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小学校体育科ゲーム領域(低学年)におけるルールや場設定についての一考察 -アフォーダンス理論からの視点をもとに-

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Academic year: 2021

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小学校体育科ゲーム領域(低学年)におけるノレーノレや場設定についての一考察 ーアフオーダンス理論からの視点をもとに一 教科@領域教育専攻 生活@健康系コース(保健体育) 戸花善紀 1. 緒言 小判交学習指導要関手説体育編では,ボーノレ 運動系の内容において,ノレールを守って運動を 楽しむことが記されている。ノレーノレを守って運 動を楽しむために教師が対象学年や運動内容 を考慮し,発達段階に応じたノレーノレを設定する 必要があるが3 子ど、もがノいーノレを理璃卒していな い場面を見ることがあった。学習指導要領の記 述からも,ノレーノレの重要性をうかがうことはで きるが,ノいーノレ設定の際にどのようなことを考 慮,意図しているのかという点について検討し た先行実践研究はない。そこで、, Iルーノレが子ど もに情報を与えている」としづ意味で「環境が 動物に与えるために備えている情報」である「ア フオーダンス」という考え方がノレール殻定の中 に含まれているのではないかと考えた。 な お ア フ ォ ー ダ ン スJとは Gibson(1985) による造語でありアフォーダンスとは,環境 が動物に提供するもの,良いものであれ悪いも のであれ,用意したり備えたりするものである。」 と説明している。また,環境からのアフオーダ ンスにおいて, IノレーノレJは「非物質」である文 化環境に該当するが,教師が言葉で子どもに伝 指 導 教 員 湯 口 雅 史 えることで,ノいーノレがアフオーダンスしている 情報を子どもが受け取ると考えることができる。 本研究では,体育授業における「ルーノレJと 「アフオーダンスjの闘系性に着目し9 教師が 体育授業の中でノトーノレや場についてどのような 意図を持ち9 設定や変更を行っているのかとい う点に加え,アフォーダンスの意識が内在して いるのかという点

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こついて,授業後のインタビ ュー記録を基に考察を行った。 2. 研究方法 2-1 研究目的 本研究では,教師がノレーノレを設定する際にア フオーダンスが意識されているのかという点を 明らかにする。 2-2 研究対象 N 大学~付属小学校 2 年生(34 人)における「シ ュートあそび:J(全

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時間)の単元終了後の

T

教 諭(教職年数 9年)へのインタビュー孟録と 2時 間目から7時間目までの子どもの行動観察 (Yr

R

による) 3・2 分析方法 教師へのインタビュー内容から,ノレーノレにお いてアフォーダンスを意識していると思われる ﹃ U 9 u qJ

(2)

箇所を抽出する。そこから考えられるアフオー ダンスの中から9 教師がどの↑青報のヒ。ックアッ プを意識しているのかを検討し,その意識と授 業時の子どもの行動と照らし合わせ,教師の意 識と同じようにアフォーダンスが行われ3 子ど もが行動しているのかをVTRを参考に検討を 力日える。 3. 結果と考察 「シュートあそび」のノレールにおし、て,まず, 2時間目に「両手で下から投げる」という「ボ ーノレの投げ方Jを適用した。この意図としては 「ボールは怖くなしリとし1うアフォーダンスと の関係を教師は期待していたが, I的に当てにく いぞJや「投げにくし、ぞJとし、うアフオーダン スを受け取り,プレイしている子どもの姿が見 られた。 さらに, 3時間日から適用された「両手片手 で下から投げるJというノトーノレには,片手でボ ーノレを投げることで「力強く投げられるぞ」と いうアフォーダンスを教師が期待していた。し かし,ボールを転がして投げる子どもが現れた ため,教師が「転がして投げること」を制限す るルールを追加したため,アフォーダンスがプ レイに働かない状況がつくられてしまった。 また,

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時間自の途中から適用された「ボー ノレの個数は人数マイナス

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J

とし、うノレーノレには, 2時間目から適用されていた「ボーノレの個数は 人数分Jというノレーノレから9 ボールの数を減ら すことで「パスがで、きるぞ」というアフオーダ ンスを鞠市が期待していた。しかし, Iボーノレが 来ないぞJや「ボーノレに触られなし1ぞ」としNう アフオーダンスを受け取り,プレイをしている 子どもの姿が見られた。 4. 結論 教師へのインタビ、ュ一言破棄から,アフオーダ ンスという考えを理解していなくても,暗にア フオーダンスといえる意図が朝市の中には柄生 していることがわかった。しかし,授業では3 教師が意図するアフオーダンスと子どもがルー ノレから受け取ったアフオーダンスとに差異が生 れたため,教師はノレー/レ設定に迷いが生じてい たと考える。このことから, Iこのノレーノレだ、った ら, このようにもできるだろう」というノレール の意味を考える子どもの思考を教師が認めるこ とで,ゲーム様相の質的変化のさまざまな可能 性を期待することができると考えられる。 ノレーノレにおいても気づきに幅をもたせること で豊かな活動が展開できるのではなし、かと考え, 今後,アフォーダンスの十分な理解の下に設定 されたノいーノレで、ゲームを行い,子どもの柔軟な 学びが展開される授業を実践していきたい。

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引用・参考文献 @文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29年 告示)解説体育編J東消官出版社, 2018年 . James J.Gibson Iギプソン生態学的視覚論 ーヒトの知覚世界を探る」サイエンス社,

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参照

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