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板倉町と連携した『科学的根拠に基づく食育指導』の実践 利用統計を見る

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Academic year: 2021

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板倉町と連携した『科学的根拠に基づく食育指導』

の実践

著者

川口 英夫, 太田 昌子, 佐藤 成美

雑誌名

地域活性化研究所報

12

ページ

14-17

発行年

2015-02

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00007415/

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板倉町と連携した『科学的根拠に基づく食育指導』の実践

実施研究員:川口 英夫(生命科学部生命科学科教授) 太田 昌子(食環境科学部食環境科学科准教授) 佐 藤 成 美 ( 客 員 研 究 員 ) 事業実施日時:平成

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平成

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事業参加者: 板倉町立小学校5年生(東小学校・西小学校・南小学校・北小学校)、 引率の先生方、板倉町教育委員会の先生方 事業参加人数:

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日:

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名,

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日:

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名) 1.事業の目的と効果 1-1. 目的および概要 毎年

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月初旬の土曜日に、

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回に分けて板倉町立小学校(東小学校・西小学校・南小学校・ 北小学校)の

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年生の皆さん(今年度児童数:東小

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人・西小

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人・南小

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人・北小

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人) が東洋大学板倉キャンパスに大学見学のため来校する。そこでこの機会に、児童のさらなる健 康増進を目指して『科学的根拠に基づく食育指導』を実践することが本事業の目的である。 事前に板倉町役場で実施した板倉町教育委員会との打ち合わせの結果、今年度は『体験実験』 を重視することとなった。この『体験実験』の後、授業形式で分かり易い『科学的根拠に基づ く食育指導』を実施することを予定した。授業は総計2時間を想定した。 得られた結果はまとめてデータクリーニングの後、統計的に解析した。今後、全ての解析が 終わり次第、個人のデータおよび全体の統計値と解説を、各児童へ小学校を通してお届けする 予定である。 1-2.効 果 本事業で食と健康に関する実験を体験することで、児童のさらなる健康増進を図る一助とな り得ると考える。 2.事業実施方法 2-1.実施場所 東洋大学板倉キャンパス 3号館の調理実習室で『体験授業』を実施する。その後2班に分け て、約

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分間のキャンパス見学を行う。 2-1.実施内容 下記の順序で学習を進める。着替え等の準備も含め、

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くらいを想定する。

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ズになることを体験することを目的とする。なお、この際に、使い捨ての白衣・帽子・マ スク・白衣を全員が着用する。実際の食品工場ではこの様にして衛生管理していることを 体験することも目的の一つで、ある。 ②①で、作ったチーズを、フルーツで、盛り付けて試食する。この聞に、順次骨密度を測定する。 ③①②の後に、牛乳のカルシウム分(チーズに豊富に含まれる)が骨の成長・形成に有用で あることを講義する。 なお、牛乳アレルギーの児童が含まれる場合は下記の①に実験内容を変更する予定であった が、幸い今年度は牛乳アレルギーの児童がいなかったため、上記の実習を実施した。 ①調理実習室で野菜の色素を用いたゼリーを作る。すなわち、天然色素でゼリーの色付けが 可能なことを体験することを目的とする。さらに、アントシアニンを含む野菜を用いると pHの変化(例:酢をかける)で色が変化する。一方、カロチノイドを含む野菜を用いると 色は変化しないことも併せて実験する。 ②①で、作ったゼリーを可能なら試食する。この聞に、順次骨密度を測定する。 ③①②の後に、野菜のビタミンB群がないと骨の成長・形成ができないことを講義する。 ①の実験でも、ゼラチンアレルギーの児童が含まれる場合は、試食は取りやめる。 3.事業の成果 3-1.実施内容 先ず、食品工場の衛生管理レベルを実感してもらうため、使い捨ての帽子・マスク・白衣を 着用して調理実習室に入札石鹸でひじから指先まで爪ブラシも用いながら丁寧に洗い、さら にアルコールで、滅菌した。実習では、チーズ作りとこれを用いたデザート作りに挑戦していた だし、た。先に、牛乳を固める作用のある液体は酢やレモン汁であることを実験で確認した(図 1のプリントおよび写真1)。さらに、リンゴの色を美しく保つ方法も実験した。 その後、牛乳を用いて実際にカッテージチーズを作り(写真2)、彩り良い状態で維持した リンゴ等を盛り付けた後、皆で試食した(写真3)。班ごとに分担を決め、大騒ぎしながら協 力して進めた実習となった。本実習後の感想文も概ね好評であった。 事前に別途回答していただいた食事調査票 BDHQの解析により、各人の摂取栄養素量を把握 した。また、上記の『体験実習』と同時並行で、超音波骨密度計を用いた骨密度測定を実施し、 各人の骨密度値をその場で把握する予定であったが、実際には計測に時間がかかってしまい (15分間弱/児童、大人では 3分間/人で実施可能)、全員を対象とした計測は断念せざるを得な かった。

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3-2.その他の事業 本事業は、東洋大学地域活性化研究所の採択事業で東洋大学食環境科学部の大上安奈講師が 代表研究者を務める íu 自分のカラダを知ろう!~健康づくりのための体力測定会~板倉町の 住民を対象として""'Jとも連携することを意図している。健康に関する調査研究とそのフィー ドバックの対象年代を広げて行くことで、『科学的根拠に基づく保健行政の提案』まで展開す ることを目指しているためである。地域住民や行政の方々に大学の利用価値を認識していただ ければ、真の意味での地域連携の出発点となり得ると考えている。 そこで、平成26年 10月 18日(土)と 11月22日(土)に実施した『板倉町体力測定会』に 我々も参画し、筆跡をデジタル記録で、きるデバイスであるデジタルペンを用いた、簡便な運動 能力の測定を試した。書いていただいた図形を図2に示す。この図をひと筆で書いた際の筆速 や加速度変化と、各人の筋力や運動機能の関係を予備的に調査した。 図2 ひと筆書き図形模写課題 写 真4 課題遂行風景 4.今後の展開 今年度は、上記の実習前に回答した食事調査票の解析結果もまとめて統計的に解析し、参加し た児童に小学校を通してお届けする予定である。 また、来年度は今年度事業の反省点(例えば、児童を指導する協力学生の人数が少し足りなか った、カテージチーズの味付けが今ひとつで、あった等々)を反映させっつ、この『科学的根拠に 基づく食育教育』を進めると共に、大上先生の事業である『板倉町体力測定会』とも連携を深め、 最終的な目標である『科学的根拠に基づく保健行政の提案』に繋げて行きたい。 5.謝 辞 本事業を実施するにあたり、板倉町教育委員会の皆様、板倉町立小学校の皆様、東洋大学板倉 事務課の皆様に多大なるご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

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