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関節遊離体の経験

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Academic year: 2021

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(東京女医大誌第28巻第2号頁:101−110昭和33年2月)

関節遊離体の経ゼ験

1.緒 東京女子医科大学整形外科学教室(主任 森崎直木教授) 言 北 キタ 澤 ザワ 俊 トシ

ロウ (受付 昭和32年11.月11日) 関節遊離体と便宜上呼称したが実際には関節腔 内に完全に遊離しているものだけを意味するので はなく,関節軟骨に結合織性に癒着しているもの とか滑膜内に埋没せられているもの,或はまた董 をもつて滑膜と連絡しているもの等を総称して関 節遊離体と呼ぶことにした。いいかえれば単にX 線所見で関節近くに遊離して.見えた病的の小体の 意味である。 著者は既に第206回整形外科集談会東京地方会 において関節遊離体の8例を報告したが更に4例 を加えて12例を報告する。症例は東京女子医科 大学整形外科学教室において昭和26年及び27年 の2年閤の外来薪患総数160「o名中より発見し得 た12例であり,本症がそれ程稀なものではないと いう感を深くした。 ll.症 例 A.外傷性関節遊離i体 関節部骨折による関節遊離体の症例

症例1.13才,女,学生

山畑関節の運動制限を主訴として1951年7月 23日来院。3カ月半程前にバレーボール中左手を ついて倒れ左一上腕骨内匠骨折の診断をうけ副子固 定を1ヵ月行った。以後接骨師により矯正マツサ ーーWを受けていたが関節の運動性が完全に恢復し ないという。左肘関節は外反肘を示し,屈曲75Q, 伸展155。,回内回外制限あり。左四関節の空気注 入レ線像にて澆側顯骨折を認め2コの小骨折片の 遊離があり,1コは完全に関節腔内にある。マッ サージを行って経過をみていたが嵌頓症状が現わ れてきたので骨折片の摘出を行い2コの遊離体を 摘出しk。この中1コは関節州内に遊離し嵌入し ているのを確認した。

症例2.24才,男,会社員

左三関節の運動制限および疹痛を主訴とし1952 年3月6日来院。12年前に:二二二二の脱臼をして 整復したことがあるという。前日にすべって転ん だ際左手をついたのが直接の原因である。左門関 節は屈曲90。,伸展160。,腫脹,櫨二上穎に圧痛 著睨,回内回外制限はない。単純撮影および空気 注入撮影にて上腕擁骨関節に小豆大の遊離体1コ を認め,一部関節内1(一一部関節腔外に出ている。 手術的に摘出を行った。

症例3.20才,女,学生

1ヵ月前自転車より転落,左門関節をうった。 受傷直後は左肘関節の腫脹,疹痛があり湿布を行 っていtが屈曲,伸展の制限及び疹痛が去らない ので1952年9月30日当科を訪れた。 二二関節は屈曲65。,伸展166Qで運動に際し 二二音あり。空気注入レ二二にて左上腕澆骨関節 腔内にユコ,二二上穎外側に1コの遊離i体を認め たので手術的に摘出を行った。 B.離断性骨軟骨炎による関節遊離体の症例 1)第Hケーラー氏病によるもの。本症による ものも離断性骨軟骨炎の結果遊離体を生じたるも のと考えられるゆえ本項に入れた。 症例4.2ユ才,女,会社員

1952年6月18日初診。5年前に転んで左足捻

挫の既往があり,以後長途の歩行に左第豆趾根部 に痙痛を感ずる様になりまた該部が次第に背側に 突出してきたのに気付いた。他覚的には軽度の践 行,ac if中足骨小頭の足背への突出,同部の圧痛,

Toshiro KITAZAWA (Department of Orthopedic Surgery, Tokyo Women’s Medical College) : Case

reports of loose bodies in joints.

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第■趾の伸展の制限等があり,レ線所見にて第H 中足骨小頭の扁平化と側面像により3コの遊離体 が証明された。手術により中足骨小頭の背側より 離断しつつある2コの小体と関節裂隙に嵌入せる 金蝿大の有華の平滑なる小体を摘出,骨欠損部に 骨移植を行った。また滑膜に著明な絨毛増殖を認 めた。 遊離体の組織所見は壊死に陥った骨海綿質とそ れを掩う硝子軟骨から成り離断面には不規則な線 維軟骨の層がみられた。 2) 離断性骨軟骨炎によると思われるもの。 本項に属する二症例は離断性骨軟骨炎の確実な る診断は得られていないがレ線所見,手術所見ま たは組織所見等から一応本項に入れておいた。

症例5.34才,男,労働者

コンクリート作業中急激に左肘関節に疹痛を感 じ翌日には全く動かせない程の痛みとなった為

1951年5月12日来院す。特に外傷の既往はな

い。左肘関節は屈曲1工0。,伸展1440,外側部に 腫脹著明,発赤はなく局所熱感がある。外側の関 節裂隙に圧痛があり回内回外の制限もある。空気 注入レ線像にて上腕骨上端前方に大豆大の遊離体 を認めたので手術により大豆大の不規則な形をし た遊離体1コを摘出した。摘出遊離体の組織学的 所見は元の母組織を思わせる骨組織と,骨髄細胞 を有する骨髄組織らしき部が主体を成しこれを掩 う結合組織の層があり,この部は循環障碍並びに 慢性炎症が続いていることが老えられる所見であ る。

症例6ユ9才,男,理髪業

1951年6月5日初診。5年前より左腕を使い過 ぎると左肘関節の屈曲制限が起り疹痛を伴う様に なった。初診時所見としては軽度の外反肘を示す 外は屈曲伸展共に正常で局所所見も認められな い。レ線単純撮影にて左肘関節のFossa coron− oideaに大豆大よりやや大きい遊離体1コ,尺側 上頴下方にも大豆大のもの1コを認め,空気注入 レ線像にて何れも関飾腔内にあることが分つた。’ 手術により・大豆大及び小豆大の小体2コを摘出し た。2ケ共に表面平滑にて軟骨様硬であった。組 織学的には平面は結合織性の層をもつて囲まれこ の部分より申心に向って小藩骨細胞が大きくなっ て行くのが見られ中心部においては石灰沈着が広 範囲に認められ正常の関節軟骨とは違った所見を 示している。この組織所見からは離断性骨軟骨炎 の結果出来た遊離体か関節軟骨腫症によるものか の区別は困難である。

症例7.26才,男,仕立業

本官はユ951年2月よりチフス性脊椎=炎にて入 院加療中,偶然にレ線撮影で左肘関節に関節遊離 体を発見したものであり,自覚症状なくまた他覚 的所見も全くなく治療も行わずに6年後の今日も 障碍なく経過している例である。 初診時のレ線所見にて左上腕骨下端後:方の関節 腔内に大豆より大きい扁平な小体がみられる。最 近来院を求めてレ線検査を行ったところ遊離体が 後方より前方のFossa coronoideaに移動してい ることが分り,また念の為に対側のレ線撮影を行 ったところ左側とよく似た関糖類離農があり,や はり無症状に経過していることを発見した。摘出 を行わない為に離断性骨軟骨炎の確実なる診断は 出来ない。 C.関節軟骨腫症による関節遊離体の症例

症例8.24才,女,教員

2年前より胸椎カリエスにて入院加療中,1951 年10月半膝関節遊離体を嘉見したものである。 10年前転んで左膝を打ち関節に血液が溜ったとい われ穿刺により排液’してもらったことがある。こ の時は一一カ月で治癒したがその後3回程原因なく 突発的な左膝関節の激痛発作を起し倒れたことが ある。これ等の発作は何れもすぐ治癒したとい う。初診時所見は左膝関節の軽度の腫脹と膝蓋骨 跳動を認め,運動制限はないが運臨時の軋蝶音が あり,触診により遊離体らしきものをふれること が出来アこ。レ線所見にては前後像にて関節裂隙に 3コ,側面像にては4コの大豆大宝豆大遊離体が みられた。手術により摘出を行っアこところ3コは 摘出出来たが1コは摘出出来ずに残したが現在迄 障碍なく過している。 摘出遊離体は何れも灰白色円盤状で表面は平 滑,この内1コは細い董をもつて滑膜と連結して いた。組織所見にて遊離体は大部分が硝子様軟骨 よりなり一部線維軟骨があり,骨髄の発生や骨化 の過程はみられないが軟骨の増殖が著明で独立的 な登育が認められた。これらの所見及び遊離体が 董をもつて滑膜と結合していることより関節軟骨 腫症と考えてよいと思う。 症例9.69’才,男,力士 一一 102 一

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・1951年2月6日初診b30年来職業柄左膝関節 の外傷をたびたび受けた。最近10日程とくに左 膝関節の疹通が激しくなってきたという。他覚的 には運動制限は殆んどないが腫脹及び膝蓋骨跳動 があり炎症所見はない。特有な所見として膝蓋骨 外上方に2コの硬い腫瘤を触知した。レ線単純撮 影にて桜桃大の3コの遊離体を認める外,著明な 辺縁隆起を有する変形性関節症の所見がある。本 心は患者の都合により手術を行わなかったので詳 細な検査は出来なかったがレ線上関節軟骨腫症と した。 D.関節軟骨腫症と離断性骨軟骨炎の合併して いると考えられる症例

症例1G.23才,男,印刷業

1952年5月17日初診。約5年前ガラス片が右

膝関節内側部に刺さり化膿性膝関節炎を併発し・切 開排膿を受け1ヵ月治療した。その後膝関節が不 完全強直を来した為関昏怠動術を行う目的で入院 した。初診時所見にて右膝関節は屈曲115。,伸 展正常,膝蓋骨の運動性も極めて少い。空気注入レ 線像にて大腿骨内燃に接して2コ口遊離体を認め る外,穎聞隆起の辺にも判然としないが遊離体様 陰影を認めた。手術により:大腿骨内穎に線維性に 癒着せる4×1.5 cmのものと大豆大のもの2コ を切除した。形は不規則で軟骨様硬である。また交 叉靱帯に線維性に癒着した直径1.4cmの不規則 な形をした遊離体1コを摘出した。組織所見では 大きな遊離体の方は大半が骨組織よりなりこれに 脂肪髄を有する細い骨梁がみられ,これらを取巻 いて硝子様軟骨の層と結合組織の層があり一部に は骨化の過程がみられ結合組織内には一血管が多く みとめられた。一方小さな遊離体の:方は大部分が 線維産の組織と線維軟骨からなり中心から進行す る骨化の過程がみられるが一般に一血管は僅少であ った。以上の様に大腿骨内属より離断しつつあっ た大きな遊離体の方は組織所見からも離断性骨軟 骨炎と考えられ,一方交叉靱帯に附着していた小 さな遊離体は関節軟骨腫症の組織所見を示してお りこの両疾患の併存せること・を考えさせた一例で ある。

症例U.24才,男,人夫

4日前に12尺の角材が左腕に落下した。その

後左肘関節が運動痛を訴え1952年11月13臼来

院す。初診時所見としては他覚的所見を全く欠く が自覚的に際際関節の運動痛を認める。 単純撮影並びに空気注入撮影により上腕檎骨 関節間に大豆大の2コの小体を認め更にFossa coronoideaにも大豆大の小体がみられる。樹上 腕骨蚕砂頼に骨欠損部と軽度の透明部がみとめら れた。手術により上腕擁骨関節に嵌入せる大豆大 の不規則な形をせる遊離i体ユコ,榛骨小頭後方よ り細い董を有する小豆大の小体1コ,更に尺側顯 前方より碗豆大の滑な小休1コを摘出した。爾滑 膜に著明な絨毛増殖がみられた。以上の如く手術 所見とレ線所見から関節軟骨腫症と離断性骨軟骨 炎の両疾患の併存が老えられるが組織学的検索を 怠った為確認することが出来なかった。

E.Gelenkosteomと思われる症例

症例12.43才,男, ユ952年10月8日初診。半年前より右膝関節の 疹痛,腫脹あり穿刺により排液したことがあるQそ の後患般の昇降時や正座の際に疹痛を感ずる様に なった。伺若い頃より右脛骨結節部の突出してい ることに気付いてわりとくに外傷の既往はない。 初診時所見では右膝関節の運動制限はないが膝蓋 骨跳動あり,脛骨結節部に突出圧痛がある。レ線 所見にて右脛骨上端前方にそら豆大の遊離体とそ の下方に2コの小豆大の小体とがみられる。手術 により膝蓋靱帯に埋没せるそら豆大の不規則な形 をせる遊離体を見付けこの一部は関鼻腔内に露:出 していることが分つた。ままその周囲から小豆大 の遊離体3コ口摘出した。組織学的検査を行って いない為確証はないがレ線所見からGelenkoste− omaが考えられる外,シユラツテル氏病の結果 出来た遊離体も否定出来ない。 皿.考 按 成書によれば関節遊離体は外傷性及び病的の二 種に分けられ,前者には関節部骨折によるものと K6nigの離i断性骨軟骨炎によるものとがある。後 者に属するものとしてRelche1の関節軟骨腫症が あることは衆知の事柄である。またMortonは関 節遊離体とくに肘関節におけるものを次の如く分

類している。即ち1)Congenital group 2)A㏄e− ssory bone 3) Traumatic group 4)・Dege−

nerationであり,Congenital groupはSesamum

cubitiまたはPatella cubiti…等であり,A㏄essory

boneはOl㏄ranonのdevelopmental anomal−

itiesであるといい,Ti raurrriati’c groupはF ractUe

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re及びOsteochondritisであり,Degeneration によるものはArthritisやOsteQchondromatosis であるといっている。著者は症例を関飾部骨折に よるもの,離断性軟骨炎に起因するもの,関節軟 骨腫症によるもの,関節軟骨腫症と離断性骨軟骨 炎:の合併せるもの,Gelenkosteomによるものの 5項目に分けて記述した。 骨折による関節遊離体は3例あり,何れも左肘 関節で上腕骨顯骨折に原因しており,遊離体の位 置は骨折部の近くにあって移動することが少い。 レ線上遊離体は不規則な形をしており上腕骨穎部 に多少の欠損がみられる。外傷の既往は必ずあ り,症状は何れも肘関節の屈曲伸展の制限:と疹痛 であり特有な嵌頓症状の様なものは見られなかっ た。他覚的にも運動制限,圧痛,異常音があっ た。 離断性骨軟骨炎の結果遊離体を生じたと思われ る症例は4例であり,この中症例4は第Hケープ 一一d〈病に続発しており,症例5は組織学的所見か ら離断性骨軟骨炎を確認したが症例6,7は確実 な診断は出来なかったが臨床所見から離断性骨軟 骨炎と考えた症例である。第Hケーラー心病の例 を除き他の3例は凡て肘関節であり,症状はやは り関節の運動制限と疹痛が最も多く,既往に外傷 を有するものは症例4のみで他は不詳である。尚 症例7は無処置のまま何ら障害なく6年間も経過 している事は注目すべきである。 関節軟骨腫症の症例は2例であり何れも膝関節 である。症状は症例8が典型的な嵌頓症状を起し ており,症例9もまた嵌頓症状に類する疹痛発作 を訴えている。関節の運動は2例共に障害されて いないが関節水腫が両者に認められた。症例9は 特に関節遊離体と思われるものを触知することが 出来た。 関節軟骨腫症と離断性骨軟骨炎の併存例は嵯峨 氏により既に発表されているが私も症例10,症例 11の2例を手術所見及び組織所見より確認するこ とが出来た。

最後のGelenkosteomによる関節遊離体は組

織学的に決定することが出来なかったが一応この 様な疾患を疑わしめる一症例であったので特に項 を設けて記載した。 これらの関節遊離体の成因を考えてみると,骨 折によって骨折片が関節腔内に遊離することは容 易に老えられることであり,また所謂骨端炎:に属 する離断性骨軟骨炎や第Hケーラー・L氏品等から遊 離体を形成する機序に関しては,1937年に発表 されt名倉氏の外傷説が一般に支持せられている 様である。即ち外傷による骨組織断裂が原因とな って骨組織内に軟骨分界層が出来これがenchond rale Ossifikationによって骨化が完了すれば骨 傷の一期癒合であり何らかの事情によって分界層 内の軟骨細胞が発育し化骨の完了を妨害すれば Dissektionに至らしめるといっている。 関節軟骨腫症に関しては1900年にRe圭che1が 関節の骨または軟骨と無関係に滑膜より発生す

る軟骨様小体を称してChondromatosis des

Gelenksとしたのが始めであり,これらの原因に ついては,伝染説,外傷説,胎生説,腫瘍説など があり慢性:炎症との関係もあるらしいことがあげ られている。症例は既往に関節血腫があり,症例 は変形性関節症を伴っていることから関節血腫や 変形性関節症も滑膜の絨毛増殖を来し軟骨小体を 発生せしめるであろうことが考えられる。 関節遊離体の症状としては関節の機能障害,疹 痛,異當音,関節水腫等の外特有な症状としての 嵌頓症状や遊離体の触知があるが,嵌頓症状を起 したものはわっかに2例で遊離体を触知したもの はたった一・例である。これによってみれば関飾遊 離体は余り特有と老えられる症状は必発するもの ではないといえる。 関節遊離体が離断性骨軟骨炎によるか,関節軟 骨腫症によるかの区別はレ線所見や手術所見でも 非常に難かしいことが多い様に思われる。前者の 揚合は離断しつつある所見や明かに離断したと思 われる骨欠損部を認める盛合は診断は確かであ り,後者の話合は比較的数が多く手術所見で遊離 体が董をもつて滑膜と連絡していたり増殖した絨 毛の先端に軟骨小体を認めた血合に診断が確実と なる。 IV.結 語 私は当教室において2年間に12例の関節遊離 体を経験し10例に手術を行って諸種検討を加え た結果 1) 関節遊離体は特有な嵌頓症状を呈すること が少く,むしろ関節の一般症状のみを示す揚合が 多い。 2) 診断としてはレ線単純撮影の外に空気注入 一一 104 一一

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レ線撮影が有効でありこれによって単純撮影で発 見出来ないものが癸見出来る場合があり,また閣 節腔との関係を知るのにも便利である。 3)離断性骨軟骨炎によるものか関節軟骨腫症 によるものかの区別は特別の所見のある揚合を除 いて困難である。また両者併存の所見を有する揚 合もある。 4) 治療iとしては摘出がよいが,摘出を行わない でも全く無症状に経過している場合や,取り残し ても障害なく過している揚合があるから必ず摘出 しなくてはならないものではない。無症状のもの や症状の軽いものはレ線上遊離体を認めても直ち に摘出手術を行わずに経過を観察すべきではない かと考える。 搦筆に当り御指導を賜った森崎教授に感謝致します 丈 献

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(6)

症例1.左肘関節

症例2.左 肘 関 節

症例3.左肘関節

症例4.左第2中足指関節

症例5.左肘関節

症例6.’左回関節

一 107 一

(7)

症例7.左肘関節

症例10.右 膝 関 節 症例11. 左 肘 関 節 症例8.左 膝 関 節 轡蕪

騒騒跨馬 懇懇

騨譲

もワか 撫 ご

症例9左膝関節

症例12 右 膝 関 節 一 108 一

(8)

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症例2の組織所見

悪隠糟

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症例6の組織所見

症例4の組織所見

症例8の組織所見

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症例5の組織所見

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症例10の組織所見

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