旧制静岡高等学校関係資料の整理作業に関する経過 報告(2011年度)
著者 戸部 健, 小二田 誠二, 岩井 淳
雑誌名 地域研究
巻 3
ページ 17‑25
発行年 2012‑03‑08
出版者 静岡大学人文学部
URL http://doi.org/10.14945/00007904
旧制静 岡高等学校 関係 資料 の整理作業 に関す る経過報告 (2011年度)
戸部
健・小二田
誠二・岩井
淳
1.はじめに
2009年度 より始まっている「大学アーカイ ヴズ構築に向けた初歩的整理Jプロジェク ト(具体的に は、静岡大学人文学部所蔵の旧制静岡高等学校および静岡大学文理学部・人文学部関係資料の整理・
公開に向けた作業)も今年度で3年目となる。 これまでの活動内容については、拙稿 「1日制静岡高等 学校関係資料の整理作業に関する経過報告」(『地域研究』創刊号、2010年
)、
および拙稿 「旧制静岡 高等学校関係資料の整理作業に関す る経過報告 (2011年度)」
(『地域研究』第2号、2012年)にま と められているので、そちらを参照 していただきたい今年度のプロジェク トでは、①組織体制の改変、②静岡大学文理学部・人文学部関係資料の整理作 業の完了、③附属図書館所蔵の『校友会雑誌』の目録作成、④資料の展示、⑤県外のアーカイ ヴズヘ の訪間、を主な目標 とし、達成に向けて努力 した。その具体的な動きについて以下で紹介す る。
2 2011年度の活動
(1)組織体制の改変
作業の効率化を図るため、本年度 よリプロジェク ト内に文書整理 グループ 。物質資料 グループ・『校 友会雑誌』グループとい う3つの作業 グループを置 くことにした。各作業グループの作業内容は以下 の とお りである。
① 文献整理グループ
人文学部A棟内の2つの資料室に所蔵 されている旧制静岡高等学校および静岡大学文理学部・人文 学部関連の文書資料の整理・公開に向けた作業を行 う。 当面の主な作業 としては、詳細な目録 を作成 す ること、資料の劣化を防 ぐための処置を施すこと、各資料に整理番号および分類番号を添付するこ
と、一部資料のスキャニングを行 うこと、などが想定 されている。
② 物質資料グループ
人文学部A棟内の2つの資料室に所蔵 されている旧制静岡高等学校および静岡大学文理学部 。人文 学部関連の物質資料の整理・公開に向けた作業を行 う。当面の主な作業 としては、人文学部に残 され ている膨大な写真およびそのネガやガラス乾板のスキャニングなどが想定 されている。
③『校友会雑誌』グループ
附属図書館に所蔵 されている旧制静岡高等学校の『校友会雑誌』の整理・公開に向けた作業を行 う。
当面の作業 としては、同資料の 目録作成などが想定されている。
なお、プロジェク ト全体の統括および資料展示については、これまで どお り湯之上隆 (人文学部社 会学科教授)と戸部健 (同准教授)が行 う。また、県外のアーカイ ヴズの視察について も、従来 と同 様、プロジェク トのメンバー全員 に参加資格が与えられ る。
17‑
(2)資料 の整理
①文献資料・物質資料 グループ
昨年度 か らの懸案であつた静岡大学文理学部 。人文学部 関係資料
(学部長室前 の資料室への移行分)の詳細 な 目録 が完成 した (巻末 の付録 1を参照の こと)。 その上で、劣化防止 のために各資料 を紙 秩 で くるみ、それ に整理番 号を添付 してい く作業 を 目下学生アルバ イ トとともに進 めている。 これ について も年度 内に完成す る予定で ある。 これ に よって、同資料の整理作業 は、分類番 号の添付 を除け ば一応完成す るこ とになる (ただ し、人文学部 関係 の資料が今後追 加 され る可能性 があるので、あ くまで も暫定版 である)。 今後は、そ の公 開の範 囲について議論す る とともに、 旧制静岡高等学校関係資 料 の整理作業 に も取 りかか る予定である。 (戸部 健)
②『 校友会雑誌』 グループー 旧制静 岡高等学校校友会雑誌 目次のデータ化 について
旧制静岡高校 は、国内有数の進学校 として名をはせ 、各界に多くの人材を輩 出した。中でも注 目されるのが、
文芸 に対する強い意欲である。静 岡は、学問所 以来、漢文学 はもとより、外 国語・外 国文学に親しく接してき た伝統があつた。また、茶貿易が盛 んだった二十世紀前半は、国内屈指の国際都市でもあつたから、現在の 我 々以上 に、高等学校の生徒たちも、様 々な形で欧米文化を摂取していたのではないかと想像される。こうし た当時の生徒たちの文化的な生活を遺 された文献で知る手懸かりになるのは、校 内で刊行された様 々な雑 誌類である。現在、人文学部の資料室 には、不揃いながら何種類もの逐次刊行物が収められている。このうち、
最も重要なのが、教員・生徒が関わつた、公式の文芸誌である『 校友会雑誌』である。
残念ながら、資料 室の所蔵 は不揃いであるが、静 岡大学附属図書館 には、完全 に揃つている。創刊は静岡 高等学校(旧制)文芸部が発行していて『 校友会雑誌』が全て揃っている。これ らを眺め渡してみると、この時 代の高等学校の生徒たちの文化的な有 り様だけでなく、時代の中での思考も見えてくる。大正 13年 に創刊さ れた校友会雑誌 は、戦時 中、報 国団の機 関誌 になると、時局 に関わる文章が増える。そういう事も含めで誠 に 貴重な資料 と言える。
それ ばかりでなく、現代の我 々が見知っている大先達の名前も複数見つけることができる。他ならぬ 旧制静 岡高校"の校友会誌だからこその大きな特徴である。
今 回は、その全体像を把握 するため、さしあたり、日次をデータ化する作業 を行っている。書式が不統一で もあり、データの項 目を確定するのも容易ではなく、手間取る部分もあるが、基本 的な入力は全て済んでいる。
今後 、検索の便を良くするために表記や項 目の整理を行うと共 に、当時の名簿や 写真 、或いは現代のデー タベースなどと照らし合わせながら、個 々の筆者や作品についても調べることで、旧制静岡高等学校で過ごさ れた先人たちの青春を立体的に浮かび上がらせる事を目指している。 (小二 田誠 二)
(3)資料 の展示
昨年度 に引き続 き、今年度 も人文学部A棟玄関において資料 の展示 を行 つた。各展示 のテーマ と内 容は以下の とお りである。
① 「十年 目の旧制静岡高等学校」(昨年度か ら引き続 き
)
資料劣化防止 のための措置
展示期 間 :2011年 2月 〜
展示 内容 :旧制静岡高等学校十周年記念式典 関係 資 料 (祝辞原稿 ・絵葉書・式典準備 に関す
る文書)など
② 「仰秀寮の歩み (1)」
展示期間 :2011年 9月 〜
展示 内容 :仰秀寮 に関す る資料 (戸棚 の落書 き、食 堂の食器、図書部が刊行 した雑誌、寮歌 の譜面、写真パネル)な ど
展示物 の入れ替 え作業お よび説 明パネル の作成す る過程 には、学生アルバイ トも参加 してい る。
今後 の展示 のテーマ としては、「仰秀寮 の歩み (2)」、「戦時 中の 旧制静岡高等学校」、「旧制静岡高 等学校 の廃校 と人文学部へ の以降」な どを予定 してい る。 また、以上のスケジュール の合間に、卒業 生 関連 の展示 を行 うことも検討 中であ る。
(4)県外 のアーカイ ヴズヘの訪問
昨年度 は、地方の国立大学での事例 を見 るために鹿児 島大学総合研究博物館常設展示室お よび熊本 大学五 高記念館 を訪問 したが、今年度 も同様 の 目的か ら、2011年 11月 17日 〜19日 に岩井淳 (人文 学部社 会学科教授)力 `金沢市の石川 四高記念館 を視察 した (詳しくは巻末の付録 2を参照の こと)。
また、2012年の 2月上旬 には、橋本誠一 (人文学部法学科教授)が松本市の旧制高等学校記念館 を 訪れ る予定である。
さらに、2012年 3月 には、湯之上 と戸部が仙台市 の東北大学史料館、同大学総合学術博物館 な ど を視察す る。 これ は、東 日本大震災に よる資料の被害状況お よびその後 の取 り組みにつ いて知 ること で、本 学での防災 に役 立て るためである。来 るべ き東海 地震 か ら大学アーカイ ヴズ をいかに守 るか。
この難題 に対 して も、今後迅速かつ現実的な対応 を行 つてい きたい と考 えてい る。
なお、松本お よびイ山台での視察 の内容 については次年度 に報告す る予定である。
(5)物品の購入
現時点で必要な物品については、昨年度 までで購入 がほぼ完 了 している。 そのため、今年度 はアー カイ ヴズに関す る新刊図書・雑誌 を追加 的 に購入す るに とどめた。
3。
今後 の課題今年度 の成果 を踏ま えて、来年度取 り組むべ きは以下の2点である。
①l日制静岡高等学校関係資料の整理
静岡大学文理学部・人文学部関係資料の整理については今年度で一応の目途がついたので、次年度 以降は旧制静岡高等学校関係資料の整理に集中的に取 り組む。 まずは詳細な 目録作 りか らは じめ、つ いで劣化防止の措置を施 し、整理番号を添付す る。また、スキャニングする必要がある資料について
19‑
「仰秀寮の歩み (1)」 展示 の様 子
も適宜選 定 し、電子化 を進 める。
物質資料 の整 理 を今年度 はあま り進 めるこ とができなかつた。 こち らについて も、次年度以降積 極 的に取 り組んでいきたい。また、『 校友会雑誌』の整理作業についても、鋭意努力 していく。
東 日本大震災は、資料保存の考え方において も大きな変革を迫るものであつた。本学の大学アーカ イ ヴズにおいても、東海地震に対 して現実的な備 えをしておく必要があるだろ う。その具体的な対処 方法についても、今後検討を重ねていきたい。
②展示の入れ替え
スケジュールに基づいて、次年度以降も展示 を続 けてい く。また、キャンパス ミュージアムでも大 学史の展示 を行 うようなので、それ ともうまく連携 しながら進めていきたい。
(戸部 健)
(付録 1)静 岡大学人文学部所蔵静岡大学文理学部 。人文学部関係資料一覧(2011.2.10暫定版
)
静岡大学文理学部同窓会名簿 「昭和三七年二月発行
Jとあるが、奥付の
「昭和四四年二月発 行」とあるが、奥付の 静岡大学人文学部理学部文理
学部 同窓会
静岡大学文理・人文学部同窓会
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号 整
番 枝 番 資料名・簿冊名 年 代 (自) 作成者・著者
数
量 備考
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126 昭和37年3月 19621F3月 静岡大学文理学部同窓会
1
126 簿 1964年3月 2 同 窓 会 閣 僣
126 同 窓 会 名 簿 1966そF3
19681F3
126 4 隔 染 全名 億 5
126 同窓会名簿 昭和44年4月 1969年4月
1
126 同窓会名簿 昭和45年3月 1970年3月 人文学部理学部文理
1
同窓会関係7 同 昭和46年3月
昭和47年3月 昭和48年3月
1971年3月 6
126 8 同窓会名 1972年3月
1
同窓会名 簿 1973生 F3ナ
1
10 同窓会名簿 昭和48年3月 1973年3月 2
昭和47年 度静岡大学 人文学部卒業予定者
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1
岳―静 岡大学文理 。人文学部 同窓会報 第2号 昭和56年3月 1981詢F3月 静岡大学文理 。人文学部 同窓会
1
同窓会関係148
9 乙
岳―静 岡大学文理・人文学部同窓会報 第8号 昭和62年3月 1987生F3月 静岡大学文理 。人文学部 同窓会 2 同窓会関係
昭暉口25年1月 1950̀ Fl月 125qF12 1950年12
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1
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198 10 日 昭和35年
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Fl月 昭和35年12 19604F121
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199 3 自 日 昭 和31年
1
1956生Fl 昭和31年12 1956生F121
201 当直証印簿 昭和25年
1
1950■Fl 昭 禾口25年12 1950生F12 I1
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静岡大学概算書 静岡大学諏百 申請書附冊(保存用)
0 4
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●
出張命令綴 昭和24年7 1949年7リ 昭和25年3月 1950年3
204 科学奨励費補助・人文科学奨励
費補助 昭和15年 19401「 昭和27年 1952をF 文理学部
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昭和30年7月 19654F7 「12チ 1955 1椰1
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1
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1955年12 文理学部 昭和28年1
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1
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441 4 F4 1955左F4 日31年3 1956角日3
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441 6 J張命令簿 127年4 1952■F4 F5 1957̀F5 I
:理学部庶 務係
:理学部庶 務係 :理学部庶 務係
文理 学部
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(付録2)石川 四高記念館調査報告 資料
石川 四高記念館
住所 :金 沢市広坂2丁目2番 5号
展示 室開館 時間 :9:00〜 17:00ひ、室 は1630まで
)
休館 日 :年 末年始 入場料 :無 料
石川 四高記念館 は、2008年 4月 に設 け られた 「石り│四高記念文化交流館」の一部であ る。文化交流 館 は、1日制 四高の歴史 と伝統 を伝 える石川 四高記念館 と石り│1県ゆか りの文学者 の資料 を展示す る石川 近代文学館 か ら成 り立 ってい る。 文化 交流館 の正F5から入 つて左側 半分が石川 四高記念館 で、右側 半 分が石川 近代文学館 で ある(写真参 照
)。
記念館 は入場無料 、文学館 は有料(一般個人350円)と なってい る。赤煉 瓦で覆われた文化交流館 の建物 は、1889(明治 22)年 6月 に起 工 し、1891(明治 241年 7月 に完 成 した 旧制第四高等 中学校本館 として建設 され 、1894(明 治 27)年には第四高等学校 の本館 となった。
建物 は、金沢城や兼六園のす ぐ近 く、金沢市内の中心部 に位置す るこ とか ら、「学都J金沢 のシンボル 的存在 と して親 しまれ てきた。第 四高等学校 は、学制改革 によ り1950年に閉校 したが、建物 はその まま残 り、1969年には重要文化財 の指 定を受 けた由緒正 しい もので ある(写真参照
)。
四高 の機能 の大 半は現在 の金沢大学 に引き継 がれ た。1949年に発足 した金沢大学 は、当初、市内中心部 の城 内 にあつ た ものの、1989・94年に金沢市郊外 の角間キャンパスヘ移転 し、現在 に至っている。金 沢大学 は郊外 に移転 したが、かつて旧制 高校 が存在 した場所 に石川 四高記念館 は あ り、1日制高校 の歴 史 と伝統 を来 訪者 に生 き生き と語 りかけて くれ る。石川 四高記念館 の展示 は、「四高 その時代 と人 々」「北の都 に」「「北辰会」 と「南下軍」」「「超然」
とした学生生活」 とい う四つ のテーマ に即 した四展示室か らなってい る。第一室 「四高 その時代 と 人々」 は四高生 と金沢市民 との関わ りを中心にガイダンス展示 を行 い、第二室 「北の都 に」 は四高設 立の経緯 か ら閉校 までの明治・大正・昭和の歴史 を通時的 に概観 してい る。第二室では、1887年の開 校式 にあたつて、地元有志者 が寄lleした とぃ ぅブ リタニカが展示 され てい る。 当時貴重 だった百科事 典 の贈与か ら、四高への期待 の高 さが伝 わ つて くる(写真参照
)。
第 二室 「「北辰会Jと 「南下軍JJは、 四高生 の学生生活 をi 4動部 の活動 を中心に追 う。 ここでは、教授 陣 の中で も著名 だった哲学者・ 西 田 幾多郎 の『善の研 究』が展示 され てい る(写真参照)。
第 四室 「「超然」 とした学生生活Jは、学生の 自 治的 な寮生活や 四高の校風 を、何事 に もとらわれ ない 「超然」 とい う言葉 をキー ワー ドに紹介 してい る。筆者 が訪 問 した2011年 11月
17‐
19日 は、金沢に しては比較的暖 かな気候だ つた。石り││四高記念館 は、石川近代文学館 とともに、石川 県の管轄になってお り、常勤 と非常勤の職員 によって運営 され て い る。石川 四高記念文化交流館 の総務課担 当課長 の高橋裕 さんか らは、直接 お話 しをF●5く こ とができ、とて も有益であつた。篤 く御 礼 申 し上 げたい。なお、隣接す る石川近代文学館 にも、「四高が育 んだ多 彩 な才能」 とい う展示室が あ り、四高出身の文学者 。中野重治、森 山啓、井上靖、杉森 久英 、高橋治 に関す る貴重な資料 を 目にす るこ とができた。来訪す る方 は、石川 四高記念館 と石川近代文学館 を、
あわせ て見学す ることによつて、 よ り具体的に四高の歴 史 と伝統 を知 ることができるだ ろ う。
(岩井 淳)
正 門か ら見た石川 四高記念館 重要文化財指定の 石川 四高記念文化交流館
ブ リタニカ書棚
西 田幾多郎著『 善の研究』
‑25‑
鶉
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