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キャリアワークショップ教師用

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Academic year: 2021

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(1)

キャリア

ワークショップ

末 日 聖 徒 イ エ ス ・ キ リ ス ト 教 会

福 祉 部 / 雇 用 支 援 サ ー ビ ス

教 師 用 ガ イ ド

「主は,

皆さんの成功を

願っておられます。

そうです。皆さんは神の息子であり,娘なのです。主は皆さんに, この世の両親と変わらぬ愛情と期待を抱いておられます。主も, 両親と同じように皆さんの成功を願っておられます。ですから, 皆さんにはできます。」 ゴードン・B・ヒンクレー

(2)

発行 末日聖徒イエス・キリスト教会 ユタ州ソルトレーク・シティー

キャリア

ワークショップ

教 師 用 ガ イ ド

(3)

© 2005 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有

印刷:日本 英語承認:2002年8月 翻訳承認:2002年8月

(4)

iii

目 次

はじめに

わたしの目標

1

情報収集

15

求職活動

27

さらなる成功

59

(5)
(6)

v

はじめに

「良い教師は,男女を啓発して……その生き方を変え,崇高な使

命を果たせるように導く偉大な力を持っている。

ハロルド・B・リー

The Teachings of Harold B. Lee

(7)

はじめに

歓迎 皆さんがキャリアワークショップで教師を務める機会にあずかられたことを, うれしく思います。このワークショップで教えるスキルや概念は,仕事を見つけ, 事業を改善し,学校に入学するなどして人々が生活を豊かなものにしていくため に役立つものです。 このワークショップを準備するに当たって心に留めてほしいのは,参加者の中 には,失業や自分の能力を生かせない職場にいることでストレスや失望感を味わ っている人が多くいるだろうということです。このキャリアワークショップでは, 参加者が自分に与えられている才能やスキルを見いだし,職業上の目標を達成で きるという自信を持てるよう助けます。キャリアワークショップは,助け合い, 励まし合う場でなければなりません。現場で役立つ新しいスキルを練習し合う機 会を与えて,参加者全員が自信を持てるよう助けてください。 自滅のサイクルと自立のサイクル 自分が持つ情報量やスキルに限界があると思っているかぎり,目標を達成でき る望みはまずありません。以下の図に示すような自滅的な態度を執る可能性があ るからです。自立達成の手段となる賜物 たまもの と才能は,すべての人に与えられていま す。このキャリアワークショップでは,参加者が自分のスキルや資質を見いだし, 新しいスキルを伸ばせるように助けます。そうすることによって自滅のサイクル を断ち切り,自立に向かって行動を起こすことが可能になるのです。 自滅のサイクル 自立のサイクル 情報不足 を認識 教育の不足 を認識 スキルの 限界を認識 雇用可能性 の限界を認識 目標を 設定 情報収集 求職活動 成功 キャリアワークショップ

(8)

vii キャリアワークショップの目的 このキャリアワークショップは,以下の状況にある人々の役に立てるように作 られています―― ¡ 失業者 ¡ 潜在失業者 ¡ スキルが不足している人 ¡ 離婚/未婚でも扶養する人を抱えている人 ¡ 職業ガイダンスが必要な帰還宣教師 ¡ 職業の選択をしようとしている学生 ¡ 収入がさらに必要な退職者 キャリアワークショップの目的は,このような人々が仕事を見つけ,学校に入 り,財政融資を受け,事業を改善できるように助けることにあります。 参加者への通知 可能なかぎり,面接を受けに行くような服装で来るよう,キャリアワークショ ップの出席予定者に通知してください。(面接の際の服装基準は,面接を受けよ うとする組織の服装基準により異なります。)また,このワークショップの中に は,履歴書または応募書類を1部持って来なければならない時があることも連絡 します。(コピーを取るための応募申請書の用紙は,『参加者用ワークブック』, 66−67ページの添付資料Cにあります。) 人脈作りと人脈グループ ある特定の技術的な訓練を受けさえすれば,その分野で職に就けると誤解して いる人がたくさんいます。現実には,このキャリアワークショップで教える,仕 事を探すスキルやその他の概念は,仕事に必要な資格を取るのと同じくらい重要 なのです。 残念なことに,たいていの人が使う職探しの方法は効率が悪く,採用が決まる までの時間が長いため,失業期間が長くなります。例えば,J・マイケル・ファー が2000年に行った調査によれば,求人広告で職を得た人はたったの14%です。こ れに対し,36%の人が人脈を通して職を得ています。(Mike Farr’s Online Get a Job Workshop, www.jistworks.com/jstips.htm を参照)人脈についての説明は, この手引きの20−21ページにあります。

ファー氏が,その著書The Very Quick Job Searchで説明しているように,欠員 の多くは広告に出ません。過去に雇用者とコンタクトのあった人で埋められてい るのです。職を求める場合,人脈を使って雇用者に好印象を与えておく方が,求 人広告が出るまで待っているよりもはるかに有利です。欠員が出るかなり前から これを行う場合もしばしばあります。 ファー氏はまた,将来欠員が生じることは,組織内の人には前もって分かって いるものだと指摘しています。特に大きな会社では,欠員を埋める人員を捜すと いう決断を雇用者が下してから求人広告が出るまでに普通数日,時には数週間も かかります。人脈を利用することによって,求職者は,求人広告が出て競争が激 は じ め に

(9)

化する前に欠員情報を得たり,採用の可能性を打診してもらったりすることがで きるようになります。 このように人脈は職を得るために有効な手段ですから,キャリアワークショッ プでは人脈を築き,人脈を活用するスキルを高められるよう,参加者を指導しま す。キャリアワークショップとは別に,人脈グループという名称の情報交換の場 を週に1度開いてもよいでしょう。人脈グループでは,同じような目標を持った個 人が集まって情報交換し,経験を分かち合います。人脈グループの参加者は希望 を与え合い,励まし合い,互いの技術を高め,人脈を作る機会を共有します。人 脈グループを立ち上げるに当たって詳しい情報が必要な場合は,地元の雇用支援 センターまたはステークやワードの雇用スペシャリストに問い合わせてください。 キャリアワークショップの4つの単元 キャリアワークショップは,職業自立サイクルの各段階に対応する4つのテー マに分かれています。 1.わたしの目標――この単元では,参加者が職業上の目標を設定し,その目標を 達成するための計画を作成します。 2.情報収集――この単元では,職に就くという目標を達成するのに必要な求人情 報を見つけ,開拓するにはどうしたらよいかを参加者に教えます。その際,仕 事の機会の見つけ方,勉強や自営のための資金獲得の仕方,就業サービス機関 の探し方についても教えます。 3.求職活動――この単元では,必要な求人先を見つけ,それを活用して雇用主と コンタクトを取る方法を説明します。面接や書面で強い印象を与える方法を学 ぶ活動も行います。 4.さらなる成功――この単元では,最大限の成功を収めるために,求人先へのフ ォローアップをどのように行えばよいかを教えます。交渉の仕方,有能な社員 になる方法,キャリアアップの方法も実習により学びます。 このキャリアワークショップには柔軟性があります。参加者たちの必要と能力 に応じ,12時間分の教材を数日間にわたって教えることもできれば,凝縮して1日 か2日で教えることもできます。ただし,次の単元まで時間が空きすぎると,学ん だことを即実践したい参加者には不都合となる恐れがあります。一般的に,ワー クショップ全体が2週間以内で終わるようにします。

(10)

ix は じ め に 以下は,4つの単元を教える際のスケジュール例です――

スケジュール1(1日約4時間)

1日目

わたしの目標 情報収集

2日目

求職活動(同単元最初の3−4時間分)

3日目

求職活動(同単元残りの2時間分) さらなる成功

スケジュール2(1日約6時間)

1日目

わたしの目標 情報収集 求職活動(同単元最初の1時間分)

2日目

求職活動(同単元残りの4−5時間分) さらなる成功 キャリアワークショップ開催の指針 成人を数時間にわたって教えるために,教師は現在持っていないスキルを身に付 ける必要に迫られることになるかもしれません。このセクションにある指針は,教 師がこのキャリアワークショップを開くのに必要なスキルを伸ばすためのヒントに なるでしょう。さらに,福音を教えることに関するダリン・H・オークス長老の話 を研究し(『リアホナ』2000年1月号,93−97),効果的な教え方の一般原則を幾つ か検討してください。オークス長老が指摘している原則は以下のとおりです。 1.神を愛し,あなたが教える人を愛する。 2.参加者が必要としている事柄に的を合わせる。 3.承認された教材から教える。 4.よく準備して効果的にレッスンを教える。 5.御 み 霊 たま によって教える。 6.人を助けるために教える。

(11)

効果的なワークショップの特徴

効果的なワークショップには,共通する特徴があります。その中で最も大切な ものを以下に幾つか挙げます。ワークショップを開くに当たって,できるかぎり 以下のことを行ってください。 ¡「すべての者」が「その隣人の益を図るように努め,また神の栄光にひたす ら目を向けてすべてのことをなすように」指導して,参加者がチームの一 員だと実感できるような雰囲気を作る(教義と聖約82:19)。 ¡ 参加者が必要としている事柄に焦点を当てる。この手引きの資料を参加者 の要求と能力に合わせて活用するなら,最大限の効果を発揮することでし ょう。専門的知識を持ち,さらに高い雇用条件を求めている人が必要とし ている教えは,伝道を終えて働き始めたばかりの帰還宣教師が必要として いる教えとは異なります。また,教えたスキルを参加者に練習させる際に は,参加者の能力に基づき,よく理解できるように説明を工夫しなければ なりません。 ¡ 練習時間を十分に取る。キャリアワークショップは,活動中心の構成になって います。成人がすぐに使えるスキルを伸ばすことができるように作られている のです。スキルに磨きをかけるのは実践であって,人の話を聞くことではない ということを忘れてはなりません。ワークショップの教材を講義の原稿として使 用しないでください。そのようなことをすれば,必要なスキルを参加者が練習 することができなくなります。教師として,ワークショップの時間のうち,あなた が話すのは20%だけです。残りの80%は参加者が実習したり,習得状況を互 いに評価し合ったりする時間に使ってください。 ¡ 参加者の実生活に良い変化が現れてきたら,自信を持たせる。雇用者や教 育機関,地域内の支援センター(ハローワークなど)に問い合わせるよう 勧めるのです。実生活に変化をもたらすような目標を設定するよう勧めて ください。ワークショップは,助け合い,親身になってアドバイスを与え 合うことができるような安心感のある,居心地のよい環境でなければなり ません。 ¡ すぐ行動に移すよう勧める。参加者の多くは失業者です。教わった原則を 直ちに実行する必要に迫られています。家族の生活が懸かっているのです。 職に就くためにするべきことをはっきりと参加者に伝えてください。各参 加者は,雇用者や支援センターに,毎週最低10件は当たってみるべきです。 ¡ 熱意を込めて,精力的に教える。参加者が将来への明るい希望を持てるか どうかは,大部分,教師の熱意や意気込みに懸かっています。自分の教え 方を評価して,活気に満ちたワークショップにするためにできることを挙 げてください。例えば次のようなことです。 ¡ゲームを活用する。 ¡適切なユーモアを交える。 ¡自然体で接する。 ¡時々,参加者をいすから立ち上がらせる。

(12)

xi

5種類の指導方法

学んだ情報やスキルを参加者が体得しているかどうかを確認するために,キャ リアワークショップでは次のような指導方法を用いています。 1.説明。なじみのない概念を紹介したり,活動のための指示を与えたりする場合, この指導方法を用います。 2.実演。活動やスキルを実際にやって見せることによって,何をすればよいのか 参加者に示します。 3.実習。人は普通,聞くよりも体で覚えるものです。現場で使えるように,学ん だスキルを使う機会を参加者にたくさん与えてください。また,実習を入れる とワークショップに変化が生まれ,参加者が能動的に参加するようになります。 実習という活動の効果を最大限に引き出すためには,十分に説明し,実際にや って見せる必要があるということを忘れてはなりません。 4.確認。実習の間,趣旨を正しく理解し,スキルを向上させているかどうか,参 加者をよく観察してください。参加者の間を歩いてアドバイスを与えたり,質 問に答えたりします。 5.評価。実習の後,課題の達成度と提示した概念の理解度を評価することが大切 です。学んだ概念やスキルの重要性はどこにあるのか参加者に話し合わせます。 これによって,ワークショップの効果を参加者が自分で把握できるようになり ます。あるスキルを様々な状況でどのように生かすことができるか話し合うこ とは,きわめて大切です。 この5つの方法はすべて重要です。教師がこのうちの一つか二つしか使わなけ れば,参加者が習得できる量はわずかなものになってしまいます。いずれにせよ, 人が学び,身に付けていくのは,たいてい練習,確認,評価を通してです。ワー クショップの時間のうち,教師が話すのは20%にとどめ,残りの時間はグループ での実習時間に当てるよう勧めている理由はここにあります。 教授法を自己評価する キャリアワークショップの教え方が良かったかどうかを知るための一つの方法と して,各単元を教えた後に次の質問に教師が自分で答えてみるとよいでしょう。

わたしの目標

¡ 参加者は全員,はっきりとした短期目標,長期目標を持っていますか。 ¡ 目標が決まっていない人のために,何ができますか。 ¡ 参加者には,目標を達成しようという心構えができていますか。 ¡ 目標を達成させるために,教師にできることは何ですか。

情報収集

¡ 参加者は,コンタクトすべき求人先がたくさんあることを理解していますか。 ¡ 参加者は,コンタクトすべき具体的な求人先のリストを持っていますか。 ¡ コンタクトする求人先のリストを持っていない人を助けるために,教師に は何ができますか。 は じ め に

(13)

求職活動

¡ 参加者はパワーステートメント(自分をアピールできる言葉)を幾つか持 っていますか。 ¡ 参加者は,面接のときに情報を得られるような質問を考えていますか。 ¡ 参加者は,第一印象を良くする方法を理解していますか。 ¡ 以上のスキルを持っていない人を助けるために,教師には何ができますか。

さらなる成功

¡ 参加者は交渉テクニックを理解していますか。 ¡ 参加者は職場で向上する方法を理解していますか。 ¡ 以上のスキルを持っていない人を助けるために,教師には何ができますか。 以上の質問にすべて肯定的に答えることができ,ワークショップが有益で霊的 に鼓舞するものだったと自負できたとしても,その段階ではまだ成功への第一歩 を踏み出したにすぎません。参加者が仕事を見つけ,学校に通い始め,財政融資 を獲得したとき,あるいは職業上の目標や自営業の目標を達成したときに初めて, このキャリアワークショップがほんとうの意味で成功したと言えるのです。この 目標に到達できるまでは,ワークショップ終了後も必要に応じて参加者を励まし, フォローしてください。 この手引きの使用法 この手引きの各単元の冒頭には,その単元の準備のために行うべきことが列挙 されています。次にその単元の目次と概要,そして活動の提案,話し合いの要点 と続きます。各ページの左の欄には,単元目次にある見出しがもう一度出てきま す。新しい教師や経験の浅い教師がワークショップを開く場合には,活動や話し 合いの詳しい説明に相当頼る必要があるでしょう。しかし,レッスンの内容が分 かってくるにつれ,単に見出しを見るだけで話し合いの要点を思い出すことがで きるようになります。経験を積むと,各単元の始めにある目次から直接教えるの がいちばん教えやすいと感じるようになるかもしれません。

(14)

1

目標

わたしの

「学習に終わりはありません。わたしたちは本を読み,物事を観

察し,知識を身に付け,心を開いてじっくりと考えなければなりま

せん。わたしは,人間の知性,心,霊は進歩し続けるものだと信じ

ています。物事は改善できると信じています。人は成長すると信じ

ています。難しい問題を調査して解決することも,解決不可能と思

われることに取り組んで解決策を見いだすこともできるのです。こ

れほど勇気づけられることはありません。

ゴードン・B・ヒンクレー

(15)

わたしの目標

目的 参加者は,自分の持つスキルや能力を十分に把握し,それをほかの人に伝える 練習をします。また,さらに条件の良い職に就いたり,学校に入学したり,事業 を改善したりするための計画を立てます。 時間 3時間から3時間30分 この単元のための準備 ¡『キャリアワークショップ――参加者用ワークブック』を用意する(各参加 者に1冊ずつ。地元の雇用支援センターまたは配送センターで入手可能。 〔品番35163 300〕)。 ¡ 筆記用具を用意する(各参加者に1本ずつ)。 ¡ 次のポスターを用意し,セッションが始まる前に部屋に掛けておく。―― 「自立のサイクル」(1.1),「わたしの目標」(1.2),職業群表のポスター (1.3-1.12)(参加者が新しい仕事を探している場合に使用する)。以上のポス ターは配送センターで入手できる(品番36887 300)。 ¡ 聖典を1冊用意する。 ¡ 選択項目――赤の旗と緑の旗(各参加者に1セットずつ)。 ¡ 参加者に見せられるよう,教師の紋章を作っておく(6−7ページ参照)。 ¡ 紋章に書いた情報に基づいて,教師の「30秒で表現するわたし」を作る (12ページ参照)。 ¡ 参加者が新しい仕事を探している場合――「職業の展望資料」を用意する (地元の雇用支援センターから入手できる場合は,各参加者に1部ずつ配付 する)。 参加者がこの単元終了後に持ち帰る物 ¡ 紋章 ¡ スキルリスト ¡ 自分が目指す職業の展望に関する資料 ¡ 当面の目標と5年計画の目標 ¡ 現在持っている求人情報と必要な求人情報のリスト ¡ 行動計画

(16)

3

わたしの目標

単元目次 1. はじめに . . . 5 歓迎と祈り 参加者の紹介 「自立のサイクル」のポスターとワークショップの概要 選択項目――ワークショップのルール 選択項目――赤の旗と緑の旗 2. 自分の経歴を振り返る . . . 6 紋章 教義と聖約46:10−12 教義と聖約58:27−28 スキルリスト わたしは……です。わたしには……があります。わたしは……ができます。 3. 選択項目――職業選択の幅を広げる . . . 9 職業の展望 目指す職業の必要条件 詳しい情報を得るためのコンタクト先 4. 職業上の目標を設定する . . . 11 5. 「30秒で表現するわたし」を作成する. . . 11 6. 目標達成に役立つ計画を作成する . . . 12 自分の能力の中から人の役に立つものを見つける 7. これからのワークショップがどのような点で役立つか. . . 13 アルマ34:24−27 復習と閉会 わ た し の 目 標

(17)

わたしの目標

単元概要 自立のサイクル 自立のサイクルは,目標を設定することから始まります。自立できる職業に就 くためには,計画を作成しなければなりません。この単元で教師は,ワークショ ップの参加者が目標を立て,それを達成するための計画を作ることができるよう に指導します。 これを行うために,教師は参加者が以下の事柄を順に行うよう指導します―― これまでの人生で経験したことを振り返り,天の御父が自分に与えてくださ ったスキルは何か,考える。 選択肢としてどのような職業があるのかを知る。 職業上の目標を設定する。 計画を立てる。 人の役に立つために何をするか決める。 このセクションで提示する資料の詳しい情報がさらに必要な場合,以下の書籍 を参考にしてください――

デブラ・L・エンジェル,エリザベス・E・ハーニー共著,No One Is Unemployable: Creative Solutions for Overcoming Barriers to Employment(1997年) リチャード・ネルソン・ボールズ著,What Color Is Your Parachute?

目 標

情報収集

求職活動

成 功

(18)

わ た し の 目 標 5 ワークショップの参加者を歓迎し,祈りによってクラスを始めます。その後, 教師は自己紹介をします(30秒で終え,以下に説明する活動の手本を示します)。

活動

自分に関する以下の情報を順番に参加者に発表させます。一人30秒でほかの参 加者に自己紹介しなければならないことを伝えてください―― 名前。 このワークショップに出席した理由。 このワークショップに出席して達成したいこと。 職歴。 各参加者の発表は30秒でやめさせます。時間管理の責任は教師にあるというこ とを忘れてはなりません。これができなければ,各単元の活動をすべて時間内に 終わらせることはできなくなります。

話し合い

「自立のサイクル」のポスターを指し,これを見ればキャリアワークショップ 全体の概要が分かることを説明します。ここにある4つの分野において新しいス キルを伸ばし,活用して,職業上の目標や自営業,教育の目標を達成することが このワークショップの目的だということを説明します。過去の成功例を挙げて, このワークショップがいかに人々の役に立ってきたかを示します。 このサイクルの各段階について話し合い,各単元で参加者が学ぶスキルを,例 を挙げて説明します。 ¡ わたしの目標――ふさわしい目標を設定し,それを達成するための計画を 立てる。 ¡ 情報収集――良い仕事を見つけるのに役立つプログラムや機会を見つける。 ¡ 求職活動――求人先にコンタクトする方法,採用情報を得るための面接や採 用されるための面接の受け方,面接後のフォローアップの仕方について学ぶ。 ¡ さらなる成功――交渉テクニックなど,仕事で成功するために役立つその 他のスキルについて学ぶ。 この訓練を最大限に生かすために,参加者は次のことを行わなければならない ということを説明します―― ¡『参加者用ワークブック』の記入欄を埋める。 ¡ これから学ぶスキルの実習は,ワークショップの時間中だけでなく,その 後も家族や友人の助けを借りて練習する。 ¡ 最後までこのワークショップに参加する。(このキャリアワークショップの セッションにすべて参加した人は,失業期間が短い。) ¡ 御み霊 たま の導きを受ける。

「 自 立 の サ イ ク ル 」

の ポ ス タ ー と ワ ー ク

ショップの概要

(5分)

参加者の紹介

(5分) 目的 参加者が30秒以内で自 己紹介できるよう指導する

1. はじめに

歓迎と祈り

1.1 CYCLE OF SELF-RELIANCE GOALS RESOURCES SUCCESS INTERACTION 1.1

(19)

活動

手順

1.職場環境にあってほしい価値観や特質は何か,参加者に問いかける。(人の立 場を尊重する,創造性など) 2.ホワイトボードか大きな紙に参加者の答えを書き出す。 3.できれば,このワークショップの期間中,書き出した項目は部屋の目につく場 所に掲示する。 4.書き出した事柄が,ワークショップのルールになることを参加者に伝える。

活動

(入手可能であれば)赤の旗と緑の旗を各参加者に配ります。ワークショップ のルールを守っていることに気づいたときや,破っていることに気づいたときに この旗で知らせるよう,参加者に言ってください。例えば,ある意見に賛成のと きや,うまくできたことを褒めたいときには,緑の旗を振ります。逆に,ある参 加者が自分の可能性をあまりにも否定するような意見を言ったような場合には, 赤い旗を振ります。(旗が入手不可能な場合は,赤のカードと緑のカードなど, その他の方法を選んでもよいでしょう。)

活動

『参加者用ワークブック』の7ページの図を見るよう参加者に言ってください。 紋章とは何か,紋章にはどのような意味があるのか説明します(または参加者に 説明してもらいます)。(何世紀も前,紋章は,盾や,かぶとや,戦いにおいて騎 士の身元を証明するための銘文から成っていました。紋章にある象徴はそれぞれ, 騎士が人生でなした業績や傑出した能力を顕示するものでした。)紋章を作るこ とを通して,雇用者,学校,顧客に対して自分が提供できるものは何かを明らか にすることができます。なぜでしょうか。話し合ってください(自分の経歴,ス キル,価値観を見直すことになる)。 重要なのは,面接のときやコンタクトを取る場面で,この活動がいかに役立つ か分かってもらうことです。自身の紋章を例に取って,この活動で得た情報が面 接でどのように使えるかを説明します。各項目について自分が書いたことを分か ち合います(ほかの人と情報を交換することは,この活動の重要なポイントで す)。

第1部――紋章の作成

(15分) 参加者は,『参加者用ワークブック』の紋章に次の情報を書きます。絵で表現 してもよいこととします。(注――絵が描ける人に対しては,情報を絵で描くよ うに勧めます。参加者の創造性を引き出し,文章力の弱い人を助けることになる からです。)

2. 自分の経歴を振り返る

紋章

(35分) 目的 参加者に自分の長所を見 つけ,目標を立てるのに役 立つ情報をリストアップさ せる

選 択 項 目 ― ― 赤 の 旗

と緑の旗

(5分) 目的 参加者がワークショップ でよく学べるよう,ワーク ショップのルールを徹底さ せるのに有効な方法を決める

選択項目――ワークシ

ョップのルール

(5分)

(20)

わ た し の 目 標 7 1.自分のことを説明する積極的な言葉を5つ。 2.家族に関する簡単な説明。 3.趣味や関心事を3つ。 4.過去に経験したことのある仕事,または自営で行ったことのある仕事を3つ。 5.達成した事柄のうち,大きなものを3つ。 6.学歴。 7.価値観。 15分で完成させます。参加者の間を歩き,良い点を褒め,質問に答えます。

第2部――紋章の発表

(15分) 参加者は,初対面の人に説明するのに最も適した情報を自分の紋章から選びま す。2,3人の参加者に,選んだ情報を参加者全員の前で(完全な文章を使って) 発表してもらいます。次に,自分の紋章に書いた情報を言葉で表現する練習を, 参加者全員に別々の方向を向いて行ってもらいます。その後,各参加者は,自分 の紋章をワークショップの参加者に一対一で説明します。持ち時間は1回の説明に つき1分で,3人の人に説明してください。

評価

この活動を通して自分に対する見方や,互いに対する見方がどのように変わっ たか,参加者に尋ねます。参加者が自分について否定的なことを言わないように 注意してください。自分自身の長所を把握することは,自慢したり,うぬぼれた りすることではなく,目標を達成するために必要な自信をつけるのに役立つとい うことを参加者に理解させます。

話し合い(スキルと才能)

教義と聖約46:10−12を読みます。わたしたちや周りの人々の人生を祝福する ため,天の御父はすべての人に才能を与えられたことを強調してください。職業 上の目標を検討するに当たって,この聖文を読んで感じたこと,自分に与えられ ている才能について考えたことを参加者に発表してもらいます(出された答えは ホワイトボードに書きます)。 自分自身を正直に分析すると,どのような目標を立てたらよいかが分かってく ることを参加者に説明します。自分のスキルや才能が分かってくるにつれ,雇用 者,学校,顧客に対して自分のセールスポイントをうまく伝えることができるよ うになります。

話し合い(目標を設定し,達成する)

教義と聖約58:27−28を読み,職業上の目標を設定して達成することについて, この聖文から何が分かるか参加者に質問します(出された答えはホワイトボード に書きます)。 この聖文について話し合う際,だれでも人生で苦難に遭うことを参加者に理解 させます。参加者にとって今最大の問題は,仕事,教育,ビジネスの機会を得る

教義と聖約58:27−

28

(5分) 目的 次の活動の準備として, 成功への原動力は自分の中 にあるということを参加者 に思い起こさせる

教義と聖約46:10−

12

(5分)

(21)

ことかもしれません。天の御父はわたしたちの成功を願っておられ,成功するた めの力をわたしたちに与えておられることを強調してください。これは,次の活 動のための準備です。次の活動では,成功に導く力は自分の中にあるということ を学びます。

活動

参加者から一人選び,自分の紋章から業績を一つ発表し,ホワイトボードに書 いてもらいます。時間を1分与え,その業績を上げるのに必要だったと思われる スキルを参加者に挙げてもらいます。答えをホワイトボードに書きますが,後で 参照できるよう,消さないでおきます。

手順

1.参加者を2−3人ずつのグループに分けます。参加者は,『参加者用ワークブッ ク』の8ページを開きます。 2.参加者は,自分の紋章に列記した業績を3つ,表に書き込みます。 3.各グループで一人選び,最初に書いた自分の業績をグループのほかのメンバー に伝えます。 4.グループのほかのメンバーは,その業績を達成するために必要だったと思うス キルや特性を挙げます。時間は1分間です。自分の業績を発表した人は,ほか の人のコメントをすべて表の最初の欄に書き込みます。(参考のため,ワーク ブック8ページの「スキルや資質の例」を見てもよいことを参加者に伝えてお きます。) 5.ほかの二つの業績についても手順3,4を行います。 6.参加者全員のスキルリストが完成するまでこの活動を繰り返します。

評価

自分が知らなかったスキルを発見できたかどうか参加者に尋ねます。スキルリ ストを作ることは成功への第一歩ですが,そのスキルを具体的な職業上の目標に 生かす方法も学ぶ必要があることを説明します。

活動

前回の活動と同じグループで行うことを参加者に伝えます。

手順

1.参加者は,自分のスキルリストの欄から一つ選びます。 2.参加者は各々,その欄にあるスキルを以下の言葉を使ってグループのメンバー に繰り返し言います(時間は1分間)。 わたしは……です。 わたしには……があります。 わたしは……ができます。(あるいは,…する能力があります。)

わたしは……です。わ

たしには……がありま

す。わたしは……がで

きます。

(5分)

スキルリスト

(10-15分) 目的 これまで気づかなかった 自分のスキルを参加者に発 見させる スキルリスト 下の表のいちばん上の欄に , 紋章の 5に書いた達成 事項を記入してください 。 次に , それを達成するた めに必要だった才能やスキル , 資質を 10個書き出し ます 。 ( 表の下の例を参照してください 。 ) ワークシ ョップに出席している場合は , 同じグループの人が この情報を提供してくれます 。 インターネット受講 の場合は自分で考えますが , コーチの意見を聞く必 要があります 。 8 キ ャ リ ア ワ ー ク シ ョ ッ プ 協調性 適応力 分析力 芸術的才能 ビジネスセンス 思いやり 明るさ 協力的な態度 自信 勇気 創造性 決断力 熱心さ 頼りになる 意志の強さ 粘り強さ 情熱的 豊富な経験 公平さ 信念 度胸の良さ 融通性 寛容さ 如才なさ 寛大 広い専門知識 人柄の良さ 良識ある判断力 感謝の気持ち 正直 勤勉 知性 直感力 親切 知識 指導力 速習力 やる気 交渉力 後進を育てる力 組織力 忍耐 不屈の努力 方向性 説得力 前向きな態度 問題解決能力 人間関係をうまく作る能力 やりくり上手 他人の立場を尊重する態度 責任感 冒険心 ユーモアのセンス サービス精神 社交性 霊性 物覚えの良さ 教える能力 思慮深さ 倹約 我慢強さ 信用 理解力 ビジョン 喜んで物事をする態度 健全な労働観 達成した事柄 1: 達成した事柄 2: 達成した事柄 3: 達成のために必要となった 達成のために必要となった 達成のために必要となった スキルや資質 スキルや資質 スキルや資質 1. 1. 1. 2. 2. 2. 3. 3. 3. 4. 4. 4. 5. 5. 5. 6. 6. 6. 7. 7. 7. 8. 8. 8. 9. 9. 9. 10. 10. 10. スキルや資質の例

(22)

9 (例――「わたしは目標志向の人間です。」「わたしには組織に役に立つスキ ルがあります。」「わたしは人と協力して働くことができます。」) 3.『参加者用ワークブック』9ページの指定欄にその文章を書きます。

評価

このように自分の能力を文章で表現すると,そのスキルや才能があることを自 覚できるようになることを説明します。スキルは単に紙の上に書いた言葉ではな く,個人の特性を表す大切なものなのです。 この活動を通して自分について分かったことを二人の参加者に一つずつ発表し てもらいます。自分の良い面について話すのを聞いていてどう感じたか,ほかの 参加者に尋ねます。自分の能力を過小評価したくなる気持ちを克服するためには どうしたらよいか話し合います。話し合いの目的は,参加者がもっと自由に自分 の長所を表現できるようになることです。 ワークショップの参加者が以下の状況にある場合は,このセクションの活動を 使います。 ¡ 仕事を変えようとしている。 ¡ 自分のしたいことが分からない(若い人や伝道を終えたばかりの帰還宣教 師を含む)。 参加者のほとんどが職業上の目標を持っており,選んだ仕事で成功を収めるた めに必要なスキルが何か分かっている場合は,11ページの4「職業上の目標を設 定する」へ進みます。

活動

参加者に次の質問をします。「もしスキルと機会があったら,どんな仕事に就 きたいですか。」参加者は自分の答えを考える際,『参加者用ワークブック』9ペ ージにある職業群のリストを見ます。次に,以下の手順で進めます。

手順

1.参加者は,自分が就きたい仕事にいちばん近い職業群を選びます。 2.壁に掛けたポスターの中から自分が選んだものを見つけ,その横に立ちます。 3.選んだポスターにある職業名から興味を引かれるものを一つか二つ選び,『参 加者用ワークブック』9ページの指定欄に職業名,その職業の職務内容,興味 を引かれた理由を書き込みます。 4.参加者が全員書き終えたら,(入手可能であれば)職業の展望資料を1部参加者 に渡して,自分が選んだ職業をその中から見つけさせます。参加者は,職業の 展望資料を使って次の質問の答えを見つけます。見つけた答えは,ワークブッ クの9ページに記入します。(この手順4は,宿題にしてもよいでしょう。)

職業の展望

(20分) 目的 参加者が関心を持ってい る職業を特定し,その職業 の長期的展望および平均的 な給与を知ることができる よう指導する 必要な資料 雇用支援センターで入手 可能な場合は,職業群表の ポスター(クラスが始まる 前に部屋に掛けておく)と, 職業の展望資料

3. 選択項目――職業選択

の幅を広げる

わ た し の 目 標 わたしは……です 。 わたしには……がありま す。 わたしは……ができます 。 スキルリストを作る過程で , 自分のことや自分が 持つスキルのことが少し分かってきたことでしょう 。 さて , 次の段階に進み , ここで得た知識を自分のた めに役立てる必要があります 。 先の表からスキルを 2 ∼ 3選んで , 「 わたしは……です 」 , 「 わたしには…… があります 」 , 「 わたしは……ができます 」 という文 章を書いてください 。 ( 例: 「 わたしは , 物事を率先 して行う人間です 。 」 「 わたしは , 優れた記憶力を持 っています 。 」 「 わたしは , プレゼンテーショーンを 上手に行うことができます 。 」 ) 書いた文章を声に出して言う練習をしてくだ さい 。 こうすることによって , その才能が自分 に与えられていることをはっきりと自覚できる ようになり , その特質をもっと現実的に受け止 められるようになります 。 主は次のように勧告 しています 。 「 教会員に与えられているそれらの 賜物xが何であるか , 常に覚えておき , また常 に心に留めておくようにと , わたしは望んでい る 。 ……賜物は多くあり , 各人に神の 御 み 霊 たま に よ って一つの賜物が与えられるのである 。 ある人に はある賜物 , またある人には別の賜物が与えられ て, すべての人がそれによって益を得られるよう になっている 。 」 ( 教義と聖約 46: 10− 12) 3. 選択項目―― 3. 職業選択の幅を広げる 初めて実社会に出て行こうとしている人や職業を 変えようとしている人にとって , このセクションは , どんな職業の選択肢があるかを知り , 目指す職業の 展望を調べ , その職業に就くために必要なスキルを 知るのに役立ちます 。 働きたい分野が分かっている 人は , 関心のある職業の将来性を調べるためにこの セクションを使うことができます 。 目指す分野の展 望が分かっている人は , 11ページのセクション 4「職 業上の目標を設定する 」 に進んでください 。 職業の展望 関心のある分野を選んでください 。 □ 経営 □ 専門職関係 □ サービス業 □ 事務職 □ 農業関係 □ 建設業 □ 販売業 □ 設置・修理関係 □ 製造業 □ 運送業 添付資料 A( 45− 48ページ ) には , 上の各分野 に該当する職種が挙げてあります 。 選んだ分野 の職種から , 興味のあるものを一つ以上 , 下の 欄に書いてください 。 自分がその職業で行うと思う仕事の内容 ( 活 動, 務め , 責任など ) を書いてください 。 その職業に興味を覚えた理由を説明してください 。 以下の事柄を雇用支援センターまたは公共機関の 雇用ウェブサイトで調べてください 。 この仕事は , □ 将来性がある □ 伸び悩んでいる 。 停滞している 。 □ 衰退しつつある 。 平均給与は ,1時間 (1週間 ,1か月 ,1年) 当たり          から          である 。 9 わ た し の 目 標

(23)

¡ 将来性のある職業ですか,伸び悩んでいる職業ですか,衰退しつつある職 業ですか。 ¡ その職業の平均的な給与はどれくらいですか。

評価

様々な職業について情報を提供してくれる資料は,職業の展望資料以外にもあ ります。どのような資料があるか,参加者に挙げてもらいます。出された答えを ホワイトボードに書きます。仕事についての情報が得られる最高の情報源は,そ の職に就いている人であることを参加者に理解させます。 参加者に以下の質問をします。 ¡ この活動から職業上の目標がはっきりしてきましたか。 ¡ 必要なスキルは何か,分かりましたか。 ¡ これまで集めた情報から考えて,それはあなたに最適な職業ですか。 人生でこのような決定をするとき,天の御父の助けがあることを指摘します。 御父は,自分の才能を使って人の役に立ち,自分や家族を十分養うことができ, 幸せになれるような職業にわたしたちが就くことを望んでおられるのです。

活動

手順

1.参加者は,『参加者用ワークブック』10ページにある「職業の必要条件」のと ころを開きます。 2.職業の展望資料を使って表の空欄を埋め,選択した職業に必要なスキル,教育, 経験を書き出します。 3.すでに満たしている条件については,その横のボックスにチェックを入れます。 5−10分与えて,参加者に表を完成させます。

評価

参加者に以下の質問をします。 ¡ この活動で何を学びましたか。 ¡ この活動を通して,職業上の目標を達成するために何をしたらよいかはっ きりしましたか。 目指す職業に必要なものが分かったところで,次のセクションを紹介します。 必要な教育や訓練を受け,スキルを身に付けるためには,短期目標,長期目標を 立てる必要が出てくることを説明します。

目指す職業の必要条件

(15分) 目的 目指す職業に就くために は,さらにどのようなスキ ル,教育,経験が必要なの かを参加者に把握させる 職業の必要条件 目指す分野で働くために必要なスキル , 経験 , 教育を書いてください 。 必要なスキル 必要な教育や資格 必要な実務経験 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 詳しい情報を得るためのコンタクト先 以上 2ページにわたる作業を実際にやってきて , 職業とはどのようなものかおおまかに理解できたことでし ょう 。 そこで次に , その分野に関する具体的な情報を集め , その分野で仕事を見つけるにはどうすればよい かを把握する必要があります 。 下の表に , 希望する仕事に就いている人の名前を 3人挙げ , その人と連絡を取 るのに最も良い方法および連絡を取る日時を具体的に書いてください 。 目指す分野で働く人の個人名が思い つかない場合は , 会社または組織の名前を記入します 。 以上 2ページにわたる作業を実際にやってきて ,職 業とはどのようなものかおおまかに理解できたことでしょう 。 そこで次に , その分野に関する具体的な情報 を集め , その分野で仕事を見つけるにはどうすればよいかを把握する必要があります 。 下の表に , 希望する 仕事に就いている人の名前を 3人挙げ , その人と連絡を取るのに最も良い方法および連絡を取る日時を具体的 に書いてください 。 目指す分野で働く人の個人名が思いつかない場合は , 会社または組織の名前を記入します 。 氏名 連絡を取るための最良の方法 連絡を取る日時 1. 2. 3. 以下に挙げるのは , 目指す職業に関してさらに知りたいときに使うことのできる質問です 。 通常 , 勤務時間に行っているのはどのような業務ですか 。 今の仕事が好きですか , それとも嫌いですか 。 その理由も教えてください 。 現在行っている仕事の中で想像と違っていた部分 , 部外者には想像できないような部分はどんなところで すか 。 その分野で仕事を見つけて成功するには , どうすればよいでしょうか 。 その分野で強い影響力を持っているのはどういう人たちですか 。 その分野の将来性についてどう思いますか 。 その分野には , 新しい人を採用する可能性のある部署 , または新たに人を採用する必要性は特にありますか 。 10キ ャ リ ア ワ ー ク シ ョ ッ プ

(24)

わ た し の 目 標

活動

業界で働いている人は,その業界に関する情報をたくさん提供できることを強 調します。ほかでは得られないこうした情報は,参加者が目標を達成するうえで 非常に役に立ちます。参加者は,ワークブックの10ページにある「詳しい情報を 得るためのコンタクト先」の表を埋めます。(個人名が思いつかない場合は,組 織や企業の名称を記入します。)これらの人とコンタクトを取るときには,ワー クブックにある質問例を使うよう参加者に勧めます。

活動

これから,目指す職業に関する知識を使って長期目標,短期目標を設定するこ とを参加者に伝えます。参加者は,『参加者用ワークブック』11ページの質問に 答えます。質問2に対する答えが,長期目標(質問1に対する答え)を達成するた めの補助となる短期目標になっているはずだという説明をします。

評価

参加者に次の質問をします。「あなたが立てた短期目標は,どんな点で長期目 標を達成するのに役立ちますか。」

活動

この活動では,紋章に書いた情報を幾つか使って「30秒で表現するわたし」を 作成することを参加者に説明します。これは,自分に関する大切な情報を雇用者 に手短に伝えたいときに使うことのできる3−5つの文章からなる声明文です。 『参加者用ワークブック』11ページと12ページにある例の一つ,または教師自身 が作成した「30秒で表現するわたし」のうちの一つを読み上げられるよう準備し ておきます。「30秒で表現するわたし」を作成するために,紋章に書いた情報を どのように利用したか説明します。優れた「30秒で表現するわたし」とは,雇用 者がいちばん求めている特質や業績に焦点を当てたものです。したがって声明文 の内容は,参加者が立てた目標や,就職を希望する組織の必要に応じて変わるこ とになります。

手順

1.参加者は,2種類の「30秒で表現するわたし」を作成し,ワークブックの12ペ ージに記入します。(参加者の間を歩いて「30秒で表現するわたし」の作成方 法が全員に伝わっているかどうか確認します。)時間は10−15分間です。 2.15分たったら2分間,自分の声明文を声に出して言う練習をほかの参加者とは 別々の方を向いてします。

5.「30秒で表現するわ

たし」を作成する

(30分) 目的 自分と自分のスキルを端 的に表現できる文面を参加 者に作成させる

4. 職業上の目標を設定す

(5分) 目的 参加者が職業上の長期目 標,短期目標を立てられる よう指導する

詳しい情報を得るため

のコンタクト先

(5分) 目的 目指す職業について詳し い情報を提供できる人を探 し出してコンタクトするよ う,参加者を指導する 11 職業の必要条件 目指す分野で働くために必要なスキル,経験,教育を書いてください。 必要なスキル 必要な教育や資格 必要な実務経験 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 詳しい情報を得るためのコンタクト先 以上2ページにわたる作業を実際にやってきて,職業とはどのようなものかおおまかに理解できたことでし ょう。そこで次に,その分野に関する具体的な情報を集め,その分野で仕事を見つけるにはどうすればよい かを把握する必要があります。下の表に,希望する仕事に就いている人の名前を3人挙げ,その人と連絡を取 るのに最も良い方法および連絡を取る日時を具体的に書いてください。目指す分野で働く人の個人名が思い つかない場合は,会社または組織の名前を記入します。 氏名 連絡を取るための最良の方法 連絡を取る日時 1. 2. 3. 以下に挙げるのは,目指す職業に関してさらに知りたいときに使うことのできる質問です。 通常,勤務時間に行っているのはどのような業務ですか。 今の仕事が好きですか,それとも嫌いですか。その理由も教えてください。 現在行っている仕事の中で想像と違っていた部分,部外者には想像できないような部分はどんなところで すか。 その分野で仕事を見つけて成功するには,どうすればよいでしょうか。 その分野で強い影響力を持っているのはどういう人たちですか。 その分野の将来性についてどう思いますか。 その分野には,新しい人を採用する可能性のある部署,または新たに人を採用する必要性は特にありますか。 10 キ ャ リ ア ワ ー ク シ ョ ッ プ 4.職業上の目標を設定する さて,目指す職業について少し分かってきたとこ ろで,以下の質問を活用しながら目標を設定して計 画を立てる作業に入りましょう。最初の質問の答え は,最終的な職業上の目標でもいいですし,それに 到達するための一段階でもかまいません。2番目の 質問の答えは,長期目標達成のための補助的な目標 でなければなりません。 目標を設定するに当たって,一つの具体的な長期 目標に努力を集中することができれば,その方が成 功する可能性が高いということを忘れてはなりませ ん。いろいろな職種の中から仕事を探す方が,仕事 が見つかる可能性は高いと考える人もいます。しか し,現実には,このやり方では一つの目標に全精力 を注ぐことができません。一つの長期目標に焦点を 合わせれば,精力を集中させることができます。こ れは,火力の集約度の高いライフルの方がショット ガンよりも弾丸を遠くまで飛ばせるのに似ていま す。ショットガンは,ライフルに比べれば破壊力も 的中力も劣るのです。 11 わ た し の 目 標 1.今から3年後から5年後にどのような仕事をしていたいと思いますか。(長期目標) 2.当面の職業上の目標は何ですか。(短期目標) 5.「30秒で表現するわたし」を作成 する これまで自分の才能,関心事,価値観を検討して きました。目標に向かって努力する次のステップは, それを他の人に伝えることができるようになること です。これを行う良い方法の一つは,「30秒で表現 するわたし」を書くことです。これは,自分がどん な人間かを3−5つの文章で表現したものです。電話 によるコンタクトや面接でこれを使えば,他の応募 者に比べて際立った印象を与えることができます。 「30秒で表現するわたし」を作成するために,自分 が作った紋章(7ページ)を復習し,自分が立てた 具体的な目標を達成するのにいちばん役に立つと思 う情報をその中から選んでください。優れた「30秒 で表現するわたし」とは,30秒以内であって,相手 の人または組織が最も求めている内容に焦点を当て たものです。 以下に「30秒で表現するわたし」の例を二つ挙げ ます。 例1――「わたしは,人と交わることを常に喜んで行 ってきました。その結果,広報の専門家になり, 8年の実務経験を積みました。州内で,地域住民 関係改善や教育の分野で様々なプログラムを運営 してきました。わたしは自分の組織能力を活用し て,数百万ドルの事業の広報を一手に管理しまし た。わたしの能力が最も発揮できるのは,小規模 な事業の立ち上げを助け,地域のニッチ市場(訳 注――ニーズがありながらそれに対する供給がな かった市場)で成功を収めさせることです。」

(25)

3.参加者は,少なくとも会場にいる4人の人に自分の声明文を聞いてもらいます。 (活動のこの部分には10−15分取ります。)参加者がまず自己紹介して握手を交 わし,相手の目を見て話すよう(またはビジネス上ふさわしいとされているあ いさつをするよう),注意してください。

話し合いと評価

優れた「30秒で表現するわたし」を作成する鍵 かぎ は,短くすること,コンタクト する人または組織がいちばん求めている事柄を強調することだということを,参 加者に再度確認します。 参加者に以下の質問をします。 ¡ このワークショップでほかの参加者に関して得た情報の中で,価値がある のはどのようなものですか。(参加者同士の情報が分かってくると,次の単 元で行う人脈作りに役立つということを参加者に話します。) ¡ 雇用者に自分自身を印象づける方法を見いだすこの活動から,あなたは何 を学びましたか。

活動

この活動では,これまでの活動で学んだことをまとめて,目標達成のための行 動計画を立てることを参加者に伝えます。

手順

1.参加者は,『参加者用ワークブック』の13ページを開きます。 2.自分の目標を達成するために必要なスキル,教育,経験を最初の欄に記入しま す。(10ページの表が記入済みであれば,その表の必要条件のうちチェックが 入っていないものをリストアップすればよい。) 3.それらのスキルを伸ばし,必要な教育や経験を得るために,参加者は具体的な 行動計画を立てます。立てた計画は,2番目の欄に記入します。 4.目標を達成するためには,だれでも人の手を借りなければならないことを参加 者に思い出させます。参加者は,メンター〔訳注――良き助言者,指導者の意。 その分野の先輩社会人で,職を得るために何かと世話をしてくれる人〕やコー チ,興味を引かれる職業についている人,または最初の欄に記入した各スキル を習得するのに助けとなる人や組織の名前を3番目の欄に書き込みます。 5.参加者は,各スキルを習得する期日を設定します。

評価

この活動がどのような点で目標達成に役立つと思うか参加者に尋ねます。この 機会を利用して,多くの場合,最良の情報源は人であり,わたしたちは皆,目標 を達成できるよう助けてくれる人を何人か知っているものだということを再度説 明します。

6. 目標達成に役立つ計画

を作成する

(5−10分) 目的 目標を達成するために具 体的な計画を立てる機会を 参加者に与える ここで , 自分の 「 30秒で表現するわたし 」を2通り作成してください 。 1. 自分を表現することに焦点を当てる 。 2. 仕事に関連した自分の業績に焦点を当てる 。 12 キ ャ リ ア ワ ー ク シ ョ ッ プ 例 2―― 「 家族は 4人で , とても大切にしています 。 好きなことは読書です 。 読書ではぐくんだ知識や 物の見方が , わたしの教授法とプレゼンテーショ ン能力の支えとなっています 。 これまでずっと円 満な家庭を築いてきました 。 そうしてこられたの は , 同時に多くの事柄を計画し , スケジュールを 立て , 取り仕切る能力がわたしにあるからです 。 こ の 柔 軟 性 は , 異 な る 個 性 の 持 ち 主 が 集 ま り , 様々な学習方法が錯綜xする教室という場で役立 つことでしょう 。 」 「 30秒で表現するわたし 」 を書いたら , うまく言 えるようになるまで声を出して練習します 。 それを コーチやメンターなど , 他の人たちに聞いてもらい , 意見を求めてください 。 「 30秒で表現するわたし 」 には , 完成というものはないことを忘れてはなりま せん 。 それぞれの面接に合わせて変えていく必要が あるのです 。 6. 目標達成に役立つ計画を作成する さて , これで , これまでに得た情報をすべて使っ てさらに包括的な行動計画を立てる準備が整ったこ とになります 。 最初の欄に , 目標を達成するために 必要なスキル , 教育 , 経験を書いてください 。 ( 10 ページの活動を終えている場合は , 表の必要条件の 中でチェックが入っていないものを書きます 。 ) 次 に, そのスキルを伸ばしたり , 教育を受けたり ,実 務経験を積んだりするための具体的な行動計画を立 て, 各計画の達成期限を設定してください 。 次の単元で学びますが , 人の助けを受けずに目標 を達成することはまずできません 。 行動計画を立て 必要なスキルまたは教育 スキルを伸ばすための 助けとなる人や施設 達成期日 ( 10ページ参照 ) 行動 1. 2. 3. 4. 5. 6. 13 わ た し の 目 標 たら , 関心のある職業に就いている人 , メンター , コーチの名前 , または目標を達成するのに役立つ情 報の提供や人材の仲介をしてくれる施設の名称を書 いてください 。 自分の能力の中から人の役に立つものを見つ ける 主が才能を与えてくださったのは , 主と主の子供 たちに仕えるためです 。 あなたには , 人の役に立つ ような才能や資質がたくさん与えられています 。あ なたと同じように新しい仕事を探している人の助け になるような才能まで与えられているのです 。 人に 仕えることによって , 他の人の目標達成を助けるこ とができるばかりか , 自分のために祝福を刈り取る こともできるのです 。 下の空白に , 自分にできるこ とで人の役に立つものを書いてください 。

(26)

わ た し の 目 標

活動

行動計画は,人の役に立つような具体的な計画でないかぎり,完成したとは言 えないことを参加者に理解させます。自分の才能や資質を喜んで提供しようとす る気持ちがあれば,人に助けを頼むときに気後れすることはありません。奉仕は 永遠の原則です。奉仕すればするほど,天の御父からの祝福も豊かに注がれるよ うになることを強調します。 参加者は,『参加者用ワークブック』の13ページに,自分にできることで人の 役に立つものを具体的に記入します。人の役に立つことが思いつかないときは, グループで話し合ってアイデアを募ります。

活動

仕事を見つけ,財政融資を受け,事業を始めるのに必要な能力が自分にはある と考えている人は多いものの,ほとんどの人が求人広告やその他の広告に頼りす ぎていることを説明します。これは通常,非効率な方法です。人脈,面接,交渉 などのスキルが最も効果的だということを参加者が理解できるよう助けます。 参加者に,『参加者用ワークブック』14ページの表を見るように言います。仕 事を見つけ,学校に入り,財政融資を受け,事業を始めるのに不可欠な能力がリ ストアップされています。キャリアワークショップの残り3つの単元で得られる 情報が,表にある能力を開発するうえでいかに役立つか簡単に説明します。残り 3つの単元のセッションが開かれる日時を参加者に伝え,表に書き込ませます。 全部のワークショップへの参加を最優先するよう,参加者に勧めます。

話し合い(神の助けを求める)

参加者の一人にアルマ34:24−27を読ませ,皆で話し合います。神はわたした ちの最良の伴侶 はんりょ であり,わたしたちの成功を願っておられることを指摘します。 神の導きと助けを求めて祈ることはいつでも,だれにでもできます。わたしたち には無限の可能性があります。霊的に成長し,実生活でも成功する力を,すべて の人が内に秘めているのです。

話し合い

(同じ日に次の単元「情報収集」を教える場合,参加者と行うこの話し合いは, 次の単元終了後に行います。) このワークショップで達成したことを参加者に復習させます。 ¡ 紋章を作成した。作成を通して,自分を強く印象づけるために使うべき情 報が分かった。 ¡ 雇用者,顧客,学校の面接で使えるスキルリストを作成した。

復習と閉会

(5分)

アルマ34:24−27

(5分)

7. これからのワークショ

ップがどのような点で

役に立つか

(5分) 目的 キャリアワークショップ の残り3つの単元に出席す るよう参加者に勧める

自分の能力の中から人

の役に立つものを見つ

ける

(5分) 目的 自分の才能や資質を人の ために役立てるよう,参加 者に勧める 13 キ ャ リ ア ワ ー ク シ ョ ッ プ 能力: 求人 , 教育や訓練 , 財政融資 , ビジネス開発の 情報がどこで得られるかを調べる 情報収集 人と上手にコンタクトをとる 求職活動 面接で良い印象を与え , 上手にフォローアップする 求職活動 採用条件を交渉 , 承諾する さらなる成功 努力を実らせる さらなる成功 14 伸ばすのに役立つ キャリアワークショッ プの単元 開講日時 7. これからのワークショップがど のような点で役に立つか 下の表の左の欄に挙げた 5つのスキルは , 仕事を 見つけたり , 学校に入ったり , 財政融資を受けたり , ビジネス開発プログラムに登録したりするために不 可欠なものです 。 キャリアワークショップの次の 3 つの単元は , これらの能力をさらに伸ばすのに役立 ちます 。

(27)

¡ 職業選択の幅が広がった。 ¡ 仕事を得るために必要なスキルを特定できた。 ¡ 職業上の目標を設定した。 ¡「30秒で表現するわたし」を作成した。 ¡ 幾つかの行動計画を作成した。 ¡ 人の役に立つために何をするか決めた。 作成した計画には良い結果を生み出す力があり,実行する価値があるので,ぜ ひやり通すよう強く勧めます。このワークショップの次のセッションの前に,以 下のことを行うよう参加者に勧めます。 ¡ 自分の目標と計画を見直す。 ¡ 導きを求めて天の御父に祈る。 ¡ 10ページに書き出した人や組織にコンタクトする。 ¡「30秒で表現するわたし」を言う練習をし,さらに改良を加える。 ¡ 行動計画を実行する。 ¡ 自分の能力を人に役立てる計画を実行する。 注――「求職活動」の単元を次のセッションの一部として行う場合,最近仕事に 応募したときに使った履歴書や申請書のサンプルを持ってくるよう参加者に伝え ます。さらに,次のセッションにも忘れずに面接に行く服装で来るよう伝えます。 教師が証 あかし を述べ,祈りで閉会します。

(28)

15

情報収集

「主なるわたしは天を広げ,また地を築いた。これらはまことに

わたしの手の業である。そして,その中にある万物はわたしのもの

である。

万物はわたしのものであるから,わたしが意図しているのは,聖

徒たちに必要なものを与えることである。……

地は満ちており,十分にあり余っているからである。まことに,

わたしはすべてのものを備え,人の子らが自ら選択し行動する者と

なるようにした。

教義と聖約104:14−15,17

(29)

情報収集

目的 参加者は,様々な道具や情報源を使って仕事の機会,教育の機会,自営業を拡 大するプログラムやその他の機会を見つける方法を学びます。 時間 1時間30分 この単元のための準備 ¡『キャリアワークショップ――参加者用ワークブック』を用意する『参加者 用ワークブック』(前回の単元で受け取らなかった参加者のために各参加者 に1冊ずつ。地元の雇用支援センターまたは配送センターで入手可能〔品番 35163 300〕)。 ¡ 筆記用具を用意する(各参加者に1本ずつ)。 ¡ 電話帳を用意する(可能であれば各参加者に1冊)。 ¡ 雇用支援サービス(ERS)求人先ガイドを用意する(可能であれば各参加者 に1冊ずつ。地元の雇用支援センターか地元の教会ユニットで入手可能)。 ¡ インターネットが使用できる環境であれば,参加者がすぐにログインでき るようにコンピューターを用意する。 ¡ 次のポスターを用意し,クラスが始まる前に部屋に掛けておく――「情報収 集」(2.1)(配送センターで入手可能〔品番36887 300〕)。 参加者がこの単元終了後に持ち帰る物 ¡ 参加者個人の人脈リスト。参加者が知っている人の名前と電話帳で調べた 連絡先が記載されている。 ¡ 財政融資情報 ¡ 教会が提供している求人情報の資料 ¡ 参加者のコンタクトや面接を記録,評価する用紙

(30)

17

情報収集

単元目次 1. はじめに. . . 19 歓迎,祈り,復習 「情報収集」のポスターと単元概要 仕事はどこで見つかるか 2. 人脈を築く . . . 20 人脈の定義 人脈リスト 電話帳 選択項目――6種類の教育資金援助 教会および地域社会の情報源 3. 毎日情報源にコンタクトする . . . 24 電話コンタクト用紙 成功する人脈7つのルール 復習と閉会 情 報 収 集

(31)

情報収集

単元概要 自立のサイクル 参加者がそれぞれ自分の目標を立てたら,自立のサイクルにおける次の段階は, 雇用者,学校,自営業の仕事につながる情報源を明らかにすることです。 この単元では,参加者が以下のことを学べるように助けます。 ¡ 仕事は普通どこで見つかるか。 ¡ 人脈とは何か。 ¡ 人脈の作り方。 ¡ コンタクト先の記録の仕方。 このセッションの資料を提示するための詳しい情報がさらに必要な場合は,以 下の書籍を参考にしてください。 デブラ・ L・エンジェル,エリザベス・ E・ハーニー共著,No One Is Unemployable: Creative Solutions for Overcoming Barriers to Employment

(1997年)

リチャード・ネルソン・ボールズ 著,What Color Is Your Parachute?

目 標

情報収集

求職活動

成 功

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