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データ通信システムにおけるモデル化と解析

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(1)

l川川11川川|川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川11川川11川川11川11川川11川川11川川|川11川川11川川11川川11川川l川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11山川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川111川川11川川11川川11川11川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川111川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川|川11川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川|川11川111川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川|川川11川川11川川11川11川川11川川11川11川川11川川l川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川11川川11川川11川111川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川l川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川|川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川|川川11川川11川川11川川11川1 │ 1

データ通信システムにおけるモデル化と解析

安井一民,中川軍夫,三道弘明

11川川11川川|川川11川川11川11川11川川|川川11川川11川11川11川川11川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川|川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川11川川11川川|川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川11川川11川川|川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川11川川11川川11川11川川11川川11川11川11川川|川川11川11川11川11川川|川川11川11川11川川l川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川川|川川11川川|川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川11川11川川11川川11川川|川川11川川11川11川11川川|川川11川川|川川11川川11川111川11川川11川川11川川11川11川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川|川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川11川11川川11川111川川11川川11川川|川川11川川11川川11川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川川11川11川川11川11│

1

.

はじめに

近年,データ通信システムは,社会・経済活動の中 心的な役割l を担うようになり,そのシステム機能を有 効に発揮させ,さらに向上させることが強く求められ ている.いわば,このような通信システムに障害や誤 りが生じた場合の社会的・経済的影響の大きさは,計 り知れないものとなってきた. 一方,従来のデータ伝送は,既設の電話網等を有効 に活用するために,いわゆるアナログ伝送路を介して 行われてきた.この方式は,データ伝送に際して波形 伝送(連続的な波形)を必要とするために,伝送路に おける減衰ひずみ・遅延ひずみなどの要因によって,伝 送容量を大きくとることが困難であった [1]. く :;-;通信システム > ぐ- :;-;伝送システム 一一う 図 1 データ通信システムの構成例 やすいかずみ愛知工業大学経営工学科 なかがわとしお愛知工業大学経営工学科 干 470-03 豊田市八草町八千草 1247 さんどうひろあき流通科学大学情報学部 干 651-21 神戸市西区学圏西町 3-1 このような背景から,最近では,デ タ伝送の大容 量化や高品質化をめざして,伝送路のディジタル化が 全国規模で推し進められており,いわゆるデ タ通信 システムに対する高信頼化への社会的要請は,極めて 大きなものとなってきている. ところで,一般にデ タ伝送においては,通信回線 の瞬断・雑音・ひずみなどの妨害により,データ誤りの 発生は避けられない.このため,データの高品質化の ための誤り制御が不可欠とされ,高信頼化の視点から いろいろな方法が考案されている.その主な誤り訂正 方式を分類すると.

(

1

)

FEC (

f

o

r

w

a

r

d

e

r

r

o

r

c

o

r

r

e

c

t

i

o

n

)

方式.

(

2

)

ARQ

(automatic-repeat-request) 方式.

(

3

)

H

y

b

r

i

d

ARQ 方式の 3 つに大別される [2]. これらの うち,実際にどのような方式を採用するかは,要求さ れる誤り特性や遅延時間などを考慮して決定される 最近は,スル プット向上の観点から. (3) の方式に 関して種々の方法が提案されている [3 , 4]. また.

(

2

)

の ARQ 方式は.誤り制御が比較的簡単であることか ら. 2 地点間データ伝送システムに幅広く用いられて いる [5 ~

8

]

.

ここでは. (2) の方式におけるいくつかのモデル化 を試みる.この ARQ 方式は,伝送デ タに誤りが生 じた場合,デ タを再送することによって,いつか正 しく伝送できることに着目した方式である.しかし. 通信回線に障害が発生していて何回も正しく伝送で きない場合.再送を早急に打ち切り,適切な措置を講 ずる必要がある.通常のデ タ伝送プロトコルには, 経験的に再送回数の上限値が設けられているが,その 理論的な根拠は希薄である 以下では,ある伝送システムに間欠的な障害が発生 するという状況のもとで,この再送回数の上限値をど のように設定するかを議論する.

(2)

2

.

モデルの設定と解析

ある伝送システムが,単位ブロックの送信を開始し てから,当該フe ロックが連続 j 回誤る確率を Qj

(

j

=

1

,

2

, •• .),

Qo 三 1 とおく.また, 1 回の単位フ辛口ック の送信に要する時聞を平均。とする.単位ブロックが 連続 N 回誤った場合は,送信を中止して伝送回線の 状態等をチェックし,適切な措置の後に伝送をやり直 すものとする.なお,これに要する時闘を平均むと おく.

2

.

1

伝送誤り確率のベイズ論的推定 [10]

まず,単位ブロックが誤る確率を q とおく.この q の値は本来未知であるが,過去の経験などから,どの 程度の値をとるかを推定する.すなわち,このような 事前の知識を利用して,それを確率分布という形で定 量的に表すことを考える. 事前分布は,いわば主観確率を表現したものである から,その分布形は自由に決定することができるが, ここでは共役事前分布 [9] を用いる.誤り確率 q のも とで再送を繰り返す行為は,ベルヌ イ試行を構成す る.すなわち,このような場合の q に対する共役事前 分布はベ タ分布であることが知られており,その密 度関数は, B(-..) をベータ関数として.次式で与えら れる. qα ー 1(1_

q

)

-

1

f

(

q

)

='

n / . " 0 壬 q 三 1; 白 , ß>O.

(

1

)

B( α , β) ここで,ベータ分布のパラメータ白 J を設定するこ とが必要であるが,式 (1) で与えられるベ タ分布を もっ確率変数 Q の事前平均と分散は,それぞれ,

E(Q)

= 一三一

α+β'

(

2

)

V(Q)

=

αβ(3)

(a +β)2(臼+グ十 1) で与えられる.従って , E(Q) と V(Q) の値を指定し, 式 (2) , (3) を白 , ß に関する連立方程式として解くこ とにより,白, β の値を設定することができる. 以上の議論から,単位ブロックが連続 j 回誤る確率 Qj を,式 (1) の事前分布 f(q) を用いて次のように推 定することができる.

[l_

irl_¥J

r(白+ j) r(白 +ß)

Qj

=

I

q

J

f

(

q

)

d

q

=

J ん r(白 +β+ j) r(白)

(

4

)

ここで, r( ・)はガンマ関数を表す.このとき , q

(

j

+

1)三 Qj+dQj とおくと,

2

0

6

q(j 十 1) =ユ芋で

α 十 ρ 十 J となり , q (j) は j に関して単調増加関数であり,誤り 確率は再送回数とともに増加することがわかる

2

.

2

間欠障害を伴う ARQ モデル

実際のデータ伝送における誤り現象が,どのような 要因とプロセスによって生起されるかを記述すること はむつかしい.ここでは,伝送回線にはその要因とな る現象が,ランダムに発生と消滅を繰り返している ものと仮定し,これを間欠障害としてとらえる.いわ ば,間欠障害の生起に閲して,伝送システムは図 2 の ような 3 つの状態になり得るものと考える. 通常 一時障害 固定障害 図 2 伝送システムの状態推移 このような伝送システムのもとで,単位ブロックの 送信を開始する.そのとき,通常状態では生じない誤 り現象が,この間欠障害の発生によって生起したり, または,通常状態の潜在的な誤り現象が,この間欠障 害の発生によって助長されるような 3 つの ARQ モデ ルを設定し,単位フF ロックの送信が成功するまでの平 均時間を最小にする最適再送回数 N* を議論する,

2

.

2

.

1

一時障害状態をもっ ARQ モデル [11] 最初は,簡単なモデルを設定しよう.図 2 において, 状態 1 から状態 2 ,状態 2 から状態 O への推移がな し、場合の伝送システムを考える.すなわち,伝送シス テムには,データ誤りの要因となる障害が,指数分布

1

-

e-Àl に従って間欠的に発生し,その障害は指数 分布 1

-

e 凶に従って潜在した後,消滅するものと する 単位ブロックを送信したとき,もし伝送システ ムに障害が潜在していなければ正しく送信され,障害 が潜在していたならば , j 回目の送信に対して確率 qj (j ニ 1 , 2 ,ー. )でデ タ誤りが発生する. そのとき,伝送システムが時刻 0 で状態 i にあり, 時刻 t で状態 j にある確率 P;j(t)

(i

,

j

=

0 , 1) は,

(3)

M P H P

+

+

AA ρ し ρ し 一 μ 一 μ λ 一+μ一+ 一、 .A 一、 A +一 一 μ 一 μ μ一+μ一十 て A 一、 λ 一一一一 月 p 九 l(t) =:

1-Poo(t)

,

Pl

l(

t

)

=:1-PlO (t) で与えられる. 伝送システムの初期状態を,時刻 O で状態 0 から 出発すると仮定するとき,単位ブロックの送信が成功 するまでの平均時間 H

1

(N) は,次式で与えられる.

H

1

(N)

=:

{a叶+ む叶+叶巾叫九ん削叫

PQ1(a)

バ巾州(い例白吋)

N 一 l 、,

x

L

Q

j

[

P

l

l

(

a

)

F

-

l

~ /

{

1

-

Po

1(

a

)

Q

N

[

P

l

l

(

a

)

]

N

-

l

}

-

v

ここで , Qj 三 qlq2 ・・ • qj とおく. N彬を求めるために ,

H

1

(N

+

1

)

-

H1(N) 三 O とお くと,

仇一附則

吋一♂川町

l

山一蜘

N

μM

Q寸削

を得る.式 (6) の左辺を L

1

(N) とおくと ,

q

j

(

j

=: 1 , 2 ,・. )が J の単調増加関数ならば , L

1

(N) は N の 単調増加関数となり,

limj

• 00 q

j

=:1 ならば,式 (6) を 満たす有限で唯一の N事が存在することが示される. この場合,ベイズ論によって E(Q) と V(Q) を与 え,単位フーロックが j 回誤る確率 Qj を式 (4) から推 定する とくに , 11λ=:

21600a

,

11μ=:

300a

,

V(Q)

=: E(Q)x0 .45 のとき , H1(N) を最小にする N 事の数値 例を表 1 に示す. 表1: H1(N) を最小にする最適再送回数 N 喰 りニ 90a

5

1

2

6

8

2

.

2

.

2

固定障害状態をもっ ARQ モデル [12] このモデルは,図 2 において,状態 2 から状態 O へ の推移がない場合であり,状態 2 は吸収状態である. すなわち,間欠障害は指数分布 1

-

e-Àt に従って発 生し,ある期間潜在した後,一時障害として消滅する か,あるいは固定障害状態に進展する. 障害の潜在時聞を表す確率変数を X とし,継続 時間の上限値を表す確率変数を Y とするとき,事象

{X :

:

:

:

Y} が生起したならば一時障害として消滅し, 事象 {X

>

Y} が生起したならば固定障害状態へ進展 する.ここで, Pr{X 壬 t} 三 1

-

e- μ t , Pr{Y 壬 t} 三

1

-e-

6t

(

t

:

:

:

:

0) と仮定する. そのとき,伝送システムが時刻 O で状態 t にあり, 時刻 t で状態 j にある確率 Pij(t)

(

i

=:

0

,

l

;

j

=:

0

,

1

,

2)

は,

P

o

o

(

t

)

」ー I(μ +O-rか r2

t

q -'2 L

一 (μ +

0 -rde-r

,

t]

(

7

)

九l(t) =:古 [e-

r2t

_ e

九日(t)=Ft[fT2t

E

T

1

7

1

ゆ)

P

l

l

(

t

)

己石[(λ _

r

2

)

e

-

r2t

rde-r, t]

(

1

0

)

P02(t) ニ 1-Poo(t) 一乃 l(t) ,

P1

2(

t

)

=:l-P川 t)-Pll(t) で与えられる.ここで,

日 H入 +μ +

0+

y'(A+ J1 +0)2 ω!

日;卜 +μ +0- y'(A+ J1 +0)2 ー ωl

ここでは,伝送システムが通常状態であっても,あ る一定の確率でランダムな誤り状態が存在し,その誤 り状態が間欠障害の発生によって助長される場合を 考えるすなわち,伝送システムが,状態 0 ,状態1, 状態 2 のいずれかの状態にあるとき,データ伝送によ って単位ブロックが誤る確率は,それぞれ qo , ql , ので あるとし,

0

:

:

:

:

q

o

:

:

:

:

q

l

:

:

:

:

q2 と仮定する さて,伝送システムが時刻 0 で状態 i(i=:O , l) か ら単位ブロックの送信を開始したとき,当該ブロック の送信が連続 j 回誤る確率を Qi ,j (jニ 1 , 2 ,

• •

.)とす ると,次のような関係式を得る. Qo ,j 二 Poo(α )qoQo ,j ー 1

+

P01( α )ql

Ql

,

j-l

十九 2(α )q~ ,

(

1

1

)

(4)

Q1 ,j ニ PlO(a)qoQo ,j-1

+

P

l1

(a)q1Q1

,

j-1

+

P12(a)q~.

(

1

2

)

ここで . Qi , O 三 1 とおく.この方程式を解くことに よって . QO ,j を次のように求めることができる. Qj 三 Qo,j

{

[

81

-

q川a) 一月1(α))Jsi

-[

8

2

-q1(P

l

l(

a

)

一 九削

P01(a)バ巾州a吋州州)片川山似)]8料]μ凶8~

/(いs釘ト……

1-

パ一→寸s匂叫

2

)

+ω{ [8

1

乃メa)-q1[P

ll仇

(α)

一川町

)J] (主計

一卜州)

-

qdPl

l

(

a

)

P

o

2

(

a

)

-ん(a川)J] (会お)

/(8

1

-8

2

) 円以)川)

ここで,

81 三 ~(K1+ 布)

82 三~(K

1

ー♂

~),

Iイ1 三 qoPoo(a)

+

q1Pll(a)

,

K

2

三 [qoPoo(a)

-q

1

Pl

l

(αw

+

4qOq1P01(a)PlO(α)

.

よって,単位プロックの送信が成功するまでの平均 時間 H2(N) は次式で与えられる.

a ~f=-;/Qj

+

v

H

2

(N)

=

~~υ ハ _J_ _

v

.

(

1

4

)

,

-<.tN 不等式 H2(N

+

1

)

-

H

2

(N) 三 0 とおくと,

N-1

一一主主一一 (1

-QN) -

>

.

Qj

~ ~

Q N - Q N + I Z J

)

F町リ 咽 E ム

(

を得る.式 (15) の左辺を L2(N) とおくとき .

q

(

j

+

1 )三 Qi+ dQj がJ の単調増加関数ならば . L

2

(N) も N の単調増加関数となる.このとき,

121q(J) と 1 一元(1

-

Qd

,

2

0

8

(

2

8

)

ならば,式 (15) を満たす有限で唯一の N* が存在す る. この場合,過去の経験やデータを用いて,伝送シ ステムが 3 つの異なる状態で誤る確率 qo.

q

1

.

q2 を, それぞれベイズ論などによって推定する.とくに, 1/λ =

2

1

6

0

0

a

.

1/μ =

3

0

0

a

.

qo ニ 0.05.

q

2

= 0

.

9

9

のとき . H

2

(N) を最小にする Nホの数値例を表 2 に 示す. 表 2: H2(N) を最小にする最適再送回数 N事

v

=

6

0

a

り =

9

0

a

q

1

6

0

a

3

0

0

a

6

0

0

a

60a 300a 600a

0

.

3

8

9

1

0

9

1

1

1

1

0.

4

1

0

1

2

1

2

1

2

1

4

1

4

0

.

5

1

2

1

5

1

6

1

5

1

7

1

8

2

.

2

.

3

一般の誤り状態をもっ ARQ モデル 最後に,伝送システムが,図 2 のような推移をもっ 場合のモデルを考察する.このモデルは,前 2 つのモ デルを包含しているという意味で一般的である.すな わち,状態 2 は吸収状態ではなしある経過時間の後 に固定障害が消滅する.固定障害状態にとどまる時間 は,指数分布 1-e 一ηt に従うものとし,間欠障害の発 生間隔,潜在時間,潜在時間の上限値の各分布は,固 定障害状態をもっ ARQ モデルの場合と同様とする. そのとき,伝送システムが時刻 0 で状態 z にあり, 時刻 t で状態 j にある確率九j(t)

(i

,

j

=

0 , 1 , 2) は, 九州 γ

1

e

γ -z -¥ 1 1 1 / 一 ~'eη ・一 入一一八 J/+ 一% 一 17 一 O 一

7h

一泊ト

前円一一

/IlI\

+一日同/ハ\一

ω 一引 Il

q

-x

(

1

6

)

P

Q1

(

t

)

λη 入

x[(1-~)e-~lt

一 (1- I~) e-~2t] ,

(

1

7

)

P

lO

(

t

)

η(μ +

0

)

1

1

/

2

1

1

-1

2

(5)

[(η(μ+0))γ,t

× μ-'-"--"-1

e

l

ーか -η(勺作-y,t] ,川)

λη1 P川t)

=

:

一一一一一一

l 2 1 - 2

P2

0

(

t

)

=

:

P2

1(

t

)

x [

(入 +η-ìl-:7)eγ1

t

(λ+η

-ì2

-

2

)

e-

-y,

t]

,

(問

η(μ +

0

)

η 1フ

2

l - 2

x [

(1-γ) e叩

一 (1-γ) ぺ,

入η.λη 一一

l 2

l - 2

x

(士山一古川)

(

2

0

)

(

2

1

)

P0

2(

t

)

=

:

1 一九日 (t)

-PO

l

(

t

)

.

PI

2(

t

)

=

:

1

-

P川 t)

-P

l1

(

t

)

.

P2

2

(

t

)

=

:

1 一九O(t) 一九 1 (t) で与えられる.こ こで,

ì1 三 Hλ+μ +0+ η

+ゾ川 +0 ー η円入

2

=

=

H>'+μ +0+ η

- (

>

'

+

t

t

+

(!ー η)2 一仏 デ一夕伝送による単位ブロツクの誤り確E率終は'前と 同様に,伝送システムの各状態 i(i=:0 , 1 , 2) におい て,それぞれ qO. ql. のであると仮定する. さて,伝送システムが時刻 0 で状態 i

(

i

=

:

0

,

1

,

2) にあるとき,単位プロックの送信が連続 j 回誤る確率 を Qi ,j とすると,次のような関係式を得る. QO ,j ニ Poo(a)qoQo ,j-1

+

P01 (a)qlQl

,

j-1

+

P02 (a)q2Q2

,

j-1

,

(

2

2

)

Ql

,

j =

:

PI0 (a)qoQo

,

j-l

+

P

l1

(a)qlQl

,

j-l

+

Pda)q2Q2

,

j-l

,

(

2

3

)

Q2

,j 九。 (a)qoQo ,j-l + 九 l(a)qlQ1 ,j-l

+

P22(a)Q2Q2

,

j-l.

(

2

4

)

ここで . Qi ,O 三 1 とおく. この方程式を解くために,ここでは,実三次方程式 の三角関数による解法 [13] を用いる.その結果. Qj 三 Qo ,j を次のように求めることができる.

Q

S1(5

1

+B)+ ~. 5

{

J 一 (51

-52)

(

5

1

-5

3

)

"

'

1

ここで,

+S2(5

2

+

B

)

+ ~.5~

(

5

1

-5

2

)

(

5

3

-5

2

)

"

'

2

+S'3(5

3

+

B

)

+

c

ci

(

5

1

-53)(52

-

53)υ3

(

j

=

:

0 , 1 , 2γ ・・).

(

2

5

)

B

=

=

[

P

0

1

(

a

)

-P

l1

(

a

)

]

q

1

+[九2(a) 一九 2(a)]q2'

(

2

6

)

C 三 {P01(a)[PI2(a)

-P

2

2

(

a

)

]

+九 2(日 )[P21(a)

-P

l1

(

a

)

]

+

P

l

l

(

a

)

P

2

2

(

a

)

-PI2 (a)P21 (a)}Qlq2

,

(

2

7

)

であり.

5

1

.

5

2

.

53 は, A1 三九日 (a)qo

+

P

l

l

(

a

)

q

1

+ 乃 2(a)q2 , A

2

三 [POO(

a

)P

l1(日)

-

P

0

1

(

a

)

P

lO

(

a

)

]

q

O

q

1

+[乃O(α)乃2(α) 一九2(α) 九日 (α )]QOq2

+

[

P

l

l

(

a

)

P

2

2

(

a

)

-

P叫a)九 l(a)]q1q2 ,

(

2

8

)

A3 三 {Poo(a)[PI2(a)P21(a)

-

Pll(a) 九2(a)]

+

POl(a)[Pω(α )P22(a)

-

Pロ (a)P20(a)]

+

P02( α)[P20(a)Pl1 (a) 一円 l(a)P叫日)]}

X

QOQlq2

,

(

2

9

)

とおいたとき .5 に関する実三次方程式,

53 -

A

1

S

2

+

A

2

5

+

A3 =

0

,

が. 3 つの異なる実根をもっ場合の解として与えられ る. よって,単位ブロックの送信が成功するまでの平均 時間 H3(N) は,式 (25) の Qj を式 (14) へ代入して 求められ,前と同様の議論をすることができる.従っ て . N* は,この Qj を用いて,式 (15) を満たす最小 の整数として求めることができる.

2

0

9

(6)

とくに, 1/入ニ 21600a , 1/μ =

300a

,

v

= 60a

,

q

o

=

0.05

,

q2 ニ 0.99 のとき , H3(N) を最小にする N* の 数値例を表 3 に示す. 表 3: H3(N) を最小にする最適再送回数 N稼 1/η =

300a

1/η =

600a

q

l

1

/

8

60a 300a 600a 60a

300臼

6

0

0

a

0

.

3

9

1

0

1

1

8

1

0

1

1

0

.4

1

1

1

2

1

3

1

0

1

2

1

3

0

.

5

1

3

1

6

1

6

1

2

1

5

1

6

3

.

おわりに

ここでは,デ タ伝送における ARQ 方式に関して, 高信頼化の視点から,いくつかのモデル化を試み,単 位ブロックの送信が成功するまでの平均時間を導出 し,それを最小にする再送回数を議論した. ARQ 方式には,よく知られているものとして (1)

s

t

o

p

-

and ー ωait 方式 [5 , 6] ,

(

2

)

go -b

a

c

k

-

N 方式

[7]

,

(

3

)

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l

e

c

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v

e

-

repeat 方式 [8] がある. (2) の方式 の典型例として HDLC

(

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i

g

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-

l

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v

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l

d

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t

a

l

i

n

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n

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l

)

があり.スループット向上の観点からは (3) の方式が 優れているが,反面,誤りブロックの再送等によって 受信ブロックの順序が乱されるため,受信側において 再整列の機能が必要となる.ここでは,取扱いが簡便 な (1 )の方式を対象にモデル化を行った 実際的な面から,伝送システムにおけるデータ誤り 現象を,どのような要因によって記述し,いわゆる信 頼性評価の尺度として,どのような指標を設定すべき かは重要かつ興味ある問題である.例えば, FEC 方 式における誤り見逃し率の低減方策や,

Hybrid ARQ

方式におけるスル プット向上方策,さらに ATM

(

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c

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n

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u

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mode) における高信頼化方策 など,より実用的なモデル化への取り組みとともに, この方面に対する今後の研究が期待される.

参考文献

[1] 副島俊雄編:“新・データ伝送システムペ p.310 , 産業図書 (1984). [2] 電子情報通信学会編:“電子情報通信ノ、ンドブッ クペ p.3052 ,オーム社 (1988).

2

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ARQ systems"

,

IEEE

7ト.ans.

Commun.

,

CO 恥f・ 35 ,

10

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COM・ 34 , 2 ,

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,

COM・ 23 ,

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Commun.

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COM・ 26 ,

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.

[10] 三道弘明,中川軍夫,小池慎一:“デ タ伝送 における最適再送要求回数に関するベイズ論的 アプロ チペ信学論 (A) , J75・ A ,

7

,

p

p

.

1

1

8

9

-1

1

9

2

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1

9

9

2

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[11] 安井一民,中川車夫,本告光男:“間欠障害を伴う データ伝送システムの 2 段階誤り制御方策信 学論 (A) , J75・ A ,

5

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p

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4

4

-

9

4

8

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1

9

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[12] 中川軍夫,安井一民,三道弘明:“間欠障害を伴 うデ タ伝送システムの最適 ARQ 方策ぺ信学 論 (A) , J76・ A ,

8

,

pp.1201-1206(1993) ー [13] 高木貞治:“代数学講義", p.381 ,共立出版 (1969).

参照

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