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間隔で一列に設置して,電気抵抗値を測定した.既往の

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Academic year: 2022

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(1)土木学会第68回年次学術講演会(平成25年9月). Ⅴ‑386. 電気抵抗値を用いた養生期間内における強度推定手法の一提案 芝浦工業大学. 学生会員. ○原沢. 蓉子. 正会員. 三坂. 岳広. 佐藤工業(株). 1. はじめに. 芝浦工業大学. 学生会員. 一ツ柳. 陸. 芝浦工業大学. 正会員. 伊代田. 岳史. 間隔で一列に設置して,電気抵抗値を測定した.既往の. コンクリート構造物を安全かつ長期に渡って供用する. 換算式 1)では測定深さを考慮したものが存在しないため,. には,求められる性能を確保する必要があり,そのため. 本研究では比抵抗値を算出せず電気抵抗値を用いて比較. には養生が重要である.しかし型枠存置の状態では,脱. を行った.電気抵抗値は材齢 56 日まで測定した.. 型時期を判断することができず,さらに脱型後の強度発. 2.2 圧縮強度試験. 現を把握することができないため,早期脱型の問題が生. 圧縮強度試験用の供試体は JIS に基づき作製し,型枠. じる場合がある.また,一般的に水和反応のモニタリン. 存置期間を養生期間とした.養生期間は 1, 3, 5, 7, 28 日と. グを可能とするシステムは構築されていない.そこで,. 設定し,各養生期間の脱型時における圧縮強度を脱型強. 水分逸散のない状態におけるコンクリートの電気抵抗値. 度とした.また,各養生期間終了後脱型し,温度 20℃,. を測定することで,水和反応に用いられていない残留水. 相対湿度 60%の環境下で気中暴露した後に 28 日圧縮強. 分を計測し,水和反応の経過を把握できると考えた.こ. 度を測定した.測定した電気抵抗値とそれぞれの強度と. の電気抵抗値は,物質中の電気の流れにくさを表し,測. の関係を検討した.. 定方法,配合,外環境によって影響が及ぼされると考え られる.測定方法,外環境においては既往の研究が多く. 表-1 コンクリートの配合. 存在するが,配合が及ぼす影響についての研究は少ない.. セメント W/C s/a 種類 (%) (%) 45 46 N 55 48 65 50 BB 48 55 BC 50. 本研究では,W/C およびセメント種類を変化させたコン クリートの電気抵抗値の測定および異なる養生期間にお ける強度試験を行った.その結果から電気抵抗値と水和 反応の関連性を把握することにより,電気抵抗値を用い て養生期間内に強度を推定する手法を考案することを目. W. C 382 313 265 188 92. 172. 的とした.. 400mm. 単位量(kg/m3) BFS S 0 808 0 869 0 928 125 868 219 903. G 971 968 949 965 927. アルミテープ. 2. 試験概要 2.1 電気抵抗値の測定. 100mm. コンクリートの配合は表-1 に示すように単位水量を一 定とし,W/C およびセメント種類を変化させることで,. 100mm. 40mm. 電気抵抗値に与える影響について検討した.図-1 に電気. ラップ. 図-1 供試体概要図. 抵抗値測定用の供試体概要図を示す.100×100×400mm の. I. 角柱供試体に電極を設置してコンクリートを打設した.. V. 翌日脱型し,測定面をラップ,測定面以外をアルミテー. 40mm. プで覆うことで水分の逸散を防いだ.打設および養生は 30mm. 温度 20℃,相対湿度 60%の環境下で行った.. 2mm. 図-2 に示すように電気抵抗値の測定は四電極法を用い て行った. 測定深さ 30mm, 通電長さ 2mm となるように,. 図-2 四電極法概要図. 通電位置を制御し,電極を供試体側面の中央に 40mm の キーワード 電気抵抗値,強度, 養生機関 ,推定手法 連絡先. 〒135-8548 東京都江東区豊洲 3-7-5 芝浦工業大学 Tel:03-5859-8356. ‑771‑. E-mail:[email protected].

(2) 土木学会第68回年次学術講演会(平成25年9月). Ⅴ‑386. 3. 結果および考察. N-45%. N-55%. N-65%. 12. 3.1 配合が電気抵抗値に与える影響 電気抵抗値(kΩ). 図-3にW/Cを変化させた場合の材齢経過に伴う電気抵 抗値の変化を示す.材齢 3 日までは抵抗値に大きな差は 見られないが,材齢経過に伴い W/C が小さいほど抵抗値 は大きくなり,その差は次第に大きくなった.これは,. 10 8 6 4 2 0. 単位水量が一定のため,W/C が小さいほどセメント量が. 0. 14. 28. 42. 56. 材齢(日). 増加し,水和反応に用いられる水分が多くなることで,. 図-3 W/C と電気抵抗値の関係. コンクリート内の水分量が減ったためと考えられる. 図-4 にセメント種類を変化させた場合の材齢経過に伴. N. BB. BC. 25 電気抵抗値(kΩ). う電気抵抗値の変化を示す.材齢 4 日までは N,BB お よび BC の抵抗値はほぼ同程度となったが,材齢経過に 伴い BB, BC の抵抗値は N より大きくなった.また,高 炉スラグ微粉末の置換率が大きいほど抵抗値は大きな値 となった.. 20. 15 10 5. 0 0. 3.2 電気抵抗値と強度の関係. 14. 28. 42. 56. 材齢(日). 図-5 および図-6 に脱型直前の電気抵抗値と脱型強度の. 図-4 混和材混入と電気抵抗値の関係. 結果を示す.電気抵抗値の増加に伴い,脱型強度は増加 する傾向を示し,いずれの配合においても,脱型直前の 脱型強度 (N/㎟). 電気抵抗値と脱型強度には相関関係が認められた.図-5 よりW/Cが変化した場合でも本研究の範囲ではその傾き はほぼ同程度であった.また図-6 より高炉スラグ微粉末 を置換した場合は,置換率が大きくなるにつれて直線の 傾きが小さくなる傾向がみられるような結果となった.. N-45%. 40 35 30 25 20 15 10 5 0 0. 図-7 に脱型直前の電気抵抗値と 28 日強度の関係を示 す.W/C およびセメント種類を変化させた場合において,. 2. N-55%. 4. N-65%. 6. 8. 電気抵抗値 (kΩ). 10. 図-5 W/C を変化させた電気抵抗値と脱型強度の関係. 電気抵抗値の増加に伴い,28 日強度は増加する傾向を示. BB. N-55 35. した.W/C55%に比べ 65%は脱型直前の電気抵抗値の. BC. 脱型強度 (N/㎟). 30. 増加は小さいが 28 日強度は同程度を示した.これらに は相関関係が認められ,このことから,電気抵抗値を測 定することで養生期間内に強度を推定できる可能性が示. 25 20 15 10 5. 唆された.. 0. 4. まとめ. 0. 5. 1)電気抵抗値は W/C やセメント種類の影響を受ける.. 電気抵抗値 (kΩ). 10. 15. 図-6 混和材を混入した電気抵抗値と脱型強度の関係. 2)脱型直前の電気抵抗値と脱型強度および 28 日強度に. N-45% 50. 可能性が示唆された.. 40. 28日強度(N/㎟). は相関性が認められ,養生期間内に強度を推定できる. 本研究は前田記念工学振興財団の研究助成により実施し たことを付記する. 参考文献 1)構造物表層のコンクリート品質と耐久性能検証システム研究 小委員会(JSCE335 委員会)第二期 成果報告書およびシン ポジウム講演概要集,土木学会,コンクリート技術シリーズ No.97,2012. N-55%. N-65%. BB. 30 20 10 0.0. 2.0. 4.0. 6.0. 8.0. 10.0. 12.0. 脱型直前の電気抵抗値(kΩ). 図-7 脱型直前の電気抵抗値と 28 日強度の関係. ‑772‑.

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