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非国際的武力紛争への敵対行為規則導入の史的検証

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(1)

非国際的武力紛争への敵対行為規則導入の史的検証

(一) : ジュネーヴ諸条約第二追加議定書をめぐ って

著者 川岸 伸

雑誌名 静岡大学法政研究

巻 24

号 3‑4

ページ 151‑167

発行年 2020‑04‑30

出版者 静岡大学人文社会科学部

URL http://doi.org/10.14945/00027521

(2)

論説

川岸  伸

非国際的武力紛争への敵対行為規則導入の史的検証(一)   

――ジュネーヴ諸条約第二追加議定書をめぐって――

はじめに  問題意識  分析視座(以上、本号)第一章  一九五七年ニューデリー会議第二章  一九六五年ウィーン会議第三章  一九六九年イスタンブール会議第四章  一九七一年と一九七二年の政府専門家会議第五章  一九七四年から一九七七年までのジュネーヴ外交会議おわりに

(3)

法政研究24巻3・4号(2020年)

はじめに

  問題意識非国際的武力紛争を規律する武力紛争 (1は、一九九〇年代中葉以降、変容を遂げたと評されてい (2。一九九〇年代中葉以前については、基本的に一九四九年ジュネーヴ諸条約共通第三条(共通第三条)と一九七七年ジュネーヴ諸条約第二追加議定書(第二追加議定書)があるに過ぎなかっ (3。これらの規則においては、武力紛争犠牲者保護に関する規則(武力紛争犠牲者保護規 (4)が大部分を占め、敵対行為に関する規則(敵対行為規 (5)はほんの僅かしか見出すことができなかっ (6。このため、これらの規則に対しては、単に規則数が少ないという点は然ることながら、内容面において不十分であるという点が指摘されてきたのであ (7。この状況に直面して、一九九〇年代中葉以降、国際刑

ICTY

(8あって、

Tadic

事件上訴裁判部中間判決がリーディングケースとも言える判決となった。同判決は、慣習国際法上、非国際的武力紛争に敵対行為規則が導入されることを結論付ける。同判決は次のように、「たは強姦、拷問または病院、教会、博物館もしくは私的財産の破壊を禁止し、さらに不必要な苦痛を引き起こす兵器を禁止するにもかかわらず、暴力が主権国家の領域内『のみ』に勃発する場合においては、同じ禁止を規定しまたは同じ保護を与えることを控えるの (9」と。この問題提起は、国際的武力紛争においては、敵対行為が禁止されているにもかかわらず、非国際的武力紛争においては、敵対行為が十分に禁止されていないという現状を憂慮することを本

(4)

旨としている。この問題提起を受けて、同判決は、慣習国際法上、敵対行為規則、中でも、敵対行為からの文民・民用物の保護、化学兵器の使用禁止、背信行為の禁止が非国際的武力紛争に妥当することを判断す 60

化学兵器の使用禁止と背信行為の禁止に関する同判決の判断は同判決の基本姿勢を良く表していることから、この、「使国際戦争において、非人道的であり、結果として禁止されることは、内戦においても、非人道的であり、許容されないと言わざるを得な 66

」と述べている。その上で、同判決は、化学兵器の使用禁止については、一九八八年にイラク使

Halabja

62

Nwaoga

65

64

化学兵器の使用禁止と背信行為の禁止が非国際的武力紛争に当てはまることを判断してい 6(

。この点に関して、重要なことは、この判断が国際的武力紛争に適用される規則を「模範」とし、それを非国際的武力紛争に導入するという基本姿勢に立脚するものであるということであ 65

。上記引用の「国際戦争において、非人道的であり、結果として禁止されることは、内戦においても、非人道的であり、許容されないと言わざるを得ない」という同判決の著名な一節は、この基本姿勢を良く表している。というのも、この一節は国際的武力紛争において禁止される事項が同じく非国 65

Cassese

、「 65

(5)

法政研究24巻3・4号(2020年)

争が国際的武力紛争に適用される規則によって規律されるべきであるとした同判決の基本姿勢を確認している。この基本姿勢に関して、注意すべきことは、武力紛争法の従来的な思考様式に重大な影響を与えるものであるということである。第一に、国際的武力紛争と非国際的武力紛争とを区別する意義が減少する。武力紛争法上、二つの紛 65

、「、[間戦争と内戦という]上記区別が徐々にその重要性を失うべきであることは自然の成り行きでしかな 20

」と述べてい 26

。そして、国際的武力紛争と非国際的武力紛争とを区別する意義が減少すれば、ある紛争を国際的武力紛争として分類するか、それとも非国際的武力紛争として分類するかという紛争分類の意義は相対化する。第二に、武力紛争法の基本構造に対する理解に変化が生じる。国際的武力紛争に適用される規則が少なくとも紛争当事者の一方を非国家主体とする非国際的武力紛争に妥当すると解するならば、国際的武力紛争に適用される規則に、「 22

、「 25

武力紛争法の基本構造が「国家」によってよりも、むしろ「人間」によって構成されると理解する方が適切であるこ、「展と普及は、国際法、とりわけ、世界共同体を悩ます問題へのアプローチに関して重大な変化をもたらしてき 24

」と

(6)

し、この武力紛争法の基本構造に対する理解の変化の背景に国際人権法の発展と普及があることに付言している。因

Meron

姿 2(

。「 25

、「 25

るものの、上記「人間指向アプローチ」にせよ、上記「武力紛争法の人道化」にせよ、これらは武力紛争法の基本構(「用される規則を「模範」とし、それを非国際的武力紛争に導入するという同判決の基本姿勢は、どちらの表現を用いて説明するにしてもこのように武力紛争法の基本構造に対する理解に変化が生じることをもたらすことになる。いずれにせよ同判決は、慣習国際法上、国際的武力紛争の敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することによって、従来不十分であると認識されてきた諸点を克服する展開を示している。この展開の結果、武力紛争法の従来的な思考様式は、様々な観点において修正を迫られている。では、そもそも、国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することは認められるのだろうか、それとも認められないのだろうか。仮に国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することが認められるとして、なぜ、この導入は認められる今日において、非国際的武力紛争を規律する武力紛争法のあり方を考えるにあたって不可欠のものであると思われるのである。本稿の問題意識は、これらの問いに対して解答を与えるための手がかりを得ることにある。

(7)

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  分析視座

ICTY

分析する傾向を表している。具体的に述べると、慣習国際法の認定方法、さらに慣習国際法を認定するにあたって示 25

ICTY

のであって、この分析それ自体は一定の意義を持つものである。実際、筆者は、限定的ではあるものの、この分析視

ICTY

25

解明することは難しいと思われる。なぜならば、この分析視座は、慣習国際法の認定を検討の中心に据えるため、慣習国際法の論点に議論を集中させることになるからである。それ故、この分析視座だけからは、国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することの可能性と限界は部分的にしか把握することができない。そこで、本稿は、この分析視座からはひとまず離れて、別の分析視座に立脚することにする。この点に関して、興味深いのは、非国際的武力紛争を規律する武力紛争法の史的展開を見ると、国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入するという考え方それ自体は一九九〇年代中葉以降の展開において史上初めて出現したものではないということである。この考え方それ自体は一九五七年ニューデリー会議から実質的に始まって一九七七年ジュネーヴ外交会議に正式に終わる第二追加議定書の成立過程において幾度も提示されるものであった。実際、こ

ICRC

ICRC

一九七四年から開始するジュネーヴ外交会議の原案となった

ICRC

提案を取り上げることにしよう。

(8)

ICRC

条に「文民たる住民の定義」を、第一五条に「文民たる住民の尊重と保護」を、第一六条に「文民たる住民の生存に 50

条は、第一項に「文民たる住民それ自体及び個々の文民は攻撃の対象としてはならない」こと、第二項に「特に恐怖軍事目標の内部にいる文民は軍事目標に向けられる攻撃から生じる危険を伴う」こと、第四項に「文民たる住民と文民はその存在によって軍事目標を攻撃から免れさせるために使用してはならない」ことをそれぞれ規定してい 56

。こ(「」)(「」) 52

ICRC

、「

ICRC

55

ICRC

に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入するという考え方を採用するものであったと捉えることができる。

ICRC

対行為規則については、第二〇条から第二三条にかけて「戦闘の方法及び手段」に関する規定を設けている。具体的条は「認められた標章」をそれぞれ定めてい 54

。このうち、例えば、第二〇条は「紛争当事者とその軍隊構成員が戦

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法政研究24巻3・4号(2020年)

闘の方法及び手段を取る権利は無制限ではない」と規定している一方で、第二一条は「背信行為により敵を殺傷し又 5(

(「」)(「」) 55

ICRC

「[ 55

、「[案の第二一条]は本質的に第一追加議定書案の第三五条を繰り返すものであ 55

」ことをそれぞれ示しているからであ 55

ICRC

ICRC

行為規則を非国際的武力紛争に導入するという考え方を採用するものであったことを意味している。

ICRC

ICTY

ICRC

姿

ICTY

ICRC

国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入するという考え方については、積極的立場と消極的立場が第二追加議定書の成立過程に存在したことを表している。では、第二追加議定書の成立過程において、なたのだろうか。仮にあったとすれば、それは条件なしに起こり得たのだろうか、それとも条件付きに起こり得たのだ

(10)

ろうか。そもそも、二つの立場の対立は何に起因したのだろうか。この分析視座の下、本稿は、非国際的武力紛争を規律する武力紛争法の形成史の一つである第二追加議定書の成立過程を辿ることによって、国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することの妥当性という課題に接近するための手がかりを得ることを目的とする。この目的から、本稿は、第二追加議定書が成立するに一九六九年イスタンブール会議、一九七一年と一九七二年の政府専門家会議、一九七四年から一九七七年までのジュネーヴ外交会議におけるやり取りをそれぞれ取り上げる。この分析視座に従って、これら諸会議におけるやり取りを逐一分析することが本稿のねらいであ 40

勿論、この分析視座の下に第二追加議定書の成立過程を分析することによって、国際的武力紛争に適用される敵対行為規則を非国際的武力紛争に導入することの妥当性という論点の全容を解明し、かつ、断定的な結論を導き出すことは困難である。なぜならば、一般論として、ある条約(または条文)の成立過程を分析することだけから解答を導き出すことは成立過程の分析結果を過大評価するものであって、それ自体は偏った作業であると言わざるを得ないか 46

ICTY

武力紛争への敵対行為規則の史的検証を扱う本稿の分析結果を用いることができれば、国際的武力紛争に適用される 42

これらを踏まえた上で、一九五七年ニューデリー会議(第一章)、一九六五年ウィーン会議(第二章)、一九六九年イスタンブール会議(第三章)、一九七一年と一九七二年の政府専門家会議(第四章)、一九七四年から一九七七年まで

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のジュネーヴ外交会議(第五章)をそれぞれ検討することにしよう。

︿注﹀(1)「武力紛争法」と「国際人道法」の各用語に関しては、その意味に若干の違いがあることがしばしば指摘されてきた。例えば、R.Kolb, Ius in bello: Le droit international des conflits armés (Helbing Lichtenhahn and Bruylant, 2005), pp. 66-6(. この点を承知した上で、

本稿は、各用語の意味を同義に理解し、敢えて「武力紛争法」の用語を使用することにする。

(2) S. Sivakumaran, The Law of Non-International Armed Conflict (Oxford U.P., 2062), pp. (4-((.(3)この時期、条約上の規則については、共通第三条と第二追加議定書に加えて一九五四年「武力紛争の際の文化財の保護に関するハー

グ条約」第一九条に言及することができる。一方で、慣習国際法上の規則については、どのような内容の規則が存在するかは不明

確であった。Ibid., p. (4.この点に関して、旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY)の設立に関与した国連専門家委員会は、「[共

通第三条、『武力紛争の際の文化財の保護に関するハーグ条約』第一九条、第二追加議定書という]条約規定に基礎を置かない国内

的武力紛争に適用される慣習国際法上の規則群はあり得ない」(Letter dated 24 May 6554 from the Secretary-General to the President

of the Security Council, Annex: Final Report of the Commission of Experts Established Pursuant to Security Council Resolution 550 (6552), S/6554/554, para. (2)とし、当時、これらの条約規定の内容が慣習国際法を反映することはあっても、これら以外に慣習国

際法はないという見解を示していた。仮にこの見解が正しければ、条約と慣習国際法のいずれにしても、これらの条約規定の内容

を持つ規則以外に非国際的武力紛争を規律する武力紛争法はなかったことになる。

(12)

(4)武力紛争犠牲者保護規則は通常ジュネーヴ法と呼ばれる規則を意味する。一般的にジュネーヴ法は、人道的考慮に立脚し、武力紛

争の犠牲者を人道的に保護・待遇することを求める規則として捉えられる。田中忠「戦闘手段制限の外観と内実――一九四九年八

月一二日のジュネーブ条約への追加議定書を中心に――」『国際法外交雑誌』第七八巻三号(一九七九年)四二―四三頁。

(5)敵対行為規則は通常ハーグ法と呼ばれる規則を意味する。一般的にハーグ法は、戦争の目的に必要なことは許されることを前提と

して、この目的にとって不必要な惨禍・加害を制限することを図る規則として捉えられる。具体的に述べれば、軍事的必要性に立

脚して、戦闘手段・方法を規制することを求める規則である。同上、四二―四三頁。

(6)真山全「ジュネーヴ諸条約と追加議定書」国際法学会(編)『日本と国際法の

(11  年第 60巻』(三省堂、二〇〇一年)一七四頁。

(7) Sivakumaran, supra note 2, p. (4.(8)国際刑事裁判の実践以外で言えば、二〇〇五年に赤十字国際委員会(ICRC)が公表した『慣習国際人道法研究』を挙げることがで

きる。この『慣習国際人道法研究』は、「第二追加議定書における敵対行為の規制の隙間は第一追加議定書のそれに類似する規則の

生成を導く国家実行を通じて広範に埋められる」(J-M. Henckaerts and L. Doswald-Beck, Customary International Humanitarian Law, Volume I: Rules (Cambridge U.P., 200(), p. xxxv)とし、本文に詳述するICTYと同様、慣習国際法上、国際的武力紛争の敵対行為規

則を非国際的武力紛争に導入することによって、非国際的武力紛争を規律する武力紛争法の充実化を図るべきであることを主張す

る。この『慣習国際人道法研究』への検討として、さしあたり、次の論考を参照せよ。I. Scobbie,

international law in the Study, ” The approach to customary “

in E. Wilmshurst and S. Breau (eds.), Perspectives on the ICRC Study on Customary International

Humanitarian Law (Cambridge U.P., 2005), pp. 6(-45.(9) ICTY, Prosecutor v. Tadic, Decision on the Defence Motion for Interlocutory Appeal on Jurisdiction, Appeals Chamber, para. 55.(

60 Ibid., paras. 600-625.)

(13)

法政研究24巻3・4号(2020年)

66 Ibid., para. 665.) 62I. Rogg and H. Rimscha,)この事件の概要については、

The Kurds as parties to and victims of conflicts in Iraq, “

International Review of ”

the Red Cross, Vol. 55 (2005), pp. 525-525.(

65D. Akande,)この事件の概要については、

Nwaoga, “

in A. Cassese (ed.), The Oxford Companion to International Criminal Justice (Oxford ”

U.P., 2005), p. 5(5.(

64 ICTY, supra note 5, paras. 620-62(.) 6( Ibid., paras. 665-62(. M. Sassòli,)これら一連のリーズニングについては、

Pénal International pour lʼEx-Yougoslavie: Tadic (Competence), La Premiere Décision de la Chambre dʼAppel du Tribunal “

( Revue Général de Droit International Public, Vol. 600 (6555), p. 625. ”

65 S. Sivakumaran,)

Re-envisaging the International Law of Internal Armed Conflict, “ ”

European Journal of International Law, Vol. 22 (2066),

pp. 225-252.(

65 Sivakumaran, supra note 2, pp. (5-(5.) 65 Memorandum of 22 March 6555 from President Antonio Cassese to Members of the Preparatory Committee on the Establishment of an)

International Criminal Court, Definition of Crimes and General Principles of Criminal Law as Reflected in the International Tribunalʼs

Jurisprudence, para. 66.(

65 ICTY, supra note 5, para. 55.)

20 Ibid., para. 55.) 26)注意すべきは、確かに同判決は国際的武力紛争と非国際的武力紛争のそれぞれに適用される規則が同一化すべきであることを述べ

てはいるものの、慣習国際法上、両者が完全に一致すべきであるとまでは述べていないことである。同判決は、「国際的武力紛争を

(14)

規制する幾つかの規則と原則が国内紛争に拡大されてきたに過ぎない」(ibid., para. 625)こと、さらに「この拡大は、これらの規則

の国内紛争への完全かつ機械的な移植という形式によって生じているのではなく、むしろこれらの規則が内容とする詳細な規制で

はなくその一般的に本質的な部分が国内紛争に適用可能となっている」(ibid., para. 625)ことをそれぞれ指摘することによって、こ

の点を慎重に断っているからである。なお、学説上は、国際的武力紛争と非国際的武力紛争のそれぞれに適用される規則が完全に

一致すべきであることを提唱する論者は数多く見受けられる。例えば、代表的な論考として、J. Stewart,

of armed conflict in international humanitarian law: A critique of internationalized armed conflict, ” Towards a single definition “

International Review of the Red Cross, Vol. 5( (2005), pp. 565-5(0; E. Crawford, “

Unequal before the Law: The Case for the Elimination of the Distinction between International

and Non-international Armed Conflicts, ”

Leiden Journal of International Law, Vol. 20 (2005), pp. 446-45(.(

22 ICTY, supra note 5, para. 55.)

25 Ibid., para. 55.)

24 Ibid., para. 55.) 2( T. Meron,)

The Humanization of Humanitarian Law, “ ”

American Journal of International Law, Vol. 54 (2000), pp. 250-255.(

25 Ibid., p. 255.) 25 Ibid., p. 255. MeronMeron)の提唱する「人道化」という用語の範囲は、武力紛争法に限定されない。は、どのように国際法全体が国

際人権法の影響の下に国家中心から個人中心に移行しているのかという問題を分析するにあたっても、「国際公法の人道化」(T. Meron,

International Law in the Age of Human Rights: General Course on Public International Law, “ ”

Recueil des Cours, Vol. 506 (2005), p. 22)

という用語を用いて検討している。

25B. Schlütter, Developments in Customary International Law: Theory and the Practice of the International )例えば、代表的な論考として、

(15)

法政研究24巻3・4号(2020年)

Court of Justice and the International ad hoc Criminal Tribunals for Rwanda and Yugoslavia (Martinus Nijhoff Publishers, 2060), pp. 220-225; N. Arajärvi, The Changing Nature of Customary International Law: Methods of Interpreting the Concept of Custom in International

Criminal Tribunals (Routledge, 2064), pp. (5-50; S. Darcy, Judges, Law and War: The Judicial Development of International Humanitarian

Law (Cambridge U.P., 2064), pp. 666-664.(

25ICTY)川岸伸「慣習国際人道法の認定方法――をめぐって――」『坂元・薬師寺先生古稀記念論集』(仮題)(東信堂、二〇二〇年刊行

予定)所収。

50 Conférence dʼexperts gouvernementaux sur la réaffirmation et le développement du droit international humanitaire applicable dans les)

conflits armés, Genève, 3 mai-3 juin 1972 (seconde session), Textes: Documentation présentée par le Comité international de la Croix-

Rouge (Genève, Janvier 6552), pp. 55-55.(

56 Ibid., p. 55.) 52 Ibid., p. 65. )第二追加議定書案の第一五条以外で言えば、文言上、第二追加議定書案の第一四条は第一追加議定書案の第四一条(「文

民たる住民の定義」)と、第二追加議定書案の第一六条は第一追加議定書案の第四八条(「文民たる住民の生存に不可欠な物の尊重

と保護」)と、第二追加議定書案の第一七条は第一追加議定書案の第四九条(「攻撃の際の予防措置」)と僅かな違いはあっても基本

的に同じであると言って差し支えないだろう。Ibid., pp. 6(-65, 55-55.(

55 Y. Sandoz, C. Swinarski and B. Zimmermann (eds.), Commentary on the Additional Protocols of 8 June 1977 to the Geneva Conventions )

of 12 August 1949 (Martinus Nijhoff Publishers, 6555), p. 6550, para. 4555.(

54 Projets de Protocoles additionnels aux Conventions de Genève du 12 août 1949 (Genève, Juin 6555), p. 55.) 5( Ibid., p. 55.)

参照

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(2) Gentian Zyberi, The Humanitarian Face of the International Court of Justice: Its Contribution to Interpreting and Developing International Human Rights and Humanitarian Law Rules

28) Robert Schuett, “Freudian roots of political realism : the importance of Sig- mund Freud to Hans J. Morgenthau’s theory of international power politics”, His- tory of

止,紛争に関連する理由で文民たる住民の移動を命ずることの禁止,無差別攻

[r]

25) Memorandum of Understanding between the United Nations and the International Criminal Court Concerning Cooperation between the United Nations Organization Mission in the

Pauwelyn, J., Conflict of Norms in Public International Law: How WTO Law Relates to Other Rules of International Law Cambridge University Press, 2003, pp.. J., “The Burden

Rodley and Basak Cali, “Kosovo Revisited: Humanitarian Intervention on the Fault Lines of International Law” Human Rights Law Review vol.. Andreopoulos, “The Challenges and

Wezeman, United Nations Arms Embargoes: Their Impact on Arms Flows and Target Behavior Stockholm International Peace Research Institute and Uppsala University, 2007;