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第9回  基調報告 『医食同源 』

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(1)

japanese investor

投資家ネット*『ジャパニーズ

インベスター』/宝印刷主催

2010年3月16日(火)

於:

京王プラザホテル

南館4階

「扇」

13

13

基調報告

基調報告

ヘルスケア

ヘルスケア

∼UMN:アンメット・メディカル・ニーズ∼

∼UMN:アンメット・メディカル・ニーズ∼

個人投資家のための会社説明会

個人投資家のための会社説明会

近藤

一仁

常務執行役員

【ご注意】 「個人投資家のための会社説明会」は、個人投資家の皆様に参考情報を提供し、企業に対する理解を深めていただくことを目的に開催するものです。従いまして個 別銘柄への投資を推奨したり、特定の金融商品の購入を推奨したりするものではありません。また、主催者及び参加企業は投資・運用結果に対して一切の責任を負いません。 投資や金融機関とのお取引を行われる場合には個別情報をご確認の上、ご自身の判断と責任において行うようお願いいたします。

(2)

japanese investor

1

本日お話ししたいこと

寿命の推移・・・人生50年から80年へ

寿命が延びた理由・・・医療(健康保険)と食生活

克服された疾病の歴史

・・・マラリア・結核・糖尿病

等々

アンメット・メディカル・ニーズの定義と分布

UMNの充足と大型新薬「ブロックバスター」

長寿に貢献した医療機器

UMNを克服できるか?

人類の将来?

21世紀はバイオ創薬の時代

本日の3社のご紹介

(3)

japanese investor

2

百歳以上の高齢者は日本に4万人以上!

百歳以上高齢者数の年次推移 15 3 19 1 19 8 25 2 25 3 32 7 33 1 31 0 33 9 40 5 49 5 52 7 54 8 66 6 69 7 79 2 93 7 96 8 1, 07 2 1, 20 0 1, 35 4 1, 56 3 1, 74 0 1, 85 1 2, 27 1 2, 66 8 3, 07 8 3, 29 8 3, 62 5 4, 15 2 4, 80 2 5, 59 3 6, 37 8 7, 37 3 8, 49 1 10,1 58 11 ,3 46 13,0 36 15 ,4 75 17 ,9 34 20 ,5 61 23 ,0 38 25 ,5 54 28 ,3 95 32 ,2 95 36 ,2 76 40 ,3 99 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 1963 年 1964 年 1965 年 1966 年 1967 年 1968 年 1969 年 1970 年 1971 年 1972 年 1973 年 1974 年 1975 年 1976 年 1977 年 1978 年 1979 年 1980 年 1981 年 1982 年 1983 年 1984 年 1985 年 1986 年 1987 年 1988 年 1989 年 1990 年 1991 年 1992 年 1993 年 1994 年 1995 年 1996 年 1997 年 1998 年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 (人) 出所:厚生労働省プレスリリース(2009年9月11日)より作成。 2009年 人数 割合 女性 34,952 86.5% 男性 5,447 13.5% 合計 40,399 100.0%

男女国内最高齢者のプロフィール

男性

女性

112歳

(明治30年生まれ)

114歳

(明治28年生まれ)

居住地

京都府

沖縄県

早寝早起き

(朝6時起床、夜8時就寝)

食事は三食を欠かさず、

小食を心がけている。

新聞を読むことが日課。

国会中継や大相撲中継を

観るのが楽しみ。

食事や身の回りの世

話などの介助を受け

ているが、体調の良

い日は車椅子で散

歩を楽しんだり、レク

レーションに参加し

たりしている。

女性 男性

(4)

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3

40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100 1947年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年 2004年 2008年 (歳) 男 女

日本人の寿命の推移

日本人の寿命の推移

出所:厚生労働省「平成20年簡易生命表」

2008年の日本人の平均寿命

男 性

女 性

79.29歳

(前年比+0.10)

86.05歳

(前年比+0.06)

女性

24年連続で

世界一

!

男性

4位

【国・地域別】

50.06 53.96 69.31 74.66 75.92 81.90 79.29 86.05 78.32 85.23 93.17 87.54

3

3

大死因

大死因

悪性新

悪性新

生物・心疾患・脳血

生物・心疾患・脳血

管疾患を克服する

管疾患を克服する

ことができると・・・

ことができると・・・

2030年頃 (推計)

(5)

japanese investor

4

平均寿命は男性が8

.25

年、女性が7

.12

年延びると推計

平均寿命は

男性が8

.25

女性が7

.12

延びると推計

寿命が延びた理由

0歳児の将来の死亡原因としては、がんが最も高い。

男性は30%、女性は21%が、がんで死亡する。

医療の進歩

・3大疾患の治療の進歩が寿命の順調な延びにつながった

【3大死因】

*男女とも50%を超える

・悪性新生物

・心疾患 ・脳血管疾患

3大死因

3大死因

*男女とも50%を超える

・悪性新生物

・悪性新生物

・心疾患

・心疾患

・脳血管疾患

・脳血管疾患

医療の進歩で、

医療の進歩で、

3

3

大死因

大死因

を死因から除外することができると・・・

を死因から除外することができると・・・

長寿の主な要因

①国民皆保険制度の普及

②日本的食生活

③医療(医学・医薬品)の進歩

出所:「平成20年簡易生命表」

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5

克服された疾病の歴史(1)

∼マラリア・結核∼

結核

結核・・・最初2ヶ月:イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトール、

その後4ヶ月:イソニアジド、リファンピシン

使用

1940 1940年代年代

マラリア

マラリア・・・アルテミシニン誘導体多剤

併用療法が、現在、最も効果がある治療法

【 【キネーニキネーニ】】 ・マラリア原虫の増殖サイクルを断ち切る作用をもつ特効薬。 1700 1700年代年代 【 【クロロキンクロロキン】】 ・第一選択薬として治療に用いられていた抗マラリア薬。 近年 近年:漢方薬を由来とした薬剤が副作用、薬剤耐性が少ないとされ、:漢方薬を由来とした薬剤が副作用、薬剤耐性が少ないとされ、 第一選択薬として広く使用されている 第一選択薬として広く使用されている 【 【アルテミシニンアルテミシニン誘導体多剤併用療法(誘導体多剤併用療法(ACTACT))】】 ・アルテミシニンに耐性をもつ原虫の出現をふせぐため、アルテミシニン 誘導体と他の抗マラリア薬を併用している。 ・リファンピシンが開発される (高価格のため使用可能国に制限あり) →治療期間: 9ヶ月 抗結核薬が発見される前 抗結核薬が発見される前 【大気安静療法】 ・安静、栄養を取る 【化学療法】 ・全身麻酔法が 発達し外科療法 外科療法の最盛期 外科療法の最盛期 【薬で治せる時代】 ・イソニアジド、ストレプトマイシン、パスを併用 →治療期間:1年半 1955 1955年年 1970 1970年年 ・ピラジナミド 治療開始2ヶ月間併用 →治療期間:6ヶ月 1986 1986年年 米国 米国 1988 1988年年 6ヶ月の短期化学療法を 標準治療として行うように勧告 世界結核肺疾患予防連合 世界結核肺疾患予防連合 1991 1991年年 開発途上国でも結核患者にはピラジナミドを 加えた短期化学療法を行うように勧告 WHO WHO 199 19966年年44月月 「結核の医療基準」に掲載 日本 日本 19 194343年年 ストレプトマイシン 発見 1921 1921年年 BCG開始 出所:「平成12年科学技術白書」

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6

最新の医療機器が古代エジプト史の謎を解明

研究チームは、

ツタンカーメン王を含むミイラ11体からDNAを取り出

して分析

。さらにはミイラ10体をCTスキャンにかけ、家系的なつなが

りを調べたほか、遺伝性疾患や感染性疾患の痕跡を探した。

遺伝子検査の結果、ツタンカーメン王が致死性のマラリアを引き起こす

ことの多い

熱帯熱マラリア原虫に感染

していたことを示す痕跡が見つ

かった。

2010年2月、エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長率い

るエジプト、イタリア、ドイツの研究者からなる研究チームは、

DNA検

査やCTスキャン(コンピュータ断層撮影装置)を駆使して、ツタンカー

メン王の家系や体つき、死因などを調査

した結果を発表。

従来、考えられていたツタンカーメン王の死因

頭部打撃説

大腿骨骨折による敗血病説

政略的暗殺説(毒殺説)

どの説も科学的な根拠に乏しく、

どの説も科学的な根拠に乏しく、

推測の域を出な

推測の域を出な

かった

かった

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7

ツタンカーメン(ミイラ)のDNA鑑定で分かったこと

足の骨の壊死や内反足、短指

症などの骨の異常があり、

歩くのに杖が必要

だった。

多くの疾患のために免疫力が

極めて低下した状態の時に

転んで脚の骨を折り、更にマラ

リア感染が重なって死亡

した。

両親は兄妹婚だった。

(父親はアクエンアテン(アメン

ホテプ4世)と特定)

※当時のエジプト王家では兄妹婚は一般的で、 ツタンカーメン自身も異母姉(アンケセナーメ ン)と結婚している。

2人の子供をつくったが、2人

とも女で、ともに母親の胎内

で死亡した。

出所:米医学誌「JAMA:The Journal of the American Medical Association」(2010年2月)より作成。

ツタンカーメン王の家系図

祖父:アメンホテプ3世

ティイ

父:アクエンアテン

(アメンホテプ4世)

姉妹の一人

ツタンカーメン

妻:アンケセナーメン

(アンケセンパーテン)

王妃ネフェルティティ

女の胎児2名

(母体の体内で死亡)

ムトネジュメ

ツタンカーメンとアンケセナーメン(右)

×

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8

克服された疾病の歴史(2)

∼糖尿病∼

糖尿病とインスリンの歴史

暗黒時代 糖尿病患者は若ければ速やかに、年長者ならばゆっくりと、しかしいずれも着 実に死への道を歩く。 1869年 ドイツの病理学者パウル・ランゲルハンスがすい臓にある小さな細胞を発見し 、後にランゲルハンス島と呼ばれるようになる。 1889年 リトアニア出身のドイツの内科医オスカー・ミンコウスキーがすい臓を摘出した 糖尿病犬の研究で、糖尿病とすい臓の関係を発見。 1901年 米国のオピーがヒト糖尿病とすい臓ランゲルハンス島の関係を発見。 1921年 カナダ・トロント大学の整形外科医バンティング(29歳)と医学生ベスト(22歳) が10匹の犬とわずかな機材でインスリンの抽出に成功。 1922年 糖尿病の少年にインスリンを投与。米国内科学会でインスリンの発見発表。 米国のリリーが初のインスリン製剤「アイレチン」の製造開始。 1923年 インスリンの製剤化に成功、速効型インスリンレオ発売開始。 カナダのバンティングとマクラウドがノーベル賞受賞。 1926年 米国のアベル、インスリンの結晶化に成功。 1936年 デンマークのハーゲドンにより、魚由来の塩基性たんぱく質プロタミンを添加 することで持続性インスリン製剤が誕生。 1946年 プロタミンを含む中間型イソフェンインスリン(NPH)開発。 1952年 亜鉛単独添加で持続型インスリンレンテ製剤開発。 1956年 英国のサンガー、インスリンのアミノ酸配列を解明。 1964年 インスリンの化学合成に成功。 1978年 ブタインスリンから半合成ヒトインスリン製剤開発。 1979年 ヒトインスリン遺伝子の解明。 1980年 米国のジェネンテックが遺伝子組換え技術によるヒトイスリンの生産を開始。 1987年 酵母を用いた遺伝子組換え型ヒトイスリンの生産。 2000年 アベンティスが世界初の超持続型インスリン製剤「ランタス®」をドイツで発売。 2001年 超速効型インスリンアナログ製剤発売。 2003年 二相性インスリンアナログ製剤発売。 2006年 米国で吸入式インスリンが認可。 2010年 ノボノルディスク社(デンマーク)の2型糖尿病新薬「ビクトーザ®」が日米で製 造販売承認。 バンティング(右)とベスト(左) 糖尿病患者の死因 ∼インスリン発見前後の比較∼ インスリン発見前 インスリン発見後 糖尿病性昏睡 65% 1% 心血管系病変 10% 51%以上 腎病変 1%以下 12% 感染症 18% 8%

「世界糖尿病デー」:11月14日

・・・バンティングの誕生日

【リリー インスリン50年賞】 インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病患者の長 年の努力を称えるとともに、他の糖尿病患者が治療に前向 きに取り組む目標となり、勇気と希望を与えることを願い、 1974年に米国で設立。米国を中心に約1500名の糖尿病 患者が受賞し、日本でも2003年の表彰開始以来、28名の 患者が受賞している。受賞者には、本人の名前を刻印した純 銀製の特製メダルと世界糖尿病デーのシンボルカラーに染め られた「青いバラ」が贈られる。 出所:日本イーライリリーWebサイトより

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9

アンメット・メディカル・ニーズの定義

現時点で有効な医薬品や治療法がなく、

充足されていない医療上のニーズ

を意味す

る。がんや糖尿病などの生活習慣病、精神・神経疾患などに対する治療法や治療薬

の開発が主流だが、EDや不眠症、禁煙、抜毛などに対応する生活改善薬の開発も

QOL(生活の質)の向上という観点から大きな需要が見られる。

日本では、2000年のエーザイのアニュアルレポートにおいて、「アンメット・メディカル・

ニーズを効率よく充足することが基本的な使命」という趣旨の記述が見られるのが最

も古く、以来、多くの製薬会社がUMNを充たす新薬の開発に取り組んでいる。

【UMN:Unmet Medical Needs】

【UMN:アンメット・メディカル・ニーズの具体例】

死亡率の高い疾病を治癒する薬

(例)がんの治療薬、抑制薬

生活改善薬(QOL向上)

水虫を完治する薬

頭髪がふさふさになる薬

健康的に痩せる薬

虫歯を予防、治療する薬

禁断症状なく禁煙できる薬

従来の強い副作用を軽減する薬(QOL向上)

(例)がん細胞だけを攻撃し、正常細胞を攻撃しない抗がん剤

患者が比較的少ない難病に有効な治療薬

(例)AIDS、アルツハイマー病の治療薬

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10

アンメット・メディカル・ニーズの分布

参考:「製薬産業の将来像∼2015年に向けた産業の使命と課題∼」(医薬産業政策研究所、2007年5月)より一部改変して作成。 出所:「平成17年度(2005年)国内基盤技術調査報告書」ヒューマンサイエンス振興財団 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

治療の満足度

アルツハイマー病 アルツハイマー病 血管性認知症 血管性認知症 糖尿病性 糖尿病性 神経障害 神経障害 肝硬変 肝硬変 糖尿病性腎症 糖尿病性腎症 エイズ エイズ 肺ガン 肺ガン 睡眠時無呼吸睡眠時無呼吸 慢性腎不全 慢性腎不全 変形性関節症 変形性関節症 肝ガン 肝ガン 子宮ガン 子宮ガン 統合失調症 統合失調症 脳梗塞 脳梗塞 骨粗鬆症 骨粗鬆症 アトピー性皮膚炎 アトピー性皮膚炎 子宮内膜症 子宮内膜症 大腸ガン 大腸ガン 乳ガン 乳ガン 胃ガン 胃ガン 子宮筋腫 子宮筋腫 慢性 慢性CC型肝炎型肝炎 パーキンソン病 パーキンソン病関節リュウマチ関節リュウマチ 白血病白血病 うつ病 うつ病 不安神経症 不安神経症機能性胃腸症機能性胃腸症 アレルギー性鼻炎 アレルギー性鼻炎 心不全 心不全 不整脈 不整脈 緑内障 緑内障 前立腺肥大症 前立腺肥大症 心筋梗塞 心筋梗塞 糖尿病 糖尿病 喘息 喘息 高脂血症 高脂血症 痛風 痛風 狭心症 狭心症 結核 結核 高血圧症 高血圧症 消化性潰瘍 消化性潰瘍 前立腺ガン 前立腺ガン 加齢性黄斑 加齢性黄斑 変性症 変性症 多発性硬化症 多発性硬化症

最近亡くなる方も多い大動脈瘤は、医薬品では治療できず、外科手術やカテーテル治療が原則。

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UMNの充足と「ブロックバスター」(大型新薬)の創薬

ブロックバスターの売上高ランキング2008 ※日本未発売の製品を除く 順位 製品名 売上規模 薬効等 メーカー 1 リピトール 134億ドル 高脂血症/スタチン ファイザー/アステラス 2 プラビックス 92億ドル 抗血小板薬 サノフィ・A/BMS 3 アドベア/セレタイド 77億ドル 抗喘息薬 グラクソ・スミスクライン/アルミラル 4 リツキサン/マブセラ 67億ドル 非ホジキンリンパ腫 バイオジェン・アイデック/ロシュ 5 エンブレル 64億ドル 関節リュウマチ/乾癬他 アムジェン/ワイス/武田 6 レミケード 62億ドル 関節リュウマチ/クローン病他 J&J/SP/田辺三菱 7 ディオバン 62億ドル 降圧剤/ARB ノバルティス/イプセン 8 エボジェン/エスボー/プロクリット 51億ドル 腎性貧血 アムジェン/J&J/キリン 9 アバスチン 49億ドル 抗がん剤/結腸・乳がん ジェネンテック/ロシュ 10 ハーセプチン 48億ドル 抗がん剤/HER2乳がん ジェネンテック/ロシュ/中外 11 ジプレキサ 46億ドル 統合失調症薬 イーライリリー 12 セロクエル 46億ドル 統合失調症薬 アストラゼネカ/アステラス 13 ジングレア/キプレス 45億ドル 抗喘息/気管支喘息 メルク/キョーリン 14 ヒュミラ 45億ドル 関節リュウマチ/乾癬他 アボット/エーザイ 15 クレストール 41億ドル 高脂血症/スタチン 塩野義/アストラゼネカ

ブロックバスター:従来にない優れた薬効をもち、世界中で莫大な売上高と利益を

生み出すような大型新薬のこと。年間10億ドル(約1000億円)を超える売上規模

の医薬品を指すことが多い。

出所:「大型医薬品売上高ランキング2008」(ユート・ブレーン社による調査)より抜粋して作成。赤字は「バイオ医薬品・ワクチン」

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12

日本メーカーが創薬した「ブロックバスター」

日本メーカー創出のブロックバスターの売上高TOP10 ※2008年、日本未発売の製品を除く 順位 製品名 売上規模 薬効等 メーカー 1 クレストール 41億ドル 高脂血症/スタチン 塩野義/アストラゼネカ 2 アクトス 40億ドル 2型糖尿病 武田薬品/リリー 3 プロブレス/アタカンド 37億ドル 降圧剤/ARB 武田薬品/AZ/アルミラル 4 アリセプト 34億ドル アルツハイマー病 エーザイ/ファイザー 5 エビリファイ 33億ドル 統合失調症 大塚製薬/BMS 6 タケプロン/プレバシッド 32億ドル 抗潰瘍剤/PPI 武田薬品/TAP/アボット他 7 クラビット/リーバキン/タバニック 28億ドル 合成抗菌剤/ニューキノロン 第一三共/J&J/サノフィA 8 パリエット/アシフェックス 27億ドル 抗潰瘍剤/PPI エーザイ/J&J 9 ハルナール/フローマックス 26億ドル 前立腺肥大/αブロッカー アステラス/ベーリンガー・I 10 オルメテック/ベニカー 23億ドル 降圧剤/ARB 第一三共/フォレスト/興和 出所:「大型医薬品売上高ランキング2008」(ユート・ブレーン社による調査)より抜粋して作成。 【用語解説】 スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)・・・血液中のコレステロール値を低下させる薬物の総称。 PPI(プロトンポンプ阻害薬)・・・H2ブロッカーよりも強力に胃酸の分泌を抑制する薬。 ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)・・・昇圧物質アンジオテンシンIIと拮抗することで血圧の降下作用をもつ薬。 ニューキノロン・・・合成抗菌薬の一種。経口投与が可能で比較的副作用が少ない。 αブロッカー(α受容体拮抗薬)・・・括約筋の働きを押さえて尿道を広げ、前立腺肥大に伴う排尿障害を改善する薬。

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13

人口100万人当たりのCT設置台数 96.1 56.0 41.6 37.1 34.3 30.3 18.7 16.4 16.3 12.7 10.3 7.6 0 20 40 60 80 100 日 本 オ ー ス ト ラ リ ア ベ ル ギ ー 韓 国 米 国 イ タ リ ア ス イ ス フ ィ ン ラ ン ド ド イ ツ カ ナ ダ フ ラ ン ス 英 国 台

UMNの充足と最先端の医療機器

CT装置は1972年に英国のハンスフィールド博士により開発された。日本ではCT装置を製品化

した英国のEMI社と販売契約を結んだ東芝が1974年から販売を開始。1975年に日本で初め

てCT装置を東京女子医大に納入している。

MRI装置は、1970年に英国のローターバらにより核磁気共鳴(NMR)技術をもとに考案され研

究開発が進んだ。日本では東芝が世界初となる商用機を1983年に慈恵医大病院に納入した。

人口100万人当たりのMRI設置台数 42.7 25.9 18.6 17.7 16.0 15.3 14.4 9.3 8.9 8.8 8.2 0 10 20 30 40 50 日 本 米 国 イ タ リ ア オ ー ス ト リ ア 韓 国 フ ィ ン ラ ン ド ス イ ス ス ペ イ ン ポ ル ト ガ ル ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド 英 国 台 出所:厚生労働省「平成20年医療施設調査・病院報告の概況」、OECD「Health Data 2009」。※日本のデータは2008年10月時点、他国は2007年ベース。 ※日本のデータはPET-CTを含む。

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14

医療機器分類別生産金額の内訳 (2007年)

6.5%

6.1%

6.0%

4.0%

8.1%

11.9%

11.9%

23.5%

15.6%

6.5%

画像診断システム 処置用機器 生体機能補助・代行機器 生体現象計測・監視システム 画像診断用X線関連装置及 び用具 医用検体検査機器 歯科材料 家庭用医療機器 眼科用品及び関連製品 その他

国内の医療機器産業

出所:「平成21年版厚生労働白書」より作成。 分類 代表例 画像診断システム 全身用X線CT装置、汎用超音波画像診断装置、MRI診断装置 処置用機器 滅菌済み血管処置用チューブ及びカテーテル、滅菌済み輸液セット 生体機能補助・代行機器 中空糸型透析器、人工股関節 生体現象計測・監視システム 電子内視鏡、電子非観血血圧計 画像診断用X線関連装置及び用具 画像記録用フィルム、直接撮影用フィルム 医用検体検査機器 ディスクリート方式臨床化学自動分析装置、抵抗式血球計数装置 歯科材料 歯科鋳造用金銀パラジウム合金、歯科用アルギン酸塩印象材 家庭用医療機器 家庭用電気マッサージ器、耳穴型補聴器 眼科用品及び関連製品 視力補正用単焦点眼鏡レンズ、ハードコンタクトレンズ 年間生産額 1兆6845億円

統計が明らかな2005∼2007年の3

年間で、最も医療機器生産額の増加

に寄与した分野は、

①生体機能補助・

代行機器(透析関連)と生体現象計

測・監視システム(内視鏡)

で寄与率

54%、次に

②画像診断システム(CT、

超音波診断装置)

で寄与率25%であ

り、この二分野で全体の伸びの約8割

は説明できる。

医療機器生産額の伸び 100.0 97.8 97.7 99.7 98.8 98.5 100.9 103.4 110.7 111.0 90 95 100 105 110 115 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 年 指 数

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15

人類の長寿に貢献した医療機器

胃カメラ

電子内視鏡

カプセル内視鏡

人工透析器

X線CT検査装置

MRI検査装置

PET検査装置

人工股関節

脳波計

自己血糖測定器

心電計

カテーテル

(PTCA)

ステント

コンタクトレンズ

眼内レンズ

補聴器

再生軟骨

再生上皮

(皮膚)

筋電計

人工内耳

心臓ペースメーカー

自動体外式除細動器

(AED)

再生角膜

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UMNを克服できるか、人類の将来?

偉大な発明・発見

iPS細胞

:京都大学の山中伸弥教授の研究等

サーチュイン

:アメリカのL・ガレンテ博士、D・シンクレア博士らの研究等

基礎研究から応用研究へ

新薬開発のスピードアップ

人間は何歳まで生きられる?(120歳説:大還暦、昔寿)

2008年8月20日付のインド紙ヒンズーなどは、西部ジャイプールで19日

「世界最高齢」の138歳とされる男性のハビブ・ミアンさんが死去した

と報じた。

ギネスブックは世界最高齢とは認定していない。

ミアン氏の

年齢については諸説あり、年金の受給記録書には1878年5月生まれ(

130歳)とある。

現在ギネスブックで認定されている世界最高齢はフランスの女性・ジャン

ヌ・カルマンさんの122歳164日(1875年∼1997年)である。2位は日

本の男性・泉重千代さんの120歳237日(1865年∼1986年)、3位は

米国の女性・サラ・クナウスさんの119歳97日(1880年∼1999年)。

大切な「健康寿命」と「医療の倫理」(人間は何歳まで生きてよいか?)

(18)

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最先端研究開発支援プログラム

(ヘルスケア分野)

研究者(所属)/主な受賞歴 研究開発の概要 助成額 山中伸弥(京都大)/ガードナー国際賞 他 再生医療用iPS細胞バンクの基盤構築と糖尿病・パーキンソン病・心筋梗 塞を対象にした前臨床研究を実施し、 iPS細胞による再生医療技術を確立 50億円 白土博樹(北海道大)/日本放射線腫瘍学会会 長賞 他 ガンを自動的に追尾して治療する世界最先端の放射線治療装置の開発 36億円 永井良三(東京大)/日本動脈硬化学会賞他 スーパーコンピュータ及び先端バイオ技術を駆使し、未解決のガンや心臓病 を治療する最適医療技術を開発 35億円 片岡一則(東京大)/高分子学会賞 他 ナノバイオテクノロジーにより、ガンの早期発見・精密診断、副作用の低い治 療を可能とする技術の開発 34億円 田中耕一(島津製作所)/ノーベル化学賞 他 次世代質量分析システムを開発し、そのシステムを用いたガンやアルツハイ マー病の診断・治療を確立 34億円 岡野光夫(東京女子医科大)/江崎玲於奈賞 他 再生医療産業化に向けた、角膜・心臓・食道等の細胞シートの作成と治験 、実用化 34億円 岡野栄之(慶応義塾大)/日本医師会医学賞 他 遺伝学的解析を用いて脳のメカニズムを解明し、統合失調症・精神疾患の 発症原因を突き止め、創薬・治療につなげる 31億円 川合知二(大阪大)/日本化学会学術賞 他 1分子解析技術を用いて、15分以内でウイルス・病原菌やガンの検査が可 能な検査システムを開発 29億円 児玉龍彦(東京大)/ゴールド・メダル東京テクノ・ フォーラム21賞 他 ガンの再発・転移を治療する「ゲノム抗体医薬品」の開発 29億円 審良静男(大阪大)/日本学士院賞 他 感染症やガンを治療する免疫制御法の確立 25億円 山海嘉之(筑波大)/世界テクノロジー賞大賞 他 高度化したロボットスーツ等をリハビリや高齢者の生活支援等に応用し、健 康長寿社会に貢献 23億円 柳沢正史(米テキサス大、研究支援機関は筑波 大)/塚原仲晃記念賞 他 睡眠・覚醒などの高次精神活動の制御法を開発、高血圧・肥満等の生活 習慣病の予防・治療に貢献 18億円 出所:総合科学技術会議(議長・鳩山由紀夫首相)の公表資料(2010年3月9日)より作成。(敬称略、助成額順で記載、金額は億円未満を四捨五入)

(19)

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長寿遺伝子「サーチュイン」の発見

サーチュイン

(Sirtuin):米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が

発見した遺伝子。

ガンの抑制、活性酸素の消去、筋力の増強、糖尿病の予防、

脂肪の燃焼、老化の抑制に関連する遺伝子

で、どの動物にも存在する。

マサチューセッツ工科大学の

レオナルド・ガレンテ教授

(1953年∼

※ガレンテ教授は、サーチュイン活性分子の薬剤開発

を目指して、2006年にエリクサー社(Elixir)を設立。

著作:『Unlocking the Secrets of Longenity

Genes』

サーチュインの働き

肝臓・すい臓 →

糖尿病を防ぐ

大腸

ガンを防ぐ

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サーチュインを活性化する引き金は何か

課題は活性化

:サーチュインを活性化する引き金は何か?

(1)実験:サル120匹の20年間の食事実験(サルの年齢は27歳:人間の年齢で80歳程度)

カロリー制限を行うと、NAD(Nicotinamide

Adenine Dinucleotode)が豊富になり、その結果、

サー

チュインによるサイレンジング

(アセチル基を取り去る反応:ハサミで切る)が起こり、老化を遅らせる。

普通食(カロリー制限なし)

・・・老化が進行している。

少食(カロリー制限あり)

・・・老化の進行が遅い。

【病気を持っていない比率と年齢】

カロリー制限したサルのガン、心臓病、糖尿病

などの罹患率は制限のないサルよりも低い。

病気を 持 っ て い な い サ ル の 比率 サルの年齢 カロリー制限なし カロリー制限あり 出所:米ウィスコンシン国立霊長類研究センターの調査より(米サイエンス誌、2009年7月10日)

(21)

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サーチュインを活性化するもの

1.

カロリー制限食(7割のカロリーと十分な栄養をバランスよく摂取)

2.

赤ワインやブドウの皮に含まれる「

レスベラトロール

3.

その他の薬剤では、①アスピリン、②シロスタゾール(プレタール

®

)、

③プラバスタチン(メバロチン

®

)、④ピタバスタチン(リバロ

®

(2)実験

赤ワイン

ポリフェノール

レスベラトロール

「血管内皮細胞の活性化」

アスピリン

効能:消炎・解熱・鎮痛

(実は、抗血小板凝固も)

プラバスタチン

(メバロチン

®

効能:コレステロール低下

シロスタゾール

(プレタール

®

効能:血栓防止

ピタバスタチン

(リバロ

®

効能:コレステロール低下

(22)

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21

赤ワイン由来のレスベラトロールの働き

× ×

テロメアDNAが

短くなってしまう

老化が進む

テロメアDNAが

長く保たれる

寿命が延びる

テロメアDNAは

露出しにくい

テロメアDNAが露出し

活性酸素が作用

ヒストンが

アセチル化

テロメアDNAは

ヒストンに覆われている

レスベラトロール

Sir2が

ヒストンの

アセチル化を

防止

Sir2(サーチュイン)

レスベラトロールがSir2(サーチュイン)を活性化

ヒストン:DNA結合制御タンパク質 ヒストン

活性酸素

(老化の原因)

加齢による老化

出所:米ハーバード大学医学部の研究結果より改変して作成。

(23)

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22

2050年までに予想される新医療技術

2015年

人工培養された心筋組織や肝細胞の移植が実用化。

ガンに有効な免疫学的治療法が実現。

2017年

新型インフルエンザに対する予防法と治療法が確立、インフルエンザが克服される。

アルツハイマー病の発症メカニズムが解明され、治療法が開発される。

2018年

人工聴覚が実用化する。

2型糖尿病の根本的治療法が開発される。

2019年

アルツハイマー病の根治薬が開発される。

老人性骨粗鬆症の予防法が一般化する。

ワクチン療法などによるエイズの根本的治療が可能になる。

関節リウマチの根本的治療法が普及する。

アトピー性皮膚炎の根本的治療法が普及する。

パーキンソン病の根本的治療が可能になる。

2020年

人工視覚が実用化する。(人工網膜)

世界の緑内障患者数(6700万人)が、この年までに8000万人に拡大する。

2023年

ガンのオーダーメード治療(パーソナライズドメディスン;個別化医療)が開始される。

筋萎縮症、筋ジストロフィー症の根本的治療が可能になる。

2024年

肝臓、腎臓、心臓の再生医療が実用化する。

2030年

ガンの予防、転移防止や転移ガンの治療が可能になる。

必要な臓器を自分の細胞から再生することが可能になる。

2050年

世界の総人口が91億人を超える。

赤:新薬・治療法 青:再生医療 黄:オーダーメイド治療(個別化医療) 緑:予防 出所:博報堂生活総合研究所のHP「未来年表」、HS振興財団「20年後の保健医療の将来動向調査II」より作成。

(24)

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医薬品の進化

∼21世紀はバイオ創薬の時代∼

ペニシリン アスピリン インスリン ペニシリン アスピリン インスリン 向精神薬 向精神薬 NSAIDS (非ステロイド性 抗炎症薬) NSAIDS (非ステロイド性 抗炎症薬) H2-受容体拮抗薬 β受容体遮断薬 H2-受容体拮抗薬 β受容体遮断薬 分子標的医薬品 分子標的医薬品 バイオ医薬品 バイオ医薬品 MHG-CoA還元酵素阻害薬 (高コレステロール血症治療薬) ACE阻害薬 MHG-CoA還元酵素阻害薬 (高コレステロール血症治療薬) ACE阻害薬 加齢に伴う変性疾患、 炎症、ガンの治療薬 加齢に伴う変性疾患、 炎症、ガンの治療薬 天然物由来成分と その誘導体 偶然による発見 有機合成技術の進歩 によるスクリーニング 生体内の受容体の 働きに着目 ゲノム技術の 応用 (遺伝子工学) 細胞薬理学/ 分子生物学 ゲノミクス/ プロテオミクス 1900 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 新薬誕生 の サ イ ク ル 参考:「 創薬の場 としての競争力強化に向けて-製薬産業の現状と課題-」(医薬産業政策研究所、2005年11月)より改変して作成。 データ出所:「PhRMAIndustry Profile 1999」より改変。

ゲノミクス(ゲノム科学)・・・ゲノム(ある生物のもつ全ての遺伝情報、 染色体や遺伝子全体)について研究する生命科学。 プロテオミクス・・・プロテオーム(組織や細胞に存在するタンパク質 の総体)を扱う解析。例えば、がん細胞と正常細胞のプロテオームを 比較することにより、がん化の原因や治療方法を研究することなど。 個別化医療、 遺伝子治療、 再生医療 個別化医療、 遺伝子治療、 再生医療 ヒトインスリン インターフェロン ヒトインスリン インターフェロン 生体内の酵素 の働きに着目

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バイオ創薬のサイクル

創薬

サイクル

大手製薬会社

参考:リサーチペーパーNo.23「国際比較に見る日本の製薬企業」(医薬産業政策研究所、2004年)より一部改変して作成。

創薬ベンチャー

研究開発

(投資)

新薬創出

(製品)

収益

(回収)

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2050年までに活躍が期待される企業群

1.新薬

2.再生医療

アステラス製薬

エーザイ

第一三共

武田薬品工業

など

オリンパス

科研製薬

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

セルシード

帝人

テルモ

日本ケミカルリサーチ

など

創薬ベンチャー

アールテック・ウエノ

カルナバイオサイエンス

キャンバス

など

3.予防医学(遺伝子治療)

4.オーダーメイド医療(個別化医療)

アンジェスMG

タカラバイオ

プレシジョン・システム・サイエンス

(米)サートリス社、エリクサー社

など

オンコセラピー・サイエンス

カルナバイオサイエンス

キャンバス

など

(会社名は五十音順)

(27)

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26

眼科・皮膚科領域で充分な治療法がない病気に対して画期的な新薬を開発するグ

ローバル創薬バイオベンチャーで、医薬品販売および医薬品開発支援・受託製造

サービスにより一定の収益力を有し財務体質も強固。社長が現場医療に通じた医

師であり、医師目線で会社経営というユニークな存在。

会社説明を行う

会社説明を行う

社のご紹介

社のご紹介

株式会社アールテック・ウエノ

代表取締役社長

真島

行彦

カルナバイオサイエンス株式会社

代表取締役社長

吉野

公一郎

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社

代表取締役社長

田島

秀二

キナーゼ阻害薬に関する創薬基盤技術を用いた創薬研究(創薬事業)と製品・サー

ビスの販売(創薬支援事業)を展開するバイオベンチャー企業。効果的でかつ副作

用の少ないキナーゼ阻害薬の早期創製・導出を目指す。世界トップレベルのキナー

ゼ数を保有。

独自のDNA自動抽出技術を持つバイオベンチャー。スイスのロシュやキヤゲンなどの

世界的なバイオ診断企業へのOEM供給を通じて、従来の研究開発分野だけではな

く最近では新型インフルエンザ検査等にて臨床現場でも装置は利用されている。稼

動している累積台数は7,000台を越え、世界標準になっている。収益力の高まりを

受けて、今期から初配当を行う方針。

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27

参考文献・資料

「難病東大生」

内藤佐和子著(サンマーク出版

2009年10月刊)

『「長寿遺伝子」を解き明かす』(レオナルド・ガレンテ、白澤卓二共著、日本放

送出版協会刊、2007年11月刊)

「長寿遺伝子を鍛える∼カロリーリストリクションのすすめ∼」(坪田一男、新潮社、

2008年10月刊)

「老いない、病気にならない、方法」(白澤卓二、朝日新聞社、2007年11月刊)

「JAMA:The Journal of the American Medical Association」(2010年2月)

「平成20年

簡易生命表」

厚生労働省

「平成21年版

厚生労働白書」

厚生労働省

「大型医薬品売上高ランキング2008」(ユート・ブレーン社)

「Health Data 2009」

OECD

「製薬産業の将来像∼2015年に向けた産業の使命と課題∼」

(医薬産業政策研究所、2007年5月)

「平成17年度(2005年)国内基盤技術調査報告書」

ヒューマンサイエンス(HS)振興財団

「未来年表」博報堂生活総合研究所のHP

「20年後の保健医療の将来動向調査II」

ヒューマンサイエンス(HS)振興財団

参照

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