目 次
第二草 四周・本土間客貨の流動構造分析
∫ 輸■送 規 模
Ⅱ 輸 送 構 造
二∵旅 客 輸 送
二︑貨 物 輸 送
第二茸 昭和四十五年皮輸送需要豊の推計
丁 巨視的推討
Ⅱ 微視的推計
Ⅱ 綜 合 推 計
四国︒本土間客皆の流動構造分析と将来輸送需要畳の推計 四国・本土間客貨の流動構造分析と 将来輸送需要量の推計
村
︵六九こ
第三十五巻 第六号
第早 四国・本土間客貸の流動構造分析
Ⅰ 輸 送 規 模
昭和三十六年度における四国・本土間輸送規模は旅客脚︑二三
四万人︑貨物三︑二三八万トンである︒これを昭和三十年皮を
基準としてみれは︑旅客山七五︑貨物一九三で︑年平均増加率
一二・五%・貨物劇五・五%である︒所得倍増討画紅おける輸
送量の全国平均伸長率は旅客七・六%︑貸物六・九%であるか
ら︑平均よりも著るしい伸びである︒
伸長率を趨勢的にみれは︑昭和三十三年度までは旅客年平均
伸長率5%︑貨物七・六%で串つたが︑昭和三十三年度に屈折が
あり︑急激に上昇している︒即ち昭和三十三年度以降は旅客二
〇%︑貨物二三%の伸びを示している︒
これは次の諸理由によるものと思われる︒
闇 四国総合開発による誘致産業及びその関連産業の発達
脚 レジアブームによる額光客の増加
四国・本土間客貸輸送量
旅 貨
年 度 物
客 首客人員1指数 ノ 蒜・ン数l指琴
千人 千トン
昭和30年 7,060 100 16,787 100
31 7,739 110 19,071 114
32 7,957 113 19,665 117 33 8,126 115 20,643 123
34 9,014 128 22,952 137
35 10,416 148 28,134
36 12,337 175 32,377 168 193
︵六九二︶
四国対本土間旅客輸送推移図表
(伸長率)
四国・本土間客皆の流動構造分析と将来輸送需要豊の推計 ︵六九三︶ 三
36
36〝
S30年
即ら輸送構造変化により︑プチリーポートと航空機の伸びが著るしい︒
Ⅱ 輸 送 構 造
劇 旅 客 輸 送
揖 機 関 構 造
交通機関別に輸送構造をみれほ次の如くである︒
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要塵の推計 畑 急行︑準急︑ディーゼル車︑大型貨尊航送船等紅よる鉄道の体質改蕃と鋼船化︑大型化︑フェリポート等によ
る海道の発達並び紅道路の整備等の交通機関の改着発達︒
㈲ 四国経済と本土経済の関係の緊密化集約化︒
更に︑これ空父通機関別にみれば昭和三十年を脚00として昭和三十六年度の指数は次の如くである︒
機 関 別 旅 客 貨 物
国 鉄 161 140
船 舶 177 199
フ 工リ ー 533 932
航 空 機 1,812
年 度l国鉄】船舶「二)・エ叫航空機l計
昭和3。年卜4。.6】。。.2ll.。Id.2】100 31l5。.。l47.8ll.。董。.3llOO 32l5。.。l48.。】1.2l。イ1100 33l51.。l47い111.4l。.5llOO 3。ト5。.1l47.7】1.4t。.8ll。0 35l48.1卜。9.5‡1.411.。」100 36≒45.7l4。.β13.。【1.51100
︵六九五︶ 五
坐 資 U 串
詣 間
砂 謎
い \.= l うヒ 山 !恵 u
弊毒 … 盲− 謝題
くlユ ⊂rl trI くゎ ,○) む) くn ーー
き ト 、d( ■−
▲ S 故 咄l岩 …項 半l岡 臼 包 lト n 00l試 訂二「「 富冨 ⊂〉ヽ./ =・− …−− 霧畑彊
口
可モ
く■ 0) 悶 lIゝ トJ く=〉 …■ 莞 埴l箪
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半モ 凹 竣 霊菖! 当3l 呈よ毒彗玉 ′、l .・ゴ・幸一 3旨31豊雪e
口 中■ ÷1 麗 壷l盲 壷l冨
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第三十五巻 第六号 ︵六九六︶ 六
即ち国鉄旅客のシェアーは漸減し︑船舶旅客ほコンスタント︑プチリー及び航空機旅客は増加している︒
卜簿︵ ︶芦茄熟洋倒
■浮︵ ︶丑声毒q倒 遥 帯革 ︵聴宙≠>︶
堕 ゆ 緊 \J 浮 渉融
砂 ト 璽
半
ト」
N
闇 地 域 構 造 次に昭和三十六年度の旅客輸送の地域構造をみれば総計脚︑二三四万人のうち︑近畿地方との交流五七脚
万人︵四六%︶が最も多く︑中国地方甲二万人︵⁝%︶・がこれ軋ついでいる︒その他は関東地空三二
万人︵二%︶︑九州地方五二万人︵四%︶︑中部四七万人︵四%︶の順である︒
由国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要意の推計 ︵爵酋裟頂淘︶ ︵聴蒔州と ㊦詰盛事併
︵六九七︶
竣裟嶺 丞細 祝個 設奴 洩N 溺辣−○
せ硬 頂き敏⊆同声硬 N\与.〉±J\n【ヾ、÷7む ≧
謡箋和硬謡和歌 竣の際個竣Ⅵ幣せ
軒別麒錘ほ偏 0
,「儲轟停頓普
第三十五巻 第六号
二︑貨 物 輸 送
Ⅲ 機 関 構 造
輸送機開別に貨物輸送構造をみれば次の如くである︒
年 度 国 鉄 船 舶 フェリ− 計
昭和30年 11.9 88.0 0.1 100
31 / 10〃8 89.0 l 0.2 100 32 11.3 88.5 0.2 100
33 1 10.3 89.4 0.3 100
34 1 10け4 89.3 0.3 100
35 1 8.9 90.7 0.4 100
36 乳6 90.9 0.5 100
これ軋よって明らかの如く︑国鉄の分担率は漸減し︑
船舶及びフェリー貨物が上昇しっつある︒
昭和三十六年度における分担率は国鉄八・六%︑船舶
九〇・九%︑フェリー〇・五%である︒ ︵六九八︶ 八
脚 品 目 構 造
昭和三十六年度の貨物輸送盈三︑二三八万トンの
うちの品目構造をみれば︑工業品鵬︑三〇〇万トン ︵
四〇%︶が最も多く︑鉱産嵐九八一万トン︵三〇%︶
が︑これにつぎ︑その他は林産品三九六万トン ︵山
二%︶︑農産品二四四万トン ︵八%︶雑貨ニー二万
トン ︵七%︶ の順である︒
これを発着別紅みれば︑発送貨物﹂︑九八八万ト
ン︑到着貨物血︑二四九万トンで︑発送貨物の方が
多い︒
発着別の品目構造をみれば次の如くである︒
四国・本土間客質の流動構造分析と将来輸送需要量の推計
目 発送貨物 到 着貨 物 計
農 産 品
r I 8
8
水 産 品
3 1 3 ■
3
林 産 品 17 12
5
鉱 慮 品 32
27
30
工 菓
品 36 1 47
40
そ の 他(雑貨)
5 1 10・
7
計
1()0 100 100
︵七〇こ
謝
空 中 地 緑 灘
軸
埜 \=葦=固 塑 卜語意
H ト 寧
砂撃 ヾ 空半七
/ ̄■■■ヽ
l 穿l弊
週1++lリ 苗l固 融 罫 藩 喜蛋 望/駐
添
・ 一
・
..
栄
・ 恥
■べ び 玉 旨Ⅲ 享 師
・ …… ・ ≡コ
許 掛
ぎ 結 ≡コ
H 淋 翫
.
(「中
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⊥ 一】
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N くエ〉 lト・ くエ〉 UJ α〉 Ul く.D く♪ トJ O〇
第三十五巻 第六号
︵選者∽の横撫︶ 遥周智割け或昏源空融罫藤溺空夢禄酢 ︵七〇二︶ 一
︵塵蘇7ヾ︶
四国対本土間物資別発送割合 四国対本土間物資別到着割合
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要壷の推計 閻 地域構造
昭和三十六年度における貨物輸送藍三︑二二三万トンの地域構造
をみる紅近畿地方血︑七〇四万トン ︵五二・八%︶が最も多く︑
中国七二七万トン ︵二二・五%︶︑九州地方五三山万トン ︵仙
六・五%︶が︑これについでいる︒その他は関東地方劇二〟万ト
ン ︵三・八%︶︑中部地方七四万トン ︵二・三%︶ の順である︒
これを発着別にみれば︑発送貨物て 九八二万トンのうち︑近
親地方﹁一七九万トン ︵五九%︶︑中国地方三九六万トン︵二
〇%︶︑九州地方二二四万トン ︵二%︶︑関東地方九八万トン
︵五%︶︑中部地方四九万トン ︵二%︶ の順である︒到着貨物
山︑二田五万トンのうち︑近畿地方五一山五万トン ︵四山%︶︑中
国地方三三山万トン ︵二七%︶︑九州地方三〇七万トン ︵二五
%︶︑中部地方二四万トン ︵二%︶︑関東地方二三万トン ︵二%︶
の順である︒
︵七〇三︶ 劇三
第三十五巻 第六号
運輸機 関別割合
合 計 その他 四 国
中 国】九 州
(11) (7)
156,822 99,263
−−−■一・−・一−−■−・・・■−・・■−■■
3,773,278 2,136,152 18,332,789 785,302 3,367,004 22,485,095
28,116 100,41 100,412
51,272,135 51,272,135
3,958,216 20 2,235,415 11 19,820,639 100 848,560 56,380,943 77,050,142
() () (%)
(10)
(21) 275,139 119,326 (100%) 1,290,682 43,013 1,741,789 3,075,484
3,034,603
2,002 76,983
3,311,744 27 3,074,043 25 12,45q,018 100 4,356,942 5,625,201 22,432,161
() () (%)
431,961 218,589 2,678,120 106,271 3,4β3,593 6,267,984 6 6,807,881 5,089,330 29,415,142 5,099,231 7,250,416
30,118 1,539 くも 177,395 177,395
51,272,135 51,272,135 52
7,269,960 22
(.5)
︵七〇四︶ 一四
地域別運輸機関別輸送量
(昭和36年度)
本
発 着 別 地域別 運輸 機関別 北海道 東 北 北 陸 閣 東 中部l近畿
(3) (2) (5) (32) (14) (26)
国 鉄 33,406 33,223 75,458 438,831 185,709 364,726
発 舶 96,374
フ.ェリー 2,008
送
129,780
計 (1) ・(1) (5) (2) (59)
(22)
国
(2) (6) (9) (16) (14) 鉄′ 25,023 74,922 122,579 208,980 177,524 287,189
到
船 舶 匿 539
著
計 62,399
(1) (1) (1) (2) (2) (41)
国 鉄 58,429 108,145 198,037 647,811 363,233 651,915
合
フエリー 2,547
計
計 192,179
(0・) (0.6) (0・9) (3」8) (2、3) (52.8)
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要意の推計
0鉄道輸送鼠のうち小口扱貨物の地域別は不明につきその他欄に掲上した0 0船舶輸送壷は島しょ部を含めたもの。
0トラック輸送還:は発送にのみ掲上した。
発送貨物地域別割合 到着貨物地域別割合
第三十五巻 第六号 ︵七〇六︶ 山六
第二章 昭和四十五年輸送需要亀の推計
輸送需要嵐の予測方法は巨視的に国民総生産の相関関係から求める
方法と品目別︑地域別に積上方式で微視的に求める方法とがある︒
巨視的推計は輸送需要量を規定する社会的経済的要因 ︵grOWth
factOr︶ を国民総生産︵GNP︶ にとり︑過去の輸送量と総生産額の時
系列分析より両者の間に叫定の相関関係を見出し︑将来の総生産額に
対応する輸送量を推計する方法である︒
巨視的推計によれば︑将来輸送需要屋の増大傾向や輸送構造の変化
即ち輸送機関の分担率の変化については考察できるが︑品目別構造及
び地域別構造の変化については明らかにし得ない欠点がある︒
これ紅対して微視的推計は品目別又は地域別に輸送藍と生産額或い
は所得との相関関係をみて将来輸送需要屋を推計する方法であるが︑
これも全然欠点がないわけではない︒即ち
Ⅲ 品目別︑地域別紅みて︑輸送機閑別にみないので︑輸送構造の
変化が織込まれない︒
脚 晶芦別︑地域別にみた場合︑生産額と輸送最との問に必ずしむ
高い相関度が得られない︒即ち在庫最の変化や地域構造の変化に
場合が考えられ
る︒
過去における四
国・本土間の客貸
輸送R恩と国民生産
との間には高度の
相関関係が存在す
るので︑この調査
においてはまず巨
視的推計で輸送機
関別に輸送需要量
を推訂し︑品目構
造及び地域構造の
変化は微視的推計
をもってこれを検
証︑補正する方法
をとった︒
四国・本土間客貨の流動構造分析と将来輸送需要意の推計
実質国民総生産 (単位億円)
資料 昭和35年度国民所得白書
四国・本土間旅客輸送塩の推移(単位千人)
年 度 国 鉄 船 舶 フコヅ、−・ 航空機 計
昭和30年 3,498 3,476 70 16 7,060
3,699 81 22 7,739
31 】 3,937 32 4,007 3,820 97 33 7,957
33 4,140 3,827 116 43 8,126 34 4,515 4,299 130 70 9,014
35 5,010 5,159 145 10 10,416
36 5,632 6,143 373 189 12,337
四国・本土間貨物輸送量の推移(単位千トン)
第三十五巻 第六号
資料(1)国鉄については日本国有鉄道四国支社開発室資料
(2)船舶紅ついては日本港湾統計
(3)フーエリーについて−は日本国有鉄道四国支社開発室「四国と本土を結ぶ
フーエリーポー・トの現状とその分析」
(4)航空機湛ついては各空港の実績による。
Ⅰ ︵七〇八︶ 仙八
巨視的推計
国民総生産との相関関係より求める方法
過去における国民総生産と輸送監との相関関係より昭
和四十五年皮の輸送量を計算する場合次の回帰方式を用
いた︒
〃ヱyr−・(ズy)(ヱr)
−(gy)り(Ⅳズr苧一−(∫r)り
Ⅳゴyr・−(ヱy)(ヱr)
(y叫亨)十字
r=
Ⅳgy2・−(gy)2
更に四国・本土間輸送量の趨
勢をみた場合︑昭和三十三年度
に屈折があり︑それ以降は急激
に上昇しているので︑昭和三〇
〜三十六年間の相関関係と︑昭
和三十三〜三十六年間の相関関
係と二通りで計算した︒
旧 昭和三〇〜三十六年間の
相関関係よりみた場合
旅 客
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要魔の推計
昭和45年度に.おける旅客輸送量(単位千人)
昭和45年皮における貨物輸送量(単位千トン)
増加率 輸 送 機 関
国 1,991 3,774
一−−−−一−−−一一−−一一■−・・■一■■
鉄
昭和30年 昭和45年
190 船 舶 14,777 48,241
% フ ェ リ.− 19 822 4,326
機関別積上げ輸送需要 16,787 52,837 315
巨視的推計 ・ 45/3Pl年率
第三十五巻 第六号
惚 昭和三十三
〜三十六年間
の相関関係よ
りみた場合
旅 客
輸 送機 関 回 帰 方 程 式l相関係数
国 鉄 T=0.2764Y十1188.69 r == 0.99
船 舶 T=0. 4336Y+847.56 Ⅰ・=0、982
ク ェリ ー logT=2.4615logY−5、.43064 r・= 0.84
航 空 機 ユogT=3.3772logY−8.66515 Ⅰ= 0.987
合 計 T=0.78Y−286.3 Ⅰ■ = 0.9814
昭和45年皮における旅客輸送量(単位千人)
堵 加 率 輸送 機 関 昭和33年 昭和45年
45′′33l年 率
国 鉄 4,140 8,375 %
17
船 舶 3,827 10,427 23
フ ェ リ ー 116 945 % 202 272
航 空 機 43 926 2,153 179
機関別構上げ倫送需要 20,673 254 21
巨 視 的 推 計 8,126
19,994
246 21四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要畳の推計
昭和45年皮における貨物輸送鼠(単位千トン)
△r r
輸送の所得弾性値△yにより昭和45年度の y
輸送最を計算すれば次の如くである。
/ヽ
七
)
輸送の所得弾性値により求め
る方法
四
打7いトい一
ナ塵6=T8¢×
Ⅱ 微視的推封
地域別生産所得の伸びとの相関関係により将来の地域別旅客需要畠を推計する方法
四国・本土間旅客輸送量を地域別輸送量の推移と地域別生産所得の推移の相関関係紅よっで計算する方
法である︒
まず︑所得倍増計画による地域別経済規模︵人口及び山人当り生産所得︶ の伸びをみれば次の如くであ
る︒ 第三十五巻 第六号
旅客輸送量
−N一山加↓
−Nの 00一 つ監=−㌘ひ彗×一斗叫佃野−抑
;も澄.q
貨物輸送最
彗可 ひ㌘ 望﹀澄加 ↓鼓=芦当可×.叫嘗
;一∞¢料.q ×⁝叩熊‖芦§
崇もOPO
−ひ㌔宗.加 =小切一〇〇− ︵七二一︶ 二二
地域別人口及び1人当り生産所得(単位人口万人、生産所得万円)
四国・本土間客貨の流動構造分析と将来輸送需要意の推計
(注)※ 県民所得横上げペースによる。国民所得ベースによると基準年次20・2 万円目標年次43.8万円
資料 経済企画庁:綜合的交通政策 昭和36年
次に昭和三十三年度及び昭和三十六
年度の地域別輸送鼠をかかげた︒
地域別旅客輸送鼠(単位千人)
︵七二ニ︶ 二三
8、126
第三十五巻 第六号 ︵七叫四︶ 二四
所得倍増計画には昭和lニ十六年度地域別生産所得は明示されていないので︑中間時点として推計し︑昭和三十六
年度の四国と各地域の平均生産所得とを計算した︒
これは地域間旅客輸送量が両地域の生産所得にそれぞれ相関関係があると思われるためである︒
昭和36年皮四国対各地域平均生 産所得
r86 r8$
r45=r86× ̄▼▼字面
y88
×一 y崩 四国・本土間額の流動構造分析と将来輸送需要畳の推計 画
59 24 北海道 T46= 59 × が.5 × 20.4
.
=189
5ノ 2 l
馴 ︑ 妾
東 北 r摘== 48×
3 9 り〟 4
欝紆
関 東 r46=1,321×
3 4 3
菱訂
北 陸 T45=112×
︵ソ﹈ 7 6
登鋸打
中 部 r46=466×
7 5 7 0 1
薯
右近・・駿 T46=5,705×
五
)
意中 国 r46=4,108× ⁝ 8 7 3 2 3 4 3
菱訂
九 州 T46= 518×
25,545
四国における品す別生産額が将来どの程度に伸びるかを見通すことは極めて困
難である︒今まで試みられたいくつかの試算をみれほ次の如くである︒経済企画
庁﹁長期経済展望﹂に基く四国地方の各産業の生産額の伸びは次の如くである︒ 第三十五巻 第六号 掛目別生産額と相関関係に息り将来貨物輸送需要量を求める方法
過去における四国の品目別生産屋と移出貨物輸送量の相関関係紅よっ
て︑昭和四十五年皮の移出貨物数鼠を推計する方法である︒
この場合個々の品目では複雑であるので︑移出貨物を農畜産品︑林産
品︑水産品︑鉱産品及び工業製品の五品類に大別し︑各品類の生産指数
とその移出鼠との相関関係をみた︒
rl=α1yl+∂1
r2= α2y2・+∂2
ヱr£=ズα去rさ・+g∂よ■
︵七血六︶・二六
(単位 百万円)
資料:大阪府立商工経済研究所「昭和55年における西[1本経済の見通し」
次に運輸調査
局昭和三十五年
三月﹁四国・本
土間における客
貸輸送実績の分
析と将来輸送需
要の試算﹂紅用
いた数値︷農林
水産物は農林省
農林漁業基本問
題調査事務局に
おいて検討中の
試算︑鉱工業生
産物資は通産省
発表の﹁地域軋
生産見湿し調
査﹂︶ ほ次の如
くである︒
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要壷の推封 その他︑四国におけ
る品目別生産額を推計
したものとしては︑昭
和三十六年山月 l四国通
産局﹁四国経済高度成
長のための基本構想﹂
昭和三十七年十月四国
産共闘発委員会﹁四国
開発マスタープラン﹂
等があるが︑いずれも
希望的推測で採用でき
ない︒
そこで︑所得倍増計
画による地域別生産所
得のうち︑四国分を抽
出すると次の如くであ
る︒
昭和45年 (億円) 醸和45年/33年(%)
今座興い次f2次一千次 全産業い次Iぞ次】3次 全産業い準き2次恒
昭和33年 (億円) 3,ヲ91932i787ll,672!7,776ll,156l2,725ト8?5 229l124壬346l233
( (注)基準年次(昭和33年)の地域所得ほ、各都道府県が算出した都道府県内 七 生産所得を使用した。
七
)
しかし︑所得倍増計画の
T次産業 ︵農産品︑林瞳
品︑水産品︶ は一率に基準
年次の山・二四紅なってい
るので︑過去数年における
品目別生産額の実績をみて
みた︒
四国品目別生産所得(単位百万円)
r ・32年 33年 −34年 35年 35/33 45年
農 業 59,095 61,415 63,372 64,673 105 130
林 業 21,958 21,541 23,974 31,114 1 364
水産業 10,048 10,206 11,076 10,268 101 106
鉱 業 3,523 3,635 3,169 3,765 104 124 製造工業 69,700 63,763 150 400
第三十五巻 第六号
資料:昭和37年皮四国通商産業局編「四国経済概観」
︵七山八︶ 二八
′所得倍増計画紅よると第山次産業生産所得は昭和三十三年度九三二億円が︑
昭和四十五年度において血︑脚五六億円︵倍率山・二四︶となる︒ところが︑
実績紅よると昭和三十五年皮において既に﹁ 〇六二億円となっておるので︑︑
所得倍増計画による倍率は低くすぎると云える︒しかし︑産業構造の変化によ
り︑第一次産業の伸び率は過去の伸び程伸びないという考え方と︑この調査会
体が所得倍増計画の数値を採用しているので︑笛二次産業全体の伸び率か二・
二四におさえ︑林業の実績の伸びが多すぎるので林業の伸びで調整した︒
次に鉱業は実質の伸び率は年率二・三%であり︑所得倍増計画の鉱磯石の伸
び率二・七%と大体山致する︒製造工業の伸び率は所得倍増計画通り三・四六
とすると︑品目別生産額の伸び率は︑次の如くとなる︒︑
移出貨物輸送数鼠(単位千トン) 次に品目別移出貨物輸送数盈ほ次め
如くである︒
品目別生産額と移出鼠との相関関係
は次の如くになる︒
四国・本土間客貨の流動構造分析と将来輸送需要量の推計
農畜産品 r=126y−・12,184 林産品 r= 203y −17,738 水産品 r= 79y・−7,460 鉱産品 rニ= 468y− 44,134 工業製品 r== 90y −・7,498
しかし品目別生産額と移出監との相関係数
は最高八九︑最低五九で極めて低く︑相関関係
が殆んどないのでこの方法は採用できないこ
とが証明できた︒これは在膵鼠の変化や地域
構造の変化によって︑生産額と輸送鼠との間
に必ずしも相関関係がないためである︒
もし︑仮払品目別生産額の伸び率だけ移出
監が伸びるとすれば次の如くなる︒
′ ヽ 七 九
し−
第三十五巻 第六号 ︵七二〇︶ 三〇
昭和四十五年皮移出貨物最は三〇︑四〇〇千トンとなる︒昭和二手五年皮の移出対移入の比率は山対〇八七九で
あるので︑これにより移出入貨物合計額を推計すれば五七︑仙二二千トンとなる︒
地域別生産所得との相関関係により将来貨物輸送需要量を求める方法
過去における地域別生産所得と地域別貨物輸送量との相関関係によって︑昭和四十五年皮の貨物輸送需
要窟を求める方法である︒
地域別生産所得は所得倍増計画により既に与えられておるが︑輸送需要員は四国と当該地域双方の生産
所得に相関関係を持つので平均生産所得を求め︑それとの相関関係によった︒
地域別貨物輸送鼠(単位千トン)
地 域 別 昭和36年
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
中 国
九 州
192 217 1,211 294 735
20,643!(小口望チ3、写i
192 165
44.8 北海道 T45=192× ̄頂1「 ̄×十万訂ぎー=291
20.4 217 227
38.8
東 北 T45=217× ̄豆訂官 ̄×】頂1「一=
16 6 1.211
764
48.5 関 東 r46=1,211×−1汀×∵「豆訂す−=2,456
24.7 294
186
41.8 北 陸 T46=294× ̄盃1「×一宮訂「一=610
17.4
四国・本土問客質の流動構造分析と将来輸送需要見盟の推計 735票離
44.6
×1軒「=1,379
中 部 r45== 735 ×
17,042 9,310 近 畿T舶=1て,042× ̄函1「
23.8
7,270 4,748 中・国 r蟻=7,270×Ⅶ ̄
17.2
5,310 4,727 九 州 T45=5,310× 2∂.㌃
17.7
3 6 9 9 3 ㈲
︵七二こ 三
41.7 ×−豆訂「−=14,706
×=7・819
計 67,495
Ⅱ 総 合 推 計
以上巨視的推計及び微視的推計によって得た数値をみると次の如くである︒
揖 旅客輸送需要最
巨視的推計
親閲別推計の積上
総輸送量の巨視的推計
微視的推計
地域間生産所得との相関関係
榔 貨物輸送需要量
巨視的推計
機関別推計の鞍上
給輸送盈の巨視的推計
微視的推計
品目別生産額の伸び率による.場合
地域別生産所得との相関関係 第三十五巻 第六号
旅客︑貨物輸送需要量とも微視的推計による方が巨視的推計よりも多くなるが︑前述の如く微視的推計
による場合は︑生産額と輸送最との間に必ずしも高度の相関関係が得られない次点や輸送構造の変化が織
込まれない次点があるので採用しないことにした︒ 五七︑小二二 六七︑四九五 三〇〜三十六年 五二︑八三七 五二︑山八九 二五︑五四五 三〇〜三十六年 岬九︑五ニー 仙八︑五九五
三十三〜三十六年
五五︑〇六六
五四︑八四二 三十三〜三十六年
二〇︑六七三
仙九︑九九四 ︵七二二︶ 三二
四国・本土間客貸の流動構造分析と将来輸送需要量の雅計 また巨視的推計のうち︑三〇〜三十六年間と三十三〜三十六年間との二つの相関をみたが︑前述の如く
四国・本土間輸送最は昭和三十三年度以降急激に増加しているので︑三十三〜三十六年の数値を採用した︒
また機関別数量と総輸送最の巨視的推計との方法は機関別積上の方が輸送構造の変化が織込まれるのでこ
れを採用することにする︒
旅客輸送需要最
貨物 〃 二〇︑六七三千人 五五︑〇六六千トン
︵七二三︶ 三三