131
教育実習が学生の教職意識に
及ぼす効果について
(第4報)
教育心理学研究室中原弘之 教育学研究室 菊 池龍三郎
1
研究の目的
開放制教員養成制度における教育実習は,実践的要諦としての機能が期待されているにも拘らず,現 実的には教育実習希望者数の激増に対応しきれず,形骸化した教育実習に陥る危険性を孕むと共に,実 習生の意識や教職志望の低調さについても,年々問題として指摘され続けている。そこで昭和51年以 来教育実習に関連する諸問題の解決と,ひいては大学における教員養成制度の改善のために何らかの有
効な資料を提供することを意図して共同研究を継続している。(1×2)(3)本研究では,教育実習によって学生の①教職に対する意識,②教師に対する態度,③教師のイメージ,
がどのように変容するかについて明らかにすることを目的としているために,これらの諸変数を本研 究における従属変数として位置づけた。一方,独立変数としてに①教育実習生変数(性,所属,実習経 験,家族背景など),②教育実習校変数(実習校の設備,指導法,配当の適切性,人間関係や雰囲気な
ど)を設定し,これらの変数間の相関関係や因果関係について分析を試みて来た。
現在,基本実習校は附属校だけでは全く対応しきれない実状から。多くの協力学校において基本実 習が行われているが,教育実習を開放教員養成制度における実践的要諦として位置づけるために,基本 実習は指導体制や施設,設備の充実した実習校で行われなければならないのは当然のことである。
このような論拠から,第1〜3報はいずれも本学部附属小・中学校における基本実習に基づく分析であった ので、本研究の独立変数である実習校変数を導入した分析を是非とも試みる必要がある。そこで今回は,
協力校における諸要因についての分析を,教育実習による意識の変化の上で試みてみることにする。
皿 研究方法
1 調査内容
われわれの先行研究②(3)において,教育実習を経験することによって影響を受ける従属変数は,①教
職への自信,②教職志望,③教師への態度eであることが知られているので,今回はこの3つの変数に
焦点を置くことにした。このほか従属変数として④実習生の経験内容(教科指導,生活指導,教科外活
動,学級経営)に対する達成感を特別に加えてみた。一方,独立変数として実習校側の諸変数には,①実
習中の具体的条件(配当学年,授業時間数),②実習生の満足感を通して見た諸条件(実習のスケジュ
ール,雰囲気,指導体制,配当学年,授業時間数,児童への指導,指導教諭との人間関係),③実習生
に「悩み」として意識された諸条件(自由記述による),を対置させた。
132 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
実翻始前に実施される縫(回)は,上言己の従硬材の①②③によって構成しe実習終殖 前に鶏される調査(飼)は,上記の従西畑②③④,及び独立変数①②③によっ礪成した・
これらの調査用紙は論文巻末に付表としてあるので参照されたい。
2 調査手続
昭和54年10月1日から同月13Nの期間に実施された協力校における基本実習が選定された。こ の期間内における協力校の中から,水戸市内の市街地にある協力校と,市の周辺地にある協力校をそれぞ
れ・校ずつ選んで学校側の承縦書・実醐始前の調劃國)は開始日に実施され,代表の実 習生によって回収された。また実習暦
表1 調査対象の協力校と実習生数
協力校
市の中心 市の周辺
A
B C D計
実習生総数 19 20 20 25 84 有効回答数 14
1620 23 73
回収率(%) 7a7
8α0エ00.0
920 86.9皿
殖前の謙(國)嚇冬了日
の前日又は当日に実施され,代表の実 習生が同様に回収した。
調査を行った4っの協力校に配当さ れた実習生総数と,調査への回答の有 効であった実習生数,並びに回収率は 表1に示す通りである。
結果と考察
分析の便宣上,今回は1として教育実習をはさんで実習生の意識がどのように変化したか,そしてそ の原因は何か,について全体的な特色を論じることにする。この特色をふまえ,4つの脇力校間の条件 差が,実習生の意識に如何なる影響を及ぼしているかについては2として次回において詳述することに
なる。
1 協力校における基本実習の全体的特色 1−1 従属変数の変化
(1)教職への自信について
付表1の設問1において,すでに経験した附属小学校での実習経験に基づいて,今回の協力校での実 習に対する自信の程度を質問した。結果は表2のようにr附小でなんとかやれたから今回もどうにかや れる」と回答した者が46名(63%)で大多数を占めている。これに対して「附小の実習で自信をつ けた」という回答者は◎名であり,逆に「附小での実習で自信をなくした」ものが17名(23.3%〉であ る。2週間の夢中で過した実習経験からは,とても自信感を抱くようなゆとりが無いのであろう。これ らの回答者の中で,前回はどうあれ,今回は「どうにかやれる」又は「自信をもっている」というもの と,今回はr自信がない」というものとに2分類すると,前者は56名,後者は17名であった。両群 叫数がアンバランスであるが,「自信がない」と思いながら実燗冷力・し鵬合,先行研究(2)におい て逆効果を招くケースを見出していることから,あえて今後の分析に備えて前者を自信の「有」#¥ ,後 者を自信の「無」群とすることにした。
次に実習後の自信については巻末の付表2の設問iによって回答を求めた。結果は表3に示す如く,
中原:教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について 133
表2 協力校における実習についての自信の程度 表3 実習前・後の自信の変化
附属での実習 協力校での今回は .起
f %実習前の
タ習 自信 繧フ自信f
%自信がない ア 9 123
禽無
有無
計
%自信をなくした どうにかやれる
イ 79.6
大いに自信がア. ついた
1 2
1.8 11.83
4ユ自信をもっている ウ
11.4 イ。農工がついた
232
41.1 11.825
34.2自信がない 工 8
11心と b ・ウ。めがたい
20
7 35.7壌1.2・
27 37.0なんとかやれた どうにかやれる
オ46
63沿自信がっかな工 ● い
11 5
19.6 29.壌16
21.9自信をもっている カ
2a7卜
全く自信がつオ。 かない
0 1 0
翫91
1.4自信がない
キ 0. 0 無 答1 0
L8◎ 1
L虞自信をつけた どうにかやれる
ク 0 0計 5も
玉7100.0
0(蟻 73100.0
自信をもっている
ケ 0 0計
73 100.0
後前
ア
イ
ウ
工
計冗ぜいともなりたい 27 2
1 030
イ。できるだけなりたい2
172 ,
021
絶ち宕鰹 裾
◎ 510
1 エ6エ どちらかといえば.なりたくない
1 1
3
1 6計
30 25 16 2 73
「自信がついた」という回答は28名(38.3%),,「自信がっかない」もの17名(2・3.3%)であり,
属小学校では0名であった「自信有」が,2回目の基本実習において38%強も見られたことは,協力 校での実習の成果として注目しうる現象である。しかし「自信無」が依然として2 3%強も存在する事
についても同じく注目しなければならないであろう。
以上の実習前の自信の「有」 「無」両群と実習後の自信の程度との関係が表3に示されている。実習 前に自信が有ったにもかb・・わらず実習後に自信を失った11名(19.6%),反対に実習前に自信が無くて 実習後に自信がついた4名(2・3,6%)を比較すると,全体的には好転している傾向性を読みとることが
出来るようだ。(2) 教職志望について
実習前は付表1の設問2,実習後は付表2の設問2によってそれぞれ教職志望について質問した。こ の実習前・後の回答を関連づけると表4のようになる。表4の対角線上の回答者は,教職志望について 無変化者であるから,対角線より右側と左側の細胞内頻数を比較することにより,大まかな変化の傾向 性を知ることが出来る。これによる 表4 実習前・後の教職志望の変化 と右側(実習前より低下)は6名 (8.2raであるのに対して,左側(実 二二より向上)は12名(16.4%)で あり 僅かながら全般的には志望傾 ,
向が高まっていると思われる。
この場合においても,実習経験後 に教職志望に対して消極的なものど 否定的なものが18名(24.7%)存 在するので,その原因を明らかにす タ
る必要があろう。
134 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
③ 教師への態度について
16項目からなる態度尺度によって実習の前・後の教師への態度が測定された。付表1,2,の設問 3である。16項目の中から自分の意見と同じであると判断された項目を3項目選択した結果,表5に 示したようにほぼ近似した選択傾向が得られている。差の著しい項目は少数であるが,とりわけ最も尺 度値の小さい(好意的であることを意味する)12番の項目に対しては,実習後に選択数が増加する傾
向が見られる。各個人毎に,選んだ3項目の尺度値の平均値を求め,その中央値を算出したところ,実習前O.44,実 習後は0.3 9であり,実習経験によって教師への態度が好意的に変化を示していることが知られた。かっ て附属小学校での中央値の変化が実習前の。.49から実習後に。.46へ変化した場合(1)と比較すると,や や協力校の場合の方が好意的変化を高めているように思われる。
表5 実習前・後の態度尺度項目への反応
尺
実 実
度
習 習
禽
前
/1 教師は自分の踊望をあくまで押し通そうとするエゴイストである
2.12 2 42 教師はその重大な臓務のために社会から敬意を払われている人間である α22 10 10 3 教師は分別のある円満な社会人である 0.47 14 15 4 教師は雑用に追いまくられる事務屋にすぎない L53
32 5 教師は比較的休みの多い自由な労働者である 0.99 4
16 教師は教科書の単なる解説者にすぎない
1.84 2 17 教師はかどのとれた常識入である。
0.4911 16
8 教師は世の中の景気がよいときにはかげのうすい存在である
1.4710
59 教師は子どもの能力を巧みに生かすエンジニアである
0.3942 45 10教師は人間の育成というやりがいのある仕事をする労働者である
α2060 54 11教師は自分の生活を意識せずにはいられない低待遇者である 159
3 112教師は時には自己の生活を犠牲にしてまで教育に生命をかける誠の人である
0.0013 24 13教師はすべて大過なくこなすことにのみ腐心する保身家にすぎない 1.94
42 9
P4教師は一種の有能な事務職員である 1.41
5 515教師は子どもと社会的要請との調停者である
0.7130 28
16 教師は子どもの個性の殺人犯である
2.30 0 2表6 態度尺度による好意 度の分類
好 意 度 人数 位置(0〜.43) 37 位群C44〜) 36 位群(0、38)
3石位群C39〜)
計37
73
( )の数値は尺度値
尺度値の中央値に基づいて好意度の上・下溝群に2分類すると表 6に示したようになる。実習によって好意度がどのように変化する かを,尺度値の面から眺めるために表7を作成した。これによると 実習前に好意度の上位群であった37名中,約30%にあたる11 名が実習後に下位群に移行し,逆に実習前に下位群であった36名 の中,約 28%の10名が上位群に変化している。連関係数(φ)
はe.425(x2=13,213, P〈0.01)であることからも,好意度の
中原 教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について 135
表7 実習による好意度の変化 実習俵
タ習前 上位群 下位群 計 上 位 群 26
1137 下 位 群 10 26 36
計
36 37 73
変化を尺度値の面から捉えるかぎり,実習によってかな り影響を受けていると見るべきであろう。
表8 実習校での諸活動に対する達成感
(4)実習校での諸活動に対する達成感にっ いて
付表2の設問4に示した如く,実習校にお ける諸活動として,教科指導,生活指導,教 科外活動,学級経営,の4っを取り上げて,
それらに対する達成感(成就感)を4段階評 定尺度上に回答を求めた。結果は表8に一括 してあるように,教科外活動に対しては比較 的達成感が高い傾向を示しているが,学級経 営については最も低い達成感を示している。
いずれの活動においても,約40%ほどのものが達成感を抱いていないということは。2週間という 教育実習の短さに最大の原因があるのではなかろうか。
夏一2 従属変数間の関係 表9 実習前の自信の程度と教職志望
(1) 実習への自信と教職志望まず実習前の資料についてみると 表9に示す如く,自信の「有」,
「無」によってそれほど著しい違い は見られないが,志望への消極的又
は否定的回答者の割合は多少,「無」群の方が多いようである。
次に実習後について表10から特 色を指摘すれば,実習前と異って自 信と志望との関係がかなり明瞭に現 れている。すなわち,自信の「有」
群には強い教職志望者の割合が高く、
「無」群では消極的志望者の割合が 高くなっている。自信「有」で志望
しない回答者が1名いるが,これは 実習前にも志望していない男性の実
諸活動 B成感
教科指導 生活指導
教昌 ネ罰活動
学級経営じゅうぶん達成された 11
i1.の
◎ 2︵幼
0
達 成 さ れ た
55
@(6.8)
8︵1α9︶
11
i15.1)
2幅︵2の
ある程度達成された 38
i521)
34
i4鋤
29
L甑7)
42
i57β)
余り達成されなかった 29
i397)
31
i4駒
30 i41の
29 i3吻 無 答 0
01σ.4︶
0
計
73
i1αa①
73 im◎
73
i10⑯73 i10⑳
f %
自 信
計ウ職志望
有 無 有 無7。ぜひともなりたい 23
7 41.14L2 30 イ。できるだけなりい 17 4
30.3235 21
どちらかといえばウ。 な り た い
10
6 17.9 35.316
どちらかといえば工 9な& たくない
6
0 10.7 0 6
計
56 王7 100.0 100.0 73
表10 実習後の自信の程度と教職志望(無答者1名除外)
f
%︐
実習後の自信
ウ職志望
有 ?
無 窟
?
無 計
ア.ぜひともなりたい 14 10
5
50.0 37.029.婆 29 イ。できるだけなり恩・ 8
12 5 28.6445
29.425
どちらかといえばウ。 な り た い
5 5 6
17.8圭8.5
35.3 16どちらかと汽いえば工6 なりたくない
1 0 1
3.60 畿9 2
計
28
27 17 00.0︑ 0.0.0 00.0 1 721 36 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
習生である。
(2)実習への自信と教職への好意度
実習前の関係は表11に示す如く,実習に自信を有している場合,教職への好意度の上位群の割合が 高くなり,自信の無い場合には下位群の割合が高くなっている。しかし実習後の関係を表12によって 見ると,自信の有無と好意度との関係は殆んど認められなくなっている。これは自信の「どちらともき めがたい」という不定反応者の中に,好意度の中央値をはさむ±O.1 O以内の尺度値を有するものが15 名(56.6%)含まれていることによる結果であろう。
表11 実習前の自信の程度と教職への好意度 表12 実習後の自信の程度と教職への好意度
笈 1コ,、外
f %
f
%
自信
計D意度
有 無 有無
計
心後の自信
ウ職へ(斑意度有 ?
無 有 ? 無
上 位 群 32
557.2
29.437 上 位 群 13
139
46.4 48.2 52.935 下 位 群
2盈 1量 垂a870.6 36 下 位 群
1514 8 536 518 47.ゴ 37
計
56 17 1◎0.◎
100.◎73
計28 27
17 1◎0.01GO.0 1G◎.9 72
(3) 実習への自信と実習校での諸二二に対する達成感
実習後の自信の程度と4っの諸活動に対する達成感との関係をまとめたものが表13〜16である。
これらの結果から見出しうる特色は,自信感と達成感との関係が,いずれの活勤についても顕著に現れ ていることである。とくに教科指導についてはその傾向が明瞭である。また自信が有るのに「余り達成 されなかった」という一一見矛盾する回答が見られるが,4っの中の他の活動で達成感を得ているためと 考えられる。ちなみにLiっの活勤すべてにおいて「余り達成されなかった」と回答したものは13名で あったが,このうち7名は自信「無」,5名は「?」である。
表13 実習後の自信の程度と教科指導への達成感 表14 実習後の自信の程度と生活指導への (無答者1名除外) 達成感(無答者1名除外)
習後の自信 %
f
%
教科鱒
有 ? 無 有 ? 無計 習後の自信
カ活指導
有 無?
有
?
鮭
計じゅうぶん
B成された
1 0 0
a60 0 1
じゅうぶんB成された
0 o 0 0 0 0 0
達成された f
5 0 ◎
17.90 0 5 達成された 6
2o £1.4 7.喚 o
8ある程度達
ャされた 19
153
67.8 55.5 17.6 37ある程慶達
ャされた
1214
7、
?a?
51.8 41.2 33余り達成さ
黷ネかった
3
12 1墨 1α7壌4.5
82.4 29、り達成さ
黷ネかった
10 11
10 3鼠7 墨0.8 5&831
計 28 27 17
10α0 100.0 10α0
72計
28 2717 100.0 10α0 100.0
72中原:教育実習が学生の教職に及ぼす効果について
137表15 実習後の自信の程度と教科外活勤 への達成(無答者2名除外)
表16 実習後の自信の程度と学級経営への達成感 (無答者1名除外)
実習後の自信
f
%
習気の自信 f
%
教科外活勤
有 ?
無有
?
無
計
教科外濡動 有
? 無
麿?
無計
じゅうぶん
B成された
2 0 0
7ユ0 0 2
じゅうぶん
B成された
0 0 0 0 0 0 0
達成された
54 2
17.915護
1王.811 達成された 2
08
7.1◎ 0
2ある 達
ャされた 11 13
53蛾3
50.0 29.慈29
ある程度達
ャされた 至8
15 8 6《3 55.6 屡7.1 遮1余り達成さ
黷ネかった
10 9
10 35.7 34.6 58.8 19 余り達成さ黷ネかった 8
12 9
28.644.喚
5乞9 29計 28 26 17 GO.0 00.0 00.0
71
計 28 2717
00.◎00.◎
0α072
(4)教職志望と教職への好意度
実習前の両変数の関係及び実習後のそれを表17. i8にそれぞれまとめた。全般的に教職志望と 好意度との間に妥当な関係を見ることが出来るが,実習前の好意度の上位群に2名の教職否定者が存 在する。この2名の教職への態度尺度値はO.2・Oと0.35であり,極めて好意的な意見を示している 者である。さらに実習前も実習後も実習に対する自信は有しており,かっ実習後には「できるだけ教 師になりたい」「どちらかといえば教師になりたい」という回答へそれぞれ変化している。
表17 実習前の教職志望と好意度 表18 実習後の教職志望と好意度
f
% 計 好意度 ウ職志望
f %
好意度
ウ職志望 上 下 上
下上 下 上 下 計
ぜひともなりア. た い
23 7
6ag 19.0 30
ぜひともなりア。 た い
19 璽1 528 2黛7 30
できるだけなイ。 り た い
8 13 2a2 35ユ 2三
できるだけなイ。 り た い
11
窒婆30.5 37.8 35
どちらかといウ。 えばなりたい
3 13
&3 35.1 16
どちらかといウ. えばなりたい
6
至0
1ε727.1 16
どちらかといえ工 Φばなりこくない
2 墨
義6 10.8
6どちらかといえ工 。ばなりたくない
0
2 0 5.壌 £計 36 3嬢 100.◎ 00.0 73
︐
計
3637
100.000.0 73
㈲ 教職志望と実習校での諸回目に対する達成感
実習後の教職志望の「ぜひともなりたい」を「強」,「できるだけなりたい」を「中」,「どちら かといえばなりたい」及び「どちらかといえばなりたくない」を「弱」と便宜的に呼ぶことにする。こ の強・中・弱の3群が示す諸活勤に対する達成感を表19〜22にそれぞれ示してある。これらの4っ の表に共通して見られる特色は,志望の3群いずれも近似した傾向を示し,敢えて指摘するならば
「弱」よりも「強」群の方が「余り達成されなかった」という低い達成感を訴える割合が多いことであ
る。
ここで捉えられている達成感は,実習生個々人の要求水準によって支配される変数である。その意味
138 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
で教職志望の強い実習生の諸活動に対する要求水準が,教職志望の弱い実習生より高いことによる結果 であるかも知れない。
表19 実習後の教職志望と教科指導に対する達成感
f %
望習後の教職志望
ウ科指導 強
中弱 強
中弱
計
じゅうぶん達成された
0 0 1 0 0 5.6 1達 成 さ れ た 1 2 2
33
&0 11.1 5ある程度達成された 16 15
75a4 6α0
38.938 余り達成されなかった 13
8 84a3
32.0 44.429
計
30 25 18 100.0 100.0 10◎.0 73
表20 実習後り教職志望と生活指導に対する達成感
f %
7習後の教職志望
カ活指導
強 中 弱 強 中弱
計
じゅうぶん達成された
0 0 0 0 0 0 0達 成 さ れ た
3
2 3 8.0 &016.7 8
ある程度達成された 12 13 9
52.◎520
50.034 余り達成されなかった 15 10
6 40.0爆0.0 33.3 31
計 30 25 18 100.0 100.0 100.0 73
表21 実習後の教職志望と教科外活勤に対する達成感
f
%
習後の教職志望
ウ科外活動
強 中 弱強
中弱 計
じゅうぶん達成された
1 1 0.a3
4.2 02
達 成 さ れ た
3 5 310.0
20.8 16.711 ある程度達成された 12 9 8
40.0 37.5 44.529 余り達成されなかった 14
9 746.7
37.5 38.930
計
30 24 18 100.0 100.0 100.0 72
中原 教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について 139
表22 実習後の教職志望と学級経営に対する達成感
f %
習弊の教職志望
w級経営
強 中弱
強 中 弱 計じゅうぶん達成された
0 00 0
0 00
達 成 さ れ た
10
1竃3
056 2
ある程度達成された 18 13 11
60.052.0 61.1
壌a余り達成されなかった 11 12
6 36.748.0 333 29
計 3G 25 18 100.G 100.0
100.073
N−3 独立変数と従属変数との関係
1−3−1 教職への自 表23 実習後の自信の程度と実習スケジゴルへの (1)実習のスケジュールに対する 満足感
に対する満足感 実習後の教職への自信の 程度と実習スケジュールへ の満足感との関係は表23 に示す通りである。自信の 無い群で満足度の低い割合 が特に多く,全体的に両変 動の妥当な開係を見ること が出来るが,それほど強い
因果関係であるとは思われ 表24 実習後の自信の程度と実習校の三囲気への ない。 満足感
(2)実習校の雰囲気に対 する満足感
表24に示されているよ うにこの両変数間の因果関 係は有意であるように思わ れる。学校全体が示す受容 的,協力的,友好的な雰囲 気は,実習生の緊張感を
らげ,自信を高めることに 役立つのであろう。
(3) 実習校の指導体制及び教諭との人間関係に対する満足感
f %
実習後の自信
Xケジュール 有 ? 無 有
?
無
計
じゅうぶん満足.している
2
璽◎ 71
3.7 0壽
満 足 し て い る 9
5 5 32.118.5
2{照19 ある程度満足している 12 12
壕 違ag 44.婆 2&5 盆8余り満足していなない 5 9 8 17.9 3a4
47.12心
計
28 27 17 100.0 100.0 100◎ 72
f
%
実習後の自信
計オ囲気
有 ? 無 有?
無じゅうぶん満足している 15 7 3 535 25.9 17.6 25 満 足 し て い る 8
エ3 6 2&6 屡8.2353 27 ある程度満足している 4
6 714.3
22.24L2 17 余り満足していない
1 1 1 3.6a7
&93
計
28 27 17
100.0 100.0100.0 72
140 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
実習が順調に進行すれば,
結果的には自信が高まるこ とになろう。順調に進行す るかどうかは指導教諭の姿 勢,熱意等の要因に影響を 受けるであろう。表25は 実習校の指導体制に対する 感足感であり,表26は指 導に当った実習校の教諭と の人間関係につ「いての評価 である。これらを見ると,
協力校での指導体制は実習 生に「ある程度」の満足を 与える水準のようであるが,,
自信の有る群ではかなり満 足感が高い。一方入間関係 は非常に良好で今回の回答 の中で最も好意的回答の割 合が高い設問であった,
(4)配当学年への希望 どの学年に配当されたか
によって,困難さの面に違 いが予想される。しかし約
82%に当る59名が配当
された学年に満足している ことが表27によって知ら れよう。調査対象の73名 の実習生の配当学年は表
28の「協力校での配当学 年別人数」欄に示したよう になっている。これらのう ち「もっと高学年の方がよ かった」と回答した9名の 配当されていた学年は3年 以下の低学年であり反対に
「もっと低学年の方がよか った」と回答した2名の配
表25 実習後の自信の程度と実習校の指導体制への満足感
f %
実習後の自信
w導体制
有 ? 無 有 ? 無 計じゅうぶん満足している
63 2 2L4 11.1 11.8
11満 足 し て い る 8 10 3
28.6 37.017.6 21 ある程度満足している 9 13 10 321
48.2、58.8 32
余り満足していない5
12 17.9
3.711.8 8
計
28 27 17 100.0 100.0 100.0 72
表26 実習後の自信の程度と実習校の指導の先生との関係
f
%
実習後の自信
w導者との関係
有?
無 有 ? 無計
すべてうまくいった
11 9
5 39.33a3
2鼠425
まあ う ま く いった
13 16 6
46.559.3
35.335 ど ちらともいえない 2 2 4 7ユ
7.4 23.58 多少困ることもあった 2 0
1 7.1◎
5.93
う ま く し、カ、 な 力玉つた
0 ◎
10 0
5.9 1計
28 27 17 100.0 100.0 100.0 72
表27 実習後の自信の程度と配当学年への希望
f %
実習後の自信
z当学年希望
有 ? 無 有 ? 無計
も っ と 高 学 年 3 4 2 10.7 14.8 1L8 9
こ れ で よ い
24 20 15
85.774.1
88.259 も っ と 低 学 年
02
00 74 0 2 無 答
1 10 a6 a7 0
2計
28
27︐
17 100.0 1◎0か 100.0 72
表28 配当学年と希望する学年
1 2 3 4
5 6配当学年
ヲ力校での配当学年別人 5 15 16 14 11 12 高学年希望者の配当学年別人数 2 5 2
低学年希望者の配当学年別人数
1 1申原:教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について i41
当されでいた学年は4年と 表29 6年であった。このことか
ら,低学年の困難性を予測 することが出来るが,自信 の程度と直接関係を持って いるとは思われなかった◎
(5)担当授業時間数への 希望
表29に担当授業出面数 への希望と自信との関係を まとめてみたが約80%に 当る58名の実習生が,経
験した時間数で満足しているために,自信の程度 との関係を読みとることは出来なかった。また実 際に担当した時間数は表30に示すように5時間 から最高19時間に分布し,11〜12時間が 23名の実習生によって担当されていた。この表 で知られるように,担当時間数と希望との間に特 定の関係は認められない。
(6) 児童指導の達成感
実習中に子ども達との入間的交流がどの程度う まくいったか,について総合的印象として回答を 求めた結果が表31である。ここには教科指導,
教科外指導,生活指導などすべての場面を通して 体験された児童との関係が反映されているものと
思われる。
実習から得られた自信も,
このような総合的な評価に 表31 よるものである以上,この
両変数の関係が認められる、
ことは当然のことと言えよ
う。
(7)実習申の困惑e悩み1 の有無 1 最後に自由記述形式で,
実習中の困惑や悩みがあっ た場合にはそれを記述して 戸
実習後の自信の程度と授業時間数への希望
f %
実習後の自信
業時間数の希
有?
無 有?
無 計もっと多く
4 10 143
3.70 5
こ れで よ い 21 22 15
75.081.5
88.258
も っ と 少 く
1 32
3.611.1
11.8 6無 答 2
10 7.1 a7 0 3
計
28 27 17 10α0
100.◎ 1◎0.072
表30 担当授業時間二二人数と希望
授業時間
@数ぺの@ 希望
S当 業時間
もっ
ニ多
ュ
これ
ナよ
「
もつ
R少
ュ
無答
計
5〜 6
1 14
1o 6
7〜 8
1 2
◎ 03
9〜10
1
11o 1 13
11〜12o 21 2 0 Z3
1.3〜14 1
113 o 15 15〜
11G
02 13
計
5 59 6 3 73
実習後の自信の程度と児童指導の達成感
f
%
習後の自信 剴カへの指導
有
?
無有
?
無 計
う ま く い っ た
6 3 0
21.411.1 0 9 ある程度うまくいった 19 20
4 67.9『74.1
2a543
余りうまくいかなかった
3 3 12 10.7 11.1
70.618 無 答 0
1 1 0a7 59 2
計
28 27 17 100.0 100.0
100.072
142 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
もらった。困惑や悩みがあったもの
表32 実習後の自信の程度と実習中の悩みの有無 と無かったものとは,表32のよう
にほぼ半数ずつに分れ,自信の程度 との関係を示している。
報告されていた困惑や悩みの内容 は教科外での子どもとの関係づくり に関するものが20件あり最も多い。
子どもの掌握の仕方,接し方,注意 の与え方といった基本的な人間関係
に戸惑いを示している。次に教科指導上の問題がi6件あった。授業の流し方,話し方,指導案の作成,
能力の低い子への対応などがそれらの内容である。その他として指導教諭との問題が数件あった。親密 に話し合えない,指導方針が担当とズレる,担任に見られているとやりにくい,などの訴えが記されて いる。実習への自信は,このような諸問題をどのように乗り切るかにかかっている。抽象的ではあるが,
実習における「自信」の腐無は,後の教職経験に大きな影響力を持っているために,実習前に自信のな い者への特別な配慮を行う必要性があろう。
1−3−2 教職志望を中心として
前節においては,「自信」という従属変数と有意な関係のある・なしに拘らず,すべての設問に対す る回答状況を示す意味で説明を行ったが,以下は特に何らかの関係が認められた変数についてのみ示す
ことにする。(1)実習校の雰囲気に対する満足感
実雨後の教職志望を「強」,「中」,「弱」の3群に分け,これらが実習校の雰囲気に対してどのよ うな満足感を示しがいるかを
示すと表33のようになる。 表33 実習後の教職志望と実習校の雰囲気への満足感
「自信」の場合と同様に教職 を強く希望するものほど満足 の程度が高い傾向が認められ る。したがって実習校側が実 習生を迎えるに当ってのこま やかな心遣いを,どの程度考 えてくれるかが教職志望を規 定する重要な条件になりそう
である。
f %
実習後の
@ 自信
Yみ
有?
無 有?
無計
あ っ た 丑0
13 12 35.7 48.1 70.6 35
,なかっ た 18 14
564.3 51.9
29.魂37
計
28 27 17 100.0 100.0 100.0 72
P f
%実習後の教職
@ 志望
タ習校の雰囲気
強 申弱
強 中弱
計じゅうぶん満足している 15
7 450.0
28.02a2 26
満 足 し て い る 10 11
633.3
44.03a3 27 ある程度満足している
3 7 710D
28.0 3&917
余り満足していない2 0 1
σ70
5.63
計
30 25
玉8100.0 100.0
100.073
中原:教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について 143
(2) 実習校の指導体制べの
表34 実習後の教職志望と実習校の指導体制への満足感 満足感
さきにも見られたように,
実習生は実習校側の指導体制 に対しては,指導教諭との人 聞関係ほどには高く評価して いるとは思われない。教職志 望のどの群も「じゅうぶん満 足しているjへの回答率は低 調であり,具体的にどのよう な問題が原因しているのかに
ついて,今後検討する必要性を感じる。
1−3−3 教職への態度を申心として
実習後の態度尺度に反映された教職に対する好意度は極めて高い。この態度尺度の最も好意的な尺度 値はα00,最も非好意的な尺度は2.30 となるように作成されているのに対しで,得られた申央値:
は0.39であり,大部分の実習生が教職に対して極めて好意的な意見を寄せていることになる。 この ため本稿では「好意群」,「非好意群」とはせずに「上位群」,「下位群」という表現を用いてきた。
「下位群」は「非好意群」ではないのである。このようにすべて好意的意見を痔っている集団を,敢え て上e下2群に分割したことが原因と思われるのであるが,殆んどの独立変数との間に意味のある関係 を見出すことが出来なかった。
ただ表35に示したように,実習期間中の困惑や悩みの有無に対しては上位群に「有」,下位群に
「無」の反応傾向がやや多く認められたにすぎない。しかし,この場合も,X2== 1.368(.3◎>P
>e20)であり,推計学的に有意な関係として取り上げるまでには至っていない。
f
%
実習後の教職
@ 志望
タ習校の雰囲
強 中弱 強
申弱
計
じゅうぶん満足している
6 3 2
20.012.0 11.1 11 満 足 し て いる, 10 5
73a3
2α038.9 22 ある程度満足している 11 15 6 36.7 60.0 3a3 32 余 い 3 2 3 10.0
&016.7 8
計
30 25 18 100.0 1GO.0 100.0 73
表35 実習後の教職への好意度と実習中の悩み
f
%
好意度
Yみ
上 下 上 下計
あった
20 15 55.6
40.535
なかった 16 22
44.4 5{λ538
計
36 37 100.0 100.0 73
14 4
茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,・特集
W ま と め
1 協力校実習の位置づけ
本学部小学校教員養成課程の3年次基本実習における協力校実習は,基本実習4週間(正しくは4週 間+2日)のうちの後半2週間分の実習にあたる。それはもともとは,附属小学校で4週間の基本実習 を行うべきところを,学生の定員増などにより附属小1較では収容不可能となったため,協力校を10 校選んで実習校として協力してもらうことになったのである。しかしそうした理由とは別に,より横極 的な理由がある。それは附属校などとは異なる一般公立校の様子を直接はだに接して経験できることで ある。しかし,一般公立校での基本教育実習を附属小でのそれとの関係でどのように位置づけるかは,
なかなかに難しい。一般公立校の協力校では,同じ基本実習でも自分の所での基本実習を附属校での基 本実習の応用実習としてとらえる傾向が強い。つまり,教育実習の基本的な内容については附属校で既 に履修ずみであって,協力校実習ではそれを応用するために実習をするという位置づけ方である。しか し,附属校での実習期間が少なくとも4週聞ある場合ならともかく,2週間程度では必要最少限の内容 しか指導できないのが普通である。ここが附属校のひとつの大きな悩みである。大学が基本実習の内容 を設定し,附属校と協力校の役割分担を明確にできるのならともかく,それができない場合には,結局 たてまえとして附属校がほとんどの実習内容の指導を担当せざるをえなくなる。実習期間が短い現状で は,このことは附属校の大きな心理的負担となる。
一方,実習生の立場から見れば,協力校での実習は二度目の実習であるから緊張感は幾分和らぐ。し たがって,附属校での実習に比べて,状況をある程度統御できる。また,それだけに附属校での基本実 習で失いかけた自信を取り戻したり,適性意識を明らかにしたりできる実習である。
さて,今回の調査では,教育実習生の教職観,教師観の変容をもたらす要因として教育実習校におけ る様々の要因のうちどのようなものが強く影響しているかを探ろうとしたものである。その際,実習校 として小学校課程後半基本実習校を3校あげた。結果として以下のことが取り上げられ得よう。
第一に,一般公立校での後半基本教育実習の意義がある程度明らかになったことである。附属校での 実習は,短い実習期間のもとでは実習のレディネスがまったく不揃いな実習生をそれぞれ実習生として 一応の形をつけることに主眼を置く。これに対して協力校での後半基本実習は,附属校で自信や意欲を 失いかけた実習生にそれらを取り戻させる機会になっていることが明らかとなった。その理由としては,
指導にあたる教師1人に実習生1人が配当になるため,マン・ツー・マンの指導が可能になること。ま た,附属校での実習と違って,協力校での実習は2度目の実習であり,不安と緊張に満ちた初めての附 属校実習を終えた後であり,それなりの自信と意欲を持って臨めるのである。しかも,附属校での実習
と異なり,実習生の裁量に委ねられる場合も少なくない。それは協力校での実習が気楽なものであると いうことを言おうとするのでは決してない。しかし,それはやはり附属校実習とは違ったものなのであ
る。、
第二に,実習生の教職志望,教職意欲の変容をもたらす実習校変数として,実習校での実習スケジュ
ール,実習校の9囲気などが直接に関係していることも,また,教科指ig ,生活指導,教科外指導,学
級経営などでの達成感と教職の意欲や自信もある程度関係があることも明らかとなった。ただ,それら
中原:教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果について 145
の達成感は実習期間によって影響される面が少なくないと考えられるので,この点についてに,より詳 細に探る必要がある。一方,配当学年や実習授業の時間数は,無関係であった。
これらは,更に精細に調べる必要があるが,各協力校間の結果の比較も含め,これについては次回に
考察したい。付表1
国 教職に関する意識調査
私達は3年前から木学における教員養成の改善に資するための参考資料を得る研究の一一一 eeとして,教 育実習の現状について調査研究をすすめてきました。今回は協力校で教育実習を経験することによって 皆さんの教職についての考え方にどのような変化が生ずるのか,さらに教育実育実習を構成する要因の うちのどのようなものがその変化をもたらすのかについて分析する計画でおります。よろしくご協力下 さいますようお願いいたします。
なお,調査用紙 Poの2種類です。回答済みの用紙は,直ちに回収しますので係の教生に提出して
おいて下さい。昭和54年1◎月
茨城大学教育学部 中 原 弘 之 菊 池 龍三郎
実習
校
小学校
今回(Pr) と次回(Po)
の調査用にあなた独自の記 号を決めて右欄に記入して 下さい。PrとPo を対応させるためのもので
す。
(Po) (記 号)
自の記 性
入して
の回答 別
もので 1
男 ・ 女
1.今回の協力校での教育実習にあたってどの程度の自信がありますか。
ア〜ケの申から1っだけ選んで○をつけて下さい。
アイウエオカキクケ 附属小学校での実習ですっかり自信をなくしたので今回も自信がない。
附属小学校での実習ですっかり自信をなくしたが今回はどうにかやれると思う。
附属小学校での実習ですっかり自信をなくしたが今回は自信をもっている。
附属小学校での実習でなんとかやれたが今回はどうも自信がない 附属小学校での実習でなんとかやれたので今回もどうにかやれると思う。
附属小学校での実習でなんとかやれたので今回は自信をもっている。
附属小学校での実習で大いに自信をつけたが今回はどうも自信がない。
附属小学校での実習で大いに自信をつけたので今回はなんとかやれると思う。
附属小学校での実習で大いに自信をつけたので今回は大いに自信をもっている。
146 茨城大学教育学部教育研究所紀要,第12号,特集
2.実習に入る前の現時点であなたの教育志望は,次のどれですか,ア〜エの中から1っだけ選んで
○をつけて下さい。
ア。ぜひとも教師になりたい。
イ。できるだけ教師になりたい。
ウ.どちらかといえば教師になりたい。
エ。どちらかといえば教師になりたくない。
3.教職について16の意見が並べてあります。まず,ざっと終りまで読んでみて下さい。この中から あなた自身の考えと同じ意見又は比較的近い意見を3つ選んで番号に○をつけて下さい。
111一王111 教師は自分の願望をあくまで押し通そうとするエゴイストである。
教師はその重大な職務のために社会から敬意を払われている人間である。
教師は分別のある円満な社会人である。
教師は雑用に追いまくられる事務屋にすぎない。
教師は比較的休みの多い自由な労働者である。
教師は教科書の単なる解説者にすぎない。
教師はかどのとれた常識人である。
教師は世の中の景気がよいときにはかげのうすい存在である。
教師は子どもの能力を巧みに生かすエンジニアである。
教師は人聞の育成というやりがいのある仕事をする労働者である。
教師は自分の生活を意識せずにはいられない低待遇者である。
教師は時には自己の生活を犠牲にしてまで教育に生命をかける誠の人である。
教師はすべて大過なくこなすことにのみ腐心する保身家にすぎない。
教師は一種の有能な事務職員である。
教師は子どもと社会的要請との調停者である。
教師は子どもの個性の殺人犯である。
付表2
国前回膜舗に回答してもらいましたカ・,約・週間の実翫経験し槻在どのような考えを
もっていますか,次の質問に回答の上係の教生に提出して下さい。
実習校
小学校 前回と同じ記号
性別