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第 2 章本県農業 農村の現状 第 2 章本県農業 農村の現状 1 農業生産の動向 (1) 農業生産額本県の農業生産額は 昭和 53 年のピーク時には 1,30 億円に達しましたが 近年は 90 億円前後で推移しています 平成 26 年は2 月の記録的な豪雪被害の影響等により 876 億 2 千 8

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(1)第 2 章 本県農業・農村の現状. 第2章. 本県農業・農村の現状. 1 1 農業生産の動向 農業生産の動向 (1) 農業生産額 本県の農業生産額は、昭和 53 年のピーク時には 1,300 億円に達しましたが、近年 は 900 億円前後で推移しています。 平成 26 年は2月の記録的な豪雪被害の影響等により、876 億 2 千 8 百万円となりま した。品目別では、果実が 498 億円で全体の 56.8%を占め、続いて畜産物が 133 億円 で 15.2%、野菜が 114 億円で 13.0%となっています。. 図1 ‑ ( 1 ) ‑ 1. 農業生産額の推移 その他 畜産物 花 き 特産農作物 野 菜 果 実 麦、雑穀等 米 88. (10億円) 140 131 120. 112 100. 100. 91. 90. 80 60 40 20 0 S53 H2. 7. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. (出典:山梨県農政部). 表1 ‑ (1 ) ‑ 1. 農業生産額の推移 単位:百万円、(%). 項 目 米. S53 13,516. H2 (10.3). 10,570. H12 (9.4). 8,547. H22 (8.5). 6,337. H26 (7.0). 5,156. (5.9). 麦、雑穀等. 1,528. (1.2). 1,457. (1.3). 1,531. (1.5). 1,542. (1.7). 1,100. (1.3). 果 実. 53,785. (41.0). 57,064. (50.7). 54,001. (53.9). 50,543. (55.6). 49,773. (56.8). 野 菜. 16,444. (12.5). 17,851. (15.9). 12,518. (12.5). 11,333. (12.5). 11,434. (13.0). 特産農作物. 17,909. (13.6). 2,922. (2.6). 536. (0.5). 282. (0.3). 191. (0.2). 花 き. 800. (0.6). 2,750. (2.4). 6,088. (6.1). 5,427. (6.0). 3,946. (4.5). 畜産物. 26,828. (20.4). 19,301. (17.2). 15,924. (15.9). 13,225. (14.5). 13,281. (15.2). その他. 438. (0.3). 576. (0.5). 1,067. (1.1). 2,207. (2.4). 2,747. (3.1). 131,248. (100.0). 112,491. (100.0). 100,212. (100.0). 90,896. (100.0). 87,628. (100.0). 計. (出典:山梨県農政部). ‑ 2 ‑.

(2) 第 2 章 本県農業・農村の現状. (2) 品目別作付面積等の状況 作物別の作付面積は、果樹が 42%を占め、次いで水稲 21%、野菜 13%となってい ますが、年々減少傾向にあります。また、家畜飼養羽頭数は豚を除き、乳用牛、肉用 牛、採卵鶏とも減少傾向にあります。 図1 ‑ (2 ) ‑ 1 (ha). 品目別作付面積の推移. 水稲作付面積. (ha). 果樹品目別栽培面積. 15,000. 6,000 5,572 5,500 5,090. 12,000. その他. 9,000. りんご うめ. 5,000. 6,000. すもも. 4,500. 3,000. もも. 4,000. 0 H12. 17. 22. H12. 26. (ha). 野菜品目別作付面積. (ha). ぶどう. 17. 22. 26. 花き品目別作付面積. 200. 4,000. その他. その他. だいこん. 3,000. 150. つけな. シクラメン. はくさい. 2,000. 花壇苗. 100. キャベツ. コチョウラン シンビジウム. スイートコーン. 1,000. 50. なす. スターチス. トマト. 0. バラ. 0. きゅうり. H12. 17. 22. 26. H12. 17. 22. 26. キク. (出典:山梨県農政部). 表1 ‑ (2 ) ‑ 1. 作物別栽培面積の推移 単位:ha. 項目 米. H2. H7 7,050. H12 6,708. H17 5,572. H22 5,540. H26 5,290. 5,090. 麦、雑穀等. 1,893. 1,479. 1,447. 1,234. 1,086. 1,043. 果 実. 13,500. 12,600. 11,500. 11,000. 10,674. 10,311. 野 菜. 4,995. 4,367. 3,860. 3,476. 3,171. 3,081. 花 き. 115. 126. 154. 159. 157. 131. (出典:山梨県農政部). ‑ 3 ‑.

(3) 第 2 章 本県農業・農村の現状. 図1 ‑ ( 2 ) ‑ 2 (戸) 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0. 家畜飼養戸数、頭羽数の推移. 家畜飼養戸数. 頭羽数(豚). (千頭) 頭羽数 6. 採卵鶏 豚 肉用牛 乳用牛. 5 4 3 2 1 0. H12 17 22 26. 頭羽数(採卵鶏) (千頭) (千羽) 70 700 乳用牛 60 600 肉用牛 50 500 40 400 30 300 20 200 10 100 0 0 H12 17 22 26 H12 17 22 26 H12 17 22 26 (出典:山梨県農政部). 2 2 水産業生産の動向 水産業生産の動向 (1) 水産業生産額. 図2 ‑ ( 1 ) ‑ 1. 平成 26 年の水産業 生産額は、9 億 7 千 6. 水産業生産額の推移. (百万円) 2,500. 百万円となっており、. 2,000. 近年は 10 億円前後で. 1,500. 推移しています。. 1,000. 2,191 1,937 1,352 1,248 1,063. 1,026. 976. 500 0 S53 H2 7. 12 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 (出典:山梨県農政部). (2) 魚種別生産量 生産量の多い、ニジマス、ヤマメ類は年により増減はあるものの、廃業などにより 減少傾向となっています。 図2 ‑ ( 2 ) ‑ 1 (t) 1,200. 魚種別生産量の推移. ニジマス. (t). (t). ヤマメ類. 400 350 300 250 200 150 100 50 0. 1,000 800 600 400 200 0 H12 17. 22. 26. アユ. 30 25 20 15 10 5 0 H12 17. 22. 26. H12 17. 22. 26. (出典:山梨県農政部). ‑ 4 ‑.

(4) 第 2 章 本県農業・農村の現状. 農家・農業者の現状 33農家・農業者の現状 (1) 農家戸数 平成 22 年の農家戸数は 36,805 戸で、平成 17 年に比べ7%減少しています。内訳 をみると、販売農家※1及び自給的農家※2ともにやや減少していますが、専業農家は平 成 12 年から増加に転じています。 ※1 ※2. 販売農家:経営耕地面積 30a 以上又は農産物販売金額が年間 50 万円以上の農家 自給的農家:経営耕地面積 30a 未満かつ農産物販売金額が年間 50 万円未満の農家. 図3 ‑ ( 1 ) ‑ 1. (戸) 60,000. 農家戸数の推移. 52,306 47,255. 50,000 40,000. 自給的農家 第2種兼業農家 第1種兼業農家 販売農家 専業農家 42,741 39,721 36,805 16,261 17,192 16,762. 18,318. 17,181. 30,000 20,000 10,000 0. 17,970. 15,508. 14,637. 8,531. 8,268. 7,487. 6,298. 5,682 6,161. H2. H7. H12. 12,108. 9,801. 3,988 6,433. 3,126 7,116. H17 H22 (出典:農林業センサス). (2) 農業就業人口 平成 22 年の農業就業人口※1 は 33,271 人で、平成 17 年に比べ 19%減少しています。 このうち 65 歳以上の割合は、平成 2 年の 38%から平成 22 年には 67%に上昇し、高 齢化が進んでいます。 ※1. 農業就業人口:自営農業に従事した世帯員のうち、1年間に自営農業のみに従事した者、又は農業と それ以外の仕事の両方に従事した者のうち自営農業が主の者. 図3 ‑ ( 2 ) ‑ 1. 農業就業人口の動向(販売農家). 農業就業人口. (人) 70,000. 65歳以上の農業就業者の割合. 60,000 50,000. 48%. 40,000. 38%. 30,000. 62,533. 20,000. 55%. 60%. 67%. 80% 70% 60% 50% 40%. 52,234. 47,694. 10,000. 40,883. 30% 33,271. 20% 10%. 0 H2. 7. 12. ‑ 5 ‑. 0% 17 22 (出典:農林業センサス).

(5) 第 2 章 本県農業・農村の現状. (3) 認定農業者、大規模農業経営体 農業生産の中核を担う認定農業者※1は、平成 26 年度末で 3,027 経営体となり、年 々増加傾向となっています。 また、農地集積等に取り組む法人への重点支援や企業参入の推進により、経営面積 10ha、販売金額 1 億円を目指す大規模農業経営体も着実に増加してきています。 ※1. 認定農業者:農業経営基盤強化促進法に基づいて、市町村が認定する効率的かつ安定的な農業 経営を目指す農業者. 図3 ‑ (3 ) ‑ 1. 認定農業者の推移. 図3 ‑ (3 ) ‑ 2. 大規模農業経営体数の推移. (経営体) 50. (経営体) 3,500 3,027 3,000 2,179 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 H18 19 20 21 22 23 24 25 26. 40 30 20 10. 11. 13. 13. H18 19. 20. 21. 7. 17. 17. 22. 23. 39. 41. 25. 26. 21. 0 24. (出典:山梨県農政部). (4) 新規就農者 県内の新規就農者数は、平成 18 年度以前は年間 50 人前後で推移していましたが、 平成 19 年度に県就農支援センターを設置し、就農相談や農業大学校における就農前段 階の研修を充実したことなどにより、平成 19 年度から増加に転じています。 平成 26 年度には、新規自営就農者が 144 人、農業法人等への新規雇用就農者が 130 人と計 274 人が新たに就農しました。就農形態別では新規学卒就農が少なく、Uター ン就農や新規参入就農が多い傾向にあります。 図3 ‑ ( 4 ) ‑ 1. 新規就農者の推移. (人) 300. 274. 新規雇用就農 定年帰農 新規参入 Uターン就農 新規学卒就農. 250 200. 248 207 185. 59 18. 43. 4. 13 28 2. H12. 13. 37. 0. 81. 23. 22. 13. 46. 57. 60. 58 6. 56 3. 66. 100 50. 130 116. 65. 150. 224. 56. 50. 52 43. 8. 1. 12 30 1. 15 27 2. 15. 16. 17. 16. 10. 36. 39. 4. 14. 71. 74. 39. 34. 18 12 2. 17 20 3. 18. 19. ‑ 6 ‑. 82. 100 15. 30. 31. 39. 34. 27. 37 9. 48. 63. 7. 10. 21. 22. 21 3. 20. 11 65. 66 2. 23 24 25 26 (出典:山梨県農政部).

(6) 第 2 章 本県農業・農村の現状. (5) 企業参入. 図3‑(5)‑1. 県内に農業参入する企業は、支援. 企業の農業参入の推移. 120 (経営体). 体制を整備した平成 20 年度から一段. 80. と増加傾向にあり、この 10 年間で約. 40. 10 倍になっています。. 52. 39 23 30 19 16 11. 76. 64. 88. 98. 0 H16. 18. 20 22 24 26 (出典:山梨県農政部). 農業経営 44 農業経営 県内農業者の総所得は 400 万円前後で推移していますが、総所得に対する農業所得 の割合は約 30%と低い状況にあります。 図4 ‑ 1 6,000 5,000. 県内農業従事者の農業所得の推移 年金等の収入 農外所得 生産関連事業所得 農業所得. (千円) 4,685 3,822. 4,000. 4,261. 4,097. 1,674. 2,285. 3,000. 1,785. 2,000. 4,554. 2,286. 763. 781. 3. 16. 9. 1,348. 17. 9. 1,114. 1,203. 1,146. H16. 17. 18. 19. 0. 4,519. 3,931. 3,723. 2,213 2,447. 907. 1,000. 4,079. 1,731. 2,153 1,747. 1,049. 4,438. 2,096. 2,300. 1,612 462. 473. 26. 1,124. 4 1,091. 1,144. 76 874. 20. 21. 22. 23. 816. 621. 46. 42. 1,444. 1,172. 24 25 (出典:農林水産省). 地産地消の拠点となる農産物直売所は順調に開設件数が増加し、販売額も増加して きましたが、近年、多くの集客が見込まれる大型の直売所に集約化される傾向も見ら れ、開設件数は減少に転じています。販売品目は、野菜が 4 割以上を占め、次いで果 物、穀類豆類となっています。 図4 ‑ 2 (億円) 60 50. 96. 103. 販売総額 直売所開設件数 (箇所) 125 125 125 122 118 118 140 121 121 110 109 120. 40 30 20 10. 21. 図4 ‑3. 直売所数と販売額の推移. 28 31. 36. 53 55 49 50 52 45 44 42. 17. 畜産物 2.0%. きのこ 100 2.0% 80 花き 60 5.2% 40. 0 H15. 畜産加工 0.9%. 19. 21. 23. 25. ‑ 7 ‑. その他 1.8%. 農産加工 14.1% 野菜 41.0% 果物 24.1%. 20. 0. 販売品目割合. 穀類豆類 8.8%. (出典:山梨県農政部).

(7) 第 2 章 本県農業・農村の現状. 55 耕耕 地地 (1) 経営耕地面積 平成 22 年の経営耕地面積※1は 17,817ha となっており、平成 17 年に比べ 6%減少 しています。 一方、耕作放棄地は平成 17 年まで増加傾向となっていましたが、平成 20 年度から の市町村による実態調査と、それに基づく関係機関の各種対策等により、平成 22 年に は 3,118ha となり、平成 17 年に比べ 134ha 減少しています。 ※1. 経営耕地面積:農家(経営耕地面積 10a 以上又は農業生産物の総販売額が年間 15 万円以上あっ た世帯)が経営する耕地の面積. 図5 ‑ ( 1 ) ‑ 1. 経営耕地面積の推移(販売農家). (ha) 30,000 27,013. 図5 ‑ ( 1 ) ‑ 2. 耕作放棄地面積の推移. (ha) 23,823. 4,000 21,328. 20,000. 18,931 17,817. 3,000. 2,641. 2,959. 3,252. 3,118. 17. 22. 2,000 10,000 1,000 0 H2. 7. 12. 17. 0. 22. H7. 12. (出典:農林業センサス). (出典:農林業センサス). また、市町村において平成 20 年度から実施されている荒廃農地の発生状況調査に よると、本県において再生利用すべき荒廃農地は、平成 25 年で 2,713ha となってい ます。. 図5 ‑ ( 1 ) ‑ 3. (山梨:ha) 8,000 6,000 4,000 2,000. 荒廃農地面積の推移 再生利用が困難と見込まれる荒廃農地. (全国:ha). 再生利用が可能な荒廃農地 荒廃農地面積計(全国). 280,000. 6,480. 6,404. 3,668. 3,691. 5,151 2,502. 270,000. 260,000 2,649. 2,812. 2,713. H23. 24. 25. 0. 250,000 (出典:農林水産省). ‑ 8 ‑.

(8) 第 2 章 本県農業・農村の現状. (2) 耕地の整備状況 水田については、峡北地域を中心に整備が進んでおり、平成 26 年度までの整備率 は 67.4%となっています。 一方、畑地の整備は水田に比べて遅れており、整備率は 25.5%にとどまっています。 表5 ‑ (2 ) ‑ 1. 区分. 水田及び畑地の整備済面積※1と整備率※2. 地目別耕地 面積の県計. 平成22年度まで 整備済面積. 平成24年度まで. 整備率. 整備済面積. 平成26年度まで. 整備率. 整備済面積. 整備率. 水田. 8,100ha. 5,427ha. 67.0%. 5,448ha. 67.3%. 5,457ha. 67.4%. 畑地. 15,500ha. 3,481ha. 22.5%. 3,698ha. 23.9%. 3,948ha. 25.5%. ※1 整備済面積:区画整理等の基盤整備を実施した耕地面積 ※2 整備率:整備済面積/地目別耕地面積. (出典:山梨県農政部). (3) 農地中間管理機構 平成 26 年度から始まった農地中間管理機構の農地借受に対し、合計 466 人の応募 がありました。このうち、地域別では6割以上が峡東地域を希望しており、作物別で も果樹が7割以上を占めています。 一方、果樹を希望する者の多くが、成園や現在耕作している果樹園に隣接した農地 を希望していることから、条件に見合う農地が少なく、借受希望面積 302ha に対し、 機構貸付面積は 49ha にとどまっています。 [農地中間管理機構] 農地中間管理機構は、農業経営の規模拡大、農用地の集団化、新規参入の促進等に よる農用地の利用の効率化及び高度化を図ることを目的に、農用地の中間受け皿とし て、平成 26 年度から各県に 1 つ設置され、本県では、山梨県農業振興公社が農地中間 管理機構に指定されています。. ‑ 9 ‑.

(9) 第 2 章 本県農業・農村の現状. 7鳥獣被害の状況 6 鳥獣被害の状況 野生鳥獣による農作物への被害が全国的に深刻化しています。本県においては、各 種対策により獣害の被害面積は年々減少傾向にあるものの、被害金額は2億円前後で 推移しています。獣種別の被害金額ではニホンザル、イノシシ、ニホンジカの順で多 くなっています。 図6 ‑ 1. 獣害の被害面積の推移. (ha) 250. 210 182. 200. 172. 154. 150. 22. 23. 150. 162. 146. 100 50 0 H19. 20. 21. 24. 25. (出典:山梨県農政部) 図6 ‑ 2. 獣害の被害金額の推移. その他 ニホンジカ イノシシ ニホンザル. (百万円) 250 200 150 100 50. 44 23. 45. 48. 44. 28. 26. 29. 44 37. 44 45 40 41 61. 56. 54. 51. 56. 54. 67. 63. 64. 61. 60. 67. 63. H19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 43. 0 (出典:山梨県農政部). ‑ 10 ‑.

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