System x3250 M4 (2583) - Red Hat Enterprise Linux 6.2 導入ガイド (ServeRAID BR10ilv2搭載モデ ル)
OSインストール
1. 導入前の作業
当ガイドでは、Red Hat Enterprise Linux 6 (以下、RHEL 6)をDVDメディアから導入する手順を記述してい ます。また、RAIDコントローラーはServeRAID-BR10il v2を前提としております。 【電源投入の前にお読みください!】 オペレーター情報パネルのパワーオンLEDが高速で点滅(1 秒間に4 回)している場合、電源制御ボタンは使 用不可の状態です。 (システム装置がAC電源にはじめて接続した場合、内部の初期化のために約3分間が必要な場合がありま す) この場合、低速で点滅(1 秒間に1 回)する状態になるまで、しばらくお待ちください。
System x3250 M4 (2583) - Red Hat Enterprise Linux
6.2 導入ガイド (ServeRAID BR10ilv2搭載モデル)
2015年4月9日 14:26
1.1 必要となるコンポーネント
導入には以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアが必要になります。
OS導入前に用意が必要なもの
(1) Red Hat Enterprise Linux 6.2 64bit DVD
(2) DVDが読み取り可能な光学ドライブ 1.2 CPUとメモリーの増設 System x3250 M4の搭載可能なCPU数は 1つで、拡張はできません。 System x3250 M4では、最小構成で"スロット 1"に 1個の UDIMM が取り付けられています。 メモリの種類は UDIMM のみ、サポートされています。 追加の DIMM を増設する場合は、同タイプかつ同サイズの DIMM を 2枚で 1ペア として組み合わせて導入 する必要があります。 異なるペア間では、異なるタイプ/サイズ/テクノロジーでも導入可能です。 取り付け順序などの詳細に関しては 最新のシステムガイド、マニュアルをご参照ください。 ※取り付け順序は、IBM System x3250 M4のトップカバーにも印刷されています。 1.3 デバイス・ドライバーの用意
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーの入手方法について説明します。 1.3.1 デバイス・ドライバーの入手 当ガイドで使用しているデバイス・ドライバーよりも新しいバージョンが公開されている場合は、そちらをご利 用いただくことをお勧めいたします。 下記のいずれかのIBM Web サイトにアクセスして、デバイス・ドライバーの最新版を確認・ダウンロードする ことができます。 ・ 日本IBMのサイト 下記サイトの「ダウンロード・ファイル」のリンクをクリックしてください。 System x 各機種に関連するデバイスのドライバーやファームウェアの最新版等をダウンロード出来ます。 技術情報 http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/ または、以下よりご確認いただくこともできます。 技術情報 デバイス・ドライバー一覧 http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/tech/firmdriver/list_x.shtml ・ 米国IBMのサイト 下記サイトからSystem x 各機種に関連するデバイスのドライバーやファームウェアの最新版等をダウンロー ド出来ます。
Support for IBM System x
https://www.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/selectproduct?taskind=2&brandind=5000008 &familyind=0&typeind=0&modelind=0&osind=0&taskind=1
※米国サイトからダウンロードする場合にはtransfer protocol: を選択する画面が表示されますので ・FTP ・HTTP ・IBM Download Director のいずれかを選択し、「I agree」 をクリックします。 次に、「このファイルを実行しますか保存しますか」 という画面が表示されますので[保存]ボタンを 押しファイルをダウンロードします。 1.4 RAIDの構成 System x3250 M4ではOSのインストールを行う前にRAIDの構成を行う必要があります。 OS導入前のRAIDの構成は、OSに依存しないコントローラーBIOS上の設定ツールを起動して行う必要があ ります。
System x3250 M4は、標準で ServeRAID-BR10il v2 または、ServeRAID-M1015、M5014、C100 コント ローラーなどが搭載されています。※各 ServeRAID アダプターでは、サポートされるRAIDレベルがそ れぞれ異なります。
ご利用になられる IServeRAID アダプターによって、構成を行うための設定ツールが異なります。それぞれ の環境にあわせて構成を行ってください。
尚、本ガイドでは、 ServeRAID-BR10il v2 を搭載しているモデルを対象とします。
1.4.a ServeRAID-BR10il v2 コントローラが搭載されている場合
ここでは ServeRAID-BR10il v2 コントローラー での RAID 1 構成を、「LSI Corp Config Utility」で行いま す。
1. System x3250 M4の電源ONにして、「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」とメッセー ジが表示されたら、<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押します。
<注意!> 「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」のメッセージが表示されない場合 この場合、以下の手順で「Start Options」にて「Legacy only」の優先順位を一時的に上げます。
1-a. System x3250 M4の電源をONにします。
1-b. System xのロゴが表示され、しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示されたら、<F1>キーを押 して「Setup Utility」を起動します。
1-c. 「Boot Manager」を選択して、<Enter>キーを押します。 1-d. 「Add Boot Option」を選択して、<Enter>キーを押します。 1-e. 「Legacy Only」を選択して、<Enter>キーを押します。 1-f.<ESC>キーを2回押して、uEFI設定画面の最初に戻ります。 1-g. 「Start Options」を選択して、<Enter>キーを押します。 1-h. 「Legacy Only」を選択して、システムを再起動します。
1-i. 「Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility」とメッセージが出てきたら<Ctrl>キーと<C> キーを同時に押します。
※RAIDの構成後、システムを再起動してください。
<参考> 以下の方法でも「LSI Corp Config Utility」を呼び出すことが可能です。
電源ON後、IBM System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示された ら、<F1>キーを押して「Setup Utility」を起動します。
「System Configuration and Boot Management」画面が表示されます。「System Settings」を選択して <Enter>キーを押してください。
「System Settings」画面が表示されます。「Adapters and UEFI Drivers」を選択して<Enter>キーを押して ください。※「Please press ENTER to refresh this page」と表示された場合は、<Enter>キーを押 してください。
「Adapters and UEFI Drivers」画面が表示されます。「LSI Logic Fusion MPT SAS Driver」の項より「LSI Logic SAS Controller」を選択して<Enter>キーを押してください。※ハードウェア構成によって、表 記が異なっている場合がございます。
記が異なっている場合がございます。
2. 「LSI Corp Config Utility」という画面が表示されます。「SAS1064e」を選択して、<Enter>キーを押して ください。
3. 「Adapter Properties -– SAS1064E」の画面で「RAID Properties」を選択して、<Enter>キーを押 してください。
4. 「Create IM Volume」、「Create IME Volume」、「Create IS Volume」のいずれかを選択して、<Enter> キーを押してください。
ここではハードディスク 2個で RAID1 の構成にするために、「Create IM Volume」を選択します。
5. 「Create New Array -- SAS1064E」の画面からRAID構成を行いたいハードディスクに対して RAID Disk の列の「No」を選択して<Space>キー、<+>キー、もしくは<->キーを押してください。
※以下のメッセージが表示されたら、<D>キーを押してハードディスクに残っているデータの上書き を選択してください。ディスク内のデータは消去されます。さらにWorning画面が表示される場合 は、<Enter>キーを押してください。
6. 対象のハードディスクの RAID Disk の項が「Yes」に変わったことを確認します。
7. 続いてRAIDを構成する残りのハードディスクに対しても、同様に RAID Disk の列の「No」を選択して <Space>キー、<+>キー、もしくは<->キーを押してください。
8. RAID構成を行うすべてのハードディスクの RAID Disk の項が「Yes」になっていることを確認して、<C> キーを押してください。
9. 「Save changes then exit this menu」を選択して、<Enter>キーを押してください。RAIDの構成が行 われます。
RAIDの構成状況は、「View Array」の画面から確認できます。
「Adapter Properties -- SAS1064E」の画面から「RAID Properties」を選択して<Enter>キーを押すこと で、「View Array」の画面を表示できます。
10. 「Are you sure you want to exit?」のメッセージが表示されるまで<Esc>キーを押します。 メッセージが表示されたら「Exit the Configuration Utility and Restart」を選択、<Enter>キーを押し て、「LSI Corp Config Utility」を終了します。
※その際「The action required is 'Stop Controller' Action now?」と表示された場合は、<Enter>キー を押してください。
以上で ServeRAID-BR10il v2 コントローラー でのRAIDの構成は終了です。 続けて「2. Red Hat Enterprise Linux 6の導入」の手順へ進んでください。
2. Red Hat Enterprise Linux 6の導入
1. インストールを行うサーバー本体の電源を投入し、直ちにRed Hat Enterprise Linux 6のメディアを CD/DVDドライブへ挿入します。サーバーはメディアからブートします。
2. インストーラーが起動し、「Welcome to Red Hat Enterprise Linux」という画面が表示されますの で、「Install or upgrade an existing system」を選択し、「Enter」キーを押します。
3. 「Disk Found」の画面でメディアのチェックが行えます。「Skip」を選択するとメディアのチェックをスキップ できます。
4. GUIのインストーラーが起動し、「RED HAT ENTERPRISE LINUX 6」の画面が表示されますの で、「Next」をクリックします。
5. 「What language would you like to use during the installation process?」と表示されますので、インス トーラーの言語として、ここでは「Japanese(日本語)」を選択し、「Next」をクリックします。
6. 「このシステム用の適切なキーボードを選択します。」と表示されますので、「日本語」を選択し、「次」をク リックします。(日本語キーボードでない場合は、使用中のキーボードに合わせた適切な選択を行ってくださ い。) 7. 「どちらのタイプのストレージデバイスにインストールしますか?」と表示されますので、「Basic Storage Devices」を選択し、「次」をクリックします。 8. 「このデバイスは再初期化が必要かもしれませんという警告ウィンドウが表示される場合には、「全てを再 初期化」をクリックします。 9. 「このコンピューターのホスト名を設定して下さい」と表示されますので、「ホスト名」を入力し、「Configure Network」をクリックします。ご利用の環境に合わせて、IPアドレス、サブネットマスク等を設定してください。入 力が完了しましたら「閉じる」をクリックし、「次」をクリックします。("System usb0"というデバイスが表示されま すが、LAN over USB用のデバイスになります。後ほど設定を行いますので、ここでは設定を行わないでくだ さい) 10. 「使用するタイムゾーンの中で一番近い都市を選択して下さい」と表示されますので、「アジア/東京」が 選択されている事を確認し「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずし、「次」をクリックします。 11. 「rootユーザーのパスワードを入力して下さい」と表示されますので、rootのパスワードを入力し、「次」を クリックします。 12. 「どのタイプのインストールをしますか?」と表示されますので、パーティションの設定方法を選択します。 環境に応じて適切な設定をしてください。ここでは、「Create Custom Layout」を選択し、「次」をクリックしま す。 13. 「デバイスを1つ選択してください」と表示されますのでパーティションを作成するハードドライブを選択 し、「作成」をクリックします。環境に応じてパーティションの作成を行い、「次」をクリックします。 当ガイドでは、標準パーティションを選択して、「作成」をクリックし、表示されたポップアップウントポイント、 ファイルシステムタイプ、サイズを指定し、以下のパーティションの設定を行いました。 パーティション名 容量 マウントポイント ファイルシステム種別
/dev/sda1 200MB /boot/efi EFI System Patition (EFIモードでインストールする場合のみ) /dev/sda2 250MB /boot ext4
/dev/sda3 10GB / ext4 /dev/sda4 4GB swap
<注意!> SWAP領域の推奨値について メモリ容量に応じたSWAP領域の推奨値に関しては、RedHat社が公開する以下のサイトをご参照ください。 RHEL6 インストールガイド パーティション設定に関する推奨 http://docs.redhat.com/docs/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Installation_Guide/s2-diskpartrecommend-ppc.html 14. デバイスのフォーマットをする旨の警告が表示されますので、「フォーマット」をクリックします。次に、パー ティション情報を書き込む旨の警告が表示されますので、「Write changes to disk」をクリックします。
15. ブートローダーの設定画面が表示されますので、ブートローダーのインストール先が、「/dev/sda」になっ ている事を確認し、「次」をクリックします。 16. インストールするサーバーの種類を選択する画面が表示されますので、ここでは「基本サーバー」を選 択します。GUIを使用したい場合や、導入後にデバイス・ドライバーのアップデートを行う場合は、必要となる パッケージが選択されていませんので、「今すぐカスタマイズ」を選択し、「次」をクリックします。 17. パッケージグループの選択画面が表示されます。ここでは、GUIで操作・設定管理を行うために、「デス クトップ」グループの「X Window System」、「グラフィカル管理ツール」、「デスクトップ」を選択します。更に、 導入後にデバイス・ドライバーのアップデートを行うため、「開発」グループに含まれる「開発ツール」を選択し ます。 18. 「次」をクリックすると、インストールが開始されます。
19. インストールが終了すると、「おめでとうございます。Red Hat Enterprise Linux のインストールが終了し ました。」と表示されますので、「再起動」をクリックして、サーバーを再起動します。サーバー再起動中 に、CD/DVDをドライブから取り出してください。 20. システムの再起動後、「ようこそ」の画面が表示されますので、「進む」をクリックします。 21. 「ライセンス情報」の画面が表示されますので、ライセンス情報の内容を確認して、「はい、ライセンス同 意書に同意します」を選択し、「進む」をクリックします。 22. 「ソフトウェア更新の設定」の画面が表示されますので、使用する環境に合わせてソフトウェア更新の設 定をしてください。ここでは、「いいえ、後日に登録することを希望します」を選択し、「進む」をクリックしま す。(ネットワーク接続を設定していない状態では、ソフトウェア更新の設定が行えない旨の警告が表示されま す。)
23. 「本当にシステムをRed Hat Networkに登録しなくて良いですか?」という確認ウィンドウが表示されま すので、「いいえ、後で登録します」をクリックします。(ネットワーク接続を設定していない状態では、表示され ません。) 24. 「更新の設定を完了」の画面が表示されますので、「進む」をクリックします。 25. 「ユーザーの作成」の画面が表示されますので、追加するユーザー情報を入力し、「進む」をクリックしま す。ユーザーを作成しなくても設定を進めることは可能です。 26. 「日付と時刻」の画面が表示されますので、現在の日付と時刻を設定し、「進む」をクリックします。 27. 「Kdump」の画面が表示されますので、使用する環境に合わせてKdumpの設定をする事が可能です。 ここではKdumpの設定は行いませんので、「Kdumpを有効にしますか?」のチェックをはずし、「終了」をクリッ クします。「Kdump 設定を変更するには、システムを再起動して、必要に応じたメモリーの再割り当てをする 必要があります。初期起動 (firstboot) が完了した後に、この変更を継続してシステムを再起動しますか?」と いう確認ウィンドウが表示されますので、「はい」をクリックします。 28. 次に、「いくつかの選択を有効にする為、システムを再起動する必要があります。」という確認ウィンドウ が表示されますので、「OK」をクリックし、システムを再起動します。 ログイン画面が表示されれば導入は完了です。 3. OS導入後の設定
3.1 IMM2(Integrated Management ModuleⅡ)へのIn-band接続設定
System x3250 M4には、LAN over USBインターフェースが搭載されており、これを使用してIMM2と通信す ることが可能になります。
LAN over USBインターフェースはOSからネットワークデバイス"usb0"として認識され、以下の機能を提供し ます。
- OSから実行するUEFI・IMM2・Preboot DSAの更新
- Advanced Settings Utility(ASU)によるUEFI・IMM2設定情報収集および設定 - OSハングを検知してシステムの再起動を行うOS Watchdog機能
IMM2にはLAN over USBインターフェース用にIPアドレス"169.254.95.118"、サブネットマス
ク"255.255.0.0"が設定されています。ネットワークデバイス"usb0"にIMM2と通信できるIPアドレスを設定す る必要があります。 ここでは、"usb0"のIPアドレスの設定を行います。 1. 以下のコマンドを入力し、"usb0"の設定ファイルを編集して保存します。 # vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0 ---/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0---DEVICE="usb0" BOOTPROTO="static" ONBOOT="yes" HWADDR="xx:xx:xx:xx:xx:xx" NETMASK="255.255.0.0" IPADDR="169.254.95.120" 2. "usb0"を再起動します。 # ifdown usb0 # ifup usb0 3. IMM2への疎通確認を行います。 # ping 169.254.95.118 正常に疎通が確認されれば完了です。 3.2 NetworkManagerの停止
3.2 NetworkManagerの停止 RHEL 6ではネットワーク設定に NetworkManager が採用されています。 これはさまざまなネットワーク接続を自動化するネットワーク制御システムです。NetworkManager は OS イ ンストール時にデフォルトで導入されて、有効になります。 このガイドでは従来どおり、ifup、ifdown コマンドなどを使用してネットワーク・インターフェースの管理を行う 為に、以下の手順でNetworkManagerを停止します。 1. NetworkManagerサービスを停止します。
# chkconfig NetworkManager off # service NetworkManager stop
なお、Red Hat Enterprise Linux 6 では、ネットワークに関する設定が一部、Red Hat Enterprise Linux 5 と 異なります。
詳細に関しては、以下のリンク先をご参照ください。
【Red Hat Enterprise Linux 6 Hint & Tips】 Network設定の注意点
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages7.nsf/page/default-002CFBE4
3.3 デバイス・ドライバーの導入・更新
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーの導入方法について説明します。
3.3.1Intel Gigabit Ethernet Controller・ドライバーの導入・更新
System x3250 M4には、Intel Gigabit Ethernet Controller Intel 82574Lが搭載されています。Intel 82574L向けののデバイス・ドライバーである"e1000e"は、Red Hat Enterprise Linux 6に標準で含まれてお り、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可能です。しかしIBMサイトよ り最新のドライバーを提供しておりますので、導入後に適用します。 1. "1.3.1 デバイス・ドライバーの入手"でダウンロードしたドライバーCD-ROM(intc_sw_nic_v16.4_anyos_ 32-64.iso)にある、更新ファイル(e1000e-1.4.4.tar.gz)を任意のディレクトリに展開します。(ここで は/usr/local/src/e1000eに展開します) # mkdir /usr/local/src/e1000e
# mount /root/intc_sw_nic_v16.4_anyos_32-64.iso /mnt/ -o loop # cp /mnt/PRO1000/LINUX/e1000e-1.4.4.tar.gz /usr/local/src/e1000e/ # cd /usr/local/src/e1000e/ # tar zxvf e1000e-1.4.4.tar.gz 2. modinfoコマンドで既存の組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。 # modinfo e1000e filename: /lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/kernel/drivers/net/e1000e/e1000e.ko version: 1.4.4-k license: GPL
description: Intel(R) PRO/1000 Network Driver author: Intel Corporation, <[email protected]> srcversion: A227EFD4E536ACD63CBF03F alias: pci:v00008086d00001503sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d00001502sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010F0sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EFsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EBsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EAsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d00001525sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010DFsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010DEsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CEsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CDsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CCsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CBsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010F5sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010BFsv*sd*bc*sc*i* (省略) 3. デバイス・ドライバーを更新します。 # cd /usr/local/src/e1000e/e1000e-1.4.4/src # make install
make -C /lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/build SUBDIRS=/usr/local/src/e1000e/e1000e-1.4.4/src modules
make[1]: Entering directory `/usr/src/kernels/2.6.32-220.el6.x86_64' CC [M] /usr/local/src/e1000e/e1000e-1.4.4/src/netdev.o
CC [M] /usr/local/src/e1000e/e1000e-1.4.4/src/ethtool.o :
:
install -D -m 644 e1000e.7.gz /usr/share/man/man7/e1000e.7.gz man -c -P'cat > /dev/null' e1000e || true
Formatting page, please wait... # rmmod e1000e # modprobe e1000e 4. modinfoコマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。新しいドライバー は/lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/kernel/drivers/net/e1000e以下に導入されます。 # modinfo e1000e filename: /lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/kernel/drivers/net/e1000e/e1000e.ko version: 1.4.4-NAPI license: GPL
description: Intel(R) PRO/1000 Network Driver author: Intel Corporation, <[email protected]> srcversion: 773F7AD95ACF1AF6252A58E alias: pci:v00008086d00001503sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d00001502sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010F0sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EFsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EBsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010EAsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d00001525sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010DFsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010DEsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CEsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CDsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CCsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010CBsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00008086d000010F5sv*sd*bc*sc*i* (省略) 正常に確認されれば完了です。デバイス・ドライバーの再ロード後もしくは、OSの再起動後から新しいデバイ ス・ドライバーがロードされます。再ロード後に使用されているドライバのバージョンを確認する場合に は、/sys/module/e1000e/version 内をご確認ください。 # cat /sys/module/e1000e/version 1.4.4-NAPI 3.4 SELinux・Firewallの設定
Red Hat Enterprise Linux 6では、OS導入直後は自動的にSELinux、Firewall が有効となっております。 ここでは、SELinux、Firewallを解除する手順を記述しています。ご利用の環境に応じて実施してください。 3.4.1 SELinuxの解除 1. SELinuxが有効であるかを確認します。 # getenforce Enforcing 2. 設定ファイル(/etc/selinux/config)を編集し、SELinuxを無効に設定します。
# This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced.
# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= can take one of these two values: # targeted - Targeted processes are protected, # mls - Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted 3. サーバー再起動後、SELinuxが無効であることを確認します。 # getenforce Disabled 以上でSELinuxの設定は完了です。 3.4.2 Firewallの解除 1. ディスクトップ上のタクスバーから、[システム]-[管理]-[ファイアーウォール]を選択します。
2. 「ファイアーウォール設定の開始」画面が表示されます。内容を確認し、[閉じる]を押します。
4. その後、[適用]を押します。
5. 確認のウィンドウが表示されますので、[はい]を押します。
以上でファイアーウォールの設定は完了です。
3.5 EDACの設定
OS導入直後、Error Detection and Correction (EDAC)モジュールが自動的に有効となっている場合があり ます。
この状態ですと、ハードウェア管理モジュールであるIntegrated Management Module2(IMM2)でメモリーロ グの監視が正常に行われない現象が発生いたします。 としましては、EDACのジュールを無効とする方法を推奨していますので、ここではEDACを解除する手順を 記述しています。ご利用の環境に応じて実施してください。 また、当作業を行う場合には、必ずuEFIおよびIMMのファームウェアを最新バージョンに予めアップデートし てから行ってください。 1. lsmodコマンドでedacモジュールがロードされているかどうかを確認します。 edacモジュールがロードされていた場合は、2.以降の手順を実施してください。edacモジュールがロードされ ていない場合は、この項の手順は必要ありません。
# lsmod | grep edac i7core_edac edac_core
2.
以下の内容のファイルを新規に作成し、再起動を行います。
# vi /etc/modprobe.d/edac install *_edac /bin/true install edac_* /bin/true
3.
# lsmod | grep edac 以上でedacの設定は完了です。 4. 参考資料 4.1 外部ディスクを使用する際の注意点 System x3250 M4等のUEFIモデルでは、外部ディスクを接続した構成で内蔵ディスクからOSを起動する場 合には以下の考慮が必要です。 標準のUEFI設定では、内蔵ディスクよりも先に外部ディスクが認識されるために、外部ディスクが Disk0とし て認識されます。その結果、以下の状況が発生します。 内蔵ディスクへOS導入後に、外部ディスクを接続するとOS起動が失敗します。 外部ディスクを接続した環境でOSを導入すると、外部ディスクが「/dev/sda」として認識され、ブートローダー が外部ディスク上に作成されます。 起動時に内蔵ディスクを先に認識するように、Legacy BIOSとUEFIの設定を変更する必要があります。 詳細な手順は下記をご参照下さい。 外部ストレージを接続すると、ローカルディスクに導入したOSの起動に失敗する - BladeCenter HS22/System x3650M2/x3550M2 http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-01DB26D 4.2 X Window システムの設定変更 グラフィック・ドライバーの種類によっては、デフォルトの状態ではX Windowが800×600、600×480でしか 表示できないマシンがあります。その際にはX Window システムとブートローダーの設定変更が必要
表示できないマシンがあります。その際にはX Window システムとブートローダーの設定変更が必要 になるため、以下の手順を実施します。
ここでは、1024×768の解像度で表示させるための設定を行います。
1. 以下のコマンドを入力し、grub.confの設定ファイルのkernel行に"resolution=1024x768 video= 1024x768"を追記し、保存します。
# vim /boot/grub/grub.conf (BIOSモードの場合) or
# vim /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf (UEFIモードの場合) :
title Red Hat Enterprise Linux (2.6.32-220.el6.x86_64) root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.32-220.el6.x86_64 ro root=UUID=xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxx rd_NO_LUKS rd_NO_LVM rd_NO_MD rd_NO_DM LANG=ja_JP.UTF-8 KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 rhgb quiet resolution=1024x768 video=1024x768
initrd /initramfs-2.6.32-220.el6.x86_64.img : 2. RHEL 6では、標準でxorg.confファイルは存在しないため、新規に作成します。Monitorセクションの HorizSync、VertRefreshの値は、モニターの種類に依存しますので、環境に合わせて変更してくださ い。DeviceセクションのDriverはマシンによって異なりますので、/var/log/Xorg.0.logでご確認くださ い。ISystem x3250 M4ではmgaとなります。 # vim/etc/X11/xorg.conf Section "Monitor" Identifier "Monitor0" ModelName "LCD Panel 1024x768" HorizSync 31.5 - 61.0 VertRefresh 50.0 - 75.0 Option "dpms" EndSection Section "Device" Identifier "Videocard0" Driver "mga" EndSection Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 24 Modes "1024x768" "800x600" "640x480" EndSubSection EndSection 3. サーバーを再起動します。新しいX Window Systemの設定でサーバーが再起動されます。サーバー再 起動後、ご利用のデスクトップ環境に合わせて後述の設定を行ってください。
4.2.a GNOMEの場合
1. GUIのディスクトップ上で、[システム]-[ディスプレイ]を選択し、クリックします。
2. 「ディスプレイの設定」の画面が表示されます。[解像度]タブから設定する項目(ここでは、1024×768)を選 択し、[適用]を押します。
3. 確認の画面が表示されます。[この設定のままにする]を押します。
以上でGNOMEでの解像度の設定は完了です。
4.2.b KDEの場合
1. GUIのディスクトップ上で、[アプリケーション]-[設定]-[システム設定]を選択し、クリックします。
3. 「サイズと配置」の画面が表示されます。[サイズ]の項目にて解像度(ここでは、1024×768)を選択し、[適 用]を押します。
4. 確認の画面が表示されます。[設定を受け入れる]を押します。
以上でKDEでの解像度の設定は完了です。
免責:
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作 成しました。
詳細につきましては、URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照ください。
当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ
Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。 当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な 結果が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自 身の環境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますよう お願いいたします。 Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社 文書番号: SYJ0-00F559D 最終更新日: 2013-05-23