• 検索結果がありません。

総合評価落札方式の導入について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "総合評価落札方式の導入について"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

施設の処理方式について

■専門部会における目的

■処理方式の選定フロー(例)

主要なごみ処理方式を整理・比較し、守山市として採用すべき最適な処理方式を

検討すること。

焼却方式

・ストーカ式

・流動床式

焼却方式

灰溶融

ガス化溶融

・シャフト式ガス化

・流動床式ガス化

炭化

メタン発酵

【最新のごみ処理技術について】

• 守山市が計画するごみ処理施設(熱回収施設)は 1 施設である。万一、不具合等で処理が止まってし

まった場合、公衆衛生への影響が多大である。

• 現時点では実績が少なく特に安定した稼働ができることが絶対条件である。

「炭化」

・「メタン発酵」等、新技術の採用は次期早々と思われる

【灰溶融について】

• 焼却した灰をさらに熔融して減量化・減容化することから、最終処分場の埋立容量の負荷を軽減でき

る。また、生成した溶融スラグを全て利用した場合、さらに最終処分場の大幅な延命化が図れる。

• しかし、溶融スラグの利用先・受け入れ先の確保が難しい。

• 一旦焼却した灰をさらに熔融してスラグを生成するため、焼却方式に比べてイニシャルコスト・ラン

ニングコストが大きくなる。

• また、守山市の最終処分場は最短で平成 44 年度まで残容量があり、今後新たに大阪湾フェニックス処

分場が計画される可能性もあるため、必ずしも灰溶融の必要はない。

• 平成 17 年度以降、灰溶融機能を備えていることが補助金交付の要件ではなくなった。

「灰溶融」の設置については、必要ないと考えられる

【ストーカ式焼却方式について】

• 歴史が古く、技術的にほぼ確立された方式であり、

• 維持管理費が他方式に比べ安価である。

【流動床式焼却方式について】

• 瞬間的な燃焼であり、ごみの量・質の変動が安定燃焼に与える影響が大きい。

• ストーカ式に比べ機器点数が多く、補修に係るコストがやや大きい。

【ガス化溶融方式について】

• ガス化溶融方式では投入する燃料が通常より多く必要となる。

処理

方式

安定的な稼動が実現可能で、環境対策性能の高さ、維持管理の容易さ等が優れていることから、

専門部会としての取りまとめ

第1回守山市環境施設対策市民会議専門部会 資料3

(2)

1 近年の処理方式別実績

可燃ごみの処理方式の体系を表 1 に示す。焼却処理は日本において長い間ごみ処理方

式の中心的な役割を担ってきており、現在でも可燃ごみ処理の大半を占めている。対象

とする廃棄物が、多様なごみ種が混ざった「可燃ごみ」である場合、焼却処理がごみ処

理方式の中心的役割を担ってきた。

近年のごみ焼却施設の方式別整備件数を図 1 に、その割合を図 2 に、過去 10 年間の

全件数に占める各方式の割合を図 3 に示す。

過去には流動床炉が一定割合あったが、1990 年代後半以降減少している。また、2005

年度までは灰溶融機能を備えていることが補助金交付の要件となっていたため、ガス化

炉が増加傾向にあった。しかし、現在はその要件がなくなっているため、ガス化溶融方

式やストーカ式焼却方式に併設する灰溶融施設は減少傾向にあり、ストーカ式が増加し

ている。

表 1 処理方式別施設数及び合計処理能力

処理方式

施設数

処理能力合計

(t/日)

焼却

処理

焼却

ストーカ式

※ストーカ式+灰溶融含む

883

144,083

流動床式

213

29,375

固定式

48

324

その他

99

12,424

ガス化溶融

92

16,338

炭化

4

164

その他

14

1,138

ごみ堆肥化

101

3,440

メタン化

3

109

ごみ燃料化

57

3,506

※一般廃棄物処理実態調査結果(平成 21 年度)から算出

※数値出典:大澤正明『図表で読み解くニッポンのゴミ』

(財)日本環境衛生セン

ターHP より引用し、一部加筆した。

(3)

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 建設工事受注件数( 件) 流動床炉 ガス化炉 ストーカ炉など 流動床炉 11 4 10 9 7 10 16 10 16 8 11 14 8 16 10 7 7 1 1 6 1 1 0 0 0 0 0 1 1 1 0 ガス化炉 1 2 1 1 3 3 8 27 13 8 12 9 6 4 4 2 3 4 3 ストーカ炉など 58 75 39 41 40 37 49 56 65 59 62 59 45 46 49 33 41 12 16 34 17 7 8 10 4 5 4 5 6 11 12 '81 '82 '83 '84 '85 '86 '87 '88 '89 '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11

図 1 ごみ処理方式別建設工事受注件数の推移(1981~2011 年度)

※2007 年度までは日本環境衛生センター『ニッポンのゴミ』より引用

2008 年度以降は工事契約年度毎に独自に集計を追加した。

※2005 年度までは溶融固化施設設置が交付金採択要件

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 建設工事受注件数割合( % ) 流動床炉 ガス化炉 ストーカ炉など 流動床炉 16% 5% 20% 18% 15% 21% 25% 15% 20% 12% 15% 19% 15% 25% 17% 17% 14% 6% 4% 9% 3% 6% 0% 0% 0% 0% 0% 13% 10% 6% 0% ガス化炉 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 2% 3% 2% 2% 6% 19% 32% 40% 42% 50% 60% 47% 60% 44% 50% 25% 30% 25% 20% ストーカ炉など 84% 95% 80% 82% 85% 79% 75% 85% 80% 88% 85% 81% 83% 72% 82% 80% 80% 75% 64% 51% 55% 44% 40% 53% 40% 56% 50% 63% 60% 69% 80% '81 '82 '83 '84 '85 '86 '87 '88 '89 '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11

図 2 ごみ処理方式別建設工事受注件数割合の推移(1981~2011 年度)

ストーカ

炉など

55%

流動床炉

3%

ガス化炉

42%

図 3 ごみ処理方式別建設工事受注件数割合(過去 10 年間:2002~2011 年度)

(4)

平成 14 年度から平成 23 年度までの 10 年間の建設事例を示す。

(1) ストーカ式焼却方式

沖縄県 粟国村 3 H14 機バ ストーカ ㈱川崎技研 一括 北海道 東藻琴村 6 H14 機バ ストーカ 三井金属エンジニアリング㈱ 沖縄県 那覇市・南風原町ごみ処理施設事務組合 450 H14 全連 ストーカ + 灰溶融 日本鋼管㈱ NKK・国場組・大普建設JV 鹿児島県 鹿児島市(新北部) 530 H14 全連 ストーカ + 灰溶融 三菱重工㈱ 分離 大阪府 岸和田市貝塚市清掃施設組合 531 H14 全連 ストーカ + 灰溶融 川崎重工業㈱ 一括 宮崎県 (財)宮崎県環境整備公社 579 H14 全連 ストーカ + 灰溶融 三菱重工㈱ JV 東京都 東京都二十三区清掃一部事務組合(品川) 600 H14 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 日立造船・前田・大豊JV 沖縄県 伊平屋村 3 H15 機バ ストーカ ㈱神鋼環境ソリューション 一括 和歌山県 串本町古座町古座川町衛生施設事務組合 30 H15 機バ ストーカ ユニチカ㈱ 一括 京都府 城南衛生管理組合 240 H15 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 大阪府 大阪市(新東淀) 400 H15 全連 ストーカ 日立造船㈱ 分離 東京都 東京二十三区清掃一部事務組合(葛飾) 500 H15 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱タクマ タクマ・西松・三井住友JV 佐賀県 多久市 30 H16 准連 ストーカ ㈱川崎技研 一括 福島県 田村広域行政組合 40 H16 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 神奈川県 藤沢市 150 H16 全連 ストーカ ㈱タクマ 一括 北海道 北しりべし廃棄物処理広域連合 197 H16 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 兵庫県 猪名川上流広域ごみ処理施設組合 235 H16 全連 ストーカ + 灰溶融 JFEエンジニアリング㈱ JFE・前田建設JV 大阪府 枚方市 240 H16 全連 ストーカ + 灰溶融 川崎重工業㈱ 分離 島根県 益田地区広域市町村圏事務組合 62 H17 全連 ストーカ + 灰溶融 三菱重工㈱ 一括 福島県 福島市 220 H17 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱荏原製作所 一括(あらかわEサービス) 愛知県 刈谷知立環境組合 291 H17 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱荏原製作所 荏原・清水・角文JV 大阪府 吹田市 480 H17 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱タクマ 一括 愛媛県 上島町 9 H18 機バ ストーカ 内海プラント㈱ 秋田県 八郎湖周辺清掃事務組合 60 H18 全連 ストーカ 三機工業㈱ 三機・清水JV 和歌山県 橋本周辺広域市町村圏組合 101 H18 全連 ストーカ ㈱川崎技研 一括 栃木県 那須地区広域行政事務組合 140 H18 全連 ストーカ + 灰溶融 JFEエンジニアリング㈱ JFE環境・フジタ・石川建設JV 宮崎県 延岡市 218 H18 全連 ストーカ JFEエンジニアリング㈱ JFE環境・淺沼組JV 長野県 岳北広域行政組合 35 H19 全連 ストーカ ㈱プランテック JV(プランテック・北野・滝沢) 岐阜県 山県市 36 H19 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 鹿児島県 姶良郡西部衛生処理組合 74 H19 全連 ストーカ + 灰溶融 エスエヌ環境テクノロジー㈱ 一括 静岡県 磐田市 224 H19 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 神奈川県 川崎市 450 H19 全連 ストーカ ㈱荏原製作所 一括 青森県 外ヶ浜町 10 H20 准連 ストーカ + 灰溶融 ㈱協和エクシオ 一括 茨城県 ひたちなか市 220 H20 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱タクマ 一括 石川県 金沢市 340 H20 全連 ストーカ ㈱タクマ 一括 新潟県 新潟市 390 H20 全連 ストーカ + 灰溶融 JFE環境ソリューション㈱ 一括(植木組・JFE環境サービスも参画) 兵庫県 西宮市 525 H20 全連 ストーカ JFE環境ソリューション㈱ 一括 兵庫県 にしはりま環境事務組合 89 H21 全連 ストーカ 日立造船㈱ 一括 神奈川県 秦野市伊勢原市環境衛生組合 200 H21 全連 ストーカ 日立造船㈱ 一括 大分県 別杵速見地域広域市町村圏事務組合 235 H21 全連 ストーカ 日立造船㈱ 一括 東京都 ふじみ衛生組合 288 H21 全連 ストーカ JFEエンジニアリング㈱ 一括 広島県 広島市 400 H21 全連 ストーカ JFEエンジニアリング㈱ 一括 愛媛県 松山市(西) 420 H21 全連 ストーカ + 灰溶融 日立造船㈱ 一括 沖縄県 伊是名村 3 H22 准連 ストーカ ㈱川崎技研 鹿児島県 種子島地区広域事務組合 22 H22 全連 ストーカ ㈱プランテック 北海道 西紋別地区環境衛生施設組合 26 H22 准連 ストーカ ㈱プランテック 長崎県 壱岐市 26 H22 准連 ストーカ ㈱川崎技研 福島県 相馬方部衛生組合 43 H22 全連 ストーカ ㈱タクマ 一括 兵庫県 南但広域行政事務組合 43 H22 全連 ストーカ + バイオマス ㈱タクマ 一括 北海道 空知廃棄物処理広域連合 85 H22 全連 ストーカ 日立造船㈱ 一括 徳島県 阿南市 96 H22 全連 ストーカ + 灰溶融 ㈱タクマ 一括 東京都 東京都二十三区清掃一部事務組合(練馬) 500 H22 全連 ストーカ JFEエンジニアリング㈱ JFE・東急建設JV 福岡県 福岡都市圏南部環境事業組合 510 H22 全連 ストーカ JFEエンジニアリング㈱ 浅沼組、九電工、JFE環境サービスJV 東京都 東京都二十三区清掃一部事務組合(大田) 600 H22 全連 ストーカ ㈱タクマ 東急建設JV 東京都 大島町 15 H23 機バ ストーカ エスエヌ環境テクノロジー(株) JV 岐阜県 飛騨市 25 H23 准連 ストーカ エスエヌ環境テクノロジー(株) JV 岡山県 赤磐市 44 H23 准連 ストーカ 内海プラント(株) 新潟県 村上市 94 H23 全連 ストーカ 日立造船(株) JV 静岡県 伊東市 142 H23 全連 ストーカ (株)プランテック 一括 静岡県 御殿場市小山町広域行政組合 143 H23 全連 ストーカ 日立造船(株) JV 三重県 松坂市 200 H23 全連 ストーカ 川崎重工業(株) 一括 宮崎県 都城市 230 H23 全連 ストーカ 川崎重工業(株) 一括 富山県 高岡地区広域圏事務組合 255 H23 全連 ストーカ JFEエンジニアリング(株) 一括 熊本県 熊本市 280 H23 全連 ストーカ JFEエンジニアリング(株) 一括 福岡県 福岡都市圏南部環境事務組合 510 H23 全連 ストーカ JFEエンジニアリング(株) JV 大阪府 豊中伊丹市クリーンランド 525 H23 全連 ストーカ JFEエンジニアリング(株) 一括 設計・施工業者名 契約形態 都道府県名 事業主名 規模 (t/日) 契約 年度 型式 処理方式

(5)

(2) 流動床式焼却方式

千葉県 佐倉市、酒々井町清掃組合 100 H14 全流 流動床 ㈱荏原製作所 荏原・清水・大昌JV 沖縄県 竹富町 0.4 H20 機バ 流動床 インシナー商事㈱ 沖縄県 竹富町 1.5 H21 機バ 流動床 インシナー商事㈱ 神奈川県 平塚市 315 H22 全連 流動床 ㈱荏原製作所 一括 設計・施工業者名 契約形態 都道府県名 事業主名 (t/日)規模 契約年度 型式 処理方式

(3) ガス化溶融方式

鹿児島県 いちき串木野市(旧:市来町) 24 H14 全連 ガス化 ( 改質 ) ㈱三井三池製作所 一括 徳島県 中央広域環境施設組合 120 H14 全連 ガス化 ( 改質 ) 川崎製鉄㈱ 一括 茨城県 (財)茨城県環境保全事業団 145 H14 全連 ガス化 ( シャフト ) 日本鋼管㈱ 一括 長崎県 県央県南広域環境組合 300 H14 全連 ガス化 ( 改質 ) 川崎製鉄㈱ 一括 静岡県 浜松市(旧:北遠地区広域市町村圏事務組合) 36 H15 全連 ガス化 ( シャフト ) ㈱川崎技研 岐阜県 郡上広域連合 75 H15 全連 ガス化 ( 流動床 ) 日本ガイシ㈱ 一括 高知県 安芸広域市町村圏事務組合 80 H15 全連 ガス化 ( シャフト ) JFEエンジニアリング㈱ 一括 佐賀県 佐賀県環境クリーン財団 84 H15 全連 ガス化 ( キルン ) クボタ・石川島JV 一括 福井県 大野勝山広域行政事務組合 84 H15 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 静岡県 掛川市・菊川市衛生施設組合 140 H15 全連 ガス化 ( キルン ) ㈱タクマ 一括 静岡県 島田市・北榛原地区衛生消防組合 148 H15 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日本製鐵㈱ 一括 北海道 釧路広域連合 240 H15 全連 ガス化 ( 流動床 ) 三菱重工㈱ 一括 千葉県 (株)かずさクリーンシステム 250 H15 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日本製鐵㈱ 一括 愛知県 豊田市 405 H15 全連 ガス化 ( 流動床 ) 日立造船㈱ 日立造船・リンカイ日産・陣内工業所JV 岡山県 倉敷市 555 H15 全連 ガス化 ( 改質 ) JFEエンジニアリング㈱ 一括 福岡県 北九州市(新・新門司) 720 H15 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日本製鐵㈱ 一括 熊本県 有明広域行政事務組合 50 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) 日立造船㈱ 日立造船・間JV 北海道 根室北部廃棄物処理広域連合 62 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 徳島県 鳴門市 70 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) 三機工業㈱ 一括 島根県 浜田地区広域行政組合 98 H16 全連 ガス化 ( シャフト ) JFEエンジニアリング㈱ 一括 栃木県 佐野市 128 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) 日立造船㈱ 一括 滋賀県 中部清掃組合 180 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱荏原製作所 一括 東京都 東京二十三区清掃一部事務組合(世田谷) 300 H16 全連 ガス化 ( 流動床 ) 川崎重工業㈱ 川重・飛島・地崎JV 愛知県 名古屋市/(株)鳴海クリーンシステム 530 H16 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日本製鐵㈱ 一括 岐阜県 南濃衛生施設利用事務組合 80 H17 全連 ガス化 ( 流動床 ) ユニチカ㈱ 一括 鹿児島県 肝属地区一般廃棄物処理組合 128 H17 全連 ガス化 ( 流動床 ) 日立造船㈱ 一括 静岡県 袋井市森町浅羽町広域行政組合 132 H17 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日本製鐵㈱ 一括 茨城県 さしま環境管理事務組合 206 H17 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 福岡県 筑紫野・小郡・基山清掃施設組合 250 H17 全連 ガス化 ( シャフト ) JFEエンジニアリング㈱ 一括 静岡県 浜松市 450 H17 全連 ガス化 ( キルン ) 三井造船㈱ 一括 和歌山県 岩出市 60 H18 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 三重県 伊賀南部環境衛生組合 95 H18 全連 ガス化 ( 流動床 ) 三機工業㈱ 一括 埼玉県 川越市 265 H18 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 沖縄県 倉浜衛生施設組合 309 H18 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱荏原製作所 荏原・中本工業・光南建設JV 兵庫県 姫路市 402 H18 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 新日鉄エンジニアリンググループ(+極東,三井住友建設,神崎組,日鉄環境プラントサービス,東畑建築事 務所,安井建築設計事務所,小野設計 大阪府 堺市 450 H18 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 新日鉄エンジニアリンググループ(+大建設計、日鉄 環境プラントサービス、大阪瓦斯、奥村組土 木興業、カワサキ環境エンジニアリング、利晃 建設 静岡県 静岡市(新西ヶ谷) 500 H18 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 神奈川県 相模原市 525 H18 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 兵庫県 揖龍保健衛生施設事務組合 120 H19 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 栃木県 日光市 135 H19 全連 ガス化 ( シャフト ) ㈱川崎技研 一括(川技,西松,大藤石材JV) 島根県 松江市 255 H19 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 茨城県 常総地方広域市町村圏事務組合 258 H19 全連 ガス化 ( キルン ) ㈱タクマ 一括 愛知県 岡崎市 380 H19 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 岩手県 岩手沿岸南部広域環境組合 147 H20 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 千葉県 成田市 212 H20 全連 ガス化 ( シャフト ) ㈱川崎技研 新潟県 三条市 160 H21 全連 ガス化 ( 流動床 ) 三菱重工環境エンジニアリング㈱ 一括 大阪府 堺市 450 H21 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 秋田県 秋田市 460 H21 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 一括 東京都 西秋川衛生組合 117 H22 全連 ガス化 ( 流動床 ) ㈱神鋼環境ソリューション 一括 山口県 防府市 150 H22 全連 ガス化 ( バイオ ) カワサキプラントシステムズ㈱ 一括 青森県 青森市 300 H22 全連 ガス化 ( 流動床 ) 三菱重工環境エンジニアリング㈱ 一括 埼玉県 さいたま市 380 H22 全連 ガス化 ( シャフト ) 新日鉄エンジニアリング㈱ 三重県 鳥羽志勢広域連合 95 H23 全連 ガス化 (シャフト) 新日鉄エンジニアリング(株) 一括 栃木県 芳賀地区広域行政事務組合 143 H23 全連 ガス化 (流動床) (株)神鋼環境ソリューション 愛知県 小牧岩倉衛生組合 197 H23 全連 ガス化 (シャフト) 新日鉄エンジニアリング(株) 一括 設計・施工業者名 契約形態 都道府県名 事業主名 規模 (t/日) 契約 年度 型式 処理方式

(6)

2 各処理方式の概要

焼却方式及びガス化溶融方式の概要について抜粋し、下表に整理した。

詳細な概要については、次頁以降に整理した。

表 2 焼却方式及びガス化溶融方式の概要

処理方式

特徴

焼却方式 ストーカ式

• 焼却炉としての歴史は最も古く、小~大型炉で最も実績

が多い。

• 約

70cm 程度までなら処理可能であり、金属等不燃物類

の混入も、一般的な都市ごみ程度であれば問題ない。安

定的に処理可能。

• 燃焼のための空気比が流動床式よりやや大きく、したが

って排ガス量がやや多い。

流動床式 • 破砕によりごみサイズを約 10~30cm 以下にする必要が

ある。

• 炉内に可動部がなく、また起動時間が短い。

• 燃焼が間欠的であり、その制御が難しい。

• 捕集灰が多く、集じん機の負担が大きい。

ガス化

溶融方式

シャフト式

(直接溶融

炉式)

• 金属・不燃分・灰分のメタル化及びスラグ化によって、

最終処分量を小さくできる。

• ダイオキシン類対策に優れている。

• 溶融飛灰には重金属が濃縮される。

• 常にコークス等の補助燃料が必要なため、燃料費が大き

くなり、CO

2

排出量も多くなる。

流動床式

(熱分解ガ

ス化溶融

炉式)

• 灰分のスラグ化によって、最終処分量を小さくできる。

• 金属や不燃物は分離排出することができる。

• ダイオキシン類対策に優れている。

• 常に灯油等の補助燃料が必要なため、燃料費が大きくな

り、CO

2

排出量も多くなる。

(7)

排 ガ ス 処 理 廃棄物 燃焼 後燃焼 灰 乾燥 空気 空気 空気 空 気 空気

■ 各処理方式の詳細な概要

処理方式

ストーカ式焼却方式

概要

• ストーカ式焼却方式は、3 つの階

段状の火格子(ストーカ)に分か

れた炉で燃焼させる方式であ

る。この 3 つの段で、ごみは、

乾燥・燃焼・後燃焼の順に 3

段階で効率よく完全燃焼され

る。なお、機種によってストーカ

段が 2 段階の焼却炉もある

が、基本的な機能は同じで、

ごみを乾燥→燃焼→後燃焼の

プロセスがとれる炉構造となっ

ている。

• 燃焼温度は、約 800℃~950℃

• 補助燃料なしで処理できる低

位発熱量は、約 3,780kJ/kg 以上である。処理可能な上限のごみ発熱量

は、約 14,700kJ/kg である。

メリット

• 焼却処理後の容積は、処理前の約 3.1%となる。

• 焼却処理後の重量は、処理前の約 10%となる。

• ごみホッパの入口サイズ以下であれば、破砕する必要はない。約 70

㎝以下であれば問題ない。

• 金属等不燃物類は、一般的な都市ごみに混入する程度であれば特に問

題ない。

• 排ガス・排水・飛灰ともに、ダイオキシン類の公害防止条件を満足可能であ

る。

デメリット

• 空気とごみとの接触面積が小さいため、燃焼のための空気比 は 1.6~

2.5 となる。燃焼に必要な空気量の増加に伴い、排ガス量が多くなる。

※空気比:廃棄物を完全燃焼させるために理論上必要となる空気量(理

論空気量)と、実際に必要となる空気量の比。(必要空気量

÷理論空気量)

• プラスチックの多いごみ質(湿ベースで約 25%以上

※1

)に対しては、焼却炉の構

造等について設計上の配慮が必要。

コスト

建設費:約 6,200 万(円/規模 t)

維持管理費:約 4,900(円/処理 t)

利用可能

な付帯施設

【ごみ発電】

• 新規施設は発電効率 10%以上が多い。

• マス燃焼(長い時間をかけて燃焼が進行する)のため蒸気量の変動

が少なく安定的な発電が行える。

導入自治体

(例)

和歌山県橋本周辺広域市町村圏組合(エコライフ紀北)

兵庫県にしはりま環境事務組合(にしはりまクリーンセンター)

兵庫県南但広域行政事務組合(南但ごみ処理施設)

野洲市(野洲クリーンセンター)

※1:出展:廃棄物の中間処理の実態と方策に係る調査研究報告書(平成 13 年 3 月環境事業団財

団法人廃棄物研究財団)

(8)

処理方式

流動床式焼却方式

概要

• 流動床式では、上図に示すように、

炉内に流動媒体(流動砂)が入って

おり、この砂を 650~800℃の高温

に暖め、この砂を風圧(約 15~

25kPa)により流動化させる。ごみ

を破砕した上で投入し、高温の流

動砂に接触させることによって、

ごみは短時間で燃焼される。汚泥

焼却にもよく使用されている。

• 燃焼温度は、約 800℃~1,000℃

• 補助燃料なしで処理できる低位発

熱量は、約 3,780kJ/kg 以上であ

る。処理可能な上限のごみ発熱量

は、約 21,000kJ/kg である。

メリット

• 空気とごみとの接触面積が大きく燃焼効率が高いので、燃焼のための

空気比が 1.5~2.0 程度で運転可能となる。よって、ストーカ式より排ガス

量がやや少ない。

• 焼却処理後の容積は、処理前の約 3.2%となる。

• 焼却処理後の重量は、処理前の約 10%となる。

• プラスチックは、湿ベースで上限約 50%まで混入可能。(流動砂によりプラスチック

が分散され燃焼するため。)

• 排ガス・排水・飛灰ともに、ダイオキシン類の公害防止条件を満足可能。

デメリット

• 破砕によりごみサイズを約 10~30cm 以下にする必要がある。

• プラスチックが多くなりすぎる場合は、プラスチックが固まりとなって、流動阻

害が起こる恐れもあるため、要検討。

• 金属等不燃物類について、炉底部より不燃物と同時に抜きだす流動媒

体(砂)は、不燃物の量の 10~20 倍位で設計するので、不燃物が多くな

ると抜きだしにくくなる。その他、砂分級機の能力の低下、流動砂の

循環量の増加による熱損失の増加が考えられる。

コスト

建設費:約 6,200 万(円/規模 t)

維持管理費:約 4,900(円/処理 t)

利用可能

な付帯施設

【ごみ発電】

• 新規施設は発電効率 10%以上が多い。

• マス燃焼(長い時間をかけて燃焼が進行する)のため蒸気量の変動

が少なく安定的な発電が行える。

• ごみ発電可能な最小炉規模は、長野県桐林クリーンセンターの 46.5 t/日

×2 炉

導入自治体

(例)

守山市環境センター 千葉県佐倉市、酒々井町清掃組合(酒々井リサイクル

文化センター焼却処理施設(D 系))

排 ガ ス 処 理 燃焼 廃棄物 空気 砂 灰 砂

(9)

処理方式

シャフト式ガス化溶融方式

概要

• シャフト式ガス化溶融方式は、製鉄業

の高炉の原理を応用し、ごみをコー

クスと石灰石と共に投入し、炉内で

熱分解及び溶融する処理方式で

ある。竪型シャフト炉内は乾燥帯、熱

分解帯、燃焼・溶融帯に分かれ、

乾燥帯で廃棄物中の水分が蒸発

し、廃棄物の温度が上昇するにし

たがい熱分解が起こり、可燃性ガ

スが発生する。可燃性ガスは、炉頂

部から排出されて燃焼室で二次

燃焼される。熱分解残さの灰分等

はコークスが形成する燃焼・溶融帯に下降し、羽口から供給される純酸素

により燃焼して溶融する。最後に炉底より、スラグとメタルが排出される。

• 溶融温度は、約 1,800℃

メリット

• 排ガス量は、低空気比運転が可能なことから従来型焼却技術に比べ、少

ない。(空気比 1.3 程度)

• 溶融処理後の容積は、処理前の約 2.3%となる。

• 溶融処理後の重量は、処理前の約 11.0%となる。

• 廃プラスチック類・金属等不燃物類・汚泥類等、全て処理可能。

• 排ガス・排水・飛灰ともに、ダイオキシン類の公害防止条件を満足可能であ

り、特にダイオキシン類対策に優れている。

デメリット

• 常に補助燃料としてコークス等の投入を要するため、燃料費が嵩み、CO

2

排出量も多くなる。

• 溶融飛灰には重金属が濃縮される。

コスト

建設費:約 6,300 万~約 6,900 万(円/規模 t)

維持管理費:約 4,000~約 9,000(円/処理 t)

利用可能

な付帯施設

【ごみ発電】

• コークスを使用する場合、ごみ処理量当りの発電量は、他の方式に比

べ高い。

導入自治体

(例)

島根県浜田地区広域行政組合(エコクリーンセンター)

(10)

処理方式

流動床式ガス化溶融方式

概要

• 流動床式ガス化溶融方式は、流

動床を低酸素雰囲気で 500~

600℃の温度で運転し、廃棄物

を部分燃焼させ、さらに、部分

燃焼で得られた熱を受けた廃

棄物が熱分解して発生する可

燃性ガスを燃焼させる熱でごみ

を溶融する技術である。

大部分の可燃性のガスと未燃

固形物等は、溶融炉に送られ

る。溶融炉では、可燃性ガスと

未燃固形物を高温燃焼させ、灰分を溶融しスラグ化する。

• 溶融温度は、約 1,300℃

• 自己熱での溶融可能限界は、7,100kJ~7,600kJ 程度とされるが、実際

の稼働状況では、約 9,200kJ 程度。

メリット

• 流動床内の直接加熱により熱分解に必要な熱を供給するため、加熱用

の空気の生成が不要である。

• 流動床において廃棄物中の不燃物や金属を分離排出することができ

る。

• 排ガス量は、低空気比運転が可能なことから従来型焼却技術に比べ、少

ない。(空気比 1.3 程度)

• 処理後の容積や重量はシャフト式と同等。

• 排ガス・排水・飛灰ともに、ダイオキシン類の公害防止条件を満足可能であ

り、特にダイオキシン類対策に優れている。

デメリット

• 常に補助燃料として灯油等の投入を要するため、燃料費が嵩み、CO

2

排出量も多くなる。

コスト

建設費:約 6,000 万(円/規模 t)

維持管理費:約 6,700(円/処理 t)

利用可能

な付帯施設

【ごみ発電】

• ごみ処理量当りの発電量は、コークスを使用するシャフト式に比べ小さい

が、飛散ロスが少ないこと、排ガス量が少ないことから、自己消費

電力は少ないため、総合的なエネルギー効率はよい。

導入自治体

(例)

三重県伊賀南部環境衛生組合(伊賀南部クリーンセンター)

福井県大野・勝山地区広域行政事務組合

岐阜県南濃衛生施設利用事務組合

徳島県鳴門市(鳴門クリーンセンター)

和歌山県岩出市(岩出クリーンセンター)

(11)

参照

関連したドキュメント

3He の超流動は非 s 波 (P 波ー 3 重項)である。この非等方ペアリングを理解する

Two kinds of SF wetlands purify water better than FWS wetland, however there is not obvious difference between two kinds of SF wetlands with gravel and artificial fillings.. Two

出典)道路用溶融スラグ品質管理及び設計施工マニュアル(改訂版)((一社)日本産業機械工業会 エコスラグ利用普及 委員会)..

しかし何かを不思議だと思うことは勉強をする最も良い動機だと思うので,興味を 持たれた方は以下の文献リストなどを参考に各自理解を深められたい.少しだけ案

[r]

この節では mKdV 方程式を興味の中心に据えて,mKdV 方程式によって統制されるような平面曲線の連 続朗変形,半離散 mKdV

参加方式 対面方式 オンライン方式 使用可能ツール zoom Microsoft Teams. 三重県 鈴鹿市平田中町1-1

方式で 45 ~ 55 %、積上げ方式で 35 ~ 45% 又は純費用方式で 35 ~ 45 %)の選択制 (※一部例外を除く)