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FLOATALL 用ライセンス・ファイルの取得および設定方法 for Windows OS

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FLOATALL 用ライセンス・ファイルの取得および設定方法

for Windows OS

ver. 5.0 2009 年 4 月

1. はじめに

アルテラのサブスクリプション・プログラムを使用するには、事前にアルテラ社のホームページにてライセンスを申請し、ライ センス・ファイルを取得する必要があります。また FLOATALL ライセンスの場合は、取得したライセンス・ファイルを編集し、ラ イセンス・サーバの設定を行わなければなりません。その後クライアント・マシン上で Quartus II のライセンスを設定することに より、以下の環境をご利用いただけます。 サブスクリプション・プログラムでは、以下の環境をユーザ(クライアント・マシン)に提供します。 — Quartus® II ・ アルテラ・デバイスの統合開発ツール

— ModelSim®-Altera® Starter Edition(※1)

・ VHDL、Verilog HDL シミュレータ・ツール (言語混在シミュレーションは不可)

— IP Base Suite ライセンス

・ FIR、NCO コンパイラ、DDR2 メモリコンパイラを含む 11 MegaCore® ファンクション用無償ライセンス

— SOPC Builder 自動システム開発ツール

— Nios® II エンベデッド・プロセッサを含む評価用 MegaCore IP (Intellectual Property) ライブラリ

— 12 ヶ月間のすべてのソフトウェア・アップデートの権利

サブスクリプション用ライセンスの形態は以下の2 種類あり、形態により申請する情報や設定方法が異なります。 ・ FIXEDPC (Windows OS 用スタンドアロン・シングルユーザ・ライセンス)

・ FLOATALL (Windows、Linux OS ネットワーク用マルチユーザ・ネットワーク・ライセンス)

この資料では Windows OS 環境における FLOATALL 用ライセンスの申請、ライセンス・ファイルの編集、ライセンス・サー バの設定、クライアント・マシンにおける Quartus II のライセンス設定方法をご案内します。また、ModelSim-Altera Edition(※2) 用ライセンス・ファイルの設定方法も併せてご紹介します。

≪補足≫

ModelSim -Altera は 2 つのエディションがあります。

※1 : ModelSim-Altera Starter Edition は、ライセンスを取得および設定することなく無償でご利用いただける言語シミュレータ・ツールです。 ※2 : ModelSim-Altera Edition は、Starter Edition よりも高速なシミュレーション性能や大規模デザインをサポートしています。有償でご利

用いただけ、ライセンス・ファイルの取得や設定が必要です。

なお Linux OS のライセンス・サーバ設定方法は、lmutil コマンドで環境を構築します。詳細は、アルテラのホームページよ り以下の資料をご覧ください。

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2. 使用環境

FLOATALL では、ライセンスを管理する ライセンス・サーバ と、実際に Quartus II を使用する クライアント の環境が必 要です。それぞれの OS サポート環境は以下のとおりです。 使用環境 サポート OS ライセンス・サーバ Windows、Linux、UNIX クライアント ※1 Windows、Linux ※2 ※1 : 使用するツールのバージョンによりサポート OS が異なりますので、詳細は以下のページをご参照ください。 http://www.altera.co.jp/support/software/os_support/oss-index.html ※2 : Quartus II 8.0以降より、クライアント環境での UNIX のサポートは終了しております。 なお、ライセンス・サーバで使用しているマシンをクライアントとして兼用することも可能です。 注意事項: 必ずお読みください! FLOATALL のライセンス環境を構築するためには、ライセンス・サーバ用のマシンにおいてライセンス用デーモン・ファイル と管理ツールのユーティリティが必要です。 — lmgrd (.exe) (ライセンス・デーモン) — alterad (.exe) (アルテラ社ツール用デーモン) — mgcld (.exe) (メンター・グラフィックス社ツール用デーモン。mgcld は ModelSim-Altera をご利用になる場合のみ必要です。) — lmtools.exe (Windows OS 用のユーティリティ GUI)

— lmutil (.exe) (ライセンス管理ユーティリティ) また lmgrd、alterad、lmutil ファイルは ver.9.5 以上 である必要があります。 なお各ファイルのバージョンの確認方法は、 本紙 6章 ライセンス・サーバの設定 (7ページ) をご参考ください。これらのファイルは、アルテラのホームページよりダウンロ ードできます。事前にご入手ください。 https://www.altera.com/support/software/download/daemons/dnl-lic_daemons.jsp また、ご利用になる最新の Quartus II をインストールしたディレクトリ内にも保存されています。下記は保存先です。 - lmgrd (.exe) / alterad (.exe) / lmtools.exe / lmutil (.exe) : ¥¥< Quartus II インストール・ディレクトリ >¥bin

ModelSim-Altera を使用する場合、lmgrd、mgcld、lmutil ファイル ver.10.8 以上 である必要があります。そのため、アルテ ラのホームページ(上記 URL 参照)よりダウンロードし、事前にご入手ください。

または、ご利用になる最新 ModelSim-Altera のインストール・ディレクトリ内のファイルを使用してください。下記は保存先で す。(上記の Quartus II のインストール・ディレクトリ内にも保存されていますが、ModelSim-Altera の保存ファイルをご利用く ださい。)

- lmgrd (.exe) / mgcld (.exe) / lmutil (.exe) : ¥¥< ModelSim-Altera インストール・ディレクトリ >¥win32aloem

これらのファイルをライセンス・サーバ用のマシンへ保存します。保存する場所は、日本語、全角、スペースの含まないパス にしてください。また、これらのファイルは管理しやすいように同一ディレクトリに保存すると良いでしょう。

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3. 申請時に必要な情報

FLOATALL 用ライセンスをアルテラのホームページで申請する際、ライセンス・サーバの ID 情報を入力します。

ライセンス・サーバ 申請する ID 情報

Windows XP、Windows Vista、Redhat Linux NIC ID

UNIX HOST ID

アルテラへライセンスを申請する際にライセンス・サーバの ID 情報が必要です。ライセンス・サーバが Windows OS の場 合は、NIC (Network Interface Card) ID で申請します。NIC ID は、パソコンを認識するために使用する、ネットワーク・インタフ ェース・カードに組み込まれている12 桁の文字列(16 進)です。この ID は、サブスクリプション・プログラムのご契約時に申請 された ID でなければなりません。もしライセンス・サーバ用のパソコンが変更になった もしくは NIC を変更した場合には、ア ルテラへの登録変更手続きが必要ですので、弊社の担当者へご連絡ください。 NIC ID の調べ方 NIC ID は以下の手順で確認ができます。 1. コマンド・プロンプトを起動します。

2. ipconfig /all とコマンドを入力し、Enter キーを押します。

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4. ライセンスの申請

① 日本アルテラのホームページ(http://www.altera.co.jp/)を開き、ダウンロード & ライセンス タブをクリックします。ライセン ス申請より “ソフトウェア” を選択します。

② “アルテラ ソフトウェア サブスクリプション・ライセンス” において FLOATALL を選択し、契約登録済みの NIC ID ま たは HOST ID を入力してください。その後 “サブスクリプション・ライセンスを入手” ボタンをクリックします。

ModelSim-Altera Edition を FLAOTALL タイプでご購入されている場合も、上記ページ(アルテラ ソフトウェア サブスク リプション・ライセンス)の申請と同時に行えます。サブスクリプション・ライセンスと同時期に購入ではなく別途購入された場 合には、ライセンス・ファイルの更新が必要ですので、上記ページよりライセンスを申請し直してください。 ③ ライセンス・ファイルはメールで配信されます。そのメールを受信する E メール・アドレスを入力し、送信ボタンをクリックし ます。(ライセンス購入者以外の E メール・アドレスも入力可能です。) ④ 以下のメッセージが確認できれば、ライセンス申請は完了です。 申請時に登録したユーザの E メール・アドレス宛てに、アルテラからライセンス・ファイルが添付されたメールが送られてき ます。ライセンス・ファイルが送られてくるまでに少々時間がかかる場合がありますが、ご了承ください。また1 週間以上待っ ても届かない場合には、お手数ですが弊社までお問い合わせください。 Quartus® II または MAX+PLUS® II ソフトウェアをご使用いただきましてありがとうございます。ライセンス申請は完了しまし た。新規ライセンス・ファイルをメール(英語)でお届けします。

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5. ライセンス・ファイルの保存と編集

ライセンス申請後、アルテラから “*.dat” ファイルが添付された形式で E メールが届きます。FLOATALL ライセンスの場 合には、そのライセンス・ファイルを保存し、記述内容を編集する必要があります。 ① ライセンス・ファイルを保存します。 添付ファイルをリネームして保存してください。ファイル名や保存場所は自由(任意)ですが、管理しやすいディレクトリに保 存することお奨めします。またその際、ファイル名および保存ディレクトリのパスに、スペースおよび日本語や全角の使用 は禁止です。 推奨例):C:¥altera¥license.dat など ② ライセンス・ファイルを編集します。 ライセンス・ファイルの基本的なフォーマットは以下のとおりです。(▼ ライセンス・ファイル例 一部抜粋)これは、NIC ID “001e3786ccbf”に対して発行されたライセンス・ファイルです。また、ModelSim-Altera Edition 用ライセンスも購入している 場合を示しています。 ※1: 各ツールがどのバージョンまで使用可能であるかを記したもので、記載された年月以前にリリースされたバージョンまで ご利用いただけます。 ※2: ライセンス・ファイルがいつまで利用可能であるかを記したもので、その日付を過ぎると使用できなくなります。これらの日 付は、ライセンスの申請日に基づいております。

※3: mgcld 用の VENDOR 行、および、ModelSim-Altera Edition ライセンス行は、ModelSim-Altera Edition を購入している 場合にのみ記載されます。

上記例: Quartus II において、2010 年 4 月 までにリリースされるすべてのバージョンをご利用いただけます。また、有 効期限は最終バージョンを最後とし、半永久的 (permanent) にご利用いただけます。

ModelSim-Altera において、2010 年 4 月 までにリリースされるすべてのバージョンをご利用いただけます。ま た、2010 年 7 月 7 日 までご利用いただけます。

SERVER <hostname> 001e3786ccbf <port number> VENDOR alterad <path to daemon executable> VENDOR mgcld <path to daemon executable> ※3

USE_SERVER

FEATURE maxplus2 alterad 2010.04 permanent 10 F88908FD6C2A SIGN="15CD ¥ C893 4D75 FB35 A70B 0BB3 FFDA F83E 3614 257B BFEC EF16 6888 ¥ 5C57 3834 0CFD 6887 954E D114 EABA BE76 5281 06FF 5139 7AAC ¥ 9673 FB73 3945 1933 E1FF"

FEATURE quartus alterad 2010.04 permanent 10 3917E6D4BC8C SIGN="00FC ¥ 008F 7E1E 41C4 3A75 CE45 0317 7AB4 D951 6F56 0AF2 37A5 9F63 ¥ 13DD 55A2 1D41 D83F 03FB 4B0D 486A C6B9 FBCF E1BB 482C 215C ¥ 2D49 68FA D649 177D 3B90"

FEATURE 6AF7_0012 alterad 2010.04 permanent 10 FA0FBA2C5FA9 ¥ ・

・ ・ ・ ・

INCREMENT alteramtivlog mgcld 2010.04 7-jul-2010 4 0DBA8667C769C8D26110 ¥ VENDOR_STRING=EA790780 ISSUER="Altera " SN=16182934 SIGN2="0838 DF22 ¥ 3CB5 8A83 B069 8AB1 FA73 32F4 C9A6 038D E944 7CAF 9199 3CE4 9EE0 16EB ¥ 5688 FE98 320A 22B0 0B19 0A9C A9E0 8746 A3BA AF38 46C1 8DF1 336A 9C06" INCREMENT alteramtivsim mgcld 2010.04 7-jul-2010 6 ED4AA6175B289B9A3134 ¥ VENDOR_STRING=53DFF25E ISSUER="Altera " SN=16182935 SIGN2="178F A271 ¥ FCB7 EAF5 05F7 1A04 2A59 D489 C884 7BF1 82EE F453 032A 2C0C 51F3 06BF ¥ FDF9 BEB5 B166 B393 9869 AE05 2F01 25B8 ACE3 5DB6 784C 63ED 1FFA A331"

バージョン番号※1 ID 情報 ライセンスの 有効期限※2 アルテラ・ツール ライセンス ModelSim-Altera Edition ライセンス ※3 使用可能な機能 ベンダ・デーモン ライセンス数

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1) hostname : ライセンス・サーバのパソコン名に変更します。

(2) port number : ライセンス・サーバの TCP/IP ポート番号に変更します。

(3) path to daemon executable : 各ベンダ・デーモン・ファイルの保存されている絶対パスに変更します。

(4) 編集後、ライセンス・ファイルを再び保存します。

※ 1: SERVER 行は、“リダンダント・ライセンス” で購入、登録している場合は 3 行記載されます。(各サーバの ID ごとに SERVER 行が記載されます。)

以下は、シングル・サーバ用 FLOATALL ライセンス・ファイルの編集例です。

以上で、ライセンス・ファイルの保存と編集は完了です。

SERVER <hostname> 001e3786ccbf <port number> ※1

VENDOR alterad <path to daemon executable>

VENDOR mgcld <path to daemon executable>

USE_SERVER

FEATURE maxplus2 alterad 2010.04 permanent 10 F88908FD6C2A SIGN="15CD ¥ ・

・ ・

SERVER alteng 001e3786ccbf 1800

VENDOR alterad C:¥flexlm¥alterad.exe

VENDOR mgcld C:¥flexlm¥mgcld.exe

USE_SERVER

FEATURE maxplus2 alterad 2010.04 permanent 10 F88908FD6C2A SIGN="15CD ¥ ・

・ ・

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6. ライセンス・サーバの設定

ライセンス・サーバのマシンにおいて、ライセンスを稼動させる必要があります。Windows OS の場合、そのための管理ツール として FLEXlm ライセンス・マネージャ用ユーティリティ lmtools を使用します。その他にデーモン・ファイルが必要です。これら については、本紙 第 2 章 使用環境 (2 ページ) を参照してください。これらのファイルをすでにお持ちの場合にはそれらを使用 できますが、デーモン (lmgrd/alterad/mgcld) のバージョンが 9.5 以上であることを確認しご利用ください。 デーモンのバージョン確認方法 デーモンのバージョンを確認するために、コマンド・プロンプトにて以下のコマンドを入力してください。 ♦ ¥¥<保存ディレクトリ>¥lmgrd -v ♦ ¥¥<保存ディレクトリ>¥alterad –v ♦ ¥¥<保存ディレクトリ>¥mgcld–v 準備が整ったら、以下の手順でライセンスを稼動させます。 ① lmtools.exe をダブルクリックして LMTOOLS を起動します。

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③ Config Services タブを選択します。稼動させるサービスの設定を行います。

A: Service Name

ライセンスを稼動させるサービスに、名前をつけます。サービス名(任意)を直接入力してください。新規でライセン ス・サービスを作成する場合は、“Service Name” は “Borrow” と表示されています。

例: Altera Tools License Service

また、ライセンス・ファイルをアルテラ・ツール用と ModelSim-Altera 用に分割した場合は、Service Name も 2 種類 作成してください。(参考: 本紙 Appendix)

B: Path to the lmgrd.exe file

“lmgrd.exe” のパスを指定します。Browse ボタンで lmgrd.exe を選択してください。 C: Path to the license file

本紙 第 5 章 で編集したライセンス・ファイルのパスを指定します。Browse ボタンで dat ファイルを選択してくださ い。

D: Path to the debug log file

稼動状態を記録するログファイルを作成します。保存ディレクトリとファイル名(*.log) (任意)を指定してください。 E: Start Server at Power-up / Use Services

この2 つのオプションを有効にすると、パソコンの起動時に自動的にライセンス・サービスを稼動させることができま す。手動でサービスを開始させる必要がありません。(必須ではありません。社内環境に合わせて設定してくださ い。) 同ウィンドウの Save Service ボタンをクリックして設定内容を保存します。 ライセンス・サービスを複数作成する場合は、この作業を繰り返してください。その際、サービス名は別名にしてください。 ※ 同一マシンにおいて、lmgrd デーモンは一つだけしか起動できません。重複起動はエラーになりサービスが正常に開始さ れません。サービスを複数始動させる場合は、ベンダ・デーモンごとにサービスを作成し、共通の lmgrd デーモンに対して 運営してください。

A

B

C

D

E

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④ Service/License File タブを選択します。始動させるライセンス・サービスを選択し、“Configuration using Services” にラジ オボタンを合わせます。 ⑤ Start/Stop/Reread タブを選択します。ライセンス・サービスを 開始 (または 停止) させます。 ♦ サービスの開始 : Start Server ボタン ♦ サービスの停止 : Stop Server ボタン 以上で、ライセンス・サーバの設定 および 始動方法は終了です。 LMTOOLS で設定したログファイルを開き、ライセンスが正常に運営されていることを確認してください。

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7. クライアントの設定

実際にツールを使用するクライアント・マシンのライセンスを設定します。どのツールを使用するのかにより設定方法が異なります。 — Quartus II のライセンス設定 — ModelSim-Altera Edition のライセンス設定 必要に応じて設定を行ってください。

7-1. Quartus II のライセンス設定

Quartus II のライセンスは、Quartus II のメニューより設定します。 ① Quartus II を起動します。

② License Setup Required ダイアログ・ボックスにおいて、“If you have a valid license, specify the location of your license file” を選択します。License Setup Required ダイアログ・ボックスが表示されなかった場合には、Quartus II メニュー・バ ーより “Tools メニュー ⇒ License Setup…” を選択してください。

③ Specify valid license file ダイアログ・ボックスが表示されます。“License file” の欄に、ライセンス・サーバを ポート番号 @サーバ名 で指定します。(ポート番号は、本紙 6 ページ で設定したサーバの TCP/IP ポート番号のことです。)

例) 1800@alteng

正しくライセンスが認識されると、“License Type” (Current License 枠) に Full Version と表示されます。OK ボタンを クリックして設定完了です。

1800@alteng

Current License 欄の表示例 License Type : Full Version

Expiration : <ライセンス・ファイルの有効期限> Host ID Type : NIC ID

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7-2. ModelSim-Altera Edition のライセンス設定

ModelSim-Altera Edition のライセンスは、Windows OS のシステム環境変数を設定します。(Quartus II のみを使用する場 合でも、システム環境変数よりライセンスを設定することが可能です。) „ Windows XP / 2000 の場合 ① Windows のスタート・メニューよりコントロールパネルを起動し、“システム”を選択します。 ② 環境変数設定のウィンドウを表示します。(以下参照) Windows OS 選択画面 Windows Vista タスク・リストより “システムの詳細設定” を選択し、 “詳細設定” タブの “環境変数” ボタンを選択 Windows XP “詳細設定” タブの “環境変数” ボタンを選択 Windows 2000 “詳細” タブの “環境変数” ボタンを選択 ③ Windows OS の 利 用 環 境 に 応 じ 、 “ ユ ー ザ ー 環 境 変 数 ” ま た は “ シ ス テ ム 環 境 変 数 ” い ず れ か に LM_LICENSE_FILE 変数の設定を行います。LM_LICENSE_FILE の環境変数名が存在しない場合には、新規で 環境変数を追加し、すでに存在している場合には編集ボタンより内容を変更します。変数名と変数値は以下のとおり です。 ♦ 変数名 ・・・ LM_LICENSE_FILE ♦ 変数値 ・・・ ライセンス・サーバを指定 : ポート番号@サーバ名 ※ ポート番号は、本紙 6ページ で設定したサーバの TCP/IP ポート番号のことです。 例) 1800@alteng ※ すでに “LM_LICENSE_FILE” という環境変数が登録されている場合は、セミコロン (;) で区切り追加(編集)することによって、一 つの変数に複数の値を与えることができます。(前方に登録されている情報ほど、優先順位が高くなります。) ※ 環境変数は、“ユーザー環境変数” と “システム環境変数” がありますが、利用者のパソコンの環境にお任せします。 ④ OK ボタンですべての設定画面を閉じ、OS を再起動させて設定を有効にしてください。(OS により、再起動が必要な い場合もあります。) ModelSim-Altera のライセンス設定は以上です。ModelSim-Altera を起動しご利用いただけます。

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8. Appendix : サービスの分割

ライセンス・サーバ・マシンにおいて、ModelSim-Altera Edition のライセンスと Mentor Graphics 社製のツール(例えば、 Precision、ModelSim SE など mgcld で運用される正規版ツール)のライセンスを同時に稼動する場合には、ベンダ・デーモン ごとに管理し、かつデーモンの競合が発生しないように正しく運用する必要があります。(※ 共に、mgcld で運用されるツール であるため。) その場合、サービスをベンダ・デーモンごとに分割し、運用する必要があります。ただしこの管理で運用する場合は、ネットワ ーク管理に関してある程度の知識と経験を持つユーザがご利用になることを推奨いたします。 作業は以下のとおりです。 ① ライセンス・ファイルをベンダ・デーモンごと (alterad/mgcld) に分割し、アルテラ・ツール用のライセンス・ファイルに名前 (任意)をつけ *.dat ファイルとして保存します。(日本語、スペースの含まれないパスに保存してください。) 下記に参考例を記します。 ‹ アルテラ・ツール用ライセンス・ファイル:ライセンス・ファイル名 「altera_license.dat」 注意:ポート番号は、ライセンス・ファイルごとに異なる番号にしてください。

② ModelSim-Altera 用ライセンスの INCREMENT 行をコピーし、Mentor Graphics 社製のツールで使用しているライセ ンス・ファイルに追記します。 ③ LMTOOLS で設定する際、ライセンス・ファイルごとにサービスを作成します。そのとき lmgrd.exe の指定には、共通 のファイルを指定してください。それ以外(ライセンス・ファイルとログファイル)は個々に指定してください。 ④ その後、サービスごとに開始させます。 以上により、同一ライセンス・サーバ・マシンで複数のサービスを運用することができ、ツールごとのライセンス・サービスのメ ンテナンスが可能になります。

INCREMENT alteramtivsim mgcld 2010.04 07-jul-2010 6 AC7E86C61952・・・ INCREMENT alteramtivlog mgcld 2010.04 07-jul-2010 4 ECFE968601B0A・・・

SERVER alteng 001a0c355fd0 1800

VENDOR alterad C:¥flexlm¥alterad.exe USE SERVER

FEATURE maxplus2 alterad 20105.04 permanent 10 A8146B025A1A・・・ C4A9 75E2 1D34 0673 3A48 5A7E 101A・・・ FEATURE quartus alterad 2010.04 permanent 10 E1C09E985A1E・・・

1A3D ED73 1F11 8BE0 B5B7 B51B・・・ ・

・ ・

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横浜本社 〒222-8563 横浜市港区新横浜 1-5-5 マクニカ第二ビル TEL 045-476-2155 FAX 045-476-2156 大阪営業所 〒532-0011 大阪市淀川区西中島 6-1-3 アストロ新大阪第二ビル 7 階 TEL 06-6307-7670 FAX 06-6307-7671 名古屋営業所 〒460-0003 名古屋市中区錦 1-6-5 名古屋錦シティビル 7 階 TEL 052-202-1024 FAX 052-202-1025 宇都宮営業所 〒321-0953 宇都宮市東宿郷 4-2-24 センターズビル 7 階 TEL 028-637-4488 FAX 028-637-4489 弊社より資料を入手されましたお客様におかれましては、下記の使用上の注意を一読いただいた上でご使用ください。 1. 本資料は非売品です。許可無く転売することや無断複製することを禁じます。 2. 本資料は予告なく変更することがあります。 3. 本資料の作成には万全を期していますが、万一ご不明な点や誤り、記載漏れなどお気づきの点がありましたら、弊社までご一報いただければ幸いです。 4. 本資料で取り扱っている回路、技術、プログラムに関して運用した結果の影響については、責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 5. 本資料は製品を利用する際の補助的な資料です。製品をご使用になる場合は、英語版の資料もあわせてご利用ください。

参照

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