業界に与える影響も今の時点では定かではない。本 稿では、現時点で見えているトランプ次期大統領のNAFTA再交渉の方向性を整理すると共に、今後予想される自動車業界への 影響と留意点について、暫定的な前提に基づく推測という形で纏めた。 2

(3)

北米自動車市場の概況

NAFTAの新車販売と生産台数は共に過去最多。米国市場のピークアウトにより、2016年は転換点に。

北米自由貿易協定 (NAFTA)は、1994年にアメ リカ、カナダ、メキシコの間 で結成された自由貿易圏。 昨年、NAFTA3ヶ国では、 新車販売が揃って過去最 多を記録し、合計が2,000 万台の大台に乗った。 2016年もこれと並ぶ底堅い 販売水準が持続している。 NAFTAの自動車生産は 約1,740万台で、そのうち 2割がメキシコ、1割強が カナダで生産されている。 2016年1-9月期の州別生 産台数では、カナダのオン タリオ州が米ミシガン州を 抜きNAFTA首位につけた。 しかし、域内のエンジン役 である米国市場がピークア ウトしたことで、北米市場 は調整局面を迎えている。 (百万台) NAFTA 販売

1.9

17.4

1.4

20.6

生産

2.3

11.8

3.4

17.4

輸出

2.0

2.2

2.8

-

輸出%

85%

20%

80%

順位 2016年1-9月

1.

オンタリオ

179 万台

2.

ミシガン

171 万台

3.

オハイオ

109 万台

4.

インディアナ

102 万台

5.

ケンタッキー

96 万台

6.

アラバマ

80 万台

7.

テネシー

64 万台

8.

グァナファト

59 万台

NAFTA

新車販売台数の推移】

NAFTA3ヶ国の比較(2015)】

【州別生産台数の順位】

-25% -20% -15% -10% -5% 0% 5% 10% 15% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 (万台) x 10 00 0

カナダ

メキシコ

アメリカ

E 2,064 2,073 1,735 1,740 135 145 193 189 185 113 1,645 1,943

(出所)カナダ統計局、米国商務省、Ward’sなど各種データを基にMUB Strategic Research(New York)作成

3 前年比伸び率

(4)

トランプ次期大統領の選挙公約

トランプ次期大統領が選 挙戦終盤に発表した「100 日行動計画」では、エネル ギー規制緩和、インフラ投 資、法人税減税 (親ビジ ネス)などと並び、保護主 義的な政策も目立つ。 通商面では、国内雇用の 維持を訴え、多国間貿易 協定よりも、国益を追求し 易い二国間交渉を優先 する立場を明示。 選挙公約がどこまで実現す るかは不透明であり、トラン プ新政権が自動車業界に 与える影響は定かではない。 自動車業界関係者の関 心はNAFTAの行方にある。 また、円安ドル高が進めば、 日本が敵視される危険も ある。 プラス面では、インフラ投資 やエネルギー規制緩和によ るピックアップトラックの需要 押し上げ効果が期待される。 4

就任初日から取り組む「100日行動計画」では、親ビジネス路線と並び、過激な保護主義政策を標榜。

トランプ次期大統領の「

100日行動計画」の概要

(1) 通商政策 • 未批准のTPPから撤退する。 • 北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉、もしくは脱退を発表する。 • 国内産業と雇用を守るような二国間貿易協定を優先課題とする。 • 中国を為替操作国に認定するよう財務長官に命じる。 (2) エネルギー • シェールガス、原油、天然ガス、石炭などのエネルギー生産規制を解除する。 • オバマ政権で中断した石油パイプラインなどのエネルギーインフラ計画を許可する。 • 国連の気候変動対策への資金拠出を停止し、国内の水道・環境施設整備の財源とする。 (3) インフラ投資 • 10年間で1兆ドル規模のインフラ投資を行う。 (4) 税制改革 • 法人税率を現35%から15%へ引き下げ、所得税制を簡素化する。 • 企業の海外移転を阻止するための関税率を設定する。 • 税控除などによる子育て支援と高齢者介護支援措置の法制化を目指す。 (5) 国家安全保障 と移民対策 • スカリア最高裁判事(保守派)の後任を選ぶ手続きを開始する。 • 移民の聖域となっている地方自治体への連邦補助金を停止する。 • 犯罪歴のある不法移民を追放し、被送還者を受け入れない国へのビザ発給を停止する。 • テロの恐れのある地域からの移民受け入れを禁止する。 • メキシコ政府の負担で国境に壁を建設し、不法移民の入国を禁止する。 • 国防予算の削減措置を廃止し、サイバー攻撃からインフラを守る計画を策定する。 (6) ワシントンの 汚職一掃 • 下院議員に任期制限を設ける憲法修正案を提案する。 • 連邦職員数を減らし、新規採用を凍結する(軍事、公安、公衆衛生は除く)。 • 公職を離れた連邦議会職員、ホワイトハウス職員のロビー活動を5年間禁止する。 (7) その他 • 学校選択の自由(私立、公立、ホームスクールなど)、職業訓練教育を拡充する。 • 医療保険制度改革法(オバマケア)を廃止する。

(5)

予測不可能なNAFTA再交渉の行方

最恵国税率に戻る場合もあり得るが、米国が巨大な購買力をテコに自国に有利なルール変更を迫るリスクも。

最近の報道によると、トラン プ氏はNAFTAについて、「脱 退」ではなく「再交渉」に力 点を移している。 就任初日に、メキシコ・カナ ダに対してNAFTA再交渉を 要請すると共に、脱退の影 響と立法措置の調査を指 示する計画(CNNメモ)。 200日間で交渉が纏まらな い場合は、NAFTA脱退を 検討すると共に、メキシコと カナダ各々と、個別の二国 間交渉を開始する計画。 一方、メキシコに対する 35%の関税導入については、 側近が「関税は交渉を経 た上での最終手段」と懸念 を和らげる発言をしており、 柔軟化の兆しも見られる。 5 ► 大きくは3通りのシナリオが想定できる。①メキシコ・カナダとのNAFTA再交渉が200日以内に妥結する、②メキシコ・カナダ 各々と、NAFTAに代わる二国間協定を締結、③二国間交渉も決裂し、米国はNAFTAを脱退する。 ► ①、②のシナリオでは、「米国内付加価値率の義務付け」や「為替操作に対する罰則規律の追加」が含まれる可能性。 ► ③のシナリオでは、米国がWTOに加盟する限り、原則的には、メキシコとカナダに最恵国税率を適用しなければならない。 その場合、メキシコとカナダ製の乗用車には2.5%、自動車部品には平均3.1%の関税が適用されるほか、一部のライトトラッ ク(ピックアップ、大型バン、大型SUV)には、「チキンタックス」と呼ばれる25%の税率が適用される可能性あり。 ► 米国とカナダはNAFTA発効前の1989年に加米自由貿易協定を締結しており、大統領はこれを復活されることも可能。 ► また、1974年米国通商法301条は、他国の不正貿易政策に対し、大統領が制裁措置(関税引き上げを含む)を発動する 権限を認めている。③のシナリオでは、こうした一方的措置が発動される可能性はゼロではない。 ► NAFTA再交渉とは別に、下院共和党の税制改革案では、国境の課税調整で輸出品に課税を免除する一方、輸入品に 課税する方法が提案されている。 メキシコとカナダへ NAFTAの再交渉を 申し出る NAFTA脱退の影響と 立案措置の調査を 商務省などに命じる 再交渉が纏まらず、 メキシコ、カナダと個別に 二国間交渉を開始※ メキシコ、カナダとの NAFTA再交渉妥結(①) 二国間交渉が決裂し 米国は正式に NAFTAを脱退(③) メキシコ、カナダ各々と NAFTAに代わる二国間 協定を締結(②) WTOルールに沿って 最恵国税率を適用 (乗用車2.5%、部品平均3.1%) カナダとの間では既存の 加米自由貿易協定を 復活させることも可能 ライトトラックへの 25%チキンタックス (輸入関税)が復活? 1974年通商法で認めら れた制裁措置を発動し メキシコに高関税? 就任初日 就任後200日 カナダとの間では既存の 加米自由貿易協定を 復活させることも可能 ※交渉開始に当たっては、議会から ファストトラック権限を得ることが必要。

(出所)各種報道を基にMUB Strategic Research(New York)作成

(6)

40% 25% 4% メキシコ製品 カナダ製品 中国製品

NAFTA再交渉・米国脱退のリスク

NAFTA自由貿易圏は北米自動車産業のバックボーン。複雑に入り組んだ分業体制の解体は容易でない。

NAFTAでは年間17.4百万 台の自動車が生産され、 世界でも突出した「規模の 経済」が働く。需要の8割は 域内生産で賄われている。 メキシコとカナダは米国向け 供給拠点としての位置づけ で、メキシコは生産の6割を、 カナダは8割を米国へ輸出。 部品のサプライチェーンでも、 国境を越えた分業体制が 確立しており、メキシコから 米国が輸入する自動車部 品の多くは、米国原産の 構成部品を加工し再輸出 したもの。 6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 販売 生産 販売 生産 販売 生産 国産車 メキシコ 輸入 カナダ 輸入 その他 輸入 国内向け メキシコ輸出 カナダ 輸出 その他 輸出 国産車 カナダ輸入 米国 輸入 その他 輸入 国内向け 米国 輸出 カナダ 輸出 その他 輸出 国産車 米国 輸入 メキシコ 輸入 その他 輸入 国内 向け 米国 輸出 メキシコ輸出 1. 中国 24.5 2. 米国 11.8 3. 日本 9.3 4. ドイツ 6.0 5. 韓国 4.5 6. インド 4.1 7. メキシコ 3.4 8. スペイン 2.7 9. ブラジル 2.4 10. カナダ 2.3 17.4百万台 NAFTA生産 20.6百万台 NAFTA販売 域内生産 (自給率) 8割 輸入

【アメリカが輸入する工業製品に含まれる米国原産品の割合】

【世界自動車生台数、上位

10カ国

2015年)

NAFTA3国間の自動車需給の構図】

(百万台)

(7)

対メキシコ関税引き上げの影響度

関税変更はメキシコで生産する全メーカーに影響するが、生産能力がメキシコに集中するOEMへの影響は大。

メキシコで自動車を生産 するOEM8社のうち、FCA、 フォード、トヨタは生産の9 割、GMとホンダは7割を NAFTA(米・カナダ)へ輸出。 NAFTA域内の関税が大幅 に引き上げられた場合、上 記メーカーは①米国への生 産移管や、②メキシコ稼働 率の維持に向け輸出戦略 の変更、などが迫られよう。 但し、FCA、フォード、トヨタ、 GM、ホンダにとっては、北 米生産能力に占めるメキ シコの比重は2割未満に 過ぎず、北米事業の屋台 骨を揺るがすような事態に は至らないと予想。 他方、北米生産能力が メキシコに集中している マツダ、VW、(日産)は、 今後の政策次第では、北 米戦略の見直しを迫られ る可能性も無視できない。 7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% FCA フォード GM ホンダ マツダ 日産 トヨタ VW NAFTA向け輸出 その他輸出 国内向け 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 FCA フォード GM ホンダ マツダ 日産 トヨタ VW NAFTA向け輸出 その他輸出 国内向け (万台)

【各社のメキシコ自動車生産の、輸出と国内向けの内訳

2015年)

【メーカー別の

NAFTA-メキシコ、カナダ、米国-生産能力の内訳

2016年)

(出所)メキシコ自動車工業会統計、工場別生産能力など各種データを基にMUB Strategic Research(New York)作成 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 FCA フォード GM ホンダ マツダ 日産 トヨタ VW メキシコ カナダ 米国 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% FCA フォード GM ホンダ マツダ 日産 トヨタ VW メキシコ カナダ 米国

(8)

メキシコに最恵国関税率が適用された場合

最恵国関税適用なら、乗用車メーカーへの打撃は軽微。チキンタックス復活すれば、米系OEMに打撃。

各社への影響度合いは、関税・税 制の変更内容次第で大きく変わる 点は、注意が必要。 例えば、トランプ氏が示唆したWTO 脱退や、不公正貿易に対する大統 領の制裁措置権限を通じて、関税 が大幅に引き上げられる可能性は ゼロではない。又、税制改革を通じ 輸入品に課税される可能性も残る。 これに対して、以下では、米国が WTOに加盟したまま、NAFTAを脱退 するケースで2つのシナリオを想定。 シナリオ①WTOルールに基づき最 恵国税率(2.5%)が適用される場 合:メキシコ製の中型車Fusionを例 に見ると、2.5%の関税を払っても、 メキシコのコスト優位性は維持され るとみられる。 シナリオ②ピックアップに対して25%の チキンタックスが賦課される場合:メ キシコ製のマージンは関税で打ち消 されるため、米国へ生産移管される 可能性あり。 尚、現在メキシコで生産されるピック アップは全て、6対4の割合で、米国 とメキシコで並行生産されている。 キャパシティーさえ確保できれば、生 産移管は現実的な選択肢となろう。 8 米国と比較した1台当たり生産コスト(推) 労働コスト ▲600ドル 部品コスト ▲1,500ドル 車両輸送コスト +900ドル 合計 ▲1,200ドル

Ford Fusion (メキシコ製)】

最恵国税率 VS. 米国への生産移管 メキシコ製 米国製 販売価格 23,000ドル 23,000ドル マージン (推) 1,840ドル 640ドル マージン% (推) 8.0% 2.8% 最恵国関税 ▲2.5% ▲0.0% 最終利益率 (推) 5.5% 2.8% チキンタックス VS. 米国への生産移管 メキシコ製 米国製 販売価格 44,000ドル 44,000ドル マージン(推) 11,000ドル 9,000ドル マージン% (推) 25.0% 20.0% 最恵国関税 ▲25.0% 0.0% 最終利益率(推) 0.0% 20.0% メキシコで生産されているピックアップ GM Silverado メキシコ、米国 GM Sierra メキシコ、米国 FCA Ram Pickup メキシコ、米国 トヨタ Tacoma メキシコ、米国 日産 Frontier メキシコ、米国

【ピックアップトラック】

政策の行方が不透 明なため、現状では あくまでも前提を置い た暫定的な推測。

(9)

まとめ

 今後明らかになるトランプ新政権の政策と、NAFTA再交渉の行方次第で、北米3カ国の自動車生産への影響度合いは異なる点に、 留意が必要。例えば、本稿で取り上げた幾つかのシナリオごとに、想定される影響も異なってくる。 ①メキシコに最恵国関税が適用される場合: 乗用車への最恵国税率は2.5%なので、コスト面から考えるとメキシコでの生産 は継続可能と予想される。 ②メキシコに最恵国関税が適用され、ピックアップトラックに25%のチキンタックスが復活する場合: メキシコでのピックアップの 生産継続は難しくなり、米国(また、加米FTAを通じ2国間自由貿易が継続される場合はカナダも)へのトラック生産移管が 検討される可能性あり。 ③メキシコへの関税が大幅に引き上げられる場合(大統領の制裁権行使や WTO脱退など): 乗用車、ライトトラックとも に 関税が低い国(米国、また加米FTAが継続される場合はカナダも)へ生産移管される可能あり。 ④NAFTA再交渉とは別に、下院共和党の税制改革案通り、輸入品がVAT(付加価値税)などの課税対象になる場合: 自動車部品を含む製造業全般で輸入に追加コストが発生し、税率にもよるが、米国回帰が強要されるケースもあり得る。  本稿では、現時点での情報を一旦整理したが、今の段階でどのシナリオに落ち着くか推測することは難しい。手がかりを探る上では、 来年1月の就任式後のスピーチと一般教書演説が次なる注目点になろう。 9

(10)

10 当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、何らかの行動を勧誘するものではありません。 ご利用に関しては、すべてお客様御自身でご判断下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。当資料は信頼できると思われる 情報に基づいて作成されていますが、当部はその正確性を保証するものではありません。 内容は予告なしに変更することがありますので、予めご了承下さい。また、当資料は著作物であり、著作権法により保護されて おります。全文または一部を転載する場合は出所を明記してください。

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