2020年度版
茨城県農協健康保険組合
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目 次
目 次……… 1 1.標準報酬……… 2 2.算定基礎届(定時決定)……… 5 ・Q&A ……… 7 ・通常の算定方法によらない場合(保険者算定)……… 11 ・算定例……… 12 3.月額変更届(随時改定)……… 18 ・Q&A ……… 19 ・通常の算定方法によらない場合(保険者算定) ……… 21 ・算定例……… 21 4.産前産後・育児休業と月額変更届……… 26 5.標準賞与 ……… 27 ・Q&A ……… 28 6.新しい標準報酬が決まったら……… 29 7.保険料の計算方法……… 29 付録 標準報酬月額の定時決定及び随時改定の事務取扱いに関する事例集2
1.標 準 報 酬
1.保険料・保険給付の基礎
健康保険では,被保険者一人ひとりの給与(諸手当を含む)を区切りのよい幅で区分し た標準報酬にあてはめて事務処理をしています。 この標準報酬をもとに保険料の額が決められ,傷病・出産手当金などの給付も標準報酬を もとに計算されます。 標準報酬の区分 標準報酬は,第 1 級 58,000 円~第 50 級 1,390,000 円の区分で定められています。 決める時期と有効期間 ① 資格取得時決定 ▼ 「被保険者資格取得届」により決められます。 1~5 月の取得⇒その年の 8 月まで使用 6~12 月の取得⇒翌年の 8 月まで使用 ② 定時決定 ▼ 毎年 7 月に,提出される「報酬月額算定基礎届」により決められます。 9 月から翌年の 8 月まで使用 ③ 随時改定 ▼ 報酬が大幅に変動したとき「報酬月額変更届」により算定されます。 1~6 月の改定⇒その年の 8 月まで使用 7~12 月の改定⇒翌年の 8 月まで使用2.標準報酬の対象となる報酬
標準報酬の対象となる報酬とは,事業主が労務の対償として被保険者に支給するすべて のものをいい,現物で支給するものも含みます。ただし,年 3 回まで支給される賞与は標準報 酬の対象から除かれ、標準賞与の対象になります。 (1)金銭によるもの 基本給のほか,残業手当,家族手当,通勤手当など名称は何であっても,労務の対償で あれば報酬となります。 また,雇用保険料その他社会保険料で,労働者の負担分を事業主が負担する場合も,報 酬となりますので,注意して下さい。 4 月 5 月 6 月の中に,1 年分支払っている手当等があれば, を 1 ヶ月分とし,それ ぞれの月に割り振るか,3 ヶ月分をいずれかの月に計上します。 1 123 ① 固 定 的 賃 金 (稼働実績に直接関係なく,月単位などで一定額(一定率)が,継続して 支給される賃金) 月給(基本給),週給,日給,役付手当,職務手当,家族(扶養)手当,世帯給,住宅手当, 通勤手当,資格手当,監査士手当,危険・高圧ガス手当,毒劇物手当,衛生手当,技 術手当,自動車・農機具整備士手当,電機手当,営農・生活指導員手当,外務・渉外手 当,出納手当,現送手当,運転手当,葬祭手当,店舗・給油所手当,現業手当等 ②非固定的賃金(支給額が一定しておらず,その人の稼働実績等により支給される賃金) 時間外(残業)手当,宿日直手当,皆勤・精勤手当,野菜当番,為替手当,共済推進手 当,貯金推進手当,購買推進手当,販売推進手当等 固定的賃金と非固定的賃金の区分は、後述の随時改定を判断する際の基準となります。 (2)現物によるもの 衣服・食事・住宅または自社製品というように,報酬の一部を現物で支給する場合があ りますが,これも報酬となり,金銭に換算します。衣服は時価をそのまま報酬に算入し, 食事・住宅は都道府県ごとに標準価額が定められていますので,それにより金銭に換算して 報酬に算入します。(茨城県の場合は下記のとおりです。) 事業所が給食や食券を支給している場合,その経費の一部を被保険者本人が負担してい るときは,標準価額から本人負担分をさし引いた額が現物給与の額となります。 ただし,食事については標準価額の 3 分の 2 以上を被保険者が負担している場合は報酬に 算入しません。 [例▼給食費の一部を本人が負担している場合] 茨城県における現物給与の標準価額 食 事 住 宅 被 服 施 行 朝 昼 夕 一日当り 1ヶ月当り 170 円 240 円 270 円 680 円 20,400 円 たたみ1畳,ひとり1月につき 1,270 円 時 価 R2.4.1 標準価額 2 3 事業所支給分が報酬になる 報酬として算入しない 本 人 負 担 事業所支給 本 人 負 担 事業所 支 給
4 (3)報酬になるもの・ならないもの 金 銭 基 本 給 報 酬 に な る (労 務 の 対 償 と し て 支 給 さ れ る も の ) 金 銭 賞与等(年 3 回以下) 標 準 賞 与 の 対 象 残業手当,通勤手当, 住宅手当,家族手当, 役付手当,勤務地手当, 日・宿直手当,勤務手当, 能率手当,精勤手当など 見舞金,退職金、 慶弔費,出張旅費, 交際費,雇用予告手当, 大入袋など 報 酬 に な ら な い 賞与等(年 4 回以上) 現 物 食券・食事,住宅・寮, 衣服(勤務服でないもの), 自社製品, 通勤定期券(月額相当分 金額)など 現 物 制服・作業衣, 見舞品, 生産施設の一部である 住居など 臨 時 に 支 給 さ れ る も の 労 務 の 対 償 で な い も の 報酬になるもの →標準報酬として毎月の保険料の対象 賞与等 →標準賞与として支払毎に保険料の対象 報酬にならないもの →保険料の対象外
5 (11 日)
2.定時決定と算定基礎届
1.定時決定(毎年決めなおす)
被保険者が実際にうける報酬と標準報酬が大きくズレないように,毎年 1 回,全被保険 者の報酬月額を届け出て,定期的に標準報酬を決め直しています。 算定基礎届を提出 毎年,7 月 1 日~10 日に全被保険者について「被保険者 報酬月額 算定基礎届」に,4 月・ 5 月・6 月に支払われた報酬月額を記入し,提出します。 報酬月額の計算 ① 支払基礎日数 17 日( 11 日:特定適用事業所の短時間労働者)未満の月を計算の対象 から除く。 ② 被保険者に支払われたもののなかから報酬の範囲から除かれるものを除き,現物で支給 されたものについては,標準価額などにより金銭に換算し,各月の報酬を計算する。 ③ 対象月(支払基礎日数 17 日(11 日)以上)の報酬総額を計算し,その月数で割る。 ○A ○B ○A:4・5・6 月の平均月額 ○B:標準報酬月額 4月 5月 6月 9 月 4 月 5月 6月 7月 8 月 新標準報酬月額 (翌年8月 まで使用) 報酬 月額 支払基礎 日数17日 算定基礎届(7 月 1 日~10 日) (対象としない)6 算 定 基 礎 届 の 対 象 者 【7 月 1 日現在の被保険者】 届出対象者は,今年 7 月 1 日現在の被保険者で,今年 6 月 1 日以降に被保険者になった人に ついては,「被保険者資格取得届」により翌年 8 月までの標準報酬が決められますので,今 年の「算定基礎届」では対象になりません。 算定基礎届から除外する人 ① 6 月 1 日以降に被保険者になった人 ② 6 月 30 日以前に退職した方 ② 7 月に標準報酬の随時改定が行われる人 算定基礎届提出時の確認事項 算定基礎届提出時および提出後に、以下の①~③の方について確認をいたします。 ① 産・育休および療休の対象者、ストライキによる賃金カットを受けている者 後述の保険者算定となる方の確認 ② 前回の改定時(直近の定時決定もしくは随時改定)より2等級の増減がある方 後述の随時改定の提出漏れがなかったかの確認 ③ 4月以降の被保険者資格取得者で、2等級の増減がある方 取得時の標準報酬月額に手当の漏れや計算間違いがなかったかの確認
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Q & A
〔Q1〕
4月または5月に就職した人の報酬月額は? A.「算定基礎届」は,4 月・5 月・6 月の報酬を届け出るものですが,これは現在勤め ている事業所での報酬だけを対象としていますので,5 月に就職した人は,5 月・6 月 の 2 カ月で報酬月額を計算して届け出ることになります。 また,4 月,5 月の月の中途に就職した場合であっても,現事業所での報酬だけを対象 としますので,就職日以降の報酬とその支払基礎日数を届け出ます。〔Q2〕
支払基礎日数とは出勤日数のこと? A.支払基礎日数とは,給料や賃金を計算する基礎となる日数をいいます。 ○ア 日給・時給制の場合は,稼働(出勤)日数が支払基礎日数となります。 また、半日出勤の場合にも支払基礎日数上は1日分として扱います。 ○イ 月給制や週給制の場合は、給料計算の基礎が暦日で、日曜日や有給休暇も含まれるの が普通ですので、出勤日数に関係なく暦の日数が支払基礎日数となります。ただし、欠 勤の場合欠勤日数分だけ給料がさし引かれる場合は、事業所が定めた(就業規制・給与規 定等)日数から欠勤数を差し引いた日数を支払基礎日数とします。 4 月 5 月 (就職) 6 月 届出 6 月 5 月 4 月 (就職)8 実 出 勤 日 数 支払基礎日数→(実出勤日数 19 日の場合は支払基礎日数は 19 日とな る。半日出勤は、1 日出勤とする。) 支払基礎日数→ 4 月は 30 日、5 月は 31 日、6 月は 30 日 (暦の日数が支払基礎日数となる。) 欠勤日数分差し引かれる場合 →例 23 日 - 5 日 = 18 日 (所定の労働日数)(欠勤日数)(支払基礎日数)
〔Q3〕
支払いがひと月遅れの支払基礎日数は? A.報酬の支払いがひと月遅れとなっている場合、つまり 3 月・4 月・5 月分の給料が 4 月・ 5 月・6 月に支払われた場合は、4月・5月・6月に支払われた報酬により報酬月額を 算定し、支払基礎日数の内訳は、3・4・5 月の日数となります。 〈支払基礎日数〉〔Q4〕
6月に随時改定が行われる人についても報酬月額を届け出ますか? A.3 月に昇給したりして 6 月に随時改定が行われた場合でも、算定基礎届で届け出て下さ い。 日 給 者 時間給の者 この日数を記入 〔実際に支払われた報酬〕 3 月 4 月 5 月 4 月 5 月 6 月 月 給 者 週 給 の 者9
〔Q5〕
役員のAさんは、2つの事業所から役員報酬をうけていますが、どちらの事業所 から算定基礎届を届出たらよいでしょうか? A.2 以上の事業所から報酬を受けている人の標準報酬は、各事業所で受けた報酬を合算し て一つの標準報酬がきめられ、保険料はそれぞれの事業所での報酬に応じて按分するか、 どちらかの事業所で一括して支払います。 ○保険者が異なるときは一方を選択 保険者が国と健康保険組合に分かれている場合、あるいは各事業所の健康保険組合が異 なっている場合などは、その人が「保険者選択届」を提出し、任意に一つの保険者をきめる ことになっており、保険料徴収や保険給付は、すべて選択した保険者を通して行われます。 a 保険組合 b 健保組合 本人 (a 健保組合を選択) A社 保 険 料 B社 保 険 料 給 付 本 人 A 報酬 B 報酬 報酬 A の 保険料 健 保 組 合 保険料の告知 保険料(報酬A+報酬B) 保険料 給 付 その他 A 事業所 B 事業所10
〔Q6〕
共済推進手当が2月以上の間隔で支払われている場合の取り扱いについては? A.7月1日より以前1年間(前年の7月1日~当年の6月30日まで)に受けた額を12 等分し各月の報酬に加算してください。 なお、4月、5月、6月に共済推進手当の支払があった場合は、その額を除いたあとに、 上記の加算をしてください。 (例)推進手当の支給が年2回 支給額 = (9月:150,000円) + (4月:300,000円) = 450,000円 各月の報酬への加算額 = 450,000円 ÷ 12 = 37,500円 (報酬月額)=(賃金額)+(加算額) 4 月 450,000 円-300,000 円+37,500 円=187,500 円 5 月 150,000 円+37,500 円=187,500 円 6 月 150,000 円+37,500 円=187,500 円 計 562,500 円 平均月額(3 ヶ月分) 187,500 円 150,000 円 300,000 円 9月 4月 7月1日 6月30日11
通常の算定方法によらない場合(保険者算定)
◎ 次のような場合は,修正平均を健保組合で算定することになっており,修正平均が報酬月 額となります。 (1) ふつうの方法では算定できないとき,たとえば, ① 4 月・5 月・6 月とも支払基礎日数が 17 日(11 日)未満のとき ② 病気欠勤で 4 月・5 月・6 月とも報酬を全くうけないとき (2) ふつうの方法で算定するといちじるしく不当な額となるとき,たとえば, ① 4 月・5 月・6 月のいずれかの月に 3 月以前の給料遅配分の支払いをうけたとき,ま た,4 月・5 月・6 月のいずれかの月に給料が遅配で 7 月以降に支払われるとき ② 昇給が遡ったため,4 月・5 月・6 月のいずれかの月にその差額をうけたとき ③ 4 月・5 月・6 月のいずれか,またはすべての月に低額の休職給や不就労による賃金 カットがあったとき ④ 当年の 4 月・5 月・6 月の3ケ月間に受けた報酬の月平均額から算出した標準報酬月額 と、前年の7月から当年の6月までの間に受けた報酬の月平均額(報酬の支払の基礎日 数となった日数が 17 日未満である月があるときは、その月は除く)から算出した標準 報酬月額の間に2等級以上の差を生じた場合であって、この差が業務の性質上例年発生 することが見込まれるとき ○Aは 4・5・6 月の単純平均 ○Bは修正平均(→報酬月額) 3 月 4 月 5 月 6 月 4 月 5 月 6 月 休 職 給 休 職 給 職 場 復 帰 差額支給 ○B ○A ○B ○A12 (3)短時間就労者(パートタイマー等)の算定方法→支払基礎日数によって異なります 短時間就労者(パートタイマー、アルバイト、契約社員等)の人の算定基礎届については、 支払基礎日数が17日以上の月がある場合は、通常の方法で算定しますが、各月とも支 払基礎日数が15日以上の月の報酬を対象に算定します。 月額変更届の取り扱いは、本来のとおり継続した3ヶ月のいずれかの月においても17 日以上であることが必要です。 なお、特定適用事業所の短時間労働者は、支払基礎日数が11日未満の月は、算定の対 象から除外します。 支払基礎日数 標準報酬月額決定方法 3ヶ月とも17日以上ある場合 3ヶ月の報酬に基づき決定 1ヶ月でも17日以上ある場合 17日以上の月の報酬に基づき決定 3ヶ月とも15日以上17日未満の場合 3ヶ月の報酬に基づき決定 2ヶ月は15日以上17日未満、 1ヶ月は15日未満の場合 15日以上17日未満の2ヶ月の報酬に基 づき決定 1ヶ月は15日以上17日未満、 2ヶ月は15日未満の場合 15日以上17日未満の1ヶ月の報酬に基 づき決定 3ヶ月とも15日未満の場合 従前の標準報酬月額に基づき決定
〔算定例1〕算定対象月に昇給差額が支給されたとき
単純に平均額を算出すると、差額支給分だけ多くなるので、差額支給分をさし引いた額の 3 ケ月平均が報酬月額となります。 (ア) 3月に昇給し、5月に昇給差額 15,600 円が支給された ※ 算定基礎月の 5 月から 3 月・4 月分の昇給差額 15,600 円を除き、それぞれ算定基礎月に 算入する。 4 月支給額 163,400 円+ 7,800 円(4 月分昇給差額)=171,200 円………報酬月額 5 月支給額 186,800 円-15,600 円 =171,200 円…報酬月額 3 月分昇給差額 7,800 円 4 月分 〃 7,800 円 3月分 7,800 円 4月分 7,800 円13
〔算定例2〕賃金カットを受けた場合(ストライキの場合)
(ア) 4月に賃金カット 3,759 円を受けたとき ※ 賃金カットを受けた月を除いて算出する。 5 月 141,211 円 6 月 141,211 円 計 282,422 円 ÷2 ケ月=141,211 円〔算定例3〕低額の休職給を受けた場合(産休・病休等)
低額の休職給とは・・・休職しなかった場合に被保険者が通常受けるべき報酬の額に比べて 低額である報酬。 ただし、日、時間、稼高等稼働実績に比例して報酬が定められてい る場合において、病気休業中稼働が減じたため給与が減じた場合に おけるその給与は、休職給に該当しない。→例 通勤手当 (ア) 4月が産休の場合 ※ 休職給を受けた月を除いて算出する。 5 月 6 月 (126,000 円+126,000 円)÷2 ケ月=126,000 円14 (イ) 4月・5月が療休の場合 ※ 休職給を受けた月を除いて算出する。 6 月(280,000 円)だけで算出する
〔算定例4〕4月、5月、6月とも無給の場合
(ア) 休職中の場合又は育児休業期間で無給の場合 ※ 算定基礎月が、3 ケ月とも休職または育児休業期間中の場合は、従前の標準報酬とする。15
〔算定例5〕当年の算定基礎月の報酬の月平均額から算出した標準
報酬月額と前年の7月から当年の6月までの間に受けた報酬の月平
均額(報酬の支払の基礎日数となった日数が 17 日(11 日)未満であ
る月があるときは、その月は除く)から算出した標準報酬月額の間
に2等級以上の差を生じた場合で、この差が業務の性質上例年発生
することが見込まれる場合
保険者算定の申立手続について
(1) 保険者算定を申し立てるに当たっては、事業主は当健康保険組合に対して、その被保険 者が保険者算定の要件に該当すると考えられる理由を記載した申立書(別添1)
を提 出する。 (2) (1)の申立書には、保険者算定を申し立てることに関する被保険者の同意書(別添2)
を添付させる。 (3) (1)の申立を行うに当たっては、保険者算定の要件に該当するものであることを健保組 合が確認できるよう、事業主は前年7月から当年6月の被保険者の報酬額等を記載した書 類を提出する。 (4) (1)の申立を行う事業主は、その被保険者の報酬月額算定基礎届の備考欄に、その旨を 付記して提出する。 1 年平均 2等級以上の差 3 ヶ月平均16 別添1 茨城県農協健康保険組合理事長 様 年間報酬の平均で算定することの申立書 当事業所は毎年、4 月から 6 月までの間は、 (理由等を記入する) のため繁忙期となることから、健康保険の報酬月額算定基礎届を提出するにあたり、健康 保険法第 41 条の規程による定時決定の算定方法によると、年間報酬の平均により算出する 方法より、標準報酬月額等級について 2 等級以上の差が生じ、著しく不当であると思料さ れますので、健康保険法第 44 条第 1 項における「標報月額の算定の特例」(年間)にて決定 していただくよう申し立てします。 なお、当事業所における例年の状況、標準報酬月額の比較及び被保険者の同意等の資料 を添付します。 令和 年 月 日 事業所名称 事業主氏名 ㊞
17 別添2 茨城県農協健康保険組合被保険者報酬月額算定基礎届・保険者算定申立に係る 例年の状況、標準報酬月額の比較及び被保険者の同意等 事 業 所 の 記 号 事 業 所 の 名 称 被保険者の番号 被保険者の氏名 【前年7月~当年6月の報酬額等の欄】 算定基礎月の報酬支払基礎日数 通貨によるものの額 現物によるものの額 合 計 平成 年 7 月 日 円 円 円 平成 年 8 月 日 円 円 円 平成 年 9 月 日 円 円 円 平成 年 10 月 日 円 円 円 平成 年 11 月 日 円 円 円 平成 年 12 月 日 円 円 円 平成 年 1 月 日 円 円 円 平成 年 2 月 日 円 円 円 平成 年 3 月 日 円 円 円 平成 年 4 月 日 円 円 円 平成 年 5 月 日 円 円 円 平成 年 6 月 日 円 円 円 ①合計(前年7月~本年6月) 円 円 円 ②平均(前年7月~本年6月) 円 円 円 ③合計(本年4月~本年6月) 円 円 円 ④平均(本年4月~本年6月) 円 円 円 【標準報酬月額の比較欄】 従前の標準報酬月額 千円 前年 7 月~本年 6 月 の合計欄① 円 前年 7 月~本年 6 月 の平均額② 円 標準報酬月額 千円 本年 4 月~本年 6 月 の合計欄③ 円 本年 4 月~本年 6 月 の平均額④ 円 標準報酬月額 千円 修正平均額 円 標準報酬月額 千円 【被保険者の同意確認欄】 【申請にあたっての注意事項】 1.この用紙は、算定基礎届をお届けいただくにあたって、年間報酬の平均で決定することを申し立てる場合に必ず提出してください。 2.この用紙は、定時決定にあたり、4、5、6月の報酬の月平均と年間報酬の月平均に2等級以上差があり、年間報酬の平均で決定す ることに同意する方のみ記入してください。 3.また、被保険者の同意を得ている必要がありますので、同意欄に被保険者の自署にて氏名を記入いただくか記名のうえ押印してくだ さい。 4.なお、標準報酬月額は、年金や傷病手当金など、被保険者が受ける保険給付の額にも影響を及ぼすことにご留意下さい。 定時決定にあたり、年間報酬額の平均で決定すること当該被保険者が同意 していることを確認し申請します。 担当者印 ○ 印
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3.随時改定と月額変更届
昇給などによって被保険者のうける報酬が変わり,従前の標準報酬月額と 2 等級差が生じ たときは,次の定時決定をまたずに標準報酬が改定されます。これを随時改定といい,このと き提出する届書が「被保険者報酬月額変更届」です。 随時改定は,次の三つのすべてに該当している人について行われます。 ① 昇(降)給などで固定的賃金に変動があったとき ② 変動月以後ひき続く 3 ヶ月の間に支払われた報酬の平均月額(該当する標準報酬月 額)と従来の標準報酬月額との間に 2 等級以上の差が生じたとき ③ 3 ヶ月とも支払基礎日数が 17 日(11 日)以上あるとき 該当者の調べ方と届出 変動月から 3 ヶ月,たとえば,4 月昇給の場合は,4 月, 5 月,6 月の 3 ヶ月の間に支払われた報酬月額を対象 として平均月額を計算します。報酬月額には,残業手 当など非固定賃金も含めます。 平均月額(該当する標準報酬月 額)と従来の標準報酬月額に 2 等級以上の差が出たら「月額変 更届」を提出します。 改定標準報酬 2 等級以上の差 現在の標準報酬 算定対象月 固定的賃金の変動 月額変更届 の提出 改 定 昇 給 等 <随時改定> 改 定19
Q & A
〔Q1〕
役付手当がつくようになったときも固定的賃金の変動になりますか? A. 役付手当が新たにつくようになったときや,その額の変更なども固定的賃金の変動となり ます。固定的賃金とは,支給額や支給率がきまっているものをいい,その変動には次のよう なケースが考えられます。 ○ア 昇給やベースアップ,降給やベースダウン ○イ 給与体系の変更(日給から月給への変更など) ○ウ 日給や時間給の基礎単価の変更(日当,単価) ○エ 請負給,歩合給などの単価,歩合率の変更 ○オ 家族手当,住宅手当,役付手当など固定的な手当が新たについたり,支給率が変わっ たとき,又はその反対に固定的な手当がつかなくなったとき 固定的賃金・非固定的賃金の例示 固 定 的 賃 金 非固定的賃金 月給,週給,日給,役付 手当,家族手当,住宅手 当,通勤手当,勤務地手 当,資格手当など 残業手当,能率手当, 宿日直手当,皆勤手当, 精勤手当,共済推進手 当など〔Q2〕
昇給月からの3ヶ月で2等級差が出たが,支払基礎日数17日未満の月がある 場合は? A. 随時改定は,固定的賃金の変動月からのひき続く 3 ヶ月間で 2 等級以上の差が生じた場 合に行われますが,この 3 ヶ月間に支払基礎日数が 1 ヶ月でも 17 日(11 日)未満であれ ば,随時改定は行われません。〔Q3〕
病気のために休職給をうけるようになり,従前の標準報酬とくらべて2等級以 上の差がでたのですが,随時改定となりますか? A.病気休職のための休職給については,固定的賃金の変動とみなされず,随時改定の対象と なりません。20
〔Q4〕
標準報酬の等級が上限・下限の方の取り扱いは? 標準報酬には,上限・下限がありますので,大幅に報酬が変わっても 2 等級差ができな い場合があります。たとえば,上限より 1 等級下の人は報酬がどんなに上がっても 2 等級 差ができません。そこで,次の表の左欄に該当する人が,昇給または降給によって,固定 的賃金の変動月以後ひき続く 3 ヶ月の報酬月額が右欄の額に達したときは,随時改定が行わ れます。 従 来 の 標 準 報 酬 昇(降)給 報 酬 月 額 改定標準報酬月額 49 級(1,330,000 円)の場合 昇給 1,415,000 円以上 1,390 千円 1級 ( 58,000円 )で報酬月額が53,000円未満 昇給 63,000 円以上 68 千円(または以上) 50 級 (1,390,000 円)で報酬月額が 1,415,000 円以上 降給 1,355,000 円未満 1,330 千円(または以下) 2 級 (68,000 円)の場合 降給 53,000 円未満 58 千円〔Q5〕
固定給が上がったのに超勤手当等が下がったため,2等級以上の差が生じたと きは対象となりますか? A.固定的賃金が上がったが,多かった残業手当がなくなった等のために逆に 2 等級下がっ たという場合は,随時改定の対象となりません。また,固定的賃金が下がったのに残業手 当等の非固定的賃金か大幅に増えたため 2 等級以上の差が生じたという場合も,随時改定 の対象になりません。 [ケース別固定的賃金の変動と随時改定] 報 酬 固 定 的 賃 金 非固定的賃金 3カ月平均額(2 等級以上の差) 支払基礎日数 17 日(11 日)以上 ○ × ○ 随 時 改 定 の 必 要 ○(あり) ×(なし) ※ …増, …減, ○…17 日(11 日)以上, ×…17 日(11 日)未満,○…随時改定あり,×…随時改定なし〔Q6〕
共済推進手当の支払者の随時改定の取扱いについては? A.算定基礎同様に7月1日より以前1年間(前年の7月1日~当年の6月30日まで) に受けた額を12等分し各月の報酬に加算してください。 なお、随時改定の3カ月の算定期間に共済推進手当の支払があった場合は、その額 を除いたあとに、上記の加算をしてください。 計算方法については→10ページのQ6を参照ください。21
通常の算定方法によらない場合(保険者算定)
昇給が遡って発令され,昇給差額が支給された場合(遡って昇給した場合)は,差額が支 給された月を固定的賃金の変動月として,差額支給月とその後の 2 ケ月の計 3 ケ月で 2 等級以 上の差が生じたときに「月額変更届」を提出します。 この場合,単純に 3 ケ月平均を算出すると,差額支給分だけ不当に高くなりますので,差 額支給分を除いて,報酬月額(修正平均)を算定します。また,昇給月より前の給料遅払分が, 月額変更届の対象月に支給されたような場合も修正平均を算定します。 〈修正平均〉〔算定例1〕2月に遡って昇給し,差額が3月に支給された場合
※ 3 月に支給された差額を除いて,3 月, 4 月,5 月を算定対象月とする。 (固定) (非固定) 計 3 月 170,500 170,500 4 月 170,500 170,500 5 月 170,500 5,000 175,500 計 516,500 平 均 月 額 172,166 円 円 円 賃 金 台 帳 (固定) (非固定) 2 月 150,000 3 191,000 4 170,500 5 170,500 5,000 計 5,000 円 円 算定対象月 差 額 昇 給 月 遡 及 支給 月 差 額 (報 酬 月 額 ) 修 正 平 均 月額変更査定 (差額分を除いて査定)22
〔算定例2〕 3か月間の報酬の平均から算出した標準報酬月額(通
常の随時改定の計算方法により算出した標準報酬月額)と、昇給月又
は降給月以降の継続した3か月間の間に受けた固定的賃金の月平均
額に昇給月又は降給月前の継続した9か月間及び昇給月又は降給月
以降の継続した3か月の間に受けた非固定的賃金の月平均額を加え
た額から算出した標準報酬月額(年間平均から算出した標準報酬月
額)との間に2等級差以上あり、当該差が業務の性質上例年発生する
ことが見込まれる場合であって、現在の標準報酬月額と年間平均額
から算出した標準報酬月額との間に1等級以上の差がある場合は、
保険者算定の対象とする。
年間平均額を用いた随時改定の改定要件は、以下①~④の通りとなり、①~④全ての要件 を満たした場合改定となります。(被保険者の同意書が添付された申立があった場合に限 る。) ≪改定要件①≫ 現在の標準報酬月額と随時改定の標準報酬月額【A】との間に2等級以上の差が生じている こと。 ≪改定要件②≫ 随時改定の標準報酬月額【A】と、年間平均額の標準報酬月額【B】との間に2等級以上の 差があること。 ≪改定要件③≫ 随時改定の標準報酬月額【A】と年間平均額の標準報酬月額【B】に生じる差が、業務の性 質上例年発生することが見込まれること。 ≪改定要件④≫ 現在の標準報酬月額と年間平均額の標準報酬月額【B】との間に1等級以上の差があること。 随時改定の標準報酬月額【A】とは・・・ 昇給月又は降給月以後の継続した3か月に受けた固定的賃金及び非固定的賃金の平均額 年間平均額の標準報酬月額【B】とは・・・ ア.昇給月又は降給月以後の継続した3か月の間に受けた固定的賃金の月平均額 イ.昇給月又は降給月前の継続した9ヶ月と昇給月又は降給月以後の継続した3か月の 12ヶ月間に受けた非固定的賃金の平均額 ア、イを合算した額から算出した標準報酬月額23 *「業務の性質上例年発生することが見込まれる場合」の意味(厚生労働省) 業種や職種の特性上、基本的に特定の3か月が繁忙期に当たるため、当該期間中の残業 手当等が、他の期間と比べて多く支給されることなどを理由として、例年季節的な報酬変動 の起こることが想定されること。 なお、以下の場合は「業務の性質上例年発生することが見込まれること」に該当しない ・定期昇給とは別の単年度のみの特別な昇給による改定 ・例年発生しないが業務の一時的な繁忙と昇給時期との重複による改定 ・転居に伴う通勤手当の支給による改定 ・非固定的賃金の支払の影響ではなく、単に固定的賃金が大きく増減したこと による改定 【参考】改定要件のフロー図 要 件 ① 現在の標準報酬月額と随時改定の標準報酬月額 【A】との間に2等級以上の差が生じているか? 要 件 ② 随時改定の標準報酬月額【A】と、年間平均額の 標準報酬月額【B】との間に2等級以上の差が生 じているか? 要 件 ③ 随時改定の標準報酬月額【A】と年間平均額の標 準報酬月額【B】に生じる差が、業務の性質上例 年発生することが見込まれるか? 要 件 ④ 現在の標準報酬月額と年間平均額の標準報酬月 額【B】との間に1等級以上の差が生じている か? 年間平均を用いた随時改定 Y E S Y E S Y E S Y E S 随時改定不該当 通常の随時改定 通常の随時改定 随時改定不該当 N O N O N O N O
24 様式1 茨城県農協健康保険組合理事長 様 年間報酬の平均で算定することの申立書(随時改定用) 当事業所は例年、○月から○月までの間は、 (具体的な理由等を記入する) のため繁忙期となることから、健康保険の報酬月額変更届を提出するにあたり、健康保険 法第43条の規程による随時改定の算定方法によると、年間報酬の平均により算出する方 法より、標準報酬月額等級について2等級以上の差が生じ、著しく不当であると思料され ますので、健康保険法第44条第1項における「標報月額の算定の特例」(年間)にて決定し ていただくよう申し立てします。 なお、当事業所における例年の状況、標準報酬月額の比較及び被保険者の同意等の資料 を添付します。 令和 年 月 日 事業所名称 事業主氏名 ㊞
25 様式2 被保険者報酬月額変更届・保険者算定申立に係る例年の状況、 標準報酬月額の比較及び被保険者の同意等(随時改定用) 事 業 所 の 記 号 事 業 所 の 名 称 被保険者の番号 被保険者の氏名 【昇給月又は降給月以降継続した3か月の間に受けた固定的賃金についての欄】 報酬(給与)支払の基礎となった日数 通貨によるものの額 現物によるものの額 小 計 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 ①合計 円 ②平均額 円 【昇給月又は降給月前の継続した9か月及び 昇給月又は降給月以降の継続した3か月の間に受けた非固定的賃金についての欄】 報酬(給与)支払の基礎となった日数 通貨によるものの額 現物によるものの額 小 計 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 年 月 日 円 円 円 昇給月又は降給月前の継続した9か月 ③合計 円 昇給月又は降給月以降の継続した3か月 ④合計 円 ⑤平均額 円 昇給月又は降給月前の継続した9か月及び 昇給月又は降給月以降の継続した3か月 ③+④ 円 ⑥平均額 円 【標準報酬月額の比較欄】 平均額 標準報酬月額 従前 a 千円 昇給月又は降給月以降の 継続した3か月 ②+⑤ 円 b 千円 年間平均 ②+⑥ 円 c 千円 aとbが2等級差以上 bとcが2等級差以上 aとcが1等級差以上 ○又は× 備考欄 【被保険者の同意欄】 私は今回の随時改定にあたり、年間報酬額の平均で決定することを希望しますので、当事業所が申立てすることに同意します。 被保険者氏名 ○印
26
4.産前産後・育児休業と月額変更届
産前産後・育児休業等を終了した日の翌日の属する月以降の 3 ヶ月間が,それぞれ 17 日 (11 日)以上であるときに受けた報酬の平均額が,従前の標準報酬月額と比べ変動が生ずる 場合は,「産前産後・育児休業等終了時報酬月額変更届」を届け出ることができます。 産前産後・育児休業等終了日の翌日の属する月の支払基礎日数が 17 日(11 日)に満 たない場合はその月を除いて算定します。 ※一般の随時改定と異なり,産前産後・育児休業等終了時の随時改定は,報酬の固定 的賃金の増減と2等級以上の差は,必要条件ではありません。 また、3か月のうち1月でも17日(11日)以上の月があれば改定することがで きます。 〈産休・育休業等終了時の随時改定〉 改 定 昇 給 等 現在の標準報酬 1 等級以上の差 改定標準報酬 算定対象月 月額変更届 の提出 改 定27
5.標 準 賞 与
1.標準賞与の区分 賞与を支給した場合は,5 日以内に健保組合に届けなければなりません。 標準賞与は賞与総額から 1,000 円未満の額を切り捨てたものです。 2.賞与の標準賞与額上限が年間総額になります。 賞与支給時の保険料を計算するときに用いられる標準賞与額について,年間(4 月 1 日~ 3 月 31 日)の累計額が 573 万円となります。 3.標準賞与の対象となる報酬 賞与・特別手当・勤勉手当・その他名称がいかなるものであっても,労働者が労働の対 償としてうけるもののうち,年 3 回まで支給されるもの(3 ヶ月を超える期間毎に受けるも の)は,金銭で受けるものに限らず,現物で受けるものも含まれます。 対償となるもの 対償とならないもの 賞与(役員賞与も含む)・期末手当・年末手当・ 夏期賞与・勤勉手当・年末一時金・ボーナスなど 結婚祝い金・見舞金・退職金・ 大入袋・出張旅費など 4.保険料の控除 賞与支払届により被保険者ごとの保険料が算定されますが,標準賞与額にかかる保険料は, その月の標準報酬月額にかかる保険料とあわせて,翌月の納入告知書により請求いたします。28
Q & A
〔Q1〕
資格喪失月に支給した賞与に保険料はかかりますか。 A.月額の保険料と同様に,資格喪失月に支払われた賞与には,保険料はかかりません。 ① 賞与支払いが喪失の前月の場合は,保険料がかかる。 ② ③〔Q2〕
育児休業の開始月に支給した賞与に保険料はかかりますか。 A.月額の保険料で喪失月の扱いと同様に,育児休業の開始月に支給した賞与については, 保険料はかかりません。逆に育児休業終了月に賞与が支給されれば保険料はかかります。 ○ 育児休業の開始月の場合 ○ 育児休業の終了月の場合 賞与支払い (N-1) 月 N月 (N+1) 月 育児休業期間 育児休業終了 ① ② 賞与支払い ①の場合 ②の場合 保険料はかかる。 資 格 喪 失 ① ② ③ (N-1) 月 N月 (N+1) 月 賞与支払いが,喪失月の当月の場合は,保険料がかからない。 保険料はかからない。 賞与支払い (N-1) 月 N月 (N+1) 月 育児休業期間 育児休業開始29
6.新しい標準報酬が決まったら
「算定基礎届」や「月額変更(随時改定)届」をもとに,新しい標準報酬が決まると,そ の月額を記載した「標準報酬決定通知書」(提出書類の○副)が健保組合から戻ってきます。 この通知が戻ってきたときは,該当する被保険者ひとりひとりに,新しい標準報酬月額を通知 しなければなりません。 同様に「標準賞与支払届」をもとに標準賞与が決まるとその額を記載した「標準賞与決定通 知書」が健保組合から戻ってきます。この通知をもとに該当する被保険者ひとりひとりに,標 準賞与額を通知して下さい。 「算定基礎届」によって決定された新しい標準報酬は,9 月分から適用となり,この新し い標準報酬に基づいて保険料や保険給付の額が計算されることになります。 また,月額変更(随時改定)届」によって決定された新しい標準報酬は,この改定が 6 月 までであれば,再び改定されることがない限りその年の 8 月まで,7 月以降に行われた場合は, 再び改定されることがない限り,翌年の 8 月まで使われることになります。7.保険料の計算方法
1.算定基礎と月額変更 保険料の計算のしかたは,各人の該当する標準報酬月額に保険料率 を乗じて算 出します。 たとえば,標準報酬の第 19 等級月額 240 千円の者の保険料は 240,000 円× 000 , 1 96 =23,040 円 となります。 また,当健保組合の場合の負担割合は,被保険者 000 , 1 47 . 45 ,事業主 000 , 1 53 . 50 となっています ので,たとえば,標準報酬第 19 等級月額 240 千円の者の保険料は 240,000 円× 000 , 1 47 . 45 =10,192 円 本人負担 240,000 円× 000 , 1 53 . 50 =12,128 円 事業主負担(1 円未満の端数は事業主負担です。) となります。 96 1,00030 さらに介護保険料は,保険料率 ですから,(被保険者 ,事業主 ) 標準報酬月額 360 千円の者の保険料は 360,000 円× =3,024 円 本人負担 360,000 円× =3,024 円 事業主負担 となります。 2.標準賞与 標準賞与の保険料の計算のしかたは,標準賞与額に保険料率 を乗じて算出します。 たとえば,標準賞与 500 千円の者の保険料は, 500,000 円× 000 , 1 47 . 45 =22,735 円 本人負担 500,000 円× 000 , 1 53 . 50 =25,265 円 事業主負担 さらに介護保険料は, 500,000 円× =4,200 円 本人負担 500,000 円× =4,200 円 事業主負担 となります。 96 1,000 8.4 1,000 8.4 1,000 16.8 1,000 8.4 1,000 8.4 1,000 8.4 1,000 8.4 1,000