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岡山醫學會彙報

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Academic year: 2022

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(1)‑593‑. 岡山醫學會彙報. 岡 山醫 學會 通 常 會 同會 に 本 月二 十 一 日午 後三 時 よ り岡 山 醫 科 大 學 附屬 醫 院臨 牀 講 義室 に於 て開 會 す,皆. 見 主 幹 開 曾 な 述べ 直 ちに. 左の講演 に 移 る.. 第 一 席. 「 ア タ キ シ ー 」を 件 へ る 急 性 酒 精 中 毒 黒 内 障 患 者 供 覽 眼科 學 教室. 大. 森. 操. 君. 演 者 は最 近 遭 遇 せ し急 性 酒情 中毒 黒 内 障 の 一稀 例 に就 て 患 者 な供 覽 せ り,即 ち38歳 の健 康 な る男 子,日 本 酒 飲 用後 約9時 間 々經 て覽 醒 せ し時 視 矇 あ り,約19時 に緩 徐 にて,發 病 第24日. 間 に して全 く失 明状 態 とな り し もの に して,以. 目に 至 りて始 め て光 感 あ り,而 も周 邊 部 よ り囘復 せ り.而. 過 せ る今 日尚 ほ視 力 右2m,左1m指. 後の經過非常. して發 病 後 約50日. 以 上 な經. 數 な示 す に 過 ぎ ず,視 野 に於 て 「マ リナット」暗 點 の擴 大 と右 約8度,左. 約. 18度 の絶 對 的 中 心暗 點 な 有 し,尚 ほ左 眼 は顳 〓 側 の 狹 窄 な示 せ り.色 神 全 くな し.尚 ほ最 も興 味 あ るは 發病 第12 日頃 よ り約12日. 間 小腦 性 失節 な 現 した る ことに して,之 が小 腦 腫 瘍 に 原 因 せ ざ る ことは,眼 底 所 見 「レ ン トゲ ン」. 寫 眞竝 に其 の經 過 よ り推 して 明 な り.而 も患 者 の飲 用せ し酒 には 「メチ ー ルア ルコ ホ ル」は 絶 對 に含 有 せ ず.故 本例 に未 だ 嘗 て 文獻 に 見 ざ る經 過 を示 した る稀 例 な りと述 べ た り.尚. に. ほ演 者は 「デ ィフェ レンチ ア ル プ ピ ロス コ ー. プ」 に よ り網 膜 部 數 箇 所 な 刺 戟 して居 た る結 果 よ り推 して,瞳 孔 運 動感 受 器 は 周 邊 部 圓 錐 體 に も存 在 せ るに非 ず や な思 は しむ と附 加 せ り.(自 抄). 第 二 席. 聽 神 經 及 び 視 神 經 の 刺 戟 に よ る脊 髓 反 射 岡. 田. 正. 矩. 君. 視神 經又 は聽 神經 が脊髓 の反 射 弓 に及 心性 神 經 衝 動 な 送 るや 否や な檢 す る目的 な 以 て次 の實 驗 な行 へ り,先 づ 蛙 の隨 意 運 動 な避 くる爲 め に 腦髓 な視 葉 の 前方 に於 て切 斷 し又 皮 膚 の 知 覺 な 失 は しむ る爲 め に脊 髓 よ り出 づ ろ全 後根 を 切斷 した る後 少量 の硝 酸「ス ト リヒ ニ ン」層 皮 下 に 注 射 し其 中 毒 に陷 りた る もの に就 き種 々の振 動 數 の 音叉 に よ りて 檢 した る大 略 一秒 間150‑200の. 振 動 數 な 有 す る音 叉 の 刺 戟 に よ りて反 射 運 動 な起 せ るな見 た り殊 に他. の蛙 の鳴聲 に 對 して は 最 も鋭 敏 な り而 して其 聲 の振 動 數 も大 略 前 記音 叉 の振 動 數 に 一致 す る もの な り,荷. ほ 此刺. 戟 が聽 神經 よ り來 れ る もの な る こ とは聽 神經 の 切斷 若 し くは聽 器 の破 壞 に よ りて 此 試 驗 成 績 が 陰 性 に 歸 す るに よ りて知 るを得 べ し. 視 神經 の刺 戟 に暗 室 内 に 於 て前 述 の蛙 の 眼 前急 に電 燈 な點 す る に より て檢 した り しが 懐 中電 燈 の 燭 光 よ り200 燭 光 に至 る範 圍 内 に於 て は脊. の反 射運 動 な惹 起 す る こと な し.. 以 上の成 績 に よ りて聽 神 經 は脊 髓 の 反 射 弓 に腦 髓 な 經 過 す る ことな しに 神經 衝 動 な送 る連 絡 な有 す る も視 神經 は一 度 上位 腦 髓 な迂 廻 す る もの な る ことな 論 斷 せ り.(自 87. 抄).

(2) ‑594‑. 第 三 席. 甲 状 腺 摘 出 動 物 の 瓦 斯 新 陳 代 謝(第. 二 報) 高. Hill氏 温 熱 發生 計 量裝 置 及 びHaldene氏. 橋. 義. 藏. 君. 呼 吸 瓦 斯測 定裝 置 な 用 ひ て猫 及 び 仔 犬 の 甲 状 腺及 び副 甲状 腺 摘 山 前後. の温 熱 發 生 量 及 び炭 酸 瓦 斯 排泄 量 な測 定 し次 の 成績 な 得 た り. (1)健. 康 な る猫 に 三共 製 乾燥 甲 状腺 粉 末 な經 口 的 に投 與 せ しに温 熱 發 生量 は 正常 に比 し15‑20%増. 炭 酸 瓦 斯 に變 化 な き か或 に僅3%増. 加 せ しに. 加せ るのみ.. (2)内 副 甲 状腺 と共 に 甲状 腺 全摘 出 な行 ひ,外 副 甲 状腺 は 保存 せ る猫 に 於て は,正 常 の 價 に比 し温 熱 發 生量 は 22%‑24%,炭. 酸 瓦 斯 量 は27%‑31%減. 少 し後 者に 於 て減 少 の度 大 な り,こ. の 際 再 び 乾燥 甲状 腺 粉 末 な與 ふ れ. ば 其 の 新 陳 代 謝 は 正 常 又 は其 の 近 似 點 まで 囘復 す. (3)甲. 状 腺及 び 副 甲状 腺 全摘 出後 「テ タニ ー」な起 せ し時 は 温熱 發 生 量 は15%,炭. り,然 るに體 温 は約 一度 二 分 下降 せ り,か. 酸 瓦 斯排 泄 量 に27%増. 加せ. く新 陳 代謝 が増 加 して 而 も體 温 の 下降 せ しは體 温 調 節機 能 の失 にれ た. る爲 な らん か. (4)甲 状 腺及 び副 甲状 腺 全摘 出未 だ痙 攣 な 起 し居 らざ る潜伏 期 に於 て は新 陳 代謝 に減 退 す,即 35%,炭. 酸 瓦斯 排 泄 量 ハ10%正. ち温 熱 發 生 量 は. 常 價 よ り も減 ぜ り而 して 二者 減 少の 度 合 に 甲状 腺 のみ な 摘 出 せ し場 合 と反 對 に温. 熱 發 生 量に 於 て甚 し.(自 抄). 右 終 りて午 後 四 時三 十 分 閉會 せ り.. 88.

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