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ウサギ眼組織からの slow reacthing substance (SRS) の遊離について

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Academic year: 2021

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ケイ エン 氏名(生年月日〉 本 籍 学 位 の 種 類 学 位 授 与 の 番 号 学 位 授 与 の 日 付 学 位 授 与 の 要 件 学 位 論 文 題 目 論 文 審 査 委 員 キン

医 学 博 士 乙第673 号 昭和

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3 日1 学 位 規 則 第

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条 第

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項該当(博士の学位論文提出者〉 ウ サ ギ 眼 組 織 か ら のslow reacting substance (SRS) の 遊 離 に つ い て ( 主 査 〉 教 授 内 田 幸 男 〔 副 査 〉 教 授 柴 田 収 ー , 教 授 野 本 照 子

論 文 内 容 の 要 旨

目的 眼 科 領 域 に お い て , ア ラ キ ド ン 酸 のy-xoloccy g e n a s e 系代謝物であるsnidnalgatsorp (PG s) につし、 ては,すでに多くの研究がなされているにもかかわら ず,easenygoxipl 系代謝物であるseenirtokuel (L Ts) についての研究はほとんどなく,その役割についても 明らかではない.そこで,著者はウサギ限組織に非特 異 的SRS 遊離促進剤であるCa rephonoio A23187 ( A 2 3 1 8 7 ) を作用させることにより, slow gintcaer s u b s t a n c e (SRS) が産生遊離されるか否かについて検 討した.また,ウサギにぶどう膜炎を惹起させ,前房 水および硝子体中にSRS が遊離されるか否かについ て検討するとともに, LT sの種類についても高速液体 クロマトグラフィー用カラム(HPLC) を用いて検討し

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こ. 方法 実験には,体重2.3~2.6kg の雄性, Rex ウサギを用 し 、

k.

1.正常ウサギ眼組織切片からの非免疫学的方法に よるSRS の遊離 虹彩,毛様体,脈絡膜,網膜および結膜組織切片に i n d o m e t h a c i n 存在下でA23187 を作用させ,SRS 活性 を測定した. 2 . 免疫学的方法によるSRS の遊離および精製 B o v i n e serum albumin CBSA) により能動的感作 されたウサギの1眼に, 1

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BSA O. 2ml/ yee を硝子体 内に注入しぶどう膜炎を惹起させ,他限には生理食塩 水0.2m /leey を注入し,対照とした.反応惹起01 およ -745 び42 時間後の前房水および硝子体液を採取し,エタ ノール処理後C-81逆相クロマトグラフィーに添加し て部分精製を行なった.得られた部分精製 SRS の一部 を用いてSRS の活性を測定するとともに,他の一部の 部分精製SRS を3H-LTC. および3H-LTD. とともに, HPLC により展開した.その溶出液の一部を液体シン チレーションカウンターで放射活性を測定し,残りの 溶出液はSRS 活性の測定を行なった. SRS 活性の測定 Watanabe-Kohno and Parker の方法を用いて, 50 ng/ml atropine および~100ng/mlmepyramine 共 存 下 に,モノレモット回腸を用いたMagnus (容量 !)1m 法 に より測定した. なお, SRS 活性の単位にはtinu (U) を用い, 5ng h i s t a m i n e による収縮と等収縮を惹起する量を1U(ミ 1 . 6ng LTD.) とした. 結 果 1.非免疫学的方法による SRS の遊離 A23187 の作用により,毛様体,脈絡膜および結膜か らは,いずれも明らかに強いSRS の遊離量がみられ, また,虹彩においてもかなりの遊離量が認められたが, 網膜からは僅かであった.これらの限組織から遊離さ れたSRS によるモルモット回腸の持続的収縮は,SRS の特異的拾抗剤である FPL55712 の 5~100ng/ml の処 置により用量依存的に抑制された. 2 . 免疫学的方法によるSRS の遊離 抗原注入01お よ び42 時間後の前房水中にはSRS は 認められなかったが,硝子体液中には部分精製後,明

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らかなSRS の遊離が認められた.さらに,硝子体液よ り得られた部分精製SRS をHPLC により分離精製し た結果,LTC 4およびLTD 4が遊離されることが確認さ れた.なお,生理食塩水を注入した対照限の前房水お よび硝子体液中にSRS の遊離は認められなかった. 考 察 SRS 産生の主要細胞は肥満細胞であることが報告 されている.眼組織中の肥満細胞の分布と,本実験に おいて,

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刺激により眼組織から遊離するSRS 量の聞には比較的相関関係が存在することから,ウサ ギ眼組織からSRS の遊離においても,肥満細胞が主役 を演じていることが示唆された.また,免疫学的方法 による実験では, ウサギのアレルギー性ぶどう膜炎惹 起眼の硝子体中には,明らかなSRS の遊離が認めら れ, HPLC による分離精製の結果,LT C.および LTD 4 が確認された.LTC 4およびLTD 4の血管系に対する作 用は,種属および標的部位により大きく異なるが,血 管収縮,拡張および血管透過性允進作用が報告されて いる.ウサギ眼組織血管系に対する SRS の作用は全く 明らかではないが, SRS が炎症の発現に何らかの役割 を演じていることが強く示唆された. 結論 以 上 の 成 績 に よ り , ア レ ル ギ ー 性 お よ び 非 ア レ ル ギー性限炎症時には, SRS が産生遊離され,炎症に何 らかの役割を演じていることが示唆された.

論 文 審 査 の 要 旨

本 論 文 は ア レ ノ レ ギ ー 性 お よ び 非 ア レ ル ギ ー 性 の 炎 症 に 際 し , 眼 組 織 か らslow gtineacr substance が 産 生 遊 離 さ れ る こ と を 証 明 し , こ の 物 質 が 炎 症 の 発 現 に 関 与 し て い る こ と を 示 唆 し た も の で , 学 術 上 価 値 あ る も の と 認 め る . 主論文公表誌 ウ サ ギ 眼 組 織 か ら のowsl gnictaer encastbsu (SRS) の遊離について 日 本 眼 科 学 会 雑 誌 第

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巻 第

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頁(昭和

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日発行〉 副論文公表誌 1 ) 春 季 カ タ ル に 対 す る 2%Disodium Cromog-l y c a t e (インタール〉点眼剤の効果 眼科臨床医報

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硝子体出血治療の基礎的検討と線溶療法 臨床眼科

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3 ) 限炎症におけるロイコトリエンの役割 第1報 実 験 的 ぶ ど う 膜 炎 に 対 す る 抗 SRS-A 剤の効果 臨床眼科

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4 ) モルモット眼組織からのslow gnitcaer -bus s t a n c e (SRS) の遊離 炎 症

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参照

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