本研究では煙型雪崩発生区域の傾斜角が,雪崩の発
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(2) 土木学会第67回年次学術講演会(平成24年9月). Ⅱ‑038. なった.. 70. 図− 4 は煙型雪崩の層厚の水平方向距離変化のグラ. 10°. 60. フである.傾斜角 10 °,20 °では層厚は水平方向距離. 20°. ) s / m (. 50. に対し減少を示している.30 °,40 °の結果では水平. 30°. 40 度 速30 下20 流. 方向距離 1500m から急激な層厚の増加を示している. 傾斜角 30 °では,層厚がピークを示した直後に急激な. 40°. 10. 減少を示しており,40 °では層厚はピーク後に緩やか. 0. な減少を示している.また層厚のピーク値は勾配が急. 0. なものほど大きい結果となった.. 1000. 2000. 3000. 水平方向距離. 4000. 5000. (m). 図− 5 は煙型雪崩の雪粒子最大濃度の水平方向距離. 図− 3 煙型雪崩の流下速度の水平方向距離変化. 変化のグラフである.発達を示した傾斜角 30 °,40 ° の結果では水平方向距離 1500m まで濃度は増加し,そ. 140. の後急激な減少を示している.また最大濃度は勾配が. 10°. 120. 急なものほど大きい.. 20°. 100. ) m (. 30°. さ厚80 大6040 最. 図− 6 は煙型雪崩の浮遊粒子総量の水平方向距離変 化のグラフである.傾斜角 10 °,20 °では顕著な増 加は見られない.傾斜角 30 °,40 °では水平方向距離. 40°. 20. 1500m で最大値を示し,その後 30 °では急激な減少,. 0. 0. 40 °では緩やかな減少を示している.また浮遊粒子総量. 1000. 2000. 3000. 水平方向距離. 4000. 5000. (m). は他の結果と同様に,勾配が急なものほど大きくなっ. 図− 4 煙型雪崩の層厚の水平方向距離変化. ている.. 5. 結論 煙型雪崩について,k-ε 乱流モデルを用いて数値計. 0.05. 算を行った.離散化手法に陰解法,圧力方程式の解法. ラフで表し,雪崩発生区域の勾配が煙型雪崩の流動に. 度 濃0.03 子 粒0.02 大 最0.01. 大きく影響を与えることが計算された.また勾配が大. 0. 10°. 0.04. に SIMPLE 法を採用した.煙型雪崩発生区域の勾配 を変化させた条件で数値計算を行った.結果から得ら れた雪崩の流下速度,層厚等の水平方向距離変化をグ. きいほど煙型雪崩は大きく発達し,遠方まで到達する. 20° 30° 40°. 0. 1000. 2000. 3000. 水平方向距離. 4000. 5000. (m). ことが示された.. 図− 5 煙型雪崩の雪粒子最大濃度の水平方向距離変化 参考文献 60. 10°. 50. 20° 30°. Falls Hydraulic Laboratory,University of Min-. 40 量 総30 子 粒 遊20 浮10. nesota,Project Report No.306,179 p,1990. 0. 1) 衞藤俊彦・福嶋祐介:加速を伴う泥水サーマルの流 動解析,水工学論文集,第 47 巻,pp.1171〜1176,. ) m / t (. 2003. 2) Garcia,M.:Depositing and eroding sediment driven flows:turbidity currents,St.Anthony. 3) 菊地卓郎・福嶋祐介:乱流拡散方程式を用いた固体. 40°. 0. 1000. 2000. 3000. 水平方向距離. 4000. 5000. (m). 粒子浮遊流の底面条件に関する検討,混相流,21. 図− 6 煙型雪崩の浮遊粒子総量の水平方向距離変化. 巻 2号,pp.177〜184,2007.. ‑76‑.
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