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(1)

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奈良教育大学

部瑠

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1.特集:人権学習のいま

(1)学校における人権教育の展開〜子ど もから出発する実践への歩み〜

………1

㌣ (2)社会教育における人権学習の展開…2

(3)地域における「人権意識を高める暴 力防止プログラム」の実践 ………3

鐸、

ISSNO919−3073

第 28 号 2002年3月29日発行

奈良教育大学教育学部 附属教育実践総合センター

(4)大学における人権学習 ………・5 2.新任教官自己紹介(池島徳大助教授)

………・6

3.第60回国立大学教育実践研究関連セン ター協議会の報告 ………・6 4.センター関連行事の報告 ………・8

5.編集後記 ………8

1.特集:人権学習のいま

今回の特集は、奈良県の人権学習の状況について、学校教育、社会教育、地域のNPO団体、そ して大学からの報告である。

以下の報告は、これまでの同和・人権教育などが大きく様変わりしている様子を伝えてくれて いる。それは、この特集のタイトルを「人権教育」としなかったこととも関係している。つまり、

人権を「教育する」のではなく、人権を「学び」、自らの生き方や暮らしの中に生かすことが重 要ではないかということである。

そうした学びの背景にある考え方や捉え方を各方面から報告していただいている。

(1)学校における人権教育の展開〜子ど もから出発する実践への歩み〜

河合第一小学校 西上蔀一 友だちをいじめたり、教師に反抗的な態 度をとる子どものロから、「親から育てか たまちごうたって言われてん」「自分のこ とが嫌いや」ということばがよく出てきま す。モノの豊かさや生活の便利さと引き替 えに、自分に自信を持ち、安心して暮らせ る居場所を無くしている子どもたちが増え ています。子どもたちがどんなことに悩み、

−1−

傷つき、抑圧されているのかを丁寧に分析 する作業を繰り返し積み重ねながら、日々 の暮らしの中でつながりを回復することが 今求められています。

これは、同和教育が目指してきた「差別 のない社会」、言い換えれば「一人ひとり が大切にされ、生き生きと輝きながらつな がる社会」の実現へ向けての歩みを具体化 していく営みと重なります。その過程で近 年、参加型学習をはじめとする世界の人権 教育を学び、取り入れてきました。参加型

(2)

学習とは、「学習者が単に受け手や聞き手 としてではなく、その学習課程に自主的に 協力的に参加することをめざす学習方法」

です。その背景には、「教室や学校で教師 が権力者として振る舞う限り本当の人権教 育は成立しない」という深い反省が込めら れています。そうした流れの中で、セルフ エスティーム(自尊感情)やエンパワメン ト(内なる可能性を引き出す)などといっ た、人との関係を作る土台となる概念も取 り入れられていきました。人は人との交わ りの中で傷つけられもしますが、逆に勇気 づけられ、心に栄養を与えられます。

こうした視点を常に持ちながら、学校教 育のあらゆる学習のプロセスに人権が座っ ているような取り組みを模索しています。

教員自身が自らをふり返り、日々の子ども との関わりを見つめながら、弱い立場にあ る子がそれぞれの学習の中で大事にされ、

生き生きできるような学びの場を創造して いこうということです。

この4月から総合学習が本格的に実施さ れ、モノや人との幅広い出会いの場面が多

く設定されていきます。その中で、人と人 との関係を生きる力を土台として、自分の 価値を明確にしていくと同時に、合意形成 のスキルや社会的な意志決定にどう関わっ ていくのかを学びながら、自立した市民と して社会変革に参加していく力へと結びつ けていくことができればと考えています。

(2)社会教育における人権学習の展開 香芝市同和教育推進協議会事務局 1.はじめに

1995年は香芝市の社会教育における同

和教育の推進・啓発に一つの大きな転機を 迎えた年であった。それは、第3回香芝市 同和問題市民意識調査の結果が集計された 年であり、折しも「人権教育のための国連 10年」が世界に向けて決議された年でもあ った。

当時、市岡推協では、長年積み重ねてき た地区別懇談会「くらしを見つめる研修会」

が年々に出席者が減少しており、意識調査 の結果にみる「差別が多く現存する」こと

と「差別があるのになぜF地区懇』への出 席が少ないのか」の矛盾と課題を抱えなが ら運営面で一つの曲がり角にきている現状 にあった。

2.「参加型学習」手法への転換を

今までの r地区懇』は「いかに多くの事 実や知識を教え込むか」に重点が置かれた 傾向が強く、特定の指導者等による講義方 式の手法であった。

そこで、「人権教育のための国連10年」

の決議にみる世界的な人権教育の潮流や市 民意識調査等を分析しながら、より効果的 な学習手法として「参加型学習」への転換 を図ることとなった。

「参加型学習」は学習主体が常に参加者 にあり、民主主義のもとで参加者が出会う ことにより、つながりから信頼や共感が生 まれたり、自他のさまざまな きづき や 発見 に結び付く特徴をもっている。な どの効果から「参加型学習」は従来の「地 区懇」イメージを一新する学習手法として、

参加者に定着していった。

3.「参加型学習」実施5年の経緯の中で

「参加型学習」手法は5年の年次計画を もとに実施し、早くも5年の経過をみた。

日常にある意識や体験を悩み事相談に教材

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′雪

(3)

化した「みんなアドバイザー」を展開する ことにより、参加者が主体的に話し合うこ とは、参加者が平素の自分を見つめ直す大 きな自己変革の機会となり、「F地区懇』は 変わった」「自分も変わらねば」「自分も勉 強せんとあかん」「こんな機会を待ってい た」(参加者の感想から)など従来の受け 身学習から、自分が主体の学習へ、そして、

自己変革をめざす学習へと変わっていっ た。

加えて「参加型学習」手法は「地区懇」

曹\ を基軸にしながら、香芝市における同和教 育の研修会や諸講座に「参加型学習」を定 着させ、その輪は幾重にも重なりながら社 会教育における人権教育の主流として定着

していった。

4.さらなる人権教育の充実と発展をめざ

鐸、

して

「参加型学習」手法の導入は5年の過程 で、発展・充実・苦悩期を経て、「参加体 験型」「参加・参画体験型」へと多くの課 題を抱えながら発展し一定の成果をみるに 至った。

しかし、地域の現状は「隣は何をする人 ぞ」「高齢者のみの核家族化」など都市型 過疎の中にあり「地区懇」の開催そのもの に限界のあることも知り得た。

そこで、住民主体の人権学習(知識・技 術・態度を育む)を地域に根付かせるため、

従来の「地区懇」と新たに開催地域の人々 が一堂に会して「参加参画体験型学習」に

よる「地域人権フェスティバル」開催の構 想へと「地区懇」展開の変革をめざして新 たな4ケ年計画を立案した。

地域住民を主体とする人権学習は「参加 型学習」展開の5年に学ぶ教訓として、地

域の多くの人たちの賛同を得て「地区懇」

と「地域人権フェスティバル」を並行して 実施するに至った。

「地域人権フェスティバル」は、2002年 2月末の開催を前にして、その取り組みに 多くの地域の人たちが推進者として準備を 進めている。そこには、「住民による住民 のための人権学習」が地域に広く根を張る 可能性を秘め、その成功に向けて多くの人 たちが人権に対して真撃に接している姿に

「継続は力なり」を改めて強く感じるので ある。

(3)地域における「人権意識を高める 暴力防止プログラム」の実践

CAP西大和 松林恵美子

「人権意識を高める暴力防止プログラム」

であるCAP(キャップ)を地域の幼稚園、

保育所、学校に届ける活動が日本で本格的 に始まって6年が過ぎました。今では北は 北海道から南は沖縄までCAPを伝える市 民グループは100以上になり、全国でプロ グラムを受けた人は、子ども約295000人

(内小学生260000人)、おとな約340000人 にのぼります(CAPセンター・JAPAN資 料より)。奈良でも2つのグループがあり、

社会教育や福祉関係の場にも活動の場が広 がっています。このように全国で草の根的 に広がっているCAPとはどういうものな のかをお伝えしたいと思います。

CAPとは

C A PはChild Assault Prevention

(子どもへの暴力防止)の略で、子どもた ちを襲ういじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴 力といったさまざまな暴力から、子どもが 自分で自分を守るために何ができるかを子

(4)

ども自身に教えると共に、保護者・教職 員・地域の人々に「暴力について」や「子 どもへの対応」「CAPの理念」などを伝え るプログラムです。このプログラムは1978 年にアメリカのオハイオ州コロンバスにあ るレイプ救援センターで開発されたもの で、ロールプレイやディスカッションによ って子ども達に気づきや学びを与える工夫 がなされています。暴力から自分を守るた めに当然護身術的なものも入っています が,何より大切なことは子ども達に「人権

意識」を持ってもらうという点です。

CAPの3つの柱=エンパワメント、人権、

地域

CAPでは、子ども達に「暴力とは、ど んな形をとるものであっても人権を脅かす もの」と理解してもらい、その人権侵害か ら自分の心や身体を守るためにできること として「No(イヤと言う)」「Go(逃げる)」

「Tell(相談する)」というスキルがあるこ とを教えますが、知識やスキルを使うには 心の力 が必要です。この 心の力 核となるものが「自分は、安心して、自信 を持って、自由に生きる権利を持った、大 切な人間なのだ」という自覚、これらの権 利はどんな理由があろうと誰も侵すことは できないのだという認識、言いかえれば

「人権意識」であると考えています。人権 意識を持った自己尊重感の高い主体である ことが自分を守り、人を大切にするために は欠かせません。衣食住が足りていても、

不安・恐怖・無力感を感じ、自由がないと ころに追い詰められれば人は幸せに生きて いけない。だから、「安心、自信、自由は 生きるためになくてはならない大切な権利 です」と教えることからCAP子どもワー

クショップはスタートします。そして、フ アシリテ一夕ーは子どもの 心の力 を信 じて尊重し、暴力に対して何ができるかを 一緒に考えていく姿勢に徹します。人権意 識を高め 心の力 を活性化させるような 働きかけを「エンパワメント」といいます が、ワークショップはまさにこのエンパワ メントの実践の場とし、えます。

ワークショップに参加した子ども達から 多くの感想をもらっています。「CAPの 話をきいて命って大切なんだな−と思っ た。人間は安心・自信・自由がなくなるとど うすることもできなくなるんだなあと感じ た。安心・自信・自由この3つはすごく大切 でうばわれたくないと思った。」「ぼくは、

人の権利をうぼっているかわからないけ ど、もしうぼっているのなら自分をみつめ なおしてみたい。」などなど。本当に子ど も達の感じ取る力に感動の日々です。

子どもワークショップでのおとなと子ど もの関係は、日常よくあるような力関係で はなく、同じ尊厳を持った人間同士という 対等感の感じられるものです。だからこそ、

終了後のトークタイムに、何人もの子ども が自分のことを話しに来てくれるのでしょ う。その中でいじめやドメスティック・バ イオレンス、虐待などが疑われる時は、友 達や先生また専門家の助けが得られるよう に、子どもをエンパワーし行動を促して身 近な人々につないでいきます。

このように、ワークショップやトークタ イムを通して「子どもの権利」を大切に考 えているおとなが地域にいるということを 知ることは、子ども達が社会に希望を持ち、

おとなを信頼しなおすのに役立ちます。そ の希望や信頼を裏切らないために「私達お

′雪

(5)

となはどうすればよいのか」を考えてもら うのがおとなワークショップです。地域の 中に、「子どもにも人権がある」ことを理 解して子どもをエンパワーしてくれるおと

なを一人でも増やし、暴力のない社会を実 現することがCAPの願いです。

(4)大学における人権学習

生田周二(センター教官)

大学では、授業及び人権教育推進委員会 などの活動に分けて考えることができる。

鱈\ 授業では、新入生のオリエンテーション としての「人権教育」の講演(生田助教授)

から始まり、1回生配当の教養科目として

「人権問題」(生田助教授)、「国際理解と人 権」(田渕教授)などの関連科目がある。

2回生以上では、教職科目として総合演習

「人権教育」があり、3回生以上では各専 門に分かれるが、「教育人権アプローチ特 講」「教育人権アプローチ演習」(生田助教 授)などの授業がある。これ以外に、関連 するものとして「日本国意法」(佐野教授)

などを挙げることができる。

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り扱っている。例えば、校則をどうみるか、

子どもの権利条約と学校、いじめのワーク ショップ、セクシュアル・ハラスメントの

グループワークなど、参加する学生が主体 的に問題に取り組むようにデザインしてい る。また、香芝市教育委員会同和教育課並 びにCAP西大和のメンバーに参加体験型の 講義をお願いしている。総合演習「人権教 育」は、奈良市内の学校や社会教育現場を 訪問し、人権教育の推進状況や課題につい て聴き取りを行い、その結果をまとめる作

業を行っている。「教育人権アプローチ特 講」と「同演習」は、差別と偏見の「火を 消す」教育ではなく、個々人の可能性と存 在に光を当て、互いの存在と考え方を尊重 し交流しあい、可能性を追求する「火をと もす」教育への転換の必要性とその論拠に ついて講義している。「人権教育」と銘打

っていないのは、「人権教育」はどうして も差別問題を取り扱う教育というイメージ が強く、狭い範囲の教育となっていること

を受けている。「教育人権アプローチ」と は、教育活動を人権の視点から捉え直す視 点であり、内容・方法・制度面を含む。ア プローチの視点は、「能力開発・学力保障」

「自己像・I D確立」「偏見克服・認識形成」

「参加促進・構造改革」である。

次に、人権に関する委員会は、人権教育 推進委員会やセクシュアル・ハラスメント

防止委員会などである。人権教育推進委員 会は、同和教育推進協議会から1999年に機 構改革されたものである。またセクシュア ル・ハラスメント防止委員会は、2000年に 新たに設けられた委員会である。

人権教育推進委員会は、毎年テーマを決 めて学内の問題を人権の視点から検討する 作業、並びに年2回(学内と学外)の教職 員の研修活動を主催している。前者は、昨 年度までの2年間はセクシュアル・ハラス メントの学内規定の整備とそのための研修 会の実施などを行ない、今年度からはプロ ジェクトとして「外国人留学生・研究生の 研究・教育・生活をめぐる状況と課題」の 検討を行なっている。

研修活動は、学外研修として、昨年度は 御所市の水平社博物館を訪問し、今年度は 毛皮産業で有名な菟田野町の産業振興セン

(6)

ターを訪問した。今年度については、学 生・院生の参加を募り、約30名が参加した。

学内研修は、今年度は留学生問題プロジェ クトの一環として一橋大学留学生センター の横田雅弘教授による「大学における留学 生支援システムについて」であった。

以上の研修以外に、奈良県の国公私立の 大学短大で構成する大学同和教育研究協議 会があり、年4回の研修が胡1まれている,。

以上、奈良教育大学における主な事業の 展開状況であるが、今後の展開においては、

大学や学生がおかれている状況をより詳細 に分析するとともに、地域との連携をさら に強め、よりインパクトのある発信型に持 っていくことが求められる。

2.教育実践総合センター教官に善任して

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璃ケ

池島徳大 本年一月一日付けで実践センター教官と して着任いたしました。教育臨床研究部門 教育臨床実践研究分野を担当いたします。

これまで県内の公立学校で10年ほど教壇に たち、その後、奈良県教育センター(現、

奈良県立教育研究所)、国立教育会館学校 教育研修所などで、主として教員のリカレ ント教育に携わってきました。また、不登 校やいじめ、学級崩壊などの問題に対して、

保護者、管理職、学級担任の先生方へのカ ウンセリング活動やコンサルテーション活

動を行ってきました。このような経験から、

学校教育を円滑に進めていくための予防 的、開発的指導の必要怪を強く抱いており ますl〕

今の子どもたちの対人関係は、非常に希 薄で未熟化してきております。ちょっとし たことで傷つき、不安感から心を閉ざし、

学級の中で心理的な圧力を強く受けていま す,。,いわゆるピアプレッシャー(同調圧力)

です。このピアプレッシャーに教員がいち 早く理解を示し、学級の中に親和的な雰囲 気と規範意識を高めていくことが極めて重 要なことだと思います。

これまでうち立てられてきたカウンセリ ング理論の多くは、どちらかといえば「相 談室」の枠親みのなかで構築されてきたも のであるといってもよいと思います8 我々 が求めているのは、学校教育を支援するこ とのできる学校教育臨床モデルの構築で す。

今後、微力ながら、子どもの成長エネル ギーがプラスの方向に昇華されるモデルと しての、「学校教育臨床実践学」を是非と もうち立てたいと考えています。不登校や いじめ、学級経営上の問題などでお困りで したら是非とも研究室を訪ねてください。

(内線9310 いけじまとくひろ 臨床心理 士)

3.第60回国立大学教育実践研究関連セン ター協議会の報告

山避信一(センター教官)

平成14年2月12日(火)

会場:東京学芸大学 開会

・開会のあいさつ  近藤勲・センター協

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(7)

議会会長(岡山大学)

・来賓あいさつ  石井稔文部科学省高等 教育局専門教育課教育大学室長

昨年11月の国立の教員養成系大学・学部 の在り方に関する懇談会の説明であった が、同時にセンターそのものの組織も必要 な機能(教育実践、教育臨床等)への特化

した再編の可能性が示唆された。

・会場校あいさつ  岡本靖正東京学芸大 学学長

報告

ぞ恥 ・2002年度アジア・太平洋教育工学東京セ

ミナー/ワークショップ(APEID)につい

討論1:国立大学教育実践研究関連センタ ー協議会在り方検討委員会報告と提案

1.国立大学教育実践研究関連センター協 議会の開催方法について

・センター協議会は年2回開催する a.1回は秋、(これまで通りに)教育工 学会開催に併せて開催する。

・この協議会開催を期に研究会開催希望の 部会やプロジェクトのため、会場となる大 学・学部に研究会開催場所を確保していた だく。

b.もう1回は、年度末(2月中旬)に開 催する。

・部会やプロジェクトの成果発表を行うプ ログラムを組む事とする。

・協議会やプロジェクトの情報交換、活動 報告や総括等に重きを置いたものとする。

・開催場所は、年度の総括の意味合いがあ るので、東京学芸大学とする。

・開催スケジュールはプログラムやプロジ ェクトの研究会等の規模や開催の仕方によ るものとする。

・付記。それぞれの部会やプロジェクトは 例えば運営費(旅費)など活用して、積極 的な研究会等を開催するよう努める。

(補足説明)学校現場に惹起する・学校現 場をとりまく、児童生徒に関わる問題を研 究対象とした取り組みが、どの分科会にあ っても共通の課題として認識され、解決へ の取り組みがされてきた。教員養成(免許 法基準)・教育学部カリキュラムの提案な どもこの成果を踏まえたものであったと評 価できる。現在、部門プロジェクト3部門 を擁しているが、今後は3部門一体となっ たセンター協議会の活動と成果が期待され ていると考えられる。

討論2:「r在り方懇j答申を受けての各教 員養成大学学部の現状とセンターの将来計 画」

各センターから報告が求められたが、大 学・再編統合への動きが不透明であり、意 見交換の場としては盛り上がりに欠けた。

事業プロジェクト報告

(1)部門プロジェクト

①教育臨床部門、

②教育実践・教師教育部門、

③教育工学・情報教育部門

(2)遠隔教育特別プロジェクト

(3)情報教育特別研究プロジェクト 次回開催校代表挨拶

上越教育大学、平成14年11月5日(火)。

追記

なお、議題には無かったが、石井稔教育 大学室長のセンターの存在を問い直す示唆 に対し、近藤勲会長の緊急提案があった。

センターとして、その組織のあり方・意義 を明確にする特別projectを結成する提案 で、了承された。今後、教育学部の再編・

(8)

統合と連動して、センターの組織・役割・

機能での大きな変動の可能性がある。

4.センター関連行事の報告

<2001年度 第2回教育実践総合センター 運営委員会>

日時:10月19日(金) 午後5時〜6時 議題:1.センター研究紀要の募集につい て、2.センター・プロジェクトの進捗状 況について、3.センター・ニュース28号 について、4.その他

<第59回教育実践関連センター協議会>

日時:2001年11月22日(木)

場所:鹿児島大学

出席者:藤原教授、生田助教授

<2001年度 第3回教育実践総合センター 運営委員会>

日時:1月11日(金)午後5時

議題:センター研究紀要第11号の編集委員

<2001年度 第4回教育実践総合センター 運営委員会>

日時:2002年2月26日(火)午後5時〜

6時

議題:1.センター研究紀要の編集・発行 について(紀要編集委員会を兼ねる)、

2.自己評価報告の検討、

3.センター・プロジェクトについて、

4.センター・ニュースの発行について、

5.その他

4.編集後記

センターの分野に、人権教育がある大学

は、本学と大阪教育大学の2校のみです。

ここにも、近幾圏の特徴があらわれている と思われます。大多数の大学は、センター 協議会の報告にも見られるように、教育臨 床部門、教育実践・教師教育部門、教育工 学・情報教育部門の3部門からなっていま す。これにならって、本学も3部門となっ ていますが、人権教育は教育実践・教師教 育部門の教育実践研究コーディネート分野

(人権教育)に位置しています。この特徴 は、いろんな領域の研究や実践的取り組み を入梅という視点から捉え直し、学校教育 や社会教育において実践する際にどのよう に展開できるかを考察し、提案することが 重要な役割となります。

自己紹介にありますように、教育臨床の 新任教官として、池島先生が赴任されまし た。スタッフの顔ぶれが6名体制となり、

客員教授の浦先生も入れますと7人体制に なります。教育臨床部門の拡充により、セ ンターの教育相談室活動がさらに充実しま した。教育・研究と実践を結びつけるセン ターの活動に御期待下さい。(文責:生田 周二)

2002年3月29日発行 奈良教育大学

実践センターニュース  第28号 奈良教育大学教育学部

附属教育実践総合センタ一 面630−8528 奈良市高畑町

TEL(0742)27−9288 FAX(0742)27−9289 発行者 藤 原 公 昭 印刷所 明 新 印 刷 面630−8141奈良市南京終町3−464

℡(0742)63−0661㈹

′雪

参照

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