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ソフトウェアエージェントとその応用論文特集の発行にあたって

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Academic year: 2021

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電子情報通信学会論文誌 D Vol. J90−D No. 9 pp. 2269-2270 ^(社)電子情報通信学会 2007 2269 ソフトウェアエージェントとその応用論文特集編集委員会 委員長  

北 村 泰 彦

PC,携帯電話,PDA,ICチップ,各種センサとい った様々な端末や機器が開発され,それらを相互に結 び付ける情報通信基盤が整備された現在,その上で知 的な協調的情報処理を行うソフトウェアエージェント への期待はますます高まっている.従来の人工知能は 一人の人間を模倣する知的システムの実現を目的とし ていたが,現在ではその人間を取り巻く環境や人間同 士の関係を考慮することは不可欠である.自律的に相 互作用を行いながら知的な問題解決を図ることを目的 とするエージェントは,いまや人工知能の代名詞とい ってもよいかもしれない. 本会人工知能と知識処理研究会は,これまでもエー ジェント技術を主要な研究テーマとして掲げ,基礎的 な技術課題だけでなく,様々な応用分野を模索しなが ら研究会活動を行ってきた.1997年と2000年には「ソ フトウェアエージェントとその応用」シンポジウムを 開催し,更にそれに連動した論文誌特集号を企画して きた[1]∼[3]. 2002年からは日本ソフトウェア科学会「マルチエー ジェントと協調計算」研究会が主催する「マルチエー ジェントと協調計算ワークショップ」と合同で,「合 同 エ ー ジ ェ ン ト ワ ー ク シ ョ ッ プ & シ ン ポ ジ ウ ム JAWS」を立ち上げた.翌2003年からは情報処理学会 「知能と複雑系」研究会,人工知能学会「知識ベース システム」研究会が更に加わり,日本の情報系主要4 学会の人工知能関連研究会が連携するエージェント技 術に関する最も中心的な会議の場となった.JAWSは 毎回論文特集号と連動しており,これまで本会[4], [5],[7],[8],人工知能学会[6],情報処理学会[9] が担当して,それぞれ特集号を発行している. 本特集は2006年10月に鈴鹿サーキットホテルで開催 されたJAWS2006と連動するものである.これまでに 企画された特集にならい,JAWSの約1か月後に論文 投稿を募っている.これはJAWSでの発表に対するコ メントを論文に反映できるようにすることと,JAWS での発表論文以外も広く受け付けるためである.最終 的に,和文誌に46編,英文誌に15編の論文投稿があり, 厳正なる査読の結果,和文誌には18編,英文誌には4 編の論文が採択された.和文誌の分野別内訳は以下の とおりである. モデル/理論  7編 モバイル/ユビキタス/P2P 4編 エージェントベースシミュレーション  7編 今回の特徴としてはエージェントベースシミュレーシ ョン関係の論文が多数採録されており,日本において はこの分野の研究が活発になっていることがうかがえ る.本特集によって,日本のエージェント研究の最新 の成果を知ることができ,更にこの分野の発展につな がることを期待したい. 本特集の編集にあたっては多くの方々からの御支援 を頂いた.特集編集委員の方々,査読者の方々には深 く感謝の意を表したい.特に,JAWS2006のプログラ ム委員の方々には本特集で査読を引き続いてお願い し,タイトなスケジュールの中,積極的に御協力を頂 いた.この場を借りて御礼を申し上げる.

ソフトウェアエージェントとその応用論文特集の発行にあたって

特集

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文   献

[1]ソフトウェアエージェントとその応用論文特集, 信学論(D― I), vol. J81―D―I, no. 5, May 1998.

[2]ソフトウェアエージェントとその応用論文特集, 信学論(D― I), vol. J84―D―I, no. 8, Aug. 2001.

[3]Special Issue on Software Agent and Its Applications, IEICE Trans. Inf. & Syst., vol. E84―D, no. 8, Aug. 2001. [4]ソフトウェアエージェントとその応用論文特集, 信学論(D―

I), vol. J86―D―I, no. 8, Aug. 2003.

[5]Special Issue on Software Agent and Its Applications, IEICE Trans. Inf. & Syst., vol. E86―D, no. 8, Aug. 2003. [6]論文特集:エージェント, 人工知能誌, vol. 19, no. 4, 2004. [7]ソフトウェアエージェントとその応用論文特集, 信学論(D―

I), vol. J88―D―I, no. 9, Sept. 2005.

[8]Special Section on Software Agent and Its Applications, IEICE Trans. Inf. & Syst., vol. E88―D, no. 9, Sept. 2005. [9]特集:マルチエージェントの理論と応用,情処学論,vol. 47, no. 5, 2006. 北村 きたむら 泰彦 やすひこ (正員) 1983阪大・基礎工・情報工学卒.1988同 大大学院博士課程了.工博.1988大阪市立大学工学部電気工学 科助手.同情報工学科助教授を経て,現在,関西学院大学理工 学部情報科学科教授.マルチエージェントシステム,ヒューリ スティック探索,WWW情報統合の研究に従事.IEEE,AAAI, ACM,人工知能学会,情報処理学会,ソフトウェア科学会等各 会員.2001人工知能学会全国大会優秀論文賞,CIA―02 System Innovation Award受賞. 電子情報通信学会論文誌 2007/9 Vol. J90–D No. 9 2270 ソフトウェアエージェントとその応用論文特集編集委員会 委 員 長 北 村 泰 彦 幹   事 藤 田   悟 ・ 松 本 一 則 委   員 大 須 賀 昭 彦 ・ 新 谷 虎 松 ・ 栗 原   聡 ・ 伊 藤 孝 行

参照

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